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2007年6月10日 (日)

篠山~生野銀山サイクリング 2007.04.07

年月日/2007年4月7日

バイク/MARIN Venezia Road Bike

目的/生野銀山を見に行く。

ポイント/①JR福知山線篠山口駅まで輪行,②生野周辺及びそれ以降のルートは時間と相談してJR播但線沿いに南下するかやめるか決める,③帰りは姫路経由で輪行。

内容/

4月7日(土曜日)の関西の天気は曇りのち晴れ所により雨・・・という今一な天気だが、2週間自転車に乗っていないのでサイクリングには出掛けたい。近畿北部のほうは雨の確率が低いのでそちらの方面に・・・、ということで今回は去年から行ってみたいと思っていた兵庫県中央部に有る「生野銀山」に行ってみることにした。
計画だが・・・大阪から自走すると「生野銀山」にたどり着いただけでほぼ終わりになってしまい、ゆっくり観光できないだろう。
従って兵庫県篠山市のJR福知山線篠山口駅まで輪行し、そこからスタート。
篠山市~丹波市と西に進み、多可町~神河町の山岳コースを抜けて神河町から北上、朝来市に入る。朝来市に入るとすぐに旧生野町という往路の計画。
「生野銀山」とその周辺を観光し、時間が有れば生野からJR播但線沿いに南下。日没前にJR播但線の途中の駅から輪行して姫路経由で大阪に戻る・・・、もし生野町で時間的にアウトなら生野駅から輪行するという帰りの計画。
輪行なので自転車はまたまたロードバイクの「MARIN Venezia」を使う。

自宅を6:00頃出発。JR吹田駅で輪行袋に自転車をパッキングして乗車。尼崎駅にてJR福知山線篠山口行きに乗り換え、8:15頃篠山口駅に到着(下の写真)。

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自転車を組み立てたら、まずは国道176号に出て(上の写真の右下)、少し北上。
すぐに篠山川に出るので国道を離れて土手沿いにノンビリ走る(下の写真)。

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サクラ並木と菜の花が綺麗。
国道よりも静かでいいです。

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程なくして県道77号に合流。県道77号は篠山川沿いに西(下流)へ伸び、篠山川がやがて加古川に合流するまで続く。

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渓谷沿いの快走路でいい道です。

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篠山川のこのあたりは「川代渓谷」と名付けられている。

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川の南対岸にはJR福知山線が走っていて、暫く並行して走るわけ(上の写真)。

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スタートしたばかりでもういい気分だな~。

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福知山線に乗っている時に車窓としてこの景色を眺めていて、自転車で走ったら気持ち良さそうだなと思っていたが、ほんと気持ちいい。

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線路やトンネルがすぐ間近。
暫くするとサクラ並木が多くなってきた。

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途中の「川代公園」ではまとまって植えられている。

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サクラのお花見サイクリングを目的として走らないつもりだったが、途中でこういうところを抜けていくのはもろ手を挙げて大歓迎。

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暫し休みながら上を見上げる。

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サクラの景色の向こうを列車が抜ける・・・。

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このあとも暫くサクラが道沿いに植えられている。

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気が利くね~。丹波市さん、篠山市さんよ~。

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横を走る単車や自動車もツーリング、ドライブとして楽しんでいるみたい。

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勿論、篠山川の渓谷もすばらしい。

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サクラ、渓谷、ローカル線・・・風景として至高の組み合わせですな。

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この時期走って良かった~。

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丹波市に入ってから程なくしてまた「川代公園」という名前の公園が有る(二つ上の写真にチラッと見えている)。先ほど同じ名前の公園が篠山市側にも有ったが、こちらはもう少しレジャー・キャンプ施設風。

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上の写真はその辺りの風景だが、サクラ&渓谷の風景はここで終わり。

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JR下滝駅付近より西は集落と田園風景に変わる(下の写真)。

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おばあさんがサクラを見ながら野良仕事・・・。風情の有る光景ですな。

JR谷川駅周辺の町を抜けて更に西進すると山間部の風景が多くなる。

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県道77号から国道175号に入って北上(下の写真の上段)。
すぐに左折して県道86号に入って西進(下の写真の下段)。

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町からまた山間部風に変わる(下の写真の左)。これから「小野尻峠」を越えて丹波市から多可町に入ることを目指す。
地図上では旧道が通っていて、そちらを走ってみたいので探す。

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すると右手に旧道の入り口が見つかったのだが(上の写真の右)、この先は頑丈なフェンスで通行止め。ほかの旧道出入り口もフェンスで通行止めになっていた。
しかたなく県道86号を登り、「小野尻トンネル」を抜けて峠を越え、多可町に入った(下の写真)。

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一気に下り、途中で国道427号に入って北上(下の写真の上段の左)。結構走り易い国道だ。
しかし左手に並行して田畑の間を走る舗装路(下の写真の右)が見えたのでそちらに移る(下の写真の下段)。

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広くて真っ直ぐな快走路。多田川(下の写真の下段)の眺めもいい。

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暫くして県道8号に入った(下の写真)。これから「高坂峠」(標高500m)を越える。

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峠の南に位置する入相山(標高780m)が目の前に見える(上の写真の右)。峠はその山腹に有るのだが、こうしてこれから越える山を目の前にすると「よう登るわ」って感じ。
初めは集落を抜ける緩い登り。

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すぐに登坂が見える。

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実は新道の県道8号を登るつもりはなく、旧道を登って「高坂峠」を越えるつもり。まあ、旧道のほうが大抵きついのだけれども・・・。
新道の登りの途中、右手に旧道入り口を発見(下の写真)。

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杉林の間の坂を登る。

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なかなかきつい。

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目線が高くなって遠くの山々が見えてきた(下の写真)。

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やがて左手に新道と「高坂トンネル」が見えてくる(下の写真の上段)。旧道はそのトンネルの上を通って更に登る(下の写真の下段)。

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トンネル東側に「新松か井の水」という名水が湧いている。トンネル工事中に見つかったもので、水を汲みに人が結構集まるらしい。
旧「松か井の水」も有る。それは旧道のもう少し先に有る。
ちなみにこの二つの湧き水の水源は異なるとのこと。

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まだ登る。

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眺めはいい。展望の良し悪しって登りに影響するな~。

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「松か井の水」に到着。階段で少し降りる(下の写真)。

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有った。

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けど、ちょっと貧相な・・・。

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「松か井の水」は「落葉の清水」とも呼ばれる名水で、永正年間、播磨を支配していた赤松義村が定めた播磨十水の一つだったが、いつしか忘れさられ、埋もれていた湧口が再発見されたのは十数年ほど前とのこと。「新松か井の水」と違って、こちらは飲まないようにとのこと。

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道に戻ってまた登る。

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だいぶ目線が高くなった。

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やっと「高坂峠」(下の写真)。展望は無い。

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この先は神河町。フェンスで自動車は通れないが、自転車は横を抜けられる(上の写真の右)。
そして林間ロードの下りが始まる(下の写真)。

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路面にスギの落ち葉と枝が多いが、ガンガン下って明るい所に出ると(下の写真の左上)県道8号に合流(下の写真の下段)。

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県道を横断して集落の道を下っていく(上の写真の右上と下の写真の左上)。
「越知川」を渡ると対岸に県道367号(下の写真の右上)。この道で朝来市生野町を目指す。

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県道367号は神河町を北上し、途中で左折して朝来市生野町に入る道。実は地図ソフトやグーグルマップでは朝来市に入る辺りで点線表記になっている。一方、僕がよく使う「ツーリング・マップル」ではしっかりと道が描かれている。
通れるのかちょっと不安ながらも県道367号を北上して生野町を目指す。
越知川沿いの概ねフラットコース(上流に向かっているので微妙に登り傾斜)。

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ここも川の眺めがいい。

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道の駅(川の駅)「越知」はトイレと露店しか有りませんでしたが・・・(上の写真の下段)。
集落の中の道はとても綺麗で道幅が広い。快走路ですな。

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ここまで自動車が意外と通る。トラックとかダンプではなく、普通乗用車の割合が多い。実は「千ヶ峰南山名水」という名水が途中に有る(下の写真)。みんな、ここに水を汲みに来るのだ。

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確かにこの辺りの越知川の水はとても綺麗だ(下の写真)。川底が透けてくっきり見える。

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更に北上を続ける。「千ヶ峰南山名水」の水汲み場を過ぎると車が非常に少なくなる。
この先は左折して山を越えて生野町に行くか、「新田ふるさと村」という施設に行くしかなく、更にその先はダート林道だからだろう。

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越知川ってきれいですな~。

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集落に入ると「生野」方面と「千ヶ峰」方面の分岐(下の写真の右)。

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左折して「生野」に延びているほうが県道367号。真っ直ぐ行くと「千ヶ峰」だが、そちらはやがてダート林道。当然左折。
まずは挨拶代わりの急坂だ(下の写真)。

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民家の間の道を抜けると、次は杉林の中を登っていく。

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どうやら舗装されているようだ。心配無いかも。
その証拠に途中で自動車が一台降りてきた(でもこのあとの県道367号で出会った唯一の自動車)。向こうに抜けられる可能性は有る。点線県道ではないようだ。

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上の写真の左の先のほうは激坂クラスだ。すでにギヤは最軽状態。普段は自動車が来ると危ないのでやらないのだが、道幅いっぱいを使ってジグザグ走行して登る。少しでも傾斜を楽にしようとする奥の手だ。

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「高坂峠」よりきつい~~。やってくれるぜ、県道367号。
ヘロヘロで峠に到着(峠の名前が分からない・・・)。「神河町」から「朝来市」に突入(下の写真)。

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すでに時刻は13:30を回っている。早くしないと「生野銀山」をノンビリと観光できない。
というわけで、ここからぐんぐん下る。

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だが、思わず足を止めて写真を撮ってしまう河沿いの景観ロード。

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僕しか走っていない。貸切の快走ロードの下りだ。

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ウハウハですな。

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空は曇っているが気分は爽快だ~。

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「県道367号よ、さっきは文句を言って悪かった。」と謝りたくなる。

気持ちよく下ると、「市川」に出た(下の写真)。

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橋の向こうに市川沿いを国道429号線が走っている。
右折して、この国道を市川上流方面に1~2kmほど行くと、いよいよ今回のサイクリングの目的地「生野銀山」に到着する。
国道429号を1kmほど走り、右折して坂を登ると「生野銀山」に到着。
今回のサイクリングの最大の目的地。

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生野銀山は807年(大同2年)に開坑され、室町年間の1542年(天文11年)に山名祐豊が銀鉱脈を発見。その後織田・豊臣の時代を経、江戸時代には「生野代官」が置かれて天領として最盛期を迎えた。明治時代には政府の直轄鉱山になり、フランス人技師ジャン・フランソワ・コァニェが着任してからは数々の先進的施策により近代化を成し遂げた。明治22年に宮内省の所管に移されて皇室財産になり、次いで明治29年に三菱合資会社に払い下げられ、以降国内有数の大鉱山として稼行してきたが、昭和48年に閉山した。
坑道の総延長は350km。深さは1000mまで達している。採掘した鉱石は70種にも及ぶ。
今年は開坑1200年。凄い歴史です。平安時代から昭和時代・・・僕が生まれた後まで続いたわけです。

↓門柱に菊の紋。
江戸幕府の天領から明治政府の直轄になった時に工場の正門として作られ、昭和52年にここに移設。

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自転車を駐輪。
受付で入場料を払い、江戸時代の名残の門をくぐって中に入る。

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滝や水車などの風景が見える先の正面に坑道の入り口。

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坑内に江戸時代と現代の坑道の様子が再現されているらしい・・・。入る。

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先ずは江戸時代の再現。
人形が使われている。例えば下の写真は空気を中に送り込む作業。
以降、写真の作業の説明はブログでは省略させて頂きます。
実際に行って、現物を見て欲しい。

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人形は動いているものも有る。

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マネキンですが・・・(苦笑)。

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でも色々と「へぇ~」って感じで勉強になる。

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坑内の気温は夏でも冬でもほぼ13度。
↓それを利用して日本酒やワインの熟成をしていて、外の売店で販売もしている。

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↓奥に行くに従い、昭和の時代の採掘風景に変わった。

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↓火薬だ。

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↓色々な採掘方法と装置が有る。

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ほうほう。

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↑欧米か!!

↓坑道の壁・天井の多くはこのような感じ。

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↓岩盤の弱い箇所は、「五枚合掌」と呼ばれる丸太の支柱の組み方で補強がされている。

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↓発破!!

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でも採掘作業ってメチャメチャきつそうだな。

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↓分かりにくいが、深い採掘溝を上から覗いたもの。

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↓外で流れていた川は中にも流れ込んでいる。

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↓更に奥に進むと、より現代的な装置。

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↓トロッコ列車。

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↓ここからまた徐々に出口へ進む。

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↓再び江戸時代に・・・。女性も働いていたのですな。

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↓休憩・食事中。

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↓籠の中に賽銭・・・そういうもんじゃないのでは???

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↓木の支柱も作らないとな。

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↓お役人様。

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↓国籍は?(苦笑)

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↑だから、欧米か!?

外に出た。

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結構楽しめた~。面白かった。
ちょっと速く歩き過ぎたが30分かかった。じっくり見たら1時間弱かかるかも。

次いで坑道の上にも登ってみることに・・・。
坑道を出て、入り口の向かって左に有る階段を登ると坑道の上へ行ける(下の写真)。

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↓階段の脇にも作業中の人形が・・・。

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↓他に、坑道出口の上にも・・・。

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↓階段の途中で振り返る。坑道の出入り口の前の広場を上から見たところ。

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↓階段の横には川と滝。

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↓階段を登り終えると、江戸時代当時の門が残っている。

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門をくぐるとダートが続いている(下の写真の左)。MTBで走りたくなるが・・・。

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所々、岩壁に穴が開いている(上の写真の右並びに下の写真)。古い坑道の出入り口の跡。

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↓穴を掘るだけではなく、このように溝を掘って採掘する「露天掘り」という採掘方法も有る。削って出来た溝の壁から鉱物を採るわけ。

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↓これは粘土断層。

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↓粘土断層と鉱脈の関係が書かれた説明文(見にくいかな・・・(^^ゞ)。

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「ふむふむ。」と納得したが、実は今いちピンと来ていない(恥)。
粘土断層から先は立ち入り禁止なので引き返す。

ここは他にも施設として、昔の銀精錬の様子を再現した「吹屋資料館」、展示物が豊富な「鉱山資料館」、「生野鉱物館」などが有る。
どれも見る価値は有ると思う。

一通り見たので売店に入ってみる。色々な物が有ったが・・・。
↓これを購入(撮影は自宅にて)。

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「虎目石」から作ったフクロウの置物。高さ4cmぐらい。
「虎目石」は、「クロシロライド」と呼ばれる結晶に石英が侵食して「鷹目石」と呼ばれる石になり、それがさらに酸化されて変化したものらしい(・・・と書きつつも、よく分かっていません(恥))。
名前の由来は、縞模様が虎の目のように輝くことから。
洞察力と集中力を高め、内なる力を増幅し、富と財産を増やすと伝承されている。

時刻は15:20頃。
実は朝5:00に家でパンを食べて以来、まだ何も食べていない。腹ペコ。
ドリンクだけでここまで走ってきた(一応携帯食は持っていたのだが食べなかった)。
全く持って無茶なサイクリング。エネルギー補給をしない悪い見本(真似したら駄目)。
いつもは出先の店で{{{食べないサイクリング}}}だが、今回は売店の上のレストラン(食券を買う食堂ですが・・・)で食事。
↓「よもぎそば定食」を注文。「よもぎそば」というのはこの辺りの名物らしい。

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そばによもぎを練りこんであって、汁は関西風の味付け。山菜と油揚げ、天カスがのっている。
チラシ寿司とはるさめが付いている。
そばとご飯の炭水化物攻撃だが、サイクリング途中はエネルギー源としてGOOD。あまり油物は食べないほうがいいと思う。
味はおいしかった~。完食です。

ここでデジカメがバッテリー切れ寸前になっている。
曇天や坑道の中での撮影が多く、ストロボで随分消費したのか・・・、
それよりも既に400枚近く撮影しているのが大きな原因だが・・。
当初の計画では、このあと「銀山湖」「生野町の町並み・・・古民家巡り」「JR播但線沿いの渓谷&鉄道見物」し、姫路方面へ日没まで南下しようと考えていたのだが、あと少ししか写真を撮れそうに無い。
出会った風景を写真に残せないと悔しい。別に走ることを楽しめばいいじゃん、って言われそうだが、僕の観光サイクリングでは、もはや写真はとても重要で欠かせない。
携帯電話のカメラでは今いちだし・・・。
と言うことで結局、「生野銀山」の近くの「銀山湖」の周りだけ走って、あとは一番近くの駅「JR生野駅」に行って輪行して帰ることにした。早めの切り上げだ。
「生野町の町並み・・・古民家巡り」「JR播但線沿いの渓谷&鉄道」については、この生野付近を含んだ別のサイクリングの計画を幾つか準備中なので、それらに含めることにした。後日のお楽しみということ。

15:45頃、「生野銀山」をあとにして国道429号に出、北東の方角に「市川」沿いを進み、「生野ダム」と「銀山湖」を目指す。数kmほど走ればダムに到着しそうだ。
上流に向かっているのでやや登り勾配。

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集落が少なくなり、山間部の道になっていく。

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程なくして、「生野ダム」と、ダムによって出来た人工の湖「銀山湖」に到着。時刻は16:00頃。
国道から離れてダムの上の堤を走る。

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道の脇に「工事中・通行止め」の看板が立っていたが・・・。

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「生野ダム」(上の写真)は高さ56.5m、長さ220mの重量式コンクリートダム。1966年に着工して1972年に完成した。総貯水量は18,000,000 立方メートル。
電力供給が目的ではなく、氾濫し易かった「市川」の治水と、下流にある播磨平野の渇水対策としての貯水・利水が目的。

「銀山湖」はエメラルドグリーンの綺麗で静かな湖だ(下の写真)。

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ここは西日本随一の釣り場であり、コイ、マス、へらブナなどが釣れる。特にブラックバスフィッシングに関してはプロフィッシングの大会も開催されている程で、湖釣りのメッカとして全国的にその名が知られている。

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でもこの日は人を見かけず静かだ。

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湖の周回道路として、北側半分が国道429号、南側半分を細い道が走っている。

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一周は約12キロメートル有るらしい。

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南側の小道を、湖を左手に見ながらノンビリと走る。

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所々に若干のアップダウンが有る道だが、静かで落ち着く。

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京都の「日吉ダム」の「天若湖」に雰囲気が似ているな(面積はそれよりも小さい)。

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ここでもまた、いい景色を独り占めだ。

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小さな島と、その上に浮御堂(上の写真)。

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綺麗な舗装路に出たところで、その先は道幅いっぱいに工事中(下の写真)。
通行止めとはこのことだった。

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しかもちょうどデジカメがバッテリー切れ。
ということで、ここで終わり。

引き返して国道に戻り、JR生野駅方面へ一気に走る。
16:30ちょい過ぎにJR播但線の「生野駅」に到着(下の写真の左・・・携帯電話のカメラで撮影)。
さっさと輪行袋に自転車をパッキングし、吹田駅までの切符を買ってホームに出たが、30分近く姫路方面の列車を待った(下の写真の真ん中)。それだけ時間が有れば二駅ぐらい先には進めたのだが・・・、まあ、いいでしょう。

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17:20分頃の姫路方面寺前行き2両ワンマン列車に乗り(上の写真の右)、寺前駅で姫路行きに乗り換える。姫路駅からは普通列車に乗り、21:00頃に吹田駅に到着。
自転車を組み立て、自宅まで走って無事帰宅。時刻は21:20頃。

この日は結局篠山から生野銀山まで走ったわけだが、100km未満の距離ながらいろいろ楽しめた。
前半の篠山川沿いの川代渓谷付近では、サクラと渓谷とローカル線の景色を、フラットロードを走って堪能し、
中盤は、「小野尻峠」「高坂峠」「神河町から朝来市への峠」の3峠を含む山間ロードに辛く楽しい思いをし、
後半は「生野銀山」を見学して満足・・・。
特に「生野銀山」は、記事では作業風景の再現に「もろマネキン」が使われていた写真のせいで安っぽく感じたかもしれないが、実際に現物を見て、説明書きを読みながら採掘というものに触れられるとてもいい観光スポットだと思う。
何といっても平安時代から昭和40年代まで続いていたのは凄い。寺社仏閣ならともかく、産業としてなのだから。
今回見て回らなかったが、加えて生野の鉱山の町、古民家の町を散策するのもいいと思う。
遠方からここだけのために・・・というのはともかく、近隣の京阪神や岡山,鳥取からだったら、自動車でも電車&バスでも来れる。特に自動車なら近くに幾つか有る高原のドライブを兼ねてもいいのでは。

自転車に乗っていない「生野銀山」部分の紹介で連載が長くなってしまったが、それだけ内容が盛りだくさんだったということ・・・充実したサイクリングだった。

コース概略/自宅→JR東海道本線・吹田駅~(輪行)~JR尼崎駅~(輪行)~JR福知山線・篠山口駅→国道176→篠山川土手→県道77→川代渓谷→県道77→国道175→県道86→小野尻峠→県道86→多可町鍛冶屋→国道427→多可町安楽田→国道427→県道8→高坂峠旧道→神河町・岩屋→県道367→国道429→生野銀山→国道429→銀山湖→国道429→JR播但線・生野駅~(輪行)~JR姫路駅~(輪行)~JR東海道本線・吹田駅→自宅
(地図→クリックしてください (拡大可。茶色のラインが走った所))

走行距離/86.91km
走行時間/4hr46min
平均速度/18.23km/hr
最高速度/50.21km/hr
MARIN Road Bike積算距離/5535km
全Bike積算距離/9820km

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Comments

まるで自分が行ったような懐かしさ、桜の季節だったんですね~、ついこの前なのに…。出稼ぎ外人(?)の人形、忘れもしません、よもぎソバも~(~o~) 銀山湖の色も記憶に残ってます。こうやってもう一度読めるって幸せ♡追っかけて来てよかったあ~

« 投稿: あさたろう  2007年6月10日 (日) 18時35分

あさたろうさん>
そう言っていただけると、再掲載してよかったと思えます。
僕自身も懐かしく思いながら、移殖しています。

あとは、
かやぶき天国の大阪~小浜・MY鯖街道の記事と、
淀川河川敷を走ってショップに行っただけの記事と、

書きかけて途中になってしまった、
鬼退治サイクリングの
3つです。

« 投稿: Katze  2007年6月10日 (日) 21時14分

 






 

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