三ツ峠山ハイキング 2019.11.15
年月日/2019年11月15日(金)
山地名・地域/御坂山地
天候/晴れ
目的/御坂山地を代表する山、三ツ峠山に登る。
ポイント/トラブルが無ければ府戸尾根を歩いて河口湖方面へ下山する。エスケープルートは霜山から下吉田駅への下山ルートを想定。
内容/
前回ハイクの石割山で富士山を見られなかったので(過去記事「石割山~大平山ハイキング 2019.11.08」参照)、今回は御坂山地を代表する山、三ツ峠山に登って富士山を拝んでやろうということで・・・。
予定コースは、表登山道を使って三ツ峠山へ登り、霜山経由の府戸尾根で河口湖方面へ下るという感じだ。
自宅を6:32に出発。
最寄り駅から電車に乗り込み、何度も乗り継いで富士急行線・三つ峠駅で下車(下の写真)。時刻は9:43。
GPSやカメラ等を準備してスタート。時刻は9:48。
先ずは駅前から道路へ・・・。
メジャーな山なので道標がしっかりと有る。
道標通りに進む。
ここ(下の写真)では左のAへ。
幅員狭めの道を通るが、道標が有るので分かり易い。
ここ(下の写真)でも左のAへ。
正面に山が見えてきた。
富士急行線の下をくぐる。
三つ峠駅の駅舎の出入り口は三ツ峠山とは線路を挟んで反対側にしかないので、こうして線路をくぐって裏側へ回るのだ。
下の写真の手前のピークは今回のコースに入っていない。
表登山道はその裏側から登るルートで、三ツ峠山は下の写真の中央左寄りの奥のギザギザしたピークだ。
三ツ峠山の山頂にちょっと怪しい雲がかかっている。雲が無ければ山頂の展望は良好だそうだが、果たして今日はどうなのか・・・。
山に向かって道なりに真っすぐ進んでいく。
分岐だ(下の写真)。ここは案内板に従って右へ。
どんどん進んでいく。
やや登り勾配だが、舗装路なので急ではない。
道標に従ってここも真っすぐ(下の写真)。
徐々に登り勾配がしっかりと感じられるようになってきた。
鮮やかな紅葉だ。
道は細くなり、普通の一般道とは違う様相になる。
この辺りは三ツ峠グリーンセンターの敷地内だ。時刻は10:03。
紅葉が点在。
右手に山祇神社(下の写真)。今日はスルー。
舗装路の登り坂が続く。
道沿いの濃い紅葉が目立つ。
どんどん登っていく。
大きな公園内の道の様相。
ここまで一般の車は入ってこないようだ。もっと下のほうに駐車場らしき場所が有ったが、マイカー・ハイカーさん達はそこに駐車するのかな?
紅葉を流しながらどんどん進む。
道標に従い、緩くウネウネと蛇行しながら登っていく。
徐々に・・・。
林道っぽくなってきた。
たんたんと登っていく。
左手に川。
まだ舗装路で奥に入っていく。
遊歩道だ(下の写真)。アスファルト舗装路から離れて遊歩道に入ってみる。
こちらのほうが、紅葉が多そうだからね。
川に覆いかぶさる紅葉。
赤と橙と緑が混じって良い感じ。
残っている緑が紅葉を引き立てている。
滑滝のような川(下の写真)。
散歩気分だ。
まだ山に入っていないけどwww
川も見下ろす。
これが下山時だったら、もっとゆっくりと眺めながら歩きたいところだ。
アスファルト舗装路と再び合流(下の写真)。
左のAへ。
この辺りから人と出会うようになる。
下の写真の人はハイカーではなくて、ジョガーってところか?
それともトレランか?
開けた。
道路脇に三ツ峠山の説明文(下の写真)。なるほど・・・。
(クリックすると別ウィンドウで拡大表示されます。)
先へ・・・。
ハイカーさんとも出会うようになる。
メジャーな山だから、平日でも人が多いかな?
どんどん進んでいくと・・・。
深紅の紅葉。
ゆるく蛇行しながら登っていく。
下の写真の前方を行くハイカーさん、これから暫く私の前を進みます。
人が写っていたほうが、サイズの比較対象になって様相が伝わり易いので好都合。
僕に近いペースなので、このあとも暫く追尾し、写真に写り込んでもらおう。無理に抜かす必要は無い。
舗装路から離れよとの案内板(下の写真)。
左手のAのほうを向くと橋(下の写真)。
橋を渡って奥へ進む。
橋を渡るとすぐに林の中へ。
ここからホントの山行開始。
紅葉と黄葉が綺麗だ。
林に入ってすぐの所に「達磨石」(下の写真)。時刻は10:35。
傍に説明文(下の写真・・・クリックすると別ウィンドウで拡大表示できます)。なるほど・・・。
先へ・・・。
登りが続く。
「達磨石」までの舗装路は谷筋を歩いてきたのだが、ここからは谷筋を脱出し支尾根の登りに向かうのだ。
まだ勾配は緩い。
登っていくと・・・。
一旦舗装路と合流(下の写真)。下から続いていた舗装路の続きで、一般車両は進入禁止の作業用道路だ。
Aへ左折してちょっと登ると、すぐに右手にダートが分岐(下の写真)。
急斜面に作られた九十九折れの登り区間に突入。
前方のハイカーさんは良いペースで登っていく。僕と同等ペース。
このように折り返しながら登っていく。
左へ・・・。
右へと・・・。
トレイルの勾配はしっかりと有る。
土留めを兼ねた丸太階段が続く。
丸太が飛び出ていないので歩き易い。
そんな土留め式階段も途切れ途切れになってくる。
トレイルの勾配がちょっとだけ緩くなったからだ。
左手に石垣。何かの建物の跡か?
再び階段。
そして新たなハイカーさんに出くわすが、挨拶して追い抜かす。
登山口から追跡しているあのハイカーさんが見えない。
いたいたwww
相変わらずの良いペース。
僕が撮影を全くせずにたんたんと登るときと同じ位のペースだ。
こちらは止まって撮影をしながらだから、ちょっとすると差が広がる。
黄葉ですな。
おっと、また差が広がっちゃう。
急斜面を斜めに登っていく。
それにしても人が写っていると、状況が分かり易いな~。
助かるわ~。
黄葉がチラホラ。
たんたんと・・・。
ひたすら・・・。
登っていく。
ん?何やら平ら場所が・・・。
展望場所のような場所に出る。
先導ハイカーさんはここで休憩のご様子。
ここは「股覗き」と呼ばれる場所。時刻は10:54。
ここから富士山が見えるって話だが、全く見えない。
尚、足元に有る台の上に乗って股から覗くと逆さ富士になるらしい(天橋立の股覗きと同様)。
ここまでずっと僕の先を歩いていたハイカーさんはまだ暫く休憩の御様子。
僕は先に行く。
勾配は変わらず、やや急。
それでも無理やりの直登が無いから、今のところは楽。
九十九折れと言うほどではないが、蛇行しながら登っていく。
人が写っていないと、やっぱりちょっと様相が伝わりにくいな~。
黄葉の色は伝わるが・・・。
トラバース気味に登っていたが・・・。
支尾根に上がって・・・。
ちょっと緩やかに・・・。
支尾根を進んでいくと・・・。
ちょっとフラットな場所に出る。
少し進むと・・・、ここは「馬返し」と呼ばれている場所だ(下の写真)。時刻は11:07。
そこに大きな立札の説明書き。
三ツ峠山の説明が書かれている。
下の写真をクリックすると別ウィンドウで拡大表示されます。
ここも富士山が見える場所らしいが・・・。
先程の股覗きに次いで連敗。ここも雲隠れで見えない。
さて、ここから「馬返し」の名の通り、更に急斜面になる。
何度もクネクネと折れて蛇行しながら登っていく。
露岩の間をぬうようにして急斜面を登っていく。
直登ではなく、ここでも蛇行。
それでも結構急。
馬返しの下よりも明らかに急だ。
写真には写していないが、もう下山してくるハイカーさんもいる。
ひたすら・・・。
たんたんと・・・。
急斜面を・・・。
登っていく。
あまりに急な箇所はトラバースになっている。
左へ・・・。
右へ・・・。
蛇行しながら登っていく。
途中で富士山の方角が開ける。
完全なる雲隠れ。
「愛染明王塔」と呼ばれている石碑が有る(下の写真)。
三ツ峠山中興の祖・空胎上人の後継者、二世豊恭和尚によって建てられたものだそうだ。
まだまだ急な支尾根登りが続く。
巨岩の間を・・・。
左へ・・・。
右へ・・・。
クネクネと・・・。
ひたすら・・・。
登っていく。
登山道の傍、上のほうに何やら特徴的な状態の巨石が有る(下の写真)。
つっかえ棒のような棒が挟んであり(別にこの巨石を支えているわけでは無いが)、巨石の下に石仏らしき小さな石が有る。
棒は祠のような意味か?
巨石の脇を登山道は通る。
巨石は「不二石」と呼ばれているのだな(下の写真)。
だいぶ土が覆いかぶさって、その大きさの全容を知ることは出来ないが・・・。
先へ・・・。
まだまだ続く。
登り応えの有る登山道だ。
ちょっと平らな所に出る。時刻は11:33。
ここの開祖の空胎上人の墓が有る(下の写真)。
その傍らに大きめの地蔵。
ここから富士山が見えそうだが・・・。
まだ上のほうは雲に隠されている。
ちょっとだけ雪の山肌が見えてきたが・・・。
振り返ると「八十八躯供養塔」(下の写真)。
そこにたくさんの石仏が並んでいる。
大師像らしい。
皆、赤色の前掛けをしている。
現存している数は81体だそうだ。
では、先へ・・・。
「八十八躯供養塔」まで支尾根の登りは終了。
ここから先は急峻な断崖らしく、回り込んでトラバース気味に西進して徐々に登るわけだ。
ということで、フラットな区間が増える。
左側に杭とロープが張られているような、滑り落ちたら相当にまずい区間も有る。
トラバースしながら・・・。
下りも有る。
集団とすれ違う時は厄介そうだが、幸い、向こうからハイカーさんが来る気配は今のところ無し。
下りが続く。
フラットになった。
左側の様子(下の写真)。落ちたら這い上がるのは無理だね。救助レベル。
先へ・・・。
前方に新たなハイカーさん。
追いついたということは僕のほうがペースは速いわけだが、向こうはそれ程遅くはないので、また新たなターゲットになってもらいましょう。
ということで、後ろから追跡。
人が写ると様子が分かり易いわ~~。
写真に説得力が出てくる。
岩がトレイルにこぼれ出ている所も有るので注意。
トレイルが崩れかけている所は木橋が設置されている。
緩い登りのトラバース。
前方のハイカーさん、何故か少しペースを上げたような。
気付かれたかwww
でも、むしろそのペースぐらいが有り難い。
いいね~、その木橋を渡る様子が~。
僕も渡る。
進んでいくと・・・。
愛宕尊と書かれた標柱と、その上に朽ちた屋根??(実は屋根ではない・・・後で分かる)
「坂東三十三カ所観音塔」とな(下の写真)。
三体の石仏が並んでいる。
その脇を登っていくと、石仏の上に有った朽ちた屋根のような物は、以前展望台だったのようだ(下の写真)。
今乗ったら床が更に抜け落ちそう。
先へ・・・。
上を見上げると断崖がそびえている(下の写真)。
屏風岩のエリアに突入したようだ。
一時的に断崖から離れるようにトレイルが続く。
ん?何か?
「一字一石供養塔」(下の写真)。
先へ・・・。
フラットな道になっている。
どんどん進む。
前方のハイカーさんを見失った。
見上げると断崖が聳えている(下の写真)。ここから「屏風岩」の区間だ。時刻は11:58。
屏風岩の下を進んでいく。
と言うよりも、屏風岩の途中のちょっと平らで歩ける場所を進んでいくといった感じ。
支尾根と支尾根の間の左手に展望が出始めた。
道志山塊の西南端の山並み、杓子山界隈だ。
トラバースは続く。
上を見上げると、聳える屏風岩。
登山道のちょっと上辺りに何か書かれた石碑(下の写真)。ちょっと読めないな。○○塔・・・。
にしても、この高さを写真で伝えられない。
先程から人の声で賑やかだったのだが、ここか・・・。
ロッククライミングの練習中のようだ。
僕よりも断然年上のおばさんも参加している~~。
クライマー集団から逃げるように先へwww
屏風岩区間はもう少し続く。
聳える垂直な岩肌の下のフラットなトレイルを進んでいく。
岩の窪みには所々に小さな石碑が置かれている。
富士山の方角(下の写真)。
山頂近くの山肌がちょっとだけ見えている。
先へ・・・。
たんたんと・・・。
進んでいくと・・・。
木階段と木橋の連続(下の写真は振り返って撮影)。
木階段と木橋が無かったら、なかなか危険な場所だ。
ありがたや、ありがたや。
左に落ちたら大事故レベル。
背後を振り返ると屏風岩(下の写真)。
さっきあそこの下をトラバースしていたわけ。
こちらの目線が高くなったことも分かるであろう。
道志の西端の山もよく見えるようになってきた。
鉄パイプの柵のフラットトレイルをちょっと進むと・・・。
鉄パイプで足場が組まれた橋と階段。工事現場風。
どんどん目線が高くなる。
道志山塊と御坂山地の間の谷間も見えてきた。
集落や町が見える。
更に上へ・・・。
どんどん・・・。
登っていくと・・・。
登りが終了しそう。
建屋の裏に出る。この辺りには登山客用の山小屋や休み処が何軒か建っているようだ。
ここは三ツ峠山荘だ。
見晴らしが良さそうなちょっと広い場所が先に見える。
ここはまだ山頂ではない。
下の写真は振り返って三ツ峠山荘のほうを撮影。ここが広い場所だと分かるだろう。
西の方角(下の写真)。
御坂山~御坂黒岳~破風山の尾根がすぐ目の前に見える。一番高いピークが御坂黒岳だ。
その向こうに釈迦岳の尾根筋。更に奥に南アルプスが見える。
流石に南アルプスはもう白い。
反対の東の方角(下の写真)。ここに来る途中で見えていた道志山塊がここでは一望。
杓子山や御正体山がよく見える。
さて、三ツ峠山山頂は・・・、あそこだ(下の写真)。
途中に反射板や電波塔が立っているのが見える。
屏風岩の上に位置している。
では、山頂へ。
もう一つの山小屋、四季楽園(下の写真)へ向かう。
四季楽園の前を通って先へ・・・。
前方の三人組ハイカーさんの後ろを何となくついていっている。
階段と下り坂をちょっと進むと・・・。
分岐だ(下の写真)。道標の通り、右のAへ。
ちなみに三ツ峠山の次は御巣鷹山、その次は木無山へ行く予定。この三つの山は離れているわけではなく、半径500m以内のすぐ近くに固まっている。
先ずは三ツ峠山山頂へ行かないと・・・。
階段だ。
これは作っている最中なのか、それともこれで完成なのか?
分からん。
結構上まで続いている。
反射板。NHKのもののようだ。
電波塔の横を登っていく。
このままこの階段で頂上まで行くようだ。
下山してくる人もチラホラ。何となく山頂は人が多そうな予感。
三ツ峠山山頂に到着(下の写真)。時刻は12:21。
やや狭めの山頂に人がたくさん。
三ツ峠山をここと御巣鷹山と木無山と合わせて三ツ峠山と呼ぶことも有る。その場合、ここは開運山と呼ばれている。
標高は1785m。三つの山の中で一番高い。
登頂成功のイェ~~イwww
たくさん人がいる前でちょっと恥ずかしいが、周りの人は特に見ているわけでもなく、無反応。
すぐ傍に三角点も有る。
埋まっていますな。
三角点ゲットのイェ~~イwww
そして恥ずかしい~www
さて、ここからの富士山の眺めは素晴らしい筈だが・・・(下の写真)。
今日はずっとあんな感じかよ~。雲隠れ・・・。
前回のハイクに引き続き2連敗ですな。
御坂山地の主稜の眺めのほうは素晴らしい(下の写真)。
先程も見えた、御坂山~御坂黒岳~破風山の御坂山地主稜。
いつかあの稜線を歩きたい。
そして遠くに南アルプス。
甲府盆地の平野部もちょっと見えるな。
東の方角はどうかな?
道志山塊のほうはちょっと木々に隠れていまいちですな(下の写真)。
さて、次の御巣鷹山へ向かうか・・・。
ここから御巣鷹山に直接向かう登山道を使わず、今回は下の写真にも見えている先程の四季楽園近くまで下りよう。先程出合った分岐から御巣鷹山へ向かうことにする。
ということで、登ってきた木階段を下っていく。
途中で見える富士山。
もうちょっとで山頂が見えそう。
で、先程の分岐に戻って来た(下の写真)。
先程は、C→Dへと進んで、今度はD→Aと進む。
折り返すようにAへ。
ダブトラのダートのジープロードのような道を進む。
正面に電波塔が見える(下の写真)。あそこが御巣鷹山山頂だ。
先へ・・・。
緩く登っていく。
ジープが通る。
分岐だ(下の写真)。右のBからは三ツ峠山(開運山)山頂から直接ここへ下ってくる道が合流してくる。
ここで左のAへ。
フラットなダブトラ林道。
登りが見えてきた。
御巣鷹山の電波塔がだいぶ近くに・・・。
あそこまで登るのだ。
そして電波塔に到着。
先程のジープが停まっている。三人程の作業者がいらして、向こうから挨拶された。どうやら電波塔の関係者らしい。
山頂はこの裏か・・・。
フェンス沿いに裏へ回り込もうとしても何も咎められないので、行っても良いと判断。
電波塔の裏に回ると、ここが御巣鷹山の山頂(下の写真)。時刻は12:40。
特に山頂であることを示す物は見当たらない。
展望も無し。
では、そそくさと下山。また山小屋近くの分岐まで戻るのだ。
先程はここに載せずにスルーしたが、北口へ下る道の分岐が途中に有る(下の写真)。
勿論、スルー。
正面に三ツ峠山(開運山)の山頂が見えている。
どんどん来た道を引き返し・・・。
また四季楽園下の分岐まで戻って来た(下の写真)。
更に戻る。
四季楽園の前を通り過ぎ・・・。
展望広場を過ぎ・・・。
三ツ峠山荘まで戻って来た。
三ツ峠山山荘の犬に吠えられつつ・・・。
山荘の展望台から景色をちょっと眺める。東の方角が良く見える。
道志山塊はくっきりと見えますな。
富士山はまだ相変わらず。今日はずっとあのままか・・・。
では、木無山のほうへ・・・。
分岐だ(下の写真)。
Bの137号線とは西に有るR137のこと。
勿論、Aへ直進。
敷石が並べられている。
それも無くなり・・・。
熊笹の間のトレイルを進む。
トレイルの幅は熊笹の中を通るにしては、この辺りは広め。
真っすぐなトレイル。両サイドには杭とロープ,ネットフェンスが設置されている。
穏やかなトレイルだ。
立札が見えてきた。
ここが木無山(下の写真)。時刻は12:59。
分岐になっている。
河口湖方面の天上山へは直進のAだ。
でも、この分岐よりも周囲にはちょっと高い所が有る。
登山道からは杭とロープで入れないし、そもそも入りたくない笹薮いっぱいの状態だが、ここのどこかが木無山のピークだろう。
下の写真辺りかな?
まぁ、いいや。
では、下山。河口湖方面へ向かう。
ここからは霜山,天上山経由の府戸尾根という尾根を歩き続けることになる。
勿論、下り主体だが、尾根なのでちょっとした登り区間も有るであろう。
表登山道のような急勾配は無く、比較的穏やかな下りを長い距離歩くことになると思われる。表登山道の倍近い距離のようだ。
まぁ、下山なのでダラダラ系で歩ける方が良いでしょう。
登りは厳しく、下りは緩く・・・が better。
緩い下りが続く。
倒木もたまに有り。
尾根自体は幅が広い。地形図を見てもこの先ずっと痩せ尾根らしき場所は無いようだ。
ダラリンと歩けて良いじゃない。
所々で木々の間から展望。
東側・・・、道志山塊側ですな。
先へ・・・
たんたんと・・・。
ひたすら・・・。
無心で・・・。
下り続ける。
たとえ単調でも・・・。
それはそれで良し。
歩き重視派の下山としては・・・。
こういう感じのほうが好きなのだ。
ペースも速め。
フラット・・・。
ちょっと登りだ。
尾根歩きなので、多少の登り区間は有るということ。
倒木をくぐる。
フラットで真っすぐなトレイル。
ひたすら進む。
湧きから跨ぐ。
ちょっとまた緩い登り。
どんどん・・・。
進んでいく。
ここはこの緩い登りのピークの頂点。
下り再開。
緩く下る。
そう言えば木無山辺りからは、今のところ誰にも会わないな~。
まぁ、そのほうが良いが・・・。
今からここをダラダラと登って三ツ峠山まで行くのはちょっとかったるそうだしな・・・。
登りは表登山道一択だな。
府戸尾根は下り専科だ。
そんなことを思いつつ・・・。
たんたんと・・・。
ひたすら・・・。
下り続ける。
そういえば府戸尾根は落葉が多く、冬枯れ感が進んでいるな。
紅葉や黄葉が非常に少ない。
でも冬枯れ感漂うトレイルも好き。
お・・・。
久しぶりに紅葉だ。オレンジ系。
先へ・・・。
尾根歩きでは有るが、トレイルは完全に忠実に尾根を辿っているわけではなく、尾根のアップダウンによっては、少しトラバース気味にずれる。
こういう所もそう。
だからこういう緩い下りを長く続けられるのだ。
尾根筋と合流しそう。
左手の斜面が低くなってきて・・・。
尾根筋に合流。めちゃフラット。
結構長く続くな。
冬枯れ感が漂い始めている乾いたトレイルを進む。
ずっと林の中を歩くのかと思っていたら・・・。
急に林から出て周囲が開ける。
鉄塔だ。
鉄塔に近づくと、向こうに河口湖が見えてきた。
恐らく僕は河口湖を生で見たのは初めてだと思う。隣の県ながら生まれてこのかた山梨県には殆ど行ったことが無くてハイクを始めてくるようになっただけだし。
富士山のほうは相変わらずの雲隠れのまま。
絶対に顔を出さないつもり?
御坂黒山のほうは近くだからくっきり(下の写真)。
先へ。
下りが続く。
再び林の中へ。
引き続き・・・。
たんたんと・・・。
ひたすら・・・。
進んでいく。
分岐だ(下の写真)。左の背後にBが有る。
河口湖へはそのまま直進。
綺麗なコル。
暫くフラットに近いトレイルが続く。
ちょいトラバース。
少し登り勾配が感じられてきた。
尾根筋と合流して緩い登り。
しかしピークの手前で・・・。
トラバース。
分岐・・・というよりも、トレイルからちょっと離れた所にピーク(下の写真のAの先)。
Aへ向かう。
ここが霜山山頂だ(下の写真)。時刻は14:01。
富士山方面が開けているが、変わらずあの状態。
霜山山頂には分岐。
新倉山方面へ向かう分岐が有る。
下の写真がそれ。急下りで、トレイルの幅が狭い。下のほうがどうなっているのか分からない。
僕は、天上山,河口湖方面へ・・・。
緩い下り・・・。
下っていくと・・・。
下の写真の左の尾根に・・・。
三角点が有る。
何でもない所だが・・・。
三角点ゲットのイェ~~イwww
トレイルに戻って先へ・・・。
緩い下りの後・・・。
フラット。
そしてまた緩い下り。
もう府戸尾根は半分を少し過ぎている。
ペースは悪くない。
たんたんと・・・。
ひたすら・・・。
無心に・・・。
飽きもせず・・・www
どんどん・・・。
下っていく。
とても綺麗なフラットのトレイルになる。
緩く蛇行しながら続いている。
フラットのままトラバースに突入。
どんどん・・・。
進んでいく。
分岐だ(下の写真)。直進だね。
植林帯っぽい所を進む。
ひたすらフラットのトラバース。
尾根は右の上のほう。
ここはちょっとトレイルの幅が狭いな。
再び十分な幅に戻った。
どこまでも同じようなトレイルが続く。
それでもたんたんと・・・。
ひたすら・・・。
進むのみ。
急に出くわす、深紅の紅葉と、黄金の黄葉。
周りに冬枯れ感が漂い始めているから目立つ。
どんどん・・・。
進んでいくと・・・。
分岐(下の写真)。直進のAへ。
下りが続く。
溝状の下り。
ちょっと深めの溝。
舗装路だ。
舗装路を横断する。
CからAへ。
この舗装路は一般道ではないようだ。
で、Aへ。
雑木林の中を進む。
フラットなトレイル。
左手に植林帯。右手が雑木に変わる。
登りだ。階段が設置されているくらいの勾配。
どんどん登っていく。
登り切ると、フラットに近い緩い下り。
フラットになると・・・。
今度は緩い登り。
登り切れば・・・。
また下り・・・。
全体的には下り多めだが・・・。
たんたんと・・・。
ひたすら・・・。
進んでいく。
紅葉と黄葉が茶色の世界の中で目立つ。
暫し下りとフラットの繰り返し。
そう言えば、まだ落葉を免れている木々が多くなってきた感。
標高が下がってきたからかな。
丘のようなピークが先に見える。
登っていく。前方にハイカーさん。
人を見たのは木無山以降初めて。
階段を登っていく。
そして・・・。
登りが終了。
天上山に到着(下の写真)。時刻は14:40。
小御嶽神社が有る。
↓傍に説明書き(クリックすると別ウィンドウで拡大表示されます)。
石の祠。
結構新しい。
山頂は少し広くなっていて、ハイカーが僕を含めて数人いるが、非ハイカーの観光客のほうが少し多い5~6人程。アジア系の外国人観光客のようだ。
木々の間から富士山が・・・。
雲に隠れている姿。
・・・先へ。
ハイカーよりも通常の観光客のほうが視界に多い。
麓から登ってくる非ハイカーの観光客が来るのは天上山までのようだ。
普通の散歩のような親子連れの傍を登山ウェアの男が歩くのはちょっと妙な雰囲気。
自然公園の散策路のような雰囲気になった。
ちょっと開けた所に出る。
富士山の方角が開けているが、執拗に雲隠れ。
先へ・・・。
周囲にハイカーは僕だけ。
何故そんな恰好で?って思われないかと・・・(←被害妄想的)。
そして、天上山展望台に到着(下の写真)。時刻は14:46。
ここはロープウェイの駅も有るので観光客がたくさんいるが、ハイカーは僕だけ。完全に浮いている。
そして展望台からの富士山・・・。裾しか見えない。
河口湖のほうは良く見える。
では、また下りましょう。
ロープウェイを使わないで湖畔との間を行き来する人はこの道を使うようだ。
登山道というよりも、自然公園の散策路といった感じ。
でも、自然公園の散策路にしては急な勾配かも。
木々の間から河口湖(下の写真)。
河口湖大橋(下の写真)。
どんどん下る。
結構急な所も有る。
どんどん進む。
また富士山が見える。
少し雲が減った。
山頂は見えている。
更に下っていくと・・・。
ナカバ平展望広場に到着(下の写真)。時刻は14:59。
天上山展望台よりも広い。
諦めずに富士山を見る。
雲が急に減った。山頂が見えてきている。
反対の方角の河口湖(下の写真)。
だいぶ近くなったな。目線も少し低くなった。
今日は河口湖湖畔には寄らずに帰る予定。
再び河口湖大橋(下の写真)。
河口湖を撮っている間に・・・。
富士山を再度見る。
ここに来てだいぶ雲が減った。でももうすぐ山から出るんだけど~。
先へ・・・。
もう少しで出口だ。
写真には写っていないが、はぁはぁ言いながら歩いている外国人観光客を抜かしてサクサクと先へ。
どんどん・・・。
ひたすら・・・。
下っていく。
紅葉。
結構長いな。
そう思っていると・・・。
天上山公園から出た。時刻は15:04。
あとは町のほうへ更に下っていくだけ。
振り返ると天上山護国神社(下の写真)。
では、町へ・・・。
河口湖駅を目指す。
民家が見え始めた。
そしてここまで下りてきたところで・・・。
今頃になって富士山が顔を見せるとは・・・。
山行中には一切見せず、麓まで下りてきてからとは・・・。
不二河口湖町船津の町の中を歩いていくと・・・。
駅舎が見えてきた。
駅舎の向こうに富士山も見える。
そして、富士急行線・河口湖駅にゴール(下の写真)。時刻は15:13。
駅前のバスロータリーには外国人観光客でいっぱい。絶対、日本人よりも多い。
観光客の間をぬうようにして駅の中へ。
電車に乗り込み、あとは何度も乗り換えつつ横浜市内へ。
18:43に無事に帰宅。
さて、今回の山行の感想は・・・。
前回ハイクの石割山で富士山を見られなかったので、今回は三ツ峠山に登って富士山を拝んでやろうとしたわけだが、今回も雲がかかって敗北だった(これで二連敗)。町まで下りてきてようやく拝めてもそれはノーカウントですな。
富士山は見られなかったが、それでも他の山々や河口湖がよく見えたので良かった。
一方、歩くほうは充実していた。表登山道の急な登り区間は辛く&楽しといったところだったし、下山に使った府戸尾根は逆に穏やかで、下山用にはもってこいだった。リラックス気分で冬枯れに近づきつつある山の中の歩きを楽しめた。距離も僕としては通常よりも長めで充実感有り。
総じて満足できるハイクだった。
ちなみに今回の開運山が、低山ハイカーである僕がこれまでの登った山の中で最高標高地点になった。
_
コース概略/
(自宅(6:32)→○○線・△△駅→□□駅・◎◎線→◇◇線・▽▽駅・▲▲線→■■駅・JR中央線→JR中央本線・大月駅・富士急行線→)
富士急行線・三つ峠駅(9:48)→三ツ峠グリーンセンター(10:03)→山祇神社→神鈴の滝(10:22)→憩いの森公園(10:26)→表登山道→達磨石(10:35)→大曲り(10:48)→股覗き(10:54)→馬返し(11:07)→八十八大師(11:33)→屏風岩(11:58)→三つ峠山荘(12:10)→三ッ峠山(開運山)山頂(12:21)(折り返し)→御巣鷹山山頂(12:40)(折り返し)→三つ峠山荘(12:55)→木無山(12:59)→府戸尾根→霜山(14:01)→湖畔分岐(14:22)→天上山(14:40)→天上山展望台(14:46)→ナカバ平展望広場(14:59)→天上山公園入口(15:04)→富士急行線・河口湖駅(15:13)
(→大月駅・JR中央本線→高尾駅・JR中央線→■■駅・▲▲線→▽▽駅・●●線→◇◇駅・◎◎線→□□駅・○○線→△△駅→自宅(18:43))
GPSデータ/
歩行距離/17.5km
歩行時間/4hr25min
停止時間/0hr59min
最高速度/19.6km/hr
移動平均速度/3.9km/hr
全体平均速度/3.2km/hr
標高差/1169m
総上昇量/1427m
最高標高/1785m(三ツ峠山(開運山)山頂)
積算歩行距離/1690km
積算総上昇量/105014m
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