陣馬山ハイキング 2016.11.25
年月日/2016年11月25日(金)
山地名・地域/奥多摩
天候/晴れ
目的/陣馬山に登る。
ポイント/下山は一ノ尾根を使ってバス停の有る落合集落に出るが、藤野駅までバスで向かうか、徒歩で向かうかはバスの待ち時間によって判断する。
内容/
人の多い山は苦手なのだが、そう言っているとメジャーな山に登れないので、今日はそこを妥協して陣馬山に登ることにする。陣馬山は初めてだ。
高尾山から縦走路を使って登ると、それなりに早くスタートしないといけないし、ハイカーも多いだろう。また、バスを使わずに駅からすっと入れるコースにしたい。検討した結果、JR相模湖駅から明王峠に登るコースが良さ気で、明王峠から縦走路を使って陣馬山山頂に向うこととした。下山は駅になるべく近い場所に出たいので、一ノ尾根で落合の集落に下ることとする。栃谷尾根でも良さそうだが、一ノ尾根のほうがダートの登山道区間が長そうだったので一ノ尾根を使うことにする次第。落合集落に陣馬登山口バス停が有るらしいが、時刻のタイミングが合えば、バスで藤野駅に向い、待ち時間が長ければ徒歩で藤野駅に向うことにする。
尚、前日に東京を含む南関東平野部で雪が降った。南関東平野部で11月に雪が降ることはとても珍しい(僕の記憶に無い)。陣馬山にも雪が降った筈で、念のため軽アイゼンを持っていくことにする。スパッツも持っていくし、レインパンツはいつも持っているのでこの日も持っていく。
自宅を8:12に出発。
最寄り駅から電車に乗り、何回も乗り継いでJR中央本線・相模湖駅に到着。時刻は10:03。同じ神奈川県でありながら、横浜市内から相模湖界隈に行くのはホント時間がかかるな・・・。一回東京都に出ないといけないし・・・。
GPSやカメラやドリンクを準備し、10:06に駅南口からスタート(下の写真)。
JR中央本線に沿った南側の道を藤野駅方面へ向かって進む。
この歩道橋はスルーして先へ(渡っても行ける)。
車は通れない狭い道になる。
坂を上がると・・・。
慈眼寺前に出る(下の写真)。
ここで慈眼寺境内に入る。
陣馬山の登山口を示す道標が有る。
すぐ奥に有る階段を上る。
この階段はJRの線路と中央自動車道を越えるための歩道橋のものだ。
JRの線路と中央自動車道の上を越える(下の写真の中段)。
橋の奥に二つの階段が有る(下の写真の上段と下段)。左は与瀬神社の境内に通じる階段で、右は慈眼寺の山門に向かう階段だ。ここは黄色の矢印のように左の与瀬神社への階段へ向かう。
後ろを振り返ると相模湖周辺の山々が見える(下の写真)。北丹沢の山並みだ。
手前の山は石老山だ。いつか登ってみたい。
その奥の右寄りの山並みは石砂山か、焼山辺りか??方角的には蛭ヶ岳も見えるかもしれないが、隠れているかも。
その右(西)は道志山塊の北部。丹沢山地と道志山塊の境目辺りだ(下の写真)。
写真の左奥にちょろっと白い物が見えているが、雲ではなく、方角的には富士山の頭かも。
では、向き直って与瀬神社へ。
鳥居を抜ける。
長い急な石段だ。ここを登る。
登り切ると正面に与瀬神社・拝殿。
今日のハイキングの安全を祈願。
ついでに休憩所のような場所で、スパッツを装着。雪対策だ。でもレインパンツは穿かなくてもいいや。勿論まだアイゼンは付けない。
境内に道標が有る(下の写真)。
境内の、拝殿に向って左へ進めとのこと。
拝殿の横ではないな・・・。
探していると、境内の西の奥に道が続いている(下の写真)。
ここですな。
では、本当のハイク開始。時刻は10:17。
すぐに登り開始。
急斜面を九十九折れで登っていく。
梯子のような木階段も有る。
地面に雪は無い。
しかし頭上の木々の葉に昨日付着した雪が日光で融け、丁度今の時刻、上から水になって降ってくる。ここは南の斜面で日当たりが良いからだ。
下の写真の右上に見えているのは僕の指で、水滴からレンズを守ろうとカメラの上に手をかざしていて写り込んでしまった。
まるで雨が降っているかのような量の雪解け水が降ってきている。
上は厚手の防水ウェアで良かった。レインウェア程は水をはじかないが、早々吸収されない。
雨中のハイクのような状態でひたすら登る。
路面は濡れた落ち葉でいっぱいだが、幸い滑り易いことは無い。
何度も折り返しながら登っていく。
たんたんと登る。
直線にして200m程、標高にして神社から130m程登った所で、ちょっと広い所に出る(下の写真)。見晴台だ。
南の方角に展望が有るが、これくらい(下の写真)。石老山ですな。
では先へ・・・。引き続き登り。
斜面が少し緩くなったので、トレイルも九十九折れ程ジグザクではなく、緩く蛇行して直線に近い感じの登りになる。その分勾配がきつくなったが・・・。
たんたんと・・・。
登っていく。
丸太で土留めされたような階段になる。
ちょっと勾配が緩くなる区間(下の写真)
また登り。
階段になる。
たんたんと・・・。
ひたすら登る。
植林帯に入って・・・。
一旦フラットに近いくらいの緩やかな登りになる。
孫山の尾根に乗った。
下草の笹に雪が積もっている。
頭上から降り注ぐ雪解け水は少し少なくなったものの、まだ変わらず注ぐ。
トレイルに残っている雪が少し目立ち始めたが、アイゼンを付けるほどではない。
ここで尾根から外れ、少し下をトラバース。
孫山山頂には行かない。
トラバースなので、まだ相変わらずフラットに近いトレイル。
この辺り、右手の斜面の上は孫山山頂だろう。
分岐に到着(下の写真)。
僕はCから来た。
既に孫山山頂よりも少し北に出ていて、この分岐は孫山の尾根と、トラバースの巻き道とが合流している場所だ。
従って、この分岐から孫山山頂に登る尾根道がBへ伸びている。今回は孫山をスルーするので、Aの明王峠方面へ進む(上の写真の黄色の矢印)。
ちょっと下り気味のトレイルだ(下の写真)。
全くのフラットになる。孫山とそのすぐ北に位置する548mピークとの間の鞍部だ。
先が登りになっている(下の写真)。548mピークへの尾根だ。
しかし548mピークには登らない。ここも巻くようにトラバースだ。
フラットなトラバースの道を進む。
右の斜面の上が548mピーク。
まだアイゼンは付けない。土が見えているし、踏み固められた凍結路面にもなっていないから。
548mピークの尾根が先に見える。548mピークの尾根は、南は峰山と結んでいて、もう二本、それぞれ北西と東に伸びている。あの尾根は前者の尾根で明王峠に繋がっている。
尾根のちょっと南寄りをトラバース。右の斜面の上にも小ピークが二つ程有るようだ。
トレイル上に雪が有るが、まだまだアイゼン不要。
道標が有るが、分岐であることを示してはいない(下の写真)。尾根筋のトレイルが有るようだが、ここはトラバースのほうを進む。
引き続きフラット。
写真には写っていないが、ここで初めて向こうから来るハイカーさんと出会い、ご挨拶。
左に右にカーブして進む。
尾根と合流(下の写真)。
鞍部で合流した次第。
徐々に登り勾配になる。このまま暫く尾根筋を歩くようだ。
徐々に勾配が強くなる。でも急登ではない。楽なレベル。
すると左に巻き道らしきトレイル(下の写真)。しかし紅白のロープで侵入を遮られている。入るな、ってことだ。なので、このまま尾根を進む。
尾根を登る。
広い尾根道だ。
勾配はそれ程急ではない。
先程までトラバースが多かったので、与瀬神社のすぐ上の急斜面の九十九折れの登りでの疲れは殆ど回復している。
そう言えば、頭上から降り注いでいた雪解け水はだいぶ少なくなり、もう気にならないレベルだ。
代わりに、まとまった雪がバサッと落ちてくることが、たまに有る。
どんどん・・・。
ひたすら・・・。
登っていく。
ちょっとフラットな部分(下の写真)。太平小屋跡に到着。時刻は11:12。
先へ・・・。
また登り。
少し登ると尾根から外れ、またトラバースになる。
左の斜面の上に633mピークが有るようだ。それを東に巻いて進む。
ちょっと幅が狭めのトレイルですな。
勾配は緩い登り。
どんどん登っていく。
もうすぐ尾根と再合流する筈。
あの先かな?
その通りだ。
進んでいくと・・・。
尾根に再合流(下の写真)。僕はCから来た。
明王峠へはAで、あと1.1km。
Bは方角的に633mピークを経由するのかな?矢ノ音とは?(あとで調べてところ、633mピークのことのようだ)
で、Aへ。
・・・が、ちょっと進むとすぐにまた分岐(下の写真)。僕はAから来た。
奈良本の集落から上がってくる道がE。
で、明王峠のDへ進む。
フラットな尾根筋。
ちょっと下りだ。
緩めの下りを進む。
またフラットになった。
そして登り。
緩めの登りだ。
と言っていると、ちょっと急にwww
すぐに緩くなる。
尾根筋よりもちょっと下を歩き続ける。
どんどん進んでいくと・・・。
案内板が見える。
お・・・、下りで、下に鞍部が見える(下の写真)。僕はCから来た。
十字路のようになっている。
明王峠は真っすぐ登りのAだ。
BとDは林道のようで、Bが底沢の集落に、Dは伝通・栃谷の集落に繋がっているようだ。
林道を横断して正面のAへ。明王峠まであと0.5km程らしい。
下の写真は分岐ではない。すぐ先で合流する。
明王峠を目指して登っていく。
先のほうが見えないということは、上がフラットいうことかな。
正解。
程無くしてまた登り。
少し急になる。
しっかりとした勾配の登り。
雪の下は丸太の階段。
また徐々に勾配が緩くなってくる。
小休止のフラット区間。
程無くしてまた登り勾配になってくる。
緩め登り。
左は雑木、右は植林帯。
間を進む。
あと数100mで明王峠だ。
峠の前の最後の一登り。
階段を上る。左の雑木林側には杭が並び、ロープが張られている。
ずっと登り階段が続く。
両サイド共、雑木林になった。
上まで続くね~~。
たんたんと登っていくのみ。
なんか、積雪が増えた感・・・。
すると建物が見えてきた。
あ、ここだな。
明王峠に到着。時刻は11:50。
僕はCから来た。A↔Bが縦走路で、陣馬山へはAだ。
縦走路なのでハイカーさんが多くなってきた。峠の休憩所にはハイカーさんが4~5人程いるし・・・。
明王峠の標柱(下の写真)。標高738.9mか・・・。
展望は・・・この程度か・・・(下の写真)。
南の方角。逆光気味。
では、陣馬山を目指しましょう。
峠なのにちょっと下りだと・・・?
フラットに・・・。
写真には写っていないが、向こうから来るハイカーさんとちょいちょいすれ違う。
登りだ。
明王峠の西の小ピークを越える次第。
ピークに到達。
そして緩い下り。
前方に陣馬山に向かうハイカーさん。
このあと抜かしつつ、ご挨拶。
もう少し雪が積もっていると雪山ハイクらしくなるのだが・・・。
ちなみにアイゼンはまだ付けていない。
この辺はちょっと泥と雪が混ざっていますな。
分岐だ。奈良子峠に到着(下の写真)。時刻は12:02。
僕はCから来た。
Bは陣馬高原バス停へ続く道のようだ。
勿論、まっすぐAへ。
奈良子峠から緩い登り。殆どフラットに近い。
全体的には今のところアップダウンは少ないな。
歩き易い尾根道だ。
高尾山との組み合わせで人気が有るのも分かる。
植林帯と雑木林の間を登る。
763mピーク周辺をトラバース気味に進む。
再び尾根に乗る。
763mピークを通過。
緩い下り。
縦走路は快適な尾根道ですな~。
だいたい今、明王峠と陣馬山山頂の中間くらい。
あと1kmくらいだろう。
緩い登り。
すぐに下りだ。
植林帯の中を下る。
たんたんと・・・。
進む。
前方に陣馬山に向かう(のであろう)ハイカーさん。
写り込んでもらうと、トレイルの距離感が分かり易いので、物差し代わりとして暫し写ってもらいましょう。
抜かさないように追尾。
それ程遅いペースではなく、僕のノンビリ・モードと同じく位。
小ピークをトラバースして通過。
次は789mピークだな。
ここもトラバース。
右側の斜面の上に789mピークが有る。
南に面している斜面は雪がだいぶ解けていますな。
緩い登り勾配。
尾根との差が縮まっていく。
カーブの先で尾根と合流かな?
前方のハイカーさん、良いペースになってきた。遅からず速からず丁度良い。
ハイカーさんは尾根に乗った模様。
僕も尾根に復帰。
良い尾根道だな~~。
この後は暫く緩い登り主体のようだ。
どんどん進む。
前方のハイカーさん、ちょっとペースを上げてきた感。
いつの間にか見えなくなった。
いた・・・。だいぶ離れたな。僕も普通にがんがん進もう。
分岐だ(下の写真)。
僕はCから来た。
撮影をしていると、トレランの人に抜かされた。
Bは和田峠に下る道か。陣馬山山頂以外にも和田峠に繋がるトレイルが縦走路から伸びているんだな。
僕はまっすぐAへ。
割としっかりとした登り勾配になる。
丸太で階段状になっている。
どんどん登っていく。
あの上でピーク到着か。
勾配がどんどん緩くなる。
フラットになる。
ピークに到達。次は下りだな。
短く緩い下りだった。
すぐにフラットになる。
すぐにまた登り開始。
またなだらかなピーク越え。
フラットになる。
快適に進む。
ハイカーさんから完全に置いていかれた。ちょっと距離を空け過ぎていた。
まぁ、それはそれで、僕の好きなペースで進めるので良し。
前方で右カーブしながら、別の尾根と合流するようだ。
左手から尾根が来ている。
階段を上る。
もうすぐ左の尾根と合流。
合流地点で分岐(下の写真)。
僕はCから来た。
左の尾根はB。栃谷尾根だったか・・・。
では、Aの陣馬山山頂へ・・・。
あと一登りだ。
それ程急ではない。
また分岐だ(下の写真)。Bは陣馬山山頂を通過せず、巻いて和田峠や陣場高原下に通じる道だ。・・・巻く人がいるのかな?
そのまま階段を登っていく。
建物が見えてきた。
どんどん登る。
GPSで確認すると・・・山頂は目前の模様。
あ・・・、れいの白馬のオブジェが見える。
陣馬山山頂に到着。時刻は12:32。
標高は854.8m。
山頂は広い。
丁度正午近くなので、昼食中のハイカーさんがいるし、他にも先客がいて、5~6人ってところか・・・。
今までネットや登山本でしか見たことが無かった、白馬のオブジェを肉眼で見られた。
陣馬山の石碑。
登頂成功のイェ~~イwww
陣馬山には三角点が有る筈だが、雪に埋もれていて見つからない。ネットで事前に大体の位置を確認しておいたのだが、雪をかき分けても見つからず・・・。通常でも普通にちゃんと地面から出ている三角点だったら見つかったのかも知れないが、元々土に結構埋もれているらしい。下を向きっぱなしで雪を蹴り上げている怪しい挙動に何となく他人の目が気になり、途中で諦める。・・・残念。またいつか登ってきた時にしよう。
では、展望を・・・。うむ、素晴らしい。南と北では、北半分の展望が良い。
西の方角(下の写真)。
扇山が見える(左寄りのピーク)。中央本線沿線北側~奥多摩の間の山並みが見える。
北北西の方角。すぐ目の前に生藤山へ続く稜線が見える(下の写真)。
生藤山は手前のピークに隠れてそうで、見えそうな微妙な位置。丁度下の写真の中央の僅かに左寄りの茶色のピーク。
その奥、更にやや左寄りの白いピークが三頭山だと思う。
北北西の方角(下の写真)。御前山や大岳山界隈の稜線が見える(奥の稜線)。
たぶんあれが大岳山(下の写真の奥の中央のピーク)。
目の前に山頂の雪が広がり、その上に休み処が有り、そして背景に奥多摩の山が見える・・・。良い眺めだ。雲が少なく、綺麗な青空だし・・・。
お・・・足元に「2017y」と・・・。
さて、北東の方角(下の写真)。
こちらは平野部の街が広がっている。
東の方角までよく見える(下の写真)。
写真の右寄りの冬枯れた木々に隠れるようにして堂所山や景信山が垣間見える。
写真を撮っている間に続々と人が増えてきた。
では、補給食を食べて一休みし、下山だ。
下山は予定通りに一ノ尾根を使う。
清水茶屋の前に道標(下の写真)。一ノ尾根コースと書かれていて、僕は落合の集落に出る予定。ここから4.9kmですな。
では下山開始。時刻は12:46。
お・・・、割と積雪している。
アイゼンは・・・、まぁいいか。このまま付けずに下ろう。
林の中へ入る。
林の中のほうが積雪量は少ない。
なので、ハイカーに踏まれてトレイル上は地肌が見えている。
このままアイゼン無しで最後まで行けそう。
山頂直下はちょっと急だったが、すぐに一旦緩くなる。
暫くして・・・。
なかなかの急斜面。
九十九折れで下る。
トレイル上に雪は全然無し。
急斜面はすぐに終了。
緩い下りの尾根道になる。
写真には写っていないが、下から登ってくるハイカーさんと何回か会ってご挨拶。
植林帯と雑木林の間を下っていく。
ん・・・。道標だ。
分岐(下の写真)。
右のBは和田集落に下る道。一番近い集落だ。
僕は落合の集落まで行くので、Aへ・・・。
緩い下りが続く。
快適な下りですな。
もうちょっと急だとアイゼンを付けたくなるが、無しで良いでしょう。
雑木の枝のアーケードを抜け・・・。
植林帯を抜けていく。
ここで油断して思いっきり尻餅をついてしまった。尻が泥だらけ・・・。レインパンツを履いておけば良かったと後悔。
バスだったらどうしよう。座席を汚すから座れないぞ。座席が空いていて立っているのはバスだと「??」って感じで見られるからな。バスに乗り辛くなった。
電車は、空いていても立っている人はいるから、良いのだが・・・。
兎に角、気を取り直して先へ・・・。
こういう所で滑ったら、更に泥だらけになる。
慌てずに進もう。時間には余裕が有る。
緩めの下りが続く。
やや単調だが、良い尾根道だ。
また分岐(下の写真)。ここもBは和田の集落へ下る道だ。
まっすぐAへ。落合の集落まであと3.4km。
先のほうが明るいな。
植林帯から・・・。
雑木林へ入る
やっぱり雑木のほうが良いね。
紅葉は無いけど・・・。
そう言っていたら、また植林帯に突入www
尾根から少し下をトラバース。
薄暗い道を進むと・・・。
尾根が近づいてきて・・・。
尾根に合流。
今だいたい一ノ尾根コースの半分くらいまで来た。
先へ・・・。
良い感じの尾根道。
たんたんと・・・。
ひたすら・・・。
先へ・・・。
ちょっと明るくなった。
雑木林の木漏れ日。
紅葉は無いけど・・・。
黄葉は有る。
もう暫くハイカーさんと出会っていないな・・・。
14:00近くなってきて、今から登りでこの辺りを歩いている人は殆どいないだろうからな。
雪もだいぶ無くなったな。
右後ろから上がってくる道と合流(下の写真)。r521に下れるわけね。
もう一ノ尾根の2/3を終了したくらい。
緩い下りが続く。
徐々にトレイルが溝状になってきた。
勾配も急になってきた。尾根道らしくなくなる。
尾根と言うよりもだいぶ斜面に近い形状。
何度か折り返しながら下る。
九十九折れですな。
左へ・・・。
右へ・・・。
トレイルが溝状。
まだ続く九十九折れ。
下のほうを見ると、分かり易い(下の写真)。
九十九折れ終了。一旦緩くなる。
ここで分岐(下の写真)。
右のBは上沢井の集落に通じるみちか・・・。
落合の集落はAで、あと1.6m。
緩やかな尾根道に戻った。
地形図を見ると、この辺りが一ノ尾根の最後のなだらかな区間だ。
それも終了。徐々に下り勾配が急になってくる。
分岐だ・・・(下の写真)。
道標が欠けているが、右のAでしょう。
まだ尾根道。
どんどん下る。
また徐々に尾根道らしくなくなってきた。
急斜面になり・・・。
トレイルが溝状に削られている。
集落が近づくと、よく有るトレイルの光景。
似たような景色を何度も見ている。
勾配が緩くなる。
お・・・、林から出そう。
集落の山の民家が見えてきた。
落合の集落の北の外れ辺りに出る。
まだ道はダート。
左手に栃谷川の左岸寄り、東~南の尾根が見える。
栃谷尾根ではない。栃谷川を挟んで隣の尾根ですな。
その尾根の506mピーク。名前は有るのか無いのか・・・?
完全に林から出て集落に入る。
ここからは民家が道沿いに建ち並ぶようになる。
ここに来て紅葉。
舗装路になった。
どんどん下る。道沿いの民家が増えてくる。
先へ・・・。
この辺りはまだ幅員が狭いが・・・。
下っていくと徐々に幅員が広くなる。
下のほうに建物がたくさん見えてくる。
落合の集落の中心部まで下りた。
栃谷尾根コースと合流(下の写真)。
ここでスパッツを外す。
結局アイゼンは使わずに終わってしまった。
僕はCから出てきて、Aへ。
すぐにr522に出合う(下の写真)。ここが登山口とされている。時刻は14:16。
陣馬登山口バス停は、藤野駅方面へ100m程行った所に有るようだ。
行ってバスの時刻を確認すると、14:07のバスが既に行ってしまっていて、次は14:58。30分強待つことになる。藤野駅まで2kmくらいで、殆どフラットに近い舗装路だから歩いたら20分くらいだろう。前述の通り、一ノ尾根で滑って泥で汚したズボンでバスの座席に座るのは気がひけるので、駅まで歩くことにする。
r522を南下。
沢井川沿いを進む。
日野辺りでちょっと登り勾配。
藤野駅の北側に山裾が有り、そこをトンネルでくぐる。
「沢井隧道」というそうだ。
一応、歩道部分が確保されているが、結構幅が狭いトンネル。長さは300m程。
車が横を通るときは耳を塞いで歩く。
向こうから来る地元の方らしき人とすれ違ったりするので、歩行者は珍しくないようだ。
トンネルの南口の上は中央自動車道が通っているようだ。
で、トンネルから出るとすぐにJRの線路の踏切(下の写真)。
踏切を渡ったら、すぐに右折して線路沿いの道を進む。
するとすぐに駅舎が見えてくる。
JR中央本線・藤野駅だ。
ここでゴール。時刻は14:45。
バスに乗るよりも早く着いた。
あとは電車に乗って帰るだけ。
暫くして電車が到着。
乗り込んで一路横浜市内へ・・・。勿論その間、座らずに立っていた。ズボンの泥は渇いているし、黒色なのであまり目立たないので助かった。
何度も乗り返しつつ、2時間くらいかかって自宅最寄り駅に到着。
17:10に無事に帰宅。
こうして南関東のメジャーな山、陣馬山にようやく初めて登ったわけだが、流石に高尾山よりかは人が少なく(平日だし)、普通に自分のペースで歩き易かったので良かった。
コースは全般的に快適。きつからず、ぬる過ぎずで丁度良い心地の疲労感だった。
陣馬山山頂の展望も良かったし、白馬のオブジェを生で見られて満足。
三角点を確認し損ねたが、またいつか別のコースで登りたくも有るので、その時に期待しよう。
良いハイキングだった。
_
コース概略/
(自宅(8:12)→○○線・△△駅→□□駅・▽▽線→◇◇駅・◎◎線→■■駅・●●線→八王子駅・JR中央線→高尾駅→)
JR中央本線・相模湖駅(10:06)→JR中央本線沿南側歩道→慈眼寺→与瀬神社・登山口(10:17)→大平小屋跡(11:12)→明王峠(11:50)→奥高尾縦走路→奈良子峠(12:02)→陣馬山山頂(12:32)→一ノ尾尾根→一ノ尾根・和田尾根分岐(13:03)→一ノ尾根・和田第二尾根分岐(13:22)→一ノ尾根・上沢井分岐(13:52)→落合集落→陣馬山登山口(14:46)→r522→JR中央本線沿南側歩道→JR中央線・藤野駅(14:45)
(→高尾駅→八王子駅・●●線→■■駅・◎◎線→◇◇駅・▽▽線→□□駅・○○線→△△駅→自宅(17:10))
GPSデータ/
歩行距離/13.7km
歩行時間/3hr28min
停止時間/1hr11min
最高速度/11.5km/hr
移動平均速度/3.9km/hr
全体平均速度/2.9km/hr
標高差/656m
総上昇量/804m
最高標高/855m(陣馬山山頂)
積算歩行距離/1115km
積算総上昇量/63838m
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