峰山~石砂山ハイキング 2018.01.26
年月日/2018年1月26日(金)
山地名・地域/道志山塊
天候/晴れ
目的/道志山塊の北東部分に位置する、峰山と石砂山を繋いで歩く。
ポイント/積雪有り。
内容/
今回は、前々回の「石老山ハイキング 2018.01.12」にてデジカメの汚損から断念した、石砂山と峰山に登ることにする。コースとしてはバスの時刻の都合上、先に峰山に登ってから石砂山に登ることにする。概略は、神奈中バス・やまなみ温泉バス停(大久和集落)→峰山→菅井集落→石砂山→篠原集落(神奈中バス・篠原バス停)といった感じ。峰山と石砂山の間に舗装路・集落歩きが挟まるかたちだ。
尚、4日前に関東では結構な雪が降ったので、峰山も石砂山も積雪している筈であり、軽アイゼンは必携だ。
自宅を8:00に出発。
最寄り駅から電車に乗り込み、何回か乗り換えつつJR中央本線・藤野駅で下車。次いで神奈中バス・やまなみ温泉行に乗り換え、終点のやまなみ温泉バス停(下の写真)に10:50に到着。
ハイカーらしい人は僕だけ。
GPSやカメラ等を準備したらスタート。時刻は10:53。
バス停の前のr76に出て、JR藤野駅方面へちょっと進む(下の写真)。
50~60m程歩くと左に分岐(下の写真)。
道標が有り、これに従って左折。
尚、登山口が2.8km先に有るわけではない。峰山ももっと近い。どいういうこと?って感じだ。
で、坂を登る。
すぐに取り付きに着く(下の写真)。
峰山、そして石砂山も名うてのヤマビル・ゾーン。だから冬に突入するのです。
忌避剤のスプレーが置かれている。ヤマビルが付いていたらペットボトルに入れ、集落内に出さないでね、ということだ。
勿論今日はヤマビル対策の必要が無いが、代わりに雪対策が必要。
レインパンツ,スパッツ,軽アイゼンを装着して突入。
人の足跡は無く、先日の積雪以降ここから突入するのは僕が初めてかも知れない。
日当たりの良い所は雪はだいぶ解けたようだ。
林の中へ・・・。
さほど深い積雪ではなく、軽アイゼンが丁度良い状態。
緩い登りを進む。
尾根筋に出るために山腹を緩やかに登っていくわけだ。
調子良く進んでいく。
少し急になったところで・・・。
支尾根の尾根筋に出た。
もっとも主尾根と支尾根の区別は、地形図を見て細い方を支尾根と僕が勝手に言っているだけだが・・・。
今のところ問題無く雪上ハイク進行中。
少しトラバース気味に歩いていたが、尾根に戻る。
尾根を歩いたり・・・。
少しトラバース気味に歩いたりする。
雪がトレイルに積もっていても、特に迷わずに進める。
どんどん進もう。
別の支尾根と合流(下の写真)。僕はCから来た。
Bが中尾方面に通じているらしい。
では、Aへ。
また尾根より少し下辺りを緩やかにトラバース気味に登っていく。
尾根の急激なアップダウンはこうして回避されていく。
尾根と合流。
木々の隙間から遠くの山が垣間見える。
あれは石砂山?石老山??・・・分からん。
良い感じの細さの尾根。
たんたんと・・・。
ひたすら・・・。
登っていく。
ちょっと勾配が急になった。
すぐに緩やかに・・・。
ここまで人の靴の足跡は無いが、下の写真のような縦長の穴が尾根筋に続いている。獣の足跡であることは間違いない。鹿かな? 鹿ならいいや。猪なら怖いけど。
北~東の山並みが垣間見える。下の写真は奥多摩方面。笹尾根~陣馬山辺りだと思う。
先へ・・・。
尾根の真ん中に標柱。
炭焼き小屋(窯)跡・・・。雪で様相が分かりません。恐らく窪んでいるようです。
その炭焼き小屋跡のすぐ先に分岐(下の写真)。
峰山はそのまま尾根筋のA。
Bのトラバースは作業用の道のようだ。関係者以外進入禁止とのこと。
ではAへ・・・。
ここまで緩やかな登りだったが、ここはしっかりとした登り勾配。
少し標高が上がって、麓のほうも少し見下ろせるようになってきた。
右手に北の方角の奥多摩の山並み。
さてさて・・・、急な登りは続く。
たんたんと・・・。
ひたすら登っていく。
結構しんどい。
鹿らしき足跡も尾根を登っていくが、人(ハイカー)が歩こうとは思わないコース取りをしている。
僕は、恐らくこの下にトレイルが有るだろうと思われるジグザグ気味のコース取りで登っていく。
勾配が緩くなった。
真っすぐ進んでいくと・・・。
別の尾根と合流。
道標が有る。
僕はDから来た(下の写真)。右からCが延びてきて合流した次第。北の方角の東尾垂という場所に繋がっているらしい。
Bは尾根を挟んだ向こう側の大鐘地区と繋がっているらしい。
で、峰山山頂へは尾根のAだ。
植林帯に入る。
薄暗い植林帯を抜けていく。
勾配はとても緩い。フラットに近い感じ。
トレイルの途中の脇に三つの石が置かれている。
石碑だ。
雨神,大龍王,風神とのこと。
彫られている文字を読むと・・・、真ん中の大きな石が大龍王(下の写真の上段)。
向って左が雨神(下の写真の左下)。
右が風神(下の写真の右下)。
先へ・・・。植林帯の中の緩い登りが続く。
林の向こうに何か・・・。
あ・・・。
GPSとも照らし合わせると・・・ここか。
峰山山頂に到着。時刻は11:59。
割とスペースが有る山頂だ。先客は無し。
標高は570m。
登頂成功のイェ~~イwww
峰山山頂には祠が有る(下の写真)。結構綺麗で立派だ。古峯神社とのこと。
山頂には古峯神社の縁起や先程の大龍王の石碑等々の説明板が掲げられている(下のほうに載せた峰山故事の写真を参照のこと)。
峰山山頂は展望が有る。
東の方角。石砂山と石老山(下の写真)。
下の写真の一番右のピークが石砂山。このあと登る山だ。
左の奥は石老山。
あそこまで行くのか~~~。遠いような近いような・・・。
石砂山の右奥に仙洞寺山辺りが見える。
その右奥の南東の方角に仏果山や経ヶ岳辺りの山々も見える(下の写真)。
もっと右の南に振って・・・・、南の方角に北丹沢~西丹沢界隈の山が良く見える(下の写真)。
下の写真の稜線の一番低い所が犬越路。
よって、その右のピークが大室山。
大室山~犬越路・・・と左に続いている稜線は檜洞丸まではギリギリ見えている。
その檜洞丸の前に見える稜線は袖平山界隈。
この展望場所には下の写真が設置されている。分かり易い。
(クリックすると別ウィンドウで拡大表示されます)。
大室山~犬越路辺りをアップ(下の写真)。
大室山の山容は目立つのですぐに分かるね。
その大室山の右に加入道山や道志山塊の山々が見えるが・・・(下の写真)。
その向こうに富士山がひょっこりと顔を出している。
ちょっと雲が隠しているが・・・。
富士山の右手前は道志山塊の山々(下の写真)。
今度は逆に袖平山よりも左の稜線は黍殻山や焼山などの丹沢主脈の尾根だ(下の写真)。
いつかあそこを歩かないとな・・・。
上の写真の中央部分のピークが黍殻山(下の写真でアップ)。
下の写真はその右の袖平山。
右端に見切れているのが檜洞丸。
北の方角、木々の間から・・・。
高尾~陣馬山辺りの縦走路の山が見える(下の写真)。
峰山に関する故事が掲げられている(下の写真)。
(クリックすると別ウィンドウで拡大表示されます。)
では峰山から下山しよう。菅井集落を目指す。
ずっと南下してきたのだが、山頂から先も暫し南下だ。
下りではアイゼンの有り難さがよ~~~く分かる。
土留め式の階段だ。
結構下のほうまで続いている。
落下するような感覚の急階段ですな。
まだ続く。
まだまだ続く。
逆にここを登るとなるとなかなか疲れるかも。
まぁ、積雪では下りもきついが・・・。
まだ続くのか。
なかなかの長さだな~~。
ようやく緩やかな部分が先に見えてきた。
もう少し・・・。
終わりそう。
階段はほぼ終わり。
ほぼ終わり、というのは、雪に埋もれているかも知れず、有るのか無いのかちょっと分からんということ。
下り勾配が緩くなったところで分岐(下の写真)。
僕はCから下りてきた。
そのまま真っすぐ尾根を進むBは小舟方面の道。でも実はBは支尾根。
菅井下・・・つまり菅井は右のAだ(下の写真)。尾根から下りるように見えるけど、こちらが主尾根。
Aへ・・・。主尾根をトラバース気味に進む。
進んでいくと・・・。
主尾根に合流して急下り。
どんどん下る。
下り切る鞍部の手前で分岐(下の写真)。
僕はCから下りてきた。
左のBが小舟に繋がっていることは、先程の分岐と方角が一致していることからも分かる(下の写真)。
逆のDは綱子方面への道(下の写真)。
で、菅井へは直進のA(下の写真)。
下り勾配からフラットになる。
お~~、快適な雪のコル歩き。
ここは良いね。
あ~~・・・、とても楽しい部類の低山の雪上ハイク。
地形図を見てもここは緩い尾根筋になっている。それに加え、ちょっとアップダウンが有るとトレイルはトラバースになるので、とても楽な区間だ。
これだけでも今日ここに来たのは正解だったと思える。
少し下って・・・。
またフラット。
分岐だ(下の写真)。
ここは綱子分岐。Bが綱子の集落へ下りる道だ。
僕は菅井方面へ向かうのでそのまま尾根筋のAへ進む。菅井まであと1.2km。
トレイルはトラバースしてピークの登りを回避している。
緩い登りから・・・。
今度は下る。
またフラットに・・・。
長閑な気分で・・・。
たんたんと進んでいく。
前方が明るいな。
植林帯から出た。
雑木林になって落葉している木々が多いため、陽が射し込んで明るい。
周りの山々も見える。
東の方角(下の写真)。石砂山と石老山が見える。これからあそこ(石砂山)に行くのか~~。遠く感じるけど~~。
反対の西の方角の山並みが凄い(下の写真)。
下りだ。
鉄塔の下を通過しよう。
鉄塔周辺からの先程の西の方角の眺め(下の写真)。
左の奥に霞んで大室山。その手前は道志の山々。
大室山をズームアップ(下の写真)。
南西の方角(下の写真)。
今いる所から続いている尾根の一つの稜線だが、もうすぐ菅井の集落に下りるのであそこを歩くことは無い。
では先へ・・・。
待っていてくれ~、石砂山(下の写真の左から2番目の高圧電線の下辺りのピーク)。
高尾~陣馬の縦走路の有る稜線も見える(下の写真)。
鉄塔の有る鞍部を進んでいく。
分岐だ(下の写真)。ここにも綱子へ降りる道が有る(B)。
直進のAへ・・・。
城山~景信山~明王峠辺りが良く見える角度になってきた。
冬枯れた雑木林の中へ・・・。
尾根筋から少し下をトラバース。
左側の斜面に注意。
次の鞍部が見えてきた。
ここは・・・、
青根・峰山分岐ですな(上と下の写真)。時刻は12:48。
僕は峰山のCから来た。
Bが青根方面へ繋がる道。
Dは分からない。大羽橋か小舟に繋がりそう。
僕は菅井方面のA。Dとは尾根を挟んで反対側をトラバースする。
青根・峰山分岐に有る観音像の石仏と碑(下の写真)。
では先へ・・・。
暫しフラット。
徐々に下り勾配になってくる。
どんどん進む。
菅井までにもう尾根に上がることは無さそうだ。
日当たりが良い所は結構雪が融けている。
まだ緩い下り。
トレイルには獣の足跡も・・・。
人の靴跡は無い。僕が付けているのみ。
どんどん進む。
分岐だが、ここで登りは無いな(下の写真)。
右のAをそのまま進む
積雪が薄くなってくると・・・。
舗装路になって、集落が見えてくる。
今は西進しているので、右手に南の方角の山が見える(下の写真)。黍殻山~焼山の丹沢主脈の稜線だ。
菅井の集落の中を下る。
もうアイゼンは外している。結局、峰山のトレイル上の積雪はだいたい20cmくらいだったな。
このまま舗装路は楽ちんかな、と思っていたら・・・。
集落からr76に出る前の日陰の舗装路が凍結。
ガチガチに凍っている。しかも下っている最中だから怖い。
アイゼンを再装着するのが面倒で、端の凍結していない部分をそっと歩く。
陽が当たっている所に出、凍結していないので、ホッ。
r76に出た。
ちょっと西進する(やまなみ温泉・藤野駅方面へ進む)と・・・。
すぐに菅井下のバス停に出る(下の写真)。時刻は13:06。
そのすぐ先に分岐(下の写真)。r76はBのように大きく左カーブしてやまなみ温泉・藤野駅方面へ向かっている。
石砂山は直進のAだ。
下り舗装路を進んでいく。
正面の方角は石砂山の方角だが、すぐ目の前のピークは石砂山ではない。石砂山はもっと奥で、ここからは見えていない。
進んでいくと・・・。
分岐だ(下の写真)。道標に従って左のAへ。
少し登り勾配になってくる。
この集落内では車は殆ど通らない。地元の人らしき軽トラがたまに通る程度。
どんどん登っていく。
r76を挟み、ここも菅井集落なのか。
そして菅井花街道とな・・・。
冬だから花は見当たらないけど・・・。寒牡丹か寒椿でも有ればねぇ。
GPSではもうそろそろ登山口の取り付きに着きそうだ。
ここだ(下の写真)。石砂山の菅井側の登山口に到着。時刻は13:19。
Aの坂へ進むわけね。
尚、石砂山もヒル・ゾーン。お馴染みのヒル除けグッズ箱が設置されている。
そういうわけで僕は冬に入るわけ。
ちなみに舗装路のBは尾崎城趾に通じているし(下の写真)、道志川沿いの伏馬田集落とどうし道に出られるようだ。ここが道志山塊と丹沢山地の境目付近だということが分かるだろう。人によっては峰山も石砂山も丹沢とするようだが、僕は道志川を境界として峰山と石砂山は道志山塊の山にしておきます。
では、再び軽アイゼンを装着し、山の中へ。
初っ端から登り。
このまま尾根筋を目指すのかと思ったら、地形図では違った。
途中でトラバース。
尾根の北側を緩やかな勾配でトラバースしながら、少しずつ登って尾根筋に徐々に近づき、伏馬田分岐の少し手前で尾根に乗るようだ。
そういうわけで暫しトラバース。
左にちょっと注意。
ここも人(ハイカー)の足跡が無い。先日の積雪以降、入る人は僕が初めてなのだろう。
橋だ。
尾根替え(支尾根替え)といったところ。
緩やかな登りのトラバースが続く。
たんたんと・・・。
ひたすら・・・。
登っていく。
薄暗い植林帯に突入。
植林帯を抜ける所に道標(下の写真)。
分岐ではなく、右に直角の方向転換なわけね。石砂山まで2.1kmか・・・(上の写真)。
北西の方角に峰山が見える(下の写真)。ついさっきまであそこにいたわけね。
こうして見ると、積雪していないかのように見える。
北の方角の奥多摩の稜線も良く見える(下の写真)。
どのピークが何山か、同定できない・・・(^^ゞ
では先へ・・・。
薄暗い植林帯の中へ再び突入。
下っている。
ほぼフラットになった。
割とゆるい丘陵状の尾根筋の端を進んでいる。
分岐・・・と言うよりも、Bの伏馬田城跡を示す道標(下の写真)。
城跡はスルーしてAへ直進。
まだトラバース。
尾根の北側をトラバースしているので薄暗い。
たんたんと・・・。
ひたすら・・・。
進んでいく。
左に落ちないように注意しながら進む。
岩の横を抜けると・・・。
明るくなった。
尾根筋に出た。
落葉した雑木林なので明るい。
明るい雪山ハイクは爽やかだな。
気分も晴れやか。
気持ち良い尾根道。
分岐っぽいが、道標に従ってAへ(下の写真)。
Bの尾根筋へ行っても余計なアップダウンが加わるだけで、結局合流しそうだけどね。
でも、きちんと決められたトレイルを進みます。
少し下り。鞍部に近づいている。
尾根を分断しているように見えるが(下の写真)、右に支尾根が分かれただけ。
結局主尾根の少し下をトラバースしている。
進んでいくと・・・。
また尾根に合流。
そして気持ち良い尾根道。
目の前に尾根筋のピークが見えてくると、トラバースして巻く(下の写真)。
下りですな。
もう先のほうに尾根との合流地点が見えてきた。
合流します。
そしてまた先程と同じような尾根筋歩き。
おっと、ここで分岐(下の写真)。僕はCから来た。
まるでこう見ると、尾根筋Bから外れて下山してしまうかのように見えるが、違う。
折り返すようにAへ進むと・・・。
すぐにまた折り返し・・・。
結局これまでと同じ方角へ進んで・・・。
尾根筋をトラバースしているだけ。
尾根にまたまた合流した。
すると・・・、伏馬田分岐に到着(下の写真)。時刻は14:03。
僕はCから下ってきた。
折り返すようにBへ下ると伏馬田の集落だ。ここで石砂山方面と伏馬田方面と菅井方面が分かれている。
石砂山は直進のA。石砂山まであと1.1kmだ。
この辺りから北進・・・、いや、北東進っぽく進む。
快適な尾根道を進んでいくと・・・。
開けた。
鉄塔の右側のピークが石砂山(下の写真)。鉄塔の左側は石砂山西峰で双耳峰になっているが、通常石砂山と呼ばれているのは右側のピークで、石砂山東峰ともいうそうだ。石砂山(東峰)は標高578mで、西峰は572m。6mの差が有る。
左手に北の奥多摩方面(下の写真)。
峰山も少し遠くなったな(下の写真)。
反対の右前方の東の方角の眺め(下の写真)。仙洞寺山や仏果山,経ヶ岳辺りが見える。
では先へ・・・。
もう一息だ。
再び林の中へ。
石砂山まであと0.9km。
植林帯に突入。
地形図では暫く緩めのアップダウンの尾根筋が長く続くようだ。
たんたんと・・・。
ひたすら・・・。
進んでいく。
フラット区間終了。
少し登り勾配が出てきた。
この勾配で・・・。
ちょっと長めに続きそう。
トラバースもしているが・・・。
尾根筋に近い所を登っている。
地形図では最後にここよりも結構急な登りが有りそうだ。
今はゆったりと登っていこう。
日当たりはだいぶ雪が融けているな。
アイゼンを付けているから、むしろ積雪してくれていた方が歩き易い。
ひたすら・・・。
登っていく。
フラットになった。
地形図を見ると、このコル(下の写真)を抜けたあとに石砂山の直下に出て急斜面が見えるようだが、その斜面を登らず、一旦、西峰との石砂山(東峰)との間の鞍部に回り込み、その鞍部から登るようだ。
では、コルを進む。
結局近過ぎて、すぐ上の石砂山は木々で見えない。
トラバースしている。
ここからだな。鞍部に回り込んで登るのだな。
結構トレイルが埋もれている。
と思ったら、先のほうで地面が露出。
路肩がやわそう。
落ち葉でアイゼンは歩きにくいし、路肩が分かりにくくなっている。
ちょっと緊張感をもって進む。
雪が有るほうが歩き易い。
お、あそこが鞍部か。
あ~、正解だな。
石砂山(東峰)と西峰の間の鞍部に到着(下の写真)。
Bが西峰に続く尾根筋(下の写真)。それなりの登り。
Aが石砂山(東峰)への尾根道(下の写真)。こちらもそれなりの急登が待っていそう。
西峰にも興味が有る。下山ルートのことを考えると先に西峰へ登って、また鞍部に戻って石砂山(東峰)に登るというのが効率的だが・・・。何となく西峰に行くのが面倒で、今日はパス。石砂山(東峰)にこのまま向かいます。
では、いざ・・・、急登が見えてきた。
階段が有るようだが、雪に埋もれている。
土留め式の丸太階段だと思う。
埋もれているけど何となく辿れる。
そして思ったよりも楽。急登なのにサクサクと登れる。峰山の北斜面の登りよりも楽だ。
雪の下の丸太階段が良いステップになっているからだろう。
まだ続くが、それ程疲れない。
むしろ、心地良いしんどさ。
急登が終わった。
ここでちょっと左に方向転換するようにして緩めの登りを進む。
GPSではもうすぐ山頂だ。
緩めの登りを・・・。
サクサクと・・・。
進んでいくと・・・。
最後に短い急登が有って・・・。
あそこだ。
石砂山山頂に到着。時刻は14:45。
先客は勿論無し。
ベンチやテーブルが有って、割と広めの山頂だ。
標高は577mと左の標柱に書かれているが、地図や登山本では578mとなっている。どっち??
兎も角も・・・、登頂成功のイェ~~イwww
尚、三角点は無い。
南側に展望が有る(下の写真)。
焼山~黍殻山の丹沢主脈が目の前に・・・。
すぐ目の前の焼山(下の写真)。
その向こうに丹沢三峰が見えている(下の写真)。いつかあそこを歩こう。
暫し小休止したので、下山するか・・・(早)。
篠原バス停を目指します。2.2kmか・・・。
では・・・、下山開始。
ヤマビル注意か・・・。山頂に書かれていても・・・、もう分かっているだろうにwww
ケチを付けるのは止めて、下山。
北進する。
結構雪が深そう。
下に土留め式の丸太階段が有るようだが埋もれている。
積雪は20~30cmくらいか・・・。
どんどん進む。
割とフカフカしていて、20~30cmくらいの深さで足が埋まると、良い感じで雪が脚を支えてくれるので下り易い。
滑る感じが無く、サクサクと下れる。
こっちから登っても結構急登なのね。
急な下りは続く。まだこの辺りも雪の下に階段が有るようだ。
どんどん下っていくと・・・。
勾配が緩くなった。
急降下区間は終了した模様。
ここからは比較的穏やかな下りらしい。
誰も歩いていない雪の上を歩くのは気持ち良いね。
ちょっとここは急だな。
すぐに緩やかに・・・。
道標だ。
篠原まで1.7km。
ちょっとトラバースするようだ。
すぐに尾根筋に合流。
またトラバース。
また合流するね。
はい、合流。
ちょっと痩せ気味の尾根(下の写真)。
植林帯に突入か・・・。
ちょっと薄暗いけど・・・。
歩くことに支障無し。
たんたんと・・・。
ひたすら・・・。
下っていく・・・。
現在標高380mくらい。
だいぶ降りてきましたな。
あと標高にして100mくらい降りれば篠原の集落だ。
道標だ(下の写真)。ちょい左折。
尾根が二手に分かれていて、左の支尾根沿いを進む。トラバースだけどな。
その支尾根と・・・。
合流。
ちょっと急勾配。
急勾配終了。
まだ・・・。
まだまだ・・・。
まだまだまだ続く尾根歩き。
また急勾配。
篠原まであと0.9km。
尾根筋から離れて急下り。
民家の屋根が見えてきた。
もうすぐだ。
もう出そう。
山から出た。石砂山篠原登山口に到着。時刻は15:15。
橋を渡って右折。
軽アイゼンを外し、集落の中を進んでいく。
舗装路に凍結無し。有り難い。
どんどん進む。
次のバスにも間に合いそうだな。
道沿いの民家が多くなった。
r518に出合う。
相模湖方面へ左折。
少し歩くと・・・。
神奈中バス・篠原バス停にゴール。時刻は15:28。
スパッツやレインパンツを脱ぎ、暫し待っていると藤野駅方面からバスが到着。ここで折り返して再び藤野駅へ向かうのだ。
バスに乗ってJR藤野駅へ。
JR藤野駅から中央本線に乗り込み、あとは何度も乗り換えて横浜市内へ。
18:29に無事に帰宅。
こうして峰山と石砂山の“リベンジ的”ハイクが終わったわけだが、4日前に降った雪がしっかりと積もっており、この日までにおそらく誰も入っていなかったと思われ、新雪を踏めて気分が良かった。その分、本来のトレイル幅が狭いトラバース区間ではただの斜面のように見えたり、雪と一緒に崩れてきた落ち葉の堆積でトレイルが埋もれていたりで、なかなかスリリングだったりもした。でも、それも含めて楽しかった。
展望は峰山も石砂山も良かった。比較すれば峰山のほうが大室山や富士山まで見えたのでより良かった。
低山の中でも標高が低めで、距離も短めだったが、今シーズン初の雪山ハイクとして丁度良く、特に何ともない普通のトレイルのような場所でも、雪が積もっているだけで、そこを歩いていることが何か楽しい気分にさせてくれた。久しぶりの雪山ハイクに満足、満足。
_
コース概略/
(自宅(8:00)→○○線・△△駅→□□駅・▽▽線→◇◇線・◎◎駅・●●線→▲▲駅・▼▼線→■■駅・JR中央本線→藤野駅・神奈川中央交通バス・藤野駅バス停→)
神奈川中央交通バス・やまなみ温泉バス停(10:53)→r76→登山口(11:04)→三神祠(11:52)→峰山山頂(11:59)→綱子分岐(12:30)→青根・峰山分岐(12:48)→r76→菅井下(13:06)→石砂山菅井登山口(13:19)→伏馬田分岐(14:03)→石砂山山頂(14:45)→石砂山篠原登山口(15:15)→r518→神奈川中央交通バス・篠原バス停(15:28)
(→やまなみ温泉バス停→藤野駅バス停・JR中央本線・藤野駅→■■駅・▼▼線→▲▲駅・●●線→◎◎駅・◇◇線→▽▽線・□□駅・○○線→△△駅→自宅18:29))
GPSデータ/
歩行距離/9.2km
歩行時間/2hr58min
停止時間/1hr36min
最高速度/10.4km/hr
移動平均速度/3.1km/hr
全体平均速度/2.0km/hr
標高差/281m
総上昇量/611m
最高標高/578m(石砂山山頂)
積算歩行距離/1399km
積算総上昇量/85202m
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Comments
こんばんは
以前ずっとチャッキーちゃんの闘病の様子を読ませて頂いてました。いつか、ご連絡させて頂きたいと思いながら今になりました。
« 投稿: こめこめこぴの 2019年11月 7日 (木) 21時59分
こめこめこぴのさん>
初めまして
ご訪問とコメント、ありがとうございます。
チャッキーの記事を読んで頂き、ありがとうございます。
(*^-^*)
« 投稿: Katze 2019年11月10日 (日) 11時12分