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2013年2月 9日 (土)

伊那佐山~井足岳ハイキング 2012.12.23

年月日/2012年12月23日(日)

山地名・地域/宇陀山地

天候/曇り時々晴れ

目的/奈良県中部の宇陀市に有る、伊那佐山と井足岳に登る。

内容/
今回も“お片付けシリーズ”のハイキング(“お片付けシリーズ”とは・・・「奈良・龍王山ハイキング 2012.11.04」の冒頭参照)で、奈良県の中部、宇陀市に有る「伊那佐山」とその北隣に位置する「井足岳(いだにだけ)」に登ることにする。
“と或る手段”で初めて入った山で、ハイクとしては今回が初めてだ。

20121223hike_1s 自宅を6:10に出発。
電車を乗り継ぎ、近鉄大阪線・榛原駅に8:03に到着。
駅前から奈良交通バスの菟田野(うたの)町行きのバスに乗り込む。日曜日は一時間に一本しかないから乗り遅れたら大変だ。僕以外に乗った人は一人。ちなみにバス停には、高見山に向かうと思われる4~5人のハイカーグループが別の乗り場でバスを待っている。恐らく冬季の土日に運行する高見山登山口の行きのバスを待っているのであろう。
そんな姿を横目にバスは出発。r31を南下し、8:18に比布(ひふ)バス停に到着(右と下の写真)。降りたのは僕一人。尚、下の写真は乗ってきた方角、榛原駅方面を見て撮影している。

GPSやカメラを準備し、8:23にバス停を出発。
ちなみに周りにコンビニは勿論のこと、飲料の自販機すら見当たらない。

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ちょっとだけ菟田野町方面に歩き、最初の分岐で左折(下の写真のAへ黄色の矢印のように・・・)。

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市道?町道?だかに入る(下の写真)。

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山裾の辺りは靄がかかっている(下の写真)。

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比布より先のr31は芳野川から少し離れている所を通るのだが、この道は芳野川(下の写真)沿いをトレースしている。
下の写真に見えている中央の山が伊那佐山だ。あそこに登るわけだ。

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芳野川左岸のこの道を東進。
程なくして道沿いの右手に有る「伊那佐文化センター」の横を通る(下の写真)。ここには飲料の自販機が有る。買うチャンスはここがラスト。

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伊那佐山を左に見つつ歩き続ける(下の写真)。

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こぶが二つあるが、勿論高いほうの左が山頂。下から概ね九十九折れで登って、右側のこぶ付近に上がり、そこから稜線に乗って左の山頂に到達する感じ。

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尚、今歩いている道は、歩道が充分に確保されていないにもかかわらず、ちょくちょくクルマが通るので注意。

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早くこの道から脱して登山道に入りたいものだ。
左手には里山の雰囲気がいっぱいだ。

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橋が見えてきた(下の写真)。「竹橋」だ。これで芳野川を渡る。

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側道橋が有るのでそちらを使う(上の写真の中段と下段)。
芳野川が横に見える(下の写真)。

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鳥を見るとつい写してしまう(^^ゞ

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竹橋を渡った直後で左折(下の写真の黄色の矢印)。

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道標通りに進む。
道標の指す方角に登り坂(下の写真)。

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ここを登る。

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麓の田畑の間を登っていく。

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すると交差点に出る(下の写真)。僕はDから登って来た。

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角に道標が有る(上の写真の赤色の円)。直進するAが登山ルート。
ちなみに前回の“と或る手段”の際には、榛原駅からその“と或る物”を使ってCからここにやってきた。なので、バス停比布からここまでは初めての道だったわけ。
さて、Aの坂を少し進むと・・・。

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その先にまた分岐(下の写真の上段)。

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ここは左折してAへ・・・。
道標によれば伊那佐山山頂まであと1300mとのことだ。
右の石柱には「大明神道」と彫られている。真ん中の石柱には十五丁と彫られている。
道幅の狭い登り坂を登る(下の写真)。

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人が全く外に出ていないな。

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上の写真の竹と切り通しの道を抜けると、下の写真のような場所が見える。
黄色の矢印の辺りが登山口だ。

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登山口・・・としたが、勝手にそう思っているだけです・・・(^^ゞ
右手にコンクリート舗装の急坂が有り、ここから先へはクルマは入れそうにないので(・・・ん~ひょっとしたら行けるか??)、登山口としただけ~~。
伊那佐山山頂まで1180mらしい。

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コンクリートの急坂を登っていく。
杉の植林地帯が始まる。

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石碑だ(下の写真)。

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坂の途中の左手に、梵字が彫られた石碑が立っている。

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そこからちょっと上にT字路(下の写真)。

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突き当たりを左折(上の写真)。ここで十三丁とのことだ。
このT字路に生えている竹の向こうに民家が見える。それが最後の民家で、ここから先はもう民家は無い。
一層細くなった舗装路を少し登ると・・・。

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ダートに変わる(下の写真)。

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林の中に入っていく。

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ここからようやく本当の山歩きの始まり。

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勾配はまだ緩い。
少し歩くとトレイル沿いに碑が見えてくる(下の写真)。

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ここで時刻は8:55。

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山神・・・山ノ神と彫られている。ちなみにここで十二丁。

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植林帯を登っていく。

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まっすぐで緩やかな勾配のトレイルが伸びている。

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朝日の木漏れ日の中をのんびりと進む。

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晴れた日曜の朝の清々しい光だ。

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植林帯を歩くのが好きではない人にはあまりお薦めできないが、歩き易いトレイルですな。

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程なくして分岐(下の写真)。僕はCから来た。

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「右 やたき  左 大明神」と彫られた石標と、石の鳥居が有る(下の写真)。
右のBのやたきのほうはフラットなトレイルが続いている。どこへ出るのかは知らない。
ここは勿論黄色の矢印のようにAへ進む。山頂まであと僅か750mくらいだ(上の写真の赤色の円内の道標参照)。

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石の鳥居をくぐる。登山道は頂上に有る「都賀那岐神社」の参詣道でもある。

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U字溝のトレイルを登る。

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先程までと同じような感じのトレイルが見えるが、緩かった勾配は徐々に急になってくる。

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そしてある程度まで急になると、九十九折れで斜面を登るようになる。

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右に左に切り返しながら登る。この辺りで八丁くらい。

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九十九折れの様子は下の写真で・・・。

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割と長めの坂になると・・・。

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ここで七丁。

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九十九折れが終わって少しまた勾配が緩くなると、先の方に道標が見えてくる(下の写真)。

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分岐だ(下の写真)。
自明・桧牧分岐に到着。時刻は9:10。

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分岐には
「左 自明桧牧(じめいひのまき)  右 嶽大明神 是より五丁」
と彫られた石標がある(上の写真の右下)。
左のBはフラットなトレイルが伸びている(上の写真の左下)。
右のA・・・と言うか、まっすぐ登っていくトレイルが山頂へ通じるトレイル。山頂まであと500m程だ。
Aへ進む(下の写真)。

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初めは比較的緩めの勾配のトレイル。

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登り始めた最初の頃の、山ノ神の碑辺りのトレイルに似た感じ。

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ふと足元を見ると・・・。何かの動物の足跡だ。前に三本の指(爪)の跡が見える。
何だろう??

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暫くすると勾配が徐々に急になってくる。

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左手に少し巻くような感じになってくる。

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位置的には、山頂の下の丁度南の斜面に差し掛かっている。

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そしてここからまた九十九折れで急斜面を登っていく。

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勾配も急になっている。

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九十九折れと書きながら上や下の写真の向きが多いのは、これらと逆向きだと、日差しが正面に来て撮影が難しいから。

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そう・・・下の写真の向きだとね。これは丁度木々で日差しが入ってこなかったからまともに撮れた。ここ以外はデジカメに光がガツンと入ってしまうので撮れなかった。

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で、上の写真が、もう九十九折れの最後。
周りは植林から雑木林に変わっている。
登り切ろうとする所が下の写真。看板が見える(下の写真)。

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麓から伊那佐山を見た時に、二つのこぶのように見えていたのを憶えているだろうか?
こちらは低いほうのこぶ。ここは分岐になっている(下の写真)。

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僕はCから登って来たのだが、左のAが山頂へ通じている(下の写真)。左にカーブしたあと、稜線伝いに高いほうのこぶである山頂に向かうのである。

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逆のBは下りになっていて(下の写真)、ここより少し低い東の位置に「猿岩」と名付けられた岩が有る。そこからの眺めが良く、ここに有る看板は「猿岩展望台→」と書かれた案内板だ。

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前回の“と或る手段”で来た時も、猿岩展望台に寄った。今回も山頂よりも先に一旦猿岩に向かうことにする。展望を拝んだら折り返し、またここに戻ってきて山頂へ向かうことにする。
雑木林の中を下る(下の写真)。

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トレイルはハッキリとしているので迷うことは無い。
ただ落ち葉が多く、前日の雨の影響で少し濡れていること、加えてちょっと急な斜面なので、滑らないように注意して下る。

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明るい雑木林のトレイルだ。

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上の写真の先は登りに転じている。
そこを少しだけ登ると・・・(下の写真)。

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ここをちょっと登った先からまた下りが始まるのだが、その場所が明るい(下の写真)。
展望が有りそうな気配が伝わるだろう。

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登り終わった所の正面に木が有り(下の写真)、そこに隠れるように・・・

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岩が有る。これが「猿岩」。
到着時刻は9:29。

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岩に「猿岩」と書かれたプレートが突き刺さっている点が無粋なんですけどね~。せめて脇地面に指しておけばよかったのに・・・。
上の写真では猿には見えないが、反対側に回り込むと下の写真のように見える。これなら岩の形から猿の顔を思い浮かべることが出来る。・・・てか、たぶん猿の顔から「猿岩」と付けられたのだと勝手に解釈。実際のところは調べていない(^^ゞ

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大きさは・・・下の写真で、僕の足と比較してだいたい想像してくださいな。

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で、ここから南側が開けている(下の写真)。

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芳野川沿いの麓の里山の風景と、遠くに吉野の山並みが見える。

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下の写真の川が芳野川。僕が歩いた所よりもさらに先の南のほうだ。
川沿いに田園が連なり里山を形成している。
結構この辺りにはたくさんの丘陵が有るようだ。

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麓の様子がくっきり。

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でも何となく前回に来た時の方がくっきり見えた気がするな。今朝のこの付近の麓は靄がかかっていたし、今日はいまいちかな?
下の写真で、真ん中辺りの向こうに見える尖った山は烏塒屋山。右手の松の木に隠れ気味の高い山が龍門岳。これらの山よりも手前が宇陀で、向こう側が吉野だ。

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やっぱり今日はいまいちだな。山並みが白黒のぼんやりとした濃淡でしか写らない。
気候とのタイミングが合えば、もっとくっきりと綺麗に見えるよ~(・・・と思うよ~)。

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座ってノンビリとしたい気は有るが、山頂に早く着いておきたい気のほうが強いので、猿岩から折り返し、来た道を戻る。
先程の分岐に戻ったら、山頂に向かって稜線を進む(下の写真)。

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勾配は相当に緩い。フラットに近くなっている。

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路面をよ~く見ると、落ち葉や土に隠れてはいるが、この辺りだけアスファルト舗装されているようだ。

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緩い登りのあとは、ちょっとだけ勾配が急になる。
すると、すぐに石段と社殿らしき建物の頭が見える。

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石段の前。ここを登ると・・・。

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伊那佐山山頂に到着。時刻は9:40。
標高は637.2m。

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山頂には「都賀那岐(つかなぎ)神社」の社殿が有る。

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『都賀那岐神社』

御祭神は高霎神(たかおかみ),頰那芸(つらなぎ)神
もとは「嶽大明神」と称されていた(登山道上の石標にもその名が彫られている)。
太古より祭祀されていたようだが、社名の起源などの史料が少なく詳細は不明。
尚、頬那芸神は灌漑や水に関わる神とのことだが、これも実体は不明。古来、日照りが続くと岳登りと称して山頂にお参りして雨乞いをしたと伝わる。特に江戸時代は、祈雨・止雨の神として篤く信仰されていた。
また、“つがなぎ”とは、百済の軍が新羅との戦いに使った握り棒のことであるとする説、あるいは都加使主(「日本書紀」に載っている渡来人で、阿知使主(あちのおみ)の子。父は東漢(やまとのあや)氏の祖。応神天皇のとき父とともに渡来。雄略天皇死去の際,大伴室屋(むろや)とともに星川皇子の乱を鎮圧,清寧(せいねい)天皇即位につくしたとされる。)のこととする説などがある。

本殿(下の写真)。

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社殿の前に歌碑が有る(下の写真)。

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楯並めて 伊那瑳の山の
木の間ゆも い行き瞻らひ
戦へば 我はや飢ぬ 島つ鳥
鵜飼が徒 今助けに来ね

たたなめて いなさのやまの
このまゆも いゆきまもらひ
たたかへば われはやえぬ しまつとり
うかひがとも いますけにこね

古事記に由来するこの歌で、神武天皇が東遷の際、この地に至って鵜飼いをしていた人に食べ物を持って来て欲しいと要望する内容で、「戦闘に協力せよ」という意味にもとることが出来る。

信仰の山としての伊那佐山について・・・

鳥居が額縁になったかのように美しい山の稜線を持ち、地元の人から「山路岳」と呼ばれることもある伊那佐山は、古事記・日本書紀にも登場する由緒ある山である。
「いなさ」とは「東南の風」という意味だといわれている。古代の製鉄 砂鉄から鉄の精錬するための「タタラ」には、風がとても重要で、製鉄に由緒のある神社は、東南向きに建てられることが多いそうである。
そんな御縁からか、当地には伝説の刀匠・天国(あまくに)の言い伝えも残されている(伝説の名刀「小烏丸」は彼の作品と伝えられている)。
八咫烏神社から芳野川に沿って上流に向かうと、菟田野区(うたの)に至る。菟田野は、古来より水銀が産出することで有名で、近年まで大和水銀鉱山が有った。ちなみに水銀とは、古語でいうところの「丹」である。
また、芳野川を遡ると、宇太水分神社という式内社が有る。水分とかいて「みくまり」と読む「水」の神さまである。この水分神社にも伝説の刀匠・天国の言い伝えが残されている。これもまた、興味深いことである。
八咫烏神社 公式HPページより抜粋)

綺麗な社殿とは対照的に、その横に少し朽ちかけた建屋が有る(下の写真)。管理用の社務所だったのであろうか?

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中の壁には落書きだらけ(-゛-メ) 立ち入り禁止になっている。

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縁台に記帳用のバインダーファイルが有る。

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Katzeの名まえで記帳する。「パーティー名」「フリーコメント」とかの項目からすると、登山ノートに近いか・・・。「出発地」は家の場所か?ハイクのスタート地点か?・・・後者にしておこう。「フリーコメント」は「2回目 これから井足岳へ!!」と書いておこう。

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社殿の向かって左側に展望場所が有るのだが、木々に遮られて狭い角度しか見えない(下の写真)。

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展望の説明用の立派なプレートが有るのだが(下の写真)、こんなに広角ではない。

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下の写真のような感じ。

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ん~~・・・

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なんともはや・・・(^_^;)
猿岩には比べて・・・。

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社殿の周囲は歩けるようになっている。
展望場所とは反対、社殿の正面向かって右側に三角点が有る(下の写真)。

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三等三角点だ。

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登頂成功のイェ~~イ。

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座って少し休憩できる場所が有ればいいのだが、社務所(?)の縁台(?)は座れないし、展望場所に有る休憩用の切り株はジメっとしているしで、休憩無しで次の井足岳に向かうことにする。
今日のハイキングを三部に分けるとすれば、ここまでが第一部。これからの井足岳山頂までが第二部だ。
伊那佐山から井足岳に向かう登山道は、社殿と三角点を背にした辺りから降りることで始まる(下の写真)。どこかの山友会が付けた道標が有る(下の写真の赤色の円内)。

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山頂の北の斜面である、急斜面の九十九折れの下りだ(下の写真)。

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登って来たトレイルは綺麗かつ緩やかで道幅が広かったが、ここから先はもう少しワイルドになっていく(この先を知っていますので・・・)。

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急斜面を下り終えると緩やかなフラットのトレイルになる。

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参詣道としての登山道であった登りと違い、山道らしくなってきた。

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伊那佐山の北の尾根伝いに進んでいる。

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僅かに登ると・・・。

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また下り(下の写真)。

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どんどん下っていく。
下り勾配が緩くなった。

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この辺り、“と或る手段”で来た時は一番良い区間だった。

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その“と或る手段”が何だか分かる人には、伝わるだろう。

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また急下り(下の写真)。

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滑らないように下る。
北側の斜面のせいか、やや日当たりが悪い。それでもちょっと木漏れ日が差し込んでいる。

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フラットになって・・・(下の写真)。

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また急下り・・・というところで下の方に林道が見える(下の写真のA⇔B)。

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時刻は10:07。
林道に降りると、上の写真のような案内板が有る。

20121223hike_122s 「これより、イダニ岳・桧牧方面への山道はハイキングや登山に適しません(榛原方面は林道奥の森線を下る)。」と観光協会によって書かれている。しかし、その“適していない”道で行きますよ~、僕は~~。尚、別に進入禁止ではないですので、入っても全然OKです。・・・ただ、伊那佐山山頂に登った時の気分でそのままで行けるような、お気楽ハイキングではないですよ・・・ってこと。ボ~ッとしていて歩けるような道ではないです。
林道のBの方角はフラットな林道が伸びている(右上の写真)。前回あの先をちょっと行ってみたことが有る。山の中を快適に進めそうな林道で、ゆくゆくは伊那佐山の東側の集落に出るようだ。
井足岳への、その“適していない道”は、先ずは榛原方面のAへ向かう(下の写真の黄色の矢印)。

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切り通しの林道をちょっとだけ進むと、下の写真のような分岐。
僕はDから来た。
まっすぐ幅員の広い道のBが榛原駅方面へ帰れる林道の続き。
右手に分岐しているCはまた別の林道で、基本的に林業の作業道らしい。自明の集落に向かっているようだ。
井足岳山頂に向かう本命の道はA(下の写真の黄色の矢印)。

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林道上に立っている位置によっては、何の予備知識も無かったらひょっとすると見落としそうな入り口だ。
Bが下っていくのに対し、この細いAのトレイルは登っていく(下の写真)。

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笹の葉をかき分けて進む(下の写真)。
ふらふらしていると、左の林道の上に落ちますので注意。

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トレイルが見えるようになった。

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林道とは完全に分かれ、いよいよ井足岳山頂を目指す。

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まぁ、まぁ一見、快適なトレイルのようですが・・・(下の写真)、少し登ると・・・、

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下りに転じ、ここから暫くは倒木越えのオンパレード。下の写真のような感じで倒木がゴロゴロ。

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倒木ゾーンを進む。
トレイルを塞いでいる。前回は“と或る物”を担ぎあげつつ突破したが、今回はハイクなので随分と楽。

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下りが続く。

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全くトレイルを手入れする人無し。

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でも、面白いけどね。

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藪こぎは嫌いだけど(←何が潜んでいるか分からないから)、倒木は嫌いではない。

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少しフラットな区間を過ぎ・・・。

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また下り・・・&倒木w

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またフラットになって・・・。

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また急下り(下の写真)。短いフラット区間を挟みつつ全体的には下りが続く。

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青色のペンキの意味は・・・何だったけかな~。聞いたことが有ったのだが忘れた。

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でも何となく登山道の目印っぽくなっている。・・・が、この木に塗られたペンキはあまり信用しないほうがいいと思う。井足岳のルートには赤色のテープや山友会の道標が幾つも有り、そちらを信用した方が良い。この山の道標と赤色のテープは信頼出来る。

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またフラットになり、倒木ゾーンが続く。

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またいで、またいで・・・。

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少し歩き易くなったと思うと、先の方に倒木・・・。

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なかなかの倒木具合。

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下の写真なんか・・・、まるでぶん投げたみたいな折れ具合。

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下り再開。

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下りになると何故か倒木が少ないな。

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伐採した跡もあるな。

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フラットになると、また倒木(下の写真)。

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写真では倒木のおかげでトレイルが分かりにくいが・・・。

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現場では分かり易いよ。下の写真のようにテープも有るし。

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また下る~~。

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急斜面の木々の間を抜けて下る。

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ここでも赤色のテープが有るので、それに従って踏み跡を探して降りていく。

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上のような写真だけでは分かりにくいが、例えば下の写真だと黄色のラインが正解ルート。

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振り返って撮影(下の写真)。急斜面の様子が少し伝わるだろう。

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下ると正面に、今度は同じような急斜面の登りが待っている(下の写真)。

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どんどん登る。

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テープを見つけながら進む。

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でも直登に近い感じ。下の写真は振り返って撮影。

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急斜面を登り終え、勾配は緩くなる。

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そしてこの辺りより、倒木ゾーンから分岐ゾーンへと変わる(僕が勝手に名付けている)。ここまでは倒木が目立つ区間だったが、ここから先の山頂までは、分岐をどう進むかがハイクのポイントとなる・・・そういう区間だ。
下の写真の先に岩がゴロゴロしているだろう。僕と同じルートを行く人は、あれが見えたら気をつけないといけない分岐がすぐ先に有ると思ってくれればいい(このコースで岩場は少ないので分かり易いと思う)。

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岩場を過ぎると・・・。

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その問題の分岐(下の写真)。

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僕はCから来た。
井足岳山頂へはAにUターン気味に折れる。山友会の道標に従うこと。

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真っすぐ伸びているBへ下るトレイルがAよりも分かり易くなっている。道標や赤色のテープが無かったら、そのまままっすぐBへ進んでしまいそうになる。

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正解のAはBよりもトレイルとして分かりにくい(下の写真)。

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急斜面を木々の間を抜けて下る。

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道標やテープが無かったら、ここを降りようと思わずに、Bへ行っちゃいそうだな。

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どんどん下っていくと・・・。

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フラットなトレイル上に降りる(下の写真)。

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僕はEから降りてきた。下の写真はEの急斜面を振り返って撮影。

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正面のCは下の写真。トレイルか、単なる植林の隙間かはっきりしないが、何にしてもCは違う。

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下の写真は左折する方角のD。先の方が見えないが、トレイルが途切れて終わっているようにも見える。Dも違う。

20121223hike_176

右折した方角のさらに右手にBのトレイル(下の写真)。これも違う。林業の作業道で、どこに繋がっているかは知らない。まぁ、伊那佐山~井足岳間の東側の集落のどこかに出られるのかも知れないが・・・。

20121223hike_177

正解は、右折した先の左手のA(下の写真)。

20121223hike_178

尾根上ではなく、少し下がった位置のトレイルを進む(尾根に入ってもすぐ先で合流出来るが、木々の間の踏み跡の無い&倒木だらけの地面を歩くだけなので意味が無い)。

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しかしすぐに尾根に登り上がる(下の写真)。

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岩場と、その先にネットが見えてくる(下の写真)。

20121223hike_181

このネットに出くわせば、先程の分岐から正解ルートを進んでいると思っていい。
ネットを左にして岩場を進む。
左手のネットの向こうには伐採した木々と隣の山の斜面の木々が見えるだけ。特に展望は無い。

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急下りになる。

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ネット沿いにどんどん下っていく。

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下っていく途中で、木々の間から少しだけ山が見える。

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その場でコンパスで確認しなかったので、どの辺りの山かは分からないが、西寄りの方角・・・。龍王山や巻向山方面か?それとも音羽山方面か・・・?いやいや、もう少し遠くの大阪との県境の葛城の山か??・・・分からん。

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で、下っていくと・・・(下の写真)。

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フラットになり・・・(下の写真)。

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分岐に出る(下の写真)。僕はCから来た。

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ここでも山友会の道標通りで、左のAへ。
右のBは下りだが、どこへ通じているのか分からない(下の写真)。西谷の集落や桧牧の集落に出るのかも知れない。

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では、左のAへ(下の写真)。

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フラットなトレイルだ。

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この辺りも、前回”と或る手段”の時に楽しんだトレイルだったな。

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良い感じでしょ?

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程なくして分岐っぽい所に出る(下の写真)。

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尾根を進むか、下っていく林道風のトレイルを進むかだが、どちらでもこの先で合流するので同じ。僕はそのまま道なりに林道風のトレイルを進む。

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尾根と並行して進む。

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そして分岐(下の写真)。僕はDから来た。

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尾根に入っていたらCからここへ降りてきたことであろう(下の写真)。
この先は上の写真の黄色の矢印のようにAへ・・・。

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ちなみに左手のBへ下りのトレイルが見える。上井谷の集落付近に出ると思われるが、行ったことは無い。

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で、Aへ・・・(下の写真)。少し登り勾配。

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登っていくと左にカーブ。

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さて、この分岐ゾーンに入ってから倒木は少なくて歩き易かったが、この先に倒木ならぬ藪こぎゾーンが待っている筈。
快適なトレイルの先に・・・。

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藪~~~。
プチ藪こぎ状態のトレイル。

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少し進むと下に踏み跡が見えてくるんだけどね~。夏場は絶対に入りたくない。

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藪が減った~~。

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藪のおまけに倒木も付いてくる。

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ほら・・・。

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繰り返すが・・・絶対に夏場は来たくない。

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そして・・・前回よりも倒木と藪が激しい場所に出る(下の写真)。前回はAへ、左の倒木をくぐりつつ藪もかきわけて進めたが、今回は進む気が起きないくらいに藪が前を塞いでいる。一方、右のBに新しい踏み跡が出来ている。藪こぎは有るが、倒木は無い。倒木回避の新しい踏み跡だ。テープも有る。

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今回はBで倒木を迂回。
Bの藪も・・・。夏場だったら下に何がいるのか分からないので嫌だな~~。
で、本来のトレイルにも戻ったところで、振り返って塞がった元々のトレイルを撮影(下の写真)。あそこから出てくるのは・・・辛いな。てか、嫌だな。

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そしてまた倒木を少し抜けると・・・(下の写真)。

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快適な尾根道が復活。

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この辺りから遠くにクルマの音が聞こえ始める。東にR369が通っていて、そこから聞こえるようだ。

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ここから先に藪は無い、倒木も少なくなる。分岐もあと一,二箇所くらいだったな。

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伊那佐山から下山して林道に降りた時に“ハイキングに適さない道”とあり、確かに先程までは“お気楽ハイキング”とはいかない感じだった。まぁ、でもあれくらいのことが有ったほうが面白いけど~~。
で、今はだいぶお気楽。

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トレイルを見れば分かるでしょ。

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木漏れ日トレイルを歩く。

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東側の斜面が明るい(下の写真)。

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木々の間から右下に建物が見える(下の写真)。西谷の集落の外れに老人ホームが有ったかと思う。おそらくそれ。

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この辺りが、井足岳へのルートで最も人の気配を感じる区間。

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あ・・・ちなみに比布バス停を降りてからここまで全く人を見かけていない。

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そうこうしているうちに分岐(下の写真)。

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左のBにハッキリとした下りのトレイルが有る(下の写真)。降りていったら集落に出ちゃうことでしょう。

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ここはAの斜面を登る(下の写真)。

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山頂がだいぶ近い。

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直登すれば最短で井足岳山頂に着くが、トレイルはそうはなっていない。途中で一旦右手に回り込む(下の写真)。

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倒木にまでテープが巻かれていて、何としても右に行かせようとしているwww

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登って来た斜面を振り返って撮影(下の写真)。

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緩くなった斜面沿いの道を進む。

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一旦やや東の方角に向かって歩いているので右手が開けていて、そちら南側から日差しが射し込んで明るい。

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R369からのクルマの音もよく聞こえる。

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先にトレイルが見えなくなる辺りで、左手の急斜面を登るようになる。テープが有るのでそれが頼り。

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たしか、そんなに長い距離ではなく、ちょっと登れば済んだ筈。

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振り返ると・・・、南の方角に山。

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あれは伊那佐山だ。あそこからここまで歩いてきたか~。

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と・・・、すぐに稜線上に降り立つ(下の写真)。僕はCから上がってきた。
Bからトレイルが来ている。檜牧側から登ってくるルートが有るのだろうか・・・調べていないので不明。

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ここは左折してAへ。
山友会の道標も指し示している(下の写真)。

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もうすぐ山頂の筈だ。

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快適で明るいトレイルが続く。

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写真は無いが、今度は左の西側のほうに木々の間から芳野川の集落が僅かに見える。

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フラットに近いくらいの緩い登りを進んでいく。

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すると・・・。

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井足岳山頂に到着(下の写真)。
時刻は11:21。まだ昼前だ。

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三角点は見当たらない。前回も見つからなかった(実は・・・またあとで・・・)。
なので、ここで登頂成功のイェ~イ。
標高は550.5m。
周りの木々で展望は無し。

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山頂にはたくさんのプレートや立札が有る(下の写真)。
前回から有った物から、前回に無かった物まで・・・。

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そんなに要らんだろ~。何故、そんなに付けたがるのか・・・・。ルートファインディングの面でここに着くのが難しいから付けたくなるのか?それとも間違え易い、山頂に似たポイントが近くに有るからか?(実は帰宅後に気が付いたのだが、井足岳山頂の真の場所を惑わす有る情報が・・・。それは記事の最後で・・・)。
軽くチョコ・バーを食べて休憩。座って休める場所は無いので、立ち食い。座りたい人はマット持参が必須だな。
座れないと、長居をせずに帰りたくなる・・・・。で、早々に下山開始。山から降りて榛原駅を目指すのだ。
下山のルートを示す道標が山友会によって付けられている(下の写真)。助かるね。

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で、そのトレイルに入る。山頂の北側の斜面を下って行くのだ。

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・・・が、山頂の広場からちょっと出たところで三角点に気が付く(下の写真)。
下の写真の木々に隠れた正面が山頂で、つまり振り返って撮影した所。ちょっと盛り上がった土辺りが山頂。そして写真の左下に有るのが三角点。

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地籍図根三角点とのことだ。埋められている。
地籍図,国家三角点・・・等々の言葉や違いについて無知だが・・・。
たぶん、この金属は蓋で、開けるとそこに測量用のポール(名前は知らない・・・皆さんも町で測量している時に見たことが有るでしょ?)を立てる際の目印になる、窪みが有る金属プレートが出てくるものと思われる。・・・開けませんよ!確認していません。

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三角点と書かれていると、つい登頂成功のイェ~イ。

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さて、なんか満足してwww下山再開。
急斜面の下り。

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山頂北の急斜面を下っていく。

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結構長い。

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滑らないように注意。

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なかなかの急勾配。

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ルートは見つけやすいので心配ご無用。赤色のテープも有るし~~。

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植林が怖いくらいに垂直に立ち並んでいる。

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下の写真は振り返って撮影。逆に登るときはたいへんだな。

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まだ下る~。

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お、見憶えるが有る場所が見えてきた(下の写真)。

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A⇔Bの左右にトレイルが有るT字路(上の写真の下段)。
僕はCから降りてきた(下の写真)。逆に登ってきたら、Cへ入るのはちょっと分かりにくいかもな。

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で、榛原駅へは左のAへ。

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斜面沿いに緩い下りで進む。

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トレイルが崩れていて、丸太が敷かれている所が有る(下の写真)。

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落ちたら急斜面を転げて下の沢へ滑落・・・。てか、その前に木に引っ掛かるだろうけど。

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丸太に乗るのは逆に危ないので、左の斜面上を迂回して越え、先へ・・・。

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伐採しっぱなしの木々が目立つな。

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丸木橋で小さな沢を渡る。

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隣の斜面に取り付く(下の写真)。登りになる。

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尾根に向けて登っていく。

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倒木が有る。

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スパッと切られていたりして・・・。

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左に巻き込みながら尾根へ登る。

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尾根道に突入。

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なんか・・・曇ってきたな。

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ん・・・ポツリポツリと雨。急な天気の変わりようだ。
本降りにならなきゃいいけどな。

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レインウェアを着用するまでも無いくらいだが、まぁ、気持ち急ごう。

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でも滑らないように、慎重さは残しつつ・・・と。
倒木を越え・・・。

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尾根から下っていく。

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この辺、陽が当たりにくいのか、前日の雨の後で落ち葉が濡れていてスリッピー。

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なので、先程急ごうと書いたが、ペースダウンして慎重に・・・。踏み込みながら下っていく。

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急斜面の下りになった(下の写真)。

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薄暗い谷へ下っていく。

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木々のおかげで雨が降っているのかもう分からないくらいに、雨滴は下まで落ちてこない。
勾配が少し緩くなった。

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どんどん下る。

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伐採した木はそのままなんだね。

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間引きなのかな~??

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急下り終了。谷に降りた。

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横に沢が流れている。

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沢沿いに下山。

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一旦沢を渡る。

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滑らないように歩く。

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左手に巨岩を見ながら、沢沿いに歩く。

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快適な沢沿いのトレイルだな。

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薄暗いけど、こういう所も好きです。

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綺麗な水。

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良い感じ。

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ほぼフラットなトレイルを進み続けると・・・。

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対岸のトレイルに渡るのだが、橋が崩れている(下の写真)。

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こちらの側もまだ先に続いているので、もう少し先で渡れるだろう。

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有った・・・(下の写真)。

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これで対岸へ。

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滑らないように慎重に渡り、トレイルの続きへ・・・。

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沢から離れ、ウハウハなシングルトラックになる。

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もうすぐ集落だな。

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ごくわずかな下り勾配の快適なトレイル。

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途中からコンクリートを流しただけの舗装面になる(下の写真)。

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木漏れ日が射してきた。

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雨はごく狭いエリアでちょっと降っただけで済んだようだ。

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どんどん進むと・・・。

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民家の屋根が見えてくる。

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登山口から出る。

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船尾の集落の端に到着。時刻は12:26。

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出てきた所を振り返って撮影(下の写真)。

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こちらの登山口は上の写真のような感じ。
んで、出てくるとススキ野原が見える。

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その向こうに榛原の東の山が垣間見える。

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さて、ここからはもう舗装路を歩いて榛原駅を目指すだけ。

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右手に額井岳が見える(下の写真)。あそこにはまだ登ったことが無い。いずれ行きたいな~。

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船尾の集落の中の道を下っていく。

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振り返ると・・・。伊那佐山かな~??分からん。

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程なくしてR369と合流(下の写真)。

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R369は伊勢本街道ですな(上の写真の左下)。
R369の歩道を歩く。

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宇陀川沿いに榛原駅を目指す。

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町に入ってきた。

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程なくして左手に墨坂神社の赤色の鳥居と参詣道が見え(下の写真)、国道を離れて一旦あちらへ・・・。

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引き続き宇陀川沿い。

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朱色の橋を渡って対岸へ・・・。

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橋の上から見た宇陀川(下の写真)。

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まだ川沿いを歩く。

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やがてクルマが入ってこないような遊歩道に変わる。

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でも・・・ここに入らないほうが良かったみたい。
ノンビリ・ウォーキングを出来そうでつられた。

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途中で榛原駅から離れていっていることに気が付いた。
適当な所で右折(下の写真)。遊歩道から出る。

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上の写真の右下の建物が市役所。市役所は榛原駅よりも西に有る。僕は駅よりも東側から歩いてきたわけで、行き過ぎたってことwww
クルマがたくさん通る通りの方へ出、ちょっと東へ戻る。
途中で駅へ通じる道に入り・・・。

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R370を横断する、その目の前に近鉄・榛原駅(下の写真)。

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時刻は12:55。榛原駅にゴール。

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駅前でアコギの美しい音色を聞きながら、カメラやらGPSやらをリュックにしまうなど、片付け(ギター、上手かったな)。

あとは電車に乗り、一路大阪市内へ・・・。
15:10に無事に帰宅。

こうしてまた“お片付けシリーズ”を無事に消化し、満足。
2回目ながら、伊那佐山までの参詣道のようなトレイル、井足岳までの倒木,分岐,藪こぎのちょっとワイルドなトレイル、下山の沢沿いのトレイル・・・等々、変化が有って退屈しなかった。
ほぼ午前中に終わるコースなので距離が短く、標高差もそれ程無く、かと言って訪れる人は少なそうなので、一人サクッと楽しみたい人には向いているだろう。分岐は多いが、結局どこかの集落には出そうなので、その点は安心。ただ、(繰り返しになるが)夏場は入りたくないな~。
まぁ、何しても今回も楽しいハイキングでした。

さて、これが結局2012年最後のハイキングになった(ようやく2012年分の記事を書き終えた~(^^ゞ)。登り納めは何か“ビッグな”ハイク・・・とはしない点が自分らしいな。
さて、2013年も続けるぞ~。どこへ行くか・・・(・・・て、現時点でもう4回出撃しているしwww)
  

コース概略/
(自宅(6:10)→○○線・△△駅→□□線・▽▽駅・◇◇線・◎◎駅→□□駅・近鉄大阪線→榛原駅・奈良交通バス→)
奈良交通バス・比布バス停(8:23)→榛原石田→竹橋(8:37)→榛原山路→山ノ神(8:55)→自明・桧牧分岐(9:10)→猿岩展望台(9:29)(折り返し)→伊那佐山山頂・都賀那岐神社(9:40)→林道出合(10:07)→井足岳山頂(11:21)→船尾(12:26)→R369→墨坂神社参道→宇陀川左岸遊歩道→r31→近鉄大阪線・榛原駅(12:55)
(→☆☆駅・▲▲線→■■駅・▼▼線→●●駅→自宅(15:10))

(↓クリックすると別ウィンドウで拡大表示できます。)
20121223map

GPSデータ/
歩行距離/8.4km
歩行時間/2hr19min
停止時間/2hr15min
最高速度/12.9km/hr
移動平均速度/3.6km/hr
全体平均速度/1.8km/hr
標高差/300m
総上昇量/492m
最高標高/637m(伊那佐山山頂)
積算歩行距離/210km
積算総上昇量/9966m

ガーミングラフ/
(↓クリックすると別ウィンドウで拡大表示出来ます。)
20121223graph

ルート鳥瞰図/
(↓クリックすると別ウィンドウで拡大表示出来ます。)
20121223bird

 

<補足> 井足岳山頂の謎

本文で書いたが、井足岳の山頂の場所について、帰宅後に疑問が湧いてきた。

登山関連書籍では大手の某社が出している某ハイキング本を僕は愛用しているのだが、その本の伊那佐山のページで、伊那佐山~井足岳のルートが紹介されている。そこに載っている地図では、井足岳山頂は下の地図の緑色のライン上の、赤色のポールの位置とされている。

20121223hike_340

そこへのルートは、真の山頂だと思っている場所辺りから西へ稜線を進んだ、緑色のラインのルートを採り、そして谷を下っていくものである。
赤色のポールの標高は525m。

ここで情報を整理すると・・・

①僕は前回も今回も、青色の旗の場所を山頂として登った。
②青色の旗の場所の標高は550.5m。
③青色の旗の場所には、山頂を示すプレートがたくさん有る。
④青色の旗の場所には、三角点が有る。

⑤某ハイキング本は赤色のポールの場所を井足岳山頂としている。標高は525m。
⑥地図ではそうなっていながら、本の本文では「井足岳山頂(標高550.5m)となっている。
⑦現所有の本の初版は2010年。しかしそれは改訂版で、以前僕は改定前の2007年頃の同本を持っていたが、同じだったと記憶している。
⑧本には断面図も載っているが、そこでは井足岳の標高が478.2mになっている。断面図上ではピークになっていない。斜面の途中だ。

⑨ネットで井足岳に関するハイキング記事を探し回ったが、載っている井足岳山頂の写真は、青色の旗の場所と同じと思われるものばかりであった。
⑩唯一、赤色のポールの場所を井足岳山頂の場所として地図で紹介している記事が有ったが、それは某ハイキング本の地図をスキャンして取り込み、コピペしたものと思われるものだった。

こうなると、某ハイキング本がつじつまの合わないおかしな間違いを書き、それを何年も直さずに(読者からのクレームも無く)そのままになっていて、真の井谷岳山頂は、青色の旗の場所で正解という可能性が高い。

・・・が、多くの人間が山頂を勘違いしてプレートを立て、そのままそこが山頂だとずっと思われているケースも稀に有るし、標高が高いほうが名前の付いた山頂ということは必ずしも無い。

僕は青色の旗の場所が山頂と思いたい。
一方、赤色のポールの場所がどうなっているのか・・・これにも興味が有る。
さて、真実は?

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Comments

こんにちは

最初は急な登りの連続のように見えますが。。。
あの前足3本の動物の足跡はなんの足跡なんでしょうね。気になる~

伊那佐山山頂の展望はモッタイナイですね。
立派なプレートがあったところを見ると昔は展望良かったんでしょうね。
いまは放置されているような感じに見えます。

途中の薮漕ぎっぽい区間も夏なら絶対に入りたくないですよね~ 
先日もマダニで亡くなられた人がいましたね(+o+) 
気をつけなきゃ・・・マダニ(怖)


 

« 投稿: 登山 好人  2013年2月10日 (日) 12時58分

登山 好人さん>
伊那佐山は距離が短いので、九十九折れの部分とかは急ですが、サクッと登れちゃいますよ~。

足跡はなんでしょうね~。
シカか猪かくらいでしょうが、ハンターなら分かるのでしょう。

伊那佐山の山頂の展望は、おそらくおっしゃる通りで、手入れを怠って、あぁなってしまったように僕も思います。前に来た時よりも更に視野が狭くなった感・・・。
手前の左右二本ずつぐらいの木の枝を刈り込めばだいぶ違いそうです。

マダニでそんなことが!
嫌だな~とは思っていましたが、超怖いです。
マムシやスズメバチなら攻撃されてもその場ですぐ分かり易いですし、ヒルでは死なないですが、暫くたって気付くようなのはとっても厄介ですね。

« 投稿: Katze  2013年2月10日 (日) 23時43分