八塔寺サイクリング 2010.09.25
年月日/2010年9月25日
バイク/MARIN Venezia Road Bike
目的/岡山県備前市に有る「八塔寺ふるさと村」のポタリングとその前後の道中を楽しむ。
ポイント/①往復輪行,②前々回「富満高原サイクリング 2010.09.19」の続きのようなコース。
内容/
この日は前々回のサイクリング「富満高原サイクリング 2010.09.19」で“2つ目のオプション”として用意しておいて結局実行しなかったコースを行うことにした。
それは岡山県南東部に位置する備前市に有る「八塔寺(はっとじ)ふるさと村」をポタリングすること。そしてその前後の道中を楽しむサイクリングだ。
右の地図に書かれているように、「八塔寺ふるさと村」は兵庫県の近くに位置し、前々回の「富満高原サイクリング 2010.09.19」の「富満高原」とはすぐ近くだと分かるだろう。
場所を拡大し、コースを示した地図を下に示す。
茶色のラインが「富満高原サイクリング 2010.09.19」のルートである。青色のラインが今回のサイクリングの予定ルートだ。智頭急行・久崎駅で両者が繋がっていることが分かるだろう。「富満高原サイクリング 2010.09.19」のゴール地点となった久崎駅が、今回のスタート地点になる。
久崎駅から主に県道368号を使って兵庫県から岡山県に入り(途中で一部別の県道に入るが)、「八塔寺ふるさと村」に入ってポタリング。その後再び県道368号に戻って、八塔寺川沿いを南下(八塔寺川と県道368号はほぼ並行している)し、途中の「八塔寺川ダム」のダム湖をちょっとポタリング。ゴールはJR・吉永駅とする。
吉永駅をスタートして北上しても良いのだが、「富満高原サイクリング 2010.09.19」の“続き”とするかたちを採った次第。
上のルートを見ても分かるように、延長オプションとしてルートがプランされていたことが分かるだろう。「富満高原サイクリング 2010.09.19」の距離が約30km。今回の予定ルートが約40km。合わせて70km程で、僕の様な写真撮りまくりのノンビリ観光ライドでも本来一日で走れる距離だったのだが、「富満高原サイクリング 2010.09.19」では、高原からの下山の際に迷走かつダートの押し歩きに時間を結構費やしたため(おまけに雨も降ってきたことも有って)、そのまま継続すると「八塔寺ふるさと村」や「八塔寺川ダム」のポタリングが時間的制約により簡単になってしまうと思え、結局あらためてサイクリングをすることにしたわけ。
自転車はいつもの輪行用にしているロードバイク MARIN Venezia を選択。
天気予報では、この日の近畿の天気はやや怪しく、近畿北部では50%くらいの雨の確率。八塔寺ふるさと村の有る岡山県や近畿中部や南部の天気は、曇りということで一応持ち堪えそうだが、山間部であるために“ところにより一時雨”が当てはまってしまいそうな感じだ。翌日曜日の方が天気は良いようだが・・・(モチベーション的に)行こうと思った時に行かないと機を逃すことはよく有るので、決行することにした。
自宅を4:45に出発。猛暑がようやくおさまり、夜明け直前頃は随分と涼しくなった。
最寄りの駅で自転車を輪行袋にパッキング。
列車に乗り込み、何回か乗り換えて新大阪駅に到着。新大阪駅からは下記のようにして智頭急行・久崎駅へ。
新大阪
| JR山陽新幹線
| こだま729号(500系)
| (博多行)
| 06:15-06:59[44分]
| (右の写真)
|
相生
| JR山陽本線(三原行)
| 07:23-07:36[13分]
|
上郡
| 智頭急行(大原行)
| 07:50-08:05[15分]
| (下の写真)
久崎
上郡駅までは曇りのまま持ち堪えていたが、智頭急行に乗ると外では雨がパラパラと降り始めてきた。
本降りではないが、ただひたすら走るだけのサイクリングならともかく、僕のような写真撮りまくりの観光ライドにとって雨は大敵。デジカメが濡れるし、ノンビリと色々見て回れなくなる。
心配しながら、定刻通りに久崎駅に到着。
駅から出ると、雨はポツリポツリと落ちてくる弱~い小雨程度。クルマであればワイパーを動かす程でもないだろうし、歩行者であれば傘をさす程でもないだろう。ずっとこのくらいなら何とか普通にサイクリング出来そう。これ以上強くならないことを望むだけだ・・・。「富満高原サイクリング 2010.09.19」では久崎駅手前で小雨にみまわれたので、そういう意味では天気も“続き”になっているな。まぁ、そう考えるとこの天気がふさわしいのかも知れない・・・と自身を納得させる。
久崎駅は駅舎が無い無人駅(線路の有る高架のホームのみ)。高架から階段で降りた所に有るトイレ兼休憩所で自転車を組み立てる。
組み立て終え、8:20頃に駅を出発(下の写真)。
駅前の道から県道368号に左折して入る(下の写真)。今回のルートの殆どで使われる県道だ。
ちょっと真っ直ぐ進むと交差点「久崎三差路」で国道373号に突き当る。ここで右折して国道373号に入り、佐用上月方面に進路を向ける。
国道373号に入ったが実際には県道368号との重複区間。そして最初の左手に見える橋で左折し、橋に入って国道から離れる(下の写真の黄色の矢印)。国道を走る区間はホントに一瞬だけだ(横断に近いかも)。
橋に入ったが、ここで国道373号と県道368号の重複区間が終わったわけではなく、この橋とその先の道は県道368号ではない。重複区間は佐用川左岸のもう少し先だ。ここでは国道を避け、少しでも交通量の少ない右岸沿いのみちを選択した次第。
この橋は佐用川に架かる橋。
佐用川はこの橋のすぐ南で千種川と合流する。下の写真は下流の方角の眺め。山間部を走る綺麗な川だ。あの先のカーブの見えなくなったその先で、佐用川が千種川に注ぎ込む。
下の写真は上流の方角の眺め。写真向かって右の左岸に国道373号が走っている。
僕はこれからその対岸の右岸沿いの道を北上するわけ。
橋の向こうは突き当り(下の写真)。
そこで右折。
佐用川右岸沿いの道を上流方面に北上(下の写真)。
裏道的な道なので幅がやや狭い。クルマが全く通らないわけではなく、時折通る。
それでも気楽は気楽だ。流石に大型車は通らないし・・・。
右に見える佐用川が美しい。
その向こうの左岸の国道373号は国道らしいそれなりの交通量だ。それでも都市近郊よりかは少ないけどね。
途中の「笹ヶ丘公園」をスルーし、程無くしてまた橋に出くわす(下の写真)。
「円光寺」の集落内では国道373号と佐用川とが離れていて、その佐用川を渡る橋だ。国道には合流しないが、佐用川の左岸へと再び渡ることになる。
下の写真は左手の佐用川の上流。その左岸沿いに道が走っていることが分かるだろう。とても快適そうな道に思える。
橋を渡って、左岸沿いの道へ。
農道の様なコンクリート舗装のフラットロードだ(下の写真)。
左に佐用川が見える。
ちょっと離れていてよく見えないが、なんか、いい感じの川の流れ(下の写真)。
右手には「円光寺」の集落の田畑が広がり、遠くに山々が見える(下の写真)。
とても素敵な道だ。
国道を颯爽と走り抜けるのも良し。こういう道でノンビリ低速で走るのも良し。正解は無く、どちらを選ぶかはその時、その人の好みだ。僕は後者を選択。
先程まで結構流れが“見えていた”佐用川の流れが、とても緩くなっている(下の写真)。
ダム湖のように静かだ。途中に砂防ダムでも有ったかな?
ここも稲刈り中ですな(下の写真)。
ノンビリ・サイクリングにうってつけの長閑な道が続く。
ところで、そもそもこの道を使った理由は、県道368号に再び合流する際に、国道373号との重複区間から県道368号に分岐するよりも短く、ショートカットの形で入れると思ったからだ。地図ではそうなっていた。
・・・が、どうやらその地点を知らぬ間に通り過ぎてしまったようだ。下の写真のようにすぐ川沿いの道に出た。この川はこれまでと同じ佐用川で、対岸(右岸)に県道368号が川沿い走っている。あの道は国道373号との重複区間から分かれて岡山県方面に向かっている道で、あの道で岡山県方面(下の写真の向かって左の方角)に向かいたいのだ。
で、その対岸に渡る橋をいつの間にか通り過ぎたようだ。
今立っている位置から上流側、国道373号の走っている方角に橋が見える(下の写真)。パッと見、気が付いたのはあの橋。おそらく国道373号の「円光寺橋」だろう。あれで右岸に渡っても県道368号に戻れる。そこは国道373号と県道368号の分岐点なのだが・・・。
引き返してウロウロするのが面倒なので、素直に見えている「円光寺橋」で右岸へ渡ることにする。下の写真の黄色い矢印のように左折して国道373号、「円光寺橋」へ入る。
こうなるのだったら、ずっと国道373号でここまで来れば距離は短かったのだが、まぁ、たいした距離差ではないし、さっきの農道のような長閑な道がとても良かったので、それはそれで良し。
下の写真は佐用川の下流の方角。向かって左の左岸を先程辿って走ってきたわけで、向かって右の右岸の県道368号にこれから入る。
トンネルの手前、橋を渡ったすぐの所で左に県道368号が分岐している(下の写真)。
で、佐用川右岸の県道368号で下流の方角へ・・・(下の写真)。
おぉ!凄く良さ気な川沿いのフラット快走ロードが伸びている。
斜め後方の佐用川上流の眺め(下の写真)。高倉山や赤十字山を中心とする佐用町の山並みが遠くに見える。
左斜め前方の眺め(下の写真)。山の向こうは富満高原の方角だと思う。
県道378号・・・良い道だね~。
まさにフラット快走路。
路面は良好。
ただし、道幅がやや狭い。クルマ同士の離合は出来るが結構きわどい。その場面に出くわすと自転車にとっては(クルマ側にとっても)ちょっとストレスだ。そんな道幅ながら、ダンプ・カーが結構頻繁に通る。ミキサー車も通る。そのわけはこれから先へ進むとだいたい分かるようになるのだが・・・(それはまたその時に)。普通乗用車も勿論通る。そういうわけで、周りをきょろきょろ見ながらフラフラと走らないほうが無難な道だ。勿論キープ・レフト必至。
ただ、きちんと走っていればフラット快走ロードではある。ダンプのような大型車も普通に抜いてくれるし(やばそうだったら止まってスルーした方が無難)、クルマ同士の離合のタイミングに巻き込まれそうになったら、後ろから来るクルマが少し待ってくれる。この道を走るドライバーは結構マナーが良いようだ。
対岸に田んぼが広がっている(下の写真)。まだ稲刈り前ですな。
暫くすると、一旦県道368号は川から徐々に離れる。
ここまでで、ちょっと混乱している人がいるかも知れない。「初めは佐用川の上流に向かって走っていたのに、何故今度は下流の方角に向かっている?戻っちゃうじゃん。」と・・・。確かについさっきまで佐用川の下流の方角に向かっていたが、それは700~800mだけ。
この界隈で佐用川に注ぐ「秋里川」が有り、県道378号はその秋里川沿いを走る道に変わる。岡山県方面は秋里川の上流の方角に向かっている。
で、一旦佐用川から離れると「下秋里」の集落に入る(上の写真)。
長閑な農家の集落だ。
家々の向こうで土砂崩れの補修工事をしているように見える(下の写真)。この日も作業中で、ダンプ・カーの往来が多い理由の一つだ。“一つ”というのは、まだ他にも有るということで・・・それはまた後ほど。
下秋里の集落を抜けて行く。
田んぼが広がる山間の集落だ。横に流れる川が「秋里川」に変わっている。
稲刈り前の所が多い感じ。
道は相変わらず快走フラットロード。程無くして「上秋里」の集落に入る。
一応川の上流の方に向かっているので、微妙に登り勾配だとは思うが、せいぜい1%程度なのでフラットと言える。
道幅は相変わらず狭く、ダンプ・カー同士は勿論のこと、普通乗用車同士の離合すら不可能な箇所も有る。既に家が建ち並び、田んぼが並び、片側は川なので、道幅を広げることは事実上もう無理だろう。所々に待避場所が設けられている(下の写真)。
ただ、繰り返しになるが、何故かこの道を走るドライバーのマナーが良いのでストレス無し。こちらが停まってスルーしようとしていると、ちゃんとみな手を上げて礼を返してくれるし・・・。こういうのってメンタルが影響する自転車のサイクリングにホントに大事。全然気分が変わるからね。今回は気持ち良いよ。
道のすぐ傍まで田んぼが迫っている(下の写真)。
もう刈入れしてな~。余計なお世話か・・・(^^ゞ
山のほうにずっと道が続いている。
ところで雨のほうだが、ちょっとだけ強くなってきた。本降りというほどではないが、デジカメのレンズに雨の滴がかからないか気になるくらいにはなっている。レインウェアを持ってきていなかったが、ウィンド・ブレーカーは持ってきていたので、ここで着用。レインウェアのように完全に水を通さないというわけではないが、少しはマシ。
やがて上秋里の集落を抜け・・・。
山の中へ。
同時にようやくここからちょっと登り勾配になってきた。
集落からは出て人家は無くなったが、まだ「上秋里」内ではある。
農家の集落の中をぬう長閑な道から、静かな山間部の道に変わっていく。
下の写真の左手にチラリと写っているような田畑が道沿いに有るのも、この辺りが最後。
勾配は2~3%程度。緩い登りだ。
序盤の足慣らしに丁度良いだろう。
こちらの脚も快調。
気持ち良く走り続ける。
少し下の方に秋里川の渓流が見える。景勝地の渓流には及ばないかも知れないが、良い眺めだ。
道幅は相変わらず狭いまま、待避所も度々有る(下の写真)。
しかし自転車的にはかなり良い道だ。もともと交通量は少なかったが、更に少なくなってきている。クルマはたま~に通る程度だ。
程良い登りが良いね。疲れない程度でありながら、ペダリングをしないと進まないレベル。こういう道が一番“自分の力で楽しく走っている”気になれる。
この道を選んで大正解だな。
上の写真の右手にショベル・カーが見える。分岐する林道の工事現場だな。ここに来るまでの所々で他にも何らかの工事現場を見掛けている。この道、工事現場が多いな。ダンプ・カーが多いのもそのためか・・・。
引き続き秋里川の上流の方角へ。
こういう渓流の川沿いの道ってたくさん有るけど、こういうのってやっぱり良いよね。
交通量も相変わらず少ない。たま~にクルマが通る程度。たいていは地元の方らしきクルマか、ダンプ・カーだ。ただ、相変わらずドライバーのマナーが良いので嬉しい。
だからこそ気持ち良さが増大するのです。
道の良し悪しは、その路面と景色だけではなく、そこを通る人によっても決まるのだ。
その道を使う人それぞれがその道の良し悪しを形作っているのさ。
そして、そう意味でこの道はとても“良い道”だと思うよ。
緩い登り勾配のまま、ずっと続く・・・。
似たような景色だが飽きないね。
写真を見ている方はもう飽きたかも知れませんが~。
走っている僕にとっては飽きない。
下の写真のような眺めが先に見えるたびに楽しくなっちゃうよ。
川の眺めも良いしね。左手に見えているから、横に流しながら走れるしね。
どう?下の写真の道なんか・・・。走りたくなるでしょ。
左下を流れる秋里川も岩場っぽい状態が目立ち始める。
上流に近づいているからか。
どんどん進む。
写真を撮りたくなる場所が頻繁にやってくるので、なかなか先に進めませ~ん。
下の写真のような渓流を見ちゃうとね。
でも、撮らないで走り抜けちゃうと、きっとサイクリング後に後悔しちゃうだろう。
写真におさめておけば良かった、と間違いなく後悔する。
だから撮り続けま~す。
だからと言って、こんなに載せなくても良いんでしょうけど・・・。
語らずにはいられない、載せずにはいられない・・・。
それ程良い道だということで~~。
あなたも走ってごらんよ~。この道を~~。
集落が見えてきた(下の写真)。
「西新宿」の集落に入った。
“新宿”といっても、大都会東京の“新宿”とは大違い。とても静かで長閑だ。
町から離れたこの山間に、こんな素敵で長閑な集落が有るとは・・・。
この近くに「皆坂の滝」という名瀑が有るらしい。今回はスルー。
稲刈りが済んでいる田んぼも有るが、下の写真のようにこれからの所も有る。
実っていますな~。稲穂がちゃんと垂れ下がっている。・・・と思える。今年は猛暑だったが、実際、生育と収穫はどうなんだろう。
集落を抜けて行く。
やがて道沿いの民家が無くなる。
集落は無くなったが、「西新宿」内ではある。
右手に道標(下の写真の赤色の円)。岡山県境まであと0.7km。もうすぐだ。
勾配は若干急になって4~5%くらいになったが、それでもまだ緩い。
着実に進んでいく。
このあたりで岡山県方面から来るミキサー車とすれ違う。ここまで来てもまだ大型車に出会う。
くどいようだが、相変わらずマナーの良いドライバー達だ。こちらが停まってスルーしていると、手をあげて礼を示してくれるので嬉しい。そうなるとこちらもまた同じような場面で譲るようになる。こういう繰り返しが良い循環になって、クルマも自転車も気持ち良い譲り合いや“シェア・ザ・ロード”が当たり前になってくる・・・というのが理想なんだけどね~。どの道でもそうなればいいのにね~。そうならない現実が悲しいよね~。
さてさて暫くすると・・・。
また集落に出る(下の写真)。ここも一応「西新宿」内ではあるが、その中の「大平」の地区だ。
ここで分岐が有る(下の写真)。僕は“C”から来た。
真っ直ぐ進む“A”が岡山県境で、あと僅か0.3km。「八塔寺ふるさと村」もそちらの方角だと示されている。
“B”は「大日山」通じる道。「大日山」は山の名前ではなく、集落の名まえ。
ここは勿論真っ直ぐ“A”へ。
勾配は完全にフラットになる(下の写真)。下の写真の向こうのカーブを曲がった直後に下りになり始め・・・。
兵庫県から岡山県に入る(下の写真)。ここから岡山県備前市だ。時刻は10:00。
ここまでの走行距離はたった12km強。普通に走ったらもっと・・・も~~っと早く着いちゃうでしょう。
さて、ここから緩い下り基調の道になる。これまで(緩いながら)登ってきたのだが、ここから下るわけだ。
快走路が見えている(下の写真)。
ギューンと進むとすぐに吉永町多麻の「東畑」の集落に入る(下の写真)。
集落を抜けて行く。
緩い下り基調の道が続く(下の写真)。気持ち良く進むぜ~~♪
途中で道の左手に謎の物体を発見。近寄ってみると・・・な!(゚▽゚*)
牛が~~(ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ 鉄棒で倒立!大車輪か~?!
牛だと思うけど、スレンダーなので、馬みたい~( ´艸`)プププ
おっちゃん、調教師か!?ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ こういう顔ってジッと見るとなんか怖くなってきたりするよね~。
思わず振り返ると・・・な?(゚▽゚*)
こっちはなんだ?サバンナか??(´,_ゝ`)プッ
でもね~、虎とキリンは同じ場所にいないよ。リアル世界では有り得ない。( ´艸`)プププ
で、そこに何故日本の城??!ヽ(○´3`)ノ フッ
一体ここは何だ??いわゆる“謎のパラダイス”か( ̄ー ̄)ニヤリ 「探偵ナイトスクープ」に調査依頼してみたりして・・・(゚ー゚)
・・・て、思わぬ面白ネタを見つけた後は、再び県道368号に戻って、緩い下りを進む(下の写真)。
気持ち良く進む♪
「滝谷神社」の周辺の集落を通過。
そして再び集落を出て下っていく。勾配は4%強。
走り抜けて行くと・・・。
「出合橋」という橋の先でT字路に出くわす(下の写真)。
僕は“C”から下ってきた。
“A”は県道368号の続きで、“A”⇔“C”が県道368号だ。“A”を進めば吉永町加賀美を北に抜けて県道90号に出合う。上の写真の上段に有る道標では、“A”が八塔寺に通じる道であることが示されている。確かに八塔寺には通じるが、位置・距離的には遠回りで、回り込む形になる。一旦県道90号まで下って、そこですぐ傍に八塔寺に登り返す舗装道が有り、そこを登って八塔寺に行くことになるのだ。
“B”は県道426号で、こちらが八塔寺に直接向かう道。位置・距離的にこちらの方が全然近い。
にもかかわらず、道標で何故“A”が八塔寺方面とされているのかは・・・のちのち説明しましょう。
僕はここで“B”へ右折(下の写真)。“A”には向かわない。
ここから県道426号に入る。
2%程度の緩い登りを進む。上の写真の薄暗い場所から、すぐに下の写真の開けた場所に出る。
先程の「出合橋」辺りで一旦吉永町加賀美に出たのだが、再び吉永町多麻に入っている。
長閑な集落の中をちょっと進むと、目の前に一瞬急勾配の坂(下の写真)。ここは三差路の分岐になっている。
僕は“C”から来た。
左カーブをする“A”は県道426号の続き。登り坂が続いている。その先に「八塔寺」が有ることを道標が示している(下の写真の右下)。
真っ直ぐ進むフラットな道の“B”は「男滝」「女滝」「蓮華寺」が有る町道。北に進む道で、美作市へ通じている。
勿論ここは左折して“A”へ(上の写真の黄色の矢印)。
この日初めて登りらしい登りが始まる(下の写真)。
先程通ってきた「滝谷」の集落が下に見える(下の写真)。目線が少しずつ高くなっている。
勾配は8~9%。
まだ走行距離が短いところなので、特に苦しくはない。
すぐに民家が無くなる。
急カーブを登っていく(下の写真)。
山の中の薄暗い林の林間ロードの登り坂になる。
急カーブ連続だ。
勾配を少しでも緩くさせるために、急カーブを繰り返して山の斜面を登っていかせようとする道だ(下の写真)。
勾配は15~19%。随分走ってきた後だったら結構やっつけられるかも知れないが、まだ15kmくらいしか走っていないで、特には辛くない。
逆に少し楽しんでいる位。いつもこの位余裕が有れば良いのだが・・・今日は特別。
また急カーブ。
ここまで見て分かるだろうが、クルマで登ってくるにはなかなかキツイ道だ。路面状態は悪くはないが、幅が狭くて離合が極めて困難(殆どの区間で無理)。急勾配。カーブがきつくて見通しが悪い。先程「出合橋」の所の道標で、八塔寺方面がこちら県道426号の方を示しておらず、わざわざ遠回りさせようとしたのは、こちらの道をクルマは通らないほうが良い、という判断があったのだろう。あの道標はクルマ用であったわけだ。
自転車的には関係無いけどね。急カーブ&急勾配の薄暗い道を進む。
下から地元の方らしい軽トラが登ってきた。停まってスルー。
舗装状況はまぁまぁだが、交通量が少ないので路面中央に苔が生えている所も有る(下の写真)。
もっともこういう道は大好きですが~。
まだ続くぜ!急勾配&急カーブ。
でも、脚の方は大丈夫さ。
なにせ、まだ20kmも走っていないんだからな。
これが100km過ぎであったのならば、結構やっつけられちゃったかも。
下の写真の左の道路上の物体は、僕の自転車です。
そんなこんなで登っていくと・・・。
坂の上の方が見えない所に出る(下の写真)。これで登りは終わりか?
あ・・・終わりみたい。
登り終了。
たった700m位の距離なので割とあっさりと登れちゃった(あくまでも走行距離がまだ短いからだけどね)。え?何?写真を撮るために頻繁に止まりつつ休んでいるからだって?(∩゚д゚)アーアーきこえなーい ・・・先程の林の中のウネウネ・カーブ区間の平均勾配は13%強のようだ。最大勾配は19%のようだ。
とても緩くなった坂を進む。
何軒かの民家が建っているだけの、集落に満たない場所だな。
それにしても道幅が狭いね。クルマを通らせたくない理由が分かるでしょ?でも、ここも県道だけどな~。・・・なかなかの険道ぶりですな。
自転車的には快適ですが~~。
緩くなった登り坂を気持ち良く進む。
そうこうしているとT字路にぶつかる(下の写真)。道標がたくさん有る。
え~~と・・・八塔寺は“B”の方角だな。県道426号が“B”ということ。上の写真の黄色の矢印のように右折。
すぐに茅葺の家が見えてきた(下の写真)。
上の写真の手前の右手の砂利道は八塔寺山の登山道の入り口のようだが、今回は行かない。何となく奥は虫だらけっぽいし・・・。
この茅葺の家に人が住んでいるのかどうか・・・いなさそう。廃屋みたいだ。
・・・あ!もし住んでいらしたら誠に失礼m(_ _)m
先に進むと・・・。
開けた所に出る。右手に茅葺屋根の家々が点在し、田畑が見える(下の写真)。
ここから「八塔寺ふるさと村」のようだ。村の中心部は、向こうに見える坂(上と下の写真)を登っていった所に有るらしい。
良い雰囲気だ。
ちょっとレトロな建物は・・・(下の写真)。
郵便局か。「三国郵便局」。現役の郵便局ですな。
レトロな雰囲気が有って、良いな。
村の中心部に向かって坂を登っていく。
道沿いの茅葺の家々。
緩い坂を登っていく。
道の脇に黄金色の田んぼ。
そんな良い雰囲気の道だが、ここで急に雨が強くなってきた。本降りに近づきつつある。風も強い。折角肝心の、今回の“メイン・ディッシュ”に辿りついたのに~。
とにかく先へ・・・。
すると登り終え、そこは村の中心部(下の写真)。時刻は11:00。
茅葺の家が建ち並んでいる。
広がる黄金色の田んぼ。
そして茅葺の家々。
綺麗だ~。
道沿い(県道426号沿い)に「茶店」(下の写真)
ベンチが有り、村を歩き回って疲れたときに軽く休憩できる場所だそうだ。僕は“これから”なんですけどね。
その隣の、隣の家(下の写真)。
消防用のポンプ車かな?(下の写真)。
縁側に腰掛けて休みたくなる(休んでいないけど)。
こういった茅葺の家々が有る場所は、近畿では京都府南丹市の旧美山町の美山町北集落“かやぶきの里”が超有名かつ定番中の定番だが(「美山の里・南丹市サイクリング 2007.10.21」参照)、ここも良いね。場所は岡山県だが兵庫県に近いので、京阪神界隈の人間ならサッと訪れ易いだろう。この天気のせいもあるのか、観光客が少なくて(たまにクルマで通りがかる程度)静かだし。
「八塔寺ふるさと村」という名称になっているが、これは昭和49年より始まった岡山県のふるさと村整備事業によって設置されたもので、その第1号のふるさと村。岡山県内には7地区のふるさと村が指定されている。集落景観等の保全・修復事業,伝統文化の保存・伝承事業,都市との交流促進事業等々が施策され、現存する茅葺き屋根の民家を利用した、民族資料館や宿泊施設などの整備が行われている。現在ここでは10数軒ほどの民家が点在している
この景観から、ここは映画「黒い雨」,テレビドラマ「八ツ墓村」(映画ではなくてTVドラマのほう)や「火垂るの墓」(アニメ映画ではなくてTVドラマのほう)のロケ地となった。
道沿いにコスモス。
秋ですな~。
秋のサイクリングにコスモスは外せませんな。
県道426号は村の中心を東西に通っている(下の写真)。
雨は降っているが、県道を進みながら周りの景観を楽しみましょう。
まるで訪問を待っていてくれたかのよう。稲刈りを待っていてくれたのかな?
まさに黄金の絨毯。(◎´∀`)ノ
この時期の田んぼの脇にはよく彼岸花が咲いていますが、ここにも(*^-^)
アゲハ蝶が止まっている。
お食事中ですか?
茅葺の家々の向こうに寺が見えますな。
下の写真の正面が「高顕寺」。その右の小さな蔵の様な建物が「八塔寺」(蔵ではなくて本当は本堂です)。
先ずは右の「八塔寺」に行ってみましょう。この場所の名まえの元になっている寺だからね。
県道から寺の方へ坂を登る(下の写真は登る途中で振り返って撮影)。
「八塔寺」に到着(下の写真)。
「昭鏡山『八塔(はっと)寺』」
約1300年前、奈良時代の728年(神亀5年)に聖武天皇の勅願によって弓削道鏡が開基したと伝えられる。隣接する高顕寺も同時期に開山された。
山号は「昭鏡山」。
現在は天台宗・本尊は十一面観音。
この八塔寺を中心に山岳仏教が栄え、源頼朝の命を受けた梶原景時によって、本堂を初めとする堂舎が建ち並び、当時は十三重の塔,七堂伽藍,七十二僧坊が備わる山上仏教のメッカとして「西の高野山」と称され、真言密教・天台密教の聖地となった。しかしここは備前,播磨,美作の国境に位置していたことから、再三の戦火にまみれて衰退。特に1517年(永正14年)には、三石城主浦上村宗と置塩城主赤松義村による「八塔寺合戦」が起こり、全山丸焼けとなって本堂・伽藍等は焼失した。江戸時代になり、岡山藩主池田光政の時代から復興され、現在に至っている。
境内裏に有る首なし地蔵は乳の出に霊験が有るとのこと。また、池田光政寄進のつり鏡が現存している。八塔寺のお坊さんは、当時一般の人が着ることも出来なかった、高価な毛織物の紋羽で作った股ひきを履き、薬草を売りに各地に出かけて行ったりもしたそうだ。一時は紋羽を履いていない薬草売りは本当の薬草売りではないと言われた程だったとのこと。紋羽を履いている薬草売りは八塔寺の僧であるのがはっきりと分かったそうだ。
ちなみに八塔寺に伝わる民謡に、おっつぁんどこなら八塔寺~
紋羽のももひきぬうくいな
しらみがわいたらかあいいなという一節が有る。
なお、現在でも近隣には100種類ほどの薬草が地生している。石段の下の左から八塔寺山の登山道が伸びている。
八塔寺ふるさと村のすぐ北にそびえる八塔寺山(標高539m)は、備前一の高峰で、山頂からは北に中国山地、南に瀬戸内海と、雄大な眺望を楽しむことができる。また、山頂近くには行者堂が有り、近くの絶壁には鉄の鎖が吊り下げられているなど、山が修験の地であったことを偲ぶことも出来る。
(ゆっくり歩いて20分。)
興味は有るが、雨が降っているので、八塔寺山登山はパス。寺の参拝だけにしよう。
石段を上がると「本堂」(下の写真)。江戸時代の再建。
ここまでのサイクリングの無事を感謝し、このあとの安全を祈願。
雨がますます強くなってきた。風も強い。本堂前でちょっと雨宿り(ついでに補給食タイム・・・失礼)。
境内脇の鐘。
雨宿りをしながら、境内から眼下の村を見る。
写真が白っぽいのは、雨のせいです(^^ゞ
この長閑な農村の景色からはちょっと想像できないが、前述のように、ここには民俗資料館やレストランが有る。すぐ近くには収穫体験の出来る農園や、宿泊可能なコテージも有る。
八塔寺境内のすぐ右手に隣の「高顕寺」の境内が垣間見える。待っていても雨が止む様子は全く無いし、とりあえず次はあちらに行ってみましょう。
一旦八塔寺の境内から出て小道を通り、隣の「高顕寺」の前へ。
「恵日山『高顕(こうけん)寺』」
高野山真言宗。
山号は恵日山(えにちさん)。
本尊は定朝作と伝えられる不動明王。 加持祈祷や、毎年、一月に行われる柴燈護摩・火渡りが有名である。
728年(神亀5年)に聖武天皇の勅願により、八塔寺と共に弓削道鏡により開基、開山された。
かつてはここも八塔寺に含まれた塔頭であり、山岳仏教の拠点の一つとなっていた。その後も前述の八塔寺と同じ歴史を辿り、度重なる戦火により、江戸時代初期の1615年(慶長20年~元和元年)当時には、「常照院」(別名=愛染院)と「宝寿院」(別名=真言院)、「明王院」の三院のみとなった。1633年(寛永10年)に八塔寺は天台宗に改宗したが、「明王院」と「宝寿院」の二院は真言宗を維持。この二院は1830年(天保元年)に「高顕寺」と寺号を改め現在に至っている。
明王院と宝寿院はかつて別の院であったが、現在は渡り廊下でつながっている。なお、二院に別れていた頃は、現在の本堂が明王院で、本坊が宝寿院であった。(公式HP→ここ(何故か英語版のみです・・・それはそれでカッコイイ))
とにかく雨が本降りなので、山門の下に避難。
高顕寺の本堂正面にある山門(上の写真)は、前述の八塔寺合戦(1517年)の大火から焼けの残った唯一の建造物で、門柱の一部には焼け焦げた跡が残っているそうだ(どこに??・・・分からんかった(^^ゞ)。
山門から見える本堂(下の写真)。
ここは民宿もやっていて、蕎麦や精進料理が自慢とのこと。
境内の鐘(下の写真)。
高顕寺山門で雨宿りをしながら、眼下に広がる村を眺める(下の写真)。
雨の農村風景。
水車小屋と、休憩出来そうな東屋が見える。
どうせ雨宿りするなら東屋の方が良いな。
高顕寺をあとにし、下に降りて水車小屋と東屋のほうを目指す。
水車小屋に到着。
小屋の中(下の写真)。
東屋で休憩(下の写真)。そして再び補給食タイム。
天井の木組み。
茅葺屋根のカットの断面が綺麗(下の写真)。茅葺専門のカリスマ美容師がいたりして~(ナンテネ、ナンテネ)。
裏には庭園風の綺麗な庭が広がっている。
外の雨は全然止みそうにない(下の写真は水車小屋の裏)。
東屋から高顕寺がよく見える。
ここは標高約400mの山間の高原で、せめてこの山から出ないと雨から逃れられないのかな・・・。
ここは他にも「日吉神社」,「石小詰の塚」,「皇屋敷」,「手書き地蔵」等の歴史・宗教的スポットが有り、前述の様な資料館や、お土産物屋,レストランも有るのだが、この雨で寄る気が起こらず・・・。もう山から下ることにする。メインのスポットと肝心の農村の田園風景を見られたからいいでしょう。なお、他のスポットは紹介サイト→ここを見てくださいな。
時刻は12:00。ふるさと村をあとにする。
村を通っている県道426号は使わない。県道426号は西に向かっていて、今回の予定ルートから外れていくからだ。僕は村から南に下っていく八塔寺川沿いに南下したいので、そのためには午前中に殆どで使っていた県道368号(の続き)に再合流したい。しかし元来た道を引き返して合流するのではなく、ふるさと村から南に下山する舗装道が伸びているようなのでそこを使う。下った所は県道90号で、そこから県道368号,八塔寺川沿いに移れるのだ。
そういうわけで、県道426号から南に伸びる舗装道に入る(下の写真)。ちなみにふるさと村の西の県道426号も狭路の険道のようだ(写真は無し)。
県道426号よりもこちらのほうが道幅は広くて路面が良さそう。
雨がデジカメのレンズに付くので、少しでも雨を防げる木陰で撮影。
レインウェアを持ってくればよかった。まぁ、ウィンド・ブレーカーを持ってきてまだ良かった。半袖のままだったら風邪をひきそうだ。レーパンやその上に履いたロングタイツ、その上に履いたハーフパンツはビショビショに濡れている。シューズにも水が入ってきた。
急に道幅が広くなる。
途中で、体験農園やお土産物屋、レストランが有った(写真は無し)。そこでまた雨宿りをしたくもなったが、クルマや単車がたくさん停まっていて混んでいそう。ふるさと村の中心部では人は数人しか見かけなかったが、みんなこちらにいたわけね。体験農園やお土産物屋、レストランといった鉄筋コンクリートの建物は、村の中心部の田園と茅葺の家々の中に建っていると景観が台無しになるので、そこから離れた所に建てたのだろうな。
道は快走路。雨が無ければね。
緩いアップダウンを繰り返しながら全体的には徐々に下っている。緩い下り気味の尾根筋を進む感じだ。
下の写真なんか、どう?雨が降っていなければ間違いなく快走路のレベル。
下の写真の右側がぼやけているでしょう。レンズに雨が付いちゃった(´・ω・`)
途中に下の写真のような区間も有る。これはこれで良し。
少しずつ下り始めたな・・・と思ったら九十九折れの下りが始まる。雨が降っているし、危ないので走りに集中し、撮影は一切無し。九十九折れの下り区間は、二つ上の写真のような車線の有る道幅の広い道で、路面はとても綺麗。勾配は8~12%と結構急。逆に登ってきたらそれなりに手ごたえのある登りになりそうだ。それ故に雨の中の下りなので慎重に下る必要があるわけ。まぁ雰囲気的には・・・青山高原の県道512号のショート・ヴァージョンといった感じかな??(違うかな?)。
クルマともちょくちょく出くわす。この記事の前半に登場した「出合橋」での県道368号と県道426号の分岐を憶えているだろうか。あそこで八塔寺方面が県道368号になっている道標が立っていたが、あれはクルマをこちらの幅の広い道に誘導するためだったのだ。あの道標に従っていたら、今下っている坂を登ってふるさと村に到着したことであろう。
そんなこんなで下り続けると、もうビショビショ。顔は、“洗顔しましたか?”状態。
下り勾配が緩くなったところで・・・(下の写真)。
県道90号に出る(下の写真)。フラットな道が左右に伸びている。
左の“A”が上郡方面に繋がる道(上の写真の左下)。右の“B”が「岡山国際サーキット」に向かう道で(上の写真の右下)、その前にすぐそこで県道368号が分岐している筈。実は“A”の先の方にも県道368号が分岐している。前述の「出合橋」の道標に従っていれば“A”からこちらに来て、“C”に入って登っていくことになる。あと、そういうことで、この目の前の県道90号は県道368号との重複区間になっているわけ。
ここでちょっと、近くに有った民家のガレージへ避難。すると雨が急に弱くなって小雨以下程度になった。一瞬だけ雲の切れ間から陽射しが漏れたりして・・・。もう少しふるさと村で粘っていても良かったのか・・・いや、山から降りてきたからこうなったのか・・・分からんが、また登り返して戻る気はないので、このまま先へ進もう。
ちなみに二つ上の写真、下ってきた途中で撮ったように書いたが、実はここまで下ったあとで雨が弱くなったので、下りの写真を一枚くらい撮ろうと、ほんの50m程度登り直して撮影したんだけどね・・・(^^ゞ
で、右折して“B”へ(下の写真)。
すぐ目の前に橋(下の写真)。
下に流れているのは「八塔寺川」。これから暫くずっとこの川と付かず離れずの関係だ。
県道90号(県道368号との重複)を先へ。フラット快走路。
500m程すぐ先で県道90号と県道368号が分かれる(下の写真)。
下の写真は右の“B”。県道90号。・・・快走路だ・・・行きたくなるが・・・。
僕は左の“A”(下の写真)。こちらも快走路の予感。
確かに快走路♪。
八塔寺川とは付かず離れず。
路面は良好。道幅も充分。
クルマはちょくちょく通るがストレスは無し。
赤い欄干の橋を渡る。
右岸沿いの道になるのだが、その手前に左岸をそのまま走る道が分岐している。ここはそのまま橋を渡って県道368号を進むことにする。
左手の八塔寺川(下の写真)。下流の方角。
左岸を走る道も良さ気だな・・・(下の写真)。クルマは殆ど通らないようだし、自転車はあちらの方が良いかも。
ただ通常、下流に向かう進行方向の場合は右岸沿いの道の方が良いけどね。左車線を走るから、走りながら間近に川を見られるしね。
快走路は続く♪。
眼下に八塔寺川。
さっき、右岸の道のほうが良いと書いたが・・・左岸の道もこちらから見ると魅力的(下の写真)。
この区間では、走り抜けたいのならば右岸の県道368号、度々止まって川を眺めつつ、ノンビリ走りたいのなら左岸の道・・・といったところか。
本来は後者のタイプですが、前者のやり方で進みます。
程無くして「火打坂トンネル」の前に来る(下の写真)。
200m位の短い直線のトンネル。照明も良好。サクッと通過。
トンネルを出た瞬間に目の前に右カーブの橋が有る(下の写真の上段)。欄干の両端には鐘のオブジェが置かれている。
一方、そのトンネル南側に側道が連結していてトンネル出入り口直前が十字路になっている。上の写真の左下の道は、先程まで左岸に見えていた道だ。上の写真の右下が県道368号を横断する形で続いている道。
トンネルを出てそのまま橋を渡ればそのまま県道368号で、今度は左岸の道になる。一方、ここでこの側道を使えば、クルマの殆ど来ない(であろう)道で右岸沿いの道になる。ここでは後者を選択。県道368号から離れ、トンネル南口の、上の写真の右下の道に入る。なお、ここはトンネル出入口の直前なので、横断に要注意。トンネル内のクルマからは見えにくいし、カーブの橋を渡ってくるクルマからも視認が遅れるからだ。
で、右岸の道へ・・・(下の写真)。
先程の県道368号の橋が見える。
トンネル南口からは、この先に有る「八塔寺川ダム」のダム湖になる。
川幅が少し広くなった細長いタイプのダム湖だ。
やはりこちらの方が自転車向きだな。まるで貸切のサイクリングロードみたい。
静かなダム湖をチラ見しつつ・・・。
ノンビリと進む。ポタリングモード突入。
何?いつもポタリング・モードだろうが!って?
否定はしないよ。
また雨が少し強くなった。小雨~本降りの中間くらいか。
雨のことを除けば・・・気持ち良く進む。
途中で、下から道に這いあがってきた“ウリボウ”を目撃。距離が有って、こちらをちょっと見ている。その隙にカメラを準備して・・・あ、また下に降りた・・・逃げられた。またカメラにおさめられなかったorz
下っていった現場から下をのぞくと、逃げていくウリボウの後ろ姿が見え、そして消えた。思わず「ウリボ~~~」って声に出しちゃったりして(^_^;) 誰もいないからいいや。
程無くして遠くに「八塔寺川ダム」が見えてきた。
あそこまで走るつもり。ダムの上は通れる筈だ。傍にガードレールが見えている。
ダム湖沿いの快走路を進む。こういうダム湖沿いの道はハズレが無いね。間違いなく良い道。
木々が無くなって開ける度に、ダムを見られる場所に出る。
ダム湖の形状って良いよね。
向こうに、続きの道が見える(下の写真)。
さて進みます。快走路を楽しんじゃいます。
路面は良好。こういう道は落ち枝や落石がよく有るのだが、ここは少ない方だな。
何度かダムを垣間見つつ・・・。
雨~~(´・ω・`) でも進む~~(゚▽゚*)
ダム湖が良く見える場所に出る。
雨で白っぽい写真になっていますな。
向こうの橋は県道368号のものだな(下の写真)。
晴れていたら、ダム湖面はエメラルドグリーンに見えるのかもね。
引き続き先へ・・・。
どんどんダムが近くなってくる。
ダムの左岸側には公園やレストランも有るらしい。下の写真の右側の建物が、管理所で、その左がレストランだろう。
あそこまで行くぜ。
どうよ?
こういう道、走りたくなるでしょ?
もうすぐだ。
ダム湖ももっと見ておこう。
山に囲まれたダム湖。こういう景色って良いね。複雑な形状が良い。
これがいいんだよ(←中尾彬風)。
ダムの上に到着。
ダムの欄干の端にレリーフが有る。
八塔寺やふるさと村をイメージに彫ったものだな。
下の写真の水車小屋の水車は可動式ではなかった(確認)。
ダムの上を通る。
左手の上流側のダム湖。
ダムの上は風雨が強い。特に風。レンズに滴が付く~~。
が、気にせずに撮影。この景観はおさめておかなければ・・・。
反対の右手、下流側、放水口側(下の写真)。
「八塔寺川ダム」についてはここ→「岡山県HP/八塔川ダム管理事務所」
河 川 名 | 吉井川水系金剛川右支川八塔寺川 |
位 置 | 岡山県和気郡吉永町高田地先 |
形 式 | 重力式コンクリートダム |
堤 高 | 44.0m |
堤 頂 長 | 226.0m |
堤 頂 幅 | 5.0m |
敷 幅 | 35.2m |
法 勾 配 | 上流鉛直・下流1:0.8 |
堤 体 積 | 119,000m3 |
非越流部標高 | EL.134.00m |
越流部標高 | EL.131.00m |
地 質 | 流紋岩質凝灰角礫岩 |
設計洪水流量 | 730m3/s(20.7m3/s/km2) |
非常用洪水吐 | 自由越流型1.6m×12.5m×11連 |
常用洪水吐 | ゲートレスオリフィスH4.0m×B3.7m |
取水設備 | 堤内多孔式選択取水設備 (1号取水管φ500,2号取水管φ500) |
利水放流設備 | 放流管φ700,ジェットフローゲート |
分岐放流設備 | 分岐管φ300,ジェットフローゲート |
流 域 面 積 | 35.2km2 |
湛 水 面 積 | 0.35km2 |
総貯水容量 | 5,700,000m3 |
有効貯水容量 | 4,640,000m3 |
洪水調節容量 | 3,870,000m3 |
利 水 容 量 | 770,000m3 |
堆 砂 量 | 1,060,000m3 |
洪水時満水位 | EL.131.00m |
常時満水位 | EL.116.50m |
計画堆砂面 | EL.112.00m |
下流側の風景(下の写真)。
ゆっくりとダムの上を進む。
濡れながらね・・・。
ダムの左岸側に到着。
左岸側に「八塔寺川ダム公園」が有る。周辺の四季折々の風景が楽しめ、春は桜、秋は紅葉の名所になっている。「石彫公園」や「大杉谷公園」、ダム湖に架かる目にも鮮やかな赤い吊り橋「あかね橋」が有る。
また、バイキング形式で食事のできるレストラン「八塔寺ガルテン」が有る。
立ち寄りたいが、雨から逃げたい気分と、濡れているのでレストラン内に入りたくない気分が勝り、スルー。写真も無し。上記リンクをクリックして覗いてみてくださいな。
で、左岸の県道368号に戻る(下の写真)。
5%位の下りの快走路が伸びている。ぎゅーーんと進む。
路面は良好。道幅も充分。クルマはちょくちょく通るがストレス無し。
程無くして吉永町高田の集落に出、僅かに下り気味の殆どフラットな道になる。
集落を抜ける快走路。
どんどん行きましょ~♪
八塔寺川とは付かず離れずの関係。
向こうに・・・おぉ!いい感じの道が続いているね(下の写真)。
雨はだいぶおさまった。・・・と言うか、雨がおさまっている地域に入ったと言うべきかも。
どうよ?この道(下の写真)。
ツーリング向きの道ですな。
軽快に進む。
うぉ~、伸びているね~~。
濡れていたレーパンやタイツ、ハーフパンツは水の切れが良いので、駅に着くまでにはそれ程ジメジメ状態にはならずに多少は乾きそうだ。ウィンド・ブレーカーも或る程度撥水性が有るので結構乾きそう。
乾かすために走っている・・・とも言えるか。
風と体温上昇で乾かしてやる。
そういう走りに丁度良い快走路だぜぃ。
田畑の集落も有れば(上の写真)、工場も有る(下の写真)。
徐々に町の色合いが強くなってきた感。
吉永町岩崎を通過中。
民家と田園と工場が混在する山間の町だ。
程無くして分岐(下の写真)。僕は“D”から来た。県道368号は“A”⇔“D”のライン。
県道から外れる“B”はそのまま八塔寺川沿いを進む道だが、左岸なので走りながら川は見られない。また、多くのクルマは“B”に流れて行く。先の方で和気町街や国道374号、山陽自動車道に接続するのには近いからだろう。交通量は“B”の方が“A”よりも多い。また、八塔寺川もここまで来るともう渓流などは全く無く、人工的に土手が改修された川になるので、是非とも見たいというわけでもなくなる。なので、ここは県道368号の“A”へ(上の写真の左下)。
なお、“C”の方角の道の行き先は不明。
上の分岐後の県道368号は道幅が少し狭くなる。民家が建ち並ぶ中、その隙間に小さな田んぼが有る(下の写真)。
民家の家々の中に黄金色の絨毯。
水も綺麗だな。
脇には彼岸花が赤く色添えをしている。
さて先へ。
下の写真のように、よく有る小さな町の道になる。道の両脇に民家、店舗、役所の建物等々が建ち並んでいる。
程無くして県道261号にぶつかる(下の写真)。
ここで上の写真の黄色い矢印のように右折。
右折したところ(下の写真)を、少し進むと・・・。
左手にJR山陽本線・吉永駅が見える。ここでゴール(下の写真)。
時刻は13:45。まだまだ終えるには早い時刻だが、予定通り終わりにしよう。今は雨が止んで晴れてきてはいるが、またいつ雨が降ってくるか分からないしな。この近くにちょこちょこと観光スポットが有るが、それはまた今度。
時間に余裕が有るので、自転車を輪行袋にゆっくりとパッキング。
それでも40分待って、以下の列車で大阪方面へ。
吉永
| JR山陽本線(相生行)
| 14:47-15:17[30分]
| (右の写真)
|
相生
| JR山陽・東海道新幹線
| ひかり480号(東京行)
| 15:46-16:38[52分]
|
新大阪
新幹線に乗らなくても在来線で割と早くに帰宅出来そうだが、姫路駅界隈や三宮~大阪間の新快速は混むし、普通列車では早く切り上げたことを無駄にするくらいに時間がかかるので、相生駅からは新幹線にした次第。土曜日夕方~夜の混み合う大阪駅界隈を回避できるしね。それに相生駅に停まるような新幹線はとても空いているので、車両の一番後ろの座席を確保出来る可能性が高いから。実際に空いていて確保出来、後ろのスペースに輪行袋を置けた。なお、ウェアは既に乾いているので座席を濡らさず、OK。
定刻通りに新大阪駅に到着。何回か乗り継いで最寄りの駅に到着。
自転車を組み立て、まだ陽の明るい町中を少しだけ走って無事に帰宅。時刻は17:15。
こうして「富満高原サイクリング 2010.09.19」のオプションとしていた今回のルートを走り終えたわけだが、オプションと言うには、「富満高原」とは距離も内容も同格以上の良いコースだった。もし繋げていれば「富満高原~八塔寺サイクリング」というタイトルにしないと釣り合いが取れないだろう。二つのコースを繋げても70km強。僕の様な写真撮りまくりのノンビリ観光サイクリングでも一日で回れそうだ。ただ「富満高原サイクリング 2010.09.19」で迷走&ダートの押し歩きで時間を潰してしまったように、そのまま繋げるには難が有る。繋ぎを少しアレンジしないといけないな。そうしないと「八塔寺ふるさと村」でゆっくり出来なくなる。
そう書きつつも実際は、今回雨のために「八塔寺ふるさと村」で時間をあまりかけられなかった。ゴール時刻が早かったことからも言えるように、晴れていればあと最低1~2時間はグルグルと歩きまわり、施設を巡り、八塔寺山にも登っただろう。そこが今回の残念なところ。
まぁ、そういつもいつも完璧なサイクリングになるわけでもないし、「八塔寺ふるさと村」の風景には満足できたから良し。お薦めですな。
あと、道中の県道368号と426号も良かったしな。自転車向きの道だ。田園の集落を抜ける道、山間部の道、九十九折れの険道、川とダム湖沿いの道・・・どの区間も良し。ドライバーのマナーも良くて気持ち良かったし。
そういうわけで、雨に見舞われつつも、全体的に満足出来るサイクリングだった。
コース概略/自宅→○○線・△△駅~(輪行)~□□駅・▽▽線・◇◇駅~(輪行)~新大阪駅・JR山陽新幹線~(輪行)~相生駅・JR山陽本線~(輪行)~上郡駅・智頭急行~(輪行)~久崎駅→県道368→国道373→千種川右岸→円光寺橋→県道368→県道426→八塔寺ふるさと村→吉永町加賀美町道→県道90→県道368→火打坂トンネル→八塔寺川ダム湖右岸道路→八塔寺川ダム→県道368→県道261→JR山陽本線・吉永駅~(輪行)~相生駅・JR山陽新幹線~(輪行)~新大阪駅・▽▽線~(輪行)~◇◇駅・○○線・□□駅~(輪行)~△△駅→自宅
(地図→クリックしてください (拡大可。青色のラインが走った所))
走行距離/39.62km
走行時間/2hr27min
平均速度/16.18km/hr
最高速度/42.64km/hr
MARIN Road Bike積算距離/9213km
全Bike積算距離/19544km
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Comments
茅葺きの里美山に負けず劣らずの集落があるとは
全くノーマークでした。
美山の方は全国的にメジャーになりつつありますが
八塔寺ふるさと村は知る人ぞ知る感じなので
心穏やかに過ごしたいサイクリストにとっては
穴場なのかもしれません。
« 投稿: 輪夢(rimu) 2010年10月 4日 (月) 23時14分
輪夢さん>
美山のかやぶきの里には戸数と壮観さで及びませんが、
(岡山のかた、ごめんなさい)
静かさと田園風景の美しさは勝るとも劣らないのではないでしょうか。
お薦めです。
« 投稿: Katze 2010年10月 5日 (火) 21時06分
渓流を見ても足だけでも入りたい、とは思わなくなりました。ちょっとづつですが季節は進んでますねー。
お米は「不作」ではないと思いたいです(ごはん好きなので~)。
黄金の田んぼに茅葺。。。いい景色ですね。
茅葺は維持するのが大変と聞きましたが。
同じ道を走る者どうし、マナーを守ってどちらもが気もち良く走れるのはいいですねー。同じ道でもマナーによってずいぶん違うでしょうし。
「パラダイス」ネタ大好きです(^◇^)
« 投稿: あさたろう 2010年10月 8日 (金) 10時29分
いやあ、今回もとても面白かったです。
先月、JR佐用に車を停め、家内と姫新線林野駅から吉野川・吉井川を下ってJR和気まで自転車しました。すっかり播磨から美作・備前地域が気に入ってしまいました。
次回として、JR佐用からR179-大日山川-r368-JR吉永を考えていたところで、今回行かれたところと重複箇所があり、僕にとってとてもタイムリーな話題でした。
道の状態や交通量が予想した感じだったので安心できました。家内もいるので上り坂が心配だったのですが、ふるさと村をパスすればなんとかなりそうです。
ありがとうございました。
« 投稿: のりまき 2010年10月 8日 (金) 21時19分
あさたろうさん>
やっと涼しくなってきましたね~。
茅葺の葺きなおしは何十年かに一度くらいやらないといけなくて、毎回お金がかかるそうです。人も大勢集めないといけないみたいですし。個人ではたいへんみたいです。
米はまぁ大丈夫そうですが、他の野菜は不作だったみたいですね。
« 投稿: Katze 2010年10月 9日 (土) 07時21分
のりまきさん>
吉野川・吉井川沿いは良いでしょうね~。途中からは片鉄ロマン街道も有りますし。
大日山川沿いは未走ですが、おそらく良いでしょうね。登りはその区間くらいなのでは。
ふるさと村も行かれてみてはいかがでしょう。キツイ坂は押し歩いても、1kmくらいの距離ですし・・・。
« 投稿: Katze 2010年10月 9日 (土) 07時27分
ちょっとお久しぶりで御座います。
この度はご心配おかけしましたm(_ _)m
ここずっと流石に気持ちが沈み気味だったのですが、Katzeさんのサイクリング記事を見たら何だか元気な気分になれてきましたー。やっぱり和みますねo(^-^)o
景色もどことなく秋らしくなってきましたね。
ふるさと村、見ていて懐かしい気持ちになりました。いいなぁ~こういう所。
謎のパラダイスには大笑いです( ´艸`)
« 投稿: MariRose 2010年10月16日 (土) 20時05分
MariRoseさん>
猛暑の夏でしたが、ちゃんと秋は訪れていますね。
ふるさと村のような場所は公的に保全をしないと存続することが難しいようですが、いつまでも残してもらいたいものです。
« 投稿: Katze 2010年10月18日 (月) 20時42分