丹沢三峰ハイキング 2019.01.08

年月日／2019年1月8日（火）

山地名・地域／丹沢山地

天候／晴れ

目的／丹沢三峰縦走コースを歩く。

ポイント／①太礼ノ頭（西峰）に12:20までに着いていたら丹沢山まで行ってピストンで下山、12:40までに着いていたら丹沢山まで行って塔ノ岳・大倉尾根経由で下山、12:40を過ぎていれば太礼ノ頭（西峰）で折り返してピストンで下山する予定，②左記①は気力・体力も考慮して最終的に判断する。

内容／
以前から宮ケ瀬～丹沢三峰間界隈が未踏で気になっていたので、2019年の山行初めのこの日は丹沢三峰まで行ってみることにする。
コースは最も歩き易そうな丹沢三峰縦走コースを選択。尚、太礼ノ頭（西峰）に12:40までに着いていたら丹沢山まで足を延ばすことにする。その場合丹沢山からの下山は、太礼ノ頭（西峰）に12:20までに着いていたら丹沢山から縦走コースをピストンで下山し、12:40までに着いていたら丹沢山から塔ノ岳・大倉尾根経由で下山することにする。12:40を過ぎていれば太礼ノ頭（西峰）で折り返し、縦走コースをピストンで下山する予定だ（上記ポイントの項参照）。ただ、時刻基準だけでなく、気力・体力も考慮して丹沢山まで行くか否かを決めることにする。

自宅を6:20に出発。
最寄り駅から電車に乗り込み、乗り換えつつ小田急線・本厚木駅で下車。本厚木駅から神奈中バス・宮ケ瀬行きに乗り込み、終点の一つ手前の三叉路バス停で下車（下の写真の上段）。時刻は到着予定時刻から少し遅れて8:36。

GPSやカメラを準備したらスタート。時刻は8:41。
先ずはバス停の有るr64を宮ケ瀬方面へちょっとだけ歩くと、r70の分岐の有る三叉路に着く（下の写真の下段）。

ここを左折してr70に入り、ヤビツ峠方面へ。

数百m程歩くと・・・。

熊野橋の手前で三叉路登山口に到着（下の写真）。時刻は8:45。

クルマに乗っている人は気が付かないような登山口だ。

さて、突入して山行開始。

先ずは支尾根へ登る。
薄暗いトレイルだ。冬なのに何となくジメッとした感じが有る。

登山口から少し登った所に登山ポストとヒル除けの薬（？）が入った容器が有る（下の写真）。
登山届は本厚木駅前の交番に提出したのでスルー。
そうそう、この辺りはヒル・ゾーンでしたな。今は冬なので大丈夫。てか、冬だからこそ、ここに出撃してきた次第。

階段だ。

鉄パイプで手摺も作られている。

支尾根への取り付き途中なので、そこそこ急。

下の写真のようにヘアピンカーブで何度か折り返しながら九十九折れで登っていく。

登っていくと、徐々にトレイルの勾配が緩くなってくる。

日差しも射し込むようになってきた。
支尾根に取り付きつつあるのだろう。

明るい所に出た。トレイルは乾いている。

右手から支尾根が近づいてきた。もう尾根に乗るな。

左手に宮ケ瀬湖がチラ見。

あの先が尾根だ。

尾根に乗った途端、今度は進行方向右手に少しトラバース。

丹沢三峰縦走コースは尾根筋を忠実に辿るのではなく、なるべくアップダウンを少なくするために頻繁に左右にトラバースするようだ。

下りだ。

今はコルで尾根の上。

次はトラバース・・・。

また尾根の上・・・、という感じだね。

穏やかなトレイルだ。

冬枯れ感が良い。

こういうトレイルは好きな部類だ。

たんたんと・・・。

ひたすら・・・。

進んでいく。

植林帯に入る所で鹿除けのゲートだ。壊れて開放されたまま。

溝状のトレイルの登り。

土留め式の丸太階段だ。

どんどん登っていく。

また壊れたゲート。

道標だ。丹沢山まで9.1km。宮ケ瀬～丹沢山は11kmか・・・。

植林帯と落葉樹が混じったエリアの登り。

登るにつれて雑木の割合が増えてくる。

完全に雑木。

地形図を見ると、いつの間にか別の支尾根と合流して一本の尾根筋のコースになっていた。

コルだ。

そこに道標（下の写真）。

縦走コースはC→Aへと続くのだが、Bのほう（下の写真）にちょっとピークが有り、御殿森ノ頭という名まえがついているとのこと。
では、ちょっと寄り道。

登っていくとすぐにピークに到着。
ここが御殿森ノ頭（下の写真）。時刻は9:19。

小さな石の祠が有る。

木々の間から少しだけ山が見える（下の写真）。

南東の方角。大山三峰～辺室山辺りだろう。

では、先程の分岐に戻ってAへ（下の写真の黄色の矢印）。

尾根の上を少し歩くと・・・。

すぐにまたトラバース。

故にアップダウン少な目で楽だ（今のところは・・・かも知れないwww）。

トラバースでも結構幅広いな・・・と思っていたら・・・。

露岩が迫る狭いトレイルが出現。

露岩を歩いて緩く下る。

狭めのトラバース。

まぁでも、穏やか一辺倒では単調なので、変化が有って良し。

たんたんと・・・。

ひたすら・・・。

進んでいく。

それにしてもトラバースしまくりでアップダウンが少なく、楽だな。

道標だ（下の写真）。丹沢山まで8.3km。

丹沢山まで行けるかどうかは分からん。微妙だな。

まぁ、でも最低限丹沢三峰はクリアする。

トレイルを境に下が植林帯、上が雑木。

たんたんと・・・。

ひたすら・・・。

進んでいく。

尾根の上に復活。

丹沢山まで8.0km。

尾根の上に露岩。

露岩を越えて・・・。

先へ・・・。

まだトラバースせずに尾根歩き。

緩く登る。

また露岩またぎ。

トラバースだ。

東の方角、左手に半原高取山～仏果山～経ヶ岳が見える（下の写真）。

下のほうに宮ケ瀬湖がちょっと見える（下の写真）。大棚沢橋辺りだな。

相模原市東部～町田市辺りの市街地まで見える。

先へ・・・。

松並木を通過。

すると、また植林帯に突入。丹沢山まであと7.6km。

植林帯を登っていく。

もうすぐ出そうだ。

植林帯から出ると分岐（下の写真）。高畑山山頂を通る道Aと巻く道Bとに分かれている。

ここはAへ進んで高畑山山頂を通ることにする。
もし縦走路で下山することになったら、その際には巻き道を使おう。

直登気味に登っていく。それなりの急勾配。

登るにつれて徐々に勾配が緩くなってきた。

木々も少し減った。

冬枯れた下草が多いエリアが見える。

あそこかな。

高畑山山頂に到着（下の写真）。時刻は9:55。
割と広い山頂だ。

標高は766m。

ベンチの有る場所からちょっと離れた所に標柱（下の写真）。

登頂成功のイェ～～イwww

この標柱のすぐ近くに三角点。

三角点ゲットのイェ～～イwww

さて、さっさと先へ行きますか・・・。丹沢山まで7.2km。

山頂を抜けるようにしてトレイルは続いている。

下りになる。

どんどん下っていくと・・・。

巻き道と合流（下の写真）。

Aへ。

また分岐だ（下の写真）。r70に有る青宇治橋と繋がるルートがB。
ここはAへ。

登りだ。

程無くしてトラバース。

ここからは暫く長めのトラバースが続くようだ。

左の844mピークを北に撒くらしい。

やや狭めのトレイルが続く。

普通に注意して歩けば大丈夫。

路肩が崩れた所は木橋が架かっている。あれが外れたらこのルートは尾根へエスケープするしかないな。

尾根に合流するかと思いきや・・・。

まだトラバース。

やはり長いな。500mのトラバースだからな。

路肩が補修されている所は安心。

たんたんと・・・。

ひたすら・・・。

進んでいく。

あそこも路肩崩壊で、鉄橋が架かっている。

土砂崩れ跡を鉄橋で越える。

先へ・・・。

ここは木橋か・・・。

土の路面が切れ、露岩越えだ。

尾根に合流（下の写真）。
割とスリリングなトラバースだったな。

今度はトラバースする側を変え、進行方向左側の斜面をトラバースだ（下の写真）。
丹沢山まで6.2km。

岩場を下るトラバース入口。

ロープが有る（下の写真は下の着地点を向いて撮影）。

降り立つと、結構狭いトラバースだ。
今度は鎖が設置されている。

露岩を下る。

日没後にここを歩くことになったらなかなか厳しいな。

木梯子を下る。

今度は登り。

ここのトラバースは短いようだ。

尾根に合流。

すると・・・、金冷シという場所か・・・（下の写真）。金冷シと言えば塔ノ岳～鍋割山間のあの場所が思い浮かぶが、ここにも有ったのね。
時刻は10:23。丹沢山まで6.1km。

尾根の上に露岩。

ここからの展望（下の写真）。

北の方角が開けている。

宮ケ瀬虹の大橋が見える（下の写真）。

北東寄り（下の写真）。

遠くに街が広がる。

先へ・・・。

露岩の上を越える。

進行方向左へトラバース。

ここも狭め。

また尾根に乗ると・・・。

露岩の痩せ尾根。

露岩を歩き・・・。

木梯子を登り・・・。

鎖が張られ、木の根の這う痩せ尾根を通り・・・。

今度は進行方向右へトラバース。

下り階段だ。

鎖とトラロープが張られているトラバース。

ここも狭めのトラバース。

広めの所も有るか・・・。

進んでいくと・・・。

割とすぐに尾根に復活。

進んでいくと・・・。

急に幅が広い尾根になる。金冷シ区間が終了したというわけね。

穏やかなトレイルだ。

またトラバース。でも幅は余裕が有る。

斜面も緩め。

緊張感が緩みそうだが、油断大敵。

とは言っても、穏やかトレイルですな～。

冬晴れの明るいトレイルで、気分が良い。

南の方角。木々の間から逆光の山（下の写真）。

大山だな。山頂の電波塔が見える。

先へ・・・。

穏やかさから一転、路肩崩壊場所の木橋を渡る。

ちょっと狭めのトラバース区間。

少し広くなった。

これなら普通。

サクサクと進んでいく。

どんどん進んで・・・。

尾根に合流。

丹沢山まで5.4km。半分を越えた。

またトラバース。

ここは穏やかなトラバース。

尾根に合流しかけて・・・。

またトラバース。

すぐに尾根に戻ると・・・。

ここは松小屋ノ頭（の南斜面）を過ぎた辺り（上の写真）。ここまでトラバースが圧倒的に多くてアップダウンが少なかったが、地形図的にはここからはトラバースが一気に減るようだ。

ここからは体力を使いそうだ。

では先へ・・・。

たんたんと・・・。

ひたすら・・・。

進んでいく。

勾配が徐々に急に・・・。

九十九折れと言う程ではないが、蛇行しながら尾根を登っていく。

登りらしい登りになった。

山歩きから山登りになった気分。

丹沢山まで行って下山できるかどうかは、時刻的にも体力的にもこれからの登り次第だな。

今のところは普通に登っていっているが・・・。

たんたんと・・・。

ひたすら・・・。

登っていく。

登りが続きますな。

なかなかフラットな区間がおとずれない。

今のところまだ標高は1000m未満。

本間ノ頭（東峰）の標高が1300m位だからまだ400m位は登らないとな。

結構疲れる。

ちょっと勾配が緩くなったと思いきや。

またすぐに勾配アップ。

年末年始に山行に行かなかったから、ちょっと脚力低下か？

いや、脚というよりも、呼吸器系の負荷が大きい。

でも登るしかない。

この調子だと、丹沢山まで行けたとしても、そのあとが厳しそう。

丹沢山→丹沢三峰で帰るとしても大きなアップダウンが有る筈だし、丹沢山→塔ノ岳で帰るにしてもアップダウンが有るから、そこを乗り切れる体力と気力が残っているかどうかだ。

土留め式階段が続く。

たんたんと・・・。

ひたすら・・・。

登っていく・・・。

勾配が緩くなった。

地形図を見るとちょっとフラットに近い緩い登りの区間が有る。今そこにいるのだ。

ここで息を整えますか・・・。

標高は1000mを越えている。

暫くすると・・・また登り勾配が出てきた。

登り再開。

本間ノ頭（東峰）はまだもう少し先だ。

ここが頑張り所。

余計なことを考えずに登ろう。

気が付いたら登り切っていた・・・みたいな感じになるように・・・。

一瞬のフラット区間。

サルノコシカケだ。

先へ・・・。また登りだ。

たんたんと・・・。

ひたすら・・・。

頑張って・・・。

登っていく・・・。

ちょっとトラバースして勾配が緩くなった。

すぐに鞍部。

ということで、また登り。

距離的にはあと500mくらい。

同じペースならあと15分くらいで着くだろう。

少し勾配が緩くなった。

更にだいぶ緩くなった。

ほぼフラット。

で、またすぐに登り。

お・・・、また緩くなってきたぞ。

ここは小ピークか・・・。

下るのか～。折角登ったのに・・・。

ちょっとだけ下り。地形図を見ると確かに小ピークが途中に有る。

鞍部に下りたらすぐにまた登り。

ここから先は本間ノ頭（東峰）まで登り一辺倒。

ずっと先まで登りが見える。

幅広い尾根を直登気味に登っていく。

まだ・・・。

まだまだ・・・。

まだまだまだ登る。

ただ、この辺りは路面が全体的に良いので歩き易い。

と言っていると、溝状に・・・。

やっぱりこうなるとちょっと歩きにくくなる。

まぁ、溝の底に枯葉や落ち枝、石が大して溜まっていないのでマシだがね。

まだ先が見えないな～。

ず～～っと続いている感じ。

長いです。

木梯子だ。

木梯子を登って・・・、また同じ景色が先に続いている。

でもいつかは終わる筈。

土留め式階段というよりも階段式土留めって感じ。

歩幅が合わないとかえって無いほうが楽だが、別にハイカーの為に有るとは限らない。歩くことで斜面が削れないようにしているという意味も有るのだろう。

珍しく倒木。でも切られているので簡単に跨いでいける。

たんたんと・・・。

ひたすら・・・。

登っていく。

少し勾配が緩くなってきた。

先のほうが・・・、登りが終わりそう。

ということは・・・。

本間ノ頭（東峰）に到着（下の写真）。時刻は11:36。

丹沢三峰の一発目。やっと着いた～。

標高は1344.9m。

登頂成功のイェ～～イwww

山頂の真ん中に三角点。

三角点ゲットのイェ～～イwww

丹沢山まで3.4km。宮ケ瀬～丹沢山間の2/3をクリアしたところだ。
では、先へ・・・。

ここからはアップダウンが繰り返される筈。しかも結構な高低差の筈だ。
ということで、下り。

急な下りだ。

一気に標高50m位下る見込み。

まだ続く。

木階段だ。

長い木階段。

帰りにまたここを通る可能性が有るということで、その際はここを登るわけね。
そういう意味で、ここを登るときは大変かどうかを見極めながら下っていく。それが下山ルートの決定基準にもなるからだ。

ちょっとフラット。

露岩を越え・・・。

少し下る。

鞍部に到着。

次の目的地のピークは無名ノ頭だ。丹沢三峰に入っていない可哀想なピークだ。

短い木階段。

登りだ。

それ程急でも長くもないようだ。

あそこだな。

無名ノ頭に到着（下の写真）。時刻は11:51。

標高は1178.7m。

山頂ながらトレイルの途中って感じ。
木々に囲まれていてほぼ展望無し。

では先へ・・・。下り～～。

木階段だ。

木にブロックされている（下の写真）。でも回り込み＆跨いで突破。

結構長いな。

少し勾配が緩くなって木階段終了。下りは続く。

次の目的ピーク、円山木ノ頭（中峰）との間は結構下るな。

標高100ｍ近く高低差が出そう。

気を付けて下っていく。

まだ下るね。

ここを登り返すのもなかなか疲れそう。

下のほうに鞍部が見えてきた。

鞍部に到着。

ここの鞍部はちょっと長め。

木々の間を抜けていく。

何となく向こうに見えるのが、円山木ノ頭（中峰）だな。

登り開始。

ここはそれ程急ではないので木階段は無し。

緩い蛇行＆直登。

たんたんと・・・。

ひたすら・・・。

登っていく。

倒木よりも厳しい・・・。

突破して先へ。

あの上だな。

もうひと頑張り。

着いた～～。
円山木ノ頭（中峰）に到着（下の写真）。時刻は12:08。

標高は1360m。この日の最高標高地点だ。
丹沢山まで2.5kmか・・・。

登頂成功のイェ～～イwww

山頂はトレイルの途中って感じといった様相。
展望も無し。

では先へ・・・。

次の目的ピークは太礼ノ頭（西峰）。丹沢三峰のラストのピークだ。

まだ緩い下り。

下りらしい下りになった。

ちょっと急な下り。

少し周りの山が見えてきた。

どんどん下る。

土留め式階段の下り。

ウネウネと下っていく。

次は木階段か・・・。

ここの木階段も長い連続仕様。

ここの登り返しも疲れそうだな。

まだ下のほうが見えない。

木階段終了。

次は土留め式階段の下り。

木梯子も途中で挟みつつ・・・。

まだ下る。

ようやく下が見えてきた。

また木階段。

ここも標高差100mの下りだった。

ようやく下り終える。

右斜め前方の西の方角に蛭ヶ岳が見える。

先月はあそこに登ったな～～・

フラット区間（実は鞍部ではない）を歩行中。目の前に太礼ノ頭（西峰）が見えてきた。

また下り。

円山木ノ頭（中峰）～太礼ノ頭（西峰）もなかなかの高低差だな。

緩い下り。

木道だ。

緩い下りが続く。

ようやく鞍部が見えてきた。

ここが鞍部。

ということで、登り。

たんたんと・・・。

ひたすら・・・。

登っていく。

標高100m程下ったのだから、少し長い登りになりそう。

緩～～く蛇行しながら登っていく。

さっきは太礼ノ頭（西峰）が見えたのだが、木々で今はよく見えない。

たんたんと・・・。

ひたすら・・・。

登っていく。

もうそろそろかな。

着きそうで着かない。

でももう一息。

少し勾配が緩くなってきて・・・。

あそこだな。

トレイルの途中って感じだが・・・。

太礼ノ頭（西峰）に到着（下の写真）。時刻は12:29。
標高は1352m。

登頂成功のイェ～～イwww

特に展望無し。
トレイルの途中のような所だ。

さて、ここから先だが・・・。
（冒頭でも書いたように）太礼ノ頭に12:20までに着いていたら丹沢山まで行ってピストン、12:40までに着いていたら丹沢山まで行って塔ノ岳・大倉尾根経由で下山しようと思っていたが、丹沢山到達と丹沢三峰縦走路ピストンは目安の上記時刻からタイムアウトしており、下山途中で日没の恐れが有るので断念（ライトは持っているけど）。丹沢山→塔ノ岳→大倉の場合は一応上記の想定タイム内だが、太礼ノ頭までで結構疲れていて、以降も同じペースで歩き続けられるかどうか怪しく、これまた大倉尾根の途中で日没の可能性が有り、かつ何よりも気力が失せていたので・・・“断念”する！　本間ノ頭への長い登りや、三峰間のアップダウンがなかなかきつかったのだ。
ということで、もう丹沢山まで行かないと決めたので、ちょっと休憩＆補給食タイムを取り、12:37に折り返しの下山開始。

帰ると決めたんだから帰る。

と自分に言い聞かせながらも・・・。

言い換えれば、そう自分に言い聞かせるということは、ちょっと後悔しているということ。

まぁ、この登りを味わえば、引き返して正解だったかもと思うか・・・。

登り切っちゃうと、また後悔の念が湧いてくるけどwww

モヤモヤした複雑な感情のまま進んでいく。

円山木ノ頭（中峰）まで戻って来た（下の写真）。時刻は12:55。

次の無名ノ頭と本間ノ頭（東峰）が木々の間から見える。

あそこを越えないと帰れない。

そのあとも長いが・・・。

野鳥だ。

「ん？何か・・・？」

袖平山方面が見える（下の写真）。

一番奥は恐らく大室山（下の写真）。

蛭ヶ岳も見える（下の写真）。

蛭ヶ岳山荘が見えるのが凄いね。

先へ・・・。

木階段の登り。

でも、逆方向とはいえ、一度歩いていると次は楽に感じるな。

ペースも少し速い感。

無名ノ頭を越えて先へ・・・。時刻は13:15。

本間ノ頭（東峰）が見える（下の写真）。あそこを越えれば、あとは殆ど下りだ。

急下り。

木梯子のような木階段。

どんどん下って、鞍部。

ラストの登り。

木階段を登って・・・。

進んでいくと・・・。

本間ノ頭（東峰）まで戻って来た（下の写真）。時刻は13:25。

そのまま抜けて先へ・・・。

あとはほぼ下りのみ。

どんどん・・・。

ひたすら・・・。

サクサクと・・・。

突き進んでいく。

写真には写っていないが、途中で後ろから速いペースで下ってくる中高年ハイカーさんに追いつかれてご挨拶。丹沢山から来られたのは間違いない。それよりも前はどこのルートを歩いてきたんだろうか。

円山木ノ頭（西峰）で折り返した僕としては、ちょっと敗北感www

いやいや、山行は競争ではない。

丹沢山はまたいつか行けばよい。

どんどん・・・。

ひたすら・・・。

下っていく・・・。

だいぶ下ってきたな。

フラットな区間。

この辺りからはトラバース中心になる。

逆方向だが、見覚えのあるトレイルが続く。

ここも通ったな（そりゃそうだ）。

どんどん進む。

金冷シも通過し、先へ・・・。時刻は14:31。

岩場の木梯子。

鎖場。

どんどん戻っていく。

日没したら、ライトが有ってもここを通るのは怖いな。

サクサクと進む。

ペースは上げたが、先程のハイカーさんとの差は縮まらない。

写真には撮っていないが、たまにチラチラと先のほうに見えるのだが。

競争するつもりはなく、ただ写真に写り込んでもらって、人間の大きさを物差し基準にしてトレイルの様相を伝わり易くしたいのだが・・・。

カメラを構えると、視界から消えちゃうwww
そのうち全然見えなくなった。

青宇治橋との分岐まで戻ってきた（下の写真）。宮ケ瀬まであと4.1km。
Cへ。

すぐに高畑山山頂と巻き道との分岐（下の写真）。
往路は山頂を経由したので（下の写真の紫色の矢印）、帰りは巻き道を確認してみよう。Bへ（下の写真の黄色の矢印）。

ちょっと崩壊気味の箇所が有るとの情報だがね・・・。

今のところはまぁ、まぁ。

普通に歩ける。

倒木くらいは大丈夫。

おっと・・・、下の写真では分かりにくいが、路肩がほぼ崩れ、加えて露岩が迫る。

一応、木橋が有る。助かるわ。

狭いが、歩ける状態に戻った。

断続的に路肩が危うい場所が現れる。

ここは結構危ういかも（下の写真）。

トレイルが斜面と同化している。

トレイル復活。

また徐々に路肩が怪しくなってきた。

進んでいくと・・・。

木橋に救われ・・・。

ここからが巻き道の中で一番危うい箇所。

トレイルが斜面に吸収されている。

慎重に突破し、往路と同じ道に合流して安堵。

どんどん・・・。

ひたすら・・・。

突き進んでいく。

往路でも見た、半原高取山～仏果山～経ヶ岳界隈の良き眺め（下の写真）。

あの橋も見た。

先へ・・・。

狭いトラバースも突き進む。

時刻は15:03。帰りのバスの時刻が気になり始めた。

三叉路バス停発着の次のバスは15:51。

宮ケ瀬まであと3.0km。ちょっと難しいかな。

急げば間に合うかも・・・微妙だ。

でも慌てて事故を起こすのは最悪なので、安全を優先しつつ急ぎ気味で進む。

どんどん・・・。

ひたすら・・・。

下っていく。

時刻は15:31。あと1.7kmくらいを20分・・・。普通の舗装路だったら十分だが、山ではかなり難しい。

一応、急ぎ気味で歩く。

サクサクと・・・。

ひたすら・・・。

下っていく。

時刻は15:48。

見えてきた！

三叉路登山口まで戻って来た（下の写真）。時刻は15:49。

間に合いそうな・・・。

r64との合流地点の三叉路が見えてきた。
が・・・。

三叉路バス停をバスが15:52に通過する瞬間を、道路の反対側から信号待ちで立っている最中に目の前で見送るという事態に・・・。もうちょっと全力で舗装路を走れば間に合ったのだが・・・。残念。
次のバスは1時間後。三叉路バス停には座れる待合所もトイレも何も無い。着替えをしたいので、トイレが有る宮ケ瀬バス停まで歩くことにしよう。上の写真の下段のように左折して宮ケ瀬バス停方面へ。

三叉路からすぐの所に三叉路バス停の本厚木方面の乗り場（下の写真）。ここから10分ちょっとで宮ケ瀬バス停に着くだろう。

テクテクと歩いて・・・。

春の木丸トンネルを抜けると・・・。

宮ケ瀬湖畔園地に到着し・・・。

宮ケ瀬バス停にゴール。時刻は16:04。

次のバスまで50分近く時間が有るので、トイレで上半身のウェアをゆっくりと総取り替え。
暫し待つとバスが到着して乗り込み、本厚木駅バス停まで・・・。
本厚木駅から小田急線に乗り、乗り換えつつ横浜市内へ。
18:35に無事に帰宅。

さて、今回の山行の感想は・・・。
尾根沿いの道だったが、金冷シ辺りまでは全体的にアップダウン少な目のトラバースが多く、かと言って単調ではなく、穏やかなトラバースも有れば、ちょっとスリリングな箇所も有り、変化を楽しめた。僕の好きな良い感じの冬枯れ感の漂う箇所も多かったので良かった。
金冷シ以西はそれまでのフラットにも近い緩い登りから一変し、本間ノ頭への長い登りや、三峰間のアップダウンがなかなかきつかった。年末年始期間のちょっとのブランクが響いたか・・・？
そういうわけで本文にも有る様に、丹沢山まで行く気力が失せて断念したが、またいつかの機会にリベンジしようと思う。今回一度歩いたことで様子が分かったので、スピード1割増し＆気力3割増し位のチャレンジ気分でのぞもうと思う。この日の心残りがモチベーションを上げてくれることであろう。
総じて、気分の良さと楽しさと辛さと少しの心残りが入り混じったハイクになりました。
この少しの心残りが、これからも山行を続けていくという意欲とモチベーションを高めてくれたので、その意味で、今年の山行初め・・・新たなスタートとしてふさわしいハイクになったと思う。
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コース概略／
（自宅(6:20)→○○線・△△駅→□□駅・小田急小田原線→本厚木駅・神奈川中央交通バス・本厚木駅バス停→）
神奈中バス・三叉路バス停(8:41)→r64→r70→三叉路登山口(8:45)→御殿森(9:19)→高畑山山頂(9:55)→金冷シ(10:23)→本間ノ頭（東峰）(11:36)→無名ノ頭(11:51)→円山木ノ頭（中峰）(12:08)→太礼ノ頭（西峰）(12:29)（折り返し）→円山木ノ頭（中峰）(12:55)→無名ノ頭(13:15)→本間ノ頭（東峰）(13:25)→金冷シ(14:31)→高畑山巻き道→三叉路登山口(15:49)→r70→r64→三叉路バス停(15:53)→神奈中バス・宮ケ瀬バス停(16:04)
（→本厚木駅バス停・小田急小田原線・本厚木駅→□□駅・○○線→△△駅→自宅(18:35)）

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GPSデータ／
歩行距離／18.2km
歩行時間／5hr34min
停止時間／1hr52min
最高速度／11.0km/hr
移動平均速度／3.3km/hr
全体平均速度／2.5km/hr
標高差／1056m
総上昇量／1693m
最高標高／1360m（円山木ノ頭（中峰）山頂）
積算歩行距離／1561km
積算総上昇量／97559m

ガーミングラフ／
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ルート鳥瞰図／
（↓クリックすると別ウィンドウで拡大表示出来ます。）