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2018年6月 1日 (金)

後悔~落ちたツバメの子

ウォーキング中にごくごくたまに通りがかる或る道で、道端にツバメの子がうずくまっているのを見ました。

そこは鉄道の駅のすぐ傍で、今はさびれた古い商店街の路地。
個人の商店・・・八百屋,花屋,美容院,パチンコ屋が並ぶ狭い路地で、
シャッターを閉めたままの閉店した店舗も有ります。
すぐ目の前の踏切を渡れば車が激しく行き交う国道が数10m先に有るので、狭い幅員の一方通行ながら、ちょくちょく車が抜け道として通り、駅が近いので、通勤・通学・帰宅時間になれば結構人も車を避けながら通ります。
そんな道の路肩にツバメの子がうずくまっていました。

もう永久に閉店したと思われるシャッターを閉めた店舗の前に紙の箱が置かれ、そこに鳥の糞がいっぱい。
それはおそらくその店の人が、汚れるから置いたのでしょう。
確認しませんでしたが、その箱の上の、店舗の庇の裏に巣が有るのでしょう。
その箱の前、道の脇にその子はいたのです。
そのすぐ上を親と思われるツバメが鳴き叫びながら飛び回っていました。

野鳥はたとえ巣から落ちて地面にいてもその場から動かすべきでない、これはもう仕方が無いことなのだ。
法や条例でも基本的に禁じられている。
兎に角、人間が手を下してはいけないのだ。
そう思っているので、僕はその場を通り過ぎようとしました。

・・・が、気になって振り返りました。
あのままでは、車か人間に踏み潰されてしまうかも。
そう思い、前述の意に反してちょっとだけ助けようとしました。
直接手で触らないほうが良いと思い、ポケットティッシュでくるむようにしてツバメの子を掴み、道よりも一段高い、その店舗のシャッターの前の、落下する糞を貯めておく紙の箱の傍らにそっと置きました。
掴もうとしたとき、ツバメの子は羽ばたきながら這うように逃げましたが・・・、巣からどんどん離れ、より踏み潰されそうな所へ逃げましたが、捕まえることが出来ました。
同時に、やはりまだ飛ぶことは出来ないことが分かりました。
掴まえる時には、親ツバメがより絶叫のように鳴き、僕の頭上をかすめるように飛び回りましたが・・・。

僕がこの捕獲行為をしている間、通りすがりのおじさんが見ていて、あぁ・・・巣から落ちたんだね、と呟きましたが、そのおじさんはそのまま立ち去りました。
そして僕も立ち去りました。
一度だけ振り返ると、ツバメの子は置き直した場所、糞溜め用の神の箱の横にじっとしたままでした。

その場所からどんどん離れながら、考えていました。
あれで良かったのか?・・・と。

あそこに置いても、結局また道路へ出てしまうかも。そして車か人に踏み潰されるかも。
糞溜めの神の箱の中に置いたほうが良かったかも。
店の人がシャッターを開けたときに、知らずに踏み潰してしまうかも。
結局、カラスか猫にやられてしまうかも。
ちょっとだけ生きている時間が長くなっただけで、結局死んでしまうかも。
巣に戻せることが出来たかも。
巣が高くて届かなくても、近くの八百屋に脚立くらい有ったかも知れず、貸してもらって巣に戻せたかも。
でも、巣に戻そうとした途端、巣の中にいるツバメの子達までもが驚いて飛び出し、皆下に落ちてより酷いことになるかも。
兎に角、巣の位置と状況を確認するのが先で、それから考えれば良かったかも。
今から10分程小走りでも戻れば、まだ何かやり直せるかも。
でも、やはり人間が手を下してはいけないので、あれで良かったのかも。
この世には今この瞬間にも、厳しい野生の中で死んでいく動物の子がいる筈で、だから・・・。

自問自答、肯定と否定とがグルグル巡りながら、現場から4km程を考えながら歩き続け、自宅に着いてしまいました。
結局どうすれば良かったのかは分かりません。
本記事を書いている今も分かりません。
でも、後悔はしています。
何か better な手が有ったかもしれないと・・・。

このことはいつか忘れるでしょう。
いや、忘れないかな・・・。
どうだろう・・・。
巣から落ちた野鳥の子を今まで実際に見たことが無かったので、今回強く記憶に残りそうだし・・・。
そう言いながら、何時間後かにテレビのしょうもないバラエティ番組をへらへら笑いながら見ているかもしれないし。
そしてその頃あのツバメの子は猫に襲われて命を落としているかも・・・。
ブログにネタとして投稿していること自体が、言うほど気にしていないことの表れかも。
良いネタが出来たくらいに思っている残酷な内面が僕に潜んでいるのかも。
自分のこともよく分かりません。

ツバメの子の感触は残っています。
ティッシュ越しですが・・・。
ふわふわでしたね。
とても軽かったです。

結局、何を言いたいのか訳の分からない文章になりました。
ただ、とても心に引っかかって、どうしようもなくモヤモヤとし、でも相談したいわけでも、正解のアドバイスを頂きたいわけでもなく、でも何か書かずにはいられず、こうして投稿した・・・、という次第です。

最後に・・・、
中途半端な手助けもどきをした僕がこう書くと、何言ってんの?って感じですが、
あのツバメの子が運良く親切な人に見つけられ、上手くそっと巣に戻され、その後たくましく巣立つことを祈ります。

何の画像も無く、長文を失礼しました。

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