『Sorrow』 the 5th album
5枚目のオリジナル・アルバムがようやく完成しました。
アルバム・タイトルは『Sorrow』。
ブルース・ロック主体の全16曲で、通常のCD収録時間いっぱいの74分というもの。
これまでブログで各曲をアップしていましたが、いずれも暫定的なミックスによるものでした。
それらをもう一度ミックスからやり直し、マスタリングしたものです。
外部スピーカーもしくはヘッドホンで聴いて頂ければと思います。
↓SoundCloud
↓YouTube
ミックスからやり直したと冒頭で書きましたが、結局はあまり変わっていないと思います。
やり直しを始めた頃は、キックをもっとガンガン聴かせようとか、もっと高音の抜けを良くしてやろうとか、くっきり華やかにしてやろうとか、もっと広い部屋で演奏している感じにしようとか、色々弄ったのですか、どうもしっくりせず、悩みました。
リファレンスCDの選択にも悩みました。今回の曲に対してデジタル録音時代のロックのCDはどうもリファレンスに向いていない感じでした。昔のブルースのアナログ・レコードをCD化したものがよりリファレンスとして合っているような感じでした。
そんなこんなで、結局暫定ミックス時に何気にやっていた“60年代終わりから70年代初めの昔のブルースらしい音”にしておこうというミックスが一番しっくり来ると思い直し、一周回ってビンテージ感のある中域中心の音に戻りました。
ガンガンとキックが来るわけではなく、華やかでもありませんが、暫定ミックスの音で慣れてしまったせいもあり、こういう音になった次第です。
従いまして使ったコンプやEQ等のプラグインもビンテージ物を再現したものが多いですし、アナログテープのシミュレーターもかましました。リバーブも、狭い部屋に集まって録りました感になる程度にしました。
上述の、“昔出したブルースのアナログ・レコードをCD化したもの”に近いかと思います。
音圧だけはしっかり有りますけどね。
ここまでの書きっぷりだと、ミックスとマスタリングの出来に満足していると思われるかもしれませんが、やっぱり今回も妥協です。もうこれ以上どうすれば良いのか分からないので、これで納得しておこうというのが本音です。
そもそも演奏を何とか録り直したい(下手だ・・・汚い音だ・・・)と今になって思う箇所も有りますしwww
・・・もういいや、妥協、妥協、妥協。どんどん次のアルバムを作ろう。もうブルース・ロックはお腹一杯だし・・・、ってとこですwww
さて、今回もジャケットを作りました。
ジャケットを作ってもCDを誰かに渡すわけではないので、何の意味も無いのですが、完全なる自己妄想満足で作りました。
ジャケットには本名が書かれているので(上の写真ではモザイクをかけています)、このブログでは全ての本名を「Katze Tasteful Life」に置き換えたものを以下にアップしています(ハンドルネームのKatzeだけですとあの本物プロのグループ名と同じなので・・・)。
↓ジャケット表
↓ジャケットの中の見開き(クリックすると別ウィンドウで拡大されます)
↓ジャケットの裏表紙(ケースを開けたら見える部分)(クリックすると別ウィンドウで拡大されます)
↓CDケースのマット部分(背表紙含む)(クリックすると別ウィンドウで拡大されます)
という感じです。
写真はいずれも、ネットで配布されているフリーの加工自由の画像です。
モノクロかセピアにしたほうが古いブルースに合うのではないかと思い、結局前者を採りました。
さて、次の6枚目のアルバム制作に取り掛かりたいと思います。
どういうアルバム、どういうタイプの曲にするのか決めていませんが、少なくとも鋼鉄(メタル)の世界に戻りたいと思います。
ただ、これまでのように最初から作った全部の曲を一つのアルバムに入れるつもりで作らずに、まずはどんどん作って、6~7曲程まとまりのある・・・統一感の有りそうな曲が揃ったら、アルバムの方向性を決めて残りの曲を作るという感じでやろうと思います。そこから漏れた曲はまた別のアルバムで使うというやり方で作っていきたいと思います。
今回のアルバムが出来たら、随分とご無沙汰の山行の趣味を再開しようかと思っていましたが、今は外が物凄く暑くなってきたので・・・、低山ハイクしかしない身としては厳しい・・・。
夏の間は宅録のほうをもう少し継続し、秋になってから山に入ろうかと・・・。
まぁ、気分屋なのでどうなるか分かりませんがwww
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