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2012年12月 2日 (日)

奈良・龍王山ハイキング 2012.11.04

年月日/2012年11月04日(日)

山地名・地域/笠置山地

天候/晴れ

目的/奈良県の笠置山地の南、天理市に有る龍王山に登る。

ポイント/山の辺の道ウォーキングは組み込まない。

内容/
竜王山とか龍王山という名前の山は日本各地に有るが、この日はその中の一つ、奈良県天理市、笠置山地の南に位置する龍王山に登ることとする。西の山麓には有名な「山の辺の道」が通っている。北側には「天理ダム」が有り、南側には初瀬山,巻向山,そして山自体が御神体の三輪山が有る。
この龍王山には5年ほど前に一度登ったことが有る。それはいつもの例の“と或る手段”でなのだが、もっともその時は殆どその“と或る物”を担いで登り下りしたので、ハイクとあまり変らなかった感じだ。

ところで・・・、ここのところ“と或る手段”で登った山をハイクでリピートすることが続いているが、僕はサイクリングをしていた頃から同じ場所に行くのがあまり好きではなく、だからと言って“と或る手段”で行った山にはハイクでは行かないというのも何か嫌なので、とりあえず何となく“片づけ仕事”的な感じで、“ハイクでのやり直し登山”をしている。自分の中ではこのタイプのハイキングを「お片づけシリーズ」と呼んでいる。「とっとと片づけたい」というような思いがちょっと有る。片づけ仕事的なハイキングと言う意味で・・・。
今後同じようなタイプ(背景)のハイキングには記事の冒頭で「今日はお片づけシリーズとして」みたいな表現を使うと思うので、悪しからず・・・(^^ゞ
これから暫くは「お片づけシリーズ」が多くなるような感じ。

今回もその時と同じように長岳寺近くの登山口から登る予定。下山ルートについては変え(“と或る手段”のときは同じルートを辿って下った)、竜王ノ滝コースで下山する。山の西側を上り下りするわけだ。
「竜王ノ滝コース」という呼称が有るわけではないようだが、この登山口のことを「竜王ノ滝登山口」と言うようなので、便宜上この記事では「竜王ノ滝コース」と言うことにする。
尚、山の辺の道ウォーキングはしない。それは過去に「山の辺の道ポタリング 2007.02.24」として巡ったことが有るし(このリンクを貼るとヤバいか・・・)、ブログ開始以前にもウォーキングしたことが有るので・・・。ただ、登山口と駅とを行き来する際に山の辺の道をほんのちょっと歩くことにはなる。あと、周辺の古墳巡りもしない。天理ダムにも寄らない。あくまでも龍王山に絞り込む(`∧´)キッパリ。

自宅を5:25に出発。
最寄り駅から幾つかの路線を乗り継ぎ、JR桜井線・柳本駅に7:26に到着(下の写真)。

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ドリンク,カメラ,GPS等々を準備し、7:32に駅を出発。
駅舎の出入り口は東口のみで、その駅前から山が見える(下の写真)。あれが龍王山だ。

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まっすぐ東の山のほうへ道を進む。

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古民家っぽい家々が通りに並ぶ。

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古墳も有る。

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これらを一切スルーしwww、程なくして左右(南北)を走るR169にぶつかる(下の写真)。
横断歩道を渡って対面の歩道に移り、左折(下の写真の左上の黄色の矢印)。

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バス停を通り過ぎたすぐ先に長岳寺のほうを指し示す看板が有る(上の写真の下段)。これに従って長岳寺方面へ右折し、国道から離れる。
道は再び龍王山の方角に向かっている(下の写真)。

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コスモスが咲き・・・。

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(この記事をアップする頃にはもう無いだろうが・・・。なにせ一カ月遅れのアップだし・・・(^^ゞ)

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周りには田畑が広がる。

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稲刈りの跡が残っている。

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秋の里山の風景らしい。

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向こうに古墳(崇神天皇陵)が見える。

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道をまっすぐ進んでいくと前方やや左に「天理市トレイルセンター」が見えてくる(下の写真)。

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時刻は7:53。内部には立ち寄らないが、その前を通り過ぎ・・・。

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そのまま進むと長岳寺の山門前に出る(写真は無し)。冒頭で書いたように山の辺の道に関連する長岳寺には寄らないので、山門前の緩い石段(下の写真の右の坂)と並行して東に伸びる小道に入る(下の写真の左の道)。

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長岳寺の敷地の北側に位置する道を進んでいく。

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道なりに進む。

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ここも周りは田畑。

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分岐らしい分岐が有る(下の写真)。

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道標に従い、上の写真の黄色い矢印のように左折してAへ進む。
さらに農道らしい雰囲気に変わる。

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柿がなっている。

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舗装路は徐々に路面が荒れだした。

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どんどん進む。
国道から聞こえてくるクルマの音も少しずつ小さくなってきている。

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ますます里山らしくなってくる。

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柿が多いな。
奈良県は柿の生産量が全国で2位らしい(2011年度)。ちなみに1位は和歌山県だそうだ。

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あまりカメラを近づけて撮影すると遠くから見たら柿泥棒に間違えられるので、注意して撮影。

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実の橙色と、葉の緑色は、同じオレンジ,グリーンでも“和”の色ですな。

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どんどん進む。

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明らかに横の田畑に入るための道(畦道風)以外、分岐は無い。迷うことは無い。

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山に近付いているのが分かる。

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ここでも右手に柿畑。

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向こうに林の入り口が見えてきた。

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ここが登山口(下の写真)。

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20121104hike_35s 時刻は8:10。
この登山口について前回の記憶は残っていないな・・・。もう少し冬枯れた季節だったから、印象が違っていて記憶が引き出せないのか?
道標が有って、山頂まで2.4kmと書かれている。
龍王山城跡とも書かれている。龍王山の山頂には城跡が有るのだ(これについては後述の山頂付近の部分で書きます)。
尚、写真には写っていないが、「ハチに注意」と書かれた看板が隅に置かれている。どういうハチだが分からんが、スズメバチのことかも知れない。夏場~初秋には要注意ということだな。もうこの時期には関係無いだろう。せいぜい生きているのは新女王蜂一匹くらいで、冬眠突入間近だろうしな。
さて、登山道に突入。

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薄暗く、写真撮影が難しい(←下手だから)。
岩の坂道。

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丸太階段。

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U字溝を切り通した登山道がこれから暫く続く。前回の記憶はこの区間の印象が強く残っている。“と或る物”を担いで行くのに一番しんどかった区間だからだ。
登山道の隅には石仏が何気にいたりする(下の写真)。蹴ったり踏んだりしないように要注意。

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右手に分岐が有るが(上の写真)、関係無くスルー。龍王山の登山道は道標がしっかりとしているので迷うことは無い。
土嚢が階段状に積まれている。

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丸太階段を作るのが手間だし、それほどの勾配でもないし・・・、でもそのままにしていると徐々に削れて崩壊するので土嚢で対処・・・みたいな?

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その土嚢も上のほうでは乱雑気味(下の写真)。

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下が岩場に変わった。

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そして勾配が急になると丸太階段。

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少し緩くなると、そのまま~~。

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岩場ではどのみち階段を作れないしね。

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雨で濡れていたら滑るかもしれない岩の場所も有るので注意。

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長~~い丸太階段~~~。

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どんどん登る。

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歩きにくい溝の区間(下の写真)。

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溝の中途半端な幅が歩きにくい。溝の中を歩くには狭いし、溝の外も幅が狭いし~~。

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勾配が緩い区間に入った(下の写真)。木漏れ日も射している。

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一休止になる区間だ。

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脇にはシダ系の葉が覆い茂っている。

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また徐々に勾配が出てきた。

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道も再び溝状になる。
倒木が見えるが(下の写真)、こういうのは殆ど無い。ここくらい。

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木漏れ日は所々射すが、木は高いな。この辺は雑木と松が入り乱れているらしい。

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木漏れ日は射す・・・と書いたが、足元は薄暗い場所も多い。

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岩場登り(下の写真)。

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ハイカー用にロープが置かれている(下の写真)。

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岩場の区間はごくごく短い。

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これまで足元が溝になっていただけだが、だんだん全体的に切り通しになっていることが多くなってきた。

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あるいは両サイドが草で覆われている所とか・・・。

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全体的に狭めのトレイルになっている。

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登山道に入ってからこれまで全く眺望は無かったのだが、木々の切れ目から西の景色が見える箇所も一つ二つ出来ていた(下の写真)。向こうに見えるのは西の金剛山地のいずれかの山だろう。

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引き続き登っていく。

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登り始めて以来初のベンチ(下の写真)。暑くなってきたのでウィンドブレーカーをここで脱ぐ。

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そしてまた進む。

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岩場を登り・・・。

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木の根っこを越え・・・。

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どんどん進む・・・。

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全体的には尾根筋上の道らしくはなってきている感。

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道の左脇に石不動が有る。時刻は8:40。

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この石不動が有ったことはよく覚えている。
ここまでの無事とこのあとの安全を祈願しておく。

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この石不動の有る地点でだいたい半分登ったくらいかな。

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このあと勾配は緩い区間も有れば・・・。

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丸太階段を必要とする急な区間も有ったりと・・・。

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まだまだ続く。

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トレイル路面上の変化は多いが・・・、

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周りの景色は殆ど変わらないので・・・、

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退屈する人もいるかも知れないが・・・、

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僕は基本的に気にしません。

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歩いていること自体が楽しいのでね。

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そんなこんなでまたフラットに近い区間になった(下の写真)。

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木漏れ日の射す穏やかなトレイル。

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登りの小休止的な区間だな。

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でも記憶では、まだもうひと踏ん張り要るからね。

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ま、それまでの間ノンビリ気分で歩きますかな。

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極上トレイルが続く。

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久しぶりに分岐(下の写真)。

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僕はCから来た。
右手のBに長岳寺奥ノ院へ続く道が伸びている(下の写真)。この道は下山時に使う予定の竜王ノ滝コースに繋がっているらしい。奥ノ院はその途上に有るらしい。
このままAへ進む。長岳寺絡みは今回はスルー。

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まだ穏やかなトレイルが続くように見せて・・・。

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また登り開始。

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すぐに終わると見せかけて・・・。

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また階段。

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どんどん登る。

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記憶では、ここを登り切ったら概ね登りは終わりの筈。

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ひたすら続く。

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一旦切れたと見せかけて・・・。

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まだ続く。

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これでもか!という感じで・・・。

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ようやく丸太階段終了(下の写真)。

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もうすぐ舗装林道に出る筈だ。向こうのほうに草のトンネルみたいなものが見える(下の写真)。

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どんどん進むと・・・。

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舗装路が見えた(下の写真)。時刻は9:04。

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舗装林道との出合いに到着。この舗装林道は山頂近くと天理ダム方面とを繋いでいて、上の写真に写っているような単車は勿論、普通のクルマでもここまで来られるのだ。つまり龍王山山頂のすぐ近くまで歩くこと無しにクルマで登れちゃうわけ。僕は今回2回目だからそれを知っているが、初めてのハイクで知らずに登ってきてここで舗装林道に出くわしたらちょっと興醒めしちゃうかも知れないな。僕はマイカーを持っていないので、どのみちこうして西麓から歩いて登ってくるしか無いし、たとえマイカーが有っても、歩ける距離は歩きたいから関係無いけど~。

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で、僕は上の写真の左上のCから来たのだが、舗装林道は左の下りのBと右の登りのAが有る(上の写真の右上のBの左手に写っている建屋は公衆トイレ)。
山頂はAのほうだ(下の写真)。山頂は龍王山城の南城跡でも有る。
龍王山城は南城と北城とが有って、北城跡はBのほうに有る。北城跡へは山頂に行ってから向かうこととする。なので、またここに戻ってくることになる。

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尚、この林道出合いに龍王山城跡の案内地図が掲げられている(下の写真)。
(↓クリックすると別ウィンドウで拡大表示されます。)

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Aのほうへ進むとすぐ右手に下り階段の分岐が有る(下の写真)。奥は真っ暗だ。これが下山用に使う竜王ノ滝コースの入り口。道標には長岳寺奥ノ院とも書かれているが、前述のように、登って来た道とこの竜王ノ滝コースとの間を結ぶトレイルが有り、その途上に奥ノ院があるので、道標はそのことを示している次第。

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そのすぐ隣にも分岐(下の写真)。山頂のすぐ下辺りに「柳本龍王社」という祠が有って、山頂からそこに寄って林道を目指すと、ここに出てくるらしい。また、柳本龍王社に行ってから山頂に行くのならば、ここに入ることになる。

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僕は先に山頂を目指すのでそのまま舗装林道を進む。
すぐ右手に「藤井 田龍王社」の祠。

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龍王社というのはどこも大抵雨乞い関係のもので、ここもそうであろう。

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雨乞いだからこそ、各地に竜王社とか、山が御神体みたいな龍王山や竜王山って有るのだろうと思う。

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舗装林道を登っていくと・・・。

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駐車場に出くわす。クルマが一台停まっている。

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龍王山城跡の解説が書かれた看板が有る(下の写真)。
(↓クリックすると別ウィンドウで拡大表示されます。)

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『龍王山城跡』

この山城は、南・北の二つの峰に分かれていて、北の方が60mほど低いが北城の方が大規模である。南北両城を合わせると、大和随一の中世城郭である。二か所に分かれながら、互いに呼応しあって一つの城を形づくっているのを別城一郭の構えという。北城(城台)は、標高521.7mの郭を中心に、太鼓ノ丸,辰巳ノ櫓,時ノ丸,五人衆ノ郭,茶屋ノ屋敷,西ノ大手ノ丸などの郭が幾重にも重なり、土居や掘割、井戸、それに「馬ヒヤシ」と称する水溜などもあって、中世城郭としての原型をよくとどめている。南北朝の頃、小さな砦をつくられたのがはじめで。天文年間(16世紀初め)十市遠忠が小さな砦をもとに一大城郭を築いた。遠忠は大和武士として知られたのみならず、歌人として、とくにすぐれていた。その子の遠勝の時、永禄11年(1568年)7月末ほとんど抵抗することもできずに、龍王山城を明け渡して十市平城(現橿原市十市)へ退いてしまい、華華しい籠城戦も行いえず、秋山氏の手に渡ってしまったようである。大和一の名城の龍王山城50年の歴史は終わった。いまも落城にまつわる幾多の悲しい物語りを伝えている。
(天理市教育委員会 案内板より)

十市遠忠 (?~1545)

十市遠忠は天文14年(1545年)3月16日病没。年齢は40代であったと考えられる。遠忠は武人としてすぐれ、十一家中興の祖とされ、他面、歌人でもあり、書家でも一家をなし、文武両道に秀でた人であった。彼は飛鳥井二楽軒(稚康)門下の歌人としてぬきんでていた。その歌集五部までが「群衆類従」に収録された。

えにしあれや 長岳寺の 法の水 
むすぶ庵も ほど近き身は

天の下 治まる時を 朝夕の 
月にも日にも 先づ祈るかな

(天理市教育委員会 案内板より)

秋山氏というか・・・、松永秀久にやられてしまったんですがね・・・。
その時の戦いで麓の長岳寺に血だらけで逃げ込んだ、十市方の武将の血の足跡の付いた本堂縁側の床が、そののちに本堂の天井に張り替えられた(「山の辺の道ポタリング 2007.02.24」参照)。これね・・・血天井→http://katze-tasteful-life.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/070224ride4_23.jpg
さて、この駐車場で分岐(下の写真)。

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僕はCから来た。
そのまままっすぐ下っていくBは、下の藤井町へ下りる道。
Uターン気味に折り返して登るAが山頂への道。Aへ入る。
ダートに変わる(下の写真)。

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ちょっと坂を登るとほぼフラットな緩い登り。

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ちょっと歩くと・・・。

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岩場の登り(下の写真)。

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その登った所の右手に展望(下の写真)。

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上の写真の左手の二つ並んだ頂きの有る山が二上山。
下の写真の左の山が金剛山。その右隣が葛城山。

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トレイルは続く。山頂はまだ先だ。

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フラットに近い勾配のトレイルを進む。

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分岐は有るが、道標に従えば問題無し。

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山頂方面と柳本龍王社方面とに分かれる分岐(下の写真)。

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ここはAの山頂へ。
山頂に行ったら、ここに戻ってBの柳本龍王社へ向かう予定だ。
Aの丸太階段を登る。

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ちょっと登ると終わり。フラットなトレイルになる。

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もうこの辺りは南城跡部分のどこかに位置しているわけだ。

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その痕跡は特に見当たらないが・・・。

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また短い丸太階段。

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そしてフラット。
各フラット部分には城関連の建物が有ったに違いない。

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石段が有る(下の写真)。こういうのは城のために造られた階段の一部かもな。

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階段を登ろうとすると、向こうからライダーらしい一人の若者が下りてきた。
何となくメンチ切り気味の怖い感じで、むこうはハイカーではないので挨拶しても返すかな?と思っていたら、向こうから「おはようございま~す。」と・・・。こちらも挨拶。人は見かけで判断してはいけませんな(´▽`A`` 林道出合いの所に停めてあった単車はこの人の物だろう。
さて、石段を登るとまたフラット(下の写真)。

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その先にまた石段(下の写真)。

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その先がパッと広がり、ここが龍王山山頂。時刻は9:17。

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山頂には既に三人いて、御挨拶を交わす。上の写真のようにキャンプの跡がいっぱい。三人はここでキャンプをしたようだ。会話の内容、そしてこの龍王山が集落に近い低山で有ること、先程の駐車場に有った一台のワゴン車、山頂までクルマで来られるので登る必要も無い等々から、キャンプの練習、もしくは新しく購入したキャンプ・グッズの試し(or 馴らし)として、ここ龍王山の山頂でキャンプをしたと想像。どうせテストをするのならば、一応山でやったほうが・・・、キャンプ場ではないので金もかからんし、山頂にはスペースが有るし、眺めも良いし・・・という考えでここを選んだと想像。前回ここに来た時にはハイカーさんが一人ポツンと座っていたくらいで、麓の山の辺の道が有るとはいえ静かだな~と思って、今回もそれを想像していただけに予想外。
(↑実は心の中で舌打ちをしている“黒い”Katze (-。 -)チッ)
山頂全体をもう少し広く写した写真は・・・・三人が写るのでやめておきました。
三角点は、上の写真を写すために立っている場所のすぐ右手、先程の石段を登った所のすぐ前右寄りに有る(下の写真)。二等三角点。

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標高は585.7m。
登頂成功のイェ~イ。三人に見られようが見られまいが・・・・。

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さて、ここ山頂からの西~北寄りの展望が素晴らしい。

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金剛山地から生駒山地、そしてその間の大和平野がよく見える。

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下の写真はその全貌。クリックすると別ウィンドウで拡大表示されます。

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麓はくっきり。

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下の写真では画像処理をしているが、肉眼でもよく見えますよ~。

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先程途中で見えた金剛山(左)と葛城山(右)(下の写真)。

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その右手に二上山(下の写真の二つの頂)。

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その右手に生駒山地(下の写真)。
左の緩い頂が信貴山。右の頂が生駒山。

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生駒山の電波塔が見える。下の写真では分かりにくいが、何となく見えるでしょう?
あの生駒山の向こうをずっと行けば、僕の住んでいるマンションだ。僕の部屋からはあの生駒山が(反対側から)見えるのでね。

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すぐ麓の柳本駅周辺がくっきり見える(下の写真)。どれが駅舎かまでは分からんけど~。

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良い眺めだ~。
肉眼で見るべし(←撮影技術の無さを露呈)。

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よく見渡せる部分は山頂の西側くらいで、あとの方角は残念ながら木々の間から垣間見える程度。
北の方角の同じ笠置山地の山々・・・大和高原の山並みが見える(下の写真)。

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奈良市街地方面も見える。

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真北の方角(下の写真)。

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あの紅白の鉄塔らしき物の右手にもう一つ(二つ)鉄塔が有り、あれが高峰山かな(下の写真)?
その向こうが笠置山かな?

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さて・・・山頂には人がいるし・・・、ノンビリ休もうにもベンチはキャンプグッズで占領されているし・・・。下りて、次の柳本龍王社へ向かう。先程の分岐まで戻り、道標に従って進む(下の写真)。

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少し進むと・・・。

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分岐が有る(下の写真)。

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左の良い感じのトレイルのAを実際に少し進んで確認したところ、山頂に通じていることが分かった。山頂にいたときには全然気が付かなかったが、南側から這い上がれるらしい。ほかにも分岐が有ったが、通行止めにされていた。
右の下り気味のBが柳本龍王社への道。Bに入ったら、そのまままっすぐ行くと何やらまた別のトレイルに通じるので、すぐにまた右に入る。
すると、左手に柳本龍王社の祠が見える(下の写真)。

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下の写真では、左手の坂のトレイルを向こうから下りてきた次第。

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下りのトレイルはまだ先へ続いているが(下の写真)、外れて祠の前へ・・・。

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柳本龍王社(下の写真)。

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雨乞い関連ですな。
祠の下の池の辺りに「毒蛇注意」の看板が有る。マムシとか出そうだな。

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近づけないので、もうトレイルへ戻って先へ・・・。

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緩い下りを進む。

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たぶんまた舗装林道に出ると思う。

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少し温かくなったのか、この季節でも小さな羽虫が飛び回り始めている。また、草むらにはジョロウグモが巣を作っている。

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先に明るいものが見えてきた。

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舗装林道に再び出合う(下の写真)。
右のBへ進むと、また龍王山山頂へ行ってしまう。次は北城跡に行きたいので、それは左のAへ進む。

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最初の登山ルートの林道出合いの前を過ぎ、公衆トイレのすぐ横に散策路が有る(下の写真)。天理ダムへこの散策路で直接繋がっているようではなく、北城跡に出るようなので、舗装路を行くよりも良いかもしれん・・・と散策路に入る。

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丸太階段がのびている。

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階段というよりも、斜面を崩さないための柵みたいな感じ。歩きにくい。でも横を歩いちゃうと、“斜面を崩したくない”という意図から外れちゃうんですな。斜面を崩さまいとして逆に崩すような行為を誘発するような作りになっている・・・が、どうしようもないといったところだ。

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階段を過ぎると地道・・・。

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少し山並みが見えるが、全体的に展望無し。

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また丸太階段。

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その先のピークに・・・

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ちょっと分からない橋のようなもの・・・。要らんだろ?

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今度は階段の急下り。

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紅葉はまだちょっと早いようだ(この記事をアップする頃には逆にもう終わりかけだろう)。

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色づいているのは少しだけ。

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散策路は途中でまた舗装路に戻れるようになっている。
が、意地でもそのまま散策路を歩くwww

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また丸太階段の登り。

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そして急下り~。

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どんどん下る。

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階段が終わっても下り(下の写真)。
途中で「土橋」や「馬池」のような城に関連するスポットが有ったのだが、写真では分かりにくいので省略(^^ゞ 解説も省略(^^ゞ 興味有る方はネットで調べるか、実際に行ってみてくださいな(^_^;)

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舗装林道にまたまた出合う(下の写真)。
ちなみに下の写真の左手辺りに「馬池」が有る。今は殆ど水が無くてちょっと湧水が有る程度(写真は無し)。

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上の写真の向こうに見える看板の前に行くと、分岐(下の写真)。

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北城跡を開設した案内板が有る。南城跡の案内板と全く同じ内容というわけではないので載せておこう・・・。

『龍王山城』

龍王山城は、奈良盆地の東にそびえる龍王山頂上(標高578m)に築かれた山城である。城の範囲は北城と南城に分かれ、奈良県に残る城跡では最大級に含まれ、信貴山城に次ぐ規模である。中世・大和の有力豪族である十市(といち)氏の山城として発達した龍王山城は、16世紀に記録が残り、十市遠忠によって本格的な城郭造りがなされたものと思われる。
郭(くるわ)を尾根筋に沿って一列に築いた連郭式山城の形態をもつ南城に比べて、北城は本丸の回りに郭を配置した環状式山城で、石垣の跡も各所に残すなど、城郭の特徴では南城が古い形態を保ち、北城が後に築かれたものと考えられる。龍王山城は、天正6年(1578年)に破却されたが、日本の中世に築かれた山城の原形を良く留めており、城の歴史を知るうえで貴重な遺跡である。
(天理市教育委員会 案内板 より)

↓クリックすると別ウィンドウで拡大表示されます。

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特に何も考えず、左のAのダブトラのダート林道のような道に入ってみる。

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右の斜面の上に北城本丸が有ったのでしょうな(下の写真)。

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フラットなダブトラを進んでいく。

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実際にタイヤ痕も有るな・・・。

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暫くするとダブトラ終了(下の写真)。

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シングルトラックの道に変わる。

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先程の分岐は北城本丸の南側に位置し、今は本丸の下を回っている感じだ。

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ぐるっと回って終わったら嫌だけど・・・。

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笹で隠れているような箇所も有り・・・。

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分岐が有る(下の写真)。Bの先は荒れまくりのトレイルで、最初に敢えて踏み込むのも・・・って感じ。

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Aのほうが何か続いていそうなのでAへ・・・。

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折り返すように急斜面を登る踏み跡が僅かに有る。そちらに行くしかないので登る。

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急斜面を登る(下の写真)。逆に下るときは厄介そうだな。

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何か、本丸跡に出そうな感じ・・・。

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登り切るといきなり下の写真の物が目に飛び込んできた。簡単な展望台のような遊具のような・・・。同じ物が南城跡の山頂にも有った。

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で、目の前に広がる広場(下の写真)。ここが北城跡だ。時刻は10:10。

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山頂の南城跡よりもこちらのほうが広い。案内板通りだ。

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人は僕だけ。近くで鳥の鳴き声が聞こえるだけで静かだ・・・。山頂の南城跡とは違って落ち着いた雰囲気。

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展望台に上がってみる。

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展望のほうは山頂よりもはるかに角度が狭い。

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二上山の方角辺りが見える。

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二上山(下の写真)。

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さて、ベンチも有るし、ここで補給食のどら焼きタイムといたしましょっか~~。
鳥の囀りを聞きながら・・・落ち着くわ~~。

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木々の間を渡る野鳥が見え、鳴いていた声の鳴き真似(真似たつもり)をしたら、野鳥が「ん?」って感じで枝の上でフリーズ。暫し聞いて考えていたようだが、違うとみてどこかへ行ってしまった。
さて・・・一休みしたので下りるか。
先程登って来た急斜面を下りるよりも、もっと楽そうな下り口って無いのかな~?と思っていたら・・・有った(下の写真)。登ってきた側と反対側に普通のトレイルの登りが有った。

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下の写真は降りる途中で振り返って撮影。本当はこちらから登り下りするんだろう。
まぁ、さっきの急な登りも面白かったから良し。

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で・・・どこに繋がっているの?って思いながら進む。

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緩い下りのトレイルを進む。

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まぁ、結局は舗装林道に出るんだろうけどね。

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途中に「虎口」とか「土塁」とかの説明が書かれた案内板が有るが、どれがそれだが分からず、ちゃんと写していないと思う。

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まぁ、一枚載せると、こんな写真程度なので・・・(^^ゞ(下の写真) 「虎口」?全然違う所を写している感(^^ゞ 

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どんどん下る。勾配も少し急になってくる。

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「土塁」の説明がなされている辺り(下の写真)・・・・。土塁を撮れているのか??

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城について無知なもので・・・(^^ゞ

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下っていくと、下から登ってきたハイカーさん二人連れとすれ違って御挨拶。下の写真は振り返ってその方二人を撮影。これで勾配の様子が少し分かるだろう。

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舗装路が見えてきた(下の写真)。

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舗装林道にまたまた・・・また合流。
Bは天理ダムへの道。
Aが再び山頂方面に向かう道。つまりこのあと下山で使う竜王ノ滝コースへの突入口に出られる。

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これから下山するので二つ上の写真のAへ進む。
ちょっと登ると、先程のダブトラ・ダートへ入った分岐に到着(下の写真)。先程はA→Bへと進んだわけだ(紫色の矢印)。こんどはC→Aへ(黄色の矢印)。

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すぐにまた、散策路との分岐にも出合うが(上の写真の右下)、もう散策路はいいので、そのまま舗装林道で戻る(上の写真の左下)。

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どんどん登っていく。

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途中でチラホラとハイカーやドライブ途上の散歩者に出くわすようになる。

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程なくして、またまた・・・またこの分岐に戻ってきた(下の写真)。
初めは山頂へ・・・、次は柳本龍王社からこの林道に戻って北城跡へ・・・、そして今、竜王ノ滝コースへ入るためにここに戻ってきた次第。

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林道上とは別世界のように暗い階段が続いている(下の写真)。

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時刻は10:44。下山開始。
ここのルートは今回が初めてだ。

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階段を下りていく。
暗いとは書いたが案外と木漏れ日が射していて、中に入れば意外とそうでもなかった。

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急階段が続く。

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このままずっとこんな感じなのかな?と思っていたら、下のほうで階段が終わっているように見える(下の写真)。

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先が明るい。

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割と緩い下りの勾配になり、階段終了。

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シングルトラックを進む。

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あとはこんな感じ?と思っていたら・・・

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また階段。

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まぁ、往きのルートと似ているわけね。

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今度は結構長いな。

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まだ続く・・・。

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終わった・・・。

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また階段w

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パターンは往きと同じ。

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分岐に出る(下の写真)。

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右手のBへ長岳寺奥ノ院に通じるトレイルがのびている(上の写真の右下)。その先を更に進めば往きのルートに繋がるわけだ。一瞬奥ノ院に寄ろうかと思ったが、今回は山の辺の道関連と長岳寺はスルーするので、それに関係する奥ノ院もスルーすることにし、このままAの階段を下る(上の写真の左下)。

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階段が終わったが・・・

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どうせまた・・・

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階段でしょ?

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どんどん下る。

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岩場の下りも有る(下の写真は振り返って撮影)。

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石がごろごろしている区間に突入。

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往きにもこういう感じのところは有ったな。

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でもどちらかと言うと往きに使ったルートのほうが岩や石が少なかった感。

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大きな石がごろごろ。

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途中で下から登ってくる方とすれ違うようになる。これから登るくらいが丁度良いかもな。

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僕は朝早くから登り始めたので、午前中で終わりそうだ。

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まぁ、それはそれでいいですけど・・・。明日は月曜日で出社だしな。早く帰らんと・・・。

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なんて感じで下っていく。

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正午に近付いてきて温かくなり、小さな羽虫やアブかハチのような虫が飛ぶようになってくる。

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暫くすると下の写真のような「はりがね注意」の注意書き。何だろう?

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150m先のことを気にしつつ進む。

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前述で往きに似ていると書いたが、撤回。こちらのほうが岩と石が多い。

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そして何か良いな。

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たぶんU字状に深く刻まれた歩きにくい区間が無いからかも。

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こちらのほうが歩き易い。

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徐々に湧水が見られるようになってきた。写真には写り込んでいないが、結構路面がビチャビチャしている所が有る。それでもこちらのほうが良い。

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往きのルートにはこういう湧水の有る所は無かったので、そこが大きな違いかな。

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まぁ、撥水スプレーを充分にかけたトレッキングシューズなので問題無し。

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普通の運動靴だったら、「ウギャ!靴下が濡れた!」みたいなことも有るかも。

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ここは沢も近いのかな?

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もう少し下るとこの湧水が沢になりそう。

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途中で、結構普通の服装で登ってくる奥さんの中年夫婦二人連れとすれ違う。旦那は山の辺の道ウォーキング的な格好で、かつトレッキングでも有りかな?という服装だが、奥さんは町中を歩いていても違和感無しの服装で、山の辺の道くらいまでならOKという服装だ。山登りにはこの先奥さんは大変そう。奥さんの表情や歩き方にも何となくそれが読み取れる。その靴で大丈夫?ローヒールみたいだけどパンプスじゃぁないの??って・・・。夫婦で温度差が有ったのが面白いな( ´艸`)プププ 日常でもそんな感じの温度差で、のちのち熟年離婚とかしたりして~。・・・などと、余計なお節介の勝手な想像をしながら挨拶を交わしてすれ違い、先へ・・・www

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暫くすると、あの“はりがね”が路面に現れた(下の写真)。これのことね。路面の補強か・・・。

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まだまだ下る。

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何となく右手で水が流れる音が大きくなってきた感。

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右手の土手の向こうが沢みたい。

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竜王ノ滝って有るのかな?

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どんどん下る。
随分と歩き易いトレイルになっている。

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途中で右手に小滝が有る(下の写真)。これが竜王ノ滝???・・・分かりません。ちなみにこのあと見かけた滝は無く、ここだけしか見なかった。

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まぁ、とにかく下山。

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ノンビリ下山できるトレイルになったな。

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途中分岐が有ったが、通行止め。

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結局のところ分岐らしい分岐は無い。迷わず進める。

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途中、左手に石仏(下の写真)。

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それにしてもこちらのほうがルートとして良いな。

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今回のように両方使っても良いだろうが、何にしてもこちらのルートを登りか下りかどちらかにでも入れておいたほうが良いだろう。

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前回はあの往きのルートのピストンだけだったので、下りがちょっと退屈だったが、今回は良い。

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こちらのルートは初めて、ということも有るだろうがね。

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また、幅が広めという点も有るだろうね。

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リラックスしたい下山には、こちらを下山ルートとして使うほうが良いか?

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まぁ、人それぞれですかな。

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あ・・・左手から沢。なんか良い感じ。

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こういう道は好き(下の写真)。

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右手の沢は離れていたが、また右手からここに流れてきて、二つの沢が合流しているわけだ。
下の写真はその合流してきた右手の沢を渡る橋。

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パイプで繋がっている点がちょっと興醒めですが・・・(^_^;)(下の写真は振り返って撮影)。

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左からの沢が本流みたいです。

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今度は沢を左に見ながら下る。

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あ~、良いな。

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好きです。

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こういう感じのトレイル。

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良い感じで緩い下りが続く。

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程なくして沢から離れると、ちょっと広い所に出る(下の写真)。林から出るのかな?

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いや、まだか・・・(^_^;)

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・・・と思っていると、いつの間にやら下が舗装路。

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林から今度は本当に出た。

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この辺が登山口??ハッキリしないけど・・・。たぶん登山口の道標を背中に見落としているんでしょう。時刻は11:35。

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上空が開け、明るい舗装路を歩いていく。
もう山から出たと言っていいでしょうな。

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左手に堰堤。沢はここに流れてくるのか・・・。

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先へ・・・。

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また左手に沢と再合流。

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結構舗装路が長いですな。

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クルマは入ってこないな・・・。

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緊張感無く歩いていく。

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勾配は殆ど無く、フラットな舗装路を淡々と・・・。

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ホゲ~~と歩き続けるwww

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やがて里の気配が・・・。

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目線の低さが分かるだろう。

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もうそろそろ町かな・・・。

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先のほうに人影が多く見えてくると・・・。

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山の辺の道に合流(下の写真)。

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A⇔Bが山の辺の道。冒頭で書いたように、今回は山の辺の道ウォーキングはしない(尚山の辺の道については「山の辺の道ポタリング 2007.02.24」を参照してくださいな)。

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ただ、柳本駅に帰るために少し歩くのでね。
合流地点からの眺め(下の写真)。

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低い位置からの眺めも良し。

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柿が多いな。高い木の上にたくさんなっている。

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今日は柿を推すか・・・。

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秋の山の辺の道・・・。

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良いんじゃぁない?

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でも深入りはしないで、歩くのみ。

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ここなんか左右が古墳なんだけどね。写真は撮りましたが載せません。

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載せると触れないといけない感じになるので・・・。
ウォーキングしている人が結構いるな。ハイカーではないので、いちいち挨拶はもうしませんが~。

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右手に龍王山か?あるいはその北の山かな?ちょっと分からん。

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長閑な山の辺の道を進む。

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田畑の間をぬう山の辺の道。
ここでは紹介しないでおきながら、山の辺の道はお薦めです。

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ちょっと住宅の間の小道を歩くと・・・。

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トレイルセンターが見えた(下の写真)。朝はあちらのほうへ向かい、長岳寺横から龍王山へ登った次第。

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これで往きのルート上に戻って来たわけだ。下の写真の道をまっすぐ進めばR169に出合う。

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あとは往きのルートを逆に辿り・・・。
JR桜井線・柳本駅に到着(下の写真)。時刻は12:10。

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暫く駅舎で待ったあと、電車が到着。
乗り込んで、幾つかの路線を乗り継いで大阪市内へ・・・。
14:20に無事帰宅。

5年ぶりの龍王山、前回は2月ということで登山道や山頂で人には2回しか会わなかったが、今回は秋の丁度良い時期で頂上到着以降はちょくちょく人と会った。駅が近いし、山の辺の道とのセットでも登れるからだろう。そういう点でも登り易い手軽な山かも知れない(舗装路を使ってクルマで登ってしまうことにはそれぞれ是非が有るだろうが)。
ルートは今回往きと帰りで変えたわけだが、(前述の繰り返しになるが)初めてということも有るだろう、下山ルートで使った道のほうが良い印象だ。
前回は頂上のみでその他の界隈を回らなかったが、今回は北城跡や柳本龍王社を巡り、山城跡を含めて龍王山を満喫できた感。城マニアではないので、地形を見て城を想像し、古にひたることは残念ながら出来ないが、好きな人には面白いかも知れない。
あと、頂上からの眺めはやはり良かった。
“お片づけシリーズ”ながら、出発当初に思っていたよりも「行って良かった~」と思えるハイキングだった(出発時はホント片付け仕事気分だったのでwww)。

さて、次は・・・。
(もう次も、その次も行っているんだけど、記事のアップが遅くて・・・。ちなみにまた“お片づけシリーズ”です。)
 

コース概略/
(自宅(5:30)→○○線・△△駅→□□線・▽▽駅・◇◇線→上本町駅・近鉄大阪線→桜井駅・JR桜井線→)
JR桜井線・柳本駅(7:32)→r150→R169→天理市トレイルセンター(7:53)→長岳寺横農道→登山口(8:10)→石不動(8:40)→林道出合(9:04)→龍王山山頂・龍王山城南城跡(9:17)→柳本龍王社→林道→龍王山城北城跡(10:10)→林道出合(10:44)→龍王の滝入口(11:35)→山の辺の道→崇神天皇陵→山の辺の道→R169→r150→JR桜井線・柳本駅(12:10)
(→桜井駅・近鉄大阪線→鶴橋駅・◇◇線→▽▽駅・□□線→○○線・△△駅→自宅(14:20))

(↓クリックすると別ウィンドウで拡大表示できます。)
20121104map

GPSデータ/
歩行距離/11.0km
歩行時間/2hr49min
停止時間/1hr50min
最高速度/14.3km/hr
移動平均速度/3.9km/hr
全体平均速度/2.4km/hr
標高差/528m
総上昇量/601m
最高標高/597m(龍王山山頂)
積算歩行距離/143km
積算総上昇量/6223m

ガーミングラフ/
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20121104graph

ルート鳥瞰図/
(↓クリックすると別ウィンドウで拡大表示出来ます。)
20121104bird

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Comments

こんにちは。風邪で死んでました
歩きやすそうで楽しそうな道ですね。
柿が美味しそう♪ 行動食に(笑)
僕はトレイルセンターとか観光案内所とかは必ず立ち寄る派なんです
色んなパンフが置いてあるのでイベントやトレイルに関する情報・近隣の情報や
後々ブログに書くときの参考にしたりするのにパンフ貰ったりしてます。

山の辺の道か・・・懐かしいです。
以前katzeさんの記事を読んで僕もMチャリで
走りに行きました。とてもフインキいいところ
だった記憶がありますがチャリだったのでゆっくり景色を楽しむことが出来ませんでした。
今度はのんびりハイクで行きたいな。

« 投稿: 登山 好人  2012年12月 6日 (木) 16時14分

登山 好人さん>
え~~、それは大変でしたね。
もう良くなられたのでしょうか?
ぶり返さないようにお大事にしてください。

案内所に立ち寄るとそういうメリットが有りますね。
ネットでは分からない情報も得られるかもしれませんしね。

自転車は主要スポット間の移動にはメリットは有りますが、その道中を楽しむには速過ぎますね。特に山の辺の道みたいに道すがらを味わいたい所は・・・。
僕も山の辺の道ウォーキングしようかな~~。

« 投稿: Katze  2012年12月 6日 (木) 17時07分