黍殻山~焼山ハイキング 2018.02.09
年月日/2018年2月9日(金)
山地名・地域/丹沢山地
天候/晴れ
目的/丹沢北西部の八丁坂ルートと、黍殻山~焼山周辺の丹沢主脈コースの一部を歩く。
ポイント/①今後予定している蛭ヶ岳ハイクのためのルートの一部の下見,②時間に余裕が有ろうとも蛭ヶ岳には行かずに八丁坂ノ頭分岐までで下山,③雪山ハイク。
内容/
丹沢へ道志みち・道志川方面からアプローチしたことが無いため、今後予定している蛭ヶ岳日帰りハイクの下見を兼ね、今回は黍殻山~焼山周辺の主脈コースの一部を歩くことにする。
コースは焼山登山口スタートではなくて東野スタートで八丁坂ルートを採ることにする。未来の蛭ヶ岳日帰りハイクのことを考えれば、焼山側からのピストンよりも少しでも歩く距離が短い東野スタートのほうで実行する可能性が高いからだ。東野スタートだとしても八丁坂ルートと釜立尾根ルートの二択が有るが、前者を選んだ理由は、前者の方が主脈コースと出合う場所がより標高の高い八丁坂ノ頭分岐になるからで、主脈コースをより長い距離で下見しておくのに良いからだ。そして八丁坂ノ頭分岐から黍殻山,焼山へと主脈コースを進み、焼山登山口バス停でゴールする予定。
自宅を7:20に出発。蛭ヶ岳に登るのであれば遅い時刻だ。
最寄り駅から電車に乗り込み、何度か乗り継いでJR橋本駅に到着。ここで三ケ木行きの神奈中バスに乗り、まずは三ケ木バスターミナルへ。こういった途上の乗り換えの難易(距離とか時間とか)や乗り換え場所の様子(トイレの有無や場所とか飲料自販機の有無とか)も下見のうちだ。三ケ木バスターミナルで東野行きのバスに乗り換えて道志みちR413を走り、10:45に東野バス停に到着(下の写真)。バスには三ケ木から僕以外のハイカーさんが二人いらしたが、お二人それぞれ途中で降りられ、ここまで来たのは私一人。
GPSやカメラ等を用意したら10:49にスタート。
バス路線とバス停は旧R413上に有り、バス停を背にして山側へ伸びる登り坂の道r76へ進む(下の写真の黄色の矢印)。
少し進むと分岐と道標(下の写真)。道標に従って左へ。
道沿いに有る青根の消防分署(下の写真)に登山ポストが置かれており、登山届けを投函。雪を掻いている署員のかたにもご挨拶。
先へ・・・。
丹沢の尾根が見えてきた。
また分岐と道標(下の写真)。集落の中にはたくさんの分岐と道が有るので、分岐の都度道標が有るのは有り難い。
ここでr76から離れて下の写真の黄色の矢印のほうへ・・・。
また分岐と道標(下の写真)。
どんどん登っていく。
またまた・・・また、分岐(下の写真)。
舗装路の真ん中はすっかり雪が融けているが、道路脇には結構残っている。山の中はどれくらい積もっているのだろうか・・・。
少しずつ舗装路の幅員が狭くなってきたな。
右前方に大室山が見える。相変わらずの分かり易い山容だ。
ゲートが有るが、解放されている。
ここから林道ということだな。林道釜立線に入った。
橋だ。
沢を渡って対岸へ。
それ程急ではない登りが続く。
轍と雪の残り具合からして、登山客の車か地元の方の車か分からないが、車も割とよく入るのだろう。
分岐だ(下の写真)。左のAへ。青根分岐 2.8kmとあるのは釜立尾根コースをとった場合に主脈まで2.8kmということで、今回使う八丁坂ルートはもうちょっとだけ長いだろう。
まだ轍が有る。
路面の残雪は凍結気味。でもまだアイゼンは付けない。
程無くして左手に分岐と道標とゲートが見える(下の写真)。
道標によれば、この道に入るらしい。
ゲートは車両の進入禁止用で、歩行者は脇から通行可。
積雪量が増えたのでここでスパッツと軽アイゼンを装着。尚、レインパンツは既に三ケ木バスターミナルでバスの乗り換え待ちの間に履いておいてある。
では、奥へ。
先程のゲートは閉じられていたが、轍は有るな・・・。
緩めの登り勾配の道を進んでいく。
徐々に積雪量が増した感。もはや雪の下が舗装路なのか未舗装路なのかは分からない。
分岐と道標だ(下の写真)。ここで八丁坂コース(A)と釜立尾根コース(B)が分かれるのか・・・。
八丁坂ノ頭分岐までの距離が書かれていない。
では林道を離れてAへ。時刻は11:33。
ここから本当の山歩きだ。
植林帯の下のほうでこれくらいだと上のほうはもっと積もっていそう。今日はガッツリ雪山ハイクになりそうだ。
人が歩いた跡がラインとして繋がっている。結構ハイカーが行き来しているんだな。
尾根に出た。これから主脈コースの支尾根に当たる尾根を主脈コースまで登っていくんだな。
地形図を見ると、主脈コースに出るまでに途中で一回ピーク越え、そして主脈コースと出会う前に急登が有りそうだ。
今はまだ比較的穏やかな尾根道の登り。
ん?雪が減ってきた。
すっかり融けている・・・。
下のほうで日当たりが良い所はすっかり融けたようだ。
軽アイゼンは装着したままなので歩きにくい。
・・・と思っていると、軽アイゼン必須の状態が復活。
上の何枚かの写真にあるように、急勾配区間を少しトラバース気味に何度か尾根筋をかわしている。そして緩くなったら下の写真のように尾根上に戻るというパターンを繰り返している。
緩いというのはちょっと間違いか・・・。なかなかの急勾配。
たんたんと・・・。
ひたすら・・・。
登っていく。
トラバースもしつつ・・・。
着実に尾根を進んでいる。
木々の間からちょっと下界が見えた。
でも殆ど足下は(雪で)白の世界。頭の上は(木々で)褐色の世界。
尾根の勾配は緩いが、ここは少しだけトラバースしている(下の写真)。
写真には写っていないが、ここで向こうから来るやや若い男性ハイカーと出会い、ご挨拶。早朝夜明け前蛭ヶ岳か?山頂一泊蛭ヶ岳か??
トラバースが続く。
一度左足を外に滑らして転倒。ヒヤリ・・・。
油断大敵だ。
気を引き締めていこう。
尾根筋に再び合流。地形図を見ると、どうやら前述した途中のピークを巻いたということだ。
なるほどね。
納得して先へ。
どんどん進む。
また勾配が急になってきた。
蛇行しながら登っていく踏み跡が有る。これを辿る。
勾配が少し緩くなると直進気味ね。
どんどん進もう。
今、八丁坂コースの2/3を過ぎた辺り。
だいぶ進んできたな。
ペースも悪くない。
積雪は少し深くなってきた感じは有るが・・・。
人が通った跡が有る分、心強い。実際、さっきすれ違った人が通ってきた筈だからな。
またまた急登。
見上げるようにして進む。
何か人工的な物が見える。
あぁ、資材運搬用のトロッコのレールだな。下をくぐる。
先へ・・・。
勾配が緩くなった。
このあと急登が待ち構えている筈なので、ここで歩きながらエネルギー回復と温存。
ちょっと痩せ気味の尾根。
心持ちちょっと下る所が有って・・・。
ラストの急登開始!(←実はまだ・・・(^^ゞ そう誤解しただけ。)
右へ左へ蛇行しながら登っていく。
雪も深いな。積雪量は分からない。地面に触れないから。
時々見上げては、まだか~~・・・と少しがっくりしつつ登る。
あれ、ちょっと緩くなったぞ。
あ・・・、まだ最後の一登りではなかったのか。地形図をよく見ると、等高線的に緩い区間が一つ有ったわ。
今度こそラストの急登(こんどは正解)。
ひたすら・・・。
登っていく。
大きく蛇行して勾配を緩くし・・・。
ジグザグに登っていく。
木々の間から山が見えてきた。
たぶん黍殻山だ。あとであそこに登るのか~~。
待っていてくれ・・・。
今、行くからwww
足元を見ているので、蛇行していると上のほうを見ないが・・・。
蛇行していない区間では見上げることになる・・・。まだ上のほうに尾根筋が見えていない。
きついが、頑張って登っていくと・・・。
おぉ、主脈の尾根筋じゃねぇ?
あぁ・・・そうだ。
主脈の尾根筋に着いた~~。
おぉ・・・来ちゃったよ~~。
蛭ヶ岳に着いたわけでもないのに、なんか嬉しいwww
ここからの見晴しは良い。
蛭ヶ岳~丹沢山界隈の稜線が見えている(上と下の写真)。いつかあそこを歩きたいものだ。
丹沢三峰(下の写真)。
あそこも歩きたい。
宮ケ瀬や仏果山方面も見える(下の写真)。
あそこは歩きました~。
相模原~町田~東京都心方面の平野部も見える(下の写真)。
この辺りの主脈コースは尾根上に無い。少し東斜面をトラバースしている。
ちょっと尾根を奥へ進む。
踏み跡が尾根から下っている。
辿っていく。
先程見た資材運搬用トロッコのレールが横に走り始めた。
鹿柵とレールに平行に進んでいく。
程無くして尾根から更に降りていくと、道標と分岐が見えてくる(下の写真)。
八丁坂ノ頭分岐だ(下の写真)。
八丁坂ノ頭分岐に到着し、丹沢主脈コースと合流(下の写真)。時刻は13:13。
僕はCから来た。
Bへ進めば姫次を経て蛭ヶ岳に行ける。この時刻なら勿論明るいうちに蛭ヶ岳山頂に着くだろうが、そのあとで明るいうちにどこかの登山口まで下山することはこの時期とても難しい筈だ。途中で日没必至。予定通りここでAへ下山だ。
その前に補給食タイム。そして景色を鑑賞。
蛭ヶ岳、いつか行ってやるからな。
丹沢三峰もな。
三峰だけど、四つ位ピークが有るな・・・。
さて、下山。
丹沢主脈コースを辿って焼山登山口バス停に向おう。でも途中で黍殻山山頂には寄ろう(主脈コースは黍殻山を巻いてしまう)。
ここも踏み跡有り。
仏果山方面を横にチラ見しながら進む。
宮ケ瀬湖が見えた。
下りだから楽と言えば楽。
このあとも良い雪山歩きになりそうだ。
ついつい右手の景色を見てしまう。
何度も見てしまう丹沢三峰。
丹沢三峰にはあの宮ケ瀬湖から登るわけね。
おっと・・・、進まないと。
ここは尾根上を歩く。
少しでも尾根が急になったらトラバースするという感じのルートのようだな。
途中のピークには見向きもしないで蛭ヶ岳ハイクのみを考えたコースというわけだ。
たんたんと・・・。
どんどん・・・。
下っていく。
青根分岐に到着(下の写真)。時刻は13:36。
釜立尾根コースで登ってきていたらBからここに着くことになったわけね。
先へ・・・。Aへ進む。
黍殻避難小屋が右下に見える(下の写真)。
スルーします。
黍殻山はまだだけどな・・・。黍殻山から避難小屋までは割と離れているようだな。
緩い下りが続いて歩き易い。
案外とのんびり気分。
そして、今日は別に特別な山頂に登るハイクでもないのに気分良し。既に満足感。
再び植林帯をトラバース。
もはやフラットに近い。
大平分岐を通過(下の写真)。時刻は13:50。
大平方面からは途中が通行止めのようだな。
先へ・・・。
水場か・・・。スルーして直進。
右カーブの向こうに道標が見える。
黍殻山山頂へ向かう道との分岐だ(下の写真)。
丹沢主脈コースはC←→Bで、黍殻山を巻く道だ。
山頂へはA。
では、Aへ。
ここまでは常に雪の上に踏み跡が有ったが、ここから先は全く無いようだ。
いきなりの急登。雪が深くてちょっと手こずり気味。
黍殻山の南の尾根に出る。
勿論人の踏み跡無し。有る踏み跡は動物のものだけ。
兎に角、尾根筋を登っていけば黍殻山山頂に着くことは間違い無い。
左手の鹿柵に平行して登っていく。
足がズボズボと沈み、そして急登・・・。結構きつい。
なかなか進まない。ペースダウン。
何してんだか?って気にもなる状態が続く。
メチャメチャ疲れる。
ようやく少し勾配が緩くなってきて、先のほうが見えてきた。
人工物が見える。ネットの事前調査で見た雨量計施設だ。
黍殻山山頂に到着(下の写真)。時刻は14:12。
結構疲れた~~~。
苦労して登った割にちょっと味気無い山頂www
施設を囲むフェンスの外にプレートが立てられている。
登頂成功のイェ~~イwww
ここは三角点が有るのだが、雪に埋まっていて分からない。
三角点もフェンス近くに有ることは事前のネット調査で分かっているのだが、フェンスのどの辺りかまでは調べておかなかった。適当な場所で少し雪を掻いてみたが、三角点は出てこない(帰宅後に良く調べてみたら立札の。すぐ傍らに有るようだ(;´Д`))。あまり粘っていると時間が無くなると思い、時計を確認すると・・・、マズい。黍殻山山頂到着予定時刻を20分以上オーバーしている。このままのペースでは焼山登山口バス停に到着する16:30を回ってしまい、16:23のバスに間に合わない。その次のバスは最終の17:53だから、この寒い冬に、日没後1時間半もバス停に立っていることになってしまう。
残念だが、三角点は諦めて黍殻山から下りよう。そしてサクサクと進もう。
ということで、尾根筋の先へ・・・。そのまま山頂を抜けるようにして進めば、途中で主脈コースに戻れる筈だ。黍殻山の登りに随分と手こずったものだ。
ズボズボと足がはまる。雪に足を取られてペースが遅い、
この右手の斜面のすぐ下に主脈コースは有るのだがな(下の写真)。
お、宮ケ瀬湖。
おっと、急がないと。
もがきつつ、下っていく。
尾根が細くなってきた感。
勾配も急になってきた。
動物の足跡に付いていくように下っている。
痩せ尾根だ。
木々に挟まれた痩せ尾根。
木の根に軽アイゼンが引っかからないようにして進む。
まだ主脈コースに合流できないが、GPSではもう少しの筈。
痩せ尾根の右手に並ぶ木が途切れた辺りに要注意だな。
すると・・・、見えた(下の写真)。右の斜面の下に道標とトラバースの踏み跡。
合流出来た~~。
そして何故かこの斜面に踏み跡が有る。
斜面を降りて主脈コースに復活。
さてちょっと急ごう。
でも慌てると危ないから、そこは気を付けないとな。
次の中間目的地は焼山だ。15:00までには着きたい。
明るい雑木の間を進む。
ちょっと登り勾配。
尾根の向かって左側へちょっとトラバースしたところで道標(下の写真)。
平丸分岐だ。時刻は14:45。
平丸バス停から登ったらBからここに着くわけだ。
先へ・・・。
少し登って尾根筋に復活。
また尾根の向かって右側へトラバース。
ここは雪が少ないな。
でもまた元の雪の量に戻る。
あ~、本来はのんびり歩きたいところだ。
いつかやろうと思っている蛭ヶ岳ハイクの時も急ぎ気味の下山になるだろうな。
この歩き易いコースをのんびり堪能することは日帰りハイクの限りは難しそうだ。
尾根筋に合流しそう。
で、合流。
フラットに近い緩い下り。
良い尾根道だ。
道は見えないけどね。
たんたんと・・・。
急ぎ気味に・・・。
どんどん・・・。
進んでいく。
なかなか予定時刻との差が縮まらない。相変わらず20分程度の差。
でも、踏み跡が無かったら足を取られてもっとペースダウンしただろう。
踏み跡が無い雪の上を歩くと気持ち良いが、今日は踏み跡様々だな。
今後は積雪時のペースダウンをもっと考慮して計画を立てないと駄目だ。普段の2割増くらい時間がかかると想定したほうが良さそうだ。
そうこうしているうちにGPSを確認すると、焼山に近づいてきたようだ。
薄暗い植林帯の中を・・・。
どんどん・・・。
進んでいくと・・・。
道標だ(下の写真)。
焼山頂上は主脈コースから離れてAだ。
黍殻山のような道ではないことを祈りつつ、焼山に寄るためにAへ。
踏み跡は有る。
緩い登り。
GPSではもう目の前だ。
石の祠。
そして焼山山頂に到着(下の写真)。時刻は15:10。まだ予定時刻よりも遅れている。
標高は1059.6mか・・・。
登頂成功のイェ~~イwww
山頂は広めで、ベンチや説明書きの掲示(下の写真)が有る。
なるほど・・・。
焼山にも三角点が有るとのこと。山頂広場の標柱が有る辺りからちょっと離れた所に有るようで、事前のネット調査で調べた辺り(下の写真)を見ると・・・、また埋もれている。全然分からん。
何かの石碑しか出ていない。
駄目だ・・・。ここの三角点も諦めよう。時間が無い。
焼山山頂は木々に囲まれて展望は無いが、展望台が有って、登れば周囲を見渡せそうだ(下の写真)。
でも時間が無いので、それも断念。
西野々方面へ進み、また主脈コースに合流しよう。
で、下山再開。踏み跡は有る。
どんどん下る。
現段階では、焼山登山口バス停到着は16:30頃の見込み。16:23のバスが時刻通りに来たらアウトだ。
急な下り。ここは慌てないように・・・。
ここで滑って捻挫でもしたら、最終バスすら危うくなるからな。
で、主脈コースに復活。
歩き易くなった。
と言いつつも、主脈コース自体もちょっと下り勾配が強くなってきた。
雪も少し減った感。
そしてこれまで割と柔らかかった雪が少し凍結気味になってきた感。
つまり滑り易くなってきたということね。
これは急いでいる僕にとって嬉しくない状況だ。
軽アイゼン様々だ。
気を付けながらも・・・。
急ぎ気味に・・・。
どんどん・・・。
下っていく。
そういえばこの辺りはヒルの巣窟だったな。
夏場だったら別の意味で急いで通過しなければいけない所か・・・。
まぁ、ヒルの場合、急いだところで上手く張り付いてきやがるのだろうが・・・。
冬で良かったよ・・・。てか、だから冬に歩くことにしたのだが・・・。
何度かトラバースと尾根筋歩きを繰り返しながらどんどん下っていく。
ちょっと単調かもね。
登りだったらちょっと精神的に疲れそう。
お・・・、ちょっと路肩が危うい。
こういう所は急がずに突破。
何度もトラバースの側を変えている。
まだ続くのか・・・。
時刻を確認すると・・・、急いだ甲斐が有ったのか、少し予定時刻に近づいてきたぞ。
それはこの速めのペースを続ける必要が有るということだがね。
プチ・ケルンwww??
そんなの撮っている場合ではないがwww
てか、急いでいる割に撮影回数多し。
矛盾している行動だな。
でも何も写真が無いと後悔するからな。
もうこの撮影しまくりの癖は止められなくなっているのだ。
大した写真ではないものばかりだがね。
まだ尾根筋。
休んでいる場合ではないのでスルー。
雪がどんどん減ってきている。
滑りやすくなってきた感。
地形図的にはこの辺りから尾根から下ることになりそうだ。
どんどん・・・。
ひたすら・・・。
下っていく・・・。
雪が僅かになったし・・・。
でもまだこのくらい有る所も・・・(下の写真)。
凍結具合が進んでいる。
軽アイゼンはまだ外せない。
分岐だ(下の写真)。
Bへ直進すれば西野々バス停。Aへ曲がれば焼山登山口バス停。
距離は同じ位で0.8km。
焼山登山口バス停のほうが一個分だけだが三ケ木バスターミナルに近い。僅かでもバスに乗り遅れない可能性が高いのはAの焼山登山口バス停のほうだ。
ということで、予定通り焼山登山口バス停の有るAへ。
どんどん下る。
すると・・・、舗装路に出た~~(下の写真)。
ここが焼山登山口だ。
時刻は16:14。16:23のバスまであと7分。
あと0.7kmを7分。サクサクと舗装路を歩くペースでギリギリ。
急いで軽アイゼンを外し、舗装路を小走り。
集落が見えたところで、凍結路面だし・・・。
走れない。
土が見えている所を跳ね飛ぶように進む。
うわ・・・、まだ凍結。
集落の家々が増えた。もう少しか・・・。
凍結路面終了。
小走り復活。
そして旧R413が見えた(下の写真)。
ここで右折して旧R413に入る。あと100m。
で、焼山登山口バス停に到着。
ここでゴール。
時刻は16:21。16:23のバスに間に合った。
どうせちょっと遅れるだろうと見込み、急いでスパッツを外し、レインパンツを脱ぎ、きちんと畳まずにリュックに押し込み、喉が渇いたから近くの自販機で飲料を買い、バス停に戻ったところで、定刻通りの16:23にバスが到着。危ない、危ない。ここまでの努力が無駄になるところだったwww
バスに乗り込み、あとは来た時と同じバスと電車の路線を使って横浜へ・・・。
18:46に無事帰宅。
こうして初めて道志みち・道志川側から丹沢に入ったのだが、今後の蛭ヶ岳ハイクの下見目的の点でなかなか有意義なものになった。
東野~八丁坂ルートは数回有る急登部分の九十九折れが結構きついことが分かった。雪が無ければもう少し楽かも知れないが、主脈コースへのアプローチは平丸ルートを考えたほうが良いかも知れないと思った(平丸ルートも下見が必要だな)。また八丁坂ルートのトラバース区間は狭い所が有るので、積雪が有ると結構注意が必要だな~と思った。一度、左足を踏み外して転んでしまうと始末。ただ今回はずっと踏み跡が有ったので、脚がずっぽりと埋もれるようなことはほぼ無くて助かった。また、雪が無かったらこのルートに対する感じ方も違うかもしれない。
主脈ルートも踏み跡が有ったので割とサクサク歩けた。今回は下りだけだったが、登りだとしてもそれ程苦にならないだろうと思った。八丁坂ノ頭分岐から姫次までの様子は分からないが、地形図を見る限り姫次までは同じような道なのだろうと思う。姫次までの主脈コースの部分に問題は無さそうだ。
黍殻山山頂ルートは雪に踏み跡が全く無く、前進が大変だった。何度も脚がずっぽりと埋もれ(ラッセルは無かったが)、突破にかなりの時間がかかってしまった。また、痩せ尾根通過では結構緊張した。なので、蛭ヶ岳ハイクの時は間違いなく巻き道の主脈コースへ逃げようと思う(三角点はまたパスすることになるが・・・)。この黍殻山でのもたつきが予定時刻からの遅れを引き起こし、焼山登山口バス停のバス到着時刻の16:23に間に合わせるため、黍殻山から先は(事故らないであろうギリギリのスピードで)かなり急ぐ羽目になった次第。16:23を逃すと次は最終の17:53になるところだったが、数分前にゴール。この季節のこの時刻に1時間半もバスを待つのはとてもきついので助かった。
何にしても、主目的だった蛭ヶ岳ハイク用の下見については、この界隈の様子が少し分かったので目的達成ということで満足。
次は前述の通り、平丸ルート下見から姫次方面を目指し、時刻的に可能であれば一気に蛭ヶ岳との間をピストンして完遂、無理そうであれば姫次から先は袖平山ピストンにして蛭ヶ岳はまた今度・・・というハイクをしたいと思う。
(蛭ヶ岳山頂で山荘に宿泊するのならどうとでもなるのだが・・・、色々理由が有って日帰りハイクしかしないもので・・・。)
ヒルの時期の前に行けたらいいのだが、駄目なら次の冬シーズンまで待とう(←きっぱり)。
総じて、良い雪山ハイクだった。
_
コース概略/
(自宅(7:20)→○○線・△△駅→□□駅・▽▽線→◇◇線・◎◎駅・JR横浜線→橋本駅・神奈川中央交通バス・橋本駅北口バスターミナル→三ヶ木バスターミナル→)
神奈川中央交通バス・東野バス停(10:49)→旧R413→r76→林道釜立線→八丁坂ルート入口(11:33)→945m峰(12:10)→八丁坂ノ頭分岐(13:13)→青根分岐(13:36)→大平分岐(13:50)→黍殻山山頂(14:12)→平丸分岐(14:45)→鳥屋分岐(15:00)→焼山山頂(15:10)→焼山登山口(16:14)→旧R413→神奈川中央交通バス・焼山登山口バス停(16:20)
(→三ヶ木バスターミナル→橋本駅北口バスターミナル・JR横浜線・橋本駅→◎◎駅・◇◇線→●●駅・▽▽線→□□駅・○○線→△△駅→自宅(18:46))
GPSデータ/
歩行距離/13.2km
歩行時間/3hr46min
停止時間/1hr50min
最高速度/13.2km/hr
移動平均速度/3.5km/hr
全体平均速度/2.4km/hr
標高差/945m
総上昇量/1067m
最高標高/1339m(八丁坂ノ頭分岐界隈)
積算歩行距離/1412km
積算総上昇量/86269m
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