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2012年10月 7日 (日)

雄岡山~雌岡山ハイキング 2012.09.29

年月日/2012年9月29日(土)

山地名・地域/播州

天候/曇り

目的/兵庫県三木市と神戸市の境に位置する丘陵、雄岡山(おっこさん)と雌岡山(めっこさん)に登る。

内容/
翌日に台風の上陸が予想されているこの日、午前中には確実に山から出られ、かつ迷ったり危険生物(マムシとかヒルとかスズメバチとか)に遭ったりとかトラブルが起こりそうに無い安全そうな山で、かつこれまで行ったことが無い山に行くことにした。
そこで選んだのが兵庫県の神戸市と三木市の市境辺りに位置する丘陵地帯の山、雄岡山と雌岡山の二つの山。標高は250m程度で低山の中でも低い低山。ジーパン,スニーカーでも全く問題無さそうな、登山ではなくて散策と言ったほうが断然合いそうな山のようだ。二つの山は離れていて、(徒歩で充分行き来できる距離ではあるものの)間に道やら民家やら田畑やら池やらが有り、金剛山地の二上山のようには繋がっているわけではない。しかし独立した二つの山ではあるが、古くから信仰の対象として二山を男女に見立てて崇められていて、ハイカーも両方の山をセットで歩くのが一般的のようだ。
また雌岡山のほうには梅林が有ったり、雄岡山と雌岡山の間には桜並木の道が有ったりするそうで、晩冬~初春に訪れるのが良いらしい。まぁ、それはその時にまた行ってみることとして、まずは今回行ってみる次第。

自宅を7:20に出発。
最寄り駅から電車に乗り、幾つかの路線を乗り継いで神戸電鉄粟生線・緑が丘駅に9:15頃に到着。
電車から降りるときに、同じ車両で輪行をしていたおばさんもこの駅に降りた。駅舎を出ると、その輪行おばさんの仲間と思われる10人以上のローディが駅前に集まっていて、出発前の準備中だ。下の写真の左下にドロップハンドルやら、ホイールやら、サドルが写っているでしょう?

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この駅のそばにサイクリングロードが有るので、おそらくそれをバイパスとして更に遠くの播州~有馬界隈の山間部ロードをツーリングしよう・・・といったところではないかと推察。・・・あ、・・・まぁ、もう僕はあちらの世界の人間ではないし、今のところ戻るつもりも無いので、詮索はやめましょ~~。
話は戻って・・・。
ドリンクやらカメラやらGPSやらを準備し終えて9:21に緑が丘駅を出発。まずは駅に近いほうの雄岡山を目指す。
駅舎は東口のみで、雄岡山は駅の西側。従って折り返して線路を渡り(下の写真の黄色の矢印)、r22を横断する(下の写真のDからAへ)。交通量は多いが(下の写真のBとCの道路を参照)信号機と横断歩道が有るので安心。

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r22を横断したらAのやや細い道に入る。
広野ゴルフ場の横を通る道だ(下の写真)。

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ちょっと進むと広めでかつ交通量がそこそこ多い道に出くわすので、下の写真の黄色い矢印のように、この道を横断して歩道に入る(下の写真は渡り終えてから振り返って撮影)。ここは信号機が無いことに加え、切り通しと民家によってブラインドが出来たS字カーブの場所で、かつクルマが結構行き来るので注意が必要だ。左右を確認して素早く渡ること。

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渡り終えたところの正面が下の写真。クルマがあのように見通しの悪いカーブから出てくるので注意ということ。反対側も同じだ。
下の写真に写っている正面の山が雄岡山だ。

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これからあそこに登るわけだな。
歩道に渡るとすぐに上の写真のBのほう、左手に分岐が有る。案内板も有って(上の写真の赤い円内)、登山道がBのほうに有ることを示している。黄色の矢印のようにBへ入る。

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すぐにまた目の前に二股の分岐(下の写真)。ここは右のBへ進む。

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団地と民家の間の道を進む。途中に右手に分岐が有っても、ここはまっすぐ進み続ける。

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すると目の前に一見行き止まりのような場所が見えるが、舗装路の先にダートの小道が奥へ伸びている(下の写真)。あそこが雄岡山の登山口だ。道標も有る。

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登山道に入る(下の写真)。時刻は9:29。
駅からここまで8分かかっているがそれは写真を撮りまくっているためで、サクサクと歩いたら5分くらいで着くであろう約500m程度の近さだ。

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登山口には杖も置かれている(上の写真の左寄りに写っている籠の中の棒のこと)。勿論使いませんが・・・。
初めは少し民家のすぐ横を通る(下の写真)。なので、ここで騒がないように。

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登り勾配ではあるが、たいしたことは無い。

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民家の脇を抜けると登山道らしくなる。

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勾配は一旦ほぼフラットな状態になる(下の写真)。しっかりとした登山道で、登山道というよりも散策路に近い感。穏やかで良い感じ。

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途中で向こうから来る初老のおじさんとすれ違う。恰好からしてこの近所に住んでいて毎朝散歩がてらに雄岡山に登っている・・・と推察。

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程なくして右手に斜面を登っていく分かれ道(下の写真)。

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20120929hike_17s この右へのAが山頂へのトレイルだ。道標もそれを指し示している(右の写真)。
ちなみにBはフラットでまっすぐ奥へ続いている。向こうにも登山口が有るのだろう。もしからしたらさっきのおじさんはBから来ただけかもしれない(^^ゞ
で・・・Aへ入る。ここから登り開始。
良く踏み固められていてハッキリとしたトレイルだ(下の写真)。幅も広い。歩き易い道だ。
勾配もキツくない。息があがるようなことは無い。

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木の根っこがちょっとした階段代わりのようで、これもまたこれで登りやすい。

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勾配が緩いので丸太階段のようなところは無い。所々に木が横に置かれている程度(下の写真)。ちょっと座って休憩できるような簡易のベンチも一か所有る。

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勿論倒木らしい倒木も無く、せいぜい下の写真のような傾いた木が一本有るくらい。くぐらなくても横から抜けられる。

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のんびり散策ムードの登りだな。

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これはこれで良い。

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登りの途中で展望の有る場所は無いようだ。
下の写真のようにトレイルの両側は雑木林。

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軽快に登っていく。

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山頂に近付くにつれて、よりトレイルの路面が穏やかで幅が広くなってきた感。

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完全にダブトラレベルの幅になっている。

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程なくして少し勾配が緩くなってきたかと思うと、向こうのほうに明るい場所が有るような・・・(下の写真)。

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あそこが雄岡山山頂のようだ(下の写真)。

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林から出ると雄岡山山頂に到着(下の写真)。時刻は9:43。

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山頂には男性1名,女性2名の先客さんが3人。
一等三角点は上の写真の左手にギリギリ切れて写っていない。何となく左手前に三角点を囲む石が一部写り込んでいる。その三角点は下の写真。

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いつもの登頂成功のイェ~イ(三角点には体重をかけてはいませんからネ)。
雄岡山の標高は241.2m。緑が丘駅の標高は160mだから標高差80mを登っただけなんですけどね(^^ゞ

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山頂には石の祠が有る(下の写真)。
祭神は木花佐久屋比売姫,帝釈天。
詳細はネット上で見つけたこのサイトを参照ください。→http://kamnavi.jp/en/harima/okko.htm

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南側に展望が開けている(下の写真)。

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高さが低いので、近くの建物はハッキリ見える。

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田畑を見降ろしている感じだ。

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写真では霞んでいるが、肉眼ではもう少しハッキリ見える。

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天気が良ければ海や淡路島まで見えるらしい。

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写真を撮っていると、会話をしていたおばさんお二人のうちお一人は先に下山された。そして残ってベンチに腰かけていた女性が後ろから僕に声をかけてきた。

おばさん「今日はあまり天気が良くないから、ハッキリ景色は見えないですね~。」
Katze「あ~、そうなんですか。」
おばさん「天気が良いと普段はもっと綺麗に見えますよ。」
Katze「じゃぁ、よく登られるんですか?毎日とか?」
おばさん「近所なものでね。ちょくちょく・・・毎日ではないけど。主人は毎日登っていますけど・・・。今日は一緒についてきたのね。」
Katze「あ・・・ご主人でしたか。」

・・・と会話。ご主人は石の祠の向こうで体操中。
近所に住んでいて雄岡山,雌岡山の毎日登山を日課としている方がいることはネット調査で知っていた。そのパターンだったわけですな。
さて・・・もう下山。東から登ってきて山頂を横切るように西へ下山する。下の写真は下山ルートの突入口付近。

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再び林の中へ入る。

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最初勾配は緩いが、徐々に急になってくる。

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前に転がりそうになる程ではないが・・・。

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路面は山頂付近で平らだったのだが、徐々にV字の溝が掘られたように状態になる(下の写真)。

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時々平らに戻るのだが(下の写真)、基本的にV字溝の区間が長い。

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溝の掘られたトレイルの下りは歩きにくい。

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溝が出来た原因は知らないが・・・雨かな??

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よって、山頂東側の登り下りのほうが西側の登り下りよりも楽。

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近くに中学校か高校が有るのか、グランドで部活をしていることを想像させる声が聞こえてくる。結構大きく聞こえる。雄岡山の周りは民家や道路が多く、住んでいる方にすれば近所の裏山的な感じかな?そこに思いっきりトレッキングシューズとウェアでのり込んでいる僕って・・・(^_^;)

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やがて向こうに明るい所が見えてきた(下の写真)。林から出そうだ。

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林から出る。雄岡山からの下山終了。
下の写真は出たところ。

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僕はEから出てきた(下の写真)。逆からでも登山口は分かり易そうだ。
Dは幅員の狭い舗装路の登り坂でどこかに繋がっているのか、それとも行き止まりなのかは知らない。
Bは道を挟んでトレイルの続きが有りそうにも見えるが、行かない。登山用のトレイル以外に踏み込むと、まだまだこの時期クモの巣やら得体の知れぬ虫やら何やらで大変なことになるからだ。
Cは何かの建物の敷地内に入るだけ。

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ここは右折してAへ(二つ上の写真の黄色の矢印)。
コンクリート舗装の下り坂だ(下の写真)。

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下っていくと、向こうにクルマがちょくちょく往来する道が見えてくる(下の写真)。

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その道(下の写真のA←→C間の道)に出る。僕は下の写真のDから出てきた。
時刻は10:00。

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神出町五百蔵の地区だ。
雌岡山へはAへ進むことになる。
Cは緑が丘駅方面へ向かう道。雌岡山からの帰りに使う予定だ。つまりこの後雌岡山を登り下りしたら、Aからここへ戻ってきてCへそのまま進む予定ということ。
Bは五百蔵の集落内を通る道のようだ。遠くにバス停が有るのも見える。
さて・・・、Aへ進む。振り返ると先程登った雄岡山がよく見える(下の写真)。こう見ると登りの疲労度の(弱い)割に結構高いようにも見える。

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クルマの往来が多い道だが、ガードレールで区切られた歩道が有るので安心(下の写真)。フェンスの向こう側に並んでいる木は桜の木らしい。開花時期に来たら桜並木を歩くことが出来るわけだ。

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その桜の木々の向こうに大きな池が見える(下の写真)。「大皿池」というらしい。

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真ん中に島のような箇所が・・・(下の写真)。

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池を右に流しながら西進を続ける。アップダウンは無い。

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やがて後ろに遠ざかる大皿池(下の写真)。

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どんどん歩く。

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金棒池バス停のすぐ先に交差点が有る(下の写真)。

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僕はDから来た。雌岡山の登山口へは、上の写真の黄色の矢印のように横断してAへ進むようだ。あとで行ってから分かるが下の写真で指し示した部分に階段が有る。

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交差点では、雌岡山が少し顔をのぞかせているのが見える(下の写真)。

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横断歩道を渡って右折し、Aへ(下の写真)。

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車道を挟んで向かいに「金棒池」が見える。

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交差点から少し離れた所に階段が有る(下の写真)。

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そこを下りる。

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階段を下りて右にカーブするように進むと・・・(下の写真)。

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駐車場の前にフェンスと車止め(上の写真は上の道路から写したもの)。
ここが雌岡山の東の登山口だ(下の写真)。道標に書かれている「神出神社」は雌岡山の山頂に有るらしい。

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時刻は10:20。車止めを抜けて中へ・・・。
アスファルトの登り坂だ。

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暫く登ると、左手が開けた。

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山頂までの途中に有る「雌岡山梅林」だ。

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道沿いの南の斜面に梅林が広がっている。

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開花時期に来たら結構良いものが見られそうだ。

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緑の葉の梅の木の下に目立つ赤色の花。

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彼岸花ですな。

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そうだな~、そういう時期だものな。

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形はグロイけどね。少し見慣れると綺麗。

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ほかにもオレンジ色の花々。

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眺めも良い。

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標高200mに満たない高さだが、悪くないな。

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むしろ近場がよく見えてくれる。

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神戸市のはずれの里山とその向こうの瀬戸内沿いのビル群・・・それを背景にした梅・・・の花は無いけどね。

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徐々に・・・

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神戸のビル群を

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アップ・・・。

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すこし東よりの風景(下の写真)。丘陵地帯になっている。

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西神工業団地のようだ(下の写真)。

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街と田畑が林を境に隣接している感じ。

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そしてまた手元に彼岸花。

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初めは気が付かなかったけど、4~5人程カメラマンが何かを狙って撮影中(下の写真に一人写り込んでいます)。何を撮っているのが聞かなかったが、概ね全員の方向が一緒の感。景色ではなくて、鳥か何かを写しているのかな?

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↓ワイドな写真を・・・
(↓クリックすると別ウィンドウで拡大表示出来ます。)

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梅林を後にして先へ・・・。引き続き舗装路の登り。

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このままダート無しで山頂か?

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程なくして、駐車場に出る(下の写真)。
ここまでクルマで登ってこられるようだ。先程の入り口はフェンスで塞がれていたけれど、別の場所にクルマが入って登ってこられる舗装路が有るらしい。

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駐車場を抜けると三つに分岐(下の写真)。
階段と真ん中の舗装路は結局同じで、山頂に繋がっているようだ。右の分岐は舗装路の下りで、おそらく先程の駐車場のクルマはあの道を通って上り下りするようだ。
・・・で、階段を登る。

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舗装が終わった途端、社が見えたので山頂に到着。結局舗装路で山頂まで登ってしまった。時刻は10:44。

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回り込むと「神出(かんで)神社」の拝殿の正面(下の写真)。
三角点は見当たらず、神社=山頂ということのようだ。標高は249m。雄岡山よりも僅かに高い。

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ここまでの無事と、この後の安全を祈願しておく。
神出神社の祭神は素戔嗚命(すさのおのみこと),奇稲田姫(くしなだひめ),大己貴命(おおなむちのみこと=大国主神(おおくにぬしのみこと))。素戔嗚命とその妻奇稲田姫の孫にあたる大国主神(おおくにぬしのみこと)から八百余の神々が生まれ各地へ散ったので、「神出」の名が付いたともいわれる。「神出神社」そしてここの町名の神出町の“神出”は名前の通り、古くからの神々が生まれる神話の地であることを示しているようだ。

詳細は下記が参考になるでしょう。↓
http://www.city.kobe.lg.jp/ward/kuyakusho/nishi/midokoro/museum/kande/kande20.html
http://kamnavi.jp/en/harima/kamide.htm

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拝殿の前には展望が開けている。
すでに何人かの方がいらっしゃる。

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南東の景色が見えているとのこと。
先程の梅林よりも目線が高い。

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左手に雄岡山が見える(下の写真)。

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綺麗な山容だ。

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上の写真の右の裾野に学校らしい建物が見える。雄岡山の下山の際に聞こえていた、学校のグランドで生徒たちが部活動をしているかのような声の正体はあれだろう。
下の写真の池は「相子ガ池」。

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南東の方角(下の写真)。

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下の写真は南東の方角で、平たい建物が多く見えている辺りが西神工業団地。そのずっと向こうは名谷方面,学園都市方面。更に遠くの山の左手の山は横尾山。

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梅林では僅かにしか見えなかった田畑や池、建物がよく見えるな。

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雌岡山の南に「拍子ガ池」「合ノ池」「大池」という三つの池が有り、それらが少し見える。下の写真は合ノ池と大池であろう。

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南東~南南東の方角。遠くの建物は西神中央駅周辺の街(下の写真)。

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ゲームのシムシティを思い出していしまうwww

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手前は田畑が多い。

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おや?

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何かマンガチックなイラストが描かれている。

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更に少し右寄りの南南東をよく見ると、遠くに明石海峡大橋が見える(下の写真)。もう少し天気が良いと淡路島も見えるらしい。

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南の方角(下の写真)。

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淡路島が見えるとすれば、下の写真の方角だろう。

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いや・・・見えているのかも・・・。分からん(^^ゞ

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展望場所に有った地図。↓
クリックすると別ウィンドウで拡大表示できます。↓

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境内の隅に案内板が有り、雄岡山と雌岡山について説明が書かれている。

『雄岡山と雌岡山』
大きさも形も瓜二つの山で、その昔、遠くから眺めると、子牛の角のように見えたことから、男牛、女牛といわれていた。
神話によると、雄岡と雌岡は夫婦の神で男神の雄岡が小豆島の美人神に惚れたことから、妻が止めるのも聞かず鹿に乗り、会いに行った。その途中、淡路の漁師に弓を撃たれ、男神は鹿と共に海に沈んでしまった。すると、鹿は忽ち赤い石なり、それが明石の名称の起こりともいわれている。
(案内板より)

さて、山頂から西へ下れる斜面が有る(下の写真)。ここから下山できるが・・・。

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あそこを使って下山せずに今回は別のルートで下りる予定。その前に、「姫石神社」「裸石神社」というのが有るらしいので寄ってみることにする。
山頂のちょっと北の斜面に有るらしい。下の写真のCが山頂。Bは先程の駐車場の有る方角。ここはAのコンクリートの階段へ・・・。

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道標に従って急な石段を下りる(下の写真)。下のほうに舗装路が見えている。あれがおそらく下と駐車場を繋ぐ道だろう。

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階段を下り終えて舗装路を横断した先に、また階段が続く(下の写真)。ここを下りていく。

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結構急。

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下り終えると、右手に神社。「裸石神社」はここらしい。

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石段を登って正面の拝殿は閉ざされている。
裏手の本殿のほうに右から回り込むと、中が見えるようにガラスが張られている(下の写真)。アワビの貝殻が置かれている。

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中を覗き込むと・・・(下の写真)。
な~るほど、そういうのですか~~(コメントはしません)。
でも、これって結構新しい物のようだ。コンクリート製みたいだし・・・。元々はもう少し自然石っぽいものが有ったが、風化したのでこれらが複製されたって感じかも。

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ここのサイトが参考になりそうです。→http://kamnavi.jp/en/harima/raseki.htm
見逃した物が幾つか有ったことがあとで分かった。「裸石神社」の下からトレイルが伸びていて(下の写真)、あちらに「姫石神社」が有ったようだ。見逃してしまった~~(残念)。また今度いつか来た時に行ってみよう。

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石段を登り直して先程の駐車場まで戻る。行きに駐車場に入った時には見逃していたが、下の写真の左手Aに分岐が有る。ちなみにCが山頂の方角。Bは登って来た時に使った道で、梅林を通って東の登山口に繋がっている。

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で、Aへ・・・。森林浴コースと書かれているな。

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すぐに急斜面の階段。

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階段と言ってもブロックを埋めて作った物。

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普通の格好の近所のおばさんらしい人が登っていく。登山ウェアの僕は大袈裟感丸出しwww

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結構長い。
登りはこちらのほうが面白かったかも。

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下り終えて先へ進む。

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砂利道を進み、鉄塔の横を抜ける(下の写真)。

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分岐に出くわす(下の写真)。僕はDから来た。

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Cでも更に下れる。Bは空き地。遠くに雄岡山が見える。
ここはまっすぐAへ(下の写真)。

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色々な所にちょこちょこと彼岸花が咲いていますな。

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ほぼフラットな(ごく僅かに登り勾配の)道を先へ進む。

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ダブトラ林道ですな。

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すぐに広い所に出る(下の写真)。

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ここは愛宕山という名前が付いているらしい。祠が置かれている。三角点はちょっと探してみたが見つからなかった(どこかに有ったのかも知れない)。

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山頂を横断するようにして先へ・・・。また下りが有るようだ(下の写真)。

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石段を下りていく。

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すぐに下りは終わる。

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民家の裏に出た。ここに住むのってなんか落ち着かないかも。

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民家の横の道を抜けて分岐を右へ(下の写真の黄色の矢印)。時刻は11:27。

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道標に従って緑が丘駅方面へ向かう。2.4km歩くようだ。上の写真の右下の道を進んでいく。正午くらいには駅に着くな・・・予定通り。

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ちょっと進むと畑が見えてくる。

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ここは神出町古神。

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ちょっとした里山風。
神戸近郊の典型的な里山らしく、田畑とその間を結構クルマの往来の多い大きな道が通っている風景だ。

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コスモスですな。

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道沿いにもコスモス。

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綺麗ですな。

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道端に何気に無造作に生えている所が良い。

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リラックス気分で帰る。

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山を下りたあとはノンビリとちょっと里山ウォーキングをして帰る・・・というのは一番癒されるパターン。

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良い感じの小道を進む(下の写真は振り返って撮影)。

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遠くに見えていた幅員の広い道ともうすぐ合流するようだ(下の写真)。

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合流~。

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右手に雄岡山が見える。

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この道を進むと・・・。

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先程雌岡山に入る前に通った交差点まで戻ってきた(下の写真)。
横断歩道を渡って左折し、緑が丘駅方面へ・・・。

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来た道を引き返す・・・。

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正面に雄岡山。

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前にも書いたが、結構高く見えるな。

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雄岡山から下山した時に合流したポイントをそのまままっすぐ通過。

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フラットな道を進む。歩道はちゃんと確保されているので安心。

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下の写真の先のト字路で反対車線側の歩道に渡る。歩道は一方にしか無いのだ。

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すぐに見憶えの有る場所に着く(下の写真)。雄岡山に登る際に曲がったト字路だ。朝は紫色の矢印のように進んだ。今度は黄色の矢印のように進む。

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ここからあとは来た道をそのままそっくり逆に進み・・・程なくして緑が丘駅に戻ってゴール。時刻は12:05。予定通りの時刻だ。

20120929hike_177

あとは電車に乗り込み、一路大阪市内へ・・・。
14:50に無事に帰宅。雨にも遭わなかった。

こうして緩めのハイキング・・・というかウォーキングのような感じで低山を二つ登ったわけだが、これはこれで満足。冒頭に書いたように、今回はこういう感じでいこうとしたので自身でも納得。
また、下山後のちょっとした里山ウォーキングも気分良かった。
同じく冒頭に書いたように、雄岡山と雌岡山は梅や桜の開花時期に訪れたほうがより旬なので、またその頃に訪れてみようと思う。雌岡山に見逃したスポットが残っているし、別のルートも有るようだしな。

さてさて・・・今回はこういう緩い感じだったので、次はもう少し山行らしくしますかな・・・。
 

コース概略/
(自宅(7:20)→○○線・△△駅→□□駅・▽▽線→◇◇駅・神戸電鉄→)
神戸電鉄・緑が丘駅(9:21)→高雄台→雄岡山登山口(9:29)→雄岡山山頂(9:43)→神出町五百蔵(10:00)→金棒池→雌岡山登山口(10:20)→雌岡山梅林→雌岡山山頂・神出神社(10:44)→裸石神社→愛宕山(11:23)→神出町古神(11:27)→金棒池(11:41)→神出町五百蔵→神戸電鉄・緑が丘駅(12:05)
(→◇◇駅・▽▽線→□□駅・○○線→△△駅→自宅(14:50))

(↓クリックすると別ウィンドウで拡大表示できます。)
20120929map

GPSデータ/
歩行距離/8.0km
歩行時間/1hr56min
停止時間/0hr49min
最高速度/11.0km/hr
移動平均速度/4.1km/hr
全体平均速度/2.9km/hr
標高差/89m
総上昇量/243m
最高標高/249m(雌岡山山頂)
積算歩行距離/76km
積算総上昇量/3192m

ガーミングラフ/
(↓クリックすると別ウィンドウで拡大表示出来ます。)
20120929graph

ルート鳥瞰図/(阪急南茨木駅上空1660mより)
(↓クリックすると別ウィンドウで拡大表示出来ます。)
20120929bird

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Comments

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

« 投稿: 株取引  2012年12月14日 (金) 14時50分

株取引さん>
ご訪問ありがとうござます(^^)

« 投稿: Katze  2012年12月15日 (土) 08時38分

どうも初めまして。こちらには2008の秋頃から拝見させてもらっていて、コメントするのは初です。この二つの山、特に雄岡山はふもとの住宅街に昔友人が居ましたので、そこから犬の散歩のお供などで何度も登った事がある庭のような存在です。地元の人たちはそれこそ犬の散歩や毎日登山では登るけど、登山と言うよりも散歩がてらがふさわしい山であって、例えば家の裏山にちょっと登る感じで、あえて登山と捉えて登ることはないです(地元民だからそう思うのでしょうけど)

Katze さんがハイキングを始められてから間もない頃にいきなり私の地元の低山に来られてびっくりしたんですけど(嬉しいけどね)大阪の方が何故このようなマイナーな山に?って思ってたのですが、何かいきさつなどありましたら教えてくださいませんか?

« 投稿: タッカー  2014年2月17日 (月) 00時37分

タッカーさん>
初めまして
コメントありがとうございます。

参考にしているハイキング本(←一般の書店で売っているような)にこの山が紹介されていまして、午前中くらいでサクッと散歩気分で軽く登るのに丁度良さそうだったのと、播州の山にはまだ足を踏み入れていないのでとりあえず手始めのつもりで登ることにしました(ということだったと思います)。
低山ハイカーには割とよく知られていて、ブログやHPで結構情報が有りますね。この日も見かけましたし・・・。
地元の方でもそうでない方でもそれぞれ楽しめる山だ思います。

« 投稿: Katze  2014年2月17日 (月) 20時25分

そうでしたか、本に載っていましたか。これで謎が解けましたw ありがとうございます。それから実はこの記事を見て久しぶりに雄岡山に登ったりした事があります。 また何かでコメントするかも知れませんがそのときは宜しくお願いします。

« 投稿: タッカー  2014年2月18日 (火) 00時29分

タッカーさん>
こちらこそよろしくお願いいたします。(*^-^)

« 投稿: Katze  2014年2月18日 (火) 13時34分