大山三峰山ハイキング 2017.01.13
年月日/2017年1月13日(金)
山地名・地域/丹沢山地
天候/晴れのち曇り所により一時小雨または小雪
目的/大山三峰山に登る。
ポイント/14:00までに山ノ神沢広場(鐘ヶ嶽登山口)に着いていたら、鐘ヶ嶽にも登る。
内容/
(注:大山三峰山のピークについては、三角点の有る標高935mピークを南峰、そのすぐ北の小さなピークを中峰、南峰の南のピークを七沢山とする場合と、三角点の有るピークを中峰とし、その南のピークを南峰とする場合が見られるが、ここでは前者を採ることにする。 )
2017年の山行初めは、どこに行こうかと悩んだ末、東丹沢に有る大山三峰山を選択。丹沢最凶クラスのヒル・ゾーンがコース上に有るらしいので、冬の今行くしかないと思ったからだ。
コースは、r64の煤ケ谷バス停からスタートし、物見峠~大山三峰山間の稜線に取り付いて山頂に至る定番のルートを採る。但し、物見峠は経由しない。下山は七沢から不動尻へ下り、林道二の足線、山ノ神隧道を抜け、広沢寺温泉入口バス停でゴールするという計画だ。尚、このコースの近くに鐘ヶ嶽が有り、山ノ神隧道の東の出口に丁度鐘ヶ嶽に登る登山口が有る。14:00までにその登山口に到達していたら、鐘ヶ嶽にも登ることとする。尚、鐘ヶ嶽に寄った場合でも広沢寺温泉入口バス停へ下山することになる。14:00までに鐘ヶ嶽の登山口に着いていなければ、無理をせずにスルーする。
自宅を8:12に出発。
最寄り駅から電車に乗り、乗り継ぎをしつつ小田急小田原線・本厚木駅で下車。
本厚木駅から神奈中バスの宮ケ瀬行きに乗り込む。僕以外のハイカーはおじさんが一人。あとは普通の乗客ばかり。
時刻表から少々遅れて10:18に煤ケ谷バス停に到着(下の写真)。下車しようとすると、ハイカーのおじさんも降りる。ハイカーおじさんはバス停横の観光案内の地図の掲示板をちょっと眺めた後、先に出発。僕が行こうとしている方へ歩いていかれた。
僕はGPSやカメラやドリンク等を準備し、おじさんよりも少々遅れて10:23に煤ケ谷バス停を出発。
r64の宮ケ瀬方面へ向かってすぐの谷太郎川に架かる橋を渡り、すぐに左折する(上の写真の黄色の矢印)。道標が有るので分かり易い(上の写真の下段)。まず向かうのは道標に書かれている不動尻や谷太郎林道ではなく、「この先200m分岐 右は物見峠、直進は不動尻」と書かれた、その物見峠方面へ向かうのだ。但し、物見峠は通らないけど・・・。
谷太郎川沿いに上流へ進む。
寺家谷戸の集落の中を通る。
すぐに先程の道標に書かれていた谷太郎林道(左)と三峰山・物見峠(右)との分岐に到着(下の写真)。
ここの道標には三峰山が書かれている。それに従い、右の坂のAへ進む(下の写真の黄色の矢印)。
坂を登ってすぐに登山口に到着(下の写真)。時刻は10:26。
民家の並びが終わる、畑の畦道に入る手前だ。
ここには登山ポストが有る(上の写真の下段)。尚、僕は本厚木駅の交番に計画書を提出したので、もうここで入れる必要無し。
梅雨~夏場は既にここからヒル・ゾーンらしい。この登山口でヒル除けのスプレーを足元に掛けようとしたところ、既にヒルに取り付かれていたとの話がネットに有ったり、とても先へ進めず登山口から諦めて退散したりという話も有る。恐ろしい・・・。
今は真冬なので大丈夫だが、何となくここでスパッツを付けるwww 流石にヒル除けスプレーまではかけないが・・・。
・・・で、準備が整い、突入。畑の脇の細い道を進む(下の写真)。
土留め用のコンクリートの路肩のような所を辿っていく。
それも終わり、林の中へ・・・。
林に入る手前に鹿除けのネットと扉が有る(下の写真)。
開けて入り、そして通過後に閉める。
扉を抜けると、すぐ先に木橋(下の写真)。
橋を渡って道標の指す方へ向かう。
物見峠~黒岩の間は登山道が崩落していて通行止めと書かれた案内板が立っている(上の写真の下段)。今回は物見峠方面へ行かないので関係無い。
さて、ここから登り開始だ。物見峠~大山三峰山間の稜線を目指す。
杉の植林帯を登っていく。
今回のコースではこの登山口~物見峠分岐間が最凶ヒル・ゾーンらしい。
今の時期は出ないと分かっていながらも足早。
前方に煤ケ谷バス停で一緒に降りたハイカーさんが見える。
すぐに追いつき、会釈。おじさんは野鳥に興味が有るらしく、野鳥を見つけたようで「○○がいたよ。」と話しかけてこられた(○○は野鳥の名前・・・今はもう忘れたwww)。大山三峰山に登るのか尋ねたところ、違うとのこと。それ以上どこを歩くのかは尋ねず、おじさんを残して先へ・・・。
杉の植林帯に雑木が混じり始めると、程無くして陽が射す明るいトラバースの道になる。
落葉している分、陽が射し込んで明るい。
谷筋を木橋で横断。
暫くトラバースで緩く登り続けるので、支尾根と谷筋が交互に押し寄せることになるだろう。
また谷筋横断へ・・・。
谷筋だと、湧水が流れている(下の写真)。量は少ないので容易に横断。
支尾根を横断するときは右カーブ(下の写真)。
そしてまた谷筋で左カーブ(下の写真)。
そんなことを繰り返しながら進む。
そして緩くではあるが登り勾配なので、少しずつ標高が上がっている。
雑木と植林帯も交互に繰り返される。
杉の植林帯を進んでいると思ったら・・・。
今度は雑木区間。しかし先のほうにまた杉の木立が見えている。
分岐だ(下の写真)。
Aへ右折。
Bはどこに繋がっているかは分からないが、方角的には谷太郎川沿いどこかに下ってしまうと思われる。
引き続きトラバース。
薄暗い杉の植林帯を登っていく。
そして次は明るい雑木林の区間。
ここはとても明るいな。
先のほうに薄暗い杉の木立が見える。繰り返しのパターンは続く。
すぐに抜けてまた明るい雑木林のトレイルに変わる。
陽だまりハイクといったところだな。
木々の隙間から近くの山並みや麓が少し見える。
まだ標高が低くて展望と言うにはちょっと・・・。
ただ、明るいトレイルを進むのは気持ち良い。
ここが夏場にはヒル・ゾーンになるなんて、あまりピンと来ないな。
ここまでずっと斜面をトラバース気味に進んでいたが、ここでちょっと何度か折り返しながら斜面を登る(下の写真)。
杭やロープや道標が有るし(上と下の写真)、踏み跡がはっきりしているので、ミス・コースはしないだろう。
明るく、気持ち良い冬晴れのトレイルだ。
また道標。
先へ・・・。
鹿除けのネットフェンスと扉の跡が有る(下の写真)。扉は無く、通り抜けるだけ。
再び薄暗い杉の植林帯へ入る。
ちょっと勾配は強め。
トレイルはえぐれて溝状になっている。
少しずつ勾配が緩くなってきた。
またゲート跡が見えてきた。
鹿除けのネットフェンスと扉跡(下の写真)。ここも扉は無く、通り抜けるのみ。
まだ植林帯は続く。
再び勾配が強めになってきている。
植林帯に雑木が混じってきた。
それに伴って木漏れ日が射すようになってきた。
ちょっと唐突に物見峠分岐に到着(下の写真)。時刻は11:14。
僕はCから登って来た。
CからBへ進むと物見峠へ行ける(上の写真の下段)。・・・が、今日は行かない。
Dはどこへ向かうのかは・・・分からん(下の写真)。道標には何も書かれていない。
物見峠を経由せずに大山三峰山への稜線に出るのはA(下の写真)。
ちょっと分かりにくいが、注意書きの案内板の後ろを通り、斜面を登る急登の分岐がAだ。
注意書き(上の写真)にちょっと脅かされつつ、Aへ登る。
下の写真は、Aへ取り付いたところで物見峠分岐を見下ろしたもの。
ちょっと登ると、踏み跡が分かり易いトレイルに戻った。
伐採放置された倒木が転がっている。
この辺りは手入りされていないのかな。
植林帯ではあるが、荒れた感じ。
木立も乱雑だ。
トラバースではなく、九十九折れという程ではないが、ちょっと折り返して登る。
再びトラバース。
この辺は割と普通の植林帯。
勾配は強くなっている。急登気味。
トラバースを時々中断し、折り返しながら急斜面を登っている。
ずっと急な右上がりの斜面だったが、その右上がり具合が徐々に緩くなってきた感じ。
トラバース中心で少しずつ登ってきたが、標高は上がってきたようだ。斜面が緩くなったのも、尾根筋に徐々に近づいているということであろう。
雑木に変わる。
右手にネット。
今はまだ物見峠~三峰山の稜線には取り付いていないが、その支尾根を歩いているようだ。
勾配を一定の緩めにキープしたトレイルのトラバースとは違い、支尾根の尾根歩きなので、結構勾配が強い。
どんどん登っていくと・・・。
途中でベンチ(下の写真)。
ここが物見峠~三峰山の稜線との合流地点かと思ったが、GPSを確認すると違っていた。
道標に従うと左折か・・・。三峰山まで2.35km・・・。有効数字が小数点第2位って、そんなに精度が高い??
北の方角に木々の間から少し山並みが見える(下の写真)。中央手前のピークが辺室山で、その奥の黒っぽく見える稜線が仏果山界隈の稜線だ。
石の祠(たぶん)が有る(下の写真)。青色のビニールシートで覆われている。ミニ石段も無残に壊れている。大切な祠のようだが、何故このような姿に??
兎に角、先へ・・・。道標の指す方へ進む。
支尾根を進む。
道標が無いが、分岐っぽい(下の写真)。
尾根筋はBだが、Aのほうがトレイルっぽいので、Aへ進む。
支尾根からちょっとずれたが、結局支尾根に戻るように急登。
ジグザグに折り返しながら急斜面を登っていく。
トレイルに残雪。
先のほうにも残雪が見えてきた。
この先増えるのかどうか分からんが、一応軽アイゼンは持ってきている。
勾配が緩くなる。
もうちょっと進むと784mのピークだったが、それを巻くようにちょっと尾根からずれて進む。
トラバースだ。
784mピークの東南の斜面を進む。
右カーブだ(下の写真)。このまま行くと、784mピークの南に出る。それは物見峠~三峰山の稜線と合流することを意味している。
東の方角がちょっと開けている。
先のほうに尾根が見える(下の写真)。物見峠~三峰山の稜線だ。
物見峠と三峰山を結ぶ稜線に合流(下の写真)。時刻は11:42。
ここまで特に危険箇所は無く、道標も充実していていたな。分かり難い場所をあえて上げると、物見峠分岐くらいかな。
僕はCから来た。三峰山へはAだ。
ちなみにBの物見峠方面のトレイル(下の写真)。
さて、ここから主尾根歩きだ。
Aのほうに注意書き(下の写真)。
そんなに危ないのか?と思いつつ、勿論先へ・・・。
尾根の西側(進行方向右)が杉の植林帯で、東側(進行方向左)が雑木だ(上の写真)。
従って、冬枯れた雑木の東の方に遠景が少し見える(下の写真)。
行きのバスに乗ってきた谷筋が見える(下の写真)。
先へ・・・。
前方にハイカー二人組を目撃(下の写真)。
会話が漏れ聞こえる。男女のペアだ。
いずれ追いつきそうだな。
二人に続き、なだらかな尾根を進む。
快適な尾根道だ。
雑木林のみの尾根に変わり、冬枯れしているので、尾根が広く見える。
また残雪が散見され始める。
差が縮まってきたな。
ハイカー二人組は両者ともヘルメットを被っている。
先程まで幅が広かった尾根が少しずつ細くなっている感じ。
もう向こうも追尾している僕の存在に気が付いているだろう。
その証拠に下の写真のピークで立ち止まられ、先を譲っていただく。
ヘルメットを被っていらしたので、この先の道が危ないから?と尋ねると、沢を登ってきたからだとの返答。あとで調べると、谷太郎川へ注ぐ支流の沢登りで稜線に着くバリ・ルートが有ることが分かった。
では、二人に先んじてピークを下る。
また急な下りだ。
下ると次は急な登り。
アップダウンが激しくなってきたのと同時に、両サイドは急斜面になってきた。
下を覗き込むと・・・(下の写真)、落ちたら大変。まぁ、まだそれほど痩せ尾根ではないが・・・。
階段で急斜面を登っていく。
長めの登りだ。
勾配が緩くなると階段終了。
そしてフラットな尾根道になる。幅も広い。
両横は急斜面だが、尾根の幅が広いので問題無し。
快適、快適・・・。
また注意書きだ。
多数の斜面崩壊箇所ですか・・・。
ちょっと痩せ気味の尾根(下の写真)。でも路面は綺麗。
コルから見える西の丹沢主稜(下の写真)。
下の写真の中央奥が蛭ヶ岳。山頂に雲がかかっているので分かりにくいが・・・。
その左寄りの一つ手前のなだらかな山が丹沢山。
その丹沢山から向かって右へ繋がる三つのピークが、西峰,中峰,東峰の丹沢三峰山だ。
少し位置を変えつつズーム・アップして、下の写真の中央よりも右寄り・・・、下の写真で一番高く見えるピークが丹沢山だ。それよりも標高が高い蛭ヶ岳は山頂が雲に隠れている。
塔ノ岳も見えている。下の写真の左半分の真ん中辺りに目立つピークが塔ノ岳だ。その塔ノ岳から左へ繋がっていく稜線が表尾根だ。
丹沢山を更にズーム・アップ(下の写真)。いつか登ろう。
下の写真は、丹沢山の右に繋がる稜線が丹沢三峰山。左端に欠けそうなピークが西峰。その右のピークが中峰。その右のピーク(下の写真の中央)を一つとばして、すぐ右隣りが東峰だ。
登り勾配がまた始まる。
急登かと思ったら、右へ少しトラバース(下の写真)。
階段を登って・・・。
尾根に再合流。
最近まで残雪が有ったのであろう。路面がちょっとジメッとして泥気味。
また下を覗き込む(下の写真)。まだ、脚がモゾモゾ・ゾワゾワするレベルではないwww
フラットになった。
また暫しなだらかな尾根道を進む。
ちょっとトラバース気味に進む。
右に行ったり、左に行ったり・・・。
両サイドの斜面が少し緩い区間だとちょっとトラバース気味になるが(上の写真)、多くが両側共急斜面(下の写真)。
先へ・・・。
「この先、崩落地有り。」とな。
あ~~・・・、この落とし穴のように崩壊した箇所かな?(下の写真)
上の写真の先は・・・、特に問題無いようだが・・・。
右手にはちょくちょく丹沢主稜の山並みが見える。
丹沢山を中央に・・・(下の写真)。
蛭ヶ岳もちょっと山頂が見えてきた(下の写真の右半分の中央付近の一番奥のピーク)。
今、あそこを雪山ハイクしている人がいるんだろうな~。
なかなかの痩せ具合なコル。
しつこく丹沢主稜www
同じような写真を何度も撮影しているし・・・。
そしてまたまた足元を写すwww(下の写真)。
結構痩せてきたな。
土留めや杭で補強されている。
下の写真は背後に近い北寄り・・・、北北東の方角。
下の写真の左の稜線から肩のように落ち込んでいる辺りが焼山だと思う。
石砂山や石老山辺りの山が見える・・・(下の写真)、見えている筈www
どのピークが何山だか・・・ちょっと分からないwww
道志道~JR中央本線沿いの山~陣馬・高尾当たりの山が見えている筈だ。
幅が広くなった。
そして下り。
幅が広い尾根の下りだ。
崩落地という場所はもう過ぎたのかな・・・??先程の土留めと杭の並ぶ場所までだったのかも。
下り終え、快適なフラットの尾根道に・・・。
主稜に入ってから三峰山まで半分を過ぎた所まで来た。
お・・・、いきなり雪の量が増えた。
少し進むと・・・、あぁ、減ってきた。
緩い登りを進む。
三峰山まであと1.3kmか・・・。
徐々に尾根から左へ・・・。
尾根の左下をトラバース。
でも、すぐに尾根と合流するようだ(下の写真)。
左に曲がって・・・。
お・・・、いきなりの痩せ尾根。
痩せ尾根の登りを進む。
ここまで、言うほど難所と思える所は無かったので、恐らくこれから・・・ということだろう。
木橋が転がっているが、何の意味が有るのか??
特段木橋が必要な箇所は無し。
尾根の下へ少し巻いて・・・。
緩く登る。尾根筋ならば急登だった。
尾根に合流。
また広い尾根になった。ちょっと拍子抜け。
残雪が増えてきたな。
しかも凍結している。
軽アイゼンが必要かと思ったら、また雪が減ったのでそのまま進む。
また木橋・・・と言うか木道だな。
すると・・・北峰手前200mに来たところで、急にまた残雪が多くなってきた。
尾根は快適な広さだけれどな・・・。
結構先のほうまで凍結した残雪が見える。
大山三峰山(南峰)まであと0.8kmか・・・。
登りになった。
しかも凍結した残雪は減らない。
道標だ。
道標の指す方に階段が見える。
なかなかの急登開始。
丸太の土留め風階段。まだアイゼンは付けていない。
路肩が崩壊したトレイルに架かる丸太の木橋に凍結した残雪(下の写真)。これは要注意だな。
木橋を渡って先へ・・・。
雪の凍結区間は続く。
また階段になる。
流石に滑りそうになってきたので、軽アイゼンを装着。
丸太をなるべく削らないように登る。
階段を登り切ると少し勾配が緩くなり、残雪も減った。
再び急斜面の階段。
階段はジグザグに登っていく。
そろそろ軽アイゼンを外すか・・・。
もうむしろ歩きにくくなってきたし・・・。
あ・・・いや・・・、ここは必要か。
振り返って北の方角にちょっと展望(下の写真)。
仏果山方面が見える。
登っていくと・・・、ピークに到達。
GPSを確認すると、ここが北峰のピークだ(下の写真)。時刻は12:36。
北峰であることを示す表示は無く、石と枝が積まれているだけだ(下の写真)。
そして狭い。
緩やかにちょっと下ると、痩せ気味の尾根が始まる。
アイゼンは邪魔なのでもうここで外す。
今のところフラットだが・・・。
急下りだ。
露岩と鎖場の下り。
そうそう、こういう感じの場所をハイキング本の写真で見た。
ここからがいよいよ大山三峰山ハイクの核心部分だな。
鎖場と木橋が併設。
一部に雪が残っているが、この程度なので足元が見えるので安心。しかしもっと全体に積もっていたら難易度が急にアップするな。次の踏み出しにかなり慎重にならざるを得ないだろう。
左がやや開けている。
東の方角の麓・・・。厚木市や座間市、大和市、横浜市辺りだろう。
先へ・・・。
安心の小休止区間といったところか(下の写真)。
また鎖場。
これ、他にハイカーが見当たらないから途中で止まって撮影をしているけど、いたら大顰蹙だな。
すれ違うときは厄介そうだし。
露岩や鎖場は雪が積もりにくいので、助かる。
むしろ普通の尾根に凍結した残雪が有る。
鎖場でこけずに、こういう所でこけたりすることは有りがちなので、油断しない。
ここは安心。
また下り開始。
急下りの痩せ尾根に鎖場。
露岩を進む。
今度は登る。
ちょっとした鞍部を進んで・・・。
登りの鎖場。
登りは楽だ。
大木を回りこんで・・・と・・・。
下り。下のほうが痩せ尾根のコル。
コルに着いたら、また登り。
細かく激しいアップダウンが繰り返される。
簡易な地形図では分からない細かいアップダウンが続く。
右の下の急斜面を覗く(下の写真)。いつもの感想・・・、転げ落ちたらたいへんだ。
先へ・・・。
フラットな痩せ尾根。先のほうが木々で見えない。
抜けると・・・、鎖場,梯子,木橋,痩せ尾根の連続だ。複雑な木の根も加わって、なかなかの光景。
木の根に足を挟まないように・・・。
慎重に進む。
ただ・・・、地形としては厳しいが、こうして鎖や木橋、木階段が充実しているので、本当に怖い所は無い。正直、スリリングさを楽しんでいる(むしろもうちょっと頂戴みたいなwww)。
急な木階段に到着。
木階段というよりも梯子だったな。
休める快適な尾根。
止まらずに歩き続けるけど・・・。
下りだ・・・。鎖やロープ無し。
まだまだ凍結した残雪が一部有るが、軽アイゼンを装着していなくても注意して進めば問題無いレベル。
露岩の急登になって鎖場。
コルを木橋で越える。
渡るとまた露岩の鎖場。
ますます楽しくなってきた。
まぁ、そういう油断が危ないのだが・・・。
特に露岩の上に残った凍結した雪はな・・・。
楽しいと思う気持ちと、油断するなという自戒がせめぎ合いながら進む。
なだらかな登りになる。
GPSで確認すると、ここが中峰のピーク(下の写真)(冒頭の注参照)。時刻は12:55。
特に何も無し・・・。
冒頭の注釈の通り、僕は三角点の有る935mのピークのほうを南峰としておくので・・・。
三峰山山頂(南峰)まであと100m。
地形図によれば、あとダウンとアップを1回ずつで到着するようだ。
下って・・・。
コルを通り・・・。
先へ・・・。
ちょっと下り。
緩めの下りのあと・・・。
急下りの鎖場。
下のほうに木橋(木道??)や階段が見える。
下り切って、すぐに登り勾配気味の木橋を渡る。
ここから山頂までの最後の登りが開始。
急斜面を登る。尾根よりもちょっと下を巻くようにトラバースしている。
もうすぐ尾根に合流。
尾根にのって、まだ登り。
痩せ尾根の緩い登りのあと・・・。
急登だ。
階段が出現。
急階段を登っていく。
下の写真はもうすぐ山頂という所で振り返って撮影。なかなかの急登だと分かるだろう。
あ・・・、あそこが山頂だ。着いた~~。
大山三峰山(南峰)山頂(冒頭の注参照)に到着(下の写真)。時刻は12:58。
先客はいない。
休める程度の広さは有るが、ちょっとした集団だといっぱいになるくらいの広さだ。
標高は934.6m。
登頂成功のイェ~~イwww
その隣に三角点(下の写真)。
結構削れている。あとで調べたところ、三等三角点とのこと。
三角点ゲットのイェ~~イwww
落葉した木々の間から周囲が垣間見える。
下の写真は今回お馴染みの西の方角の丹沢主稜の山並み。
ここまで何度も見てきた丹沢山(下の写真)。
塔ノ岳や大山方面は、木々が多くて見難い(下の写真)。
山頂の展望を楽しむ山ではなく、行程のスリリングさを楽しむ山だな。
逆の方角の東~南の街(下の写真)。
冬枯れしていてもこの程度なので、葉が生い茂っている夏場は殆ど展望が無いと思われる。もっとも、夏場にヒル・ゾーンを突破してここまで来るのはなかなかの強者と思うが・・・。
ちょっとだけ休憩し・・・、では、山頂から降りるか・・・。時刻は13:07。
そのまま山頂を横切るように進む。
道標だ(下の写真)。
道標の向こうが切れているので、急下りか?
急下りだ。
おぉ、南峰から先も急峻ですな。
右手の木々の向こうに山・・・。
電波塔・・・。大山山頂ですな(下の写真)。
今日も人が多いだろうな。
反対側の左手の麓の町(下の写真)。相変わらず、木々の隙間から見える程度。
先へ・・・。
露岩がごつごつ。
また急下りの鎖場。
七沢山までまだ楽しめそうだ。
ただ、時間はかかりそうだな。鐘ヶ嶽は無理かもな(冒頭参照)。
また急下り。
次の七沢山の標高を思えば、これだけ下ると、この先に急登が有るのだろう。
ほら・・・。
急な木階段を登る。
先のほうがピークのようだが、GPSではまだ七沢山山頂ではない。
すぐにまた急下り。
今登った分を全部チャラにする下りwww
意外と危うそうな土の路面の急下りの鎖場。岩場のほうが楽かも。
今度は整備された急階段。
ここも雪が積もっていたらたいへんだな。
木をかわすように痩せ尾根を進む。
路肩が崩れかけている感じ・・・。
鎖がずっと続いているな。
鞍部へ下る。
右も左も急斜面の鞍部だ。
鞍部を通過。
で、登り。
ちょっと登っただけでフラットに・・・。
木漏れ日が射してきた。
小さなアップダウンが続く。
ちょっと幅が広くなった。
前言撤回。すぐに痩せ尾根。
登っていく・・・。
露岩の登り。
どんどん進む。
また急下りだ。
下り終えた鞍部は崩壊気味で木橋が架かっている。
すぐに今度は露岩の登りの鎖場。
逆に下るときはちょっときつそう。
逆に辿ると全体的な印象が変わるかもな。
今回のように稜線を南下する場合はスリリングさを楽しめるが・・・。
フラットになる。
痩せ尾根の木々をかわしながら進む。
行く手を阻むかのような木の根。凄いなwww
折れたら厄介だ。
木の根を突破。
木の根ウジャウジャの痩せ尾根。
木橋を渡って・・・。
露岩を登る。
すると・・・、七沢山のピーク(冒頭の注参照)に到着(下の写真)。時刻は13:24。
何気にGPSを見て気が付いた。見なかったら何も知らずに快適な尾根の区間としてさっさと通るところだった。
細長いなだらかなピークだ。特に何も無し。
冒頭の注釈で書いたように、ここを南峰として、三角点の有るピークを中峰とする本や記事の記述も有るが、正直はっきり正解を知りたいwww
ちょっと進むと、下に巻くような道が有り、先に道標が見える(下の写真の黄色の矢印)。
道標に従って右折(下の写真の黄色の矢印)。
道標も地図もGPSも無かったら、左に行ってしまいそうだな(そんなハイカーはいない筈だが・・・)。地図を見ると、左に行ったら、別の尾根を辿って谷筋の沢下りになりそう(進めるかどうかは分からん)。勿論不動尻を通ることは出来くなる。
で、先へ・・・。
急下りの鎖場だ。
今、大山に繋がる尾根を進んでいる。
勿論、大山には行かないので、途中で下るわけだが・・・。
暫しまだこの尾根を進む。
長めの下りが続く。
少し勾配が緩くなったが、変わらず痩せ尾根。
どんどん下る。
また少し緩くなる。
たんたんと・・・。
ひたすら・・・。
進み続ける。
このくらいになると、もはや別に普通の痩せ尾根として、リラックス気分。
快適な尾根歩きと思うようになっている。
そういうわけで、たんたんと・・・。
ひたすら・・・。
進んでいく。
もう岩場,鎖場,梯子,痩せ尾根の連続区間は無いようだな。
まぁ、尾根歩き区間としてはリラックスモードに入れそう。
ただ、この先の尾根から谷筋への下りは緊張感を要するかも知れない。
そのあとの谷筋の下りもまた油断できないかも知れない。
そういう意味で、今のうちに気を休めておくか・・・。
脱力的に尾根歩き。
穏やかだ・・・。
快適だ・・・。
道標だ(下の写真)。不動尻まで1.4kmか。
結構残雪が有るが、軽アイゼン無しで行っちゃうか・・・。
すると前方に久しぶりのハイカーさん発見。休憩中だ。
(写真にはちゃんと撮っていないが)一人は大柄な太った外国人(欧米系?)の男性。もう一人は日本人女性。国際結婚の夫婦か?そして犬もいる。不動尻から登ってきたのかな??
挨拶して前を通り抜ける。外国人も日本語で挨拶してくれた。
さて、ハイカーさんと出会った場所で、尾根から谷への下り開始。
東に面した急斜面を横にスライドしながら下る。
残雪が有るが、凍結していないことを願う。
どんどん下る。
折り返しだ。
また折り返す。
九十九折れの下り区間に入った。
何度も折り返す。
上の写真のような地面は乾いているが、濡れていて丸太が滑りやすい下り区間も有る。
急斜面の下を覗く(下の写真)。写真では分からないが、ここをジグザグに折り返しながら下っているわけ。
残雪は殆ど無くなった。
ごく一部だけだったようだな。
ちょっと倒木で荒れてきたぞ。
倒木を切ってトレイルを空けた跡だな。
ひたすら折り返し・・・。
ひたすら下る・・・。
先程、残雪はもう殆ど無いと言ったが、撤回。
少し残っていたね。
ここまで、落葉して冬枯れした木々がまばらに有る斜面の下りだったが、
植林された常葉樹が混じるようになってきた。
林の中を下る感じ。
木々が多いと、下に滑り落ちる危険性が一気に減る。
そう思って下を覗くと・・・。
うむ・・・。やっぱり滑り落ちたらやばいなwww
長い下りがまだ続く。
階段出現。
折り返しも細かくなってきた。
その分、斜面自体は急。
露岩の鎖場だ。
短い区間だった。
だいぶ下ってきただろうな。
カーブの先が見えませんけど・・・。
急下り。
鎖場だ(下の写真)。急斜面を、露岩を足掛かりに少しずつ下る。
最後は後ろ向きに降りざるを得ない・・・(下の写真)。
下のほうに階段が見える。
鎖場を突破し、階段で更に下へ。
ジグザグの階段を下る。
まだ沢まで結構有るな。
慌てずに下る。
沢の流れる谷まで降りた。
沢沿いに下流のほうへ進むのみ。
トレイルは分かり易い。
赤色のテープも有るので安心。ここのテープは信用しても良い。
気が付くと、また沢よりも上を歩いているという・・・。
だいぶ沢よりも上にいるな・・・。
下の木橋まで降りないと・・・。
まぁ、注意して歩けば問題無し。
大山三峰山の尾根歩きと同じようなスリリングさを下山の沢沿い歩きでも楽しめるってことだ。
簡易な堰堤だな。
沢の少し上の斜面を進む。
ずっと先まで続いている。
雪が残っていたら厄介そうですな。
時々左手の沢の流れをチラ見しながら・・・。
たんたんと進んでいく。
振り返って先程の沢(下の写真)。
先へ・・・。
暫し割と楽な下りが続く。
油断してはいけないが・・・。
なんかいつの間にか随分と沢よりも高い所を歩くようになったな・・・。
この辺は路肩がしっかりと整備されていて歩き易いな。
すれ違いが起こらない限り問題無い。
ちょっと急な下り。
浮石を踏まないように下る。
再び整備されたトレイルになる。
沢は相変わらず下のほうだ。
ひたすら・・・。
たんたんと・・・。
歩き続ける。
植林帯に入った。
もはや沢沿いを歩いている感じがしない。
急な階段の下り。
どんどん下る。
更に急斜面になってジグザグに折り返しながら下るようになる。
道標だ。
分岐ではないようだ。道標に従って左折。
すると、いつの間にか沢に再接近していた。
堰堤の上を木橋で渡る。
左岸に渡り、振り返って今しがた上を歩いた堰堤を撮影(下の写真)。
程無くして、また沢よりも上を歩くようになる。
左岸の斜面を進む。
先のほうに木橋が見える。
また沢まで降り、堰堤の上を木橋で渡るのか・・・。
また少し沢よりも上のほうを歩くようになる。
右岸の斜面を進む。
ここはちょっと路肩が弱そう。
注意しながら下る。
沢もまたあんなに下のほうに有るからな。
川幅が広くなっている。
堰堤を落ちる水量も多くなっている感じ。
先へ・・・。
ひたすら・・・。
進み続ける。
時々沢を撮りながら・・・。
露岩が目立つ鎖場だ。
沢の近くまで一気に下る。
濡れているので慌てずに・・・。
露岩の鎖場を無事に突破。
先へ・・・。
更に下る。
徐々にまた沢との高低差が縮まる。
沢沿いに降りた。
やっぱり、このくらい近い方が沢歩きらしくて良いな。
雰囲気有る。
木橋を進む。
おっと・・・、また沢から離れつつある。
カーブを曲がると・・・。
鎖場だ。
また沢まで近づく。
それ程沢に近づかなかったなwww
先へ・・・。
どんどん下る。
杉林の中を下っていく。
大山方面への分岐を通過。
もうすぐ不動尻だ。
程無くして下のほうに広い所が見えてきた。
あそこが不動尻か・・・。
不動尻に到着(下の写真)。時刻は14:27。
ここから大山へもいつか登ってみたいな。でも今日は帰ります。
石垣が有る・・・(下の写真)。
石垣の上に広い空き地が有る(下の写真)。かつてキャンプ場が有ったようだ。今ここで夏場にキャンプをしたらヤマビルに噛まれまくりだろう。
ずっと付けていたスパッツをここで外す。
ここから先は舗装路歩きなので、裾が濡れたり汚れたりすることはないだろう。
ゴールの広沢寺温泉入口バス停まであと4.5kmくらい。
林道二の足線を進む。
長い舗装林道歩きになりそうだ。
まぁ、下山なので、脱力出来て良いか・・・。
スリリングな場所が多い山行だったからな・・・。
最後はダラリンと舗装路歩きでしめるということで・・・。
左手に谷太郎川が見える(下の写真)。あの沢も随分水量が増えたな。
ちょっとした土砂崩れ箇所も有る。
橋を渡って左岸へ・・・。
橋から見る谷太郎川(下の写真)。
すぐにまた右岸に戻る橋が有り、そこに分岐と道標(下の写真)。
スタート地点だった煤ケ谷へ向かう道が続いているようだ。
今回はそのまま広沢寺温泉入口バス停へ向かう。あと3.2kmだ。
橋を渡って先へ・・・。
途中で右の斜面の上から滝のような水の流れ(下の写真・・・谷太郎川ではないよ)。
その水で路面がびしょびしょwww
先へ・・・。
前方、東北東の方角にピークが見える(下の写真)。
鐘ヶ嶽だ。
更に進むとトンネルが見えてくる。
山ノ神隧道に到着(下の写真)。
照明無しの約200mの直線のトンネルだそうだ。
何も予備情報が無ければ普通に歩いて抜けるところだが、事前に余計な情報をネットでたくさん得てしまい(どういう情報だか検索すれば出てくる)、10m程中に入ったら、なんとなくダッシュしたくなり、駆け抜ける(50過ぎのおっさんが~~www)。
そして・・・隧道から脱出(下の写真は東の出口を振り返って撮影)。
隧道東口から出たすぐ右手に山ノ神沢広場が有る(下の写真)。時刻は14:49。
ここは鐘ヶ嶽登山口になっている。
冒頭で書いたように、14:00までにここに着いていれば鐘ヶ嶽にも登ろうと思っていたが、15:00近くなっているので、鐘ヶ嶽はスルー。無理はしない。
今日は大山三峰山だけで終了だ。
下り坂になった。
ゲートが見える(下の写真)。
閉まっているが、ハイカーは脇を通れる。
対クルマ用の門だな。ここまでしか一般車は上がってこれないわけだ。
ゲートの脇を抜けて先へ。
薄暗い杉林を抜ける。
林を抜けると、写真に写っていないが、少し雪が舞っている。
左に石切場の石碑。この辺に石切場が有ったのか・・・。
舞っていた小雪が小雨に変わった。右前方に新しい堰堤の上部が見える。
建設中(休工中らしい)の堰堤のようだ。
かなり立派だな。
ポツリポツリと降る雨の中を進む。幸い、レインウェアを着るほどではない。
畑や民家が見えてきた。
すると、大沢林道との分岐に到着(下の写真)。僕は黄色の矢印のように歩いている。
ゲートは閉まっているが、開けられそうだ。ゲートの向こうが大沢林道で、日向山に行けるようだ。
鐘ヶ嶽ハイクと組み合わせられそうだな。
ゲートを横目に先へ・・・。
畑だけではなく、田んぼも有るようだ。
ミカンの木や・・・。
茶畑が道沿いに広がる。
広沢寺温泉付近に来ると雨は止んだ。良かった・・・。
どんどん進むと、r64にぶつかる(下の写真)。一番近いバス停は神奈中バス・広沢寺温泉入口バス停で、下の写真のr64出合から宮ケ瀬方面へ少し坂を登った所に有る。
左折して宮ケ瀬方面へ坂を登る。
左手のコンビニの店舗の向こうに鐘ヶ嶽が見える(下の写真)。
近々、登ろう。
坂を登っていく。
左手に鐘ヶ嶽を見ながら・・・(下の写真)。
鐘ヶ嶽の左奥に、今日登った大山三峰山が顔を出している。
方角的には大山が下の写真の左半分の真ん中辺りに顔を出す筈だが、手前のピークにギリギリ隠れているようだ。
そして・・・、神奈中バス・広沢寺温泉入口バス停にゴール(下の写真)。時刻は15:31。
時刻表を見ると、伊勢原駅へ向かう路線と本厚木駅方面へ向かう路線が有り、伊勢原駅行きのほうがすぐに来る。なので、小田急線は伊勢原駅から乗ることにする。
暫し待つとバスが来て乗車。
伊勢原駅でバスを降り、小田急線の電車に乗り込む。
乗り換えつつ横浜市内へ・・・。
17:06に無事に帰宅。
こうして大山三峰山のハイクを無事に終えたわけだが、北峰~七沢山の稜線は厳しく急峻であると書いた登山本が散見されるものの、鎖や梯子が随所にしっかりと架けられていたので、普通に注意して歩くことは必要だが、程良いスリリング感で岩場歩きを楽しむことが出来た。凍結した残雪がそのスリリングさに多少プラスアルファになった感じもする。とても楽しかった。
尾根歩きだけでなく、後半は沢沿い歩きも出来たので、全体的に変化が有る良いコースだと思う。終盤の舗装林道歩きがちょっと長かったけれど・・・。あと・・・、山ノ神隧道は今後通りたくないなwww
山頂を含め、展望箇所は少なかったが、尾根から丹沢の山々が良く見えることも有ったので、まぁまぁといったところだ。
何にしても行程を楽しむ歩き重視派としては総じて満足。
そういえば鐘ヶ嶽をスルーしたが、早めに登りたいな。
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コース概略/
(注:大山三峰山のピークについては、三角点の有る標高935mピークを南峰、そのすぐ北の小さなピークを中峰、南峰の南のピークを七沢山とする場合と、三角点の有るピークを中峰とし、その南のピークを南峰とする場合が見られるが、ここでは前者を採ることにする。 )
(自宅(8:12)→○○線・△△駅→□□駅・小田急小田原線→本厚木駅・神奈川中央交通バス・本厚木駅バス停→)
神奈川中央交通バス・煤ケ谷バス停(10:23)→寺家谷戸集落・登山口(10:26)→物見峠分岐(11:14)→北峰山頂(12:36)→中峰山頂(12:55)→大山三峰山(南峰)山頂(12:58)→七沢山山頂(13:24)→不動尻(14:27)→林道二の足線→山ノ神隧道→山ノ神沢広場(鐘ヶ嶽登山口)(14:49)→林道二の足線→大沢林道分岐→r64→神奈川中央交通バス・広沢寺温泉入口バス停(15:31)
(→伊勢原駅北口バスターミナル・小田急小田原線・伊勢原駅→□□駅・○○線→△△駅→自宅(17:06))
GPSデータ/
歩行距離/12.5km
歩行時間/3hr18min
停止時間/1hr52min
最高速度/22.5km/hr(山ノ神隧道でのダッシュ?www)
移動平均速度/3.8km/hr
全体平均速度/2.4km/hr
標高差/802m
総上昇量/1010m
最高標高/935m(大山三峰山(南峰)山頂)
積算歩行距離/1172km
積算総上昇量/67286m
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