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2007年6月 9日 (土)

綾部街道・鍾乳洞サイクリング 2007.03.10

年月日/2007年3月10日

バイク/MARIN Venezia Road Bike

目的/綾部街道を走り、質志鍾乳洞を見に行く。

ポイント/①帰りは輪行,②北摂越えの未走ルートのチェック。

内容/

タイトルに「・・・鍾乳洞サイクリング」とあるが、勿論、鍾乳洞の中をサイクリングしたというわけではなく、鍾乳洞を見に出掛けたということ。
京都府の北中部の京丹波町(合併前は瑞穂町)の綾部市との境付近に「質志鍾乳洞」が有る。京都府で唯一の鍾乳洞である。そこへ自転車で行ってみることにした。

「質志鍾乳洞」は国道173号線沿いに有って、国道173号は大阪府池田市から能勢町を経て(ここまで能勢街道)、綾部まで延びている(この区間綾部街道)。国道173号を最初から走るのではなく、せっかくなので北摂越えの未走ルートを走り、能勢町から国道173号に合流して綾部街道部分を走るつもり。

それからこの日の近畿北中部は夕方から雨の予報。帰りを自宅まで自走すると北摂の山の中で雨に降られそうなので、帰りはJR綾部駅から輪行で帰るつもり。
そういうわけで、自転車は輪行用のロードバイク「MARIN Venezia」を選択。

8:30を回って遅めの出発。

淀川河川敷沿いから北上して摂津市と茨木市の街中を突っ切り、府道110号に合流して北摂の山間部に突入。
府道110号と、続く府道43号はロードバイクで練習走行をしている人がよくいる。
府道43号の途中で府道109号に入り、「見山の里」付近で長谷の里山の道に入る。

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茨木北部のこの辺りは棚田の風景がよく見られる。のどかですな。
杉林の急坂を登っていく。この先には京都府亀岡市との境「狩待峠」が有る。

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冬の間に体がなまってしまっているのでかなりきつい。それに花粉対策用に例の「スポーツタ・マスク」をしているので、やはりノー・マスクよりも呼吸が苦しい。
「もういいや。」と気持ちが切れて、カーブの手前で足を着き、押し歩きでカーブを曲がるとすぐそこが登りの頂上。

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だったら踏ん張って乗っていれば良かった、と後悔。

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登りの頂上なのに実際の「狩待峠」はその先らしい。
ここから殆ど下り。ぐんぐん進む。
途中で見晴らしの良い所に出た。北摂の山々の見晴らしがいい。

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しかし、この辺りの詳細な地図を持っていなかったので、道なりになんとなく進んでいくと、間違っていつも北摂越えに使っていた府道46号に出てしまった。本当は府道733号の途中に直接出る予定だったのだが、結局、府道46号を少し走って府道733号に入った。
次いで国道423号に合流して(下の写真の左上)少し北上。

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このまま国道423号を行くと亀岡の街に出てしまうので、途中で府道732号に入る(上の写真右上と左下)。
少し短い登りを越えると(上の写真の右下)、あとは爽快な道(下の写真)。

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ここ府道732号は初めて走ったのだが、フラットな快走路で楽しい。
途中で再び大阪府に入る。能勢町に入ったのだ。
フラット部分が終わり、「堀越峠」まで登る(下の写真)。

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さっきの「狩待峠」に比べたらどうってことない勾配の登り坂。
峠を下って国道477号を横断し、またのどかな里山の快走路。

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府道106号も横断して、また登坂。次は「逢坂峠」(下の写真)。

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ここもそれほど辛くはない登り。

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また一気に下ると府道54号と合流(上の写真の右は下ってきた府道732号)。
右折すると亀岡・瑠璃溪方面(下の写真の右)。左折すれば国道173号へ合流する(下の写真の左)。

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予定通り、国道173号に合流するために左折。

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能勢の里山もいい感じ。

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茅葺屋根も残っていますな~。
交通量の多い国道173号に合流する前に、並行して走る田畑の間の道を進む。

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下の写真を撮影中に強風が突然吹いて、自転車が倒れる。

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やっちまった・・・(-_-;)。ディレイラー・ハンガーが少し内側に曲がっている感じ。バーテープも少し破れた。
写真に夢中になっていて油断した(馬鹿だ~)。
のどかな山里の爽快感から一転してブルーに・・・。でも、気を取り直して携帯工具で曲げ戻す。見た目上手く戻ったし、走ってシフトチェンジしてもスムーズ。
とりあえず直ったが、曲げたのはこれで3回目。曲げ戻しは2回目。何回繰り返したら折れてしまうのだろうか?そろそろ予備のディレラー・ハンガーを入手しておかないと・・・。

以前だったらここで嫌になって帰ってしまうところだ。
だがこのMARINのロードバイクは、こういうトラブルも含めて旅を楽しむためのロードバイクとして使い込みたいと思い始めている。PINARELLO F3:13のように過度に気を使って乗ることはしない(もちろん丁寧に扱うが)。自転車ばかりに神経や意識を使い過ぎると、旅そのものを楽しめなくなる。何のために走っているのか分からないという本末転倒になってしまう。
旅の同伴者、自分の旅の足として、一心同体でこのMARINのロードバイクがくたびれるまで使いきりたいということ。
曲がりを直したら気も取り直して先に進む。

田畑の道から国道173号に合流して北上。綾部街道の始まり。入って暫くすると登坂。
勾配はそれほどでもないが距離が長い。下ハンをメインにとろとろと登っていく。
横を大型ダンプやトラック,タンクローリーがガンガン走るが、道幅自体が広くて路側もちょっと広めなので助かる。
山裾をカーブしながら登り、途中で4~5箇所程の谷を橋で越える。登坂の途中での景観を楽しむほどの余裕は無いが、谷を越える橋の付近の眺望はどこもとてもいい(下の写真)。

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途中で足を止めると気力が途切れそうなので写真はこれだけだが、山間部を抜ける道として山の眺めは良好。山を走っている感じがする。
谷の下にも道が走っている。旧道らしい(いずれそちらも走ってみたい)。

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しっかし、久しぶりに長い坂に出くわした~~。
ようやく登り勾配もゆるくなった所で最初のトンネル「はらがたわトンネル」。すぐ近くに「はらがたわ峠」が有って、その下を抜けるトンネル。
「はらがたわ」の「たわ」は山の鞍部のことを意味する言葉。峠付近はゆるやかな「原っぱ」であったことから、「原っぱ」+「たわ」=「はらがたわ」ということらしい。
久しぶりのトンネル走行。全力で抜けきる(下の写真の左上は「はらがたわトンネル」を抜けたところ)。

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トンネル内では後ろから大型タンクローリーが迫っていたが、タイミングを見計らって程良い距離をおいて追い抜いてくれたので助かった。
以前、兵庫県但馬地方の国道9号の「但馬トンネル」で後ろからタンクローリーに超攻撃的なクラクションをガンガン鳴らされ、すぐ横をかすめるように抜かされた経験が有ってムカついて以来(今でも激ムカついている)、トンネル走行になると必死&超好戦的な気持ちになるのだが、こういう感じで抜いてくれれば、こちらとしても「仕事の邪魔をしてスイマセン。ありがとう。」という気持ちにもなる。まさに「Share the Road」。この辺りはロードバイクがよく走るからだろうか、トンネル内で自転車に出くわすのに慣れているのかも知れない。
このあと暫くすると「天王峠」。ここにも連続した二つのトンネルが有る。ここも全力で抜ける(上の写真の右上)。
抜けると一旦、兵庫県篠山市に入る(上の写真の左下)。このあとはひたすら長い下り坂(上の写真の右下)。上り坂のあとに全速力のトンネル通過・・・、というのが続いていたので疲れ気味。体力回復の下り坂になった。

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下りは停まりたくないので写真は上の写真ぐらいだが、景色は綺麗だった。
そのまま下り切って国道372号を横断。この付近からフラット(下の写真)。

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自動車の数もグッと少なくなった。この辺りの綾部街道は気持ち良い快走路だ。

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山と田畑、点在する民家・・・。暫くこんな感じ。いいね~。

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路側が広い所も多い。この付近はサクラ並木なのかな??

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やがて「板坂峠」の坂を登ってトンネルに入る(下の写真の左)。抜けるとここから京都府京丹波町(下の写真の右)。

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そしてまた快走路。

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でも何となく空に雲が多い。雨が降りそう。
暫くしたら「瑞穂の里さらびき」に到着。

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ここで、補給食を食べて休憩。

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上の写真の時計台の天辺にフクロウがいます(下の写真)。

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時刻は既に14:30近く。北摂の峠越えに時間をかけ過ぎた。
空も暗くなってきたので先を急ぐ。
引き続き国道173号を走り、国道9号を横断したらもうすぐ「質志鍾乳洞」。

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フラットな快走路(上の写真)から山間部の緩い登りに変わり(下の写真)、「榎峠」を目指す。

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やがて左手に「質志鍾乳洞」公園への入り口が見えた。
国道173号の「榎峠」の手前、「質志(しずし)鍾乳洞」公園の入口に到着。時刻は15:00。

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コウモリ・・・。
↓鍾乳洞の説明。

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坂を登る(下の写真の左上)。
管理小屋(下の写真の右上)に自転車を停め、受付で入園料(大人1人\510)を払って丸太階段を登っていく。

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やがて鍾乳洞への入り口。

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入り口の前にいた管理人のおじさんから、歩き方の説明を受ける。洞内は行き止まりで、またここに戻ってくるらしい。
先ずは急階段。正面を向いて降りると頭が当たりそう。後ろ向きで降りる。

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天井から時々ポタポタと水が・・・。

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ツララみたいな鍾乳石は壊されて無いらしい。ちょっと残念。

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階段途中で「岩戸唐滝」。写真では分かりにくいが、滝が流れた跡みたいに鍾乳石が模様を作っている。

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その隣に「黄金柱」。露光によっては怪しげ(下の写真の右)。

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「地蔵岩」。どういうことで地蔵なのかな?

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地蔵岩の下の階段をしゃがみこむようにして歩く。低い・・・。

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今度はハシゴ(下の写真)。ここで先客さんのカップルがハシゴを登ってきてすれ違う。

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ハシゴは鉄枠で囲まれていて、リュックを背負っては通れそうに無い。
リュックを近くの手すりに自転車のロックで結びつける。

ハシゴを降りる前に周りを見渡すと・・・・、
ぎゃーーーーーーーーー!!\ (@△@;) /

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上のほうの壁にたくさんのコウモリ!!(@_@;)

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黒い粒々がコウモリ。うじゃうじゃいる(@_@;)
初めて「生コウモリ」を見た。
フラッシュを炊いたら飛び回るのではないかとドキドキしながら撮影。

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他の壁にも点々と散らばっている。↓ズームアップして撮影(・_・;)。

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この辺りのそこらじゅうにいる。

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全部がこの狭い洞窟で飛び回ったら、僕はパニックだ。
ハシゴを降りていく。

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ハシゴのすぐ近くの壁にコウモリがうじゃうじゃいたらどうしよう。

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↓ハシゴを降りた所の周りの壁。

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ハシゴの次は階段。

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どうやら行き止まりのようだ。

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何か置いて有りますな・・・。

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壁に落書きがされている。表面を削って消すと、かえって台無しになるので、自然に侵食されて消えるのを待つのか?

ここから出入り口に引き返す。

外に出るとポツポツと小雨。
レインウェアを着用。「質志鍾乳洞公園」をあとにし、また国道173号に戻る。
時刻は16:00ちょい前。榎峠の下の「みずほトンネル」を抜け(下の写真)、JR綾部駅を目指す。

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山間部の眺めのいい道を走り(急いでいたので写真は無し)、質山峠を越える。次いで国道173号から離れて綾部市街地に突入。
JR綾部駅に16:40頃到着。小雨程度で済んだ。

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輪行袋に自転車をパッキング。京都まわりで大阪に帰ることにする。
ホームで普通電車を長々と待ち、18:00頃の園部行きに乗車。

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園部駅、京都駅と乗り継いで、吹田駅に20:45頃到着。
外は本降りの雨。自転車を組み立て、レインウェアを着て、雨の中を自宅まで走る。
21:30頃に自宅に到着。

この日は生まれて初めて鍾乳洞に入った。規模が小さくて、ツララのような鍾乳石が無いのが残念だったが、コウモリにドキドキしたりして楽しめた。

それからこの日の走行距離は100km程だったが、8箇所の峠越えと、5回の全速力のトンネル突破・・・特に峠の登りの後のトンネル内の猛ダッシュはきつかった。
一日に何発も北摂の峠越えをして鍛えるローディーさん達はすごい。

まあ疲れたけど鍾乳洞を見に行けて良かった。

コース概略/自宅→淀川河川敷・土手→府道15→茨木市街地→茨木市・耳原→府道110→府道43→府道109→茨木市・長谷→狩待峠→亀岡市倉谷→府道46→府道733→国道423→府道732→府道54→能勢町→国道173→瑞穂の里さらびき→国道173→質志鍾乳洞→榎峠→国道173→綾部市街地→JR綾部駅~(輪行)~JR京都駅~(輪行)~JR吹田駅→自宅

走行距離/106.79km
走行時間/6hr00min
平均速度/17.80km/hr
最高速度/記録エラー
MARIN Road Bike積算距離/5334km
全Bike積算距離/9619km

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Comments

以前に呼読んだ時は「ふくろう」についてコメントした記憶が…(ほんの数ヶ月前なのに記憶が薄い…(ーーllllll;))。トンネル内でタンクローリー、そりゃあ怖い~! どんな運転手さんが乗っているか、その時の運でしょうか(^^?) ヒエ~、すれすれで通過されたら…命がけではないですか!

« 投稿: あさたろう  2007年6月 9日 (土) 17時37分

私は前の時に、確か鍾乳洞はデートコースで(地元に秋芳洞が有る)きゃ~怖いって言ってカレシにしがみつけなかったって書いたような気が‥
夏なのにヒンヤリして涼しかったです☆さめた関係だったのかな?若かったのに!!

« 投稿: アネモネ  2007年6月 9日 (土) 20時33分

あさたろうさん>
う~~ん。そうだったと言うことにしましょう(^_^;)
ぼくもどんなコメント頂いたか、色々な方のが交錯して・・・(-_-;)。
フクロウは、多くの鳥ブロガーさんから着目して頂きました。
写真を撮った僕自身がフクロウにビビッと反応してますから(^_^;)

思慮の有るドライバーなら、
幅寄せ行為がいかに無意味で、
己自身の人生をも台無しにすることに気がつくはずですけどね。
一台の自転車と引き換えにすることがいかに馬鹿らしいことが分かるはずですけどね。
クラクションだって、それでこちらが驚いて転倒して、その上を轢いたら、鳴らした自動車の一方的な責任。
クラクション鳴らしても、何も己のために状況が好転するわけ無いのにね。
幅寄せしてもクラクションしても、こちらが避けるはず無いのに(トンネル内なのにどこに避けろって言うのか、ってことですな)。
たかだか、何秒かの我慢なのに・・・。
まあ、そういうことに気がつかない人間がいるから、事故が起こるんでしょうね。

車道はそれぞれ分け合って走れば済むことなのに。

あっ、すいませんね。
この場で愚痴って(^_^;)

« 投稿: Katze  2007年6月 9日 (土) 20時55分

アネモネさん>
たしかそういうコメを頂いたように思います。
コメも、前のブログを再現いただいているようで、
スイマセン(^_^;)

そのデートのお相手は、ご主人??それとも・・・
聞いてはいけなかったんでしょうか(^_^;)

« 投稿: Katze  2007年6月 9日 (土) 20時58分

うはは(*^_^*)実はダンナではないんですよ~☆
なぜか鍾乳洞ってカップル多いです(^_^;)
katzeさんが確か“インコがうじゃうじゃ居たらいいのに~!”とかコメントされてたような。。
あれが全部インコなら毎日でも通いたい♪
フクロウさんは可愛いけどコウモリは怖いですよね!

« 投稿: アネモネ  2007年6月10日 (日) 00時02分

アネモネさん>
ご主人でなかったのなら、
冷めていないということでよかった。

“インコがうじゃうじゃ居たらいいのに~!”
って書きました~~。
思い出してきました。

« 投稿: Katze  2007年6月10日 (日) 02時35分

 






 

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