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2013年9月 1日 (日)

来日岳ハイキング 2013.05.05

年月日/2013年5月5日(日)

山地名・地域/但馬山地

天候/晴れ

目的/兵庫県北部の城崎に有る山、来日(くるひ)岳に登る。

内容/
今年のゴールデンウィークももうすぐ終わろうとしているこの日は、兵庫県北部の但馬地方、城崎温泉の傍に聳える山、「来日岳」に登ることにする。初めて登る山だ。
過去に城崎温泉には2回だけ行ったことが有る。最初は十何年か前に、来日岳の北東に位置するピークの大師山の山腹の有る温泉寺に寺社仏閣巡りとして訪れた。その時はロープウェイで寺と麓とを行き来した。2回目は「兵庫但馬サイクリング 2006.08.20」で、サイクリングのゴール地点としてだ。どちらも温泉には入っていない(温泉の趣味が無い)。今回も日帰りということもあり、入らずに帰る予定だ。
日帰りの場合の問題は、何せ大阪市内から行き来するのに結構な時間がかかること。特急を使わないと福知山駅まで軽く2時間以上はかかり、城崎温泉駅は更にその先で1時間以上もかかる。一番早い時刻に着くのは10:05。特急を使えば電車に乗っている時間は大幅に短縮されるが、出発時刻が遅くなるので到着は11:00ちょい前になる。で、結局当日朝に始発に間に合う時刻に起きられず、後者を採ることに・・・(^^ゞ

20130505hike_1s 5:45に出発。大阪からの最初の特急は“こうのとり号”で、新大阪駅が始発の発車時刻は8:12。ゴールデンウィークでも絶対に新大阪駅で指定席を確保出来るよう早く出かけ、指定席は余裕で確保できた。代わりにホームで随分待つ羽目になる。
で、特急に乗って城崎温泉へ・・・(右の写真は到着間近の車窓の向こうの円山川)。
城崎温泉駅に10:54に到着。大勢の人が降り、駅舎を出ていく(下の写真)。湯治客・観光客と旅館の出迎えのバスや大型ワゴン車やらタクシーで駅前はごった返している。

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GPSやカメラやらを準備していると観光客らはどんどんクルマや歩きで駅から次の目的地へ向かい、結果少し空いてきた。その間、それらの人の中で一人ハイカーの格好をした僕は全く異世界の人間状態。完全に浮いている。たぶん殆どの人が来日岳を知らんだろうし、「あの人、何?あの格好。」的な感じか・・・(←自意識過剰)(下の写真は駅舎前)。

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11:00に駅を出発。
駅前から左に線路と並行して走るr9を歩く(下の写真)。駅や温泉街からどんどん離れていく。

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最初に左手に出くわす踏切で線路を横断する(下の写真の上段の黄色の矢印)。

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踏切を渡ったら右折してr3に入り、豊岡駅方面へ向かう(上の写真の下段の黄色の矢印)。
r3は山陰線の線路と円山川との間を通っている。踏切の正面に円山川と対岸の低山(下の写真)。

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豊岡方面へ向かって歩く。

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踏切を渡った直後はガードレールが有るが(上の写真)、すぐに無くなり、狭い路側帯のみになる(下の写真)。

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ゴールデンウィークということもあり、クルマの往来が多い。実際は写真に写っている以上だ。

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上の写真はまだ路側が広いが、途中からは暫く下の写真のような狭い路側のみ。すぐ傍をクルマが通る。円山川が広くて眺めが良いので、本当は川に近い側を歩きたいところだが、あちらは写真のように路側が殆ど無いガードレール直の状態で逃げ場無し。ここは安全優先で線路側の路側を歩くしかない。これだけ見通しの良い道なので、円山川側を歩いてもクルマが“うっかり”でぶつかってくる可能性は低いが、クルマは歩行者の背後から接近することになるので警告のクラクションを鳴らしそうだし、車道自体もそれ程広くないので歩行者を避けるために対向車線側にはみ出すことがストレスとなり、幅寄せ的なことをされることも有りそう。ここは線路側を歩いたほうが無難だ。そうすると左側通行であるクルマとは対向することになるので、ドライバーは「あの歩行者はこちら(クルマ)の存在を絶対に気が付いている筈」と思っているので警告のクラクションを鳴らすことも無いだろう(実際全く鳴らされなかった)。加えて、出来るだけ道の端を歩き、肩をすぼめてわざと“ちょっとびくびく気味”をアピールする歩き方をしたりして・・・(^^ゞ。何にしてもここは集団でワイワイ騒ぎながらふらふらと歩くような道ではない。

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言うまでも無く線路を挟んで反対側に道は無いので、ここを歩かざるを得ないということを付け加えておこう・・・。
そんな状態の道をずっと歩いていく。少し路側が広くなった(下の写真)。

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線路に短いトンネルが見えてきた(下の写真)。路側も広くなった。地図によればもうすぐ登山口だ。

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トンネルの横を通り過ぎると、遠くに来日の町が見えてきた(下の写真)。

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その少し手前に短い橋が有り、それを渡らずに右折すると線路の下をくぐる道が有る(上の写真の下段と下の写真)。登山口を指す案内板も有る。

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r3からこの道に入り、線路の下をくぐる(下の写真)。

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くぐると左カーブをしてアスファルト舗装は終わり、ダートになる(下の写真)。

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畑の畦道のような踏み跡をまっすぐ少し進むと、右手に下の写真のような案内板と扉に出くわす。

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ここが登山口だ。

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扉を開けて中に入り(入ったら扉を締めることを忘れずに~~)、ここからようやく登山開始。時刻は既に11:27。
先ずはいきなりの急斜面の九十九折れ。

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事前のネット調査では来日岳の情報は少なかったせいで、こういう急斜面の登りだとは想定外。

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写真では大したことは無く見えるが、結構な勾配だ。

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多少緩い区間も有るが・・・。

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基本的には急斜面を細かい九十九折れにして登っていくパターン。

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5月とはいえ正午近く、しかも東南に面した斜面なので、暑い。

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汗だく。

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途中で下山して男性と出会って、すれ違いながら御挨拶。如何にもなハイカーというよりも、若干軽装感が有り、地元の方かも・・・。
それはそれとして、逆に下る方が厄介な位の急勾配だ。急いで下ると危険だな。

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そんな登山道に石仏。

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近くの温泉寺との絡みか?

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・・・で、このあともたくさん・・・、た~~~くさんの石仏に出会うことになる。

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急勾配の登りは続く。

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暑い~~。けど歩かないと~~。

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まだ展望は望めない。木々が遮っている。

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下の写真の道標?案内板?頂上まであと86分ということか?時間で表現してもその数値に意味が有るかな~~?

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まぁ、どうでも・・・www

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ひたすら登る。

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この先に有る304mの小ピークに辿りつけば稜線歩きになるので、今は辛抱。

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近くでは昼間の温泉で汗を流している人もいるだろうに・・・。

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僕は何をしているのか・・・と思わないでもないwww

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少しフラットに近い区間も有るようになってくる(下の写真)。

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・・・甘かったか・・・(下の写真)。

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・・・と思うと、また緩い登り(下の写真)。

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しかし歩いていくと・・・、また急勾配になる。

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今のところ分岐らしい分岐は無い。分かり易いトレイルだな。

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また石仏が置かれている。

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このあともちょくちょくトレイル脇の石仏と出会うことになる。

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斜面が明るくなってくる(下の写真)。

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でもまだ見晴らしは良くない。木々の隙間から円山川と豊岡市街地方面(&玄武洞界隈)が垣間見える程度だ(下の写真)。

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岩場の登りも有る。

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ヤマツツジも咲いている(5月上旬のハイキングですので~~)。

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お・・・円山川と丹後山地北部の山並みが見えてきた(下の写真)。山の向こうは京丹後市だ。

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円山川右岸の戸島の集落が見える(下の写真)。

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このチラ見展望場所を背にカーブを曲がると“展望”ならぬ“天望”の標柱が有る(下の写真)。

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“天望”ですと~~? 岩が有る。

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岩の上に首の無い石仏。

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で・・・・。“天望”ってこれっすか~~?(下の写真) かつては木々が無くて見晴らしが良かったのかも知れないな。今は木々に遮られてよく見えない。

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さて、登り再開。
岩場の間の切り通しのような狭い道(下の写真)。

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抜けると・・・

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目の前にヤマツツジ。

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と共に、激急斜面の登り(下の写真)。

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また岩場の登り(下の写真)。

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この辺りは岩が多いな。

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岩と木の根が混在。

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今回のハイキングは序盤が厳しいですな。

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まだ続くのか?急斜面・・・。

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・・・と思ったら緩くなって・・・。

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「304mの頭」に到着(下の写真)。時刻は11:56。
標高304mの小ピークだと思えば良い。

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石仏が二体有る。

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特に分岐は無く、左折するように進むと下り坂。

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地図によればここからは少し下り中心になるようだ。

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折角登ったのに~~。

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尚、フラットや緩い登りも有る。

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304mの頭までは急登なので、ちょっと暑い&しんどかったが、ここからは楽だ。

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歩きながら一息つける感じ。
ちょっとした登りも有る(下の写真)。

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稜線を辿るように進む。

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ゆったりとした気分で歩けるトレイルだな。

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ですよね~~、石仏さん。

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明るいトレイルだな~~♪

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フラットに近いが、地図では下り勾配のようだ。

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蠅だかアブだか蜂だか分からんが、虫もそこそこ飛び回っている。周りをブンブン飛ぶ音がする。

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急登の時のヤマツツジはゆったりとは見ている気分ではなかったが、今はノンビリ気分で見られる。

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?・・・先のトレイルが見えない(下の写真)。

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お・・・結構な下りだ。

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折角登ったのに勿体無いな~と思いながら下る。

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下った先はコルになっている(下の写真)。

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まだ展望は殆ど無い。木々の間から近くの山が垣間見える程度。

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コルを進む。

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また石仏。そしてまた下りだ。

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下るとまたフラット。これでまた少し標高を下げてしまった。

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今度はごく緩い下り。

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途中で何やらそれなりの大きさの獣らしい大量の糞とか・・・(勿論写真は無し)。熊でもいるのか?いてもおかしくはないけど。糞を踏まないように気をつけないと・・・。

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良い感じのコルを進む。

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石仏はちょくちょく有る。

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ブログに載せている以上に有る。全部載せるとたいへんなので載せていないだけ。

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石仏と下りとフラット・・・それが繰り返される。

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木漏れ日が良い感じだし、歩いている僕は気分が良いが・・・。

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ブログを見ている方はもういい加減同じ景色ばかりで飽きてグッタリしているだろうwww

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まぁ、スクロールしてくださいな。

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もっとも余りスクロールしちゃうとキーになるポイントをスルーしちゃいますがね。
そのキーポイントの一つである「来日岳来日口中間地点」に到着(下の写真)。時刻は12:09。

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下の登山口は「来日口」という名まえが付けられているのか・・・。ここで山頂までの半分を歩いたわけだな。地図を見るとここは稜線の馬の背のような場所だ。ここからはまた登りのようだ。

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写真では分かりにくいだろうが、登り勾配(下の写真)。

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登山口付近の急登よりも勾配は緩い。九十九折れではなく比較的まっすぐ登っていく感じ。

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登り勾配の稜線を進んでいる感じだ。

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椿が咲きている(下の写真の赤色の花)。

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写真では木々と木漏れ日と椿で綺麗なトレイルだが、周りを飛び交う虫とたまに出くわす何かの獣の糞で、現場はそれなりの“ウヘウヘ”状態(-_-)。

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まぁ、それを差し引いてもトータルで快適なトレイルだが・・・。

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・・・ん?ちょっと下りも有ったり、コルも有ったり・・・(下の写真)。

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コルが続く。

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また登り。今度はそこそこの勾配。

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岩もゴロゴロ。

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その下にも石仏。

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先の方までずっと登りだ。

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急登という程でもないが、しっかりと登っている感。

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これ位の勾配になると写真でもその雰囲気が伝わるな。

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石仏も(おそらく)一定の間隔で置かれている。

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下の写真のような岩の間を登ることも有るが・・・。

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全般的には幅広いトレイルの登りだ。

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なので歩き易い。

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幅が広いので、この勾配に疲れた人は、トレイルの幅をいっぱい使って少しジグザグ気味に歩くことで勾配を緩く感じるようにすることもできる。

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まぁ、僕は一応まだ若いつもりなので、普通に登りますが~~。

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登って…

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登って・・・

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登り続ける。
あとどのくらいですか~~?お地蔵様~~~。

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GPSに尋ねてみよう。・・・標高420mくらいか・・・。あと150m位ってわけか・・・。

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ひたすら登る。

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フラット区間も下り区間も無く、ずっと登り。地図でもそうなっている。

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トレイルには変化は無いので、変化を求める人にはちょっと退屈だろう。

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ひたすらこのような登りが続く。

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まぁ、何も考えないでボ~ッと登るには丁度良い、安全なトレイルと言える。

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あと10分(下の写真)。あの~~、時間で言ってもあまり意味が無いと思いますが~~。

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標高は500mまで達した。もうそろそろ山頂だな。

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ですよね?お地蔵様。

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ただ、山頂に到達する前にちょっと先に立ち寄りたい所が有るので・・・。それはまたあとで・・・。

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トレイルのど真ん中に石仏。

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このコース上で殆ど出くわさない倒木。

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それだけよく整備された、かつよく使われるトレイルということだな。

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分岐だ(下の写真)。このコース上で初めての分岐。

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僕はCから来た。
ほぼ正面をそのままの勾配で登っていく道がA(上の写真の右下)。山頂へ繋がる道だ。
一方、左手にフラットに近い、山頂の下の山腹を巻いていくように伸びているBが有る(上の写真の左下)。Bは「八畳岩」に繋がる道だ。八畳岩は山頂の東のやや下辺りに有る。八畳岩に立ち寄って、更にその先を進んでも山頂には着く。今回は先に八畳岩に寄ることにする。
では、左のBへ・・・。トレイルの幅は狭くなり、ちょっとだけ荒れている(下の写真)。

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まぁ、荒れているというのは言い過ぎか・・・。ここまでが綺麗だっただけで、普通のシングルトラックだ。

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僅かに登り勾配だが、緩々。

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トレイルが少し綺麗になったな。

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すぐにまた分岐らしいちょっと広い場所が見えてきた(下の写真)。

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いや・・・分岐ではなかった。トレイルはそのまま斜面を登る丸太階段として続いていて(下の写真の右上)、左手に大きな岩(下の写真の左上と下段)。

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あの岩が「八畳岩」だ。時刻は12:41。
岩の上に登りましょう。

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岩の向こうは崖(下の写真)。落ちたらアウト。

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で、ここからの眺めが・・・良い!

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晴れているけど、写真の通り少し霞んでいるのが残念。それでも良い眺めだ。
円山川が見え、下の写真左手の右岸に玄武洞の南辺りの田畑と集落が有る。その向こうの写真の右手の左岸が豊岡市街地だ。そう言えば昔この辺りを自転車でスタートして丹後半島の海沿いを走って舞鶴まで行ったな~~(「丹後半島サイクリング 2006.07.08」参照)。今思うとよくわざわざ豊岡から丹後半島を回ろうと思ったな~~。
遠くには京丹波~丹後の山並みが霞んで見える。

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東の方角の近距離には円山川を挟んだ対岸の山が見える。「丹後半島サイクリング 2006.07.08」ではこの山を越えて京都府側の久美浜に向かったわけだ。

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近い山は割と山肌がくっきりと見える。

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円山川はここ下流でも結構川岸まで山が迫っているんだな。

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結和橋が見える(下の写真)。橋の左岸側が来日の集落で、集落の下流側の端に今回の登山口が有る。

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来日の集落はくっきり見える(下の写真)。

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お、山陰線。特急列車だな。

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さらにその下流側はあまり見えないな(下の写真)。下の写真の手前のピークが「304mの頭」だ。登山口からあそこまで急登して、そしてここまで来たわけだ。

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304mの頭の向こうに右岸の戸島と楽々浦(ささうら)の集落がちょっと見える(下の写真)。その背後の山を越えていくと京都府京丹後市だ。ずっと遠くは左手に海が見えているようだ。

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下の写真の山に入っていく道は飯谷峠と三原峠に通じていて、「丹後半島サイクリング 2006.07.08」ではあの道で山を越えて久美浜に降りたわけね。あの時、まさか7年後にここに立って上から眺めることになるとは全く想像していなかった。分からんもんだね~、未来ってwww

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来日の集落には円山川に注ぐ支流の来日川が有り、その川沿いにも集落と田畑が有る(下の写真)。

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すぐ目の前だからくっきり。

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パノラマ写真を撮ってみた(下の写真)。繋ぎ目が悪いですが・・・(^_^;)
(↓クリックすると別ウィンドウで拡大表示できます。)

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この景色を眺めながら岩の上に座り込んで“おにぎりタイム”&休憩タイム。周りを虫が飛び回ってちょっと落ち着かないが・・・。
ところで“八畳岩”って名まえだが、実際は4畳半くらいで、更に乗っていられる場所は一坪程度だと思うんだがwww

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で、少し休んだところでリスタート。岩から降りて先程の丸太階段を登る(下の写真)。

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ここを進めば山頂はもうすぐだ。

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山頂の南辺りを登っていく。

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所々丸太階段状になっている。

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右手上に鉄塔が見えてきた(下の写真)。山頂付近にはたくさんのアンテナが建っているらしいので、あの下辺りだな。

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登っていくと・・・。

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舗装路に出る(下の写真)。

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来日岳の山頂へは、実は麓からずっとクルマで登っていける舗装路(たぶん舗装路・・・未確認)が通っている。来日の集落から来日川沿いに進み、山の南の斜面を九十九折れをしながら登って行けるようなのだ。基本的にはこのアンテナの保守としての道なのだろう。山頂まで舗装路の有る山・・・と思うとちょっと興醒めしちゃう山だが、まぁそれは置いておいて、但馬の山の中では気楽に登れる低山だという点で良い低山だと思うがね。
・・・で、舗装路に立つと右手に少し盛り上がった場所が見える(下の写真)。あそこが山頂だろう。

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登っていくと・・・来日岳山頂に到着(下の写真)。時刻は13:00。
尚、先程の分岐で八畳岩をスルーして山頂に向かうと、下の写真の向こうの建屋の向かって左手辺りからここに着くことになるようだ。

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山頂はちょっと広場っぽくなっている。その真ん中に一等三角点(下の写真)。

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いつもの通りお約束の、登頂成功のイェ~~イ。

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脇には石仏が並んでいる。

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風雨にさらされ易いので、トレイル上の物よりもちょっと痛んでいる。

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お出迎えされている感じ。

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標柱が有る。標高は567mとのこと(下の写真)。

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そして山頂からも円山川を中心とした山河の景色が望める。

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豊岡市街地方面(下の写真)。八畳岩よりもちょっとは目線が高いのかもしれないが、まぁ殆ど先程と同じような景色だ。

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八畳岩よりも遠景が見える角度は狭い。展望は八畳岩の方がbetter。
でもここも良い眺め。

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程なくして、舗装路からクルマが登って来た(下の写真)。山頂のすぐ下にクルマを駐車。両親とその息子・娘の親子4人連れだ。

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ここに登ってきて食事&休憩タイムを取るらしい。ゴールデンウィークの家族の行楽ってわけですな。子供連れでわざわざ遠くからここまでドライブすることはないだろうから、豊岡市在住の地元の方だろう。
さて・・・山頂は彼らに譲って、僕は下山モードに突入するとしよう。
舗装路に戻り、舗装路を少し進む(下の写真)。

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山頂付近の舗装路沿いにはトイレらしき建屋が有るし、山頂よりも広い広場も有る。石仏もいるね。

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舗装路はフラットに近い緩々の下り勾配で、ずっと先へ続いている。

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程なくして下り勾配がはっきりと感じ取れるようになるヘアピンカーブのアウトに建屋が見え、その脇を歩けるようだ(下の写真の黄色の矢印)。

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舗装路歩きを避け、そちらへ・・・。

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アンテナ絡みの建屋の脇の道を進む。

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下っていくと・・・。

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またすぐに舗装路に合流。舗装路を避けようとしたのは悪あがきだったかwww

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再び舗装路い降り立つ。僕は下の写真の左手の道から出てきた。

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霞んで山並みが見える。

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すぐ先に舗装路は左手に分岐しているが(下の写真の上段)、黄色の矢印のように綺麗なほうの舗装面の道をそのまま進む。

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舗装路で麓に下るつもりではない。このあとで再び林に入れる場所が有る筈だ。

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その入り口を見逃さないように歩いていく。

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すると・・・、あぁ、あそこか・・・(下の写真)。舗装路が左ヘアピンカーブで下っていく場所(下の写真の右上)のアウト側にNTTの無線中継所が有り(下の写真の下段)、その門に向かって右手にトレイルへの突入口らしき場所が見える。あそこから林に入る。時刻は13:17。

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道標は無いが、赤色のテープが巻かれている。間違いないだろう。

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この登山道が通っている場所は「芝生平」と呼ばれているらしい。

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シングルトラックですな。

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ブナ林のようだ。

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左手に無線中継所のアンテナや建屋が見える。

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緩い下り坂で下っていく。

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いい感じのトレイルだ。

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ウハウハですな。

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舗装路歩きよりも勿論こちらの方が良い。

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ブナ林の中の穏やかな下りが続く。

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来日岳の西側に南北に走る尾根のすぐ下辺りの山腹を下っているようだ。

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二つ上の写真と山の斜面の位置が左右入れ替わっているのは、一旦稜線上を越えたからだろう。

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ハイクだったら絶対こっちが正解だな。

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舗装路しかないのなら別だが、折角こういうトレイルが有るのだから・・・。

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写真には写っていないが、木の種類の名まえを書いたプレートが気に結ばれていたりして、自然歩道として扱われている感じ。

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かと言って綺麗過ぎず、いい塩梅だ。

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今は尾根上(下の写真)。

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ここでもヤマツツジ(くどいようですが・・・5月5日のハイキングですので(^^ゞ)。

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向かって右側に斜面が切り替わる。

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今度は左。

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また右。

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“ほぼ”尾根上・・・、尾根から少し下がった位置を、斜面を入れ替えながら進んでいる次第。

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どんどん下っていく。

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左手に林道が見えてくる(下の写真)。舗装路ではなくてダートだ。

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そしてその林道と合流する(下の写真)。

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僕は下の写真のCから出てきた。

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A⇔Bがダートのダブトラ林道。地図では舗装路から分岐したもので、舗装路の方は来日の集落に降りていくようだが、このダートの林道はAの先で城崎温泉街方面か、もっと西でr9と合流して竹野町方面へ行けるらしい。僕はAへ進み、そのあとの分岐から温泉寺経由で城崎温泉街へ下る予定だ。なので、Aへ進む。

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林の中のトレイル歩きよりはいまいちだが、まぁ舗装路で延々下るよりは良いだろう。

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路面は兎も角、クルマが通れる幅員は充分。轍らしき踏み跡も有る。ただ、すれ違いは難しいかも。場所によっては不可能。

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空を背景に木が映える(下の写真)。紅葉の時期だったら綺麗だろう。

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実は、この林道の東側に「紅葉平」と呼ばれる場所が有り、かつてはそこにもトレイルが通っていたらしいが、今は荒れ過ぎて通れないらしい(ベテランさんは歩けるかも??)。実際、そのトレイルの入り口も見つからなかった。
・・・ということで、そのまま林道を歩く。

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フラットに近い感覚だが、僅かに下り勾配。

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展望は無い。木々で遮られている。

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どんどん進みます。

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お気楽な林道のウォーキング。

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クルマは通れると書いたが、実際にはクルマには出くわさない。

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徐々に下り勾配を感じられるようになってきた。

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ガードレールが有る区間。

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日当たりの悪い所は数日前の雨でヌタっている。

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最近クルマが通った感じ(上の写真)。

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幅員が広くなった分、木漏れ日ではなくて結構モロに日差しを浴びる。真夏だったらキツイかも・・・。この界隈の夏って相当気温が高くなるしな。

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今はまだ5月だから全然大丈夫。

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ヤマツツジも思い出したかのように点在。

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どんどん進むと・・・。

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分岐だ(下の写真)。

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ここが前述の分岐。僕はCから来た。

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Bの「桑の木」方面の道は、城崎町の西でr9と合流する(下の写真)。

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僕は大師山と温泉寺を経由して下るので、Aへ直進(下の写真)。

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分岐までは下りだったが、ちょっと登り直す。

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全体的には尾根道を通る。

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尾根にそってちょっとアップダウンを繰り返しつつ、全体としては僅かに下っていくわけ。

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ノンビリと・・・。

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ダラダラと・・・。

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ホゲ~~っと・・・。

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歩き続ける。

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またヤマツツジ・・・。

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続くね~~。

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長いね~。

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ガイド本でも、この林道部分の歩きの部分を「延々と・・・」と表現している。

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まさに・・・。

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大師山山頂はまだですな~~。途中に距離を示す道標が有るので(写真は無し)、それを見るともうすぐだろうが・・・。

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慰めのヤマツツジ。

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・・・ん?先の方がやたら明るい(下の写真)。

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広い所に出る(下の写真)。向こうの坂道を登った先が大師山山頂のようだ。

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ふと左を見ると展望有り(下の写真)。

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円山川と手前に温泉街。

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あちらまで降りていくわけね。

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そのまえに大師山に行こう。
先程の登り坂の手前に分岐が有る(下の写真)。

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大師山に寄ったらここに戻って温泉寺へ向かうわけだ。
・・・で、コンクリート舗装の登り坂を登る(下の写真)。

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大師山山頂に到着(下の写真)。時刻は14:16。

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石仏がお出迎え。

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その向かいに温泉寺の奥之院(下の写真)。

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奥之院は古くは千手堂と呼ばれ、弘法大師作の千手観世音菩薩(現在は本坊の本尊)を祀っていたが、その後、石仏八十八ヶ所参りの奥の院「列仙閣」と名を変えた。長年の風雪に柱は朽ち屋根からは雨が漏り、平成19年に解体をしたとのこと。現在再建に向け計画中らしい。これは仮のお堂ということかな。
ここまでの無事と、これからの道中の安全を祈願。

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写真には写っていないが、ロープウェイで行き来している観光客が結構いる。その中でハイカー姿の僕は異質な存在www。「何だろう?この人」って感じか・・・。
かわらけ投げをする場所が有る。

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的に当たれば願いが叶うと・・・。

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かわらけを投げる場所としてよりも、展望場所として良いな。

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案内板に地図が載っている(下の写真)。
(↓クリックすると別ウィンドウで拡大表示されます。)

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ロープウェイは勿論使わない。予定通り、麓までは「温泉寺コース」で下山する。
先程の分岐に戻って「温泉寺コース」に突入(下の写真)。初めは階段の下り。

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程なくして緩い下りになって階段は無くなる。

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急になると再び階段。

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どんどん下る。

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ここも途中に石仏。

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光背だけが残った物かと思ったら・・・。

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下の写真のように地蔵が彫られてあった。

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どんどん下る。全体的にやや薄暗いトレイルだが・・・。

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明るい所も有る。

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ロープウェイだ(下の写真)。上にロープウェイが走っているのか~~。

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大師山山頂に有った案内板の地図では、トレイルとロープウェイは交錯していなかったけどな~。
先へ・・・。

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溝状の下り。

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今のところこのコースで人には会わない。

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どんどん下る。

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下りきると沢を渡り・・・。

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少し登り返すと・・・。

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また頭上にロープウェイ(下の写真)。結構ロープウェイ沿いに下っているんだな。

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手前に見えているのは途中の温泉寺駅だろう(下の写真)。温泉街を見る目線も低くなってきた。

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温泉寺はロープウェイのすぐ目の前に有る。もうすぐだ。

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下っていくと向こうにお墓が見えてくる(下の写真)。

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そこを抜けると・・・。温泉寺境内に到着。時刻は14:35。
登山道から出る。

『温泉寺』
(公式HP→http://www.kinosaki-onsenji.jp/

城崎温泉を開いた道智上人が天平9年(737年)に創建したと伝わる真言宗の古刹。
山号は末代山。高野山真言宗別格本山。本尊は十一面観音。
山麓に運慶・湛慶作と伝わる仁王像を安置する山門と浴客守護の薬師如来像を安置する薬師堂が有る。椎の巨木の間に続く300mの石段を登った所に本堂が有る。
境内には「城崎町美術館」が有る。

登山道から一番近くに有るのは「多宝塔」(下の写真)。
江戸時代中期(1768年)の建立で、但馬地方唯一の多宝塔。金剛界大日如来が安置されている。

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そして石段を下る。

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目の前に「鐘楼」(下の写真)。江戸時代初期の建立だそうだ。

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その右手に「本堂」(下の写真)。ここに来るのは10何年振りだ。
これは室町時代初期、至徳4年(1387年)頃に建立された。入母屋造、正面5間、和様・禅宗様・大仏様の三様式折衷で、本尊は十一面観音。

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本堂の隣に「本坊」(下の写真)。

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本坊のすぐ向かいにロープウェイの温泉寺駅が有る(下の写真)。殆どの観光客はこのロープウェイで麓~温泉寺~大師山山頂を往復する。僕以外のハイカーは見当たらず。

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境内から円山川が少しだけ見える(下の写真)。広角な展望は無い。

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先程の鐘楼の前に戻る。その横に石段が有る(下の写真)。これで麓の薬師堂境内まで降りられ、温泉街に入れる。

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もう登山道ではなく、参道だな。

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途中に歌碑が有る(下の写真)。加茂季鷹という歌人の歌が刻まれている。

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加茂季鷹(1751~1842)
江戸時代の歌人、京都上賀茂の祠官となり居を「雲錦亭」と号し花,紅葉の折々に友を招いて歌会を催した。
初め有栖川職仁親王の門に入り歌を学び、致仕して江戸に下り加藤千陰をはじめ多くの歌人、文人と交わり歌名大いにあがり、人争ってその染筆を求めた。
また強化もよくした。

朝な夕な 末の世かけて 世の夢も 
うちおどろかす 鐘の声かも

(原文は温泉寺に所蔵)

(案内板より)

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石段になる。

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急階段を下っていく。

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宝塔や・・・

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石仏が階段の脇に置かれている。

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もうすぐ階段は終わりだな(下の写真)。

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階段から降り立つと急に周りが明るくなる。麓の温泉寺・薬師堂境内に到着。時刻は14:46。
すぐ目の前には山門(下の写真)。

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右手に薬師堂が見える(下の写真)。

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「薬師堂」(下の写真)。

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江戸時代文化期(1804年-1818年)に建立。薬師如来像が安置されている。
山腹の本堂よりも時代は新しいが、豪華な感。

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「山門」をくぐる(下の写真はくぐった後で振り返って撮影)。

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山門(仁王門)は江戸時代明和期(1764年-1772年)建立で、八脚二重門。
運慶・湛慶作と伝わる阿吽の仁王像が安置されている(下の写真)。

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温泉寺をあとにし、あとは温泉街を通って駅まで帰るだけ。

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温泉街に入ると観光客がたくさん。
足湯ですな(下の写真)。

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ハイカーなど全く辺りに見受けられず、完全に浮いた格好で温泉街を歩く。

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駅まで幾つかのルートが有るが、分かり易いr9で帰ろう。

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温泉旅館らしい建物が建ち並ぶ。

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まるでお寺のお堂のような湯治場(下の写真)。

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柳がかかる大谷川が良い。

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写真にはあまり写っていないが、r9沿いでゴールデンウィークだし、クルマは多い。

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地蔵湯前の交差点で右折。駅までもう少しだ(下の写真)。

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そして・・・城崎温泉駅に到着(下の写真)。時刻は15:02。

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往きとは反対の道から戻ってきた。駅から時計回りに周回したわけだ。

20130505hike_327s 早く帰りたいので、大阪市内までは特急を使うことにする。指定席は容易に取れ、15:30発の特急こうのとり号(右の写真)に乗車。終点の新大阪駅まで3時間だ。あとはハイキングの余韻に浸りながら大阪市内へ・・・。
そして18:56に無事に帰宅。

こうしてようやく初めて兵庫県但馬地方の山に登ったわけで、大阪市内在住者にとって但馬地方の山々のハイクの日帰りは公共交通機関利用では難しいが、この来日岳は行き来し易い山なので、先ずは但馬のハイクの“トップバッター”として良いと思う。
賑やかな温泉街のすぐ傍ながら来日登山口から山頂までは割と自然を味わえるトレイルだったし、ダート林道歩きもお気楽な下山という意味で悪くないと思う。また、八畳岩からの円山川沿いの眺めが良かった。
着替えも持って行って、下山後に温泉に入るというのも良いかも知れない。もっとも僕は入らなかったし、また登っても入らないだろうが・・・(家のシャワーの方が落ち着く)。
何にしても但馬進出の第一歩として満足出来るハイクとなった。いずれは鉢伏・ハチ北方面の山にも登ってみたいものだ。
(これでようやくゴールデンウィークのハイク記事が終わった・・・4か月遅れwww(^^ゞ)
 

コース概略/
(自宅(5:45)→○○線・△△駅→□□駅・◇◇線・▽▽駅→新大阪駅・JR東海道本線(特急こうのとり)→)
JR山陰本線・城崎温泉駅(11:00)→r9→r3→来日→来日岳登山口(11:27)→304mの頭(11:56)→来日岳中間地点(12:09)→八畳岩(12:41)→来日岳山頂(13:00)→舗装林道→NTT無線中継所前(13:17)→芝生平→ダート林道→大師山(14:16)→温泉寺コース→温泉寺本堂(14:35)→温泉寺薬師堂・薬師公園(14:46)→城崎温泉街(r9)→JR山陰本線・城崎温泉駅(15:02)
((特急こうのとり)→JR東海道本線・新大阪駅・◇◇線→▽▽駅・○○線・□□駅→△△駅→自宅(18:56))

(↓クリックすると別ウィンドウで拡大表示できます。)
20130505map

GPSデータ/
歩行距離/11.3km
歩行時間/2hr56min
停止時間/1hr07min
最高速度/10.4km/hr
移動平均速度/3.8km/hr
全体平均速度/2.8km/hr
標高差/565m
総上昇量/719m
最高標高/567m(来日岳山頂)
積算歩行距離/380km
積算総上昇量/19920m

ガーミングラフ/
(↓クリックすると別ウィンドウで拡大表示出来ます。)
20130505graph

ルート鳥瞰図/
(↓クリックすると別ウィンドウで拡大表示出来ます。)
20130505bird

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Comments

全体的にうっそうとした印象はありますね。
決して荒れているわけではないですが
ちょっとだけワイルドさを感じました。
でもちょっとくらい荒れてるくらいがちょうど
良いかなと思います。
下山道は舗装路など横切る箇所もあったものの
トレイルがあって良かったと思います。
やはり登山靴での舗装路を歩き続けるのは
重いですしね(^^;
そういう意味では行きの登山口までのアクセスは
ちょっと辛いところだと感じました。

展望は里山らしくのどかな雰囲気で好きですね。
街の展望も悪くはないのですが、やはり
ほのぼのとした景観の方が好きだったりします。

« 投稿: ikajyu  2013年9月 4日 (水) 22時50分

ikajyuさん>
(レス遅くなりました~m(_ _)m)
初めの急登部分がちょい荒れっぽかったです。トレイルがでこぼこして狭い分、そう感じました。そこを登ってしまうとあとはお気楽ハイキングコースです。
舗装路歩きは、下山後に最寄り駅までというのならまだしも、登る前に歩くのはあまり嬉しくないですね~。しかもここみたいにクルマの多い道だとなおさらです。
ここは玄武洞周辺が里山っぽいですね。

« 投稿: Katze  2013年9月11日 (水) 20時18分

この時期は最初の取りつきまでのあぜ道を歩くのは
怖いですね。マムシなど出てきそう。
それにしてもこの石仏の数はなんですか(笑)
メチャクチャ多いですね。歴史ある山なんでしょうか?
八畳岩からの眺めは最高です。 疲れがぶっ飛びますね。
僕も城崎からだと特急使ってしまいますね。
余韻に浸ってノンビリ特急で寝て帰りたいです。

« 投稿: 登山 好人  2013年9月30日 (月) 18時24分

登山好人さん>
マムシがいそうな草むら気味の畦道ですよね~。9月頃は一番毒が濃縮されているそうですから、今が一番怖いです。
石仏はすぐ傍の温泉寺絡みなのか、どうなのか・・・。
八畳岩に座って食事をしながら景色を眺めていた時がこのハイクの一番の時間でした。

昔輪行の時は城崎から鈍行で帰りましたが、帰宅がすごく遅くなりました。福知山までが思ったよりも時間がかかりますし、そのあとは言うまでもなく・・・。

« 投稿: Katze  2013年9月30日 (月) 20時46分