一触即発

わが家のインコ４羽揃い踏みの写真は度々投稿していますが、
大抵、下の写真のような配列。

女の子チックとチャーミーが両端、
その間に、それぞれの仲良し男の子、チャッキーとチェロが入る。
このパターンが安定形。
４羽が落ち着いて止まり木にとまっています。
上の写真の左右対称配列もＯＫということです。

仲良しインコ４羽って感じです。

しかし実情は・・・・。裏話をすると・・・。

何かのきっかけで下の写真のような配列になると・・・。

非常に危険な一触即発の不安定形に突入します。

一見、みんなで居眠りをして落ち着いているように見えますが、
実は・・・・、

このように、不自然にチックがチェロに寄っていっています。
これは決してチックがチェロに好意があるわけではなくて、
同じ止まり木にチェロとチャーミーが止まっているのが不愉快で、
追い落としてやろうと隙をうかがっているのです。
（ちなみに、チャッキーとは一緒にいたいみたいです。）

それを、チェロとチャーミーは分かっているので・・・

警戒しているのです。

チェロはのけぞっています。力が入っている様子が尾羽の曲がり具合で分かるでしょう。

チャーミーについては、チェロのこと自体は好きなのですが、
チックがチェロを追い出したあと、チックが自分（チャーミー）を攻撃してくるだろうことを予測しているため、
チェロに「こっちに来るな！」「盾になれ！」と思っているみたいで、
逃げて寄ってくるチェロに対しては攻撃することがあります。

そういうわけでチェロは、チックとチャーミーの挟み撃ちに合いそうで、
のけぞった体勢で警戒態勢に入っているわけです。
その体勢になるしか有りません。

一触即発・・・嵐の前の静けさ・・・(・・;

チックが薄目を開けて、チャーミーが顔を向けた直後！！

チックのチェロへの攻撃、同時にチャーミーがチェロをど突き、
チェロはたまらず下に降りました。

その直後、チックは更にチャーミーを攻撃。
チャーミーもたまらず下に降りました。

その模様の写真が無いのは、ホントに危なくなりそうになったら
僕が間に手を入れたかったために、撮影していなかったからです。
まあ、今までこれで誰も怪我をしたことは有りませんが・・・・一応要警戒です。

↑見上げる２羽。
↓勝ち誇る「陰」の女帝チック。

こういう時にチャッキーは素知らぬ顔。
リーダーなのに・・・。

まあ、自分（チャッキー）はチックに攻撃されないからね～～。

普段、チャッキーとチックのペアで放鳥。
２羽をケージに戻してから、チャーミーとチェロをペアで放鳥。
そういうわけでチックは、アスレチックランドの止まり木は「自分とチャッキーのもの」と思っていて、
チャーミーとチェロが止まっているのを許せないみたいです。

で、話は最初に戻って・・・。
この一触即発の不安定形を避けるために、
一枚目の写真の安定形配列が必要なのです。

とりあえず、チャッキーが緩衝剤として間に入っているわけです。
こうなるとチックも、チャッキーを追い落としてまで、チェロとチャーミーを攻撃しに行くことは殆どありません（ごくごくたまに有りますが）。

まあ、そういう意味ではチャッキーもリーダーとして４羽の平和に寄与しているのかもしれませんが(^_^;)

ちなみに、上の写真で、チェロとチャーミーが入れ替わる・・・・、
つまりチャッキーの隣にチャーミーが来ると、
エロインコ・チャッキーはチャーミーにちょっかいを出し始め、
それに怒ったチェロがチャッキーに迫り、
これにチックが加わって、またまたたいへんなことになります。
なので、この配列しかないのです(^_^;)