チャラの卵詰まりと手術 そして退院
今日までブログには書いていませんでしたが・・・。
今年の2月頃のまだ大阪にいる時なのですが、チャラが卵詰まりを起こしたようで、パッチン先生の病院に久しぶりに行きました。
(パッチン先生とは→過去記事「パッチン先生~インコ一家全員で通院 2008.07.26」参照)
↓パッチン先生のところに行く直前のチャラ
超音波診断の結果、やはり卵詰まりで、しかも中で割れてしまっているとのこと。
割れた心当たりとしては、放鳥時にちょっと動きが悪く(←卵詰まりのせいで)、飛んだ際にお腹から着地してしまったことが有って、おそらくその時かと・・・。
尚、チャラはお迎え以来この時まで産卵したことが無く、初めてでした。
産卵しそうな気配は5日間位有ったのですが、様子を見ていても産めそうになく、挙句上記の放鳥時の件も有って(本人はお腹が少しへこんで動きが楽になったようでしたが)、病院に駆け込んだ次第です。
目の前で処置が開始。
発情が止まっていて子宮腔は閉じてしまっていたので、取り出すのは大変でしたが、パッチン先生は何とか割れた殻を排泄腔から細い針金のような器具で取り出していきました。
しかしどうしても一欠けらだけ取り出せず、次に産卵する際に押し出されることを期待して終了。
経過観察と相成りました。
↓帰宅直後のチャラ。少し痛かったか・・・。疲れたか・・・。
↓その10日後の写真。お腹が引っ込んだ、通常のチャラの体型に戻りました。
そして発情対策や横浜への引っ越しや何やらでバタバタしていて、チャラも落ち着かなかったのか発情しないまま無事に引っ越しを終え(過去記事「横浜インコになりました」参照)、7歳の誕生日(お迎え記念日)も迎えました。
しかし5月になって落ち着いたせいか、中旬頃にまた発情してしまって産卵の気配。
そしてまた卵詰まりのようでした。
横浜に移ったらあそこと決めていた病院が有ったので、予約を取って(当日取れた~)台風の迫る夕方に通院。
触診とレントゲン検査の結果、卵詰まりは卵詰まりでしたが、殻は出来ておらず、前回に残った欠片が蓋のようになって、殻を形成できる所まで具材が降りずに止まってしまい、更に押し戻されている状態だと分かりました。
従いまして、圧迫して取り出そうとしても出ませんでした。
結果、後日開腹手術で取り出すことになりました。
今後もまた卵詰まりを繰り返す恐れが有るため、卵管も取ってしまうことになりました。
↓手術前日。元気はまあまあ。
↓4日後の手術の当日の朝。膨らんでいるのがはっきりと分かる。
無事に完了したとの連絡が病院から有って安堵。
残っていた殻の欠片,今回滞留した具材,そして卵管は摘出されました。
2日後にお見舞いに行くと、エリザベスカラーを付けてじっとしていました。
色々説明を受けました。
卵巣の摘出は難しいのでそのまま残してあるとのことでした。
そのためまた発情すると卵の具材は生成されるとのことですが、卵管が無いので殻は出来ずに体外に出てこないそうです。
生成した具材は栄養として自身の体内に再吸収されるそうです。
しかしあまりに発情過多になるとその吸収が追いつかずに溜まってしまい、結果として腹膜炎になる可能性が有るとのことです。
従いまして今後も発情を抑制する必要が有るとのことです。
経過観察のためそのまま入院を続け、良好だったので手術から8日後の昨日退院しました。
↓自身のケージには入れてもらえず、プラケースの中のまま。
入院中はあまり餌を食べなかったそうで、何度か強制給餌をしていたそうです。
幸い帰宅後はがつがつと食べてくれて、今日も食べています。
自宅にいながら入院中と同じような環境にして一週間くらい過ごすことになっています。
プラケースの中で過ごし、エリザベスカラーも付けたままです。
↓食べている様子。
一週間後にまた通院です。
7歳を過ぎても(おそらく実質8歳近い筈)発情するとは・・・、なかなか今後も暫く油断ならない感じです。
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