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2007年6月17日 (日)

おすすめインコ本③ 「ペットロス」

わが家のインコ達は現在穏やかに暮らしています。
肥満児が多いがとりあえず大丈夫。

そんな中、「ペットロス」なんて縁起でも無い言葉ですが・・・。
おすすめ本として、

香取章子著 「ペットロス」 新潮社

を紹介します。

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タイトルでは「おすすめインコ本・・・」としましたが、インコ限定ではなくてペット(コンパニオンアニマル)全部が対象の話です。

以前、うちのインコ達のプロフィールの中で、20年ぐらい前に一緒に暮らしていたセキセイインコ達のことを突然思い出して、また暮らし始めたくて今のチャッキーをお迎えした、と書きました(「インコのプロフィール① チャッキー」参照)。
更に、あらためてインコについて情報収集して勉強し直し、当時のお世話の仕方にたくさんの間違いがあることに気づき、インコ達を☆にしてしまったのは自分のせいかもしれないと後悔し、悩んで苦しんだようなことも書きました。
実は今でも同じ気持ちでは有るのですが、当初よりは随分と落ち着くことが出来ました。
それというのも、この本を読んだからです。

この本では、ペットロス(ペットロスは病名ではなく、自分のペットを失うことそのものと定義されている)から受ける飼い主の色々な精神状態や行動を、精神医学的に分析したり、あるいは色々な症状と行動を実例で示しています。
また、そのときの対処方法の例も書いてある。更に、ペットを飼うことの効果や、ペットまたはペットロスに関する社会の認知度、現在のペットの高齢化とそれから派生するペットロスの新たなる現象、等々が書かれています。

僕はこの本を読んだおかげで、自分の中にある後悔と悩みを自己分析することが出来、それによって冷静になることが出来ました。
そしてこれからチャッキー達とどうやっていくかについても、そして必ずいつか来るその日のためにどうするかについても落ち着いて考えることが出来ました。
勿論、まさにその時が来たら平静でいられないでしょうが、今こうして平和にインコ生活をしているときにこそ、どう心を整理して行動するのか少しでも考えておけば、救われるのではないでしょうか。
そうでないと☆になった子達も悲しむでしょうし、幸せだった一生の続きで、☆になってからも幸せな想い出として生きていて欲しいし・・・。

著者は自身愛猫を飼われていて、亡くされたり、大変な闘病生活をされたりして、この本を書くきっかけにもなったようです。
獣医さんでも精神科医とかでもなく、フリーライターのようですが、エッセイ風ではなく、いろいろな方面に調査・取材をして科学的・統計的に分析した話で展開している感。

殆ど文字ばかりで拾い読みはしにくいのですが、単行本や文庫本を一冊読む感じで初めから少しづつ読むのがいいと思います。

今インコ達と幸せに暮らしている方々にこそ、今、読むことをお薦めしたい本。
僕もまた読み直そうかと思っています。

こんな機会だから書いておこうと思うことがあります。

その時が来たらどう弔ってあげるのか、僕は決めてあります。
今は仕事の都合で、大阪の賃貸マンションで一人暮らし。庭も勿論無い。いずれ必ず退職するので、そうしたら生まれ育った横浜の家に帰るつもりです。そこは持ち家で庭も有り、以前一緒に居たインコ達も庭の土の中で眠っています。
なので、もし今のインコ達が☆になったら、ペット火葬場・霊園で、個別火葬してもらい、お骨上げをして骨壷に入れて今のマンションに連れて帰るつもりでいます。今まで部屋の中の、他のインコ達が見えるところに置いてあげようと思います。写真も飾って、横浜に帰るときには、勿論一緒に連れて帰ります。そして他のインコ達が眠る庭に、骨を埋めてあげようと思っています。
ペット火葬場・霊園は既にネット検索で調べてあって、候補も決めてあります。実際に近くまで行ったときに概観を見てきました。HPだけじゃなくて、外からの雰囲気もうかがいました

いろいろな弔いの方法があります。
インコ本にもたいてい最後の方にその旨の項目があります。
それぞれの家庭の事情に合わせて、納得できる、いい方法を採ればいいと思います。

ところで僕の古い友人は、何年か前にたいへん可愛がっていた犬を無くして、思い出すのが辛いからと、ペット葬儀・霊園で急いで合同火葬をして共同の墓地・慰霊碑の下に入れてしまいました。彼の手元に骨は無いです。彼は今でも後悔しています。個別火葬にしてちゃんと骨壷に入れてあげれば良かった・・・・。お参りに行っても自分の犬だけではない、知らない人の犬や猫・・・みんな一緒。特別な存在だったのに・・・、と。

また僕の勤めている会社の或る同僚は子供の頃に家族みんなで長年可愛がっていた犬を亡くしました。
その当時まだペット葬儀はマイナーな存在で分からず、庭も無かったので、行政の環境事業局に電話をして、飼育動物の火葬ということで来てもらったそうです。
担当者はトラックの荷台に。ポ~ンと亡骸を放り込んで、さっさと行ってしまったそうです。それっきり。それで終わり。勿論彼の手元には何も無いです。
長年可愛がっていた犬がまるでごみのようにして連れて行かれたことは、家族全員にショックだったそうです。彼は今でも心の中に傷を負っているように僕には見えます。
ちなみに彼がこのことを話したのは、僕が動物好きだと知って、以前飼ったことのあるペットの話を度々していた末のことでした。
動物に関心が無い人にこういうショックを伝えても、どういう風に反応されるか?更に傷つくことを言われそうで、話すことに臆病になると思います。

話は戻るが、なぜ、今のうちから考えておくかといいますと、その時になったら平静でいられなくて、良く考えもせず弔って、後で後悔することも有ると思うからです。
そういうわけで、僕も今のうちにどうするか考えてあるのです。
僕もいつかは☆になり、先に行った子達に再会するまでの間、苦しんだり後悔しないためにも。

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