白山~鐘ヶ嶽~日向山ハイキング 2017.01.26
年月日/2017年1月26日(木)
山地名・地域/丹沢山地
天候/晴れ
目的/丹沢の白山~鐘ヶ嶽~日向山を繋いで歩く。
内容/
先週は丹沢の中で標高の高い山のハイクだったので(「塔ノ岳~丹沢山ハイキング 2017.01.18」参照)、この日はもっと低い所をのんびり歩こうと、前々回の大山三峰山のハイク(「大山三峰山ハイキング 2017.01.13」)の際に時間切れで行きそびれた鐘ヶ嶽に登ることにする。しかし鐘ヶ嶽だけだと歩行距離がちょっと短かいので、前に白山ハイク、後ろに日向山ハイクを加えることにする。
尚、この辺りの山は夏場には決して行きたくない丹沢屈指のヒル・ゾーン。なので、今の季節しか行けない(行きたくない)から、今日まとめて行く・・・、いうのも選んだ理由の一つだ。
自宅を8:12に出発。
最寄り駅から電車に乗り込み、乗り換えつつ小田急小田原線・本厚木駅で下車。
神奈中バス・上飯山行きに乗り、飯山観音前バス停(下の写真の上段)で下車。時刻は9:32。
GPSやカメラ等を準備し、9:37にバス停を出発。
本厚木駅方面へ向いてすぐ目の前に、小鮎川に架かる朱色の橋が見える(上の写真の下段と下の写真の上段)。
橋を渡って、川の対岸へ・・・。
真っすぐ進む。
途中で歩行者参拝道と車参拝道が分かれている(下の写真)。
右の歩行者参拝道へ進む。
細い道を進む。
少し登り勾配。
山門が見える。
山門をくぐって階段を登る。
長い階段かと思ったが・・・。
割とすぐに階段終了。
車参道と合流し、更に参拝道を進む(下の写真)。
仁王門だ(下の写真)。
1709年(宝永6年)のものらしい。
金剛力士像(下の写真)。
仁王門をくぐると再び石段。
どんどん登っていく。
境内に着いた。
飯山観音(長谷寺)・本堂(観音堂)に到着(下の写真)。時刻は9:50。
今日のハイクの安全を祈願。
ここには昔、寺社仏閣巡りを盛んにしていた頃に、坂東観音巡礼第6番札所ということで一度参拝したことが有る。
現在の本堂(観音堂)は江戸時代のものらしい。
さて・・・、ハイキングコースは本堂左手から始まる(下の写真)。
この先で男坂と女坂に分かれるわけだな。
道標に従って奥へ・・・。
山頂には展望台が有るようだ。
石段を三段程登ると・・・。
男坂と女坂の分岐に到着(下の写真)。向かって左が女坂で、右が男坂。
ここは男坂を選択。
もうここから夏場はヒル・ゾーン。
今は大丈夫。
ちょっと階段を上がるとフェンス扉。
開けて入ってまた閉める・・・。
緩めの階段が伸びている。
勾配がきつくないので、ステップの奥行きが広め。
歩幅がやや合わないな・・・。
勾配が緩過ぎて階段が無くなる。
ちょっと階段が復活するも・・・。
またフラット近くになり、階段が無くなる。
再び階段登り開始。
こんな穏やかな場所が、夏場はヒル地獄になるわけね・・・。
少し勾配が強くなった。
登りらしい登り。
ジグザグに折り返すところも出てきた。
散策気分のハイキングコースなので、少しでもきつい勾配になると、ジグザグに折り返して勾配を緩めようというわけね。
どんどん登っていく。
分岐だ(下の写真)。ここはAへ。
引き続き階段。
先程の分岐から少し上がった所で、尾根に出合う(下の写真)。
ここで左折。
緩い登りの穏やかな尾根道だ。
繰り返しになるが、こんな穏やかなトレイルがヒル・ゾーンとはね~。
途中にテーブルとベンチが有る。夏場はオチオチ座っていられないだろうがwww
木の根がウジャウジャの尾根を進む。
先のほうが明るいな。
途中に分岐が有る(下の写真)。展望台が見えるので、あそこが白山の山頂であろうから、分岐はスルーして直進。
林の中から出ると、明るく開けた所に出る。
ここが白山山頂(下の写真)。時刻は10:08。
飯山観音の境内からあっけなく着いてしまった感。
白山山頂ではなく、白山展望台と標柱には書かれている。
標高は283.9m。
山頂のど真ん中に三等三角点。
登頂成功&三角点ゲットのイェ~~イwww
山頂広場から見た風景(下の写真)。
南を中心に結構広角に開けている。
山頂には展望台が有り、展望台に上がったほうが眺めは良さそうだ。
で、展望台に上がってみると・・・。
もともと標高が低いので目線は低いが、それでも良い眺め。
東の方角(下の写真)。
横浜の港のほうまで見える。
南東の方角(下の写真)。
南の方角(下の写真)。
南西の方角の大山方面(下の写真)。
雪が積もっているようですな。
電波塔が見える。
今、あそこに結構ハイカーがいることであろう。そしてこちらを見ているかもしれないwww
パノラマ写真を撮影(下の写真)。
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展望のすぐ下に階段が見える(下の写真)。女坂のコースだ。
では、先へ進むか・・・。
展望台から降り、林の中へ入って先程の分岐に戻る(下の写真)。
先程は、C→Aへと紫色の矢印のように進んで白山山頂に着いたが、今度はA→Bへ黄色の矢印のように進む。
では、順礼峠・七沢方面のBへ。
一旦麓の七沢の集落へ下山する。順礼峠はその途中にある峠だ。
ここからは南に位置する順礼峠まで尾根沿いをアップダウンして南下することになる。
今は下り。
勾配はそこそこ急。
常緑針葉樹の植林帯のようだが、日差しは結構射し込んでいる。
冬の陽だまりハイクっぽい感じで良いな。
鞍部に降りて・・・。
今度は登り。
トレイルは明確で迷うことは無い。
今度は雑木林の中を進む。
長閑だ・・・。
お気楽だ・・・。
再び植林帯へ入る。
木立の間の通路のようなトレイル。
分岐だ(下の写真)。
Bは北西の麓の集落、御門に下る道のようだ。r60に出るのであろう。
勿論ここはAへ直進。
ちょっと薄暗いですな。
しかも急な下りが待っていそう。
急は急だが、階段になっている。
階段なら安心・・・と思っていると、最後は階段無しの急下り(下の写真)。
注意して下る。
下り勾配が緩くなった。
また鞍部が見えてきた。
鞍部のコル。
ちょっと昔の地図では、ここが貉坂峠になっている(下の写真)。しかし、あとでどうやら違うことが分かる(この先に「むじな坂峠」と書かれた標柱が立っている場所が有る)。地形的にはいかにも峠だが・・・。
現時点では、ここ(上の写真)を貉坂峠と思い込み、先へ・・・。
登りだ。
ちょっと紛らわしい箇所が有る(下の写真)。
トラバースするAではなく、Bへ進んで尾根を辿る。
斜面を上がっていくと・・・。
フラットな尾根道。
明るい尾根道を進む。
木々の間を抜けていく。
いつの間にか右手に金網フェンス。
フェンス沿いに進む。
ピークだ。
標柱によればここが貉坂峠らしい(上と下の写真)。時刻は10:31。
先程の鞍部は貉坂峠ではなかったと気が付く。いかにも峠っぽかったし、昔の地図ではあちらが貉坂峠になっていたが・・・。こちらは峠というよりも小ピークだしな・・・。
まぁ、でも標柱が有るんだしな・・・。
で、少し展望が有る。
東南東の方角が開けている。
では、先へ・・・。
緩い下りだ。
すぐにフラットに・・・。
変わらず右手にはネットフェンス。
快適な尾根道が続く。
登り開始。
激しいアップダウンが無い尾根道なので、子供でも楽勝でしょう。
リラックスして歩けるしな・・・。
素敵なコル。
フェンスが無いともっと良いのだが・・・。
まぁ、仕方ない。
ハイカーさんがいる。
あそこが物見峠だ(下の写真)。時刻は10:36。
物見峠という名まえの峠はこの辺りにも幾つか有るが、ここはマイナーなほうの峠。
先客にご挨拶し、背を向けて景色を撮影。
貉坂峠よりも眺めが良いな。
さて、先へ・・・。
急な下りの階段だ。
途中で右手に道標(下の写真)。順礼峠まで1.7kmか・・・。
長い下り階段だな。
どんどん下る。
鞍部だ。
フラットな道を進む。
まだ右手にフェンスが有る。
少し登り。
小ピークか・・・。
特に名前は無い小ピークのようだ。
ベンチが有るが、展望は・・・。
木々で遮られ、平野部ではなくて山が少し顔を出している。
何山だか、同定はしないwww
先へ・・・。
緩い下り。
明るいトレイルを進む。
たんたんと・・・。
だらりんと・・・。
先へ進む。
ちょっと尾根から離れてトラバース気味に進む。
すぐに合流するな・・・。
尾根筋に合流。
ネットフェンスではなく、杭と針金になった。
ずっと尾根筋に立ち並んでいる。
フラットから少し登りになる。
ゆるく長めの登り。
あそこはピークだな(下の写真)
井出山という名のピークに到着(下の写真)。時刻は10:50。
順礼峠まで1.2km。
特に展望は無い。
先へ・・・。
急斜面を階段で下る。
長めの下り。
薄暗い植林帯の中へ入っていく。
このコースでは珍しい位の日影。
木立の中を抜け、緩い登り坂を進むと、植林帯から出る。
再び明るいトレイルを進む。
緩い登り・・・。
緩い下り・・・。
また緩い登り・・・、といった感じで細かいアップダウンが繰り返される。
お気楽な尾根道ですな。
リラックスして・・・。
ひたすら・・・。
歩き続ける。
石の祠がトレイルの傍らに置かれている。結構新しい。
先へ・・・。
そういえば、いつの間にか右手にずっと付きまとっていたフェンスが無くなっている。
トレイルの両サイドが土留めされている。
特に崩壊しやすいとは思えないので、トレイル以外に踏み込むなということを言いたいのか?
少し階段を登る。
すぐにまた緩い下りのトレイルに変わる。
立札が・・・(下の写真)。
七沢森林公園に入ったようだ。
一層公園の散策路風になった気がする。
左手が少し開ける。
東の方角。
あまり広角ではないが、そこそこ見える。
手前に上古沢と下古沢の工場群。遠くに横浜・・・。
順礼峠まで420mか・・・(下の写真)。
もうすぐ前半戦も終わりだな。
登り・・・。
小ピークだ。
まだ快適な尾根道は続く。
フェンスと扉だ(下の写真)。
勿論鍵はかかっていないので、扉を開けて閉めて、先へ。
引き続き尾根道。
少し登り。
左折するように90度、東へ曲がる。
ちょっとした広い場所に出る。
そのまま先へ・・・。
この辺りは完全に落葉し、青空がよく見える。
下り階段だ。
どんどん下っていく。
ん?あそこか?
あ~、ここだ。
順礼峠に到着(下の写真)。時刻は11:13。
ここにはたくさんの分岐が有る。
峠の標高は168m。
順礼峠の説明が掲示されている。なるほど・・・。
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上の説明文に書かれている地蔵(下の写真)。
さて、ここは5つの分岐が有る(下の写真)。
僕はBから来たが、引き続き尾根道を進むコースがD。
Eは公園北口に通じる石畳の道で、「森のアトリエ」「さくらの園」を経由する。
僕は上の写真の下段の向かって右の斜面Bから降りてきたわけだが、七沢の麓へは、黄色の矢印のように折り返して進む左の道Aだ。
尚、「沢のさんぽみち」というコースも有るらしい(下の写真のC)。今日はパス。
では、七沢の麓の集落を目指してAへ・・・。
道標には無いが、次に目指すは鐘ヶ嶽だ。
関東ふれあいの道の説明が掲示されている。
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では、下山しましょう。
日当たり抜群。
ダブトラ林道並みの広さ。
少しずつ下り勾配になってくる。
たんたんと進んでいく。
更に下り勾配が強くなってきた。
階段になる。
トレイルも徐々に狭くなる。
木々で薄暗くなってきた。
急斜面を折り返しながら下る。
階段が徐々に急になる。
どんどん・・・。
ひたすら下る。
扉だ(下の写真)。
勿論鍵はかかっていない。開けて閉めて・・・と・・・。
コンクリートの階段になる。
ウネウネと下る。
山から出る。
七沢の集落に出る。
次の目的地の鐘ヶ嶽が見える(下の写真)。
民家の中の道を下っていく。
道の傍らに石仏。
石仏の有る場所は分岐になっている(下の写真)。
道標に従い、七沢温泉・日向薬師方面のAへ進む。実際には鐘ヶ嶽に向かうのだけれども・・・。
人気の無い集落を進む。遠くで車の走る音が聞こえる。
大山が見える。
道標が要所要所に有る。
道標に従って進んでいくと・・・。
r64に出合う(下の写真)。
これで前半戦終了。ここから鐘ヶ嶽ハイクの中盤戦が始まる。
下の写真の黄色の矢印のように宮ケ瀬方面へ右折。
r64の西に鐘ヶ嶽が見える(下の写真)。
次はあそこを目指す。
鐘ヶ嶽へ向かうにはr64の宮ケ瀬方面に向かって左の歩道を歩いたほうが都合は良いので、横断歩道で横断している。
r64の坂を登っていく。
途中で広沢寺温泉入口バス停を通過(下の写真)。
前々回「大山三峰山ハイキング 2017.01.13」では、このバス停(正確には写真とは反対車線側の歩道のバス停)がゴールだった。
広沢寺温泉入口バス停を通り過ぎ、程無くしてr64から離れて脇道に入る(下の写真)。
広沢寺・鐘ヶ嶽・大釜弁財天と書かれた道標が法面に張られている、急勾配の坂を登る。
道なりに登っていく。
正面に鐘ヶ嶽が見える。
分岐だ(下の写真)。
鐘ヶ嶽登山口の道標が有る。右のAへ進む。
尚、この分岐のすぐ近くに鐘ヶ嶽バス停が有る。
ここからあそこまで登るわけだ・・・。
道なりに進む。
分岐には道標が有る。
ただ、ちょっと朽ちていて見つけにくい物も有るが・・・。
下の写真の分岐では、道標が朽ちていて、写真では文字が上手く写っていなかったので載せていないが、撮影をしている立ち位置の右手にその道標が有る。
それによれば、右のAの登り坂へ行けとのこと。
登っていくとすぐにまた分岐(下の写真)。
ここの道標の文字ははっきりと見える。
程無くして左手に神社の階段が見える。
七沢浅間神社への入口だ(下の写真)。ここが登山口。時刻は11:44。
七沢浅間神社というのは鐘ヶ嶽山頂のすぐ傍に有るらしい。
説明の案内板が立っている。
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では、登りましょう。
石段を登っていく。
途中に石の鳥居。
階段を登り終えると、緩い登り勾配のトレイルになる。
薄暗い林の中を進んでいく。
○○丁と彫られた丁石と石仏がトレイルの脇に並んでいる。
石仏は割れを補修したような跡が有る。
あとで調べたところ、何年か前にトレイル沿いの石仏が誰かの手によって結構な数を破壊されたとのこと。あまりに酷い。罰当たりにも程が有る・・・、てか、これ犯罪だな。警察は動いたのかな??
今この登っている時点では、その事件を知らず・・・。
先へ進む。
鹿除けと思われるフェンスと扉が有る(下の写真)。
勿論鍵はかかっていないので、開けて、閉めて・・・と・・・。
扉の向こうは分岐。扉を挟んで十字路になっている。
僕はCから入った。
BとDはフェンスに沿ったトレイルで、作業用の道だろう(上の写真の中段)。
鐘ヶ嶽山頂へは、真っすぐAだ(上の写真の下段)。道標によれば55分で着くとのこと(下の写真)。
鐘ヶ嶽は屈指のヒル・ゾーンとのこと。ここに忌避剤が置かれている(下の写真の家型の箱)。
今の季節はヒルに出くわさないので、先へ・・・。
植林帯の中を進む。
まだ勾配は緩い。
ここが夏場は恐怖のヒル・ゾーンになるのか・・・。
この薄暗さが恐怖感を増しそう。
狭く溝状にえぐられたトレイル。
両サイドからヒルが降りてきたらパニックになりそう。
少しずつ勾配が強くなってきた。
丁石と石仏が見える。
ここで植林帯は終わり、周りは雑木になる。
同時に稜線に乗る。
七丁目だ(下の写真)。
これも壊されたのだろうな。光背が本体から剥がれたように壊されたのだろう。
先へ・・・。
不動尊が置かれた八丁目(下の写真)。
これは胴体真っ二つかよ。
ハイクしているこの時点ではまだ破壊事件のことを知らなかったわけだが、知っていたら不愉快な気分で登ることになっただろう。
でもまだ知らないので、良い感じのコルを気分良く進む。
ここからはほぼ登りのみの稜線歩きだ。
どんどん登っていく。
九丁目・・・。
前半戦の白山ハイクは自然公園の散策っぽい感じだったが、こちらは普通の低山歩きだな。
勾配は急ではないが、途中にフラットや下りは挟まない。
地形図を見ても、登り一辺倒だ。
全然それでOKだけどな。
心地良い疲労感だし。
十二丁目・・・(下の写真)。
もはや石仏無し。元々無かったのか?修復できない程に粉微塵にされたのか?
たんたんと・・・。
ひたすら・・・。
登っていく。
稜線から微妙に下をトラバース風に登ることも・・・。
植林帯が混在してきた。
左は植林。右は雑木。
再び雑木オンリー。
勾配がちょっと急になった感。
それに伴い、トレイルがちょっと蛇行気味。
右手がちょっと開けている。
この山に入って初めて少し展望が有る場所に出た。
横浜の港のほうまで見える。
先へ・・・。
山頂まで0.7km。
激しい九十九折れではないが、結構蛇行が続く。
直登したらかなりの急斜面だしな(尚、この辺りに直登のトレイルは無い)。
ちょっと露岩。
すぐに今までと同じような雰囲気のトレイルに戻る。
たまに展望。
華厳山~萩野高取山辺りだろう(下の写真)。採石場として山が削られていることが分かる。
先へ・・・。
たんたんと登っていく。
ちょっと露岩が目立つ場所に出る。
二十一丁目か・・・。
上のほうが開けている。
明るい岩場だ。
展望が良い。
その景色を時折眺めつつも、読書もする(?)ハイカーさんがいる。
お邪魔しないように、ちょっと撮影。
山頂まであと20分位か・・・(下の写真)。
では、先へ・・・。
まだまだ登りは続く。
これまでよりも上空が開けていて明るい。
どんどん・・・。
登りましょう。
正面に山頂が見える(下の写真)。
だいぶ近づいてきたな。
どんどん行こう。
斜面を九十九折れで登っていくくらい、急になった。
露岩が多め。
勾配が少し緩くなり、九十九折れ終了。
直登が再開。
雑木林だったのが・・・。
植林に変わり始め、周囲は薄暗くなってきた。
二十六丁目か・・・。
どんどん登っていくと・・・。
石段だ。
七沢浅間神社のものだな。
石段は割とすぐに終了。
程無くして長くてまた急な石段。
二十七丁目か・・・。
今度は長い石段だな。
低山とはいえ、石を運んで石段を作るのはなかなか大変だったろうに。
どんどん登る。
巨岩を回りこんで・・・。
石段が一旦終了。
丁石が無くても石仏。
再び石段。
鳥居だ。
鳥居をくぐると・・・、社殿が見える。
七沢浅間神社に到着。
山の上に社殿・・・雰囲気有る~~。
ここまでの無事と、この後の安全を祈願。
結構立派な社殿だ。彫刻も綺麗。
境内に立っている説明文(下の写真)。
(↓クリックすると別ウィンドウで拡大表示できます。)
境内は薄暗いが、展望が有りそうだ。
境内を囲む木々の間から街が見える。
広角ではないが、悪くない。
横浜ランドマークタワーは目立ちますな。
ここはまだ山頂ではない。
山頂へは、社殿の左手から登る(下の写真)。
あと僅か60m。
急斜面を登る。
雑木と植林帯の境を登る。
少し勾配が緩くなる。
殆どフラットになった。
あ・・・、ここだ。
鐘ヶ嶽山頂に到着(下の写真)。時刻は12:36。
標高は561m。
登頂成功のイェ~~イwww
三角点は、標柱から登ってきた神社寄りのトレイルのネットフェンス近くに有る(下の写真の赤色の円)。
三等三角点ですな。
三角点ゲットのイェ~~イwww
山頂に説明文(下の写真)。
(↓クリックすると別ウィンドウで拡大表示できます。)
山頂には、不動明王像ともう一体、石仏が立っている。
これは不動明王像。
これも・・・、不動明王かな・・・?
テーブルとベンチが有るので、ここでちょっと休憩&補給食タイム。
山頂は木々に囲まれていて展望は無い。
少し休んだら・・・、では、下山。山ノ神峠のほうへ下る。
僕はCから来たわけだが、そのまま直進するようにAへ進む(下の写真)。
尚、Bにバリルートが有るらしい。
では、下山開始。
植林帯と雑木林の境辺りを下っていく。
西側斜面をどんどん下る。
雑木が片側に有り、、落葉しているので明るい。
と言っていると、薄暗い植林帯に入る。
木々の間をぬいながらどんどん下る。
一旦フラット・・・。
また下り。
がんがん下る。
雑木が混じり始め、また明るいトレイルになってきた。
勾配が急になり、階段出現。
階段終了。
緩い下り。
尾根筋の下りが続く。
尾根のちょっと下をトラバース気味に歩くことも有る。
暫く進むと・・・。
結構幅が狭い道に来る。
ちょっと南東が開けている。
木々の間から相模湾が垣間見える。
この狭いトレイルにはロープが張られている。
向こうから犬連れの地元の散歩者(?)が来て、すれ違えないので、広い所で待ってやり過ごす。
下を覗くと下の写真のような感じ。
落ちたら這い上がれないので、そのまま下まで降りるしかなさそう。
落ちないように足元に気を付けて眺めを撮影。
相模湾(下の写真)。
そして江ノ島(下の写真)。
先へ進みつつ・・・。
止まっては撮影。
横浜方面(下の写真)。
ランドマークタワーが見える(下の写真)。
少しだけトレイルが広くなった。
これなら向こうから人が来てもすれ違えそう。
右手の上の尾根は急斜面だろうが、トラバースしているのでトレイルのほうは緩い下りが続く。
ロープはまだ張られている。
左に注意しながら・・・。
どんどん進む。
左の斜面の勾配が緩くなってきている。
尾根筋と合流。
合流すると、ちょっと痩せ気味の尾根を通過。
すぐにまた尾根筋から離れる(下の写真)。
今度は進行方向右にトラバース。だが、この区間はすぐ終わる。
またまた尾根筋。
そして今度は進行方向左へトラバース。
勾配は変わらず、緩い下り。
どんどん進むと・・・。
十字路のような分岐に到着(下の写真)。
山ノ神峠だ。時刻は13:04。僕はDから来た。
正面Bをそのまま尾根伝いに進むと大山に繋がりそうな・・・。
右のCへ下ると山ノ神隧道の西側、左に急カーブして下ると隧道の東側に出るようだ(下の写真)。あの照明の無いあの隧道を通らないためには、左のAの急下りへ進む(上の写真の下段)。
Aへ進む前に・・・。
峠からの眺めを撮影。
今日は何度も見ている光景だが・・・。
あのビルもな。
さて、峠から尾根から下ろう。
トレイルは幅が狭くて急であり、鎖が張られている。
ただ、慌てずに下れば大丈夫。
どんどん下る。
程無くして九十九折れで下るようになる。
斜面自体はかなり急。
九十九折れ必至の場所だ。
たんたんと・・・。
慌てず・・・。
下り続ける。
もし夏場にここでヒルに襲われたらパニックだろうけどな。
今の季節は大丈夫。
すっかりヒル・ゾーンであることは忘れているくらいだし。
露岩も時々顔を見せる。
結構長い九十九折れだ。
逆に登りであれば、なかなか辛そう。
階段で九十九折れ。
先のほうに平らな場所が見える・・・。
下り切って広場のような所に出る(下の写真)。山ノ神沢広場だ。時刻は13:11。
ここは山ノ神隧道の東側に位置する。
大山三峰山を登ってきたのであろうか。それとも大山から来たのだろうか。10人近くのハイカーさん集団がいる。
広場を通り、ハイカーさんに挨拶して舗装路をAへ・・・(下の写真の上段)。
ちなみにBは山ノ神隧道の東口だ(下の写真の下段)。
隧道を背にし、舗装林道を進む。
この舗装林道は既知で、詳細は前々回の「大山三峰山ハイキング 2017.01.13」に結構載せたので、写真撮影もそこそこにどんどん進む。
車用のゲートの脇を抜けて先へ・・・(下の写真)。
林道二ノ足線をどんどん下る。
林を抜け・・・。
サクサクと下る。
後ろのハイカー集団に追いつかれるのが嫌というのが正直なところwww
大沢林道分岐に到着(下の写真)。時刻は13:33。
ここで中盤戦の鐘ヶ嶽ハイクは終了。
ここから後半戦の日向山ハイクに突入する。
僕はCからここへ来た。折り返すように登り坂のBへ進む(上の写真)。
ここから大沢林道だ。
前々回の「大山三峰山ハイキング 2017.01.13」ではAへ進み、広沢寺温泉入口BSでゴールして帰ったので、ここからは未知。
日向山山頂まで1.3kmか・・・(下の写真)。
ゲートは鍵がかかっていないので開けて通れる。
大沢川沿いの大沢林道を登っていく。
緩い登り勾配。
どんどん登っていく。
右手の下には大沢川。
結構綺麗な舗装林道だな。
途中で大釜弁財天を通りがかる。
大沢川の岩場に何か有るに違いない。・・・が、見に行かずにスルーwww
小さな滝と滝壷が御神体らしい。
では、先へ・・・。
少し進むと・・・。
林道の左脇に日向山への登山口が有る(下の写真)。時刻は13:47。
道標に「見城山頂へ」と書かれているが、日向山へも行ける。日向薬師に行くつもりで進めば良いのだ。
熊・・・ですか・・・(下の写真)。この辺りの熊ならば冬眠しないだろうからな。
さて、舗装路から再びダートのトレイルへ突入。
一度舗装路を歩くと山に入るモチベーションが下がるが、ここまで来たら行くしかないので・・・。行くか・・・。
階段を登っていく。
土留めの木階段が暫し続く。
尾根を目指して登り続ける。
事前情報によれば、ここもどうやら夏場はヒル・ゾーンとか・・・。
少し勾配が緩くなってきた。
あそこが尾根か・・・。
尾根に取り付く(下の写真)。
ここは七曲峠だ。時刻は13:52。
A↔Cが尾根筋で、B↔Dが峠道ということになる。
僕はDから登ってきた。
Cは見城山山頂へ通じる尾根道。
Bは亀石と呼ばれる奇岩を見に行ける道。
亀石も見城山も今回はパス(何となく・・・)。
Aの日向山方面へ進む(下の写真)。
尾根筋を登る。
檜の植林帯らしい。
階段は程無くして無くなり、木の根の這う斜面を登る。
急登と言う程ではないが、そこそこ勾配が有る。
どんどん・・・。
登っていく。
途中から階段が復活。
両サイドはロープやフェンスが張られている。
GPSによればもうすぐ山頂。案外と近いな。
勾配が緩くなって階段終了。
すると・・・。
日向山山頂に到着(下の写真)。時刻は14:05。
標高は404m。
石の祠が置かれている。弁天様が祀られているとのこと。
三角点を探すと・・・有った(下の写真の赤色の円)。
石の祠に向って、左斜め後ろ辺り。
通常の石標よりも小ぶりだったので初めは区界標かと思ったが、彫られている文字を見ると三角点だった。
三角点ゲットのイェ~~イwww
広角ではないが、展望が有る。
南の方角、伊勢原市方面が見える。
東名高速道路とR246が交錯している辺り・・・。
さて、下山するか・・・(あっさり)。
山頂に地図が有る(下の写真)。地図は上が南だな。ここから日向薬師へ下るのだ。
日向薬師まで0.97kmか・・・。
では、日向薬師へ向けて下山。
木漏れ日の有る快適な下り。
まだ尾根筋なので緩いアップダウンが繰り返される。
穏やかな場所だ。
もうすぐ終わりだし、ダラリン気分で進んでいる。
まぁ、下りに入ったら気を引き締めましょう。
その下りが始まったけど、まだ尾根筋なので勾配は緩い。
尾根から下る時から気を付けないとな・・・。
でも、ここでも木の根に足を取られないように注意。
一旦フラットに・・・。
緩い登り。
そしてフラット。
快適な尾根道が続く。
長めの下りだ。
どんどん下る。
まだ、勾配はそれ程急ではない。
程無くして勾配が急になり、階段が出現。
ちょっと下ると・・・、あそこが峠か?
あぁ、ここが峠だ。
十字路になっている(下の写真)。
僕はDから来た。
B↔Dが尾根筋。
Bは大山に繋がっている梅ノ木尾根だ。非常に興味深い。いつか歩いてみよう。
Cは弁天の森キャンプ場へ下る道。
A↔Cが峠道ということで、Aが日向薬師へ下る道。
ではAへ・・・。
急斜面なので九十九折れになっている。
何度か折り返しながら下る。
明るい雑木の斜面に出る。
トレイルの勾配は緩くなる。
よく整備されている。
でも、路面が乾いていて、所々滑り易い箇所が有るので注意。
周囲が更に明るくなり、まさに冬の陽だまりハイク。
自然公園の散策路レベルになる。
リラックスして進む。
またちょっと薄暗くなる。
木漏れ日が良いな。
ドラム缶は無粋だがwww
たんたんと・・・。
ひたすら・・・。
下り続ける。
ちょっと急勾配で滑り易い所を歩行中。
また明るい所に出そうだ。
明るく穏やかなトレイル。
ここは日向梅林という梅林らしい。
駐車場が見える。
日向薬師の駐車場だ(下の写真)。これで林の中から出た。
舗装路をちょっと下ると(斜め横断レベル)、日向薬師の入口の案内板が見える。
矢印の通りに進む。
日向薬師の境内へ向かおう(日向薬師の公式HP→http://hinatayakushi.com/)
本堂へ・・・。
本堂(薬師堂)に到着。時刻は14:32。
ここは昔、寺社仏閣巡りを盛んにしていた頃に一度参拝したことが有る。
本堂は昨年(2016年)、平成大修理を終えたばかりとのこと。
ここまでの安全を感謝して手を合わせる。
楼鍾。
小高い名木の二本杉。
では帰るか・・・。バス停へ向かう。
参拝路を下る。
以前一度来たことが有るが、参拝路の様子は記憶していない。
どんどん下ると・・・。
山門が見えてきた。
山門・・・、仁王門をくぐる(振り返って撮影)。
石段を下りる。
急な石段だが、短い。
集落に出る。
集落の道を真っすぐ下る。
道の脇にスイセン。
T字路に出合って右折(下の写真)。
ちょっと歩くと日向薬師バス停に到着し、ここでゴール(下の写真)。時刻は14:47。
日向薬師バス停はこの路線の終点だ。
暫し待つと神奈中バスが到着し、乗り込んで小田急・伊勢原駅へ。
伊勢原駅で電車に乗り換え、横浜市内へ。
16:36に無事に帰宅。
こうして今回は短い山行を三つ繋いだ三部構成だったわけだが、前半の白山ハイクは自然公園の散策路気分でのんびりと歩け、ウォーミングアップの意味でも良かった。また標高は低いながら街のほうの眺めが良かった。乾燥した晴れの冬場には丁度良いトレイルだったと思う。
中盤の鐘ヶ嶽ハイクについては、登りは初め若干単調で薄暗い区間が多いトレイルだったが、七沢浅間神社への参詣路だと思うと、薄暗いトレイルも“らしい”雰囲気がして良かったと思う。下りはロープ有り、鎖有りの区間が有り、トータルで変化を楽しめた。
後半の日向山ハイクについては、惰性で歩いた感は否めないが、鐘ヶ嶽までで終わりではちょっと物足りない“今日は歩いたな~”感を補うのに程良い負荷のおまけになった。
鐘ヶ嶽や日向山界隈は大山と結んで別のコースがプランニングできそうなので、今後も楽しみなエリアだ。
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コース概略/
(自宅(8:12)→○○線・△△駅→□□駅・小田急小田原線→本厚木駅・神奈川中央交通バス・本厚木駅バス停→)
神奈川中央交通バス・飯山観音前バス停(9:37)→飯山観音(長谷寺)(9:50)→白山ハイキング・コース→男坂→白山山頂(10:08)→貉坂峠(10:31)→物見峠(10:36)→井出山(10:50)→順礼峠(11:13)→r64→広沢寺温泉入口バス停(11:35)→七沢浅間神社入口(11:44)→鐘ヶ嶽山頂(12:36)→山ノ神峠(13:04)→山ノ神沢広場(13:11)→林道二ノ足線→大沢林道分岐(13:33)→林道大沢線→見城山(日向山)登山口(13:47)→七曲峠(13:52)→日向山山頂(14:05)→日向薬師(14:32)→神奈川中央交通バス・日向薬師バス停(14:47)
(→伊勢原駅北口バスターミナル・小田急小田原線・伊勢原駅→□□駅・○○線→△△駅→自宅(16:36))
GPSデータ/
歩行距離/14.2km
歩行時間/4hr02min
停止時間/1hr09min
最高速度/10.0km/hr
移動平均速度/3.5km/hr
全体平均速度/2.7km/hr
標高差/502m
総上昇量/1144m
最高標高/561m(鐘ヶ嶽山頂)
積算歩行距離/1205km
積算総上昇量/70151m
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