和束・信楽サイクリング 2006.11.25
年月日/2006年11月25日
バイク/PINARELLO F3:13 Road Bike
目的/京都府和束町~滋賀県旧信楽までのロードを楽しむ。
ポイント/①大阪との間を完全自走,②和束町~信楽まで府道5号をメインに走る,③新サイクルコンピューターの調子の確認。
内容/
11月25日(土曜日)の天気は下り坂気味だが日中は持ちこたえそうなのでサイクリングに出かけることにした。翌日の日曜は雨の予報だし。
当初は、先週サイクルコンピューター(以下、サイコンと略す)の不調で断念した京都府旧美山町を目指そうと夜明け前の5:30頃出発したのだが、直ったと思ったサイコンが途中の淀川河川敷で再び誤動作。直らずに、また諦めて自宅に戻った。
どうしても美山町に行かせたくないらしい。
以前に買って、傷が付いたために外してそのままになっていた古いサイコンが有ったので、それに交換。
こちらの方が調子は良さそう。調子の悪いほうのサイコンは新タイプで、トランスミッターからハンドル部の本体までデジタルワイヤレス信号が送られるのだが、交換したほうは古いタイプでアナログのワイヤレス信号。
調子を見がてら、走ってみようと思ったが、時刻はすでに8:00。もう美山町を回る当初の予定コース(250km)だと日没必至。冬になると路面が凍結してロードバイクには危険なロードになりそうなので、美山町サイクリングは来年暖かくなってからということにしよう。
予定変更ということで、淀川と木津川のサイクリングロードを走ってサイコンの調子を確認し、そのまま問題無ければ、京都府南部の和束町から滋賀県甲賀市の信楽まで往復することにした。北へ向かうつもりが東・・・。結局全く全然違う方角の目的地になった。
8:00頃に自宅を出発。いつもの淀川河川敷、府道13号で淀川沿いを東進。次いで八幡・木津サイクリングロードを走って、京都府木津町の終点泉大橋前に到着。時刻は10:15。
サイコンの調子は良い。このまま予定通り和束町・信楽に向かうことにした。
ブログ開設以前に信楽まで一度走ったことが有るのだが(「信楽・伊賀上野サイクリング2005.10.30」参照)、その時はサイクリングロード途中で山城大橋を渡り、交通量の多い国道307号で向かった。今回は府道5号を走る。
交通量の多い国道163号を避けるために、御馴染みの府道47号を走ってJR加茂駅前に到着。時刻は10:30。
今度は府道44号を走り、恭仁大橋で木津川を渡る。
このまま真っ直ぐに行くと国道163号に出てしまうので、橋を降りるとすぐに右折。
加茂町岡崎から井平尾の民家の間の道を走る。こちらの方が快適。
昭和っぽい・・・それより古い?民家が並ぶ。
加茂町から府道5号を使って和束町・信楽を走るロードレーサーは多いが(定番練習コース)、殆どの人はこの裏道を使って国道163号を避けている。
裏道を進むと国道163号に出くわす。横断して真っ直ぐ府道5号に入る。
府道5号を北東に進む。まずは和束川沿いの快適渓谷コース。
進行方向が下流から上流に進むほうなので、若干登り気味だが辛くは無い。フラットに近い。
茶畑も散見される。
だんだん和束町の中心部に近づいて民家が見え始めた。
府道32号と府道62号の合流地点まで信号が無い。ちょっとここまで大型ダンプなどで交通量も多いが。
府道32号と府道62号の合流地点のコンビニ前で草もちを買って食べた後(6個購入して3個食べて残りをあとで・・)、町中心部を抜けて先に進む。
また和束川沿いの快適ロード。急に交通量が少なくなった。普通乗用車がチラホラ程度。
いや~、走り易いですな。気持ちいいです。このあと、ずっと信号は無い。確かにロードレーサーの練習にはちょうどいいだろう。定番コースになるのも納得。
道のすぐそばまで茶畑が迫っていたり。
途中で集落。
のどかですな。
民家の間の道を抜けていく。
和束川も上流に向かうにつれて川幅が狭くなってきた。
集落を過ぎ、林間部,田園風景を抜けて走る。
どうせ練習するならこういう所のほうがいいでしょうな。
途中で公園らしき所も有ったり(名前は忘れた・・・有料です)。
ちょっとだけ紅葉。
府道5号はいい道ですな~。
やや緩い上り坂のあと、京都府と滋賀県の県境に到達。
昔は信楽町だったが、今は合併で甲賀市になっている。
このあと暫く緩い下り坂。すると府道5号も終わって国道307号に合流(下の写真の左上)。
僕が走ってきた府道5号は上の写真の右上に有る、先の道路。府道5号を出て右折すると(自転車は2段階右折だよ~)国道307号を信楽に向かうことになる(上の写真の右下)。ただし交通量は多い。そこで府道5号から直進して、民家の間の裏道に入る(上の写真の左下)。
この裏道(下の写真の左)で国道307号と概ね並行してそのまま信楽に行けるのだが、あえて途中で別の裏道(下の写真の右)に入って一旦北上する。
北から回り込んで信楽に入ることになるが、途中に峠が有るらしい。サイクリングには一つぐらいは峠を入れておきたい。もっともどんな峠だか知らないが・・・。厳しいか?緩いか?
短い坂を登ると杉林の林間ロード。
花粉症なのだが今の季節は大丈夫。車は殆ど通らない。静かで気持ちいいですな。
こちらに入って正解。気持ちいいです。
上の写真のあと、ちょっと見通し悪いカーブの多い登坂。峠越えですな。ようやく汗をかいた。
それなりの坂だったが、コンパクトドライブ34Tを使えば問題無し。それほど距離も長くないし。
このあと少し下って田園風景の集落に到着。そして県道522号に合流。右折。
のどかな田園集落です。
「赤鬼」ってなんだ??
このまま進んで信楽カントリー倶楽部の前を過ぎると、県道12号に合流。
右折すると信楽方面なのだが、結構な激坂が見える。「今峠」越えだ。
どのくらいの距離が有るのだか分からないが、心してかかろう。
・・・と思ったら・・・・
カーブを曲がったらあっさりと峠を越えちゃいました。拍子抜け。短いですな。
このあと信楽中心部まで山間部の爽快な下りが続く。カーブが多いが、直線が長い部分も有るので、下りのブレーキングの練習にはいいかも。でもくれぐれも反対車線に出ないように要注意。一気に下りなのでこの部分の写真は無い。
こちらの下りが長いということは、信楽中心部からの「今峠」越えのほうが辛いかも。僕はその前の林間ロードとかで少しずつ登っていたので「今峠」自体は短くて楽だったわけかな?
下りきると、信楽町の中心部に着いた。時刻は13:30頃。
たぬきが歓迎です。
みんな姿勢が悪いぞ。首と背筋を伸ばしてしゃきっとせんか!
ロードバイクと信楽タヌキの遭遇ですな。
ゴメン、ゴメン。
信楽焼きの工房や販売店舗はいくつも有って散らばっているが、中心は「陶芸の森陶芸館」だろう(下の写真)。
販売所のほかに、体験コーナー、信楽焼きの歴史を見られる「信楽古陶館」(上の写真の右下)等々も有る。
しかし、すごい数ですね。大小様々。
↓フクロウも有る。
↓かえるも有る。下の写真は店のオブジェだが、小さい物も販売されている。
↓この陶芸館のマスコット犬らしい。大人しくていい子。
↓陶芸館以外にもこんな雰囲気の工房と店舗も有る。
信楽は実は結構田園風景の多い集落。
こういう風景は落ち着きますな。
国道307号と並行して田園風景の中を「信楽高原鉄道」が走っている。
電車の通過を待っていたが、なかなか来ないので諦めた。
「信楽高原鉄道」はJR草津線貴生川駅と連絡していて、終点はここ信楽。以前一度乗ったことがあるが、車窓からの眺めがとてもいい路線だった。
たまには電車の旅もいいかも。
もう時刻は14:00頃。日没前に淀川河川敷まで戻りたいので、もう帰路につくことにした。
行きはJR加茂駅を10:30に出発して信楽に13:30に着いたから、逆算していくと同じペースでは駄目。行きは景色を眺めながら写真も撮るために止まり、のんびり走り過ぎた。
帰りはひたすら走るパターンで行く。写真は極力撮影しない。
まずは、行きと違って裏道を使わずに、一気に国道307号を突破して最短コースで府道5号を目指す。乗用車に負けないつもりで(勿論抜かされますが)ガンガン行く。
府道5号に入ると信号も無く交通量も激減するので走り易い。30~40km/hrキープで走行。
15分ぐらいで京都府に帰ってきた(下の写真の左上)。
このまま同じペースでひた走る。基本的に和束川の流れに沿うので、全体的に微妙に下りなので楽。
行きは止まって景色を楽しんだが、帰りは走りながら流れる景色を楽しむ。これぞ!走り抜けるツーリングの醍醐味!最高ですな(別に速くないですが・・・)。
休憩無しで走り続け、無事にJR加茂駅まで戻ってきた。時刻は15:00。行きは3時間かけて、帰りは1時間。ホントは加茂町から結構近いのかも。
JR加茂駅前で、行きに和束町で買った草もちを食べてエネルギー補給(下の写真の右上)。
あ~・・・真剣に走ったあとは旨いですな。
ここからも行きと全く同じルートを逆に辿る。
八幡・木津サイクリングロードの起点「泉大橋」に戻って(上の写真の左下)、サイクリングロードを休み無しの25~30km/hrで走り続ける。
そのまま「御幸橋」手前から府道13号に入りスピードアップ。40km/hr前後で抜ける。
無事に楠葉で淀川土手に入った(上の写真の右下)。やっとここで休憩。真っ暗になる前にここまで戻れた。時刻は16:45頃。
淀川土手を走り始めて17:00を過ぎるともう真っ暗(早いな)。路面が見辛いので慌てずにゆっくり走行。帰りは頑張ったので少し疲れたし。
無事に18:00頃自宅に到着。
今日のコースの一部はロードレーサーの定番練習コースにもなっていて、その走りやすさを味わうことができた。何よりも景色がたいへん良かったし、ツーリング気分満喫。タヌキにもたくさん逢えたし・・・。
サイコンも調子が良く、このままこれを使おう。
美山町には行けなかったが、代わりにいい所を楽しめた。距離も久しぶりに180km台に入ったので満足。
楽しいサイクリングでした。
コース概略/自宅→豊里大橋→淀川土手・河川敷→楠葉→府道13→八幡・木津サイクリングロード→府道47→府道44→恭仁大橋→加茂町岡崎→井平尾→府道5→甲賀市中野→県道522→県道12→陶芸の森陶芸館→信楽・勅旨→国道307→府道5→加茂町井平尾→岡崎→恭仁大橋→府道44→府道47→八幡・木津サイクリングロード→府道13→楠葉→淀川土手・河川敷→豊里大橋→自宅
走行距離/186.87km
走行時間/8hr16min
平均速度/22.60km/hr
最高速度/記録エラー
PINARELLO Road Bike積算距離/522km
全Bike積算距離/8826km
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Comments
また笑ってしまいました(^m^*)
タヌキさんのところのセリフ・・・やっぱり抜群に面白いです~♪
« 投稿: nanao 2007年6月 4日 (月) 15時29分
記事の移植作業お疲れ様です。記事の日付も少しずつ現在に近づいてきているのでしょうか?何だかいままでのサイクリングをもう一度再現されてるような気分なのではないですか?もしかしたら無事移し替え完了の暁には脳内サイクリングの成果で筋肉隆々に…なりませんよね…やっぱり(^^;)。
あまり無理せず進めてくださいね~。
« 投稿: お花見 2007年6月 4日 (月) 16時01分
真剣に走らなくても草餅は美味しいです(;´▽`lllA`` マスコット犬、よく見ると横座りしてる~(llllll〃^∇^)o_彡 信楽高原鉄道の大事故があった前の日に乗車していたあさたろうです。タヌキさんは確かに何故か首を傾げていますよね、まあそれが可愛く?もあるんですが。今日わざわざ湖岸をちょっとチャリで走って来ました。もちろん目的は「レーパン」。ピチピチのやつですね、確かにヒップラインを見ると下着のラインがないのでなるほど、と納得。皆さん、カッチョいいヘルメットかぶって締まった体で!すね毛を剃っているかどうかまでは確認できませんでした。ジロジロ見てごめんなさいm(__)mってここで謝ってどうする(^^?)
« 投稿: あさたろう 2007年6月 4日 (月) 20時06分
nanaoさん>
ありがとうございます。
既にご覧頂いた記事でしたね。
インコの記事も早く再開させて台詞を入れて遊びたいです。
« 投稿: Katze 2007年6月 5日 (火) 01時35分
お花見さん>
はい。
程々にします。・・・と言いつつもやりだしたら止まらなくて(^^ゞ
今回のサイクリング記事の再投稿で、
色々回想出来て、それはそれで楽しいです。
これからのサイクリング意欲を高める方向に働いています。
筋肉は衰えそうですけどね(^^ゞ
« 投稿: Katze 2007年6月 5日 (火) 01時38分
あさたろうさん>
え====3(・・;)
それは、運が有りましたね。
洒落にならない凄惨な事故だったみたいですものね。
ホントに良かったです(^_^;)
レーパンに熱い視線を送られていることを
ローディー達は気がついていたのでしょうか。
まあ、彼ら、見られたいタイプの人が多いので、構わないと思います。
すね毛を剃るのだって、結局は、
自分の脚の筋肉を見せたいというのが本音でしょうし。
« 投稿: Katze 2007年6月 5日 (火) 01時43分
はじめまして。
ブログ村から訪問させて貰いました。
すごく、詳しく書かれているのでコースを参考にさせて頂きます。
のどかな田園風景や山林の中を走るのが気持ちよさそうだったので
明日、友人と走りに行ってみます。
« 投稿: adidaf 2007年6月 5日 (火) 23時00分
adidafさん>
はじめまして。
ご訪問とコメントありがとうございます。
R5は信号がとても少ないフラットな道なので、巡航速度30km/hr以上キープで長く走り続けられる、いいコースだと思います。
R5のすぐ北側には、激坂クラスの舗装林道が有るらしく、
そちらもローディーの定番コースらしいです(僕は未走)。
往復でルートをちょっと変えて楽しむのもいいと思います。
« 投稿: Katze 2007年6月 6日 (水) 00時59分
信楽まで行ってきました。
R5走りました。とても気持ちの良いコースでした。
とても参考になりました。
また、他のコースも参考にして行かせていただきます。
ありがとうございました。
« 投稿: adidaf 2007年6月 8日 (金) 20時32分
adidafさん>
楽しまれたようで、良かったです。
お役に立てると書いているほうとしてもうれしいです。
これからもよろしくお願いします。
« 投稿: Katze 2007年6月 8日 (金) 22時04分