鎌倉アルプスハイキング 2015.07.15
年月日/2015年7月15日(水)
山地名・地域/三浦丘陵
天候/晴れ
目的/鎌倉の山の尾根道、天園ハイキングコースを歩く。
ポイント/①建長寺から瑞泉寺へと時計回りに巡る,②横浜に引っ越し後の初の9ヶ月ぶりのハイキングでリハビリのつもりで歩く。
内容/
4月に故郷の横浜に引っ越しをしてきて概ね落ち着いたところで、9ヶ月ぶりのハイキング、関東で初のハイキング(←子供の頃の学校の遠足でのハイキングは除いて・・・)に出掛けることにする。
久しぶりだし、関東の山には全く馴染みがないので、先ずは近場で、低山の中でも標高がグッと低く、距離の短いコースを検討した結果、ハイキング本に載っていた「鎌倉アルプス」が目に留まってこれに決定。鶴岡八幡宮の裏を回るような尾根道のハイキングコース(天園ハイキングコース)らしい。建長寺側から瑞泉寺側へ時計回りに回ることにする。
自宅を8:35に出発。
最寄り駅から電車を乗り継いでJR横須賀線・北鎌倉駅で下車。時刻は9:31。
下車したホームの東口(下の写真)から出る。
GPSやカメラやドリンク等を準備し、駅を出発。時刻は9:39。
JR横須賀線の線路沿いの道を建長寺方面へ向かって進む(下の写真)。
程無くしてr302に出合い、左折(下の写真)。
歩道は狭いけど一応有る。
「建長寺」に到着。時刻は9:57。
まずは「外門」から入る(下の写真)。
次いで「総門」(下の写真)。境内へ入っていく。
拝観料が必要だ。
奥へ進む。
建長寺には20年近く前の寺社仏閣巡りにはまっていた頃に来たことが有る。それ以前にも来たことが有るかもしれないな。
「三門」を抜ける(下の写真)。
「仏殿」が目の前に・・・(下の写真)。
今日は寺の観光をしません。
「仏殿」正面に向かって左から更に奥へ進む。
「唐門」が見える(下の写真)。
上の写真を撮っている傍に下の写真のような道標が有る。
登山口は「半僧坊」に有り、そこから天園ハイキングコースが始まるのだ。
道標に従って進む。
「正統院」近くでまた道標(下の写真)。
その後も道標充実。
「半僧坊」に徐々に近づいてきた。
すると目の前に急な石段が見える(下の写真)。
寺であるが、神仏習合の名残か、鳥居が有る。
石段を登る。
一旦階段が終わるが、先にまた階段が有るようだ。
折り返しながら急斜面を上がっていく階段。
なんか早く山に入ろうと急ぎ足気味。慌てる必要は無いが、久しぶりのハイキングになんとなく気がせいている。
この辺り(下の写真)で虫除けスプレーを皮膚の見えているところや髪の毛にかけまくる。
夏ですからね~。虫除けスプレーをかけないと僕は絶対に蚊に刺される。
引き続き階段を登っていくと、お堂が見えてくる。
「半僧坊」に到着(下の写真)。時刻は10:06。
ハイカーらしい人が数人、普通の参拝・観光客が5~6人程いる。
半僧坊の前から相模湾の海がチラ見できる。
海岸は見えない。水平線が見えるだけ。
あ・・・、あれは富士山だ(下の写真)。
麓の木々に埋もれるように建長寺の境内が見える(下の写真)。
あそこからここまで来た次第。
半僧坊の右手の祈祷所を抜けていくと「鎌倉二十四地蔵霊場・第十一番札所」の地蔵堂が見える(下の写真)。
地蔵堂の前に来ると・・・。
傍らに天園ハイキングコースの道標が有る(下の写真)。ここからハイキングコースがスタートする。
道標の指すほうに石段(下の写真)。これを登る。
林の中に入っていく。
石段が徐々にラフな作りになってくる。
展望台が有る。「勝上嶽展望台」ってここか・・・。
展望台から景色を眺めてみよう。
お・・・、先程の半僧坊の前よりも流石に良い眺め。
海沿いの街が見える。由比ガ浜辺りだろう。
建長寺の境内。
右手には富士山も見える(下の写真)。
雲がかかって霞んでいるけど、この夏の時期にしてはこんなものでしょう。満足。
さて、展望台から出て先へ・・・。
道標に従って瑞泉寺方面へ進む。
ダートのトレイルになって、ようやく山歩きらしくなった。
すぐに分岐。(上と下の写真)。
左に行くと今泉台へ下りてしまう。右の瑞泉寺方面へ進む。
瑞泉寺まで約3.8kmということは、今回のハイキングの内、山の中を歩くのはその距離程度ということで、リハビリ・ハイキングとはいえ随分と短くなりそうだ。
お気楽なトレイルがずっと伸びている。
まぁ、久しぶりなので、これくらいで良いです。
鎌倉アルプスというからにはちょっと岩場を期待するところだが・・・。
まぁ、こういう感じの岩ぐらいなのだろう。
尾根に沿ったすぐちょっと下をトラバースするようなトレイルが続く。
普通の岩かと思いきや・・・(下の写真)。
摩崖仏が三体分彫られてある(下の写真)。
お・・・ちょっと岩場の下り。
ホントにちょっとだけで、すぐ下にまた土のトレイル(下の写真)。
またフラットに近い緩々の登り勾配の道が続く。
ここは登りらしい勾配の登り・・・短いけど(下の写真)。
またフラット。
突然出てくる、ちょっとだけ岩場の下り(下の写真)。鎌倉アルプスと名付けたからには一応岩場有り、ってとこか。
ロープが張られている。
ロープが必要かどうかは??だが・・・。
先へ・・・。
ヤマユリが一輪咲いている。
今のところ殆どフラット区間が多いが・・・。
たまに登り勾配を感じさせてくれる登り(下の写真)。
そして、下り勾配を感じさせてくれる下り(下の写真)。
どちらも短いがね。
分岐だ(下の写真)。十字路になっている。
道標には4方向とも天園ハイキングコースになっている。天園ハイキングコースは一本のコースではなくて、分岐も含めているんだな。
Aは覚園寺へ出る道(下の写真)。あちらには行きません。
Cは今泉台へ下ってしまう道(下の写真)。あちらへも行きません。
Bは瑞泉寺へのトレイル(下の写真)。あちらに行く。
緩い登りが続く。
何か、斬られたような溝の有る岩が・・・(下の写真)。
またフラット。
ちょっと登って・・・。
ちょっと下る。
そしてまたフラット・・・。これが繰り返される。
よく見ると元々は岩場で、あとで土が被って岩場だと分かりにくくなっている場所が多い感じ。
下の写真のトレイルも切り通しではなく、二つの大岩の間に土が被ったもの。
なので、結構巨岩が有るんだな。
転がって苔むしているし・・・(下の写真)。
で、また普通のフラットなお気楽トレイル(下の写真)。
ノンビリと歩いていく。
今日は距離が短いから急ぐとすぐ終わっちゃいそうだしな。
道標が見える(下の写真)。
別に分岐ではなく、岩を登ったら右折するだけ。
結構このコース、雨上がりで濡れていると滑りやすいかも知れないな。
お気楽なハイキングコースと思い、雨天や雨上がりに油断して入ると案外コケて痛い思いをするかも。
ちょくちょく岩場が出てくるようになった感。
形が崩れている丸太階段・・・(下の写真)。
登っていくと・・・、先のほうが開けていそう(下の写真)。
いきなり開けた。林から出た。
左手に金網フェンスが張られていて、そこに大平山山頂であることを示す看板が掲げられている(下の写真)。
ここが大平山山頂か・・・。時刻は10:55。
標高は159m。
三角点は無い。基準点のようなものが有る(下の写真)。
これでもいいか・・・。登頂成功のイェ~~イwww
山頂からの眺め(下の写真)。
山頂の東の直下は広場のように開けている。
直ぐ北に隣接する鎌倉ゴルフ場と横浜霊園が有り、後者に関係する建物だろうか??
海のほうを見ると・・・。
逗子の街と相模湾が見える(下の写真)。
遠くの水平線の右寄りに見える陸地は伊豆半島だろう。
海沿いの街(下の写真)。
では先へ・・・。
山頂を降りる。
ちょっと六甲の東お多福山山頂付近にも似た場所だな。
濃い緑の間を抜けていく。
左手にフェンス。
フェンスに沿って先へ進む。
再び林の中へ・・・。
半僧坊以外、トレイルに入ってから今日初めてハイカーさんと遭遇(上と下の写真)。
平日だし、夏だし、ここをハイクする人は少ないのかな。夏場にこういう場所を歩くとひたすら暑いからな。
暑いなどと言っていると、天園峠の茶屋に到着(下の写真)。時刻は11:05。
でも何も飲みません。スルー。
下りだ・・・(下の写真)。
大平山が今回の最高標高地点なので、この後は下り傾向の尾根道になりそうだ。
急な岩場の下り(下の写真)。
岩場を降りると分岐(下の写真)。僕はCから来た。
Aは獅子舞経由で鎌倉宮に下る道(下の写真)。
獅子舞とは、後で調べたところ、谷の名まえで、晩秋の紅葉が綺麗な場所のようだ。今日は夏なので行かない。
予定のコースは瑞泉寺経由なのでBへ(下の写真)。
先程のハイカーさんもBへ進んでいる。僕が分岐で写真を撮っている間にだいぶ先に行ったな。
下りだ。
どんどん下る。
ちょっとトラバース気味に尾根のすぐ下を進んでいく。
ちょっとまた緩い登り。
で、またフラット・・・。
天園ハイキングコースはあと1/3くらい。
昼前に終わっちゃいそうだ。
岩場を抜ける。
下り・・・(下の写真)。
向こうから女性が来てすれ違って挨拶。リュックではなくてバッグを肩に下げて公園の散策のような感じで歩かれている。確かにそれでも十分だろうな。僕は流石にストックを持ってきていないが、結構“山に登ります”的な格好だけど・・・。
濡れると滑りそうな岩場の下り(下の写真)。
階段のようになっている岩場。
まだ下る。
少しフラット気味に・・・。
そしてまた下り。
どんどん進む。
右手に何か有るようだ(下の写真)。
大亀石か・・・(下の写真)。時刻は11:24。
亀の首が出ているみたいな。でも体全体に当たるであろう岩は枯れ枝と落ち葉が積もっていて殆ど見えない。
説明文が掲げられている(下の写真)。なるほど・・・。
先へ・・・。
ん・・・。何か穴が開いている岩が有る(下の写真)。中を覗かずにスルー。
ちょっと幅の狭い区間だな・・・。
一転、お気楽なトレイルに変わる(下の写真)。フェンスまで有るし・・・。
どんどん進む。
上空がちょっと開けた。
道標が見えるな。
分岐だ(下の写真)。僕はCから来た。
道標はCとAに対してだが、Bへもトレイルが伸びていてT字路だ。
Aは登山口の有る瑞泉寺へのトレイル。あと400mで山から出るのか・・・。
ちなみにBは十二所方面へ下る道のようだ(下の写真)。名越切道と繋げてハイクしたかったらBへ行くのだろう。
今日は予定通りAへ・・・。
名越切道へのハイクはまたいつかの機会にしよう。
先へ・・・。
また分岐だ(下の写真)。
ここはAですな。
下りらしい下りになる。
どんどん下る。
サクサクと下る。
ガンガン下る~~~。
もうすぐ終わるのかな?
階段に変わる。
民家やアスファルトの道路が、草木の向こうに見えてきた。
狭い石段を下りていくと・・・。
瑞泉寺側の登山口から出る。時刻は11:39。
瑞泉寺の堂宇の有る境内を通るわけではなかったようだ。境内の外を撒くように歩いて出てきたようだ。
では、鎌倉駅まで行くか・・・。
山門が見える。
瑞泉寺の山門だ(下の写真)。
登山口を出てから参詣路の一部を少し歩いていたわけだな。
山門を出て少し歩き、ふりかえって撮影(下の写真)。
鎌倉駅を目指す。
住宅地の中を抜けていく。
r204に合流(下の写真)。
r204を歩いていくと、鶴岡八幡宮の鳥居が見えた。
鶴岡八幡宮には寄らない。ハイキングの格好だとメチャ浮きそうだからwww
店が並ぶr21の歩道を歩いていく。
普通の観光客が大勢いて、結局浮いた格好www
そして混雑する鎌倉駅にゴール。時刻は12:09。
もう終わってしまった・・・。
JR横須賀線に乗り込み、自宅には13:25に帰宅。
こうして横浜に戻ってきてから初のハイキングを終え、久しぶりにダートを歩けたので満足。リハビリ・ハイキングとしては良かった。距離がとても短かったが、物足りないくらいのほうが僕的には次へのモチベーションが上がるのでまぁ、いいでしょう。
今回は夏だったが、このコースは冬枯れた時期の晴天の日に陽だまりハイクとして散歩気分で軽く歩くのに向いていそうだ。
さて、いよいよ関東での低山ハイク・ライフが始まったわけだが、まだ関東の山について計画を立てられるだけの事前の情報収集が出来ていないので、暫くあと数回程は急にサクッと入れるような山のハイクでリハビリをし、その間に色々とプランを貯めておいて9月,10月辺りから本格的に始めようかと思う。
関東でのハイク・・・これからが楽しみだ。
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コース概略/
(自宅(8:35)→○○線・△△駅→□□駅・JR横須賀線→)
JR横須賀線・北鎌倉駅東口(9:39)→鎌倉市山ノ内町道→r21→建長寺(9:57)→半僧坊本殿・ハイキングコース入口(10:06)→大平山山頂(10:55)→天園峠の茶屋(11:05)→大亀石(11:24)→瑞泉寺登山口(11:39)→r204→鶴岡八幡宮前(12:00)→r21→r303→JR横須賀線・鎌倉駅(12:09)
(→□□駅・○○線→△△駅→自宅(13:25))
GPSデータ/
歩行距離/8.2km
歩行時間/1hr55min
停止時間/0hr34min
最高速度/12.5km/hr
移動平均速度/4.3km/hr
全体平均速度/3.3km/hr
標高差/134m
総上昇量/279m
最高標高/159m(大平山山頂)
積算歩行距離/838km
積算総上昇量/44056m
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