湘南平~浅間山~高麗山ハイキング 2018.02.23
年月日/2018年2月23日(金)
山地名・地域/大磯丘陵
天候/曇りのち晴れ
目的/大磯丘陵の湘南平や高麗山を散策する。
内容/
この日は早起きをして某山に登ろうと目覚まし時計をかけたのだが、時計が鳴っても山行意欲に睡魔が打ち勝ってもう一度眠りに・・・。結果、某山に登るにはかなり難しい時刻になってしまった。しかしやっぱり何でも良いからハイクをしたいと思い、こういう時のためにストックしておいた遅い出発時刻でも余裕な山行の計画の一つ、大磯丘陵の湘南平~浅間山~高麗山のお気軽散歩レベルのハイクをすることにした。
自宅を8:55に出発。
最寄り駅から電車に乗り込み、何度か乗り継ぎつつ、JR東海道本線・大磯駅に10:22に到着。
GPSやカメラや飲料等を準備したら、大磯駅南口からスタート。時刻は10:28。
ここ大磯駅から湘南平→浅間山→高麗山→高来神社→大磯駅という具合に時計回りに一周する予定。
線路沿いの道に沿って小田原方面へ進む(下の写真の上段)。
程無くして線路下をくぐり(上の写真の下段)、線路の北側へ。
妙大寺の北西角を右折し(下の写真)、坂を登っていく。
道なりに登っていく。
急斜面を折り返しながら登っていく道だ。
舗装路としてはなかなか急。
この辺りに住んでいる人は徒歩だとかったるそう。
途中で見えてくる相模湾と沿岸の町(下の写真)。
道標だ(下の写真)。最初の目的地は湘南平。
階段に入る。
階段を登っていく。
すぐに高田公園に出る(下の写真)。
高田公園を抜けていくと細い小径。
車は通れないだろう。右手は民家。
今回のコースには下の写真のような道標が要所々々に設けられている。
公園の散策路のような道が続く。
右手は住宅地だが、その脇にこんな穏やかな小径が有るわけだ。
住宅地に沿っているので、住民の生活道路とも接続している。
そのため分岐がちょくちょく有るし、道標も都度設置されている。
道標に従って先へ。
ちょっと山のトレイルっぽくなった。
右の階段へ(下の写真)。
ここだけ見ると整備された登山道といった感じ。
登り切るとT字路(下の写真)。湘南平は右のAだ。
フラットな道。
再び公園の散策路風の道になる。
お、ちょっと露岩気味。
また登山道っぽくなった。
緩やかに下っていく。
向こうから地元の方らしい散歩者。
静かな散歩に丁度良い道だしな。
スニーカーで十分歩けそうだし。
僕も散歩気分で進む。
今頃、険しいトレイルを歩いているハイカーさんもいるだろうに、僕はかなり緩々なハイク。ちょっと焦燥感も感じるが、二度寝した自分が悪い。兎に角、この散歩風ハイクを楽しもう。
アクセントになる露岩。
緩い気分で・・・。
ダラリンと進んでいくwww
道標らしき物が有る(下の写真)。
十字路だ(下の写真)。
僕はCから来た。
湘南平へはA。Bは楊谷寺谷戸横穴群という何かスポットが有るらしい所へ通じているようだ。Dは不明。
で、Aへ直進。
先程の十字路は鞍部みたいなもので、Aは登りになる。
緩い登りを進んでいく。
登山道らしき感じ。
右上に尾根筋が有るようで、その下をトラバース気味に徐々に登っていっている感じだ。
路肩が崩れて補修されている所も・・・。
どんどん進んでいく。
ちょっと登り勾配が強くなった。
折り返しながら登っていく。
前方に夫婦らしい二人組のハイカー。
あそこは尾根だな。
湘南平と浅間山,八俵山,高麗山とを東西に結んでいる尾根に出たようだ(下の写真のA↔B)。
僕はCから登ってきた。
湘南平はAだ。
Bは浅間山,八俵山,高麗山へと続く道だ(下の写真)。
つまり、湘南平へ行ったら、またここに戻って来て、Bへ進むことになるわけだ。
ではAへ。
途中で分岐(下の写真)。
関東ふれあいの道になっている右の階段で行こう。
階段を登っていくと・・・。
電波塔だ。平塚テレビの中継局らしい。
先へ進んでいくと・・・。
とても広い所に出る。
ホントに広い。
ここが湘南平だ。時刻は11:12。
一応いつもの・・・、登頂成功のイェ~~イwww
人はチラホラいる。散歩者らしき人が殆ど。
未就学児っぽい子供とその母親らしき人もいる。北側に車道が通っているようで、車で来たのだろう。
南側の相模湾方面の展望を見てみよう。
お~~、湘南。
江ノ島と三浦半島が見える(下の写真)。
大磯~平塚辺りの相模湾(下の写真)。
ずっと向こうは太平洋。
西湘~小田原方面(下の写真)。
展望台が有る。
展望台に登れば北側も見える。
北東の横浜,大和,海老名,座間,綾瀬の多摩丘陵地帯の平野部(下の写真)。
すぐ手前の平塚市の街並み(下の写真)。
北に視線を移せば、丹沢の裾野の町。
その丹沢(下の写真)。
雲が多くて残念。晴れていたら良く見えただろうに。
勿論、相模湾方面も良く見える。
レストハウスが有る(下の写真)。
屋上に展望台が有るようだ。あちらのほうが高いぞ。
登ろう。
階段の途中でも良い眺め。
足柄山地,箱根方面(下の写真)。天気が良ければ富士山が見えるだろうに。
渋沢丘陵(下の写真)。
更に上へ。
一番高い所から見る。
湘南海岸(下の写真)。
相模湾(下の写真)。
大磯港(下の写真)。
太平洋へ続く水平線。
麓の大磯の町並み(下の写真)。
小田原方面(下の写真)。
大磯町西部(下の写真)。
鷹取山や渋沢丘陵方面(下の写真)。奥に表丹沢。
北東の平野部(下の写真)。
さっきも見たなwww
湘南平のほぼ全容(下の写真)。
展望タイムは終わりにし、レストハウスの展望台から下りて辺りを散策。
冬のパンジーは好き。
おぉ・・・。
梅の花が咲いている。
早咲きの河津桜も開花している。梅の花と桜の花が同時期に見られる。
河津桜。
再び梅。
白梅。
長閑な気分に浸れる。
では、浅間山へ向かおう。
先程の分岐に戻る。
ここね(下の写真)。
先程はCからAへ(紫色の矢印)。
今度はAからBへ(黄色の矢印)。
登山道っぽい雰囲気。
良いね。
晴れてきた。湘南平で晴れていてくれたらな~~。
登っていく。
ん?
通行止め(下の写真)。迂回しろと・・・。
でもその迂回したところが浅間山山頂(下の写真)。時刻は11:45。
テーブルやベンチが有る。ちょっと広めの山頂。
一応、登頂成功のイェ~~イwww
標高は181.3m。この日の最高標高地点ですなwww
浅間山という名まえなので、やっぱり浅間社が有る。浅間社の説明が掲示されている(下の写真)。
その浅間社(下の写真)。
金属製の鳥居と石の祠。
祠を囲う柵のすぐ外に一等三角点(下の写真)。
三角点ゲットのイェ~~イwww
では、先へ。次は八俵山だ。
穏やかな尾根道が続く。
結構人が行き交う。
中高年ハイカーが多い。
僕も中年だがwww
穏やかな気持ちで・・・。
ダラリンと・・・。
そしてたんたんと・・・。
進んでいく。
途中で分岐が幾つか有るが、全部スルーして直進。
先へ・・・。
程無くして・・・。
八俵山を通過(下の写真)。時刻は11:59。
山頂というよりも登山道の途中って感じ。
次は高麗山を目指す。
おっと・・・、ハイカー集団。いっきに混雑。
その混雑をよそに木の上に佇む野鳥。
抜かすのも大変そうだから、追尾して僕も更にノンビリと歩くか・・・。
急ぐ必要無いしな。
と、思っていたら、分岐(下の写真)でハイカー集団は左の分岐に下っていった。高麗山は木橋を渡る直進。ここでやり過ごせた。
ちなみに右は高麗山をスルーして高来神社に下る道。
で、僕は直進。「大堂」というのは高麗山に有る堂のことか?
木橋を渡る。
露岩の登り。
すぐに普通のトレイルに・・・。
緩やかに登っていく。
すると・・・。
高麗山に到着。時刻は12:07。
広い山頂だ。展望は無い。
脇に何か祀られている。
最近のものと思われる石の祠も有る。上の写真の物は昔の石の祠の跡か?
とりあえず、登頂成功のイェ~~イwww
儀式ですな。
説明書きが掲げられている(下の写真)。・・・なるほどね。
では、そそくさと下山。
高来神社まで下る。
何人かの地元の方と思しき人とすれ違う。
何度も折り返しながら下っていく。
途中で幾つか分岐が有るが、全部高来神社方面を選択。
これ、逆の反時計回りコースでも良かったかも。より登山道の登りっぽかったかもね。
今回の時計回りの場合、住宅地の中の舗装路の九十九折れで結構登っちゃったからな。
どんどん・・・。
ひたすら・・・。
下る。
思っていたよりも長し。
まだ・・・。
まだまだ・・・。
まだまだま~~だ。
まだ続く。
お・・・。
祠だ。ようやく高来神社の境内に入った。
境内の表へ・・・。
正面向かって右に神輿庫(下の写真)。
左に本殿(下の写真)。
ここまでの無事を感謝し、あと少しの行程の安全を祈願。
【縁起】
中世に書かれた「箱根山縁起」には、神功皇后の三韓征伐(新羅出兵)に勝利した際に、重臣の 武内宿禰(たけうちすくね)が高麗大臣和光を奉ったとされています。
漁民により海中から引き揚げられた千手観音を高麗権現の本地佛として定め、山頂の高麗権現と下宮の千手観音を併せ祀り、高麗寺別当(高来寺)の司る所になりました。鎌倉時代には北条政子の安産祈願のため神馬を賜り、寺背後にそびえる高麗山中には24の末院がありました。
曽我十郎の恋人、虎御前が出家した寺です。
(虎御前…大磯の遊女。『曽我物語』の主人公、曽我十郎の恋人。 生涯を十郎の鎮魂に捧げる。)
【室町~南北朝時代】
足利氏の内乱で高麗山が攻防の場となり、戦国時代には北条早雲が小田原城攻めの際に篭城したことで一躍有名になりました。
その後、上杉謙信が高麗山に本陣を置くなど、戦火の火中に巻き込まれ衰退していきます。
【江戸時代】
徳川家康より寺領百石と山林を賜り、東照権現を併せ祀ります。東照宮は徳川家康の神影であるため、参勤交代の諸大名は高来神社の前を通る際には下馬して参詣しなくてはなりませんでした。
上野寛永寺(徳川家光開基、徳川将軍家の菩提寺)の末寺であり、寺の復興には寛永寺の天海の働きが 大きかったと言われており、寛永寺から転じた別当は47世続きました。
【明治時代】
神仏分離により高来寺の寺物は移され、高麗神社と改称、明治30(1897)年に高来神社と改称され、現在に 至っています。
(「大磯町の観光情報サイト」より抜粋)
池に鯉。
紅梅。
力石(下の写真)。
江戸末期には大磯海岸で若者たちが集まって力競べが行なわれていました。大きい石を両腕で持ち上げる競技があり、高麗の若者が優勝しました。丸い型の大石を女石といい、長い方を男石と名づけました。
(「大磯町の観光情報サイト」より抜粋)
力石の上には白梅。
綺麗です。
境内を後にし、参道を通って出ていく。
鳥居。
振り返って撮影。
向こうにR1が左右に走っている。
R1沿いの鳥居を出て振り返って撮影(下の写真)。
で、R1を大磯駅へ・・・。
すなわち小田原方面へ歩いていく。
どんどん道沿いが賑やかになってくる。
大磯駅のほうを指す表示板(下の写真)。
右折してr610に入り、坂を登っていくと・・・。
大磯駅に戻ってきた(下の写真)。時刻は12:49。
時計回りに一周。
こうして散歩気分のハイクを終えたわけだが、湘南平からの展望は曇っていたのであまり良くなく、残念だった。富士山も見えなかったし・・・。相模湾や近景はまぁまぁ見えたけど・・・。
ここは小さい子供も足腰が弱くなった年寄りも歩いているくらいで、ハイクというよりも終始散歩みたいな感じだった。でも、家に籠っているよりはマシだったな・・・と。出かけて良かった。
ところで、湘南平では目が痒くなり、くしゃみや鼻水も出て、どうやら花粉症を発症したようだ。花粉症シーズンは山行を控えているので、今回が花粉症シーズン前の最後のハイクか、あるいはもう1回くらいで山行休業期間に突入しそうだ。
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コース概略/
(自宅(8:55)→○○線・△△駅→◎◎線・□□駅・▽▽線→◇◇駅・JR東海道本線→)
JR東海道本線・大磯駅(10:28)→高田公園→羽白山(坂田山)(10:47)→紅葉山(10:53)→湘南平(11:12)→関東ふれあいの道→浅間山山頂(11:45)→関東ふれあいの道→八俵山山頂(11:59)→高麗山山頂(12:07)→女坂→高来神社→R1→大磯駅入口交差点→r610→JR東海道本線・大磯駅(12:49)
(→◇◇駅・▽▽線→□□駅・◎◎線→○○線・△△駅→自宅(13:58))
GPSデータ/
歩行距離/7.0km
歩行時間/1hr49min
停止時間/0hr33min
最高速度/10.2km/hr
移動平均速度/3.8km/hr
全体平均速度/2.9km/hr
標高差/161m
総上昇量/377m
最高標高/181m(浅間山山頂)
積算歩行距離/1419km
積算総上昇量/86646m
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