インコ・ネット用語

インコ・ブロガー達の間で主に使われる、インコに関するネット用語をちょっと整理してみよう。
ついでに、この「Tasteful Life」内だけで使われている（であろう）“ローカル”な用語も載せてみよう。

インコ会議

4羽のインコが1羽ずつ入ったケージを縦横２列にくっつけて並べると、4羽全員が中心に集まって会議をしているかのような様子になっている状態のことを指す。
（参考写真）（参考記事）
3羽のパターンも可。
5羽以上を一度に行うことは物理的に無理。二手に分かれる＝“会議室”を分ける必要が有る。
2羽の場合は「インコ会談」と呼ばれる。
（参考写真）（参考記事）

インコじゃらし

抜けたインコの羽根を使って、猫にネコじゃらしを使うのと同じように、インコと戯れること。またはその羽根のことを指す。
（参考記事）

インコ臭

インコの芳しい匂いのこと。
インコの種類によってそれぞれ異なる匂いがすると言われている。
また同じインコでも、通常の健康な時と体調不良の時とでは匂いが異なるとも言われている。
インコ飼いの殆どはインコ臭・フェチであろうと言われている。
（参考写真）（参考記事）
一方インコ飼い自身は、インコ飼い以外には理解出来ないだろうと思っているため、逆にインコ臭に関する話題がインコ飼い同士の仲間意識を高めることに一役を買っているという側面も有る。

インコボール
　　（別名：団子）

インコが顔を180度後ろに回して背中に顔をうずめるようにして寝る様子が、正面から見るとまるでふっくらとした真ん丸のボールに見える状態のことを指す。
（参考記事）
特に全身が黄色のセキセイインコのルチノーの場合はテニスボールのように見え、最も美しいインコボールとされている。

オチリ

お尻から転じたインコのお尻を指す言葉。
かわいらしさを強調し、かつ卑猥さを無くすためにカタカナ表記とし、“シ”を“チ”に変えたと思われる。
（参考写真）（参考記事）

おパンツ

お腹から下辺りが体色とは別の色になっているインコの、その色の部分がパンツに見えることから使われている言葉。
代表例はセキセイインコのハルクイン。
（参考写真）（参考記事）

カキカキ

（１）♂♀の愛情表現の一つで、相手の羽毛を優しく甘噛みし続ける動作のことを指す。同性でも友情表現として行うことが多い。
（参考写真）（参考記事）（参考記事）

（２）人間が指でインコの体をやさしく掻いて上げること。インコと人との愛情と信頼関係によって成り立つもので、互いに至福の時を過ごす。
（参考写真）（参考記事）

カジカジ

止まり木のような硬い木を齧って削っている様子を指す。
嘴の伸長防止にも役立つ。
（参考記事）

ゲロリン

♂♀の求愛行動の一つで、主に♂が自分の食べた物を素嚢から掃き戻して♀に与えることを指す。
（参考記事）（参考記事）
まれに♂♀が逆のパターンや、同性間にも見られる。

ごま塩
　　（別名：ごま塩頭，ごま塩ヘッド）

主にホワイトフェイスのインコの頭に見られる、換羽で新しく生えた先の黒い筆毛。
（参考写真）（参考記事）

シャチホコ
　　（別名：エビちゃん，エビぞり）

セキセイインコの♀の発情ポーズ。
（参考記事）

セキセイわんこ

犬のお手のように、人が指を差し出すと、指に片足を乗せることの出来るセキセイインコのことを指す。
ちなみに、何故お手をするかは、（１）指に乗ろうとする動作の途中だが距離が中途半端で乗れずにそのまま止まっているため，（２）指が怖いので足で押さえて止めた（拒絶の表現）、等が推察されているが、まだ不明である。
（参考写真）（参考記事）（参考記事）

ツボる

インコが自分の体の気持ち良いポイント、いわゆる“ツボ”に物を触れさせて、そのまま動かずにじっとしていること。
インコ飼いから見ても実に気持ち良さそうに見える。
（参考写真）（参考記事）
上述の「カキカキ」を、自ら物にこすりつけることで行うことを「セルフマッサージ」と呼ぶが、その途中で“ツボ”にはまると、この「ツボる」状態になる。

点目

異性や好きな物に萌えた時のように、興奮したり嬉しい時に黒目が小さくなること。
「ボワヘッド」と同時に見られることが多い。
通常アイスリング（白目のこと）が有り、黒目がはっきりと分かるタイプのインコの場合、その現象を見易い。しかし、白目が無いタイプのインコ（セキセイインコのハルクイン）でも、白目に相当する部分はやや黒色が薄く、黒目に相当する部分は濃いので、よく観察すれば「点目」を確認することが出来る。
通常、♂に良く見られると思われるが、実際には♂♀両方とも起こる。♂のほうが“萌える”モードに突入するスピードが速いため、♂で点目を見る機会が多いだけである。
（参考写真）

握りインコ

インコの胴体を片手で握るようにして保定すること。またそのように握られているインコのことを指す。
保定としては正しくなく、“悪い保定”，“してはいけない保定”である。これは、インコの呼吸器官の構造に帰因し、人間でいうところの首を絞めている行為に近く、インコにとっては呼吸が苦しい。従って、手加減を知らない子供による握りインコは危険であるため、注意が必要である。また触れることが嫌いなインコに対して握りインコをすると、逃げようとするインコを抑え込もうと力が余計にかかるので、これも避けなければならない。
握りインコは、触れても大人しいインコ、かつ手加減の分かるインコ飼いによってのみ可能であり、その究極の姿は、握りインコで散歩をする品川のお婆さんであろう（参考記事）。

ノビノビ
　　（別名：片足のびのび，うんしょ）

片方の翼を伸ばしながら、その片翼と同じ側の足も止まり木から離して翼と共に伸ばし、片足立ちのバランス動作をしている様子。
人間がデスクワークで疲れ、両手を伸ばして伸びをするのと似たような意味合いで、インコが暫く動かないで固まっていたあとに体の筋肉をほぐすようなものと思える。

ハミハミ

毛繕いのこと。

腹ベタ

お腹を床やケージの底にべったりと付けてうつ伏せに寝そべっている様子。
“腹ベタ”状態のインコは腹ベタインコと呼ばれている。
（参考記事集）

腹割れ

お腹（胸の下部から腹）に縦筋の割れ目が入っているインコ。やや痩せ気味～適正範囲内のセキセイインコによく見られるが、肥満気味であると脂肪により筋がうまって見えなくなることが多い。
卵をより効果的に温めるためにその部分にだけ毛が生えていないので、筋のように見える。
（参考記事）

ひげパックリ
　　（別名：ダースベーダー）

両頬毛が広がっている様子。
毛繕い中やインコボール状態からの覚醒時によく見られる。
（参考写真）

飛行機

コザクラインコの♀の発情ポーズ。
（参考写真）

ブルマー

♀の太もも部分。
女の子のブルマーを履いているように見えることから使われている。
（参考写真）

ボワヘッド
　　（別名：モコヘッド）

異性や好きな物に萌えた時に、頭の羽毛が立つ様子。♂に見られることが多い。

ポッチ
　　（別名：ゴマ毛，ポチ毛，目玉）

セキセイインコに見られるスロートスポット（頬の毛～喉近くに有る黒い斑点）のこと。
換羽で抜けたポッチを集めているインコ飼いもいる。

モフモフ
　　（別名：ホワ毛，綿っ毛）

抜けたふわふわの白い体毛。
一般には、体色が付いている羽根のことは“モフモフ”とは言わないが、稀に混在して使われることが有る。
また、繰り返さずに“モフ”と言うことも有る。
モフモフはインコの体に付着し易く（全く付着しないケースも有るので個体によって異なると思われる）、インコ自身が体を振っても、何かにこすりつけて落とそうとしても離れないことがしばしば有る。鼻の穴にモフモフが付着して離れないケースは、まるで鼻から大量の鼻毛が飛び出しているように見えることから、“鼻毛ボーーン”と呼んで楽しむインコ飼いもいる。
（参考写真）（参考記事）
またインコ飼いは、モフモフをインコの頭にのせてカツラのように使い、ヘアースタイルを変えて楽しむことが有る。

ももひき
　　（別名：ステテコ）

♂の太もも部分。
おっさんの股引やステテコをイメージしている。
（参考記事）
特に全身が白いセキセイインコのアルビノの♂は超ドストライクの“股引”姿と言える。

ワキワキ

暑いことや運動による体温上昇が原因により、両翼を浮かして脇を広げている様子。
まれに緊張により同様の動作をすることも有る。
（参考写真）
なお、これ以上に広がらないと言うほど、両翼を水平にしているワキワキの最上級を「ビッグワキワキ」（別名：アジの開き）と言う。
（参考写真）

情報提供協力インコ・ブロガーさん

MariRoseさん，kgひろこさん

まだまだ有るでしょう。
今後随時追加していこっかな～。
また別名も追加していこう。

何か新しい用語がございましたら、コメントに載せてくださいまし～。
（意味も簡単に書いて下さるとありがたいです～・・・、ついでにご自身のサイトに、リンクをしてもＯＫな写真がございましたら、そのurlも・・・(^^ゞ）