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2013年3月 2日 (土)

六甲山最高峰ハイキング 2013.01.04

年月日/2013年1月4日(金)

山地名・地域/六甲山地

天候/晴れ時々曇り所により一時雪

目的/六甲山最高峰に登る。

ポイント/芦屋ロックガーデンから魚屋(ととや)道を経て有馬温泉側へ抜ける、ポピュラー・ルートを採る。

内容/
前日の「旗尾岳~府庁山ハイキング 2013.01.03」に続き、この日も年始休みなのでハイキングに出かけることにする。今回は京阪神界隈のハイクの定番中の定番、六甲山地。“とりあえず最高峰に登っておけ!”ということで、「六甲山最高峰(六甲最高峰と記す人もいる)」に決定。
“六甲山”は山地の名称で、ピークの名前ではなく、六甲山(六甲山地)の最高ピークは「六甲山最高峰」と呼ばれているらしい。
ルートは定番中の定番・・・芦屋ロックガーデンから魚屋道を経て有馬温泉側へ抜けるというコースだ。

尚、今回は“お片付けシリーズ”ではない(“お片付けシリーズ”とは・・・「奈良・龍王山ハイキング 2012.11.04」の冒頭参照)。
僕はこれまで例の“と或る手段”では六甲山には突入したことは無い(今後もまず無い)。六甲山は“ハイカーの山”過ぎて、彼らの目をかわすのは(ダイトレよりも)困難だと思ったから・・・。しかしその“親戚”であるロードバイクで、舗装路を使って六甲山最高峰まで登ったことは有る(「六甲山サイクリング 2006.07.16」参照)。なので、ハイクで登山道を登るのは初めてだが、六甲山最高峰のピークは今回で2回目になる。

自宅を7:15に出発。
電車に乗って1時間もかからずに阪急神戸線・芦屋川駅に到着。

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六甲って近いな~。サクッて近くまで来れちゃう。
そのため、駅とその周辺にハイカーが多い。

GPSやカメラやらを準備し、8:11に駅の北口(上の写真)から出発。
北口から、まずは六甲方面に登っていく道をまっすぐ進む(下の写真)。

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芦屋川右岸を進む。

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程なくして高座川が合流する地点で、下の写真の分岐に出る。黄色の矢印のように橋を通って高座川を渡る。まずは「高座の滝」「ロックガーデン」を目指す。

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坂を登っていくと・・・。

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また分岐(下の写真)。道標(赤色の円)に従って左の登り坂へ進む。

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そして上の写真の左下のように左折する。
住宅街の中で道が多いが、道標に従えば迷うことは無いだろう。ハイカーも散見されるし・・・。

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住宅地の道から・・・

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徐々に道沿いの家屋が減ってくる。
左手には下に高座川。

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道には「高座の滝道」という名前が付いているようだ。

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住宅は無くなったが、向こうに何か建屋が・・・。

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芦屋ロックガーデンの登山口に到着。時刻は8:34。

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茶屋が建ち並んでいる。奥へと進んでいく。

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石段を登っていく。

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民家の裏のような小道を進むと(上の写真の下段)、正面に祠(下の写真)。

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その左に「高座の滝」(下の写真)。

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「高座の滝」

この滝は、高さ約10mの夫婦滝であって、昔は修験者の道場として著名であった。滝の300m上流にある中ノ滝付近の斜面から鎌倉時代初期のものと推定される土師質灯明皿や瓦器の包含層のあることが報告にある。このように祭祀性の遺物の出土や立地条件から、霊場で有ったと思われる。
滝の傍には、護摩堂があり、また、ロックガーデンの名を顕揚した藤木九三翁の浮彫像がある。
(芦屋市・芦屋観光協会 案内板より)

20130104hike_17s 滝の落ち口の左手の壁面にレリーフが有る(下の写真)。

「藤木九三氏のレリーフ」
藤木九三氏(1887~1970)は、日本を代表する登山家であり、優れた指導者だった。山岳詩人として多くの著書を残し、「ロックガーデン」の名付け親と言われている。このレリーフは、我が国登山会に寄与された功績を称え、その人柄を慕う関西の岳人達により1963年5月12日に設置された。
毎年9月末の日曜日に山仲間が集い、故人を偲び登山の発展と安全を祈る藤木祭が、開催されている。
(日本山岳会関西支部・兵庫県山岳連盟・大阪府山岳連盟 案内板より)

さて、ここから本格的ハイクのスタート。
滝の前を横切り、左の岩場を登っていく石段へ・・・(下の写真)。

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階段を登っていく。

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岩場の切り通しを進むと・・・。

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ロックガーデンに突入。

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振り返ると、神戸の湾岸が見える(下の写真)。まだ目線は低い。

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登っていくと石の祠が有る。

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どんどん登っていく。

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どこを歩けばいいかは大体分かる。前を歩く人の軌跡も参考になる。

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途中で分岐(下の写真)。最近特に人気の「荒地山」へのルートが右に有る。
僕は左。まずは「風吹岩」を目指すのだ。

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岩場を登っていく。

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岩はがっちりと安定しているので落石の心配はまず無いな。

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なかなか楽しい。

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こんなに長い距離の岩場を登るのは初めてだ。

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写真をたくさん撮りたいところだが、後ろからどんどんハイカーが登ってくるので、邪魔にならないよう、撮影自重で登っていく。

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それに、撮影ポイントに気を取られて足を踏み外したら危ないしね。

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左手の山の斜面(下の写真)。所々岩肌が露出している。

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振り返ると・・・だいぶ目線が高くなってきたな(下の写真)。逆光で上手く写せないが・・・。肉眼だともっと綺麗に見える。

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上の写真に何となく白い粉のようなものが舞っているのが分かるだろうか?初めは人が歩くことで岩が削れて粉塵のように舞っているのかと思ったが、どうやら雪のようだ。肉眼ではキラキラ光って見える。この辺りは晴れているが、山頂(六甲山最高峰)付近は雪で、それが風に乗って南側へ流れてきているらしい。
ロープが張られている所も有る(下の写真の左手)。

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結構汗だくになってきた。

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時々振り返って麓を見る(下の写真)。上手く写す腕が無いのが残念だ。

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どこまで続くのかな~と思っていると・・・。

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急に普通のトレイルっぽい道に変わる。

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岩場は岩場だが、木々の中に入った感じ。先程までは外へ露出していた岩場を登っていたような感じで、ここから先は林の中の岩場を登る感じ。

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岩というよりも大きな石がゴロゴロとした状態。

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鉄塔が見えてきた(下の写真)。

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鉄塔の下で休憩できるようになっている。

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スルーして先へ・・・。

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時々西隣の山肌が見える(下の写真)。

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先程までは、あぁいう感じに露出した岩場を登っていたのでしょう(下の写真)。向こうの方が険しくてデンジェラスだが・・・。

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また、普通な感じのトレイル(下の写真)。

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ひたすら登り続ける。

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木の根の這う階段や・・・。

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こんなお気楽な散歩道のようなトレイルや・・・。

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溝のようなトレイルや・・・。

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石段やら・・・。変化が有るな。

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また鉄塔。

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鉄塔の下を抜けて先へ・・・。

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引き続き、岩場風やら・・・。

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溝やら・・・。

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散策路風やら・・・。

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岩の切り通しやら・・・。

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ホント、ころころ雰囲気が変わる。

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歩いていて飽きないけどね。

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写真を見ているだけだと退屈でしょうが・・・www

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少し広い所に出る。

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港を見る。広い場所なので人を避け易く、落ち着いて展望を望めるな。

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逆光だし、海面に日光が反射するしで、相変わらず上手く写せませんが・・・www

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お決まりのセリフだが・・・肉眼だともっと綺麗。広角になるしな。

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まだまだ先は長いので、先へ・・・。

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緩い登りを進んでいく。フラットに近い区間も多々有る。

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ここまで写真に写り込んでいる以上にハイカーが多い。みんなペースが速いな~。

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急にまた広い所に出る(下の写真)。

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ここの左手が「風吹岩」のようだ。
また、麓から登ってくる魚屋道と合流する分岐が有る。合流後、魚屋道は「雨ガ峠」へ向かう。僕もその魚屋道で雨ガ峠へ向かうのだが、先ずは「風吹岩」のほうへ寄る(下の写真)。

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階段を登る。

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「風吹岩」に到着。時刻は9:20。

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標高447mか・・・。既にちょっとした低山の高さだな。
さらにもう一越え高い岩場が有る(下の写真)。登れるのだが、先客さんが一人くつろいでいるようなので遠慮しておこう。

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ここから見える港(下の写真)。

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くどいが・・・肉眼ではもっと綺麗ですwww

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西の油コブシや摩耶山のほう(下の写真)。

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国民宿舎の建物かな??

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さて、「風吹岩」を下り、ここから魚屋道で山頂を目指す。道標に従って進む。

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すぐに「打越山」への分岐(下の写真)。右へ・・・。

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前を歩くハイカーのおじさんが、写真の距離感を出すのに丁度良いモデルになっている。

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暫くモデルになってもらいましょう。おじさんにロック・オン。僕よりも若干遅いペースなので、撮影の度に頻繁に止まる僕と丁度良い距離感を保ってくれる。

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穏やかなフラットのトレイルが続く。ここから先は芦屋ゴルフクラブまで、フラット&時々下りの道だ。

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また分岐(下の写真)。右のAへ。

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溝のようなトレイルを進む。

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それにしても、おじさんがいてくれて助かるわ~。

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写真用としてね。

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追尾しているのに気が付いているかな?分からんな。

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快適なトレイルを進む。

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またまた分岐(下の写真)。ここも真っすぐ。
色々なコースが有るようですな~。

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溝状の緩い下りだ(下の写真)。

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そしてまたフラットに・・・。

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そしてまた溝状の緩い下りに・・・。

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またまたフラット。

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標高900m以上に登ろうというのに・・・。あとでグイッと登らせるパターンかw

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ちなみにこの下辺りに新幹線の六甲トンネルが有る。

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下を新幹線が通っている・・・なんて想像できないな。

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そんな自然の中のトレイルですわ~。

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いいね~。

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わりと急な下りになる(下の写真)。

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岩場の下り。

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おじさんはサクサクと下っていく。
その前をちょっと御年輩の方が慎重にゆっくり下っている。

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僕もカメラ片手では不安なので、カメラをケースにしまい、両手を空けて下っていく。

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おじさん、遂に前の御老人を抜かす・・・。

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モデルが御老人にチェンジwww

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おじさんは消えた~~。

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下のほうが見えてきた。分岐が有る。
左のBが黒五谷への道(下の写真の下段)。
Aはゴルフ場内を通る道。ここはAへ。

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猪避けと思われる柵がなされていて、扉を開けて先へ進む。扉は開けたら閉めるように。

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ゴルフ場内に入る。

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途中でゴルフ場内の舗装路を横断(下の写真)。

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横断してそのまま真っすぐ先へ・・・(下の写真)。

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溝状のトレイル。

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木々の向こうにグリーン(下の写真)。

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途中で御老人を抜かしてサクサク進むと・・・おじさんに追い付いた(下の写真)。

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また舗装路を横断(下の写真)。

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横断したらすぐ先にまた柵の扉(下の写真)。

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ゴルフ場の敷地内から出る。まだフラットかと思いきや・・・。

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登りになる。ゴルフ場から先は雨ガ峠まで登り主体だ。

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登りだとおじさんに追い付いちゃいそう。

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丸太階段も有る。

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フラットと・・・

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登りを繰り返しながら全体的に高度を上げていく。

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おじさん、それにしても一度もこちらを振り返らないな~。

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気が付いているのか、いないのか・・・。

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結構雨ガ峠までの距離は有るな~。

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木の根と丸太階段の入り乱れた登り(下の写真)。

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その先に綺麗な丸太階段。

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おじさんは丸太階段を使わないで脇を歩く。分かるよ・・・歩幅が階段と合わん。

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もうそろそろ雨ガ峠だと思うが・・・。

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また、おじさん、階段を使わずに右の坂へ・・・(下の写真)。みんなあちらを通るのか、トレイルがしっかりと出来ている。

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上の写真の階段を登っていくと・・・賑やかな声が聞こえてきて・・・。
雨ガ峠に到着(下の写真)。時刻は10:04。

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20130104hike_134s 丁寧に「ここは雨ヶ峠」って書いた道標が有る(右の写真)。
峠は広くてベンチが有り、ここで結構たくさんのハイカーが小休止をしている。おじさんもベンチに座って休み始めた。結構長く休みそうな気配なので、僕は先に行こう。ここでお別れだな。モデルのお仕事、どうもありがとうございました(←勝手に感謝)。
この峠は三差路になっていて、僕は下の写真のCから登ってきた。前方、左のAと右のBへトレイルが分かれている。

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右のBは「東おたふく山」への道。何となく、そちらに向かいそうな気配のハイカーが多い感じ。僕もいつか東おたふく山に登ろう。

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一方、下の写真が左のA。こちらが魚屋道の続きで、六甲山最高峰へ通じる道だ。

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僕はこちらへ・・・。

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地図ではここから先、谷に向かって下っていく感じのようだ。
まだフラット。

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ノンビリとしたトレイルを進む。雨ガ峠からのハイカーの賑やかな声は聞こえない。

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前も後ろもハイカーがいない。

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写真では分かりにくいが、少し下りになってきた。

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写真でも分かりそうなスクローラムの下り(下の写真)。

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滑るような感じの勾配ではない。

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ゆるりゆるりと下っていく。

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やっぱり人が写っていないと距離感がいまいちだな・・・。

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山の斜面に沿ってゆっくりと下っていく。

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ちょっと急になれば階段になっている。

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整えられた安全なコースですな。

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後ろから人がくる気配も無し・・・。やっぱり東おたふく山のほうが人気は有るのかな。

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程なくして・・・。

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沢に出る。

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谷に降り切りましたな。
沢を渡る。大きな石が踏み石になるので楽ちん。

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沢の様子(下の写真)。

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対岸へ出る。

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ちょっとすると・・・。

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分岐が有る(下の写真)。住吉道とも言うのか・・・。

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また沢を渡る(下の写真)。先程の沢と同じ。

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つまり、一旦渡って、もう一度渡り返すってことね。
下の写真は渡ってから振り返って撮影。

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目の前に左手に石段(下の写真)。これを登る。

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石段の下には右に分岐が有る。その分岐の先は石段の途中で右手に見える。

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「七曲がりを経て六甲最高峰」とある(下の写真の上段)。ん・・・僕も「七曲がり」を通る筈だが・・・。でも先に「本城橋跡」を通る筈。なんか・・・色々とルートが有るようですな。

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何にしても僕は「本庄橋跡」を経るコースを進む。(上の写真の下段)。

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登るとすぐに少し下り。すると橋が見えた(下の写真)。

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橋を渡る。下の写真は沢の様子。

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今度は目の前に急な石段(下の写真)。

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登っていくと・・・。

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無粋な鉄の階段・・・。

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左手のほうで、堰堤の工事をしているようだ。

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工事資材の横を通る。

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工事用車両の通る道路が出来ている(下の写真)。
元々のトレイルはその横を並走。

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なんかちょっとな~~、って感じの場所を通って行くと分岐(下の写真)。

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僕は登山道のDから来た。トレイルの続きはAだ。

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4度目の沢渡り(下の写真)。全部同じ沢です。これで沢渡りは終了。

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そして、ここから「一軒茶屋」を目指す。そこまでは登り主体だ。

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谷から脱出ということね。

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石段やら丸太階段やらを登っていく。

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途中でフラットな区間を挟みつつ進む。

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右手に山(下の写真)。林山かな?(間違っていたら失礼)

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どんどん登る。

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先程から遠くで大勢の人・・・若い人・・・たぶん子供達のような声が聞こえていて、上の写真の階段から下の方を見ると、先程の工事現場の横のトレイル辺りに子供らしい(中学生くらいか?)大集団が見える。撮影をしながらのこのノンビリ・ペースでは山頂迄に追い付かれそうだ。追い付かれると面倒だし、追い抜いてもらうと後でつっかえそうだし、山頂で混みそうだし・・・。
ここはペースアップして差を開けておこう。

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というわけで少し急ぎ足。

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フラットな区間。

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階段区間。

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登りも色々。階段やら石ゴロゴロの坂とか・・・。

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サクサク登りまする~。

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後ろの方の声は小さくなってきた。差は広がりつつあるな。

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ペースアップしたら、前の人に追い付いた。

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絶好のモデルだが、後ろからも迫るし・・・。

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急ぐほうを選択。このハイカーさんと同じペースでは大集団に追い付かれる。

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ガンガン行くぜ。

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その割に撮影しているけどwww

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ペースアップとは言っても僕的にはそんなに無理していない。普段歩くのと同じ位の速さだ。
でも、それはハイク的には急ぎ気味ですな。普段よりも少し遅いくらいの方がベターだろう。

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山歩きを楽しむには少し遅いくらいが良いのでしょうな。折角の自然が勿体無いしね。

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でも、今回は集団回避を優先。

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何となく陽が陰ってきたな。

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ロックガーデンでは山頂から雪が舞い降りてきていたが、それらしい空模様になってきた。

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今は登りだから割と暑く感じるが、たぶん止まると冷えそうだ。気温も低くなってきた。

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くねくねと曲がる緩い登り勾配気味の道が続く。

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また二人目のハイカーさんに遭遇(下の写真)。あの人はサクサクと歩いている。もうそろそろ山頂だろうし、後ろからの声も聞こえなくなったし・・・あの人をモデルにロック・オンするか・・・。

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お・・・油断していると消える。

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また見えた。
高度はもう850m近い。一軒茶屋は880m位の場所だから、もうすぐだな。

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緩い、フラットに近い道を進む。この区間、路肩がやや崩れ気味。

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案の定、路肩が崩壊している箇所下の写真)。橋が掛けられている。

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ロープが張られている区間(下の写真)。ここを抜けると・・・。

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目の前に舗装路が見えてくる(下の写真)。

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舗装路の小道を進む。

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もうそろそろ一軒茶屋だな。

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程なくして丸太階段(下の写真)。

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笹の葉の間の階段を登る。

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登ると、舗装路の続き(下の写真)。

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先の方の階段の横に建屋が見えてきた(下の写真)。

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もう目の前だ・・・。

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「一軒茶屋」に到着。時刻は10:56。

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先にr16が走っている(下の写真)。舗装路との出合いだ。
向かって左のAが植物園や牧場の有る方角(下の写真の中段左)。
右のBが西宮市に入って下っていく道だ(下の写真の中段右)。

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ロードバイクで六甲山ヒルクライムをした「六甲山サイクリング 2006.07.16」の時は、Aのほうから来て山頂に登り、Bへダウンヒルして帰った。ここに来るのは6年半ぶりか~~。
・・・で、山頂は上の写真の黄色の矢印のように、Bの方へ少し行ったところの左手の広場から入る(上の写真の下段)。ここから300m歩くと六甲山最高峰のピークだ。
で、r16から離れ、下の写真のAへ向かってUターン気味に左へカーブすると・・・。

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舗装路の激坂(下の写真)。
ちなみに上の写真のBは、有馬温泉方面へ下っていく魚屋道の続きで、あとでまたここに降りてきて、Bへ向かう予定だ。

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激坂を登る。

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ちなみにロードバイクの時、ここは押し歩きをしました(^^ゞ

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左手に神戸の湾岸(下の写真)。

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霞みがかって、遠くは綺麗に写りませんな(-.-)

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さて、先へ・・・。

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電波塔が見えてきた。

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道なりに進むと・・・。

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六甲山最高峰の広い山頂に到着(下の写真)。時刻は11:03。
先客は5~6名。テント泊(?)の人もいるようだ。

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標高931m。

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登頂成功のイェ~イ。

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標柱の横に三角点(下の写真)。

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三角点というか・・・、この大きな石に三角点が埋められているらしい。

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石にプレートがはめられている(下の写真)。

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六甲山を隆起させるほどの阪神淡路大震災って・・・恐ろしいな。
三角点を踏む(下の写真)。

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山頂の展望は無い。木々に遮られているし、この天候だし・・・。

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樹氷になっていないな・・・(下の写真)。ここは綺麗な樹氷が見られるらしいが、今日は駄目だな。

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寒いので、もう下ろう。

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クマザサの道を通る。

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そして再び舗装路の坂に出合い、下っていくと・・・。
r16沿いの広場に戻ってきた(下の写真)。ここから魚屋道の続きで有馬温泉を目指す。下の写真のBの先に魚屋道が続いている。

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石畳の下りだ。

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公園の散策路みたいだ。

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程なくして石畳は終わり、ダートに戻る。

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緩い下りをどんどん進む。

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ここから先は殆ど下り主体で、間にフラット区間を挟む感じ。登り返すことは殆ど無く、軽いものが一箇所くらいのようだ。

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左手に分岐(下の写真)。

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有馬四十八滝か・・・。聞いたことが有るな。滝のそばを下っていくデンジェラスなルートらしい。僕は当然スルー。

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こういう道で結構です。充分です。

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若干気持ちが油断し易い下りは、こういう道の方が良いな。
逆に登りだと退屈しそうだが・・・。

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山頂の寒さがここまで続いている。

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カメラの操作を優先してここまでオープンフィンガーのグローブをはめていたのだが、指先がかじかんできたのでフルフィンガーのグローブに変える。

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笹の間のトレイルを抜けていく。

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ゆるゆるとどんどん下る。

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何組か下から登ってくるハイカーとすれ違って挨拶。

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有馬三山と六甲を組み合わせているのかな?

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ヘアピンカーブもまじえるように下る。

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ひたすら・・・・。

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少し陽が射してきた。

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左手にちょっとだけ眺望。

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三木市や三田のほうかな?

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下りは続く・・・。

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この辺はブナ林らしい。その向こうに見える山は何山だろうか・・・。

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ひたすら・・・

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ひたすら・・・

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ひたすら下る~~。

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ちょっと退屈しそうだが、まぁ、下りの際のメンタル面を考えれば丁度良いでしょう。
たまに木々の向こうに垣間見える景色を眺めつつ・・・。

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同じような道をひたすら歩く。

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たまに油断した気持ちから覚まさせるように、木の根の這う下りも有ったりして・・・(下の写真)。

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躓くなよってね。

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フラット過ぎる道・・・w

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狭い尾根道の下りの先に、折り返すようなトレイルが分かれている(下の写真)。

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僕は下の写真のCから来た。

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このBのトレイルに筆屋道が有るのか・・・。面白い名まえだな。
僕は予定通りAへ・・・。有馬温泉駅まであと2.9km。約45分か~。
この先でちょっと登り(下の写真)。

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時刻は11:50。ここでおにぎりタイム&休憩。

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ここに六甲最古のトンネルが有ったらしい(下の案内板の説明)。

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この切り通しがそうなのかしらね~~?
おにぎりタイムを終え、この切り通しを登ると・・・。

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ちょっと展望。

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そして下り(下の写真)。
トンネル跡の前だけが唯一の登りで(登りっていう程の登りではない)、もうあとは下るだけ。

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下りとフラットの連続です。

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石垣とか有る。

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よく踏み固められたトレイルだな。林道に近い幅員だし。

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分岐だ。

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Bは炭屋道か・・・。魚屋道、筆屋道、炭屋道・・・それぞれ意味が有るんでしょうな。ちなみに魚屋道は、江戸初期に灘から有馬温泉へ湯治客に出すための新鮮な魚を運んだ道で、そのため「魚屋道」と呼ばれていたらしい。

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魚屋道を下り続ける。

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魚は持っていないが・・・。

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うねうねと下っていく。

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ヘアピンも有るし。

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下って・・・

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下って・・・

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下りまくっても・・・

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まだ下りは続く。

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終わるのかしら?と思うくらい続く。

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逆にここを登るのは嫌だな~。こちらは下山向きだな。

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あ・・・、有馬温泉街が木々の向こうに見えてきた。

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もうすぐ終わりですか~。

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やっとですな。

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と思ってからが・・・。

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また長いwww

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街に近付くにつれ、クルマの音が大きくなってきた。

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階段を下りると・・・。

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舗装路に変わった(下の写真)。

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右手に「虫地獄」(下の写真)。温泉が湧いて炭酸ガスが発生し、これに近づいた虫が死んだため、土地の人々が虫地獄と呼んだらしい。ちなみに「鳥地獄」というのも有るらしい。鳥好きには実な嫌な名まえだ。

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そして・・・車道と出合う(下の写真)。時刻は12:18。
ここで登山道は終わり。

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Aへ左折。

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車道を歩いて温泉街へ・・。

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そこそこクルマが通るのだが、歩道が無いので要注意。

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程なくして六甲有馬ロープウェイの有馬駅との分岐に出る(下の写真)。左のBがロープウェイの駅の有るほうの道。見えている建屋が駅舎だ。その先には有馬三山への登山口が有る。
僕は真っすぐAへ進む。

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Aは温泉街に向かう道だ。

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程なくして温泉街に入る。狭い道に人とクルマがひしめいているので、写真撮影は省略。

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神戸電鉄の有馬温泉駅に向かう。
ちなみにここ有馬温泉へはロードバイクで自走してきたことがある(「有馬温泉ポタリング 2006.06.01」参照)。過去記事参照ということで、有馬温泉街の様子は本記事では省略します。
赤い欄干の「ねね橋」が見えてきた(下の写真)。

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ねねの像。

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ねね橋から川沿いを見る(下の写真)。

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上の写真の向こうに見えている橋が「太閤橋」。
そこまで川沿いに下ると交差点に差し掛かる(下の写真)。

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r51を横断し、Aのr98に入ったすぐ先に・・・。
神戸電鉄有馬温泉駅~。ここでゴール。時刻はまだ12:39。

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案外早く終わったな~。

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あとは電車に乗り込み、何度か乗り継いで大阪市内へ・・・。
14:37に帰宅。思ったよりも早く帰宅した・・・してしまった。

こうして6年半ぶりの六甲山最高峰、初めての登山道を使ったハイクを無事に終えた。
元々人が多い山は好きではなく、この日は“やっつけ仕事”的な気分で定番をとりあえず済ませておくか・・・という後ろ向きの気持ちでスタートしたのだが、終わってみれば満足。ロックガーデンは面白かったし、魚屋道のトレイルは整ってはいるがそれはそれでリラックス気分で歩けるし(大集団からの逃避も有ったがwww)、標高も有るしで、良いコースだった。
六甲は電車に乗れば大阪から近く、麓までのアクセスが良いし、たくさんの山とコースが有るので、今後もちょくちょくこの界隈を歩きたいと思う。

さて・・・次は・・・。
(てか、年始のハイクを今頃投稿しているしwww 溜まった記事を早く片付けないと、どんどん溜まっていきそうだ(-_-;) 写真枚数を1/10にして、簡単にすればいいのだが・・・(^^ゞ)
 

コース概略/
(自宅(7:15)→○○線・△△駅→□□駅→)
阪急神戸線・芦屋川駅(8:11)→芦屋川右岸→高座川左岸→芦屋ロックガーデン(8:34)→高座ノ滝→中央陵→風吹岩(9:20)→魚屋道(→雨ガ峠(10:04)→本庄橋跡→七曲り→)→一軒茶屋(10:56)→r16出合→六甲山最高峰(11:03)→r16出合→魚屋道→車道出合(12:18)→有馬町温泉街→r98→神戸電鉄有馬線・有馬温泉駅(12:39)
(→新開地駅・神戸高速鉄道→阪急神戸線・□□駅・○○線→△△駅→自宅(14:37))

(↓クリックすると別ウィンドウで拡大表示できます。)
20130104map

GPSデータ/
歩行距離/13.5km
歩行時間/3hr31min
停止時間/1hr00min
最高速度/10.0km/hr
移動平均速度/3.8km/hr
全体平均速度/3.0km/hr
標高差/903m
総上昇量/1101m
最高標高/931m(六甲山最高峰)
積算歩行距離/233km
積算総上昇量/11878m

ガーミングラフ/
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20130104graph

ルート鳥瞰図/
(↓クリックすると別ウィンドウで拡大表示出来ます。)
20130104bird

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Comments

ロックガーデンの登山口賑やかですね。
六甲はイノシシが怖くて・・・
画像見る限りイノシシと遭遇してなさそうですね。ロックガーデンは行きたい場所なんだけどな~(涙) やっぱオモシロそうなコースですね。六甲最古のトンネルも気になるぅ~♪
最後は有馬に出ましたか。六甲横断ですね。

« 投稿: 登山 好人  2013年3月 3日 (日) 11時54分

登山 好人さん>
猪の気配は無かったのです~。

ロックガーデンは楽しいです。
人は多いですが、ここを下る人はいなさそうなので、みんな登りの一方通行になりますのでね。
お薦めです。是非!

« 投稿: Katze  2013年3月 3日 (日) 18時54分