ポンポン山~釈迦岳ハイキング 2012.09.12
年月日/2012年9月12日(水)
山地名・地域/京都西山
天候/晴れ
目的/京都西山の西端、ポンポン山に登る。
ポイント/①大阪の神峰山寺側から登って京都の善峰寺側に降りる,②釈迦岳山頂を経由する。
内容/
9月の平日のこの日に遅めの夏休みを取得し、天気も良いので“平日ハイキング”に出かけることにした。“平日ハイキング”を大いに活かすため、週末はハイカーで激混みになる山、すなわち平日ならだいぶ少な目になるだろう山に狙い定めた。そこで大阪北部エリアで真っ先に思い浮かぶのが、大阪府高槻市と京都府京都市西京区の府境に位置する「ポンポン山」。北摂~京都西山界隈を近場とする者にとっては真っ先に登っておくべき定番中の定番の山でもあり、週末の山頂の混み具合は有名で、群れるのが嫌いなソロのハイカーの僕としてはまさに“平日ハイキング”で行くべき山だ。
ポンポン山には7年前に一度“と或る手段”で山頂まで行ったことが有る。“と或る手段”というのは公言憚られるのでハッキリとは書かないが(このブログを以前から見ている人には察しはつくだろう)、その時はその“と或る手段”での山デビューだったせいでビビりまくっただけの記憶しか残っていない。山から下りた後は淀川河川敷でクタクタになっていたwww その後その“と或る手段”では二度と山頂までは行かなかった。“と或る手段”に慣れてからは「今だったら楽しめるだろうな~。」とは思っていたが、ハイカーと出くわさずに山頂まで行くことは現実不可能なので二度と行かないことにしたのだ(山の下のほうの比較的マイナーなルートの一部で時々遊んでいた程度)。
しかし歩いてはまだ山頂まで登ったことがない。
歩きでは、寺社巡りを盛んにしていた15年くらい前に神峰山時と本山寺に参拝したことが有る程度だ(山頂までは行っていない)。
・・・というわけで、ポンポン山に行く!!
・・・で、ルートは色々有るルートの中から、神峰山寺→本山寺→ポンポン山山頂→釈迦岳→善峰寺という定番中の定番にする(ちなみに前述の“と或る手段”の時はこのルートで釈迦岳まで行って川久保渓谷を通って降りてきた)。
自宅を9:00に出発。
電車を使い高槻へ・・・。JR高槻駅北のバスターミナルから原大橋行きの高槻市営バスに乗ってバス停「原立石」で下車(下の写真)。時刻は10:25。
尚、神峰山寺へは次のバス停の「神峰山口」からでもOK。そちらのほうが途中まで地道でクルマは入ってこないようだが、今回は原立石にした。
r6の反対車線側に神峰山寺へ通じる道が分岐している(下の写真)。
クルマに注意して横断する。亀岡側からは見通しが良いが、高槻市街地側はカーブのブラインドが近いので注意すること。交通量は市街地程多くはないが、その分飛ばしてくるし、採石所が有るため平日はダンプの往来が多い。
分岐に入ると(上と下の写真の黄色の矢印)道標にはポンポン山まで8.3kmとある。
登り坂という程でもない坂を上るとフラットになり、同時にr6からも離れて静かな山麓の裏道という感じになる。
アスファルト舗装でクルマの往来は有るが、今のところこの辺りでは原チャリくらいしか出くわさず、のんびり歩く。
桜や紅葉の季節になると神峰山寺や本山寺にクルマで訪れる人も多くなって往来も増えるだろう。ちなみに、これから行くのだが、本山寺の手前まではクルマで登れるアスファルト舗装路である。
いくつかの民家の横を通ると左手に田畑が広がって開けてくる。
進行方向やや左手に目立つ山が見える(下の写真)。方角からするとポンポン山の方角だ。ひょっとしたら下の写真の真ん中やや右寄りのピークがポンポン山か、あるいはあそこが本山寺の辺りで、ポンポン山はその後ろのほうに影になって見えないか、どちらかかも知れない(後者の可能性大)。
平日午前中の郊外の長閑な道を進む。
稲もしっかりと実っていますな。
左手には田畑が広がる。大阪でも市街地から離れるとこういう場所は多い。
あちらの山の麓辺りにr6が走っており、r6よりも向こうは北摂山地と言っていいと思う。
高ヶ尾山や地獄谷峠が有る山並みだ。
一方、こちらポンポン山~小塩山くらいまでが京都西山の範囲だろう。
新名神の工事区間を過ぎると石の鳥居が見えてくる(下の写真のB)。ここでポンポン山まで7.6kmだ。ところで本山寺までの距離を見ると分かるように4.1km。先ほど述べたように本山寺の近くまで舗装路が伸びているので、すなわちこのルートでは登りの半分がアスファルト舗装路を歩くことになるのだ。その点が面白くない人にとっては面白くないかも知れない(今回の僕はこれでOK)。
Aでも神峰山寺へ登れるが、回り道になるので行かない。ちなみにCの成合方面への道は新名神の工事のために現在通行止めのようだ(上の写真の下段)。
・・・で、鳥居をくぐって先へ・・・。ここからは登り坂だ。
一応、この道は過去2回通っていて雰囲気の記憶は有る。
この辺りからたまにクルマと出くわすようになる。参拝者かも知れないし、ピストンするハイカーのクルマかも知れない。
途中で下のほうから登ってくる丸太階段と合流(下の写真)。先ほどの分岐をAへ進んだら、この階段でここまで登って来られたかもしれない(未確認)。
程なくして勧請掛をくぐる(下の写真)。
この辺りから神峰山寺関係の物がちらほら。
宝塔や摂社などなど・・・。
坂の勾配は緩くなる。フラットに近い。
虫(蚊)の羽音が聞かれるようになったので、防虫スプレーを体に吹きまくる。
木陰の多い道を進むと程なくして道の左手に神峰山寺(下の写真)。
時刻は10:57。
ハイキングの安全祈願のために立ち寄ることにする。
仁王門。
「吽」のほうはそれなりに古いもののようだが、「阿」のほうは新しいものですな。
山門をくぐって中へ。
まっすぐな参詣道(上の写真)を少し歩くと、ちょっとした石段(下の写真)。
石段を上がって本堂の前へ(下の写真)。
ここに参拝したのは今日で三回目。
今日のハイキングの無事を祈願する。
『神峰山寺』
山号は根本山。天台宗。
本尊は毘沙門天。文武天皇元年(697年)、葛城山で修行していた役小角が、北の方に五彩の瑞雲がたなびいているのを見つけて不思議に思い、早速来てみたところ、一人の童子が現れて霊木をくれた。小角はこの霊木で早速四体の等身大の毘沙門天像を刻んだのだが、これがわが国における毘沙門天像の最初といわれており、ここに堂を建ててその内の一体を安置したのが神峰山寺の始まりという。
他の三体は鞍馬寺,信貴山,本山寺に安置したという。
そのあと、勝尾寺を開いた開成皇子がこの寺に入ってしばらくとどまり、堂伽藍と十二の坊舎を建立したのであった。光仁天皇はこの寺を祈願所とし、十万余石の寺領を与えたという。
参拝を済ませて山門を出、再出発。
神峰山寺から先はまた登り坂が始まる。
ひたすら登ります。
ここはこの先に川久保方面への分岐が有って、それら舗装路を繋いでロードバイクの練習をする人も多い。定番練習コースとしているショップのチームも有る。この日は出くわさなかったが・・・。平日だし・・・。
やがて先ほども述べた川久保への分岐に差し掛かる(下の写真)。
勿論、左のAへ。
本山寺まであと2.2km。ポンポン山まであと5.7kmだ。
まだ登り~~。
9月とはいえ今年も残暑。暑い。
でも木々が陽を遮ってくれるのでまだ助かる。
まだ登る・・・。
まだまだ・・・。
まだまだ・・・登る~~~。
まだを何回繰り返してもまだ登る。
標高的には1/3弱位登ったかもしれない。
上空がよく開けている所が一か所。
山が見えますな(下の写真)。たぶん・・・あそこに登るのだろうと思う・・・たぶん。
そう思うとまだまだだ。
ようやく本山寺駐車場を通り過ぎる(下の写真は振り返って撮影)。
これで標高的に1/3はクリアした。
一般のクルマが入れるのはここまで。ここから先は関係者のクルマ以外進入禁止。
アスファルト舗装からコンクリート舗装に変わる。
勾配も更に急になる。
そのせいか一定の間隔をおいて、関係者のクルマのための下りの減速用のゴム板が路面に付けられている。
急坂をひたすら登る。
アスファルト歩行の嫌いなハイカーさんにとっては、避けたいルートだろうな。
ちなみにポンポン山を登り降りするのにアスファルトを極力使わないルートはほかに幾つもある。またいつか登るときにはそれらのルートを使う予定だ。
ようやく勾配が緩くなり、コンクリート舗装から砂利道へと変わる(下の写真)。
すると本山寺とポンポン山への登山口の分岐に到着(下の写真)。
本山寺に参拝することにする。
『本山寺』
山号は北山。天台宗。
本尊は毘沙門天。
本山寺は別名「霊雲院」ともいい、毘沙門天を本尊としている。役の行者が葛城山で修行中このあたりに五色の彩雲がたなびくのをみてこの地に来て行をし、毘沙門天像を刻み堂をかまえた。時は696年のことである。
本堂には聖観世音立像、御本尊毘沙門天王像、不動明王等が安置されている。
(案内板より)本山寺は霊雲院と号し、文武天皇の元年役の小角草創し自作の毘沙門天像(重文)を安置し、尋いて宝亀5年(774年)、開成皇子が堂舎を改造し祝国道場となせり、後大治年中刺史橘輔元父子本尊を信仰して堂宇を再興し良忍上人に就いて剃髪、父は良慧、子は忍慧と号す。良慧は寺内に草庵(現櫓塚)を結びて融通念仏を修し久安4年8月に寂し忍慧は当山第18世となる。
天正10年山崎合戦の時明智方の残兵により本堂を焼す。
慶長8年(1603年)豊臣秀頼が堂舎再建し祈願所となす。宝永年中住持慶円桂昌院(徳川綱吉の母)に請うて寺門を重興し時に綱吉松平伯州(京都所司代)に命じて小路を監護せしめた。
本尊毘沙門天は役小角の作、山城鞍馬大和信貴山と相並びて本邦三毘沙門と称せられる。
(望月仏教大辞典より)
勧請掛をくぐる(下の写真)。
勧請掛の由来
当山は今より1300余年前、修験の際祖役行者の開基せられたる霊場にして、安置在す御本尊毘沙門天王は行者の自刻開眼し給へる本邦三毘沙門天の内最古の国宝像である。今当山古例の一として伝わる勧進掛は当山を守護し給う天神地神を勧請祭祀する行事で毎年12月25日に奉修せられるのであって、参詣道に面する老松樹の間に12筋のしめ縄を掛け諸天善神の来光を乞うのであるが、往古より世人このしめ縄十二筋の長短を以って翌年度の社会情勢、農作物の良作、諸物価の高低を暗示するものとして参詣さるるのである。
(案内板より)
下の写真、左が本堂への参詣道。右は勧請掛手前の分岐のポンポン山登山道の続き。勧請掛けをくぐった先でも繋がっている。
砂利道を進むと山門が見えてくる。
門をくぐって中へ。
更に参詣道が続いている。
しばらくすると石段が続く。
本堂前の急階段を登ると・・・(下の写真は登り切って振り返り撮影)。
本堂に到着(下の写真)。時刻は11:48。
ここまでの無事を感謝し、この先の安全・無事を祈願する。
さて、寺を後にしてポンポン山への登山道へ戻る。
分岐からすぐ近くに鳥居(下の写真)。
これをくぐるとここから先は完全にダートだ。
やっと山歩きらしくなってきた♪
ホ~ント、やっとだよ。
初めはフラット気味だったが、少しずつ登り勾配を感じるようになってくる。
いい感じのトレイルですな。
丸太階段。
それほど急ではないが、ハイカーの往来の多いトレイルはこうして階段にしておかないと崩れちゃうのかもね。
階段はそんなに長く続かない。
が、またすぐに丸太階段。
丸太階段有り無しが短く断続的に繰り返されるようだ。
ただ・・・7年前の記憶はそれほどはっきりしておらず、まぁこんな感じだったかな~って程度。
写真には誰も写っていないが、この辺りからハイカーと出くわすようになる。
早朝に登って下山している人、その途中で休んでいる人など・・・。
おぉ、いい尾根道だね~。
んで、丸太階段。
で、フラット気味に勾配が緩くなると階段終了。
なんて良いトレイルなんだ。
丸太階段を登っては・・・。
尾根道を進む・・・。
その繰り返し。
繰り返しだが、それでいい。
はっきり言って、本山寺までの舗装路の登りのほうが疲れるよ。
やっぱり土の上を歩くのは良いね~。
全然違うよね。
体に優しいって感じ。
またちょっと長めの丸太階段。
でも緩いから。
歩幅とも合い易いしね。ちゃんと考えて作られていますな。
まれに木の根ウジャウジャの場所の登り(下の写真)。根を傷めるので階段を作らなかったのだろう。これもまた変化が有って良いね。
またちょっとフラット気味に・・・(下の写真)。
すると程なくして左手に直角に曲がる下りの階段(下の写真)。
直進の方角にも(上の写真の赤い矢印)進めそうな尾根道が続いている。が、そちらはNGのようだ。道標によれば黄色の矢印のように下り階段に入るべき。
山頂を目指すのに下り?って感じだが・・・たしか7年前にも途中に下りが有った記憶が・・・。丸太階段だったかは覚えていない。ちょっと不安だったが素直に下り始める。
するとここに来る直前に出会って休憩中だったソロの女性ハイカーさんが、後ろからやって来た。下山中ではなくてこれから登る途中だったということだ。ちょっと初心者丸出しで恥ずかしかったが尋ねてみる。
Katze「これ、ポンポン山の山頂に続くんですか?」(初心者丸出し)
女性ハイカーさん→「はい。」
Katze「下りでも?」
女性ハイカーさん「はい・・・。そうですよ。」
で、安心して下ることにwww
そしてこのあと、その女性ハイカーさんよりも先に行ったり、追い抜いたりするのは何となくためらわれ、付いていっているという程でもなく、でもそんなにゆっくりとは歩きたくもないので、ずっと先に見えるか見えないか位の微妙な距離を保ちながら歩く努力をすることになる(爆)。歩行速度を合わせる努力をすることになったわけだ。それでもこの後、たまに結構接近しちゃう時も有って・・・気持ち悪がられたかな~(心配)。まぁ、でも同じ山頂に行くしかないんだからしょうがないでしょって感じ・・・。それに時々ほかのハイカーさんにも出くわして挨拶を交わしたりするから、それで変な人ではないという証明ということで・・・。
・・・さて、話は戻って・・・。丸太階段を下り切ると素晴らしい尾根道(下の写真)。
いや~、いいね。
あ・・・近づいちゃった(下の写真)。これからこの先暫く度々遠くにあの彼女の後ろ姿が写り込みますので・・・。
でも写真を見ている人が距離感とかトレイルの幅とかを目測するのに丁度良いな・・・。すいません・・・勝手にモデルとして使わせていただきます。
この後、登りも下りもフラットもある。
勿論全体的には登っている感じ。
木々の間を抜けていく。
微妙に気を使いながら進むwww
たぶん写真を撮らずに僕が普通に歩いたら追い付いちゃう。
道の写真は載せたいけど・・・。
書くことがないので・・・
暫く写真の羅列だけ・・・(^^ゞ
だったら下手な写真を減らせって?
でも載せたくて・・・(^^ゞ
山頂までの倒木は一か所位(下の写真)。
ここまで荒れている所は全然無い。
東海自然歩道でもあるし、よく整えられているトレイルだな。
ポンポン山の愛好会的な地元の人達もいて、ちょくちょく整備したりしているようだ。
その努力を有り難く感じながら楽しく歩かせてもらいます。
あ・・・追い付きそう。ペースを落としたかな?
階段だしな・・・。
ずっとモデルになって頂いています。
人が写っているのといないとでは、距離感の伝わり方が違う。
山サイの時には一緒に写り込んでいる自転車が比較対象として目測の良い基準になっていたが、ハイキングだとそういうものが無いからな。
下の写真は分かりにくいが、下りのちょっとした岩場。
そういう岩場っぽい箇所は上のちょっとした所位で、あとは断然穏やかなトレイル。
手を付く必要の有る箇所は全く無し。
似ている景色が続きますが・・・。
写真を見て歩いている気分にひたってください。
結構歩いているけど・・・。
登っているという感じよりも前に進んでいるという感覚が強い。
本山寺までの舗装路であらかた急な部分は登らせたといった感じ。
もし麓のバス停からずっとこういう山道だったら、登り応えが有るかも知れないな。
ひたすら歩き続ける。
木々に陽が遮られているので暑くはない。
低山で木々の無い丸裸な山だと夏場は辛いだろうが、この点、ここポンポン山は真夏でもOKですな。
一応書いておきますが、同じ写真を使い回しているわけでは有りません。
写真を見ているほうは飽きるでしょうが・・・(^_^;)
歩いているほうは全然飽きないけどね。
下の写真の丸太階段を登り終えた所で、止まってしゃがんでいる彼女と遭遇。ドリンクを飲もうとリュックを探っている最中のようだ。
それならば・・・というわけで、この機に遂に追い抜くことにする。
追い抜いたらもうあとは自分のペースで歩くのみ。むしろまた追い付かれたら何か変・・・。
で、サクサクと撮影をしながら進む。
何逃げている?って感じかwww
そろそろでは?と思っていると・・・。
遂に山頂のすぐ近くまで来た(下の写真)。
僕はCからここに来た。
そのままトレイルをBへ進むと山頂を通り過ぎてしまう。ポンポン山山頂はAの丸太階段を登る。7年前に来た時に山頂はトレイルの脇からちょっと登ったという記憶が有ったので、それを意識してここまで来たのだが、こんなに綺麗な丸太階段(下の写真)を登った記憶は無い。・・・丸太階段は有ったかな~?ガタガタの斜面をえっちらおっちら登った記憶が残っているが・・・。・・・分からん。
・・・で、階段を登り切ると遂にポンポン山山頂の広場に到着(下の写真)。時刻は12:47。
平日でもやっぱりそれなりにハイカーさんがいる。ざっと20人位はいるだろう。丁度昼飯時で、集団さんは皆昼食中。集団さんは3組くらい。ソロの人は数名くらいか・・・。
あとはおそらく地元の愛好会の人と思われる人で、何人かいる。
そう思ったのは、彼らは土嚢を開けて新しい土を加えてならしていたり、丸太階段を補修していたりしていたからだ。土を補充していたのは、周囲よりも高くて開けた山頂で、かつ人の出入りが多いので、放っておくと荒れて崩れやすいからだろう。
下の写真を見ると分かるように地面に丸太が埋められている。これも崩れるのを防ぐための物と推察される。
標高は678.9m。
広場の真ん中に二等三角点。
登頂成功のイェ~イ。
回りの人は気が付かないのか、気が付いても何とも思わないのか・・・。こちらの自意識過剰かwww
更にストックで恒例のVサイン(下の写真)。
ポンポン山という山名は元々通称であり、江戸時代頃には加茂勢(かもせ)山と呼ばれていた。
ポンポン山は明治時代になり用いられるようになった呼称だが、当初は頂上のみを指す名称だった。頂上近くを歩くと足音がポンポンとひびくことから通称ポンポン山と呼ばれるようになったとのこと。尚、異説も有り、 本山寺の転訛説や、「この周辺の山ではポーンと一つ高い山だから」という現地の古老の話も有る。また京都の先斗町と同じくポルトガル語のポン(一番)が根拠ではないかと言う説もある。一般的には足音ポンポン説がよく知られている。
国土地理院の地形図には「ポンポン山」と記載されているのみであり、現在では「加茂勢山」とは記載されていない。
現在では一般的に山全体を指してポンポン山と呼ぶ。
山頂付近では必ずしもポンポンという音ではないが、一部では確かに地中に空洞のあるような音がする場所が有るとのこと。その原因については、山頂近くの石灰岩の切り出し場所が影響している、地下に鍾乳洞があり音が響いている、あるいは山の地層の一部に空洞があるのでは、など諸説ある。
(Wikipediaより)
山頂からは北東~南の展望と、北西~北の展望が良い。
東の展望(下の写真)。
霞んでいますが・・・撮影の腕のせいか?天候のせいか?(^^ゞ
下の写真の正面手前に桂川が左右に流れている。その正面奥の平野部ど真ん中に京都駅が有り、その奥の高いピークは如意岳。その左のピークが大文字山だろう。
更に山の向こうにチラ見出来る平野部が大津市。もしかしたら琵琶湖も見えるのかも知れないが・・・写真では分からない。
何?京都駅なんて全然分からない?そうでしょう、そうでしょう。霞んでいる上にこんなに写真サイズが小さいとね。
ならば、ズームアップして強烈な画像処理をして・・・下の写真。京都タワーが分かるはずだ。そのすぐ右に京都駅のビルが有るのが分かるだろう。
JRの線路もくっきりだろう。
その右手のもう少し南寄りの風景(下の写真)。画像処理無し。
ここも左右に桂川が流れている。川面は見えないが、土手の存在を見て欲しい。
斜めに登っているのは名神高速だと思うのだが・・・。名神高速の左隣に裾が半分写っている山が稲荷山で、奥の一番高い右寄りのピークが醍醐山だろう。
更に南寄り(下の写真)。木津川が見えている。
手前の正面の山(右手の一番手前の山のことではない)は天王山だと思う。そのちょっと奥の山が男山ではないかと思う。
左手奥のほうの山は京都府南部、旧山城町の山並みで、その向こうに奈良東部の山々が見える。
少し手前をズーム(下の写真)。木津川沿いのグラウンドらしき茶色の河川敷が見える。
更にもう少し南寄り(下の写真)。鉄塔の陰に隠れた山辺りが甘南備山だろう。
遠くには奈良の山々。
もっと南寄りになると淀川が見える(下の写真)。大阪府内だ。こちらはもう完全に霞んでいる。
それらを繋げた写真が下の写真。クリックすると別ウィンドウで拡大されて開きます。
当初、山の名前や建物の名前とか書き込もうとしたのだが、絶対的な自信が無いので止めた(^^ゞ 上述の説明も間違っているかもしれない。
ちなみに山頂には下の案内板が掲げられている(クリックすると拡大されて別ウィンドウで開きます)お暇でしたら比較して確認してください。
その反対の方角の山並みも綺麗(下の写真)。
こちらは北西寄りの北摂の山並みだ~。
おそらくはあの山間部の集落は樫田地区だと思うのだが・・・(下の写真)。
相当遠くまで見えている。丹波山地の東部まで見えているのではないか?
もう少し北寄りの展望(下の写真)。
手前の鉄塔が並ぶ山は同じ京都西山の唐櫃越付近の山並みだろう。その奥が愛宕山界隈の京都北山(あそこもまだ京都西山と定義する分類も有る)。
上の写真の右寄りを拡大したのが下の写真。
右のピークが愛宕山だろう。左のピークは地蔵山だと思う。
二つ上の写真の左寄りを拡大したのが下の写真。
おそらくは牛松山だと思うのだが・・・。
展望を楽しんだ後は、僕もちょっと休憩&おやつタイム。せんべいがおやつ。甘い物よりも塩辛い物のほうが喉を通る。
ふと気が付くと、れいの女性ハイカーさんもいつの間にか山頂に来ていて食事&休憩中。
さて少しだけ休んだところで・・・、ハイカー集団さんを含めてまだ誰も下山しようとする雰囲気が無いので、巻き込まれないように今のうちに僕は下山することにする。
時刻は13:04。山頂広場を階段で下り、先程のトレイルに戻る(下の写真)。
これから釈迦岳山頂へ向かう。
フラットなトレイルから下り開始。うねうねとスクローラムしたトレイルが続く(下の写真)。
途中、何人かハイカーとすれ違ってご挨拶。
少し下ると、またフラット気味になる(下の写真)。
程なくして分岐(下の写真)。僕はCから来た。
Bは出灰(いずりは)方面に下るトレイルらしい。
勿論僕はまっすぐAへ・・・。
また下りのスクローラム(下の写真)。
そしてまたフラットに・・・。
いい感じのトレイルが続く。
ただ・・・こちらのほうが虫は多いな。ぶ~んと羽音が僕の周りも回っている。
それ以外は快適です。
ポンポン山山頂から400m離れた(下の写真)。
すぐ近くに下の写真のような看板。もうすぐ分岐だな。
どんどん進む。
フラットに近い微妙な下り・・・と言ったところか。
下の写真のようなU字のトレイルは、写真では勾配を感じ取れないだろうが、下り。ここの下りは似たような感じだな。
今度は尾根道(下の写真)。
いい感じの尾根道が続く。
ここも東海自然歩道の区間であるし、荒れていない。
それにしても、れいの“と或る手段”の時に通っている筈だが、ここは全く記憶無し・・・(^^ゞ
こんな素晴らしいトレイルにビビっていたとは・・・。
何とも情けないorz
分岐に到着(下の写真)。
道標によればここで東海自然歩道とは離れる(上の写真の右下)。左のBが釈迦岳を経由せずに善峰寺へ下りるルートで、東海自然歩道の続きのようだ。あと1.1kmくらいで山の中から出るのであろう。
僕は釈迦岳経由なので、まっすぐAへ進む。あと600mのようだ(上の写真の左下)。
Bへの道も興味深いが(下の写真)、またいつかの機会に・・・。
で、Aへ進む。
すぐに右手が開けた個所に出くわし(上の写真の右の明るい部分)、鉄塔が建っている(下の写真)。立ち寄らずにスルーしたが、眺めが良かったかもしれない(ちょっと後悔)。
先へ・・・。
東海自然歩道から外れても特に荒れた印象は無い。定番コースのせいも有るだろう。
木の根っこが有ってもトレイルは明瞭。
間違えて変な所に踏み込む可能性は無い。
ただ・・・先程も書いたが何かこの区間になってから虫が多い。
ポンポン山山頂までの区間では殆ど羽音を感じなかったのだが、こちらにくると結構ブンブン聞こえる。
2度目の鉄塔との出合い(下の写真)。ここでは鉄塔の下をくぐって先へ進む。
再び林の中へ・・・。
まだまだ良い感じのトレイルが続く。
ポンポン山山頂よりも当然低い位置にいるのだが、ポンポン山山頂を出た辺りでガクッと下げたので、もうこの辺りはフラットに近い。むしろ今度は釈迦岳山頂に向かっているので、このあと登りが出てきそうだ。
ただ今のところはフラット。
快適な尾根道が続く。
程なくして登り勾配を感じるようになってきた。
そうすると丸太階段も出現(下の写真)。
山頂が近いかもな・・・。
階段を登り終えると木の根っこの斜面の登り(下の写真)。ロープが有るが掴まるほどではなく、単に道を間違えないために張られているのだと思う。
上の写真の短い斜面を登ると下の写真のような分岐に出る。
左のAにちょっと高い部分が有り、ベンチとテーブルが見える。僕は冒頭に書いたように釈迦岳には来たことが有るので、山頂がああいう全然展望の無い木々に囲まれた場所なのだと憶えている。
で、Aへ・・・。
釈迦岳山頂に到着(下の写真)。時刻は13:34。
標高は631m。
前述の通り、展望は全く無し。
休憩用のベンチとテーブルは比較的新しい。前回来た時にはもっと古いベンチ位が有ったかもしれないがテーブルは無かったような・・・。そこまでははっきり憶えていない。
三等三角点が有る(下の写真)。
登頂成功のイェ~イ。
毎度念のために書いておくが、三角点を靴で踏んでいるように見えても体重は全くかけていない。むしろ少し浮かせている。
ストックでVサインもw
せっかくベンチが有るので休憩しようかとも思ったが、先ほどから遠くで複数の人の声が聞こえ始めている。結構大人数の集団さんが近い感じ。後ろから来ているのか僕の進む先にいるのか、音が回り込んでちょっとハッキリしない。後ろから来ているのなら巻き込まれないためにもとりあえずそそくさと出発。
先ほどの分岐へ戻ってAからBへ(下の写真の黄色の矢印)。
下りが始まる。
が、まだ断然緩い。
まだフラットに近い区間も有る。
暫くすると先ほどの人の声も聞こえなくなってきた。
釈迦岳山頂に寄って休んでいるのかな? つまり後ろから来ているということでもあるが・・・。
程なくして分岐(下の写真)。僕はCからここへ来た。
道標や地図が有って分かり易くなっている。
左のAは善峰寺へ下るコース。
まっすぐBは川久保コースか・・・。7年前に来た時にはおそらくB(下の写真)へ進んだ筈だ。何となく記憶は有る。
・・・で、ここは勿論予定通りAの善峰寺方面へ。Bはまた次の機会に・・・。
下り勾配のトレイルが始まる。
慌てなければ転ぶことも無いだろうが、ここまでと違ってそれなりの下り。
下の写真では分かりにくいだろうが、黄色の矢印のように下りて行っている。
下り切ると今度はフラットに近い尾根道。
フラットに近いが下り傾向。
もうここまで来ると時間計算が見えてくるので慌てずに進もう。
たんたんと進む。
明るい場所が見えてきた(下の写真)。
右手が開けているようだ。
木々の上に遠くの景色が見えている。
どの辺りかな??
城陽市~枚方市辺りの方角だと思うが・・・。
いずれにしてもポンポン山山頂よりも明らかに目線が低くなったことを感じる。
で、先へ。
程なくしてまた分岐(下の写真)。
Bはそのまま稜線を進むような感じで、長岡京,奥海印寺方面へ繋がるらしい。当然Bを進んだことはないが、そのずっと先の様子はだいたい想像がつく。“と或る手段”で遊んでいた頃にちょくちょく通った“或る場所に合流するのだろう。またいつかの機会にそれを確認しに行こう。
ここは善峰寺方面の左のAへ。また下り開始。
どんどん下る。
今度は下り一辺倒だ。
慌てなければ転ぶことも無いだろうが、これまでの超お気楽なトレイルとはちょっと雰囲気を異にする。
左の谷底は荒れ荒れ(下の写真)。トレイルの外は荒れ始めている。
トレイルそのものはそこまで荒れていない。
トレイルは明瞭だ。
隣の山の斜面とかも見える。ずいぶん低い位置に来たな。
どんどん進もう。
暫くすると、荒れ具合がトレイルに及んでくるようになる。
まぁ、全然大したことは無いが・・・。ここまでがお気楽過ぎただけ。
倒木が所々。
でもくぐったり跨いだりは簡単。その程度だ。
これ・・・善峰寺から登ってくるほうが面白いかもしれない。
登りを本山寺までのような舗装路にするのが嫌いな人はそのほうが良いかもな。
だいぶ下ったところでちょっと登りなおして・・・(下の写真)。
フラットに近い緩い下りになる。
そしてまた徐々に下り勾配が強くなってくる。
太い木が折れていますな(下の写真)。
堆積した落ち枝の散乱も目立つ(下の写真)。
下り勾配が更に強くなってきた。
釈迦岳以降、こちらは斜面でも丸太階段は無い。
でもそのほうが面白いけどね。
連続カーブが多くなってくる。
下の写真の所、案内板が無ければ、下山する人間はそのまま直進して下っちゃいそう。
ヘアピンカーブを折り返して下る。
斜面を下る途中で振り返って撮影(下の写真)。
こう写したほうが様子は伝わるな。木の根っこで自然に作られた階段のような感じだ。
こういう登り降りのほうがやはり面白い。
ロープを掴んだほうが良いような斜面も有る(下の写真)。
急下りが終わると勾配が緩くなる。谷底にだいぶ降りてきた。
下っていくと、谷を挟んで隣の山の斜面のトレイルが見えてくる(下の写真)。あちらに移るわけだな。
下の写真のように折り返すよう、隣の斜面に取り付くわけだ。
その時、後ろからたくさんの声が聞こえ、ハイカーの集団さんが近づいてきた。
結構ペースが速い感じなので間も無く追い付かれそうだ。
追い抜いてもらってやり過ごしたほうがいい。・・・が、下の写真のようにトレイルが細くてこちらが避ける場所が見つからず焦る。
ちょっと歩いて退避場所を確保。
追い付かれる前に退避出来た。
すぐに後ろから集団さんが追い付いてきて、挨拶を交わす。けっこうな急ぎ足だ。このペースなら追い付かれる筈だ。
全員で10人以上は確実にいる。20人はいないかな?多くが僕よりも年配の中高年のおじさんとおばさん達だ。
挨拶をしまくって殿(しんがり)さん(下の写真の手前の人・・・あの人はやや若かった)をスルーした後、僕も再出発。
追い付いてしまう心配は無く、どんどん差が付いていく。
もう声しか聞こえなくなった頃、トレイルもお気楽状態から再びやや荒れた感じに変わる(下の写真)。
倒木や落ち枝の堆積が多い。
が、そんなに厄介な所は無い。
手を着く必要は無い。
また穏やかなトレイルに戻った。
・・・あれ?もうここ知っているトレイルじゃん・・・。
冒頭でポンポン山釈迦岳の“近く”でれいの“と或る”手段でちょくちょく遊んでいたと書いたが、その遊んでいたトレイルにいつの間にか降り立っていた。善峰寺に着く前にここに繋がることは知っていたが・・・・いつの間にかという感じ。
さぁ・・・勝手知ったるトレイルを進む。
ただ、ここは冬しか通ったことが無く、夏は初めてだ。
フラットから再び下りに・・・。
この辺りは晩秋になると紅葉が綺麗ですよ。
右手のほうに善峰寺の伽藍の屋根が見えてくる(下の写真)。あの緑の部分が、春の桜の時期、秋の紅葉の時期には、それぞれ綺麗な色に変わるわけだ。
さて・・・どんどん下る。
先ほどの集団さんの声はいつの間にか全く聞こえない。
おそらくとうに舗装路に出ている頃だろう。
下の写真は来た道を振り返って撮影。
ここも良い感じのトレイルでしょ?
先ほどから聞こえ始めていたクルマのエンジン音がどんどん大きくなってきた。
クルマの音は善峰寺を行き来する参拝者のクルマやタクシーのものだ。
木々の間から舗装路が見える(下の写真)。あそこに出るわけ。
善峰川が見えて来た(下の写真)。
善峰川と出合う(下の写真)。木の橋で渡って黄色の矢印のように舗装路に上がる。
下の写真は、渡る途中の左手の善峰川の様子。
で、舗装路に降り立つ。時刻は14:27。
下の写真は出た所。僕はDの所にいて、Bは善峰寺への参拝道(参拝をしない通り抜けだけのハイカーの入山はお断り)。
Cは舗装路だが東海自然歩道の続き(下の写真の下段)。この先激坂クラスの九十九折れの登りが待っていて、次いで素晴らしい山間部の道のあとr733と合流して大原野自然公園や外畑町に繋がっている。あちらには小塩山の登山口も有る。
Aは急下りのr208で、向日市市街地に下りられる。r208はここが起点になっている。ちなみにこの下の小塩集落からここ善峰寺までヒルクライムの練習として麓からTTをするローディも多い。
さて、善峰寺には今回は立ち寄らず下山。
Aのr208を下る。
この先に阪急バスのバス停・善峰寺が有る。本数が少ないので巡り合わせが悪いとずいぶん待つことになるだろう。
バスの時刻はあえて事前に調べなかった。歩いて阪急の駅まで行ける距離だし(昔、善峰寺に参拝したときには東向日駅か西向日駅からかどちらかから善峰寺まで歩いた)。
すぐにバス停に到着(下の写真)。バスはここが終点で、ここと阪急京都線・東向日駅とを繋いでいる。
・・・で、時刻表を見ると・・・つい5分前に発車したばかりで、次は1時間後だ。
1時間も待つのなら歩くことにする。阪急バスでも東向日駅まで約30分らしいから、合計90分となる。90分有れば8kmくらい歩けるので西向日駅までなら着くだろう。次のバスで東向日駅に着くのと、歩いて西向日駅に着くのはだいたい同じくらい。だったら歩くのが好きなので歩いちゃおう、という次第。
とろで先ほどのハイカー集団が急いでいたのは、もしかしたら5分前に発車したバスに乗るためだったのかも知れない。あのペースで下っていたら間に合った筈だ。
さっさと下る。
三鈷寺前をスルー(下の写真)。
程なくして民家が立ち並ぶ集落まで下って来た(下の写真)。
周りも開けてくる。
京都西山とその麓の町がよく見える。
ここまで山から出ると、もう緊張感無しのリラックス・モード。
道は下り坂。
目線は低いが、眺めが良い。
特にどの辺りかは知らんが・・・(^_^;)
斜面には田んぼ(下の写真)。しっかりと実っていますな。もうすぐ黄金色の絨毯になるだろう。
遠くの景色を見ながら農作業を出来るわけですな。
そんなことを思いながらゆったりと下る。
次のバス停・小塩まで下りてきた(下の写真)。
ここからはもうフラット。
京都西山のちょっと里山的な風景を横目に歩き続ける。
暫くすると分岐が多くなり、色々道が交錯するようになる。先ほど善峰寺まで歩いて参拝したことが有る旨を書いたが、道の記憶はすっかり無いので、地図で確認したり、偶然出会った地元の方らしい人に駅までの道を確認したりしつつ西向日駅を目指す。
途中で、自分が「善峰道」と名付けられた道を歩いていることに気が付く。下の写真の竹林の間の小道はその一部。これでも府道らしい。r10とr208の重複区間だ。
長閑で静かな竹林の道を出ると急に大きな道に・・・(下の写真)。
横断して引き続き善峰道を進む。
もう普通の道ですが・・・。
道路脇は民家よりも商店のほうが目立つようになってくる。
等々して歩き続けると・・・阪急京都線・西向日駅にゴール(下の写真)。時刻は15:53。
駅舎は狭い路地の商店街に埋もれるような感じで目立たないな・・・。
あとは電車に乗り込み、大阪方面へ・・・。
16:40に無事に帰宅。
こうしてあの週末ハイクで賑わうポンポン山を、平日ハイクでストレス無く楽しめた。ハイカーさんにはちょくちょく出くわしたが、それでも週末よりは空いていただろう。
今回の定番ルートは舗装路での登り区間が多く、トレイルは全般的にお気楽レベルだったが、十分楽しめた。スリリングさは無いが、リラックス状態で登り下り出来ることは、それはそれで良いと思う。
ポンポン山界隈には色々ルートが有るし、電車やバスで結構登山口まで行き易いので、これからも機を見てまた別のルートで楽しみたいと思う。季節も変えてみたいと思う。
さて・・・次はどこへ行こうかな~・・・と、また思えるような楽しいハイキングだった。
コース概略/
(自宅(9:00)→○○線・△△駅→□□駅→JR高槻駅北口・高槻市営バス・バスターミナル→)
高槻市営バス・原立石バス停(10:25)→神峰山寺(10:57)→本山寺(11:48)→東海自然歩道→ポンポン山山頂(12:47)→東海自然歩道→善峰寺・釈迦岳分岐→釈迦岳山頂(13:34)→左右別れ→西山古道→善峰寺(14:27)→r208(善峰道)→r209→r203→阪急京都線・西向日駅(15:53)
(→△△駅→自宅(16:40))
GPSデータ/
歩行距離/18.1km
歩行時間/4hr02min
停止時間/1hr27min
最高速度/9.8km/hr
移動平均速度/4.5km/hr
全体平均速度/3.3km/hr
標高差/563m
総上昇量/653m
最高標高/679m(ポンポン山山頂)
積算歩行距離/68km
積算総上昇量/2949m
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Comments
西山ハイク、こちらのことだったのですね^^
「小塩山」はうちの辺の小学生のちょっとがんばる遠足コースだったりしますが
反対側からこられてそのあたりが出てくるって何かすごいです。善峰道も別の場所でよく見る標識です(゚ー゚)
相当な距離歩いてはりますね~~、
でもほんといい景色です♬
ポンポン山ってよく名前は聞くのですが、どこのことか知りませんでした^^;
« 投稿: tomo 2012年9月27日 (木) 22時20分
tomoさん>
嵐山~小塩山~ポンポン山~天王山辺りの保津川~桂川から西の界隈の山を京都西山と言います。苔寺の近くにも登山口が有りますよ~。
小塩山の子供のハイクならおそらく天皇陵道を歩くのでしょう。僕も小塩山には何か登っていますが(自転車で)。完全な歩きはまだなので今年の秋~冬位に行きたいと思っています。
小塩山とポンポン山を連続して登ることも可能なくらい近いんですよ~。
« 投稿: Katze 2012年9月28日 (金) 22時52分