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2008年10月18日 (土)

奈良五條~野迫川村サイクリング 2008.10.12

年月日/2008年10月12日

バイク/MARIN Venezia Road Bike

目的/奈良県五條市から野迫川村まで走り、奥高野山地の山の景色を楽しむ。

ポイント/①往復輪行,②野迫川村からの帰路は、その場で道路の状況や時刻,残っている体力等から決定する。

Rough_map 内容/
この週末は土曜日から月曜日まで三連休。近畿の天気は連日良好。と言うわけで、サイクリングに行かないわけにはいかない。
土曜日は色々と雑用が有ったし、月曜日は翌火曜日が出勤日なので、真ん中の日曜日に出掛けることにした。・・・ま、三連休の真ん中&日曜日って、行楽に出る人が多そうで、自動車も多いかも知れないけど。

どこを走るかだが、今年は近畿南部に力を入れており、前から気になっていた場所、奈良県野迫川村と、その道すがらの景色を楽しむプランにした(右上の地図参照)。

野迫川村は奈良県と和歌山県の県境付近に位置し、吉野郡に属する村。奥高野山地の山々に北,西,南を囲まれ、東は大峰山脈と十津川が位置する、まさに山に囲まれた村。
面積は約150㎢、人口は700人弱。
気候は山間部らしく、夏でも比較的涼しいらしい。当然冬の降雪量は多い。「奈良県の北海道」とも言われたりしている。

歴史的には・・・、平維盛(たいらのこれもり)(平清盛の嫡孫)が源平の戦いに敗れて落ち延び、ここで終焉したと伝わっている。
これにまつわる歴史的スポットが幾つか有る。

近畿のサイクリストにとっても野迫川村は馴染み深い場所ではないだろうか。
ロードバイクに関しては、大峰山脈を走るサイクリストは西の野迫川村まで足を延ばすことが多い。吉野グランフォンドのスーパーロングコースも野迫川村を西の折り返し地点としてコースに取り入れている。また高野龍神スカイラインを走る人も、スカイラインから外れてこちらを走ることも多いだろう。
またMTBerにとっても、この野迫川村~奥高野山地~十津川村北部はダート林道が多く(自転車雑誌にも紹介されるくらい)、メジャーな遊び場だろう。
これだけ書いておきながら、僕は野迫川村に入ったことがない(^^ゞ
・・・・行かなければ・・・・と言うわけ。

僕の貧脚で吉野グランフォンドのコースをトレースするつもりは毛頭なく、下の地図の茶色のルートを選択。

Plan_map_081012

JR和歌山線・隅田(すだ)駅まで輪行し、そこからスタート。丁度吉野川が紀ノ川に名前を変える、和歌山県(橋本市)と奈良県(五條市)の県境の和歌山県寄りの場所だ。
少しだけ東進して県境沿いを走る県道732号に入り、南下。富貴の集落を経由して奥高野山地の東端へと登り、野迫川村に突入。野迫川村の南に位置する「平維盛歴史の里」まで走る。ここまでは予めFIXした、必ず行くつもりのルート。
ここからは帰路で、どう帰るかは、時刻,体力並びにこれまでの道の様子等々を考慮し、その場でいくつかの計画案の中から選択する予定。案の詳細は後の本文で書くとし、ここでは書かないが、大体は、
①そのまま往きのルートを戻る。
②高野龍神スカイラインに取り付いて霊場・高野山から南海電鉄で輪行して帰る。
③高野龍神スカイラインを使わずに、他の県道や林道経由で霊場・高野山に戻って輪行で帰る。
・・・等々。
オプションとして、「護摩壇山」(平維盛が護摩木を焚いて平氏の命運を占った山)にまで足を延ばすという案も有るが、もうだいぶ日が短くなってきているし、護摩壇山より北のアップダウンの多いスカイラインを往復するのは辛そうなので(「高野龍神スカイライン サイクリング 2008.07.06」参照)、余程時間と体力が余っていない限り行かないこととする。
また上記②③の場合、霊場・高野山から麓の橋本駅まで走って下るという追加オプションも考えられるが、夕方になり、国道は観光の帰りの車で相当な交通量が想像出来る。また酷道ならぬ国道371号の悪路の下りも、集中力が切れかかっている頃かも知れないのでリスク有り(「高野山サイクリング 2006.06.10」参照)。未走の細い裏道は迷いそうで、これもリスク有り。故に素直に高野山から輪行することを第一選択とする。

自転車は、輪行専用にしているロードバイク MARIN Venezia を選択。

3:30頃に起床。
4:30に自宅を出発。
最寄りの駅まで走り、そこでロードバイクを輪行袋にパッキング。

4:50の電車に乗車し、乗り継ぎつつ南海電鉄・天下茶屋駅に5:30頃に到着。
6:05の南海高野線・急行橋本行きに乗り込む。
6:51に橋本駅に到着。JR和歌山線のホームに移り、橋本駅始発の五条行きに乗り込む。
和歌山線から南海電鉄に乗り換える乗客が多く、ホームを繋ぐ連絡橋で人の流れをスルー。ちなみに南海電鉄~JR間の乗り換えは連絡橋の上に設置されている自動改札機に切符やカードを通し、連絡橋に設置されている切符販売機で切符を購入する仕組み。そうでなければ、連絡橋を降り、少し離れている改札をいちいち出て、また入って連絡橋を登る・・・という面倒なことになる。
五条行きは7:02に出発。二両編成のワンマン列車だ。↓

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↑空いているので、横並び座席の端に輪行袋を置ける。
JR和歌山線には昔乗ったことが有るが、輪行では初めて。
ちなみに隅田駅は無人駅なので、一両目の運転席後ろの料金箱に切符を入れて最前部ドアから出なければいけない。したがって、なるべく一両目の運転席に近い所にいるのが無難。
↓隅田駅に到着。時刻は7:08。

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紀ノ川近くの山麓の集落にひっそりと佇む無人駅だ。

駅舎内でロードバイクを組立て、7:30頃に出発。
先ずは紀ノ川沿いを東進し、県道732号に入ることを目指す。
予定では国道や県道を避けて線路近くの紀ノ川北岸の細い道を東進し(隅田駅は北岸に有る)、「阪合部橋」で紀ノ川南岸に渡り、県道732号に入るつもり。

しかし!隅田駅周辺でトラップ。
地図では線路沿いに東へ道が続いていたが、実際には何か工務店の資材置き場のような状態になっていて入るのがためらわれ、他の道も袋小路だらけ。
ここでモタモタするのは時間の無駄なので、素直に隅田駅の西を南北に走る県道104号に入って南下。
「恋野橋」(下の写真)で紀ノ川南岸へ渡る。

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時刻は7:40。10分近く、隅田駅の周りをウロウロしていたわけだ。
高野山から麓の橋本市の朝は靄がかかっている。この日の近畿全般の天気予報は晴れ時々曇りだが、この辺りのこの時刻ではそんな雰囲気は無し。
↓「恋野橋」から見た紀ノ川の下流方面。靄がかかっているが味の有る眺め。

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↓橋を渡ると交差点。目の前を左右に(東西に)県道55号が走っている。

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↑県道732号に入るためには、左折して県道55号を五條方面に2km程度走る。
↑あるいは、交差点を直進しても県道732号に入れる。しかし分岐が多いのでやめておく。素直に分かりやすい県道55号で東進。
↓県道55号は走りやすい路面で、道幅もまあまあ。緩いアップダウンが有る。

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県道55号の写真は上の写真くらい。ここは既に和歌山県橋本市から奈良県五條市に入った所。
この辺りの県道55号は基本的に道の両サイドに民家,商店,ちょっと田畑が並ぶ平凡な道。紀ノ川を眺めれると言うわけではない・・・。
・・・てか、道しか見ていない。何故ならこの県道55号は五條~十津川村を結ぶメイン・ルートの国道168号に接続しているので、そちらを目指す自動車や単車が背後から頻繁に(国道よりは全然少ないが)速いスピードで走ってくる。特にこの日は三連休の真ん中の日曜日なので、なおさらなのだろう。気を抜いてフラフラ走れないので、走りに集中したから撮っていない。どうせたった2kmくらいだから、写真はいいや・・・って感じでもあるけど。

↓奈良県五條市に入ってすぐに右手に県道732号が伸びている。

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↑右折して突入(黄色の矢印)。県道732号に入った直後の登り坂。↑
県道732号はこれから暫く登りが続くようだ(そりゃそうか・・・)。

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勾配はそれ程きつくない。馴染みのある(最近はとんとご無沙汰だが)大阪北摂の山間部を走る道の勾配に近いかも。
↓朝靄の中、すぐ左手の田畑を横目に見ながら登る。

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やがて民家も田畑も道沿いには無くなる。

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朝日が気持ち良い。

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靄が晴れてきた。

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どんどん登る。

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右手に高野山地の東部分の山の尾根。尾根の向こうは和歌山県だ。

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県道732号は、基本的に山の眺めが右手に集中。県境の尾根を見ることになる。
↓正面の山裾の上にガードレールが見える。

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↑こういうのを見ると登っていく様子が分かるでしょ?

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↑先ほどの山の尾根の写真と比べて目線が高くなったって分かるでしょ?
↓こりゃ~いい道だな~。

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クネクネと山裾を登って行く。

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↓こういうフラットに近い所も有ったりする。

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辛い登りではなくて、楽しい、気持ちの良い登りだ。

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間近に高野の山。

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やがて断続的に林間部分を走るようになる。展望の良い所と林間部分が交互に来るようになる。
林間部分は道幅が狭いので、自動車が近づいたら停まってスルーしたほうが無難。あるいは自動車が来る前に林間部分を突破したほうが良い。ちなみに、麓からこの先の富貴の集落までの区間を村営バスが走っている。それ位なので極端に道幅が狭いというわけではないが・・・。
普段のこの道の交通量を知らないが、この日は意外と自動車が往来していた。もっと自動車を見かけない道だと思っていた。県道732号の東を走る国道168号へのショートカットの裏道か(実際には国道を素直に走ったほうが速い筈)、霊場・高野山あるいは酷道371号)をスルーし、高野龍神スカイラインに入る道として使われているのだろうか??
あとで分かったことだが、この日野迫川村でイベントが有るらしく、時刻から考えると、それに向かう車だったのかも。
林間部分の路面は補修の継ぎ接ぎ跡が散見されるが、ガレと言うわけではない。

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林間部分が薄暗いだけに、それを抜けると明るい展望の良い場所がひときわ見事に感じる。

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↓南の吉野川、紀ノ川沿いの町と、その向こうに和泉山脈と金剛山脈の山々が見える。

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まだまだひたすら登る。

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谷奥深の集落辺りの山が間近に見える。

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↓遠くの山に集落と道が見える。

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↑↓拡大すると分かるかな?ガードレールらしきものが有る。
↓あそこまで登るのか~・・・って。

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下を覗くと谷奥深の集落が見える。谷奥深・・・名前のまんまだな。

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そういうわけでまだまだ登り~。

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それにしても良い景色だね~。

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山間部を走るムード抜群。
野迫川村に入る前から、その途上を楽しめる。

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↓やがてこの辺りの県道732号には珍しく、橋に出くわす。
↓ここから一旦、和歌山県高野町に入る。

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↑写真ではぼやけているが、バス停の名前が「県界」・・・まさに・・・県境だし・・・。
↓ここからちょっと走ると富貴(ふき)の集落に入る。時刻は9:00頃。

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↑歓迎してくれている(笑)。
↓フラットな道になり、集落と田畑が広がる山間の道になる。

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民家の間の道を進む。

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こういう所に住めたらいいね~。
現実、いろいろと大変だろうけどね~。

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丁度、稲の刈り入れ時期のようだ。

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まだ刈り取られていない田んぼは黄金のカーペットですな。

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刈り取られた稲穂は吊るされていますな。

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富貴の集落を抜けると東ノ川沿いの林間ロードになる。

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フラットな林間快走路だ~♪

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筒香峠に向かっていると思うが、登り勾配は殆ど感じず。

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いつの間にやら下り基調になり、気がついたら筒香峠を越えていたみたい。
富貴側からは峠の登りを感じない。逆からだと感じるだろう。
↓富貴の集落を離れて初めて途中で丸太小屋を見る。

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↓山小屋風のレストランですな。

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ちいさな木」という店か・・・。

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↑あとで調べたら地図にも載っていたよ。
こんな山深い所にポツンと・・・というのが、逆にとても良い雰囲気だね~。
こういう所で食べるなんて、なんか素敵かも~。
↓この店の前で県道732号から県道733号が分岐する。

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↑左手が県道732号で、出屋敷峠を経て奈良県五條市に再突入し、国道168号に合流する。
↑右手が県道733号で、今井峠を経て奈良県野迫川村に入る。
勿論、右手へ。
↓川沿いのフラット快走路だ!

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こりゃ~いいね~。

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一旦、川から離れたり。

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車はたまに来る程度。

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野迫川村に着いていないが、もうこの段階で来て良かった~、と思う。

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再び川沿いの道になる。

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どう?走りたくなりません?

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↓途中で下り坂が有り、下り終えた所に「高野山温泉」。

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県道の左手にダートが伸びている(上の写真の右下)。その先に温泉が有るらしい。
先程の「ちいさな木」で食事をし、この高野山温泉に泊まったら超贅沢かも~。
↓・・・ま、この小川を眺めながら走るのも贅沢だけどね~。

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再びフラットな道に。

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気持ち良過ぎるぜ~。

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非日常だな~、って感じ。

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やがて上筒香の集落に到着。

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山間の長閑な農村集落だ~。

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ここでも稲の刈り入れ中。

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だいたいは刈り取ったみたい。

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こうやって干すんだね~。
市街地にいると見れないよね~。

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周りは山ばかり。夏は良いだろうね。冬は厳しいかも。

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写真を撮っていると、おばさんが近づいてきて、

おばさん「何撮ってるの?」
Katze「あ、景色を撮っています。」
おばさん「景色撮ってんの~・・・・。まだ紅葉には早いわな~。」
Katze「来月になってからですかね~。」
おばさん「高野山のほうは早いかも。綺麗やで~。・・・どこから来たん?」
Katze「橋本、五條のほうから・・・。」
おばさん「ふ~~ん。ほな、気を付けてな~。」
Katze「どうも~。」

みたいな~。
↓で、集落の抜けると野迫川村方面と高野・橋本方面の分岐。

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↓右手は国道371号へ通じる道。高野山にも、橋本市街地にも行ける。

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↓真っ直ぐ進むと県道733号の続きで野迫川村へ。当然真っ直ぐ進む。

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ここから登り坂の始まり。今井峠への登りだ。
ちなみに実際の今井峠は山道の上に有る。そこから700~800m程離れた所を県道が通っている。

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暫くは川沿いに登る。

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自動車はたま~に通る。この日は単車(ミニバイク)集団に出くわしたが。

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先程の県道732号の富貴までの登りよりはキツイ勾配。

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ひたすら登る。
ウネウネとしたカーブが連続。

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ヘロヘロになる程ではないが、「峠を越える」という実感が十分に湧く位の勾配だ。

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ひたすら登れ~~。

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↓ずっと林間ロードで見晴らしが無かったが、上のほうで開けた所に出る。

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↓奥高野山地の山。

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何となく、登りが終わる気がする。

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↓そういうわけにはいかないか・・・。まだちょっと登ると・・・。

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↓やがて「紀和トンネル」に到着。今井峠の西700m程に位置する。

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照明は無いが、距離は短いので恐怖感無く突破。
トンネルの真ん中付近でも路面は見える。
一部漏水箇所が有るが、路面自体は綺麗で危険度は低い。
出入り口付近は綺麗なコンクリートの内壁で囲まれているが、真ん中付近は岩を削り抜いた壁面にコンクリートを塗った壁面。

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↑トンネルを抜けると・・・。
↓奈良県野迫川村に突入。ようやく野迫川村に入った~。時刻は10:40頃。

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今度は峠の下り。

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林の中を抜けていく。

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木陰なので涼しい・・・いやちょっと肌寒いくらいかも。
さすが「奈良県の北海道」と言われるだけのことはある。

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林を抜けてもまだまだ下り。道幅は広くなり、路面もとても奇麗。

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快走の下りなのだが、折角登ったのに思いっきり下ってしまったな~、て感じ。
最近、下りになると、よくそういう気持ちになる。
冒頭で述べた帰りのルート、「①そのまま往きのルートを戻る。」を採ると、帰りにここを逆に登ることになる。この時点で①は無しにする気が強くなってきた。
↓下り終えるとT字路にぶち当たる。左右に(東西に)県道53号が走っている。
↓左折すると中原川の流れに沿って国道168号に合流する。時折来る自動車や単車の流れは、みなそちらへ・・・。高野山から来たのだろう。
↓右折すると県道53号と県道733号の共有部分で、野迫川村の西を回り込む形で村の南の方角へ南下。「平維盛歴史の里」へ繋がる。

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↑ここは当然右折(黄色い矢印)。
中原川の上流に向かってフラットな道が続く。

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↓中原川が眼下に見える。

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↓先ほどのT字路から1km程離れた所に「高野豆腐伝承館」。

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そう言えば、以前見たテレビ朝日の番組「人生の楽園」で、途絶えてしまった野迫川村伝統の高野豆腐の製法を復興しようと奮闘する夫婦のドキュメントを放送していた。
ここがその舞台だったか~。
更に先へ進む。

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フラットな快走路が続きま~す。

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この辺りは柞原~中の集落付近。道沿いに民家と田畑が点在。
ここは結構、霊場・高野山に近く、自動車ならば先程の富貴や上筒香の集落よりも、高野山経由で橋本市街地に出易いかも。

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↓で、その高野山へ通じる道と県道53号が集落の西端付近で分岐。

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↑真っ直ぐ行くと天狗木峠・桜峠経由でこの県道53号と再合流し、高野山奥の院近くに到達出来る。その合流する県道53号は、今は県道733号と共通しているが、合流時には単独になっている。つまり県道53号はこのあと左折して西南の方角に向かうが、途中で県道733号と分岐してUターン気味に北上して高野山に繋がるというわけ。
↑↓で、僕は当然左折して県道53号をそのまま走る(黄色い矢印)。
↓曲るとすぐに分岐。左のフラットな道は行き止まり。
↓右の登り坂が県道53号。

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登っていくと林の中へ。

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なかなかキツイですな。

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開けた所に出た。

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いい眺めだ~。
↓この山で野迫川村は北部分が分断されているという感じ。

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この山を越えるというわけ。
↓登ってきた道が向こうに見える。ウネウネと山裾沿いに登っていくのだ。

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整備された道だ。車も意外と頻繁に出くわす。

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↓尾根の近く、左手(奥の山)と右手(手前の山)の斜面に白いガードレールが見えている。
(右手のガードレールは分かるかな?)

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↓右手の、手前の山の斜面の拡大。木の間に見えるでしょ。

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↓奥の、左手のガードレールは見易いだろう。あの高さまで登るっていうわけだ。

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ひたすら登る。

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なかなかキツイですな~。

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途中で見晴らしの良い所に・・・。だいぶ高い所まで登ったな~。
先程は見上げる山の景色だったが、今は見下ろす感じだ。
丁度12:00なので、景色を見ながらここで食事・・・補給食タイム(パワーバー・バナナ味を食べただけだが・・・)。

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集落と、登ってきた県道(↑左下隅)が見える。
↓先ほど走っていた柞原~中の集落だろう。

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やがて、先程載せた、5枚上の写真で見えていた尾根近くの部分に出た。

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高野の山並みが綺麗だ~。

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こういうのを見ると、登って良かった~って思えるんですな~。

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↑しっかりと県道53号が山の斜面に見えるな。先程は向こうからこちらを見ていたわけだ。
ま~、ずいぶんと登ってきたものだ。
↓展望の良い所から直ぐの所で登り坂が終了。下りの開始。

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↓ガンガン下る。

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↓下っていくと開けたところに出、ここで県道53号と733号が分岐する。

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↑上の写真の左下が県道733号で、野迫川村の南のほうへ。
↑上の写真の右下が県道53号で、高野山に向かう道。
当然県道733号へ。左折。

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奥高野山地~十津川村の山並みが遥か向こうまで広がっているよ~。

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凄いよね~。

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で、県道が分岐してから下り。

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ガンガン下る。これでもか!って感じ。

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↓先程の山が上のほうに見えている。下ってきたことが良く分かるだろう。

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快走の下りだが、下り過ぎ!
折角登ったのに勿体無い。

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もう下りはやめてくれ~。
・・・この時点で帰りのルートを行きのルートの逆走にする案は却下。
帰りにまたここをひたすら登るのは辛いって・・・。
結局、野迫川村は四方を標高1000m前後の山に囲まれているので、入るのにも出るのにも苦労するってわけですな。

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北股の集落付近でやっとフラットになった。
だがもう遅い。相当下ってしまったぞ。

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道の下に綺麗な北股川が見える。川に沿って南下。

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暫くすると緩い登りが始まる。
しかし、先程下った高低差に比べればたいした高低差ではない。

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県道733号の東に位置する荒神岳(標高1260m)の西の斜面を走っているという感じ。

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だから常に左手が崖の壁。

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右手に展望。
↓正面に先の道のガードレールが見える。

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右手の山の向こうに高野龍神スカイラインが走っている筈だ。

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この辺りの道も意外と自動車が来る。スカイライン絡みだろうな。
何本かの舗装林道で繋がっているからな~。

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↓暫くすると分岐。

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↑左のフラットな川沿いの道が県道733号。
↑右の登り坂が「平維盛歴史の里」へ通じる道。
ここで当然、県道から離れ、右の上り坂へ。

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道の下に北股川と県道733号が見える。

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こちらは登りまする。

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勾配はまあ普通。疲れるけど、やっつけられる程ではない。

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↓途中に有った記念碑。村道「平・大股線」っていうのか~。

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どんどん登ります。

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途中でクール宅急便の軽トラックが走ってきたり・・・この先に集落が有る証拠だね。

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で、到着。平の集落。
時刻は13:30頃。

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文字通り、平・・・平家の集落か~。

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↓集落の中に「平維盛塚」。

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自転車を停めて、階段を上る。

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↓塚の丘の頂上。

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↓石碑が有る。

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石碑から周囲の山々が見渡せる。

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奥高野山地の良い眺め。

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いい所に塚を造りましたな~。
ちょっとだけ紅葉していますね。

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塚から平の集落も見渡せますな~。
この日はスルーしたが「平維盛歴史資料館」も有る。
↓塚の下、写真の右下の建物がそれ。

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平 維盛(たいら の これもり)
平安時代末期の武将。
生誕 1158年(保元3年)~1184年5月10日(寿永3年3月28日)??
平清盛の嫡孫で、平重盛の嫡男 。

平氏一門の嫡流であり、美貌の貴公子として宮廷にある時には光源氏の再来と称された。
治承・寿永の乱において大将軍として出陣するが、富士川の戦い・倶利伽羅峠の戦いの二大決戦で壊滅的な敗北を喫する。父の早世もあって一門の中では孤立気味であり、平氏一門が都を落ちたのちに戦線を離脱、那智の沖で入水自殺したと伝わる。
しかし入水自殺は頼朝の残党狩りから逃れる為の流言で、実際は平家の落人として紀伊国色川郷に落ち延び盛広・盛安の男子をもうけ、盛広は清水を名乗り、盛安は水口を名乗って戦国時代の色川氏の祖となったと言う説がある。
また『源平盛衰記』に記された『禅中記』の異説によれば、維盛は入水ではなく、熊野に参詣したのち都に上って法皇に助命を乞い、法皇が頼朝に伝えたところ、頼朝が維盛の関東下向を望んだので、鎌倉へ下向する途中に相模国の湯下宿で病没したという。
また、静岡県富士郡芝川町に平維盛のものとされる墓が伝わる。
また、この野迫川村の南、伯母子岳を挟んだ向こうの十津川村の県道733号沿いにも墓がある(この塚とは別に・・・ということ)。
平維盛の墓と伝えられる物は幾つか存在しており、いずれにしてもその死には謎が多い。

野迫川村との由縁は・・・、
源平合戦において一の谷で敗れた平家が屋島へ逃げ延び、平宗盛の下知により1184年(寿永3年)、平維盛は熊野水軍に援軍を求めるために熊野別当田辺湛増のもとへ使者として派遣された。、しかし湛増は援軍を断わって、代わりに姫を娶らせて匿い、源氏追討から維盛を守ったと伝えられている。1189年(文治5年)源頼朝が維盛の逮捕令を発令し、一大平家狩りをおこなったため、維盛は奧熊野の山岳地帯に逃げ、1216年(健保4年)主従は再び紀伊山岳路を北上して野迫川村へ至り、1219年(承久元年)にここで終焉したと伝わっている。
塚は里人が造ったもの。

ちなみに野迫川村では毎年春秋の2回、「平維盛の大祭」が開催されているそうだ。
秋の大祭は毎年10月中旬の日曜日だそうだが、この日ではない。10月19日(日)か???(ネットで調べても不明)

もう少し脚に自信が有れば、平維盛が護摩木を焚いて平氏の命運を占ったと伝わる「護摩壇山」(高野龍神スカイラインのすぐ近く)や、十津川村に有る平維盛の墓まで巡って、平維盛歴史サイクリングというテーマで走りたいところだが、体力と時間、距離を考えると無理。またいつか。
平維盛関連以外にもこの辺りには熊野古道や名瀑、歴史的スポットが点在しており、それらを巡るのも楽しいだろう。
ま、それらも今後の楽しみに取っておこう。

↓集落の中の学校のような・・・木造校舎。

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僕も横浜で小学校一年生の時にはまだこういう木造校舎がギリギリ有ったよ。
↓校舎の傍の見事な大木。

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そういうわけで、平維盛歴史サイクリングはせずに、素直にここから帰路モード。
行きの道を戻る気力は無いので、冒頭で書いた、②高野龍神スカイラインに取り付いて霊場・高野山から南海電鉄で輪行して帰る,③高野龍神スカイラインを使わずに、他の県道や林道経由で霊場・高野山に戻って輪行で帰る、のいずれか。・・・で、②を選択。
高野龍神スカイラインは今年に走っており、その時は高野山から離れて南下するコースで、今回はその逆になっているが、道の様子が分っている(「高野龍神スカイライン サイクリング 2008.07.06」参照)。それのほうがロー・リスクだ。
問題はそのスカイラインにどうやって取り付き、どこで合流するか・・・という、その途中のルートだが、詳しくはその先の記事を書きながら説明し、選んだ理由も書いていくことにしよう。

で、時刻は13:40。帰るぞ!!さらば、平維盛!

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村道をガンガン下る・・・。ということは、この先、尾根沿いに有るスカイラインに取り付くためには結構登らなければいいけないということだな・・・仕方ない。
もしかしたら行きのルートの逆走のほうが楽だったか??と思いつつも、下ってしまっているから、もうそのまま行こう。

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村道は下り終えると再び県道733号と合流。
勾配がフラットの快走路に変わる。
↓途中の道沿いにこんなんいました~。

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カメラを向けたら後ろを向かれた・・・(;一_一)

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暫くフラットな快走路~~♪

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左手の穏やかな川は弓手原川だ。

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↓やがて大股の集落に到着。
↓下の写真の左上は大股に入る県道を振り返って撮影。

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県道733号は直進だが、ここは右折(上の写真の右下)。
なお、ここから世界遺産の熊野古道小辺路も伸びている。
ちなみに県道733号はいずれ舗装路が終わり、伯母子岳の北の手前で一旦途切れる。そのあと、伯母子岳の南、十津川村で復活して東に向かい、風屋地区で国道168号と合流する。途切れた部分はこれから走る弓手原林道~スカイライン~南千丈林道で回り込んで繋がるのだが、行きません・・・帰るためには日没後の闇夜の肌寒い山中を走ることになるから。
↑↓右折し、弓手原川沿いの林道弓手原線(弓手原林道)に入る。

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フラットな道はやがて登りに変わる。

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まあ、普通の勾配。楽ではないが、ヘロヘロになる程でも無し。
↓弓手原川が少し下に見えるようになった。

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登りま~~す。うねうねと~。

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途中で記念碑。さっきの村道 平・大股線の記念碑とそっくり。同時に作ったんだな。

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少しずつ高くなっていく。

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↓弓手原川がだいぶ下に見えるようになった。

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↑激しいUターンの流れになっている。
暫くするとちょっと下って、またフラットになり、集落に入る。

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また弓手原川が比較的近くに。
上流に近づいているので渓流になっている。綺麗ですな~。

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↓で、ここで右手に延びるタイノ原林道に移る。時刻は14:10頃。

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↓分岐に立てられている案内板。これを見ると分かり易いだろう。

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このタイノ原林道でスカイラインに取り付くわけ。
弓手原林道もこのまま進めばスカイラインに合流できるのだが、何故タイノ原林道にしたかと言うと・・・。

①弓手原林道とスカイラインの合流地点は蓑峠。蓑峠の前後は尾根近くのアップダウンの繰り返しの道なので、高野山までのスカイライン上で登りが入る。
②タイノ原林道とスカイラインの合流地点はレストラン「鶴姫」の近く。ここから高野山までは下り&フラット。登りは一切無い。当然、高野山までの距離も蓑峠からの場合の半分程に縮まる。早く帰れる。
③ただし、当然その代りにタイノ原林道は登り中心になる筈。しかし①の既走ルートのアップダウンで疲れるよりも、②の未走のタイノ原林道で疲れたほうがいい。同じ疲れるのなら未走の部分を行きたい。それにスカイラインに入った後の高野山までの距離が短い。行楽の車が多いと予想されるスカイラインは一気にとっとと抜けたい。
④他に弓手原林道のもう少し先で桧股林道が分岐しており、レストラン「鶴姫」の2km程南でスカイラインと合流するのだが、②に比べてメリットに感じられる理由付けが見つからない。いつかは走るとして、同じ未走路なら今回は先にタイノ原林道を走っておくべき。

そういうわけでタイノ原林道に入るわけ~。でもたぶん疲れるだろうな~。

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悪い予感は的中。結構な勾配でずっと登りが続く。

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疲れる~~。
まぁ、前々回の「東吉野村~川上村・林道サイクリング 2008.09.23」の武木小川林道に比べたら楽だけど~。

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目線が高くなってきた。

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眺めはいいね~。

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走ってきた集落が谷間に見える。

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↓こんな感じのヘアピンのウネウネの登り。

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途中で道幅の狭い区間が有る。車同士の離合は困難・・・無理だろうな。

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ちょうど、このタイノ原林道入口付近でイベントが有ったらしく、その帰りの自動車が次々と下から登ってくる。この狭い区間で・・・。
ここは当然停まってスルー。
お礼の合図をしてくれたり、何と!抜く際に手を振ってくれるドライバーと助手席の二人連れ(たぶん夫婦)まで・・・。そこまでしてくれるのは初めてだったので、手を振り返し損ねた~。笑顔を返したつもりだったが・・・?
こういうのって気分良いね。人間性が分かるよね~。自動車も自転車もその走り方に人間性が表れるもの。穏やかな温かい家庭を築き、きっとあのご夫婦は幸せな人生を共に歩んでいくでしょう。そう願います。お幸せに~~(^.^)/~~~

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こういうちょっとしたことと、この景色で、登りの辛さから救われる思いだ。

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現実的にはまだまだ登りが続いているんだけどね~。

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遠くの山々が見えてきて、だいぶ登ってきたことが分かるだろう。

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前のほうに載せた写真からスクロールバーで流して行くと、背景の山がだんだん下がってくるぞ。
パラパラ漫画風にね~。

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↓油絵みたいだ~。

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遠くはいい眺め。足元は苦闘の登りが休み無しに続く。

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↓途中でまたまた似たような記念碑。好きやね~。

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↓記念碑の近くで・・・おぉ、絶景。

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記念碑から北は下りやフラット部分も有る、アップダウンの道に変わる。
少しだけ休める。
↓でもこれ、登りだけど。

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びっくりするような山並みだよね~。

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辛いけど、登って良かったです。

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大峰山脈もいいけど、こちらの奥高野山地も山の絨毯のようで絶景だね。

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このあと、まだちょっとアップダウンが続くのだが、結構疲れてきており、撮影をせずに走りに集中して淡々と走ってしまった。
で、最後に下りを走ると・・・。

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↓はぁ~、やっと高野龍神スカイラインに合流。時刻は15:30頃。

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↑レストラン「鶴姫」のすぐ近く。上の写真の左下が南の方角の道。この先は護摩壇山までアップダウンしながら徐々に登って幾つかの峠を越えていくコース。
↑上の写真の右下が霊場・高野山へと続く北上ルートの下り。右折してそちらへ。

で、ここから高野山までのスカイライン上の写真撮影は一切無し!(^_^;)
既に一度走っているので、道の様子は「高野龍神スカイライン サイクリング 2008.07.06」を参照のこと。逆の南下の模様の写真だが、道の様子や景色は分かるだろう。
レストラン「鶴姫」から6km位は下りのみ。自動車の制限速度は40km/hrなので、自転車でも下れば後ろから自動車に追いつかれることは無い(自動車が速度遵守しているかどうかは知らんが)。事実、高野山までの半分の距離の区間まで自動車に追いつかれなかった。
で、走りに集中しているので、左手に高野の素晴らしい山の景色が有るのだが、全く見ていない。「高野龍神スカイライン サイクリング 2008.07.06」を見ておくれ。
で、そのあとの5~6kmになるとフラット部分が多くなる。失速して、後ろから自動車や単車に抜かれ放題(爆)。
途中でこれから南下していくローディーさんとすれ違ったが、この時刻からか・・・って感じ。まぁ、ローディーさんなら普通か・・・。僕とはレベルが違うから。

↓そんな感じでスカイラインを走り終えて高野山・奥の院前に到着。時刻は15:50頃。

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ここが気分的にゴール。
乗らずにロードバイクを降りて押し歩きをし、高野山を散策モードで西へ。
いずれにしてもこの時刻から帰りの自動車や単車、観光バスで道路はちょっと激している。まあ、走ってもいいけど、精神的に疲れるし、休みながら散策したいので乗らない。
で、散策と言っても、拝観したり色々と寺を巡るには遅い時刻なので、南海電鉄の駅に向かっているだけ。
一昨年、高野山にサイクリングで来たことが有るので、高野山の様子は「高野山サイクリング 2006.06.10」を参照のこと。

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↑ちょっとだけ、道すがらの写真を載せておきますわ~。

で、南海電鉄の駅に向かうと言っても、実際にいろいろな帰り方が有り、歩きながら考える。

まず、橋本駅まで走るというのは・・・、
① 橋本駅近くまでの国道371号は使わない。酷道の下りなので、集中力が切れている今からはちょっと辛い。それに酷道とは知らずに降りてくる行楽の自動車も多い筈だ。しかも鼻っから走るつもりは無いので既に国道371号からどんどん離れている。
② 国道370号も使わない。橋本駅近くまでの最短メインルートだが、この時刻から行楽帰りの車や単車、そして観光バスがガンガン下ってくる。
③ 国道480号も使わない。結構遠回りになるし、こちらも行楽帰りの車が多い筈。
④ 九度山町を経由する裏道や県道118号を繋いでいくルートは複雑で、未走。迷うと嫌なのでパス。

では、ケーブル・カーの駅、高野山駅まで行き、そこから輪行すると・・・、
大門からケーブル・カーの高野山駅までちょっと走るだけ。車は殆ど来ないし、南海バスも走っていない。しかし、この時刻からケーブル・カーで帰る行楽客で、ケーブル・カー内はいっぱいになる。これまで何回か高野山に来ていて経験しているので間違いない。輪行袋で顰蹙を買うのは嫌だし、押されて自転車を痛められるのも嫌。空くまで駅で待つのは馬鹿らしい。

極楽橋駅から普通の南海電鉄の車両に乗れば、だいぶ混雑を避けられる。
しかし、極楽橋までロードバイクで走れる道は前回「高野龍神スカイライン サイクリング 2008.07.06」で確認し損ねていて、迷いそう。それに、すんなり極楽橋駅に着くと、結局ケーブルカーから出てきた大勢の人と極楽橋駅から一緒になる。

ならば前回の「高野龍神スカイライン サイクリング 2008.07.06」で極楽橋から女人堂まで登った不動坂を逆に下るのがいい。半分くらいは綺麗な石畳の下りなので乗れる。後半はダートの下りでロードバイクで乗って下るのはヤバいが、今はもう歩きモードに突入しているので押し歩きが苦にならない(むしろノンビリと歩きたい)。しかも逆算すれば、歩いている時間~極楽橋駅に着いて輪行袋にパッキングしている間に、ケーブル・カーの混雑する時間帯を避けられる。極楽橋駅に着いてから先の列車が空いている可能性が大きい。時刻的にも山道の不動坂を下っている間に日没にはならないだろう。
極楽橋駅で列車に乗る頃に日没になっており、その頃にはもうケーブル・カーで降りてくる観光客は少ない筈だ。

決定。
・・・・で、女人堂までぶらぶら~(下の写真)。

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ケーブル・カー高野山駅行きの南海バスが女人堂を経由するのだが、案の定、バスはどれも人がいっぱい。みんながケーブル・カーに乗るわけで、パスして正解だった(と一人ほくそ笑むKatze)。
↓女人堂のちょっと先、南海バス専用道路をちょっと入った所から不動坂が始まる。
↓この不動坂入口から先はケーブル・カーの高野山駅に続いているのだが、南海バス以外通行禁止。車輌は勿論、自転車(自転車も車輌)も人も通行禁止。

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なので、ケーブル・高野山駅まで走るものと勘違いされてバスの運転手に注意されないように、さっさと不動坂に入る。時刻は16:40頃。
極楽橋駅まで2~3kmの下り。歩いても日没までには十分着ける。
↓初めはこういう石畳の舗装路の下りなので乗って下る。結構な急坂部分も有るけどね。

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途中からダートの下り。MTBなら何にも問題無いが、ロードバイクなので押し歩きにする。

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ダートと書いたけど、実はこの路面はコンクリート舗装されている。
ただ、その上を土砂や枝や枯れ葉がどんどん積もるままにしておいたので、ダートと変わらない状態なのだ。
スリップして落車する覚悟が有るのならロードバイクで下ってもいいかも。僕は嫌だ。
↓ノンビリ下ると途中でケーブル・カーの線路に出る。

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↑ここから石畳が復活。ただし、ジメっと苔むしており、スリップの可能性大。ここで転倒しても馬鹿馬鹿しいので、乗らずに押し歩きで下る。
ケーブル・カーの線路の下をくぐり、やがて「極楽橋」が見えた。↓

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↑不動川を極楽橋で渡り、下に降りて・・・う~~ん、文章で書くと分かりにくいのでやめるか・・・。もうすぐ目の前に極楽橋駅です。
↓着きました。南海電鉄「極楽橋駅」。時刻は17:20頃。

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丁度この駅に着いた時に、発車間近の橋本駅行きの列車と、それに乗り換えようとしてケーブル・カーから降りて走る大勢の人達を改札の外から目撃。
それを見て、ケーブル・カーを使わなくて正解だったと確信。

落ち着いてロードバイクを輪行袋にパッキング。
次の橋本行き列車(18:04発)に乗り込む。
その間に日が沈み、橋本行きが発車するまでに上から到着したケーブル・カーからの乗客は僅か。なので、車内は空いている。・・・も~、絶妙のタイミング。完璧。想定通り、予定通りだよ・・・フフフ(車内で一人ほくそ笑むKatze)。

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18:04に極楽橋駅を出発。
橋本駅で急行なんば行きに乗り換え、天下茶屋駅で下車。時刻は19:40。
地下鉄に乗り換えて、最寄りの駅に20:13に到着。
ロードバイクを組み立てて、家まで自走し、20:40頃に無事に帰還。

そういうわけで、この日は五條~野迫川村の道すがらと野迫川村の素晴らしい山間部の景色を楽しめた。奥高野山地の山の眺めは最高だった。
帰りのタイノ原林道の登りは思った以上にキツかったが、まあ、それも今思うと楽しい&辛しと言ったところだ。

野迫川村を中心にしたサイクリングのプランはまだ色々思い浮かぶ。来年、日が長くなった時期にまた行ってみよう。
MTBもいいな~。MTBの場合、問題は野迫川村までのルートだけど。

パンクも事故もなく、体を痛めた箇所は無く(乳酸痛も殆ど無し)、良し良し。

そういうわけで、とても楽しい山間部のサイクリングだった。
いいね~、野迫川村。
いいね~、奥高野山地。
 

コース概略/自宅→○○線・△△駅~(輪行)~地下鉄堺筋線・天下茶屋駅・南海高野線~(輪行)~橋本駅・JR和歌山線~(輪行)~隅田駅→県道104→恋野橋→県道55→県道732→県道733→県道53(733)→県道733→村道 平・大股線→平維盛歴史の里→村道→県道733→林道弓手原線→林道タイノ原線→高野龍神スカイライン→高野山霊場(奥ノ院前~(押し歩き)~女人堂)→不動坂(ダートは押し歩き)→南海高野線・極楽橋駅~(輪行)~天下茶屋駅・地下鉄堺筋線~(輪行)~○○線・△△駅→自宅
(地図→クリックしてください (拡大可。茶色のラインが走った所))

走行距離/75.81km(霊場・高野山内と不動坂のダート部分の押し歩きは除く)
走行時間/5hr16min
平均速度/14.41km/hr
最高速度/55.06km/hr
MARIN Road Bike積算距離/7412km
全Bike積算距離/14251km

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Comments

黄金色のたんぼ。。。久しぶりに見ました(~o~) もうすっかり秋景色ですね。赤に黄色、そこに緑も混じってmaple ちいさな木、気になります~、ランチもディナーも予約制、おまけにパン、ケーキ、はちみつ等が自家製。。。♡ どう考えてもステキでおいしいレストランだろうなあrestaurant パワーバーバナナ味だけでこの距離を走ったんですか(^^?) 考えただけで空腹感が。。。(;´▽`lllA`` マナーの良い運転手さんといい、読みがピッタンコだった事といい、この日は気候と同じくKatzeさんも秋晴れの心境で走り終えたんですね(v^ー゜)ヤッタネ!! 

« 投稿: あさたろ  2008年10月18日 (土) 16時33分

あさたろうさん>
そうですね~。秋ですよね~。
集落の風景でそれを感じれますね。

ちいさな木、良さ気ですね~。

噛む食べ物はパワー・バーだけですが、ウィダーインゼリーのようなチュウチュウ系は適当に食べてます。一番おいしかったのは帰りの電車内で食べた煎餅ですけどね~(^_^;)

景色も気持ちもまさに秋晴れでした~。

« 投稿: Katze  2008年10月18日 (土) 18時16分

初めは霧がかかってて寒々してたけど霧が晴れてきて
陽が射してきたら、見てるこっちも元気になってきましたよ(笑)お日様っていいもんですなー(^ム^)
「人生の楽園」よく見ますよ、
    いいですよねー第二の人生ちゅうか!
フライパンとツルが巻きついた門がかわいい店
ピザとか美味しそうなものがありそう・・

1本の枯れ木と深い山の画像が心に残りました
  「極楽橋駅」・・いい名前だね

« 投稿: はな  2008年10月18日 (土) 18時49分

はなさん>
特に朝の秋の陽射しは良いですね~。

人生の楽園ってなんとなくほのぼのとさせられるので、家にいる時は結構見ていますよ~。

枯れ木が偶然と言うか、フレームから避けられずに写っていて、ピントは山に合わせているので、枯れ木が強烈に写っています。ちょっと怖いくらい。

極楽橋を渡って高野山に・・・って霊場らしいです~。

« 投稿: Katze  2008年10月18日 (土) 19時45分

ちいさな木、行きたいっ!
可愛いお店ですね~。
こういうお店はお庭なども楽しめるからいいですよね。
たま~に鳥さんも遊びにきたり♪

極楽橋ってすごい名前、と思ったら同じ名前の駅もあるんですね。
稲刈りが終わっていたり、すっかり秋を感じますね。

Katzeさんの手袋?がDAIGO風(*´∀`*)

« 投稿: しましま  2008年10月20日 (月) 16時32分

しましまさん>
マジっすか?ちょっと言っちゃっていいっすかね~?昔から~、輪行で~、電車の中で~、グローブはめたままにしてるんですけど~、この前ブレイクしたDAIGOが手袋はめてるんで~、その真似してるんじゃあないかと、車内の他のお客さんに思われてるんじゃないかと思って~、ガチ恥ずかしいんすけど~、これ~、自分のスタイルなんで~、はめてウィッシュ!

小さな木、惹かれますよね~(←Katzeに戻る)

もうそろそろ稲刈りも終わって、次の「秋」は紅葉ですぞ~。

« 投稿: Katze  2008年10月22日 (水) 00時16分

黄金色の田んぼにのどかな集落の風景・・・良いですね。
いつかこんな景色の中で、まったりのんびりと暮らしてみたいです!
登って下ってまた登って・・・毎回思うのですが、ハードですね~。

« 投稿:   2008年10月23日 (木) 00時05分

nanaoさんかな?>
パッとそこに飛び込んで生活できれば今すぐにでもしたいですけどね~。
いつか暮らせたらいいな~。

ハードなものに挑むのは達成感・満足感のためかな~~。

« 投稿: Katze  2008年10月23日 (木) 00時17分

お久しぶりです。
野迫川村をかなり奥まで走られましたね。私も以前、高野山経由で野迫川村に走ったことがありましたが、奥まで走ると帰りが心配なんですよね。元の方角へ戻るには何にせよ結構登らなければいけないのが難点で。
MTBだと面白そうな道もありますが、そこに行くまでが大変ですよね。住んでいる人は色々と大変だと思います。
ところで、富貴は「ふき」です。

« 投稿: EDO  2008年10月27日 (月) 12時11分

EDOさん>
ふき>教えてくださってありがとうございます。直しました。
富貴、野迫川村・・・とEDOさんの庭を走らせて頂きました。いい所でした。
ホント、帰りは計算していないと心配ですね。写真も撮らず、観光せず、ひたすら走り続けるのならいいのですが、それはまたちょっとつまらないし・・・。
MTBの林道ツーリングは検討中です。野迫川村まで自動車で行けば何も問題無いんですけどね。輪行だと厳しいです。

« 投稿: Katze  2008年10月29日 (水) 20時59分

すいません!上のコメ、予想通り、私です(;´Д`A ```

« 投稿: nanao  2008年10月30日 (木) 00時56分

nanaoさん>
すいません。
いずれ、名前を入力しないとアラートが出るようにしたいと思います。

(↑今のココログでも出来るんですが、メールアドレスの入力まで必須にされちゃうんです。)

« 投稿: Katze  2008年10月30日 (木) 20時44分

素晴らしい山の景色ですね、正に絶景と叫びたくなります。
写真でこの美しさですから、実際はどれほどの感激か…!?

自転車の腕も、写真の腕も、上級者で、おまけにセンスが良いKatzeさんですね。

私も鍛えてこのような、美しい山脈を観てみたいものです。

« 投稿: ひたやん  2008年11月12日 (水) 16時52分

ひたやんさん>
ひたやんさんなら、あえて鍛えなくてもきっと十分に走り切れますよ~。
生で見てください。視野の広さが写真とは全然違いますから~。広~~い山の波に感動です。

« 投稿: Katze  2008年11月12日 (水) 19時47分

 






 

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