六甲・高取山ハイキング 2013.08.02
年月日/2013年8月2日(金)
山地名・地域/六甲山地
天候/曇り時々晴れ
目的/六甲山地の高取山に登る。
内容/
前回は「腹痛でハイキング中止 2013.07.28」に書いたように腹痛でハイキングを初めて中止して帰宅してしまったが、この日はその時に登る筈だった山に向かう。その山は六甲山地の中でも低山中の低山、神戸長田の地元の方の毎日登山の定番の山、高取山。六甲全山縦走路上に有るが、他の山とは繋がっておらず周りを住宅地に囲まれている。
1ヶ月以上山に入っていなかったので、リハビリ的な意味を込めてこの山に登ることに決めた次第。この日は平日の金曜日だが夏休み。ハイカーも少なめだろうという見込みも有るし・・・。
自宅を8:30に出発。
電車を乗り継ぎ、10:15に神戸市営地下鉄西神山手線・妙法寺駅に到着(下の写真)。
カメラやGPSを準備して駅を出発。時刻は10:21。
改札口は一箇所だが、北口と南口に分かれている(下の写真)。初めは登山ガイド本の地図通りに南口に出て(下の写真の下段の右)、下の写真の黄色の矢印のように何気なく駅の東側を回り込むように進む。
緩い坂を登っていくと・・・。
左手に高速道路の高架が見える(下の写真)。
どうせ分かり易いだろうとあまり地図を事前に見ず、高速道路を抜けるということしか頭に無く、何気に見えている高速道路の高架の方に向かってしまう。
下の写真の黄色の矢印のように、鉄道のトンネルの上の道を渡り・・・。
見えていた高速道路の高架に近づいて・・・。
高架下を抜ける歩行者通路が見えたので、あちらへ(下の写真)。
ここを通るか・・・。
振り返ると・・・あ・・・駅の北口のバス・ターミナルだ・・・(下の写真)。
無駄にぐるりと回って駅の北口に出てしまった。この時点で当初参考にしていたガイド本のルートから外れていることに気付き、ちゃんと地図を取り出して確認すると・・・、先程の鉄道のトンネルの上を通らず、そのまままっすぐ行けば良かったみたいだ。ちょっと遠回りになるかもしれないが結局は合流するし、それ程距離の差は無いようなのでこのまま進むことにする。
高速道路の高架下を抜けると長い急階段(下の写真)。
階段の途中から向こうに見える山(下の写真)。
あれが今日登る高取山だ。鉄塔のようなものはNHKの中継所。
階段を降り切って住宅地の中をまっすぐ歩いていくと・・・。
r22に出合う(下の写真)。ここで黄色の矢印のように右折。
下っていくと住宅地が途切れ、一瞬山間部の道のようになるが・・・(下の写真)。
また住宅地に入り、左手の妙法寺小学校を通り過ぎて・・・(下の写真)。
妙法寺小学校前の交差点に到着(下の写真)。時刻は10:38。
ちなみに妙法寺の駅の南口から出てガイド本通りに歩いていたら、この交差点の写真向かって右手の道からこの交差点に辿りついていたであろう。
ここで上の写真の黄色の矢印のように左折。
すると登り坂で、歩道の電柱に「六甲全縦」の道標(下の写真の赤色の円)。
坂を登っていくと高取山が見える。近づいてきた。
登り坂は続く。
登り切った辺りで右折するように道標に書かれている(下の写真)。
ここで住宅地の路地に入る。
案内の道標は分岐の至る所に貼られているので迷うことは無い。
幅員の狭い道をまっすぐ進んでいくと・・・。
程なくして左折するように促される(下の写真)。
上の写真のAへ左折。
何か周りに緑が増え始めた。
ダートだ。
ここが登山口かな(実は違う)。
右手に畑。
そろそろ虫除けスプレーを体にかけておこう(・・・あ、これ、真夏の記事ですので(^^ゞ)。
本格的に登山道に入るんだな・・・。
あれ?
何か人工的な石垣。そして向こうがやたら明るい。
舗装路に出た!www(下の写真)。まだ登山口に着いていなかったのか~。
目の前に公園が有り、道標に従ってAへ。
公園の横を通っていく。
公園から離れたところで、ここが登山口のようだ。妙法寺登山口というのかな? 時刻は10:54。
階段を降りていく・・・。
おお・・やっと登山道。
久しぶりですな~。この感じ。
丸太階段を登っていく。
右手の木々の間から先程通った畑が見える(下の写真)。
丸太階段を登っていく。ずっとこんな感じなのかな~?
と思ったら、そうでもなく・・・(下の写真)。
お、良い道だね。
分岐だ(下の写真)。別の登山口からの道と合流。
Aへ・・・。
丸太階段を登ると・・・。お、岩陵系のトレイル。
と思ったら丸太階段でお気楽にされたり・・・。
と思わせておいて階段を無くすと・・・(^_^;)
こういう岩場は六甲らしいな。この西に須磨アルプスが有るが、岩陵系の低山の雰囲気は繋がっている。
駅から通ってきた住宅地もず~~っと昔はこういう地盤だったのかな。それを開発したのだろう。
お・・・、より須磨アルプス類似の岩場。
振り返ると、その須磨アルプスが見える(下の写真)。
横尾山ですな。この前「須磨アルプスハイキング 2013.06.30」で登った山だ。
さて、先へ。
九十九折れの登りが続く。
夏だけど、虫は少ないな。
割と明るくて風通しが良いからな。
手すりも有ったりして、ちょっと散策路風。
公園風のベンチとかも有る。
ベンチから望む展望(下の写真)。
ここで一組の中高年夫婦のハイカーさんと出会って御挨拶。今日登山道上で初めて会った人だ。
先へ進む。
登りは続く。
どんどん登っていくと・・・。
一旦フラットになる。
そしてまた登り。
それほど急ではないが、マジ暑くなってきた(しつこいようですが、真夏ですから(^^ゞ)。
U字状の溝のトレイルを登る。
写真は直線的なものが多いが、実際は細かくウネウネと曲がって登っていく。
久しぶりなので、ペースを考えずガンガン進んじゃうな。
またフラットに・・・。
と、また岩場の登り。
横尾山を見る目線が高くなった(下の写真)。
結構登っただろうと思っていると・・・。
人工的な物が見える。
もうすぐ荒熊神社だ。山頂界隈の神社だ。
コンクリート擁壁の横を歩いて左手の石段へ・・・。ちなみに石段を登らずにまっすぐ進むのが六甲全山縦走路のコースらしい。
僕は石段を登ります。
石段を登ると荒熊神社に到着。高取山山頂一帯に着いたわけだ。
時刻は11:20。
参拝しておこう。ここまでの無事を感謝し、このあとの安全を祈願。
拝殿向かって右奥に・・・(下の写真)。
あ・・・頂上はまだ上か・・・。
案内板に従って進むと、登り。
「須磨・高取山頂上はこちらです」と・・・。
フェンスを回り込むように進んでいく。
フェンスの向こうはNHKの中継所のアンテナ施設(下の写真)。
回り込んだ所が山頂(下の写真)。須磨・高取山の山頂らしい。
高取山は須磨区と長田区の境に位置している。この時はなぜわざわざ「須磨・高取山山頂」としているのかあまり考えなかったが、そこに気が付いていたら後々の失敗を起こさなかったかもしれない(その失敗は後ほど・・・)。
案内板によるとここの標高は319.9m。事前に高取山の標高を頭に入れていたら、やはり後の失敗を起こさなかっただろう(割となめていて情報収集していなかったのが原因だ)。
三角点はここではなく、この下に有るようだ。
ここからの眺めは下の写真の通り。あまり広角ではないですな。でも神戸の街並みと海が見える。
この頂上から下に荒熊神社の朱色の鳥居が建ち並ぶ参道が見える(下の写真)。三角点もあちらだ。
フェンスを回り込むトレイルが続いている(下の写真)。
これで小高い丘のようになった頂上から降りられる。三角点を探しにいこう。
降りていくと、先程の鳥居。
この鳥居を抜けていけば先程の拝殿(本殿)の前に出るわけ。
鳥居を抜けず、その向かって左手に三角点と展望場所が有るのであちらへ・・・(下の写真)。
三角点発見。三等三角点。
登頂成功のイェ~イwww
ここから神戸の街がよく見える。
先程の山頂よりも広角。
肉眼ではもっとハッキリと見えます(^^ゞ
シム・シティみたい。
少し西寄りの風景(下の写真)。
この景色を眺めながらベンチで早めの昼食&休憩タイム。
さて、東へ・・・。石段を降りていく。
次は高取神社に向かおう。
散策路風のフラットな道。
山頂付近は鋭角的ではなく、なだらかなんだな・・・と、この時は思っていた。が、地形図を見えれば分かる筈だが、高取山は二つのピークが有って、荒熊神社側は西側のピーク(須磨・高取山山頂というのはそういう意味)。これから行く高取神社は東のピーク。今はその間のトレイルを歩いている。で、高取山の最高標高地点は東のピークなのだ。そしてその場所とは・・・。それは前述した失敗に関係するのだが、それはまた後ほど・・・。そして今はあまり何も気にせずに高取神社へ向かっている次第。
右手に神戸の街が垣間見える。
穏やかなトレイルを進んでいく。
暑いけどマッタリ気分。
石の鳥居が見えてきた。
高取神社奥之宮に到着。時刻は11:43。
石段を登った上に奥宮。石段の横に「高取山頂上」という案内板が有るが、この時石段そのものに注目していて、案内板は全然目に入っていない。
ここ鳥居の前で六甲全山縦走路と再び出合う(上の写真の中段の右)。また石段を登らずに先へ進めば高取神社の本殿のようだ(上の写真の下段)。
石段を登って奥宮へ・・・(下の写真)。
高取神社・奥之宮に到着(下の写真)。ここまでの無事とこれからの安全を祈願。
そしてここから見える神戸の街の眺めが素晴らしい。
肉眼ではもっと綺麗です。
西寄りの景色(下の写真)。
東寄りの景色(下の写真)。
ここからのパノラマ写真。
(↓クリックすると別ウィンドウで拡大表示できます。)
で、これで石段を降りてしまう(←それは失敗)。
石段を降りて本殿のほうへ・・・。
登山道ではなく、もう普通の参詣道。
右手の景色。
ここからの眺めも良い。
奥之宮~本殿間からの眺め。
(↓クリックすると別ウィンドウで拡大表示できます。)
拝殿・本殿前に到着。ここでも参拝。
この辺りになると参拝者がちらほら。
さて、下山だ(←あ~あ、降りちゃうのか・・・)。
石段をどんどん下りていく。
茶屋が建ち並ぶ。
三軒くらい有るようだな。
登山道のかけらも無いような普通の参詣路を下っていく。
毎日登山のかたは、登山と言うよりも毎日参拝というべきか・・・。
九十九折れ。
どんどん下る。
ここで六甲全山縦走路と分かれる(下の写真のB)。
また、他にも下山路があるようだ(上の写真のC)。
ここは予定通りにそのままAの参詣路で下る。
途中で左手に見える風景(下の写真)。
また石段になり、どんどん下る。
また茶屋だ。
ちょっと薄暗くなったな。
九十九折れを下っていく。
暗い所の方が蚊は多いな。
でも虫除けスプレーのおかげで全然平気。
途中で分岐(下の写真)。何となく直進して石段を下ることにする。
やや薄暗い下り坂を進む。
もうずっと舗装路だろうな。
ま、これはこれでいいでしょう。
久しぶりのハイキングだしね。
他にも高取山には色々とマイナールートが有るようだ。道標が所々に有る(下の写真)。
程なくして茶屋ではなく、普通の民家が見えてくる。
明るい所に出る。
民家の横に出る。
住宅地の間の狭い道を下っていく。
目線が随分と低くなったことが分かるだろう。
そして・・・車道に出合う(下の写真)。時刻は12:19。
山から出切った。ここでAへ右折して登り坂を進む。
どんどん登り、登り切った所で左手の分岐へ(下の写真の黄色の矢印)。
あとは地図とにらめっこしながら住宅地の中を抜けて、西代駅を目指す。
大谷町の住宅地を抜けていく。
とりたてて登山関係の道標は無い。
赤い高架が遠くに見えてきた(下の写真)。
r22の高架だ。その下にr21。
高架下を抜けてr21を横断。そして突き当たりを左折。
r21を東へ進む。
r22の高架とr21が合流する辺りで、山陽電車・西代駅地上出入口に到着(下の写真)。ここでゴール。時刻はまだ12:45。
あとは電車に乗り込み、大阪市内へ・・・。
13:50と真昼の暑い時刻に帰宅。汗だくだく。
こうして一カ月ぶりの久しぶりなハイキングを終えた。
お手軽な低山だったが、須磨側から登ったのは正解だった。須磨側のほうが登山道らしく、登りこそ山歩きっぽくしたかったので・・・。まぁ、下山はお気楽にしたいので参詣路風の長田側で下るのも正解だった。
で・・・、その日の帰宅後にGPSに記録した軌跡を確認したり、再度ネット調査をしたりしていて気が付いた。なんと、高取山最高標高地点に行っていなかったことが!!(・。・; なんということ・・・orz やってしまった・・・・。高取神社奥之宮の裏手にもう少し高い所が有って、そこが最高標高地点(標高328m)とのこと。奥社の横から登れたらしい。もっと事前にネット調査をしておけば良かった。
なんかこのままでは気持ち悪い・・・。またいつか次の機会に・・・というほど、登るのに苦労する山でもない。サクッと登ろうと思えば登れる。どうしようかな~~~、と悩みながらこの日眠りに就いたのだが、さてどうしたかと言うと・・・(それはまた後ほど)。
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コース概略/
(自宅(8:30)→○○線・△△駅→□□駅・▽▽線→◇◇駅・神戸市営地下鉄西神・山手線→)
神戸市営地下鉄西神・山手線・妙法寺駅(10:21)→筆前→r22→妙法寺小学校前交差点(10:38)→池町→妙法寺・登山口(10:54)→荒熊神社(11:20)→高取山三角点(11:29)→高取神社(11:43)→茶屋前→西山町・登山口(12:19)→上池田→大谷町→r21→山陽電鉄(神戸高速鉄道)・西代駅(12:45)
(→新開地駅・▽▽線→□□駅・○○線→△△駅→自宅(13:50))
GPSデータ/
歩行距離/6.6km
歩行時間/1hr36min
停止時間/0hr49min
最高速度/10.3km/hr
移動平均速度/4.1km/hr
全体平均速度/2.7km/hr
標高差/236m
総上昇量/319m
最高標高/321m(高取神社奥社)
積算歩行距離/408km
積算総上昇量/21933m
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