日の出山~御岳山ハイキング 2015.11.27
年月日/2015年11月27日(金)
山地名・地域/奥多摩
天候/晴れ
目的/奥多摩の日の出山と御岳山に登る。
ポイント/御岳山山頂からの下山ルートは(御岳登山ケーブルの利用も含め)、その場で決める。
内容/
前回に続いて今日も奥多摩の山を歩こうと、検討の結果、日の出山から御岳山を繋いで歩くことにする。
ハイク本では御岳山を先に登り(しかもバスやケーブルカーを使って)、次に日の出山に行き、そしてJR日向和田駅へ長い距離を緩く下り続けていくというパターンが多いようだ。しかし僕は逆に辿ることにする。そして御岳山山頂からの下山は、その場の体力や気分から判断してルートを決めることにする(場合によってはケーブルカーとバスで下山してしまうかもしれない)。
自宅を5:15に出発。
最寄り駅から幾つもの電車を乗り継ぎ、JR青梅線・日向和田駅に8:09にようやく到着。
相変わらずの片道3時間移動だ。
下車した人の中に、僕以外のハイカーは見当たらない。
GPSやカメラ,ドリンク等を準備し、8:19に日向和田駅からスタート。
駅舎の前の階段を降りるとすぐ目の前にR411が走っている(下の写真)。
ここを奥多摩町方面へ少し歩く(上の写真の黄色の矢印)。
程無くして左へr199が伸びている分岐に到着(下の写真の右上)。
ここで左折してr199へ入る(下の写真の左上)。すぐに目の前に神代橋が見え、これで多摩川を渡る。
橋の正面の山(上の写真)のほうにこれから登る日の出山界隈が見える。
日の出山山頂自体は手前の山に隠れて見えない。その手前の山というのは三室山で、上の写真の中央よりやや左寄りの茶色っぽくなっている山肌のピークだ。ちょうどその向こうに日の出山が有る。
御岳山は日の出山の更に向こうなので勿論見えていない。
橋の右手にも多摩川左岸の奥多摩の山が連なっている(下の写真)。
今は橋の南側の歩道を歩いているので、下流の方角の多摩川が左手に見える(下の写真)。
青梅駅からアプローチできる赤ボッコや天狗岩界隈の山々も見える。
橋を渡り終えてr199を直進。
吉野街道ことr45と出合う(下の写真)。
下の写真の上段の道路標示版には書かれていないが、r199とr45の出合部分は十字路になっている。
r45を横断し、都道指定ではない公道にそのまま入って直進。
すぐに丁字路(下の写真)。ここをAへ左折。
すぐにまた十字路(下の写真)。ここは右折してAへ。
道なりに進んでいく。
道沿い左手に梅の公園(下の写真)。時刻は8:35。
時期ではないので、人の気配無し。
さらに奥へ。
右手に下の写真の看板。「この先ハイキングコース」と書かれている。
若干登り勾配になってきた。坂というほどではないが・・・。
道沿いの民家が無くなり、林の中へ。
高い木々で薄暗く、前日の雨のため、路面に湿気が有る感じ。
どんどん歩いてくと、天満宮の赤い鳥居が見える(下の写真)。あそこが登山口だ。
その向かって左のダート林道は通行止め。鳥居の右手の右折した舗装路の続きも通行止め。
時刻は8:44。
鳥居をくぐって、いよいよ山に入る。
入った所の右手に簡易の公衆トイレが有り、その外側の側面に熊とイノシシに注意する旨の張り紙が貼られている。
奥多摩といえば熊ですからね。注意しましょう。
登り開始。
土留め風の木階段を登っていく。
昨日の雨のために地面は水を含んでいる。滑る程ではない。
右のフェンスの向こうは小さなゴルフ場。
トレイルには下草が多いな。
奥へ・・・。
緩い登りが続く。
土留め階段が有れば、木の根っこウジャウジャも有り。
全体的には整備されている感。
緩めの登りは続く。
尾根に上がるまでこんな感じみたいだ。
ここも下草が結構有る。
どんどん進む。標高はそれ程上がらないが・・・。
下草がトレイルに被さり気味。
かと言って、下草が無いと山の保水力が低下するし、適度に必要なんだろう。
ひたすら続く緩い登り。
山に登るというよりも山の奥に入っていっている感じだな。
ここに来て、ちょっとずつ勾配が上がってきた感じ。
どんどん進む。
斜面を九十九折れ気味に登るようになる。
もっとも、明らかなヘアピンカーブは無い。緩いジグザグといったところだ。
ひたすら登っていく。
何度か折り返しながら登っていく。
分岐だ(下の写真)。
Bは下りで、二俣尾駅方面と繋がっているようだ。
そのままAへ。
どんどん登る。
何度もカーブしながら・・・。
ここに来て初ヘアピン・カーブ。
徐々に尾根に乗ろうとしているのだろう。
まただね。
程無くしてまた分岐(下の写真)。
Bに琴平神社が有るようだ。鳥居が見える。
琴平神社に行ってから、またここに戻るのか?抜けられてその後Aへ進むトレイルと合流できるのか?分らん・・・。
何となく気分でAへ・・・。琴平神社をスルーした感じになった。
どんどん登る。
折り返して・・・。
進んでいくと・・・。
あ・・・(下の写真)。
琴平神社を抜けてここで合流できるわけね。
琴平神社を何気にスルーした形になっていたが、Bのほうに祠が見えているので、ならば立ち寄っておこう(下の写真)。
Bへ進んで琴平神社(金比羅神社)に到着。時刻は9:11。
ここまでの無事と(まだ始まったばかりだが)、このあとの安全を祈願。
神様が下界を見守るという感じで、祠正面が向くほうにちょっと展望。
広角ではなく、木々の間からになるが、見える。
東の方角、梅郷,日向和田,青梅市街地が見える(下の写真)。写真では見えていないが、山間を多摩川が流れている筈。
川沿いに立ち並ぶ住宅。
あ・・・。遠くに見えるは都心のビル群。あれは東京スカイツリーか???
思わぬ展望にラッキーと感じながら、先程の分岐の戻り、Aを先へ・・・。
琴平神社を後にして程無くすると尾根に上がった。
結構太くて両サイドがなだらかなので、尾根道らしくはないが、尾根ですな。
ちょっと尾根から下がった所を歩くことも有るが・・・(下の写真)。
基本、尾根道。
分岐だ(下の写真)。まっすぐAへ。
Bは下り勾配で、南の方の麓へ下っていくみたいだ。
尾根に上がってからは今のところ、これと言った急なアップダウンは無し。
勿論、日の出山に向かっているので、全体的には引き続き登り勾配であるが・・・。
比較的緩めの登り勾配だ。
もうすぐ何気に三室山か・・・。神代橋から見えていた山だな・・・。
それを思うと、ちゃんと登っているわけだな。そりゃ、そうかwww
こういうのは尾根道らしい尾根道だ(下の写真)。
どんどん進む。
ちょっとトラバース気味。
尾根のちょっと南寄りの斜面をトラバースしている。
向こうのほうに道標らしき物が見えるな。
分岐だ(下の写真)。
僕はCから来た。
Bはどこに繋がっているのか分らんが、南の麓と繋がっているようだ。
日の出山はAのほう・・・。そのAのほうにまた分岐が有り、登りのDが三室山へ繋がる道だ(下の写真)。Aは三室山山頂の南の撒き道のようだ。
ここでまたしても何気なくAへ進んでしまう。三室山山頂をパス(記事を書いている現時点で何故パスしたのか自分でも不明)。疲れているわけでも、時間に追われているわけでもないし・・・(三室山をそれ程重要なピークと思っていなかったからか??ちょっと後悔)。
巻道を進んでいくと・・・。
山頂経由のトレイルと合流(下の写真)。僕はDから来た。
Cが三室山山頂と繋がっている。山頂へ行っていたらCから降りてくることになったであろう。
Bは二俣尾駅方面と繋がっているトレイルのようだ(下の写真)。
で、Aへ進む。
殆どフラットに近いトラバースのトレイル。
細かいアップダウンは回避しているわけね。
程無くして尾根に戻る。
この程度のアップダウン(・・・ダウン→アップだが)位におさえているわけね(下の写真)。
またトラバースでフラットに・・・。
ちょっとのアップダウンも嫌だ、って感じで切り開かれたトレイルwww
また尾根に復活。
ここで分岐(下の写真)。
道標ではトラバースするAを示している。Bは尾根を行くみたいだ。
まぁ、素直に道標に従ってAへ進みますか・・・。
尾根の南寄りをトラバース。
左手の木々の向こう、下のほうにガードレールが見える(下の写真)。林道だな。
先のほうで右手に法面が見える。
木のフェンスも有る。
林からちょっとだけ出る。
南に面している斜面なので、木が無いと明るい。
そして先程の林道が見える。
向こうの送電線に重なっている辺りの山のピークが麻生山だろう。
再び林の中へ。
鉄塔の足の土台でトレイルが分断されている。
鉄塔の土台を越えるようにして先へ・・・。
左の木々が少なくなってきた。
また麻生山方面の山が見える。
下りだ(下の写真)。
その先に林道が見える。
林道と合流(下の写真)。
ここが梅野木峠だ。時刻は9:47。
僕はCから来た。登山コースの続きはAの林道だ。
Eの舗装林道は林道大入線で、ここの南に有る三ツ沢の「つるつる温泉」に繋がっているらしい。
Cの両隣から伸びているDとBの林道は通行止めになっている(上と下の写真)。
Bは北の沢井のほうへ繋がっているようだ。
峠に林道大入り線の説明が書かれた案内板が立っている(下の写真)。
・・・なるほど、繋がりが分かった。
この梅野木峠からの南の方角の眺めが良い。
都心のほうまで見える。
さて、先へ・・・。Aへ進む。
アスファルト舗装だ。
緩い登り勾配が有るものの・・・。
大体フラット。
すぐに舗装路から左に分岐するダートに出合う(下の写真)。日の出山への登山道の続きはAだ。
Bはすぐ先に有る電波塔に繋がっているみたいだ。
ではAへ。
ダートに戻ったが、幅が広く、ダブトラ並み。
何かタイヤ痕を感じるな(下の写真)。
やはり・・・。昨日の雨のせいでヌタリ気味の路面に深いタイヤ痕が有る。
分岐だ(下の写真)。
Aが登山コースのようだ。
Bは尾根道だが・・・、進まないほうが良さそうな気がしたので、素直にAへ。
フラットなトラバースが続く。
まだ車が通れそうな広さ。
下の写真の道標が有るので、登山コースに間違いないだろう。一安心。
まだフラットなダブトラ林道が続く。
林道歩きだと・・・ちょっと無粋かな。
またタイヤ痕(下の写真)。結構奥まで車が入るんだな。
林業関係者の車だろう。
下の写真では分かりにくいが、先のほうに車が駐車している。やはり林業関係の車のようだ。
ちょっと緩い下り。
幅が狭くなって、もう流石に車は通れないだろう位になったところで分岐(下の写真)。
ここまでのパターンだとBだが、Aのほうに道標を見つけたので、ここはAへ。
一旦尾根へ上がる。
そしてトラバース・・・。
緩い登りを進む。
どんどん進む。
程無くしてトレイルが細くなり、かつ勾配も少し上がる。
また先のほうで尾根に合流しそうだ。
予想通り、尾根に乗る。
そして登り勾配。
お・・・、ここから尾根の上を普通に登っていくみたい。
日の出山まであと0.5kmか(下の写真)。
ここから登りらしい登り。
やっと山に登っています感を感じ始める。
土留め風の階段が続く。
尾根は急勾配ではない。その分直登させている。
まだ続く。山頂の傍までこんな感じかも。
ちょっと緩くなって階段が無くなるも・・・。
再び先のほうに階段。
ここで今日初めてハイカーに遭遇(下の写真)。上から降りてこられた男性ハイカーだ。ご挨拶してすれ違う。
登るぜ~~。
続くね~~。
これが麓のほうからずっと続いてきたのならしんどいが、500m手前からだから全然OK。逆に、こういう負荷を望んでいたくらいだ。
勾配が急になってきた。でもまだ直登。
先のほうに何か・・・。
ん・・・? 人工的なものを感じる。
一部石垣が有る。階段は石段になっている。
あそこが山頂か??
登っていくと、人の声が聞こえてくる。
登りきると・・・(下の写真は登り切ってから振り返って撮影)。
あ~、ここが日の出山山頂か。着いた~~。
ハイカーが思ったよりもいる。10人くらいか?
振り返ると・・・、良い眺め!
おっと・・・、先に山頂の標柱と三角点の所へ・・・・。
山頂は結構広くてたくさんベンチが有る。東屋も有る。
東屋の向こうに標柱。
日の出山に登頂。時刻は10:32。登山口から1時間20分くらいか。
標高は902m。
周りに人がいても、登頂成功のイェ~~イを撮影。
三角点も近くに有る。
三角点ゲットのイェ~~イwww
立体模型も有る。
さて、景色を楽しみましょうか。
展望抜群。
しかもピーカン。
東の方角は関東平野が一望。
こりゃ、人気が出るわな~。
徐々に南の方へ視界を写すと、すぐ目の前に麻生山が見える。
麻生山もいつか登るぜぃ。
南の方角。高尾山や陣馬山,石老山,馬頭刈山,生藤山辺りが見える(下の写真)。
一番奥のシルエットになった山並みが蛭ヶ岳,西丹沢~道志辺りの山だろう。
今日は前日の雨の上がった日だが、乾燥した冬の晴れ間だともっとくっきりかも~~。
更に西の方へ徐々に目を向けると、大岳山が見える(下の写真)。
結構分かり易い山容だ。大岳山もいつか登ろう。
真西から少し北寄りへ視界を回すと・・・、こちらもよく見えるな(下の写真)。
左手の真西のすぐ前のピークの建物が気になる(下の写真)。
よく見ると・・・あそこが今日このあと登る御岳山山頂だ。あの建物は御嶽神社だ。なんかちょっと神社の社殿らしからぬ色合いに見えるが・・・。
その右手の奥、下の写真の中央の奥に鷹ノ巣山と思われるピークがちょっと顔を出している(下の写真)。
方角的には雲取山がその奥だが、鷹ノ巣山に隠れているようだ。
その右奥の山は何だろうな~?(下の写真の中央の奥)
それにしても良い眺めだわ。
東屋でちょっと補給食&休憩タイム。
景色を見ながらね。
東のほうの展望のパノラマ写真。
(↓クリックすると別ウィンドウで拡大表示出来ます。)
さて・・・御岳山へ向かいますか。
山頂に登ってきた道から山頂を横断するように西の方へ続くトレイルが、御岳山への道だ(下の写真)。
ちょっと急な下りだ。
階段になる。
どんどん下る。
下り終えたところで分岐(下の写真)
僕はCから来た。
Aが御岳山への道だ。
Bはつるつる温泉方面へ下る道。
正面のDは、見えている建物、東雲山荘に繋がる。
では、Aへ・・・。
下っていく。
前を行くハイカーさんを、物差し代わりに写真に写り込ませるwww
距離感が伝わりやすいでしょ。
急下りの階段だ。
どんどん下る。
標高も下がっていく。
御岳山と日の出山の標高は同じ位(ちょっと御岳山のほうが高い)。つまり下ったらその分登るわけか・・・。
どんどん下っちゃいます。
ようやく緩くなった。
しまった・・・、物差しに・・・、失礼、前のハイカーさんに追いつきそう。
フラットな道を進む。
下の写真のような、岩肌を開いた場所も有るが、全体的にはとても整備されているトレイルだな。
また下り階段。
どんどん下る。
そして緩くなった。
穏やかな道だ。
写真には写っていないが、時々御岳山のほうから来るハイカーさんとすれ違う。
サクサクと進む。
丁度良い距離が開いたwww
鳥居が見えるな。
鳥居の前に分岐(下の写真)。
僕はCから来た。左に折り返すようなBは上養沢へ下る道だ。
御岳山へはそのまま鳥居をくぐるAだ。あと1.5km。
鳥居をくぐる。
今度は尾根のやや北寄りをトラバース。
フラットな道が続く。
入れ変わって南寄りにトラバースして下りだ。
ちょっと下に岩が見えているな。
また整備されたトレイル。
フラットなトレイルを進んでいく。
左は植林帯。右は雑木。
全然登りが無いですな。
と、突然、前を歩いていたハイカーさんが立ち止まって休みだした。
で、抜かすことに・・・。
ここからは“物差し”無しで・・・。
尾根と合流。
ひたすら歩く。
植林帯を突き進む。
両サイドが植林帯。
また尾根からちょっと下をトラバース。
右手の石段の上に何か?
石の祠だ。
スルーして先へ。
また別のハイカーさんに追いつきそう。
また追尾www
下の写真の白い物は路肩補強用の土嚢です。
小屋・・・、コンクリート板で保護された道・・・、人の住む気配がしてきましたな。
集落に入った。
さて、登りらしい登りはここまで無かったが、集落内で登り。
集落内にもちゃんと道標が有る。
そうか・・・、下った分は集落内の舗装路の登りで挽回か・・・。神社の長い石段も有るんだろうな。
お土産物屋や食事処が並ぶ道を進む。
もうこの辺りからハイカーよりも一般の観光客や参拝者のほうが多くなる。
もう山行という雰囲気ではない。
さて、御嶽神社へ参拝しましょう。社殿の有る場所が御岳山山頂だ。
石段を登る。
門をくぐる。
石段は続く。
日の出山山頂から下った標高の分は、こうしてどんどん取り返されていく。
あの下った分を考えると、まだ続きそう。
だな・・・。
どんどん登っていくと・・・。
社殿が見えてきた・・・、あ・・・、工事中なのか~~(このブログを書いている2017年現在では工事が完了しているらしい)。
日の出山山頂から見えた時、何となく建物が神社っぽく見えなかったのは、このブルーとグレーのシートがかけられていたからか~。
武蔵御嶽神社に到着。時刻は11:23。まだ昼前だ。
ここまでの無事と、下山の安全を祈願。
御岳山の山頂に社殿が有るので、ここで御岳山登頂成功ということだ。
標高は929m。
武蔵御嶽神社のHPはここ↓
http://musashimitakejinja.jp/
ということで、神社の説明は省略www
・・・さて、僕は20年くらい前から・・・最近の御朱印ブームのずっと前から、よく神社仏閣を巡っては御朱印を頂いている。この神社は初参拝なので御朱印を頂いておこう。しかし山登りで御朱印帖をリュックに入れていると、汚れたり傷んだりしそうで嫌だから、山行では御朱印帖は持ち歩いていない。なので、既に紙に書かれたものが無いか尋ねてみると・・・、有った。で、それを頂いて、家に帰ってから貼ることにする。尚、日付は自分で入れてくれとのことだ。
社殿を背にすると展望(下の写真)。
関東平野が見える。
日の出山が見える(下の写真)。
先程は、向こうからこちらを見ていたわけだ。
この神社は犬を祀っているところから、願掛けのため、犬を連れた参拝客が近年増えているそうで、ここにも一匹(下の写真)。
さて、下山開始。
で、冒頭で述べたように、下山ルートはその場で考えることにしているが、どうするか・・・。
時刻はまだ正午。時間的にはとても余裕有り。
体力面でもまだ特に問題無し。
そういうわけで、色々考えた結果、ケーブルカーの下を通っている表参道を歩き、その後もバスを使わずにJR御嶽駅まで歩くことにした。
理由は、
(1)ケーブルカーを使う程時間的に全然切迫していない。体力面でも問題無い。出来るだけ人が少ないほうが良い。よってケーブルカーは却下。
(2)上記と同様の理由で、ケーブルカーのあとのバスも却下。
(3)同じルートを何度も使うのは好きではない。御岳山はその界隈の山を歩く際、今後も何度か経由地になると思う。麓と結ばれている幾つかのダートの道は登りでも下りでも使いたいが、舗装路は登りでなるべく使いたくない(何となくつまらないから)。舗装路を使うのは惰性で下る際にしたい。よって舗装路であるらしい表参道を今回に使ってしまうべし。
と、だいたいそんなところwww
というわけで、表参道のほうへ向かう。
ケーブル御岳山駅の近くから表参道の下りが始まるようなので、先ずはそちらへ。
写真には写っていないが、非ハイカーの参拝客と結構すれ違う。
どんどん下る。
民家の屋根の上や木々の間から少し眺望。
ここは冬に残雪で凍結したら結構危ないな・・・。
ケーブルの駅から神社までは結構離れているんだな。
ここで分岐(下の写真)。
Bに鳩ノ巣渓谷経由で下る道が有るらしい。今日は行かないが、今後使うかもしれない。御岳山への登りで使うかも知れない。
では、決定どおり、Aへ・・・。
分岐からすぐにケーブルカーの駅と表参道が分かれる分岐に到着する(下の写真)。
左のBがケーブルカーの駅である御岳山駅へ向かう道。
右のAが表参道だ(下の写真の黄色の矢印)。
Aへ進む。
舗装路の急下りだ。
激坂ですな~。
車が上がってくることは有るのだろうか?
九十九折れになっていても急下りだ。
勿論登りはしんどいだろうな。しんどいだけで、舗装路ということで山行の雰囲気はあまり無いし・・・。
長いな~。
まだまだだ。
写真には写っていないが、この時刻でも下から登ってくるハイカーさんが散見される。
ケーブルの高架下をくぐる。
ケーブルカーの路線の長さで言えば、まだ1/3クリアしたところ。
まだひたすら続く。
結構疲れるな~。
どうしても重心を後ろに持ってきてブレーキをかけるような感じで下るからだろうな。
前のめりになる感じで歩いたほうが良さ気だ。
鬼ヘアピンの九十九折れ。
脚を痛めそう。
駐車場が見える。ようやく終るか~~
この鳥居をくぐれば、ケーブルカーの区間は終了。
左手にケーブルカーの一番下の駅、滝本駅が見える。
あ~、これで林の中の激下りは終了。ここからr201の下りだ。
引き続き下り。
ここはまだ引き続き激坂レベル。先程までよりかは緩いけど・・・。
左手にバス停が有るが、予定通りスルー。
ひたすら下る。
民家が見えてきて、勾配が緩くなった。
ようやく負担にならない程度の下り勾配になった。
道路標示板が見える。
r45に出合うか・・・。
巨大な鳥居の向こうに見える左右に走る道がr45。
r201はもうここでは殆どフラットに近くなっている。
r45を横断する。
すると、正面に「関東ふれあいの道」と書かれた道標の有る下り坂が見える(下の写真)。
r45沿いに歩いて御岳橋で多摩川を渡り、JR御嶽駅にゴールしようと思っていたのだが、ここで予定を変更する。
「関東ふれあいの道」は多摩川の川岸を歩くようなので、折角だから歩いてみることにする。
で、そのまま下っていく。
吊り橋だ(下の写真)。神路橋という橋らしい。
橋を歩いて多摩川を越える。
橋から見える下流側(下の写真)。
反対の上流側(下の写真)。山間部らしい良い眺め。
橋を渡り終えると、右手に川沿いの小道に降りる階段が有る(下の写真)。
川辺に降りる。
多摩川を間近に見る。
下の写真は神路橋のほうを振り返って撮影。
車が横を通る道を歩くよりも、絶対にこっちのほうが良いじゃん。
ハイキングのシメに丁度良い(下の写真は振り返って撮影)。
ノンビリ歩ける。
多摩川は大きく左カーブ。
いや~、ここを歩いて正解だったな。
たまに散策者とすれ違う程度で、混んではいない。
渓流と川沿いの景色を横に見ながら、のんびり気分で歩けますな~~。
御岳橋が見えてきた(下の写真)。
御岳橋の下をくぐる。当初はあそこを歩こうと思っていたわけ。
御岳橋の下を抜けて先へ・・・。
良い感じの渓流だ。
ちょっと広い所に出る。
広場のようになっていて、ここには結構人がいる。
紅葉が川に被さろうとしている。
この広場のような所から上に上がれるようだ。
階段を上る(下の写真)。
階段を上がり終え、坂を少し登ると・・・。
西東京バスのバス停に出て、目の前にR411。
R411をちょっと西進すると、右手に駅舎(下の写真)。
ここがJR青梅線・御嶽駅。
12:48に無事にゴール。随分と早い時刻で終了だ。
ホームで電車の到着を待つ。
暫くして青梅行きの電車が到着して乗り込む。
あとは何度も乗り換えて横浜市内へ・・・。
15:07に無事に帰宅。
こうして無事に日の出山と御岳山を歩き終え、日の出山山頂の展望と奥多摩の代表的な御岳山に登ったことに大満足。後者についての正直なところは、どのハイク本にも奥多摩のページで真っ先に書かれている代表的な山だから早めに登っておこう・・・と思っていたことが達成できて満足という感じ(ちょっとやっつけ仕事的な感じだが・・・)。今後御岳山周辺の山々を歩く際、今回の日の出山のように御岳山を経由するルートを取ることがしばしば有るだろう。本文に書いたが、その際には表参道を使わない別のルートを試してみたい。またケーブルカーとバスで下山してしまうことも時間面で止むを得なければ全然有りだと思っている。
トレイルについては、あまりスリリングなものやチャレンジングなものを求めていないハイクには丁度良い感じだと思う。それらを求めている人には退屈,単調に感じるかもしれないが、今回の僕はあれで十分だった。
多摩川沿いの関東ふれあいの道も景色や雰囲気が良かった。本文にも書いたが、今回のハイキングを気分良く穏やかな、長閑な気持ちで終えさせてくれて、良いシメになった。
で、こうして良かったことばかりを書いているが、実はこのハイキングのあとにまずい事態に陥っている。表参道の舗装路の激下りのせいだとおもうが、左膝関節の裏、腿と脛を繋いでいるような二本の硬い筋のような部分(半膜様筋というのかな?)を痛めてしまった。水平な所や登り坂、登り階段を歩く際では痛みは無いのだが、下り坂や下り階段を歩く際にかなり痛みが走り、ガクッとなる。体を支えようとすると痛い。症状は帰宅後の夜、家の中の階段を降りている時から始まった。以前、自転車に乗っていた頃にも二度ばかり同じ箇所を痛めたことが有り、症状も同じだ。そしてその際は治るまでに結構時間がかかった。最初の時は二ケ月近く、2回目も一か月近くかかった。どうやら暫し山行は自重しないといけなさそうだ。
そういうわけで、次回はいつになるか・・・。
_
コース概略/
(自宅(5:15)→○○線・△△駅→□□駅・◇◇線→▽▽線・◎◎駅・●●線→▲▲駅・JR中央線→立川駅・JR青梅線→青梅駅→)
JR青梅線・日向和田駅(8:19)→R411→r199→梅の公園(8:35)→天満宮→金比羅神社(琴平神社)(9:11)→三室山撒道→梅野木峠(9:47)→日の出山山頂(10:32)→日の出山分岐→御岳山山頂(武蔵御嶽神社)(11:23)→
表参道→r201→神路橋(12:36)→関東ふれあいの道(多摩川左岸)→R411→JR青梅線・御嶽駅(12:48)
(→青梅駅→立川駅・JR中央線→▲▲駅・●●線→◎◎駅・◇◇線→□□駅・○○線→△△駅→自宅(15:07))
GPSデータ/
歩行距離/15.0km
歩行時間/3hr27min
停止時間/1hr09min
最高速度/10.4km/hr
移動平均速度/4.3km/hr
全体平均速度/3.3km/hr
標高差/717m
総上昇量/923m
最高標高/929m(武蔵御嶽神社・御岳山山頂)
積算歩行距離/940km
積算総上昇量/50925m
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