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2019年3月 6日 (水)

チッチ 一緒に過ごしてくれてありがとう

2019年 3月 6日(水曜日) 00時09分

チッチ がになりました。

今までありがとう
とても楽しかったよ

さようなら

 

 

チッチは2月下旬頃から内臓疾患を患ってしまい、腹水が溜まるようになってしまいました。
チャッキーと同じ症状です。

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餌をよく食べるなのど、頑張っていたのですが、腹水のほうは徐々に増えているようでした。

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お腹が痛いせいだと思いますが、ある日、尾羽を噛み千切って抜いてしまいました。
相当苦しかったのだと思います。
また、止まり木に止まらずにケージの下で過ごしたほうが楽だと思い、餌箱や水入れの位置など、ケージ内のレイアウトを変えてみましたが、上のほうにいたいらしく、また餌や水も今までの本来の位置に無いといっこうに食べないので、今までと同じように、好きなようにさせてやることにしました。
 

2019年3月5日 夜

しかしながら、この日の夜、ついに止まり木に止まっている力が無くなり、下に落ちてしまいました。

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それでも最初は何とか餌を食べようとしていましたが、次第にその気力も無くなり、横たわるようになってしまいました。
そして、時々羽値をばたつかせてもがくような仕草を何度もするようになってしまいました。でも、上へ飛び上がることは無く、そのままケージの底を滑っているだけでした。
ケージに顔を近づけて見ていると、羽をばたつかせながら僕の真正面に滑るようにやってきてケージに顔を付け、それまで殆ど目をつむっていたのに、急に両目をしっかりとあけて僕の顔を暫く見ていました。何を思っていたのか分かりませんが、僕は「今までありがとう。とても楽しかったよ。」とお別れのような言葉をかけてしまいましたけど・・・。
 

2019年3月6日 00:09へ・・・

日付が変わりました。普段ならばもうインコマンションのカーテンを閉めて暗くし、寝かせている時刻です。
しかし、このまま暗くするとそれが生きているチッチを見る最後になってしまうと思い、もうちょっと粘って・・・、1:00位までこのまま見ていようと思いました。チャズーチルもつき合わせることにしました。
下の写真は00:05頃のものです。まだ息をしてくれています。これがチッチの生前の最後の写真です。

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そしてこのあと、脚をばたつかせ、体をよじるようにしてもがき、それから目をつむって開口呼吸を暫く続け・・・、その嘴の動きが徐々にゆっくりと弱々しくなり・・・、遂に口を少し開けたま動きが止まりました。僅かに上下動していた背中の動きも止まりました。
この時、チッチは天国へと飛び立ちました。00:09でした。

 

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チッチをケージから出し、糞で汚れたお尻周りを拭き、抜いてボロボロになった尾羽を整えました。
テーブルの上にティッシュを敷き、その上に寝かせてこの作業をしていたのですが、ティッシュに僅か直径1mm程の濡れたシミが付いていることに気が付きました。何故だろうと思いましたが、閉じていたはずのチッチの両目がいつの間にか開いていることに気が付きました。その目が光っていました。ティッシュの濡れた小さなシミはチッチの涙だと分かりました。もしかしたらケージから出してティッシュの上に置いたあとも、まだ僅かに意識は有ったのかも知れませんし、瞼の筋力が無くなって開いてしまっただけかも知れません。でも涙をこぼしていたのだと思うと、とても切なくなりました。
瞼を閉じようと指で少し動かそうとしましたが、閉じないし、あまり弄るのはかわいそうなので、開いたままにすることにしました。

そしてケージの底に戻し、普段通りにチャズーチルと共に寝かせました。
隣のケージのチャズーが寄り添ってくれていたことでしょう。

 

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2019年3月7日 11:00

チッチを火葬しました。
チャラを火葬したペット葬儀屋さんと同じところです。
あいにくの雨模様でしたが、チッチの体が焼かれている間は雨が止んでくれたようです。煙と共に肉体も天に昇れたことでしょう。先に昇っていった魂に追いついたことでしょう。
骨は拾い上げて骨壺に入れ、自宅に持ち帰りました。
今、リビングのインコマンションの横のサイドボードの上に置いています。

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少なくとも向こう一年は、このままにするつもりです。
一周忌を過ぎたら、先に旅立っていたインコ達の骨が埋葬された、庭のインコ霊園に骨を埋めるつもりです。いつまでも現世に体の名残を残しておいたら逆に可哀想だと思いますので・・・。

 

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チッチはよく懐いてくれて、ケージに顔を近づければ寄ってきてくれましたし、放鳥時では指に止まってくれましたし、そのまま顔を近づければ鼻の頭を舐めるように甘噛みしてくれましたし、ついでにインコ臭もたっぷり嗅がせてくれました。体を触らせてはくれませんでしたけどね(最後のほうはカキカキさせてくれましたけど・・・)。
一方で、用心深くて見慣れないものには警戒心いっぱいで近づきませんでしたし、放鳥時にも同じ一定の範囲でしか行動しませんでした。そういう面も有ってブログ記事になるようなネタはあまり有りませんで、記事は少なかったですけど、実際に一緒に過ごした僕は、平凡な日々の繰り返しのチッチとのインコ生活は穏やかで癒されるものでした。

チッチの遺影です。

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大阪在住時の最後の年の2015年の元旦に撮影したものです。
4歳半ぐらいの頃です。
綺麗な翼のシェル模様が写っているので良いでしょう。

チッチ ありがとう。
一緒に過ごした7年半の日々はとても穏やかだったし、楽しかったよ。
天国で先輩インコ達とゆっくりと過ごしておくれ。
こちらはチャズーチルとしっかりやっていくから。

さようなら チッチ

 

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チッチの記事は、この記事で最後になりますが、
チッチの想い出を綴ったものを、この記事に追加していこうと思います。
見て読んでいただけるとうれしいです。

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想い出チッチ

2011年9月
「お迎え」
チッチをお迎えしたのは2011年9月27日。その時のことは「インコの紹介⑨ チッチ」に詳しく書かれています。

まだ鼻の蝋膜がピンク色ですね。
尾羽が長っ!

チャラチコと対面し、インコ会議。

インコマンションではメタルラックの2階部分にチャラチコのケージが有って、チッチのケージは下の1階。なので、上から聞こえるチャラチコが気になって、いつも上に顔を上げっぱなしでした。

2011年10月
「永遠の親友(?)のチャズーとの出会い」
あまりに上ばかり顔を上げていたので、もともとセキセイ4羽で暮らしたいという思いも有って、新たにチャズーをお迎えしました。
チャズーのケージを隣に置いてから、チッチが顔を上げ続けることは無くなりました。すぐ傍に仲間が来てうれしかったのだと思います。

以降二羽はずっとお互いが見えるところに・・・。
離れ離れになった時は、お互いがそれぞれ病院に行った時と、後述する大阪から横浜への引っ越しの時くらい。それら以外はず~~~っと何年もすぐ傍にいました。
一度も喧嘩をしませんでしたし、食事のタイミング,毛繕いのタイミング,小松菜を齧るタイミング,遊ぶタイミング・・・、いつでも同じでした。親友なのでしょう。

「初カキカキ&初ナデナデ」
チッチは、お迎え当初にはカキカキやナデナデをさせてくれました。

でも暫くしてから絶対にさせてくれなくなりましたけどね・・・。

「初手乗り」
チッチの風切り羽はショップで切られていたので、放鳥しても飛び回ることが出来ず、おかげで指を出すと乗ってくれるようになりました。

手乗りインコは久しぶりでしたので、とても嬉しかったのです。
ただ、右手には乗りますが、左手には乗りませんでした。何か警戒すべき違いが有ったのでしょうか??

2011年11月
「インコ臭嗅ぎ嗅ぎ」
チッチは割とインコ臭を嗅がせてくれました。
ちょっと嫌がってはいましたけどね。

2012年1月
「風きり羽根が揃い、大きなステンレスケージへ引っ越し」
前述の通り、チッチはショップで風切り羽根が切られていましたが、換羽を経てようやく風切り羽根が揃いました。

これで飛べるようになりました。
大きな(高さの有る)ステンレスケージの中で飛び上がっても底に落下する恐れが無くなりましたので、ステンレスケージに引っ越しさせました。
チャズーもです。

部屋が広くなって良かったね~~。

2012年5月
「ベランダデビュー&初日光浴」
日中なら十分に暖かくなったので、チャズーと一緒にベランダで初めて日光浴をさせました。
外の空気をこれだけ吸ったのは生まれて初めてなのでは?

青い空にビックリしたかな??

2012年6月
「メガバク治療」
チッチがメガバクテリアを持っていることが分かりました。
9月まで投薬治療を続けてようやく全滅させることが出来ました。
あ~~、良かった。

2012年9月
「誕生日(お迎え記念日)」
チッチの誕生日は分かりませんので、ショップからお迎えした日を誕生日としています。
9月27日が誕生日になります。

1歳の誕生日おめでとう。
ただ、チャズーの誕生日(お迎え記念日)の10月8日と近いので、我が家恒例のケーキによるお祝いパーティーはチャズーの誕生日にまとめて・・・。

ケーキをガン見する2羽。
食べさせませんけどね。彼らにはオーツ麦です。ケーキは僕の胃袋へ・・・。

2013年4月
「2羽同時放鳥に戸惑う」
チッチチャズーを初めて同時放鳥しました。
これまでずっと単独放鳥にしていました。その理由は、臆病気味で警戒心が強いチッチがパニックを起こして飛び回って壁や床に激突する恐れが有ったことと、チッチがメガバクを持っていたからです。
でも後者はもう大丈夫ですし、前者も十分に注意すれば・・・ということで、思い切って決行。

案の定、チッチのほうが恐る恐るって感じでした。

チッチが珍しく左手に乗っている・・・。

男同士で・・・ちょっと勘弁・・・(;´Д`)

2013年9月
「チコとのお別れ」
2013年9月15日、先輩インコのチコが☆になりました。
あまりチッチと絡むことが有りませんでしたが、数少ないツーショット。

「2歳の誕生日」
2013年9月27日、チッチの2歳の誕生日でした。

今年はチッチの誕生日に翌月のチャズーの誕生祝いもやりました。

2014年6月
「3羽同時放鳥」
普段単独放鳥が殆どなので、3羽同時の放鳥は僕も含めて緊張感でいっぱいでしたね。

迫るチャラに、離れて傍観気味のチッチ
そして2羽に挟まれたチャズーが被害者気味。

2014年9月
「3歳の誕生日」
2014年9月27日、チッチの3歳の誕生日でした。

今年も来月誕生日のチャズーと合同。

2015年4月
「横浜へ引っ越し」
大阪から横浜へ引っ越しました。
インコ3羽を一人で一度に移動させることが出来ないので、3日間を使い、毎日一羽ずつ横浜と大阪を往復して横浜へ移動させました。
チッチは2日目に移動。
door to dorr で4時間半。2時間強かかる新幹線の中でもじっと静かにしていてくれました。
チッチは自分が何百kmも移動していることに気が付いていたのだろうか~?
キャリーに入れられ、暗い中でじっとしていて、次に明るくなったら、見たことの無い場所に・・・。驚いたでしょうかね~~。

新居に到着。
お疲れ様~~。

2015年6月
「新入りさん」
2015年6月8日に、チルをお迎えしました。
久しぶりに新入りさんです。

一斉放鳥で、男子コンビのチッチチャズーは逃げ腰。

暫くして隣に・・・。
久しぶりに4羽のインコ~~ズになりました。

2015年9月
「4歳の誕生日」
2015年9月27日、チッチの4歳の誕生日です。

横浜に引っ越してきて初の誕生日でした。

2015年10月
「チャラとのお別れ」
2015年10月28日、先輩お姉さんのチャラが☆になりました。

あまり一緒に放鳥しませんでしたし、チャラの迫力にビビっていましたが、4年間一緒にいたので何かしらの想いはチッチにも有ったことでしょう。
チャラの分まで長生きしようね。
3羽で頑張ろうね。

2016年9月
「一斉放鳥は大騒ぎ」
3羽になっても一斉放鳥は稀で、殆ど単独放鳥でした。
そしてたまにやると大騒ぎ。

女子インコ、チルに翻弄される男子インコ2羽。 

若い娘は元気だな~・・・とか。 

「5歳の誕生日」
2016年9月27日、チッチの5歳の誕生日です。

毎年変わらない、恒例の光景。それが良い。

2017年2月
「ブランコでセルフ・カキカキ」
チッチはブランコを足で掴み、止まり木部分の端を頬や頭に押し付けて気持ち良さそうにするセルフ・カキカキを何年も前からしょっちゅうやっていました。しかし、カメラを向けるとすぐに止めてしまい、なかなか撮ることが出来ませんでした。
しかしとうとう動画で撮ることが出来ました。

5年くらいかかってようやく初の撮影成功でした。

2017年9月
「6歳の誕生日」
2017年9月27日、チッチの6歳の誕生日です。

誕生日おめでとう。

2018年5月
「いまだにカメラが苦手」
7年近く経っても、まだカメラにはなれていません。
逃げ腰ですね。

昔のインコ達には、放鳥時に何か面白い、楽しいショットを撮ろうとして、何となく自由にさせていなかった気がして反省し、チッチの時代はあまり撮影をしないようにしていました。
そのためカメラを見る機会が少なくてなれなかったようです。
また、写真の枚数も少ないです。
やっぱりもうちょっとたくさん撮っておけばよかったとちょっと後悔しています。この記事に載せる想い出写真がとても少ないです。
チッチにとっては、変な刺激の無い、毎日変わらない放鳥で、それはそれで良かったのかも知れませんが・・・。そして、その様子は写真や動画ではなく、僕の記憶の中にちゃんと残っているので良いのかも知れませんが・・・。

2018年9月
「7歳の誕生日」
2018年9月27日、チッチの7歳の誕生日です。

誕生日おめでとう!

2019年2月
「発病」
冒頭で書いた通り、内臓疾患を患い、腹水が溜まるようになってしまいました。
闘病が始まりました。
そんな中、今まで絶対にカキカキさせなかったチッチが、カキカキさせてくれるようになりました。

カキカキできるようになった最初のきっかけは、触られることを拒否できるような力が無くなっていたためだと思います。そして、カキカキしてもらったら気持ち良かったので受け入れてくれたということだと思います。
これまでも、天国へ行ったインコ達の中に、ずっと触らせなったのに、“その時”が近くなると同じようにカキカキさせてくれるようになった子がいたので、チッチもその時が近づいているのかもと覚悟してしまいましたけど・・・。
インコ達の放鳥タイムでもケージから出てくることはせず、代わりにカキカキ・タイムになっていました。

2019年3月
「永遠の旅立ち」
2019年3月9日、チッチが☆になりました。
その時のこと、それからのことは冒頭で書いた通りです。

もう一度載せます。チッチの遺影です。
骨壺の後ろに飾られています。

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最後にもう一度・・・

チッチ、ありがとう。
とても楽しかったよ。

こちらはチャズーチルと一緒にしっかりやっていくから、
チッチは天国でゆっくりと過ごしておくれ。
ほかの皆にもよろしくな。

さようなら。

 

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                                  ありがとうございました。

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