扇山~百蔵山ハイキング 2016.11.17
年月日/2016年11月17日(木)
山地名・地域/大菩薩連嶺
天候/晴れ
目的/大菩薩連嶺の南西の端に位置する、扇山と百蔵山を繋いで歩く。
内容/
この時期は紅葉ハイクにこだわるところだろうが、そこはあまり意識せず、駅に近くて遅めの時刻のスタートでも登れ、それでいて距離面でそこそこ歩き応えが有りそうな山は無いかな~と考えたところ、前回のハイキング「高川山ハイキング 2016.11.04」にて、コース上から見えた扇山と百蔵山にいつか登ってみたいと思っていて、検討の結果、この二つの山が今回丁度良いと思い、登ることにした。
扇山と百蔵山はそれぞれ複数のアプローチが存在する。今回、扇山→百蔵山の順に歩くこととし、扇山へのアプローチはJR中央本線・鳥沢駅から山谷集落まで舗装路歩きをし、山谷集落から登山道へ入って扇山山頂に到達する計画。扇山山頂から百蔵山山頂までは尾根伝いに西進。百蔵山山頂からは、表登山道分岐まで尾根筋を歩き、そこから表登山道西コースで南下して下山。七保町下和田の集落に降り、JR猿橋駅まで舗装路を歩いてゴール、という計画。
自宅を8:12に出発。
最寄り駅から電車を乗り、何度も乗り継いでJR中央本線・鳥沢駅に10:24に到着。
鳥沢駅の駅舎は今年2016年に3月に新駅舎になったとのこと。
しかし無人駅とはいえ、トイレが無い(注:2017年9月に駅前広場にトイレが設置された模様)。案内板によれば、近くの鳥沢小学校のプールに有るトイレを利用してくれとのこと。幸いその小学校は予定コースのすぐ近くなので、途中で寄ることとし、GPSやカメラやドリンクを準備して10:27に駅を出発。
駅舎北口の駅前広場から、すぐ北を左右に走るR20に右折して入る(下の写真の上段)。
東の上野原方面へ進み、鳥沢駅から750m程東に位置するr30の起点へ向かうつもり。
途中で鳥沢小学校のプールのトイレを借り、またR20に戻って東進。
下の写真はr30の起点まであと250mの所で撮影。
r30の起点に到着。ここでr30に入る(下の写真)。
登り坂だ。
中央自動車の高架下を抜ける。
ひたすら登りが続くようだ。
目の前に扇山が見えている(下の写真)。一番高そうなピークが山頂だろう。
ロードバイクに乗っている頃だったら、辛く楽しいr30の長い登りを楽しんでいただろう。
歩きだと遅いが、あまり疲れない。
途中でショートカット出来る道を利用(下の写真)。
その分、急坂になるけど・・・。
一応舗装されている。
車は通れないな。
r30が再び見えてきた。
r30と合流。
目の前に扇山。
r30を進むと・・・。
山谷バス停の有るカーブで再びr30を離れ、左のアウトコーナーから伸びる道に入る(下の写真)。
引き続き登り坂。
集落の中を進んでいくと・・・。
道標が有る分岐に到着(下の写真)。
このままBへ直進しても、大月カントリークラブ沿いの梨ノ木平から登る梨ノ木平コースで扇山を登ることが出来るが、予定通り僕はAへ。
折り返すようにAへ入り、集落の中を登っていく。
集落は静か。
舗装路は行き止まり。そこに登山口が有る(下の写真)。
ここから林の中へ入る。時刻は11:11。
緩い登り。
登るというよりも奥へ進んでいくという感じ。
植林帯の中を進む。
高い木立の植林帯なのでちょっと薄暗い。
割と緩めの登りをどんどん奥へ。
倒木が切断されていたり・・・。
放置されていたりする所も・・・。
先のほうに明確なトレイルが見えないな~と思ったところで、左折しろとの矢印(下の写真)。
左のほうを見ると、赤色のテープがずっと先へ続いている。
トレイル自体は分かりにくいので、テープを辿って進む。
程無くして分かり易いトレイルに変わった。
ここから尾根に上がるために斜面を登るのだな。
・・・ということで、九十九折れで登る。
分岐だ(下の写真)。ここはA。
Bは林業関係の作業用道路かな?
どんどん登っていく。
急勾配ではないが、それなりの勾配。
上のほうに来るに従って木漏れ日の量が多くなり、少しずつ明るくなってきた。
分岐だ(下の写真)。折り返してAへ。
登っていくと・・・。
また分岐(下の写真はCから登って来たところを振り返って撮影)。ここは右折してA。
Bは作業用道路だろう(下の写真の上段)。Bは明るい所に出そう。
Aは奥へと続くような道だ(上の写真の下段)。
一瞬明るい所に出るも・・・(下の写真)。
また急に暗い植林帯に突入。
杉の植林帯の斜面を・・・。
九十九折れで登っていく。
何度も・・・。
折り返し・・・。
ひたすら・・・。
たんたんと登る。
暫くして急に雰囲気が変わる。
植林帯から広葉樹林中心の雑木林に変わった。
黄葉している。
落葉も進んでいるので、木漏れ日が多くなる。
黄色のアーケードのようだ。
九十九折れは続く。
紅葉は殆ど見当たらないが、黄葉でも十分良いな。
落葉樹帯なのでトレイル上の落ち葉も多くなり、サクサク、カサカサという音が気持ち良い。
見上げると・・・、黄色の天井のよう。
どんどん進みましょう。
時々上を見ちゃうけど。
だいぶ標高も上がったことだろう。
GPSを確認すると、今のところ標高は890m程。
尾根筋との合流地点の標高は約910mだから、もうすぐ尾根筋だ。
また上を仰ぎ見る。
あそこが尾根筋か?
あぁ、そうだ。尾根筋に出た。
道標に従って左折し、尾根に出る。
尚、ここはつつじの群生地らしい。春になったら見事な山ツツジの花が咲くことであろう。
勾配はだいぶ緩くなった。勿論でもまだ登り勾配。
どんどん進みましょう。
尾根筋は割と幅が広めだな。
途中に廿六夜と彫られた石碑(下の写真)。何の意味だろう??
帰ったら調べるとし、先へ(調べましたが分からずwww)。
犬目・大野からの登山道Bと合流(下の写真)。僕はCから登ってきた。
ここまでのCは支尾根のようで、Bからの尾根が主脈のようだ。
ではAへ。
尾根が一層広くなった。
ぬるからず、厳しからずの丁度良い勾配の登りが続く。
明るい尾根筋の登り・・・良いね。
写真には写っていないが、途中でハイカーの男性に追いつき、抜かしつつご挨拶。
程無くして勾配が少し急になり、トレイルも九十九折れ気味に変わる。
ジグザグに登っていく。
お・・・。黄葉だけでなく、紅葉も少し見られる。
勾配が緩くなった。
紅葉を見つつ・・・。
どんどん先へ進む。
黄葉のほうが多いけどな。
ちょっとフラットな区間のあとは・・・。
また登り。
GPSで確認すると、扇山山頂までもうあと150m程。
地形図の等高線の間隔もそれほど詰まっていない。
山頂へ最後の急登というパターンは、もう無いようだ。
ん・・・。先のほうで木が無さそうな広場のような場所が見える。あそこが山頂か?
たぶんそうだ。
やはり・・・。
扇山山頂に到着。時刻は12:18。
山頂はかなり広い。先客は3人。
標高は1138m。
登頂成功のイェ~~イwww
三角点は山頂広場の真ん中に埋もれているのか・・・と思ったが、実はこれは三角点の盤石で、三角点自体は亡失扱いになっているらしい(三等三角点らしい)。残念・・・。
でも三角点ゲットのイェ~~イwww・・・をいつも通りやっておくwww
さて、ここ扇山山頂からは富士山の眺めが良いと聞くが・・・。
南西の方角を見ると・・・。
霞んでいるが、見える。
美しいフォルム。
ズームアップ。
富士山を眺めながら昼食中のハイカー二人組。
僕も少し離れた場所で補給食タイム。
南西の方角以外に、東の方角も少し展望が有る。
相模湖が見える。
湖畔の町や周辺の山も見える。
さて、一休みしたので、百蔵山へ向かおう。
扇山山頂から西へ伸びる稜線を進む。
暫し、殆どフラットに近いなだらかな下り。幅も広い。
晩秋の良い雰囲気が漂っている。
リラックス気分で歩けるが、緩いので速度が上がっちゃいます。
徐々に下り勾配を感じるようになる。
この辺りは下りらしい下り。勾配は緩いが・・・。
写真には写っていないが、向こうから登ってくるハイカーさん集団と出合ってご挨拶。「富士山は見えました?」と聞かれたので、「“一応”、見えました。」と答える。
またフラットになる。
分岐だ(下の写真)。大久保のコルに到着。時刻は12:33。
僕はCから来た。
左のBは大月カントリークラブ近くの梨ノ木平経由で鳥沢駅へ下る道だ。
勿論、僕はまっすぐAへ進む。
コルだったので、Aへはちょっと登り。ただし勾配はとても緩い。
すぐにフラットに・・・。
ここは大久保山というピークらしい。標高は1109m。時刻は12:36。
ここからは百蔵山山頂まで、何回もアップダウンが繰り返されるようだ。
ただ、それ程急登急降下ではない模様。
大久保山のピークから下る。
ほぼ真っすぐに下る。九十九折れは必要無いくらいの勾配。急勾配ではないということ。
下り切って、コル。下りは短かったな。
ちょっと長めのフラット区間。
また下り。
急ではないようだが、下り区間は長めのようだ。
ずっと下まで続いている。
カサカサと落ち葉が鳴り、下っていく。
ここはちょっと急だな。
ちょいジグザグに下る。
どんどん下る。
下草が黄葉している。
一旦フラットに・・・。
しかし鞍部ではないようだ。地形図を見ると、この先に下りが有るみたい。
やはり下り。ここも勾配は急ではない。
幅広い直線的な尾根筋を下っていく。
またまた一旦フラットになる。若干下り勾配かも。
頭上の黄葉。
今日のハイクを色で表すと「黄色」ってとこですな。
紅葉も見たいですけどね。紅葉は茶色になっている感じ。
またまた少し下り勾配が感じられるようになった。
緩やかに下っていく。
ペースが上がる下りだな。
今回の予定コースは15kmを越えるが、この尾根筋歩きで結構ペースが上がっているから、思ったよりも早くゴールできるかもしれない。
フラットな区間。
良い感じのコル。
また尾根が少し広くなってきた。
この様子(下の写真)だと次は下りだな。
下りは下りだが、緩かった。
ここで分岐(下の写真)。
僕はCから来た。
真っすぐのAのほうが主尾根のように見えるが、実は違うようだ。Aに進むと、先に見えるピーク(標高818m)から急下りになって北の谷筋に降りてしまうようだ。Aに進ませないように倒木でトレイルを塞いでいる。
ここは左のBへ。道標に“百蔵山”と消えかかった手書きの文字が有る。
Aの818mのピークを巻いてかわす。
赤色のテープが木の枝に巻かれている。
程無くして分岐っぽく見える場所に着く(下の写真)。僕はCから来た。
道標は無いが、左のBに幅の広いトレイルが見える。しかしBは南の谷筋に繋がっているトレイルのようだ。
ここはそのままトラバースしているAへ進む。
程無くして尾根筋に戻る。
緩い登りになる。
進んでいくと・・・。
登りが終わってフラットに・・・。
ここはカンバノ頭という名まえのピークらしい。時刻は13:05。
特に展望は無い。
カンバノ頭を越えて下り。
ここも緩い下り。
今まだ扇山~百蔵山間の尾根筋の中間にやや足らず、という場所まで来たが、全体的にアップダウンは激しくないので助かる。
しかも危険箇所も無く、幅広いトレイルだ。
もっともこの先はどうなるか知らんが・・・。
鞍部に来て・・・。
ちょっとトラバース。
そして登り。
さっき全体的に緩いアップダウンと言ったのに、ちょっとここは急勾配。
すぐに緩くなった。ややトラバース気味に進む。
そしてフラットな尾根筋にまた戻る。
下りか・・・。
先程までトレイルの両サイドはずっと雑木だったが、ここからは針葉樹が目立ち始める。
トレイルの左が針葉樹の植林帯。右が広葉樹の雑木。
左は杉の植林だろうか。幹にプラスチックっぽい白い帯が巻かれている。
尾根筋から少し左(南)の斜面へトラバース。植林帯側を進む。
白い帯の意味は何かの目印だろう。トレイル沿いの木だけに巻かれているわけではないようなので、トレイルとは関係無いように思える。
トラバースから尾根に戻り、下り。
再び左が植林帯で、右が雑木になる。
下り終えてフラット。
左と右とでホント、対称的だな。
申し訳ないが、何となく植林帯の白い帯が邪魔に感じてきた。
自然の中を歩いていることから興醒めさせてくれるような・・・(スイマセン)。
お・・・、割としっかりとした勾配の下り。
どんどん下る。
下り終了。
すると分岐(下の写真)。ここは宮谷分岐。時刻は13:23。
ここで、扇山~百蔵山間の2/3を消化した感じ。
僕はCから来た。
左のBは、南の麓の宮谷へ下る道のようだ。
ここは勿論まっすぐAへ。
変わらず、植林帯と雑木の境を進むのかと思ったら・・・。
右側も植林帯になった。
視界から黄葉が消え、頭上の色は緑のみ。
登りだ。
結構長めのしっかりとした勾配。
どんどん登り、少し勾配が緩くなってくると・・・。
フラットになる。
ここはコタラ山という名まえの付いたピークらしい。
ややトラバース気味になってきた。
明らかにトラバース。
少し進むとまた尾根に復活。
右手に雑木も復活。
左は緑の世界、右は黄色の世界。
黄色の雑木。黄金色みたい。
お・・・、珍しく結構細い尾根。
どんどん進みましょう。
少し登り気味になってきた。
地図を見ると、ここから百蔵山山頂までもう下りは無い。登りを主体にフラットを挟む感じでトレイルが続くようだ。
さほど急勾配ではなさそう。
たんたんと進む。
両側共雑木になった。
やはり雑木林のほうが雰囲気は良いな。
・・・などと発言すると、植林帯が前から迫ってくるwww・・・
ここは緩々の登り。
フラットに・・・。
両側植林帯。
今度は左が雑木になった。ころころ変わるな。
トレイルの幅が狭くなった。
フラット区間を・・・。
たんたんと進む。
雑木が打ち勝って、両側雑木。
登り勾配だ。
このあと、山頂までずっと登り。長そうだ。
ややジグザグの急勾配。
急勾配区間を抜けた。
まだまだ登りは続く。
また急登。
ジグザグに登っていく。
百蔵山山頂までの最後の一登りってとこだ。
どんどん進む。
山登りらしくなったな・・・。
少し勾配が緩くなった所で分岐(下の写真)。僕はCから来た。
左のBに百蔵浄水場へ下る道が伸びている。
勿論スルーしてAへ。
フラットになった。
地形図の等高線を見ると、百蔵山山頂付近は東西にやや長く、今、その東端に着いたようだ。
もう登りは無い。
先のほうが開けているっぽいな。
あ・・・、あそこが百蔵山山頂だ。
百蔵山山頂に到着。時刻は14:02。
扇山よりは狭いが、なかなか広い山頂広場だ。
先客はゼロ。
標高は1003m。扇山よりも135m低い。
三等三角点が有る。
三角点ゲットのイェ~~イwww
百蔵大明神遺跡の石碑。
かつてここに百蔵大明神の祠が有ったのでしょうか・・・。
さて、ここも富士山の眺めが良いらしいが・・・。
ん・・・、ちょっと木々が邪魔だな。
三角点よりもちょっと西へ移動。
ここのほうが展望は良い。
富士山だ。
う~~む、扇山山頂からの時よりも更に残念。霞んでいる。
写真ではこんなものだが、肉眼ならもう少しちゃんと見えるけど・・・。
南の桂川を挟んだすぐ目の前の対岸の山ですら、霞み気味。
僕は展望に縁が有りませんな。
下の写真の中央から左寄りの一番奥のピークが御正体山。
下の写真は、スタート地点だった鳥沢駅方面。
桂川沿いの集落をズーム。
JR中央本線の橋梁が見える。
まぁ、こんなもので・・・。
展望は残念だったが、下山しましょう。
百蔵山山頂から西へ尾根を500m進んだ所に鞍部が有り、そこから麓へ下山する。
先ずはその鞍部を目指す。
下りが続きます。
写真は撮っていないが、向こうから登ってこられるご夫婦らしきハイカー二人連れとすれ違ってご挨拶。
鞍部までずっと下りだ。
雑木と植林が混在している。
たんたんと・・・。
ひたすら下る。
結構急な下り区間も・・・。
すぐに緩くなった。
ちょっとフラット区間。
GPSを確認すると、もうすぐ鞍部に達するようだ。
鞍部手前の最後の一下り。
ガンガン下る。
先のほうにフラットっぽい場所が見えてきた。
道標が見える。あそこだな。
分岐の鞍部に到着(下の写真)。表参道分岐とされている。時刻は14:19。
僕はCから来た。
Aへそのまま尾根筋を進んでも、大同山のピークを越えて西の七保町葛野の集落に下りられるようだ。バスを使ってJRの駅へ向かうか、歩いても駅に着けるようだが、ここは予定通りにBを選択。左(南)のBで下和田の集落まで下り、そのままJR猿橋駅へ向かうことにする。
では、尾根筋から離れる。
斜面を九十九折れ気味に進む。
九十九折れなのでトレイルの勾配自体は緩い。
今のところ、特に危険箇所も無し。
どんどん下りましょう。
歩き易いトレイルだ。
突然黄葉。
先へ・・・。
ちょっとフラットになる。
急な左カーブに差し掛かろうという所で・・・。
展望の良さそうな場所が有る。
そのままトレイルを進んでも良いが・・・。
ちょっと展望を確認しましょうか・・・。
富士山が見えるが・・・。
やっぱりか・・・。百蔵山山頂よりも良く見えるが・・・。
下った分、麓ははっきりと見えるようになってきたな。
鳥沢駅方面。
中央自動車道が良く見える。
向こうに桂川とJR中央本線の橋梁も見える。
丁度、列車が走行中。
百蔵山山頂よりも眺めが良いかもwww・・・。
では、下山再開。
谷筋へ移動中。
今、斜面をトラバース気味に進んでいる。
谷筋に到着。
九十九折れで下る。
谷筋なので暗い。
木漏れ日無し。
ガンガン下ります。
徐々に勾配が緩くなってきた感。
そう言えば、ここは植林帯ですな。
途中で下から登ってくる初老のハイカーさんと出会ってご挨拶。すると話しかけてこられ、今から百蔵山山頂まで行って下山できますかね~?と尋ねられる。時刻は14:44。よく分からないので、微妙ですねと答えておいた。この場所でこの時刻で百蔵山山頂は、僕だったら目指さないけどね。おじさんは登っていかれた。無事に下山出来ることを祈ろう。
分岐だ(下の写真)。左折してAへ。
下り勾配はだいぶ緩くなった。
もうフラットに近い。
右手の谷底には沢は流れていないようだ。
どんどん進むと・・・。
先のほうが明るいな。
登山ポストが有る(下の写真)。
分岐だ(下の写真)。
どちらでも良いみたいだが、Aを選択。
すると・・・。
林から出る。
百蔵山西コース登山口に到着。時刻は14:46。
紅葉と黄葉。
目の前にダートの林道が伸びている。
振り返って登山口を撮影(下の写真)。
さて、もうあらかた下山したようなもの。猿橋駅へ向かいましょう。
道沿いに大山祇神社(下の写真)。
ここまでの無事を感謝し、後僅かであるが、駅までの安全を願う。
山の中では僅かしか見られなかったが、ここに来て紅葉がたくさん。
先へ・・・。
やがて舗装路になり、和田美術館前を通過。
紅葉が見事。
富士山が・・・一応見える。
随分目線が下がったが、まだこれだけ高低差が有るのか。
舗装路を下って先へ。
途中で百蔵山のもう一つのルート、東ルートの登山口の前を通過(下の写真)。
更に下ると、百蔵浄水場の前を通る。
まだまだ下る。
道沿いに民家が建ち並ぶようになってきた。
途中でまた百蔵山への登山ルートの分岐に出合う(下の写真)。
僕はCから降りてきた。
色々ルートが有るようですな。
分岐が多くなってきたが、道標は有るし、GPSも有るし、安心。
下和田の集落を下っていく。
百蔵山登山口バス停を通過。時刻は15:12。
一応、バスの時刻を確認したが、駅まで歩いたほうが早いので、そのまま進む。
遠くの山を見るとだいぶ下ったことが分かる。
r505に出合う(下の写真)。
引き続き道標通りに猿橋駅へ進む。
r505に二段階右折して入り、暫し歩くと・・・。
r505を離れよとの道標(下の写真)。
中央自動車道の高架下を抜ける。
同時に葛野川を渡る。
道沿いに石仏。
葛野川の次は笹子川だ。
振り返ると、扇山が見える(下の写真)。あそこを歩いていたわけね。
さて、笹子川を渡ろう。
笹子川。
先程の葛野川とこの笹子川がこの先で合流して桂川となり、更に相模川と名まえを変え、最後は相模湾に注ぐわけね。
笹子川を渡ると、左右に走るR20に出合う(下の写真)。
ここで大月方面へ右折し、R20に入る(下の写真の上段)。
すぐに猿橋駅を示す道標が見え(上の写真の下段)、左折。
ここ(下の写真)を進めば駅だ。
JR中央本線・猿橋駅に到着。ここでゴール。時刻は15:37。
あとは、電車に乗り込み、一路横浜市内へ・・・。
何度も乗り換えて自宅最寄り駅に到着。
18:07に無事に帰宅。
冒頭において、あまり紅葉ハイクを意識せず、単に駅に近くて遅めの時刻のスタートでも登れそうな山、それでいてそこそこ歩き応えは有りそうなコースということでこの二つの山とコースを選んだと書いたが、山に入ってみると、紅葉は僅かだったものの、扇山のトレイルは多くの木々が黄色に色づいており、木漏れ日と合わさって黄金色にも見え、予想外になかなか綺麗で素敵だった。本文でも書いたが、今回のハイクを一つの色で例えると、まさに『黄色』。気分良く歩けた。
そして歩き応えも有った。ただちょっと舗装路歩きの区間が長かったかな~と思う。恐らく他のコースを選べば、多少は舗装路区間が短くなったかもしれないが、まぁ、そこは仕方が無い。
それよりも残念だった点は、扇山山頂も百蔵山山頂も富士山の眺望が良い場所とのことだったが、山扇山山頂では“一応”富士山は見え、百蔵山山頂では輪郭がうっすらという程度だったこと。晴れた冬の乾燥した日だったら、綺麗に見えることだろう。またいつか登ってみよう。
ただ、それを差し引いても総じて満足できる山歩きだった。行って良かった。
_
コース概略/
(自宅(8:12)→○○線・△△駅→□□駅・▽▽線→◇◇線・●●駅・▲▲線→八王子駅・JR中央線→高尾駅→)
JR中央本線・鳥沢駅(10:27)→R20→r30→作業道→r30→山谷バス停→山谷集落町道→山谷登山口(11:11)→三境(11:49)→扇山山頂(12:18)→大久保のコル(12:33)→大久保山山頂(12:36)→カンバノ頭(13:05)→宮谷分岐(13:23)→百蔵山山頂(14:02)→表登山道分岐(14:19)→百蔵山表登山道西コース登山口(14:46)→百蔵山登山口バス停(15:12)→r505→宮下橋→R20→JR中央本線・猿橋駅(15:37)
(→高尾駅→八王子駅・▲▲線→●●駅・◇◇線→◎◎駅・▽▽線→□□駅・○○線→△△駅→自宅(18:07))
GPSデータ/
歩行距離/15.9km
歩行時間/4hr02min
停止時間/1hr12min
最高速度/13.4km/hr
移動平均速度/3.9km/hr
全体平均速度/3.0km/hr
標高差/822m
総上昇量/1151m
最高標高/1138m(扇山山頂)
積算歩行距離/1102km
積算総上昇量/63034m
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