« 端午の節句 平成二十二年五月五日 | Top Page明石~加古川~姫路ポタリング 2010.04.25 »

2010年5月 6日 (木)

おすすめインコ本⑦ 「コンパニオンバードの病気百科」

久しぶりにおすすめインコ本シリーズです。

コンパニオンバードの病気百科

20100506

著者:小嶋 篤史/鳥と小動物の病院・リトルバード院長
誠文堂新光社
2010年3月31日発行
定価:3200円+税

飼鳥の病気に関する医学書のような本です。
インコ本や雑誌にも飼鳥の病気に関するものは多かれ少なかれ載ってますが、それらに比べてより専門的で、動物看護師,ペットショップ関係者,はたまた獣医師(例えば飼い主への説明やインフォームド・コンセント)にも参考になるようなタイプとレベルの本です。

初めてに断っておきますと、割と理科に元々興味が有る人は理解し易いかもしれませんが、嫌いな方にはとっつきにくいかも知れません。
また、かわいいインコの写真とかイラストは載っていません。病気の鳥の写真,病巣の内蔵等々の写真が載っています。白黒のページが多いですが、カラーのページも有り、写真もカラーになっているものが有ります。グロいものが大の苦手な人はちょっと見るのが嫌になるかも知れません。

これまでネット上で、こういった専門に近いレベルで鳥の病気を扱ったサイトは有りましたが(大抵は獣医師による専門的なHP)、一般に売られている本としては初めてなのではないでしょうか。
中にはこれまでのインコ本や雑誌、ネット上のHPでも殆ど載っていないような病気についても扱われています。

獣医師である筆者が書かれているのですが、

現在、鳥の医学は発展途上にあると言えます。診察,治療についても様々な考え方が存在し、飼育者も獣医師も混迷し続け、多くの鳥達が病に苦しんでいるのが現状です。
本書は、一般飼育者だけでなく、動物看護師,ペットショップ関係者,鳥の診療を行う獣医師,すべての飼い鳥を愛する人達の参考になるよう、鳥の医学の知識と専門的な最新の情報を網羅しています。

また、こうも書かれています。

今後、鳥の医学が発展するに従って、多くの間違いが指摘されることになるでしょうし、異論のある先生方からの叱責を受けることになると思います。

それだけ、鳥の医学は発展途上・・・分からないことがたくさん有るということです。
(確かに10年くらい前に刊行されたインコ本には、「え~~。それは駄目だろ~。」という物が多々有ります。)

しかしながらそういったことも踏まえた上で、現段階で最も詳しい一般向けの鳥の医学書だと思います。
刊行は今年3月ですし・・・。

全部はまだとても読めていませんが(そもそも初めから順番に読んで読破する類の本ではないのですが・・・)、拾い読みしてみて、そう感じました。
この本は、我々素人の飼い主側としては、獣医師からの説明を理解したり、獣医師からインフォームド・コンセントを受けた際の判断材料、あるいは獣医師の治療の妥当性を考える参考になると思います。
獣医師に先んじて、色々な知識を披露したり異を唱えることようなことは煙たがれるかも知れませんが、所見や治療法を一方的に受け入れるのではなく、納得,理解するための知識は必要だと思います。その助けとなる本だと思います。

値段はやや高めですが、額相応の内容だと思いました。

お薦めです。

最後に老婆心ながら・・・、
様子がおかしいなと思ったら、本で自己判断せず、鳥を診れる病院に連れていってあげましょう。
最近チョビを☆にした僕が言うのも何ですが・・・。
チェスの左脚を様子見している僕が言うのもの何ですが・・・。

なお、僕はこれを某有名通販サイトで購入しました。
店頭では・・・どうかな~??

  にほんブログ村へ  人気ブログランキングへ 

|

 

« 端午の節句 平成二十二年五月五日 | Top Page明石~加古川~姫路ポタリング 2010.04.25 »

 

 

Comments

この本、気になってました。
濃い内容が書かれているんですね。
鳥は病気を隠すっていいますし、
きっと、判断が難しいのでしょうね。

チョビちゃんの事、読みました。
Katzeさんが受け止めているようでうれしかったです。
悔やむのではなく、やはり「ありがとう」の気持ちが私達飼い主にとってもインコちゃんにとっても救いになるのではないかと・・・・
小さな体で私達にいろいろなモノを運んできてくれます。感謝ですね。

« 投稿: みんく  2010年5月 6日 (木) 10時26分

この本、いつも通っている病院の待合室にあったので
先日、待ち時間に気になるところを読んでみました。
確かに、ちょっと生々しい写真がありますね^^;
内容は、とても専門的で詳しく、
私が持っている結構分厚い飼い鳥の病気の本には
のっていないような色々な病気がのっていました。
内容をきちんと理解するには気合がいるかも・・・
と思いますが、これだけ詳しく病気のことが
解説されている本を、私たち一般の飼い主も
手にすることができるようになったのは
有り難いことかもしれませんね。

ぎんちゃんの注射の副作用について
先生に質問する時、この本を事前にちょっと読んで
いたので、先生のお話しが理解しやすかったです。

« 投稿: kgひろこ  2010年5月 6日 (木) 12時24分

この本、私も欲しいんですよ。目つけてます(笑)
専門的だけど、中身が難しいという話をあちらこちらでよく聞きますが、コンパニオンバードでこの著者が執筆された記事を見る限りでは、分かり難いことはない感じがします。
Katzeさんの感想も参考になりました。ますますこの本が読みたくなってきました。
しかし値段が高いのぅ(´з`)

« 投稿: MariRose  2010年5月 6日 (木) 19時42分

今までのインコ本とは違うんですね。
様子を見るのは医者であって親ではない、と言われた事があります(人での事ですが)。
ちょっと様子が違う。。。う~ん、今うちもちょっと。。。 換羽時期と言うのもあるのでしょうが妙に大人しい。。。(・∩・)

« 投稿: あさたろう  2010年5月 7日 (金) 19時18分

鳥の医学、本当に早く進んで欲しいですよね。

この本、読んでみたいです。

« 投稿: しましま  2010年5月 7日 (金) 22時31分

みんくさん>
チョビのこと、
ありがとうございます。

この本のことをご存知でしたか~。さすが。
僕は最近知りました。知った途端、通販でポチッ。
内容が濃く、雰囲気も学校の教科書的です。

« 投稿: Katze  2010年5月 9日 (日) 04時20分

kgひろこさん>
おお~。
獣医さんも持っているということですね。
それを患者さんたちにも読めるようにしているというのも、ひろこさんが参考にしたことも含めて、筆者の狙い通りみたいな。

« 投稿: Katze  2010年5月 9日 (日) 04時23分

MariRoseさん>
さすが、やはりご存知でしたね。
難しいと感じるのは、教科書的な書き方に対する慣れとか、好き嫌いも有りそうです。
ま、確かに専門用語も有りますので、理科嫌いですと(学校時代に嫌いで、習ったことを憶えていないと)、とっつきにくそうだな~と思いました。

MariRoseさんなら、ブログの拝見した感じで、結構向いている本だと思います。

« 投稿: Katze  2010年5月 9日 (日) 04時30分

あさたろうさん>
換羽期はやっぱり雰囲気が変わると思いますよ~。
ちょっと不機嫌になったり、愛想が悪くなったり、大人しくなったり・・・、歴代インコや今のインコのことを思い返すと、みんなそうだったと思います。

換羽期を終えてもそのままですと、心配になりますが・・・。

« 投稿: Katze  2010年5月 9日 (日) 04時33分

しましまさん>
そうですね~。
多くの飼い鳥の死を無駄にしないためにも、新たな知識が増えていけば、いいのですが。
また、セキセイですと潜在的な問題・・・小さくて手術できないとか、医者の外科技量・経験の問題も有るので、それを考えると、まだまだ鳥医学の将来は見えてこないような気も・・・。

« 投稿: Katze  2010年5月 9日 (日) 04時37分

>今後、鳥の医学が発展するに従って、多くの間違いが指摘されることになるでしょうし、異論のある先生方からの叱責を受けることになると思います<

いろんな事がどんどん解明されていくのですから
間違いが改められるのは、当然ですよね
前のものに固執しないで、こうやって教えて頂ける本が出ると、鳥飼いさんにとっては力強い見方です

子育て(人の)本も随分内容が改められてると思います
いえ、昔とは正反対の事だって有るくらいです(汗

« 投稿: はな  2010年5月 9日 (日) 17時47分

はなさん>
昔の鳥本に間違いが散見されますが、
子育てもそうなんですか~。
時代が変わると、家庭環境も変わっているから何でしょうかね~。家族構成とか、団欒とか、教育とか、昔と違うんでしょうね。

« 投稿: Katze  2010年5月10日 (月) 19時59分

 






 

Trackback

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/213815/48281035

この記事へのトラックバック一覧です: おすすめインコ本⑦ 「コンパニオンバードの病気百科」: