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2010年2月27日 (土)

宇陀荷阪~室生・林道古道サイクリング 2010.02.13

年月日/2010年2月13日

バイク/VooDoo HooDoo MTB (Hard Tail)

目的/奈良県宇陀市旧榛原町の荷阪から旧室生村まで、林道,室生古道,伊勢本街道等を繋いで巡る。

ポイント/①往復輪行,②荷阪の林道と室生古道の現況(舗装化状況)を確認する,③石割峠以東の伊勢本街道まで足を伸ばすか否かは、時刻,体力等からその場で判断する。

内容/
前回の「低山ハイクに変わったサイクリング 2010.02.06」の最後で、「さて次回は手抜きをせず、山間部のほうに行きますか・・・」と書いた通り、この日は山間部を走ることにする。
ただし、山頂を目指したり、シングルトラックを走るような山サイではなく、普通のショート・ツーリングに近いものになるだろう。下の地図がそのコースである。

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場所は奈良県の宇陀市。名刹「室生寺」の有るところだ。
上の地図の青色と茶色のラインが予定コースで、近鉄大阪線・榛原駅をスタートし、室生湖をかすめ、荷阪の集落を林道で通過。“B”と書いてある地点で「室生古道」に合流。室生寺方面には向かわずに、唐戸峠を経て仏隆寺前を通過。ここから「伊勢本街道」に入って東へ向かい、伊勢本街道の最高地点とされる「石割峠」(標高695m)を越える。下田口の集落を経て奈良県道28号に合流し、室生寺まで南下。室生寺前から東海自然歩道を通って「門森峠」を越え、室生口大野駅でゴールというもの。
青色のラインは舗装路で、茶色のラインはダート(ダートであろう)を示している。従って、今回はMTBで走ることにする。
既走区間は“A”から“B”の室生古道区間。「奈良・室生サイクリング 2006.08.13」で、大阪から室生寺まで走った時に通った。その時は今回とは逆に仏隆寺側から登り(A→B)、“B”からその先の室生寺まで行った。当時は仏隆寺付近から唐戸峠を経、室生寺手前の集落付近までダートであり、今もおそらくはダートのままだと思うが、今回それを再確認する意味も有る。
それ以外のダート部分は未走のため、ネット情報によるものである。今回行ってみて初めて確認することになる。特に荷阪の集落辺りの林道は興味深い。“どこまで舗装路なのか”、“ロードバイクでもOKか”等々を確認したい。
また、石割峠より東(“C”以東)にも伊勢本街道はずっと続いている。もし時間に余裕が有れば、黄色の円で囲まれた辺り(黒岩の集落や曽爾村)まで行って、そこから県道28号に戻るオプションも考えておくことにする。
それから今回は「室生寺」には“立ち寄らない”。「室生界隈を走りながら、室生寺に立ち寄らないなんて!」と思われるだろうが、「奈良・室生サイクリング 2006.08.13」で立ち寄っているし、それ以前にも自転車無しで参拝しているのでパス。立ち寄ると軽く1時間はかかるし、そこに割く時間が有れば、今回はむしろ伊勢本街道の黄色の円部分のオプションに時間を回したい。そういうわけで、室生寺については過去記事「奈良・室生サイクリング 2006.08.13」を見てください(・・・と埋もれた過去記事にスポットを当てさせる(^^ゞ)。本来はパスするなど考えられない位に見所一杯の素晴らしい名刹ですから・・・(それは間違いない)。

結局のところ、今回はダートを含むショート・ツーリングなのでMTBを使う・・・とも、MTBを活かせるようにダートをショート・ツーリングコースに入れた・・・とも言える感じのコースをプランニングした次第。

20100213ride_1s で、MTBは輪行用にしている VooDoo HooDoo を選択。

自宅を4:45に出発。
最寄りの駅まで走り、駅でMTBを輪行袋にパッキング。
列車に乗り込み、何回か乗り継ぎながら、近鉄大阪線・上本町駅から榛原駅へ・・・。
榛原駅には7:00頃に到着。
この日の奈良県の最低気温は-1℃なのだが、ウェアで寒さ対策は出来ており、さほど寒くない。
駅舎の南口でMTBを組み立て、7:30頃に榛原駅を出発。

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駅の南口の前の国道370号を、室生湖方面に向かってちょっと走る(下の写真)。

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途中で国道370号から離れたり、国道369号にちょこっと入ったりしつつ、「榛原総合病院」の前から近鉄線の線路沿いの小道に入る(下の写真)。

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上の写真の青い色の橋は国道369号。「奈良・室生サイクリング 2006.08.13」では、あの橋を渡って高井の集落に向かった。高井の集落や仏隆寺に行くだけならば、国道369号で行くのが断然近道。しかし今回は荷阪の集落界隈の探索を目的としているので、国道369号は使わない。
橋をくぐってすぐの所で右折。急坂を登る。すると高台にある福地の集落に入る。下の写真の上段は福地公園から。国道369号の橋が見えている。

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集落の坂を登って行く(上の写真の左下)。すると、「みはる温泉保養センター美榛苑」の前でフラットになる(上の写真の右下)。
ここから長峯の集落へ。

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額井岳方面の風景が見える。あの山にもいつか行ってみたいな(下の写真)。

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長峯の集落の中を下っていく(下の写真)。

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集落から出ても、いい感じの道が続く(下の写真)。

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下っていくと・・・。
「室生湖」に到着(下の写真)。

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室生ダムによる人工のダム湖だ。その西端辺りにいる。

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ダム湖って、大抵どこも良い景色だな。

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ダム湖沿いの快走路を進む。

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良い道だ~。
途中にダートへの分岐が有ったりするが、スルー。

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ダム湖を一周する道は存在するが、現在は通行止めになっている区間も有り、完全に一周することは出来ないようだ。

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時折、左手にダム湖が垣間見える(上と下の写真)。

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あ・・・ちなみに僕は今、室生ダムから離れる方角に向かっている。室生ダムは今回の目的スポットではないからね・・・。またそれはいつか・・・。

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「下戸橋」に到着(下の写真)。

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下戸橋より西にも湖岸沿いの道が続いているが、副ダムの前で通行止め。
ここは下戸橋で対岸へ渡る。

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右手の向こうに青い橋が見える(下の写真)。荷阪川を渡る橋なのだが、あそこを目指す。

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下戸橋を渡って右折。室生ダムとは逆の方角に向かう(下の写真)。

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先程見えていた青い橋に到着し、荷阪川を渡る(下の写真)。

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右手に室生湖・・・いやもうこれは宇陀川と言った方がいいだろう(下の写真)。

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遠くに、先程渡った下戸橋が見える(上と下の写真)。

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さて、橋を渡ると登り坂(下の写真)。

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一旦荷阪川からどんどん離れるようにして登っていく。
程なくしてT字路(下の写真)。

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僕は“C”から来た。“A”が荷阪の集落方面。“Bは榛原駅に戻る道。

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こちら(下の写真)は右手の“B”榛原駅への道。下り坂。

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こちら(下の写真)が左手の“A”の荷阪方面への道。こちらへ。

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高星の集落を抜けていく。フラットな小道だ。

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いいね~。

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家が少なくなり、集落を離れて林の中へ・・・。

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僕の大好きなタイプの舗装林道だ。

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暫くすると荷阪川と再会(下の写真)。

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右手の“B”に激坂クラスの分岐が有るが(上の写真の下段)、無視。
“A”へ。荷阪川沿いの舗装林道の登り坂だ(下の写真)。

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まだ勾配は緩い。

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落ち枝が有るが、舗装状態は全体的に良好だ。

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ロードバイクでもいいな。
ただし、ゆくゆくは室生古道に出くわせばダートになるけど・・・。もっともその室生古道も下りの方角(室生寺方面)へ向かうのならば乗れるけどね。

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荷阪川の渓流が良いな。

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予想以上に良い道だな。

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気持ち良く、緩い坂を登っていく。

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勾配が急な区間は下の写真のように“定番の”コンクリート舗装になっている。

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まぁ、とても短い区間なので、問題無くクリア。

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再びアスファルト舗装に変わる。勾配もまた少し緩めになる。

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相変わらずクルマは全く出くわさない。所々漏水が有るものの、全般的に路面も悪くはない。

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途中で右手に急坂のコンクリート舗装の林道に出くわす(下の写真)。

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林道西山線か・・・(下の写真)。たぶんこの坂が林道西山線だと思う。今、登っている道自体が林道西山線ということも考えられなくもないが、未確認。何処かに繋がっているかも未確認。まぁ、またいつか機会が有れば探索しよう。

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この他にも途中で、何度も細い作業用林道やシングルトラックに出くわした。今回はことごとくスルーしているが、それらもいつか探索しよう。ただし林業関係の道なので、外れた場所に踏み込んで荒らさないように気を付ける必要が大いに有るだろう(その時は間違いなくイニシャル化して記事にしないとな・・・たとえバレバレでも・・・“ここは節度を守れよ”という意思表示のためにも・・・)。
話は戻って・・・、ここから少し勾配が急になる(下の写真)。

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相変わらず荷阪川の渓流が良い(下の写真)。

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勾配は急になったが、まだやっつけられるほどではない。ここまでが比較的緩やかだっただけで、それがちょっと急になった程度だと思えばよい。

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しかし、荷阪の集落ってホントに有るのかな?

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そう思えてしまうくらいに人の気配がしない。ただ、ずっと道沿いに電柱が立ち、電線が上に伸びているので、この先に集落が有るんだろうな。だとすれば榛原の町からホントにポツンと離れた集落ってことになるな。

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すると、その荷阪の集落に着く(下の写真)。

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この林道が町とを繋ぐ生活道路なんだな。

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ちゃんと住んでいる気配が有る。

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洗濯物も干して有るし・・・(下の写真)。「すいません、お宅の洗濯物を載せて(^^ゞ・・・。」と住んでいる方に謝る。・・・・この記事なんて見ないか。

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ここで生活していると静かだろうな~。でも真冬は厳しそう。

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集落を通過すると、再び林の中へ。まさに荷阪の集落は山の中にポツンと存在する集落と言えるわけだ。
まだ登り坂が続く(下の写真)。路面が悪い箇所を敢えて下の写真に載せたが、こういう所は稀。

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全体的には良好な舗装状態を維持している。

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右手に標識(下の写真)。

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「林道荷阪線」と書かれている(上の写真の左下)。初め、標識の横のダートの登り坂の分岐(上の写真の右下)のことを林道荷阪線と言うのかと思ったが、後日調べてみるとそうではなくて、今登っている道が林道荷阪線らしい。すると、先程の「林道西山線」はどうだったのだろう??ここまでが林道西山線で、ここから上が荷阪線なのか??・・・分からん。まぁ、たぶん、先程の西山線はコンクリートの分岐の道のことだと思うけど・・・。
なんにしても、ダートはスルーし、舗装路を登る(下の写真)。

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一旦フラットな所に出る(下の写真)。

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ここで「深谷渓谷」「竜鎮」方面へ下る分岐“C”が左手に有る。
おいしそうなダートの下りだ(下の写真)。

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MTB的には大いに行きたくなるが、今回は林道荷阪線の調査を優先するので、泣く泣くスルー。いつか下ってみよう。おそらく下りきると「深谷渓谷」に出られ、そのあと渓流沿いの岩場をMTBを担いで登っていく・・・、そして室生古道に合流・・・って感じになるんだろうな。
で、舗装路の続きへ。
ちょっと進むと・・・崖崩れ(下の写真)。倒木も有り、道が(意図的に?)塞がれている。

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普通の四輪では通れませんな(下の写真)。

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自転車なので全く問題無く通過。先へ。

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まだ暫くフラット。

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実際は多少登り勾配だが、殆どフラットに近い。

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相変わらずいい感じの林道だ。展望は殆ど無いけど・・・。
ただ、荷阪の集落の下の様な、奥深い林の中の雰囲気に比べれば、上空は開けているし、解放感は有る。どちらの雰囲気も好きだけどね。

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やがて、登り坂が復活。

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“それなりの”勾配。楽ではない。でも、ぶっ倒れるほどでもない、って感じかな。

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登る・・・。

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登る・・・。

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登る~~~。

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結構長いな・・・。

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クネクネと登り坂が続く。

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以前の記事の“アハ”の代わりに“アヘ”が合うかもしれない。・・・言わないけど。

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まぁ、ここのところのMTBで“妥協の押し歩き”という悪いクセが付いちゃっているので、今後のロードバイクの復活に向け、その悪癖を払しょくするのに丁度いいかもな・・・。というわけで、写真を撮る以外に足は付きませんよ。「てか、撮影と称して休んでいるじゃん。」って言われても仕方無いが~~。

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やがて分岐に到着し、ここで登り終了(下の写真)。ここが「荷阪峠」のようだ。

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僕は“C”から登ってきた。正面の“A”はチェーンで通行止めにされているシングルトラック(上の写真の左下)。
“B”はダートのダブトラ林道の下り(上の写真の右下)。ここまでの林道の続きのような感じで、まだ舗装化されていない、って状態のようだ。ただし、「工事中につき、通り抜けできません。」と看板が立っている。地図では室生古道に繋がっているし、どうも工事はしていないようだし、4輪を意識した看板のようなので、とりあえず“B”へ下ることにする。

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すると、快適なダートのダブトラ林道の下り!(上と下の写真)
載せている写真は少ない。それは乗り続けたくて、撮影のために止まりたくない、ってこと。
ウハウハです。

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やがて工事中の造成地のような場所に出る(下の写真)。

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そして、室生古道に合流(下の写真)。林道荷阪線はここで終了。ここから「奈良・室生サイクリング 2006.08.13」で通った道だ。

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上の写真の上段の“A”が仏隆寺方面への登り。
上の写真の左下の“B”が室生寺方面への下り。4輪でも室生寺方面からなら、ここまで一応入ってこられる。上の写真の左下にクルマが写り込んでいるでしょ。車内に人がいる。ただ、この先4輪が“A”の仏隆寺方面に向かっても、仏隆寺には抜けられない。それは「奈良・室生サイクリング 2006.08.13」の時に確認済みだし、実際に車両通行止めの看板とフェンスが有る。あのクルマ、どうする気だろう。なんとなく、ドライバーは地図を凝視して悩んでいるような様子だ。
それからまぁ、自転車も車両だが、ここはOKということで・・・(^_^;)。実際、この道は自転車雑誌やサイクリング本で公然と紹介されている道だ(そういうわけでイニシャル化しなかった、というのも有る)。ただ、ロードバイクで仏隆寺⇔室生寺間を完全に乗り切るのは無理だけどね。押し歩きと担ぎは必須。部分的にはロードバイクでも乗れる。それは「奈良・室生サイクリング 2006.08.13」を見れば分かるだろうし、この記事でもこのあとで紹介するので分かるだろう。
で、右折して“A”の仏隆寺方面へ。登り坂が続く。途中にコンクリート舗装されている区間が有る(下の写真)。そこは“急勾配”と書かれた標識が立っている。“○○%”という数字で勾配を示す標識が殆どだが、単に“急勾配”という標識は珍しい。アバウトだな。

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急勾配なので、崩れないように舗装化したのか?4輪で走り易いようにしたのか?
いずれにしても、これはゆくゆくは全面舗装化する気かも知れない。「奈良・室生サイクリング 2006.08.13」でもこういう区間は有ったが、3年強を経て、少しコンクリート区間が伸びたかな?

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暫くしてダートに戻る(下の写真)。写真には写り込んでいないが、小雪がちょろっと舞っている。

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左手に「カトラ新池」。そして水面に映る山の緑・・・(下の写真)。いい景色だ。

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ダブトラ林道を登っていく。
ここで、後ろから先程のクルマが横を通り過ぎ、そのまま登っていった。・・・どこに行く気だ?通り抜けは出来ない筈だ。

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こちらも登る・・・が、力尽きて、押し歩きモードに入っちゃいました~(^^ゞ
結構勾配がキツくなってきたし、一旦降りると再スタートが難しい。降りて写真を撮ってしまったのが運のツキ。再び乗ろうとすると立ちゴケしそうな勾配と路面状態だ。舗装路なら再スタート出来るだろうが、この路面では僕には難しい。クルマの轍が凍結していて凸凹のままカチカチに形が残っているのだ。このおかげでとても乗りにくい。
また、これだけ轍があるということは、工事用のクルマが頻繁に通っているのかも知れない。先程荷阪峠で見た「工事中につき通行止め」の看板の示す“工事中”と関係しているのだろう。やはり、ここを全面舗装化するつもりか?あるいは、通行止めになっていた「唐戸峠」から先で工事が始まったのか?(それはこのあと分かる)。

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こうなると、室生古道って言っても、なんとなく無粋な林道の雰囲気になっちゃいましたな~。ちょっと残念。上の写真なんか、ただの工事現場の道みたいでしょ?
ただ、周りの景色はとても良いけどね。美しい杉木立・・・山・・・。いいでしょ?(下の写真)

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ひたすら登っていく。
ここで先程のクルマが引き返してきた。やはり「唐戸峠」の仏隆寺方面への道は通行止めのままなのだろう。林道荷阪線は崖崩れで4輪では通れないし、このまま室生寺前まで下るしかない筈だな。つまり引き返すしかない、ってわけですな。

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僕は登り続けると・・・。
登り終了。「唐戸峠」に到着(下の写真の上段)。
あれ??「奈良・室生サイクリング 2006.08.13」の時と様子が随分と変わっている!

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同じなのは、休憩できる東屋(上の写真の上段)と役行者の祠が有る点(上の写真の下段と下の写真)。

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とりあえずいつも通りに、ここまでの無事のお礼と、ここから先の安全を祈願。

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で、何が違っているかと言うと、新しく林道が作られていること。通行止めのバリケードが有って4輪は通り抜けられないが(3つ上の写真の上段)、バリケードの先に下り坂が続いている(下の写真)。延伸工事中のようだ。「奈良・室生サイクリング 2006.08.13」の時は単なる藪が生茂った山肌の斜面だったのに・・・。切り開かれて、林道が延伸している。荷阪峠の工事中の看板は、この工事のことを指していたのか~。

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MTBは置いて、バリケードの脇を通り、ちょっとだけ先の様子を探りに行く。
いい眺めだ(下の写真)。

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林道は下りが続いている(下の写真)。どこかに繋げようというのだろうが、どこに繋げようというのだろう。いずれにしてもゆくゆくは、室生古道は室生寺~唐戸峠~“どこかの”集落とを繋ぐ舗装林道の中に埋もれるんだろうな。ちょっと残念。

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唐戸峠に戻り、東屋で休憩のどら焼きタイム。時刻は10:00頃。

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休憩したら、再スタート。
室生古道はまだ続く。それは先程の延伸工事中の林道ではなく、薄暗い林の中の道だ(下の写真)。“室生古道”は唐戸峠で直角に折れているのだ。今回登ってきた方角からすると、右折して入ることになる(七つ上の写真の上段を参照・・・右手のグレーチングの先)。仏隆寺まで1.1kmだ(室生寺へは4.5km)。
林道が貫通すると、「唐戸峠」は林道基準になりそう。真っ直ぐ登り下りする峠として認識されるようになりそうだ。

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さて、乗って下っていく。

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歴史的意味の有る古道なので、荒らさないように。ブレーキロックは厳禁。調子に乗らず、ゆっくりと降りる。

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林道区間は無粋な古道になってしまったが、こちら唐戸峠以南では、それらしい雰囲気が有る。

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暫くすると、急勾配・・・激坂のガレになる(下の写真)。写真以上に生では凄い。

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このMTBがハードテイルということ、付いているフロントサスのタイプ、そして何よりも僕の技術では、乗って無事に下るのは難しい。転倒しそうだ。ここは降りる。

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それに、古道をあまり荒らしたくない。このガレ状態にこそ意味が有ると思う。一人が乗って下ったくらいでこのガレ状態は崩れないかも知れないが、それを何人もが続けていくと、やがてガレ具合が不自然になり、轍や溝が刻まれることになるだろう。そうなったらぶち壊しだ。“自分くらい、ちょっとだけ”と思ってみんながそれをやると、どういうことになるか・・・。それは街中の迷惑駐輪と同じようなものだ。
そういうわけで、もしフカフカのフルサスMTBでここに突入したとしても、僕は降りるね。降りて押し歩くよ。フラットならまだしも、急下りの路面は荒れやすいからな。
ガレの激坂を振り返って撮影(下の写真)。前回「奈良・室生サイクリング 2006.08.13」では、ロードバイクを担いで、ここを唐戸峠方面に登っていったわけ。

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勾配が緩くなるとともにガレは終了(下の写真)。

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ここからは乗りまする~。勿論、引き続きブレーキロックはNGで・・・ゆっくりとね。

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やがてコンクリートの舗装路に変わる(下の写真)。

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こうなると轍の心配は全く無い。

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かなり凸凹の有るコンクリート路面だ。石もゴロゴロ落ちている。ロードバイクで通るとなると、神経を使うだろうな。MTBでも油断していると、石に乗り上げて弾かれるので、路面には注意を・・・。

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暫く下ると、仏隆寺のある赤埴(あかばね)の集落に出る(下の写真)。

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4輪が入り込まないようにバリケードがなされ、車両通行止めの看板が・・・地面に寝ている(上の写真の下段)。
右手の道が「仏隆寺」に続いている(下の写真)。

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奈良・室生サイクリング 2006.08.13」で立ち寄ったが、ここくらいは立ち寄りますか・・・。

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仏隆寺の説明は下の写真の文を読んでくださいな~(←手抜き)。

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入山料を払って境内へ。
正面の石段を登ると本堂だ(下の写真)。

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本堂(下の写真)。

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まぁ、境内の写真はこれくらいにして・・・。もう少し詳しくは「奈良・室生サイクリング 2006.08.13」を見てくださいまし。今とは真逆の真夏の季節で、ちょっと雰囲気が違うかもしれないけれど・・・。
山門を出、寺の前辺りをポタリング。

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公園風に整えられている(上の写真)。

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水車小屋とか有るし。

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休憩出来る東屋とか有るし。

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東屋の中に地蔵の石仏。石仏の前で休めるようになっている。

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東屋近くから石段が伸びている(下の写真)。石段を登り切ると、先程の仏隆寺の山門前に出るわけだ。前回「奈良・室生サイクリング 2006.08.13」ではちゃんと石段を登って参拝した。

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石段の途中に目立つ大木が有る(上と下の写真)。樹齢900年の桜の木だ。「千年桜」ということになっている。
桜の開花時期に仏隆寺を訪ねると良いだろう。きれいな桜の咲く石段を登って仏隆寺を参拝・・・、次いで室生古道を通って室生寺を参拝・・・というのが定番だな。

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仏隆寺をあとにし、赤埴の集落を下っていく。

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次は伊勢本街道に合流すべく進む。
暫くすると十字路(下の写真)。僕は“D”から下ってきた。

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赤埴の集落界隈には見るべきスポットがたくさん有る。あちこち行って全てを巡っていると室生古道ポタリングって形にしないとまとまりが悪くなるので、今回はここから伊勢本街道にスポットを当て、その途中に有るものだけを見ていくことにする。まぁ、いずれ“室生古道ポタリング”とか、“宇陀赤埴ポタリング”といったかたちで、巡ってみよう。
そういうわけで、ここは左折して“A”へ。千体仏のほうへ。
ここからは未走だ。

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長閑な赤埴の里を進んでいく。
登り有り、下り有りの道だ。

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背後に見える山の上の方は雪か樹氷が付いている。

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ああいう山に登るのも・・・いつか。今日は予定通りに伊勢本街道・石割峠へ・・・。

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冬枯れした里がいい感じだ。

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田植えがされた時期に来るのも良いだろう。きれいな緑の棚田が見れそうだ。

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進んでいく。

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正面の山の山頂付近は雪か樹氷に覆われていますな。

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杉林の中に入ったり、

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棚田の風景に再会したりしながら、良い気分で走る。

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遠くに見える山が真っ白(下の写真)。
何山だろう?三郎岳かな?(誰か教えて)。

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それにしても人の気配が殆ど無く、里を貸し切り状態だ。

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家を出る時は寒かったが、思い切って来て正解だったな。

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再び林の中へ。登り勾配が急になる。

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下の写真にスクーターが写り込んでいる。あの辺りで林業作業中の人達を見掛けた。人はいるんですな~(当たり前)。
結構きつめの登りだ(下の写真)。コンクリート路面を見れば分かるだろう。

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程なくして登り切る。すると林から出て、集落に入る。その登り切った所付近の右に「千体仏」を指す案内の道標が立っている(下の写真)。

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ここは立ち寄ってみる。
すぐに千体仏の納められているお堂に出くわす(下の写真)。

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正面に回り込んで中を覗く(下の写真)。堂内の写真はあえて撮らなかった。中には小さな仏像が棚にたくさん並べられていた。
このお堂の正面から、集落を見渡せる。意味有る方角に向かって建てられているんだな。

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千体仏のお堂から道に引き返し、道標を頼りに伊勢本街道を目指す。坂を下って右折(下の写真の左上)。真っ直ぐ進むと赤埴の公民館の前で分岐(下の写真の右上)。

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“B”へ行けば「千本杉」に寄れるが、今日はパス。“A”のほうに左折(上の写真の右下)。ここから伊勢本街道なのだ。
この公民館前の分岐に案内図が有る(上の写真の左下と下の写真)。今、赤い円で囲んだ辺りにいる。これから伊勢本街道で「石割峠」(下の案内図の右にある青色の円)に向かう。

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伊勢本街道を示す道標が立っているので、それに従って進む。

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遠くに三郎岳???かな??(下の写真)。冬の里山から見える景色らしいな。

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伊勢本街道には所々家々が点在する。

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家々が無い所も通る。

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今は舗装化されてしまっているこの道も、かつてはダートで、大阪からお伊勢参りをする人達がたくさん通って行ったのだろうな~。
いつか伊勢本街道を自転車で走破してみたいものだ。もっとも200km以上有る上に、本当の伊勢本街道はダート区間も有り、何よりも大阪から奈良に入るためにいきなりあの有名な超激坂峠「暗峠」を越えなければならない(「暗峠サイクリング 2005.12.03」参照)。MTBで一日で走破するのは僕には無理だろうな。ダートはスルーして舗装路で代用し、ロードバイクで向かうことにしても・・・いや~写真撮影を完全無しにしないと無理かも。今のサイクリング・スタイルでは無理だな。
・・・などと思いつつ、進む。舗装路だけど、まぁ長閑でいい感じですな。

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集落が見えてきた。

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集落の中を通過していく。

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下の写真の様な紛らわしい分岐には、ちゃんと道標が立っている。

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ここは民家の間の裏路地の様な“A”が正解(下の写真)。“B”を下ると国道に出てしまう(上の写真の右下)。

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登り坂を進む。

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再び林の中へ。杉の間に竹もはえている。

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木漏れ日がいい感じ。天気が良くなってきた。

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緩い坂を登っていく。いい感じだ~。

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程なくして分岐(下の写真)。

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伊勢本街道は右手のフラットなダートだ。左の急坂の登りは仏隆寺方面に戻ってしまうようだ。いや~登りでなくて残念だ(←嘘。登りではなくて良かった~)。

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ここからダートだ。ほぼダブトラの道幅。

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踏み固められていて走り易い。

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ウハウハですな。いい気分だ~。

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登りやちょっとガレ気味の所も有るが(下の写真)、乗って登れる程度。

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こういうダートが有ると、MTBで来て正解だな。

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暫くすると、左手に「諸木野関所跡」(下の写真)。

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石の基礎だけが残っている。

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下の写真の説明文を読んでくださいな~。

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なるほど・・・旅人にとっては嫌な場所だったのですな。
更に先へ・・・。

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まだウハウハ~。・・・“アハ“は言わないよ。そういうタイプの道ではないので・・・。

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歴史有る古道に、おちゃらけの“アハ”は書かないことにしていますので。

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林から出ると視界が開け、諸木野の集落に出る(下の写真)。

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下の写真のように、他人の家のすぐ前を通ったりする。左が伊勢本街道だ。

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右に下ると、これもゆくゆくは国道にでてしまう(下の写真の右下)。
なんとなく、遠慮気味に左の道を進む。こういう家に住むと、なんかハイカー集団さんとかに覗かれそうで嫌だな。

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遠くに山が見える。曽根村との境に有る「国見山」かな??間違っていたらごめんなさい。なんにしても雪や樹氷がいい感じだ。

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民家の間の小道を道標に従いながら進む。短い激坂が有ったり・・・。

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快適なフラットの小道が有ったり・・・。

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集落の中をちょっとウロウロするように抜けていく。

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昔の道標も有る(下の写真)。

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こういう小道の激坂ってつらいな~。押し歩いちゃいました。

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そうこうしているうちに集落から離れる。

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振り返ると諸木野の集落と棚田が見える。

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正面に「林道諸木野石渡峠線」を示す標識が立っている。ここから林道扱いか・・・。

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結構新しく整えられた林道に感じたので、たまたま通りがかったハイカーさんにこの林道が「石割峠」に続くのか一応尋ねると、そうだとのこと。
石割峠前後は担ぎ必至のダートようだ。それを考えると、あのハイカーさんに先に行ってもらった方がいいな・・・と思い、少ししてから再スタート。しかし、そのハイカーさん。すぐそこの愛宕神社の前の分岐で迷っていた。僕も一緒に悩む(^^ゞ結局、僕は自転車的に走り易い林道の続きを進むことにし、ハイカーさんはダートの急な登りの道に入ってみることに・・・。
しかし・・・結局は合流(下の写真)。

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ハイカーさんはまだ合流地点にたどり着いていないので、とりあえず先に進むことにする。

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コンクリート舗装された登りが続く。

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結構キツイ~~。

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こりゃ・・・ハイカーさんに追い付かれるな。

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程なくして分岐(下の写真)。伊勢本街道は左の“A”。

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ダートに変わる(下の写真)。

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これがまた・・・溝が掘られていて走りにくい。勾配がますます急に・・・。

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撮影後の再スタートが辛くなり・・・ついに途中で押し歩きモードに(^^ゞ

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こういう急勾配の砂利系ダートで止まったらいけませんな。

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歩いたら、絶対にハイカーさんに追い付かれる。

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それなら待ってスルーした方がいいな。適当な所で待つとするか・・・。
それにしても、諸木野の伊勢本街道も着々と林道化が進んでいますな。むしろ集落の中の小道の方が雰囲気が有るかも。

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ここ(下の写真)で待っている。するとハイカーさんが下から登って来られた。「いや~、結局どちらも同じでしたね~。」と・・・。
で、ハイカーさんに先に行ってもらい、僕はさらに距離を空けるために、どら焼き補給食タイムに入って時間を稼ぐ。

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もういいだろう・・・といタイミングでリスタート。
コンクリート舗装が復活している。でも押し歩き。なんかキレちゃってね~。一度降りるとダメですな。

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程なくして、ダートのシングルトラックになる(下の写真)。足歩き or 担ぎの急斜面の登りだ。
近くには三郎岳への登山口も有るので間違えないように。右の木に「おいせまいり」と赤色の字で書かれた表札の様なものが有るので、それを確認すること。

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これは絶対に乗って登れませんな(下の写真)。担いで登っていく。

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逆に下りでも乗るのはたいへんそうだ。

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もうだいぶハイカーさんとの差が開いただろう。「石割峠」で休んでいらっしゃなければ、もう出くわすことも有るまい。

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ひたすら登っていくと・・・。

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お!?峠か?(下の写真)。

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ここが「石割峠」。時刻は12:45頃。

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上の写真のMTBの左脇に有るプレートはボーイスカウトが置いていった、伊勢本街道を歩いた記念のプレートで、石割峠とは書かれていない。
MTBと対面に有る丸太の上に置かれた木のプレートに「石割峠」と書かれている(下の写真)。ただし、写真では殆ど全く見えない。生でもようやく判別できるくらいだ。まぁ、何にしても今回の一番の目的スポット、伊勢本街道の最高地点とされる「石割峠」(標高695m)に着いたわけだ。

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峠に展望は全く無い。頭上に空が見えるだけ。

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さて、ここから下る。勿論乗って下ることを目指す。先程のハイカーさんがもっと先に行っていることを願いつつも、気を付けながら乗って下る。

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足付きを余儀なくされる所も有るが、結構乗って下れる。

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下って行くほどに、乗り易くなってくる。

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石割峠の西(今回の登り)よりも東の方が下りでは乗れると思う。

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写真を比較しても分かるでしょ?
西→東のほうが乗車率は高くなるな。

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いい感じ下っていくと分岐(下の写真)。

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趣きの有る古い道標も有る。

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ここは右の下りの“B”が伊勢本街道。

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しかし、“A”のフラットなシングルトラックが気になる・・・・。
ちょっと探索してみることにする。

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おいしいフラットなシングルトラックだ。

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程なくして集落に出る。

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集落に出ずに引き返して先程の分岐へ。
右の下りの伊勢本街道に入る。

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下っていく。乗れる~~。

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写真は無いが、ヘアピンカーブも有る。曲がるときに足を付いちゃったけど(^^ゞ

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いい感じでノレノレ~。

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程なくして舗装路に出る。“C”から降りてきて(下の写真の右下)、左右に分岐が有る。

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伊勢本街道は“B”で、やがて田口元上田口の集落を通って県道28号に出る。
冒頭で書いたように、ここで伊勢本街道をさらに進むか、下田口の集落経由で県道28号→室生字前→門森峠・・・と進むか、決めることになる。時刻は13:10頃。考えた結果、左の“A”登り坂(上の写真の左下)を登り、下田口の集落経由で県道28号→室生字前→門森峠・・・と進むことにする。門森峠の峠道の情報からすると、押し歩きや担ぎが必要になりそうで、そこが未走でもあることから、これ以上伊勢本街道を進んで、色々立ち寄っていると、途中の門森峠で日没になるかも知れない。それは嫌なので、ここは“A”へ。ここから先の伊勢本街道はまたいずれ・・・。こういう風に少し未練を残していくと、またそれが次のサイクリングのモチベーションに繋がるからな。
先程のハイカーさんはおそらく伊勢本街道を引き続き歩いていったに違いない。
で、坂を登っていく(下の写真)。

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程なくして下田口の集落に入る。
左手の“A”の方を見ると・・・(下の写真)。

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“A”のほうに、先程のフラットなトレイルの枝道で出た場所がある。結局、ダートで下り、舗装路で登り返したような感じだな。
ここは右の“B”へ。

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山の景色が良いな。

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国見山かな?

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集落を離れると、いい感じの林間道路へ。

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緩い坂を登って・・・。

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フラットになり・・・。

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今度は下り~~。

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するとまた集落に出る。

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見下ろす集落の眺めが良いな。

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まだ下る。

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下田口の道・・・良いね。

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県道28号に合流すべく下っていく。

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室生川に出くわし、橋で対岸へ。向こうに見える左右に走る道が県道28号だ。

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室生川の下流方面(下の写真)。

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室生川の上流方面(下の写真)。

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で、県道28号に合流。

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室生宇治方面に向けて北上。快走の下りだ~。

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開けた集落に出ると、フラットな道になる。引き続き快走路。

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室生川沿いに北上。フラットだが、少しだけ下り気味だろう。

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これは良い道だ。

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県道28号は室生寺より北しか知らなかったが、南にこんなに良い道が有るとは~~。

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このところMTBばかりだったが、こういう道だとロードバイクでツーリングをしたくなってくる。

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いや~、気持ち良いですな。
クルマも時々通るが、ストレス無し。路面も良好だ。

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どうよ?この快走路。

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やっぱ・・・ロードバイクだな・・・ここは。

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そんな感じで進んでいくと、やがて室生寺に到着。時刻は14:00ちょい前。
赤い太鼓橋が有る(下の写真)。

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太鼓橋を渡った対岸に室生寺が有る。

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室生寺境内へはこの門ではなく、右に続く小道から入る。

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で、冒頭に書いた通り、今日はここには寄りません。でも超お薦めです。
ちなみに立ち寄った時の記事「奈良・室生サイクリング 2006.08.13」を見てくださいな。ホントは室生寺のオフィシャル・サイトのほうが良いでしょう→ここ
ここでは太鼓橋から室生川を見るだけ(下の写真)。

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川沿いに室生の里が広がっている。

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では、門森峠越えを目指す。
室生寺とは室生川を挟んで対岸に位置する、集落の小道を進む。

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複雑に道が繋がっている。

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でも迷うことはない。

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下の写真のように東海自然歩道の道標が要所要所に立っているので、それを確認しながら進めば大丈夫。
なお、仏隆寺からの室生古道もこの集落に繋がっている。それは前回「奈良・室生サイクリング 2006.08.13」で通ったわけだ。ちなみにその時はロードバイクだったので、室生寺からの帰りは県道28号を使い、門森峠越えはしなかった。今回はその門森峠で旧大野村へ出る次第。

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急坂の石畳も有ったりする。

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僕の脚力では押し歩き。ロードバイクで平気で登れる人もいるだろうが・・・。

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石畳の激坂ヒルクライムなんて・・・僕には無理です。たとえMTBでも・・・。

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まだ押し歩き~~。

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集落から離れて、徐々に高所に登っていく。

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急に舗装路に出る。僕は“D”から来た。

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“A”と”C”は舗装路。上の写真の上段の青色の円で囲まれたところに地図が有る(下の写真)。↓こういうこと。“A”も”C”も門森峠方面には繋がらない。
そういえば室生古道で出くわしたクルマは“A”から室生古道に入っていったのであろう。

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今、十字路の越えた“B”のほうの、何か建設中の建物の前の駐車場にMTBを置いて撮影している(二つ上の写真の上段の赤色の円内、もしくは下の写真)。
その建設中の建物の脇の道へ入る(下の写真の黄色の矢印)。

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フェンスの間の小道を進む。

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左手にその建設中の建物が有る。ここは「室生山上公園」の「芸術の森」だそうだ。

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背後の山々が綺麗だ。

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小道の突き当りに開いたゲートが有る(下の写真)。ここを入る。

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登っていく。押し歩きです。

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林の中へ入る。

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写真以上に急勾配で、しかも下は滑り易い苔の付着した石畳。

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落ち葉に隠れているが、こういう石畳(下の写真)。

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転んだら痛そうだ。押し歩いちゃいました。

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途中で石畳が途切れる。

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乗れる所も有る(下の写真)。乗る~~。

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そして、ガレ気味の登りで挫折。押し歩き(^^ゞ

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滑り易い石畳の登りも復活。

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もうどうにも乗れません。押し歩き。担いだ方が早いかも。

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そうこうしていると、門森峠に到着(下の写真)。時刻は14:50。

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ここから室生ダムまで4.1km。室生ダムには寄らないが、少なくともこのあと合流する予定の県道28号まではもっと短い距離になる。ここから先の下りで、万が一乗れなくて押し歩きや担ぎだったとしても、県道28号には16:00には合流出来る筈で、途中の日没は有り得ない。明るいうちに室生口大野駅に着けそうだ。もし、伊勢本街道の続きを行っていたら、ひょっとするとヤバかったかもな。
で、ここから下り。

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乗れる、乗れる。

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ん?石畳。

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危ない・・・。滑りそうな石畳の急下りになった。

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下の写真のような感じ。

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滑りそうで、ビビって乗れず・・・途中から押し歩き。

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石畳がガレっぽくなったり・・・。

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沢沿いの道になった。もうガレガレ・・・。フルサスMTBならなんとかいけるが、このMTBと僕の技術では弾かれて転倒しそう。ここで転んで石に脛や膝を打ち付けたりしたら・・・考えただけでもメチャメチャ痛そう。

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なので、ビビって引き続き押し歩き。

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下の写真位なら、乗れる。乗ろうっと~。

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また、ちょっとガレてきたな。

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むしろ下の写真のような登りの方が乗れる。

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沢の景色が良いな。ま、散策には良いわな~~。

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まだまだガレなのか石畳か分からないような下りが続く。

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乗ったり、押し歩いたりを繰り返しながら進む。
MTB用のSPDシューズとはいえ、石の上では微妙に滑っているのだろう。膝やくるぶしの関節が本来曲がらない方向に力が加わるので、歩く時も注意しないと痛めそうだ。

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結構長く感じた、ガレ&石畳の下りが終わる。すると、ダブトラ林道風の道になる(下の写真)。勾配はほぼフラットな緩~い下り。勿論乗っていく。

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あ~、乗れると良いな。ただ、muddy気味だ。
それに4輪の轍が有る。途中で小さなショベルカーに出くわす。どうやらここも林道化するのかな?そうしたらゆくゆくは舗装化か?なんかこの界隈はどんどん舗装林道化されていくな~~。それもどうかな~と思うけどね。

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とりあえず、快適に進んでいく。

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下の写真のようなショベルカーが何台か有る。

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林道好きにはうってつけだろうな。勿論僕も楽しいよ。

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で、このあと、写真には無いが、随所に巨大な泥々の水溜り。その上を突破せざるを得ず、タイヤはドロドロ。重くなる。それに泥が上に飛び散って、サングラスに付いたり・・・・MTBは相当にドロドロ。
自走のときのドロドロは全然気にならない(むしろ泥遊び的で楽しい)が、輪行の時にはドロドロになりたくないのでちょっと閉口気味。
そんなこんなしているうちに、林から出て・・・(下の写真)。

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県道28号に合流。時刻は15:40頃。

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「一ノ渡橋」の所で合流するわけだ。ここから駅まで既走部分。

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さて、ここから室生口大野駅に向かって走る。

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快走の県道28号を突き進む。

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町が見えてきた。

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下り終えると、県道164号に入る。
大野寺の前の宇陀川沿いの道を走る。

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宇陀川が綺麗だ。

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夏場には水遊びする人が多いみたい。

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その宇陀川の対岸の崖に巨大な磨崖仏が有る(下の写真)。

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高さ14mの石英安山岩に彫られた弥勒菩薩像だ。前回「奈良・室生サイクリング 2006.08.13」でも紹介したな。1207年(承元元年)、後鳥羽上皇の発願によるものだという。

20100213ride_314

あとは県道164号を引き続き進むと・・・。
室生口大野駅に無事に到着。時刻は15:50頃。

20100213ride_315

まだまだ明るい時刻なので、とりあえずMTBに付いた泥を、出来るだけポケットティッシュで拭きとる。輪行袋に入れるとはいえ、泥だらけのまま入れるのは嫌なので・・・。
そんなこんなで輪行袋にパッキングしてホームに出ると、16:30近くになっていた。いつもの倍以上の時間がかかってしまった。

20100213ride_316s で、16:37の上本町行きに乗り込み、大阪市内へ。
あとは列車を何回か乗り継ぎ、往きとは異なる別の最寄り駅で下車。
MTBを組み立て、僅かな距離を走り、無事に帰宅。時刻は18:53。

そういうわけで、MTBでのダート有りのショート・ツーリング・・・・結構良かった。
山の中にポツンとある荷阪の集落の雰囲気、そこに走る林道、唐戸峠~仏隆寺間の室生古道。伊勢本街道・・・石割峠。奈良の里山の雰囲気を大いに楽しめた。
室生古道や伊勢本街道、門森峠へ続く道等々が着々と舗装林道化されようとしているのがちょと残念&気掛かりだな。何年後かには別の雰囲気の道になっているかもしれない。仕方ないのかな~?とも思うが。
県道28号の快走路も良かったな。ロードバイクでのツーリングを復活させたくなってきた。この記事を書いている今日2月27日の時点でだいぶ気温が上がってきて、そろそろ虫嫌い,蛇嫌いの僕には山サイをしたくなくなる時期になってきたし・・・。ロードバイク中心に戻るかな(その前に花粉症の時期が到来するので、サイクリング停滞期に入るかも・・・)。

まぁ、なんにしても、宇陀市荷阪から室生への林道と古道を巡るツーリング、楽しかった。
   

コース概略/自宅→○○線・△△駅~(輪行)~□□駅・▽▽線~(輪行)~上本町駅・近鉄大阪線~(輪行)~榛原駅→国道370→榛原市萩原町道→国道369→萩原・福地・長峯町道→宇陀川沿い→高星集落→荷阪集落→林道荷阪線→荷阪峠→林道荷阪線→室生古道→唐戸峠→室生古道→仏隆寺→赤埴集落→伊勢本街道→諸木野集落→伊勢本街道(林道諸木野石割峠線)→石割峠→伊勢本街道→室生区下田口集落→県道28→室生寺前太鼓橋→室生集落→東海自然歩道→門森峠→東海自然歩道→県道28→県道164→近鉄大阪線・室生口大野駅~(輪行)~上本町駅・▽▽線~(輪行)~□□駅・◇◇線~(輪行)~●●駅・▼▼線~(輪行)~▲▲駅・◆◆線~(輪行)~◎◎駅→自宅
(地図→クリックしてください (拡大可。青色のラインが舗装路,茶色のラインが未舗装路。ただし未舗装路の一部は感覚的かつおおよその距離のものが有ります。))

走行距離/35.69km
走行時間/4hr10min
平均速度/8.55km/hr
最高速度/38.30km/hr
VooDoo MTB(Hard Tail)積算距離/1202km
全Bike積算距離/17861km

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Comments

ダム湖。。。ほんとキレイですね(^v^)
まだ寒さが残る時期ですが。。。Katzeさんはまだ大丈夫ですか?写真を見てると杉だらけ~(((゜Д゜))) 私、もう反応してます(T△T)
膝を打ち付けたら。。。痛いだけで済めばいいですけど、と今は痛切に思います。(たいして痛くなかったんですよ。。。)   この日はドラ焼き2回~(^v^)!!!
綺麗にしてから輸行袋に入れる、性格ですね、さすが!
いつの日かアヘアヘが聞けるかも????( ̄w ̄)

« 投稿: あさたろう  2010年2月28日 (日) 09時26分

私の町にもダム湖がありますが、こんなに綺麗ではないので(寧ろ怖いと言われている)驚きです。
長閑な風景が見ていて和みますね。癒やされたー!

« 投稿: MariRose  2010年2月28日 (日) 15時26分

あさたろうさん>
僕も2/25から症状が出始めました。すぐに薬&マスクで抑え込みましたが、ついに始まったって感じですね。

膝、お大事にしてくださいね。
慌てずにリハビリしてください。

« 投稿: Katze  2010年2月28日 (日) 20時57分

MariRoseさん>
ダム湖も色々でしょうね。なんていうダム湖でしょうか・・・あっ、お住まいの町がばれちゃいますね。

里山はのどかで、いいですわ~。

« 投稿: Katze  2010年2月28日 (日) 20時58分

こんにちは。奈良でもこの辺は自然がいっぱい残っていて良い所ですね。伊勢街道、私はお勧めします。このブログにコメントされている方にも。榛原のまだ先に御杖村、曽爾村といった自然がいっぱい残っているところがあります。私は名張からバスで御杖村に入り、帰りは榛原までバスに乗り、電車で帰りました。

« 投稿: chabi  2010年3月 1日 (月) 09時54分

分かり辛いですが写真です↓
http://www.mapple.net/photos/H0000034261.htm
隣町へ行く時、車でダム湖の上の橋を通るのですが、下を見ると怖いかも~

« 投稿: MariRose  2010年3月 1日 (月) 17時17分

chabiさん>
御杖村も曽爾村もサイクリングで殆ど行ったことが無いに等しいので(ちょっとだけ入った程度)、僕も是非行きたいと思っています。

« 投稿: Katze  2010年3月 1日 (月) 23時43分

MariRoseさん>
素敵な所のように見えますよ~。
ダム湖特有の静かなエメラルドグリーンが怖く思わせるのかもしれませんな~。

« 投稿: Katze  2010年3月 1日 (月) 23時44分

『ここで生活していると静かだろうな~。でも真冬は厳しそう。』の家住人です。
夏は蛙とセミの声,冬は静寂に包まれて夜空の星がきれいです。なんにもないところよくサイクリングされました。
(●^o^●)

« 投稿: 荷坂の住人です。  2010年3月 5日 (金) 13時59分

荷坂の住人さま>
(;´▽`A``
はじめまして。ご訪問とコメントありがとうございます。
夏の光景を想像すると、素敵な場所だと思います。
何にもないどころか、素晴らしい自然が有り過ぎです。
いいところですね。
またいつか通りたいと思います。

« 投稿: Katze  2010年3月 5日 (金) 19時38分

 






 

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