石割山~大平山ハイキング 2019.11.08
年月日/2019年11月8日(金)
山地名・地域/道志山塊
天候/曇り時々晴れ
目的/道志山塊の南端の石割山から山中湖北側の尾根を歩く。
内容/
この日は、これまであまり歩いていない道志山塊のうち、アクセスしやすい山中湖の北の石割山界隈を歩くことにする。
コースは、定番と思われる山中湖平野の石割山ハイキングコース入口バス停からスタートし、石割山に先に登るパターン。次いで西に延びる尾根を歩いて大平山を経由し、長池山辺りで山を出るという感じだ。
自宅を7:00に出発。
最寄り駅から電車に乗り込み、何度か乗り継ぎつつJR御殿場線・御殿場駅で下車。御殿場駅から富士急バスに乗り、途中で乗り換えつつ山中湖平野に有る、石割山ハイキングコース入口バス停で下車(下の写真)。時刻は10:53。
僕以外に3人のハイカーおばさん達・・・、失礼、ハイカーお姉さまがたが下り、先に向われた。
GPSやカメラ等を準備したらスタート。時刻は10:54。
先ずはバス停の有るR413をちょっとだけ山中湖方面へ戻る(上の写真の下段)。
上の写真の赤色の円が囲まれた辺りが下の写真。ここで右折。
石割神社前社(不動明王社)の横から奥に伸びていく道に入る(下の写真)。
奥に石割神社が有るらしい。
どんどん進んでいく。
途中で先程のハイカーお姉さま方をはじめ、何人かのハイカーさんを抜かす。
石割山は結構人気が有る山らしいので、平日とはいえ、ハイカーも結構いるのかも。
石割神社本社よりも手前に登山口が有る(下の写真)。
右手の川を渡る橋で対岸へ。
鳥居が立っている。ここをくぐるのだ。
ハイキングコースの途中に石割神社奥社が有るらしいので、そのための鳥居ということだな。
時刻は11:07。ここから山行開始。
鳥居の奥に、先が見えない程の長い石段が有る。
途中でハイカーお姉さまを抜かしつつご挨拶して先へ。
長~~~い石段だな。
403段有るらしい(僕が数えたわけではありません)。
終わりか?
曲がるだけ。
もう一息。
長い石段登りが終了。
ここは富士見平と呼ばれている場所だ(下の写真)。時刻は11:15。
下の写真は振り返って撮影。
ベンチやテーブル、東屋が有る。
先客はゼロ。
富士見平というからには富士山・・・は見えません。
周りを木々に囲まれてしまっているせいだ。
昔は見えたのかも知れない。
代わりにその木々の紅葉を仰ぎ見る。
赤、橙、黄色の紅葉、そしてそれを一層強調するような緑の葉。
では、富士見平を抜けて先へ。
殆どフラットに近い道だ。緩々の登り勾配。
雑木と・・・。
笹の間を抜けていく。
日差しが入り込んで明るくなった。
良いトレイルだ。
そして黄葉。
今、支尾根を歩いているのだが、この辺りは勾配が緩い。
御神体の岩でしょうか?
時々紅葉を見上げながら歩く。
黄葉も良い。
快適な道が続く。
所々、落葉しかけた木々の間から山中湖が垣間見える。
穏やかな気分で歩いていく。
時々、見上げて・・・。
歩き・・・。
また見上げて・・・。
歩く。
富士見平の手前の石段の登りの疲労は、ここを歩きながら解消出来た。
突き当りに土留めが積まれていて、右脇から上に登る(下の写真)。
階段だ。
上に出た。
そこに桂の巨樹(下の写真)。
高過ぎて写真に納まりきらない。御神木だそうだ。
巨木の脇を通って奥へ。
ちょっとだけ登ると・・・。
石割神社奥社に到着(下の写真)。時刻は11:30。
ここまでの無事を感謝し、このあとの安全を祈願。
ちなみに社のすぐ斜め後ろに御神体の巨岩が有り、社の裏へ回り込んで三周すると願いが叶うとか。でも僕はパス。
ハイキングコースを先へ進む。奥社を背にトレイルの続きへ・・・(下の写真)。
登りらしい登り勾配。
石割神社奥社から先は熊笹が両脇に生い茂り、トレイルが狭く見える。
やや急な勾配のうえに、やや荒れ気味だ。
前方のハイカーさん二人組に追従。
抜かしにくいし、それに写ってもらったほうが大きさの比較対象になってトレイルの状態が分かり易いので、そのまま暫し追従。
木の根を足場にして登ったり・・・。
脇にはずっとロープが張られている。
ちょっと広さに余裕が有る場所で「お先にどうぞ。」と言われてしまったので、お礼を言って先へ。
後ろから見ていられると、こういう所でこけられないなwww
まだ・・・。
まだまだ続く。
前方に新たな二人組。
こちらのお二人のほうが先程のお二人よりもちょっと歩きが軽い。
でも、またお先にどうぞ、と・・・。
また前方に人無し。
少し勾配が緩くなったが・・・。
熊笹が相変わらず凄い量。
まだ眺めは良くない。
どんどん進む。
写真には写していないが、もう下山するハイカーさんとすれ違うようになる。
熊笹が両側から迫る。
熊笹に隠れるように露岩が有る。
下山のハイカーさんだ(下の写真に腕が・・・)。
木の根を越え・・・。
露岩を越え・・・。
どんどん登っていく。
木梯子が埋まっている。
木の根が木梯子代わり。
ここ、夏場だったら結構きつそうだな。
離合しにくい狭めのトレイルの登りが続く。
両側から笹がバサバサと・・・。
こうして熊笹の間を抜けていくと・・・。
先が開けていそう。
石割山山頂に到着(下の写真)。いきなり開けた。
時刻は11:46。登山口から割とサクッと短時間で登れた。
ここは南西側に開けた、やや斜度が有る広めの山頂だ。
先客は10人程。
標高は1413m。
スタート地点の標高が既に約1000mで、登った標高差は416m程度だけどな。
登頂成功のイェ~~イwww
人がいる前で恥ずかしいけどwww
山頂広場の脇に三等三角点が有る。
三角点の上でコーヒーを沸かしているハイカーさんがいて、撮影のためとお願いしたら、沸かすのを止めてどけてくれた。
すいませ~~ん、サクッと撮りま~~す。
三角点ゲットのイェ~~イwww
この様子をすぐ横で見られているという・・・、恥ずかしいwww
さて、この山の最大の目玉、富士山と山中湖の絶景が・・・、
見えません。
雲隠れしている。
見えていた場合を想像すると、なかなかの眺めであっただろうに。
晴れ間が有るのに・・・、残念だ。
杓子山へ続く山の稜線が北北西に見える(下の写真)。
ここから二十曲峠を経て杓子山に行けるようだし、道志山塊のメインの御正体山へも行けるようだ(下の写真)。
だが、今日は大人しく予定通り平尾山,大平山のほうへ進む。
では、石割山山頂を下り、先へ・・・。
大平山方面の石割山直下は急斜面だ。
ロープが張られている。
滑らないように注意して下る。
勾配が緩くなった。
このままどんどん緩くなると思っていたら・・・。
また急な下り。滑り易そうなので注意して進む。
溝が深い。
溝が無くなって随分と楽になった。
と思いきや・・・。
またまた・・・。
どんどん・・・。
ひたすら・・・。
下っていく・・・。
再び溝が消えてきた。
随分と勾配が緩くなり、熊笹の間を抜けていく。
急下りを終えて穏やかなトレイルになった。
地図を見ても、急下りは暫く無いようだ。
むしろ今はフラット。
てか、ちょっと緩い登り。
すると・・・、何気ないトレイルの途中だが、ここが一ノ砂ノ沢ノ頭というピークらしい(下の写真)。
”ノ”が多いな・・・。
先へ・・・。
熊笹の道が続く。
トレイルに両側から熊笹が迫っている。
突然消える熊笹。
下りだ。
また溝が出来ているし。
それ程急ではない。
分岐だ(下の写真)。僕はCから来た。
斜め後ろからBが合流してくる。Bも平野から来る、別の支尾根経由の道のようだ。
真っすぐAへ。
緩い登り。
フラットに近いくらい。
徐々に登っていくと・・・。
広い場所に出る。
ここは平尾山だ(下の写真)。時刻は12:19。
標高は1318m。
登頂成功のイェ~~イwww
ここからの眺めは・・・、またしても残念。
富士山は雲隠れ。
山中湖が少し見える。
対岸に丹沢の山並みが見える。
逆光は上手く撮れないな~。
写真には写っていないが、犬と一緒に登ってきたおじさんと挨拶。
そのおじさんが登ってきた道を僕は下って先へ・・・。
先ずは土留め式階段だ(下の写真)。
長い下り階段だ~~。
次に登る大窪山の斜面には結構家が建っているな。
別荘かも知れない。
どんどん下る。
まだ下る。
長い!
終わったwww
緩い下りになる。
広い尾根を進む。
あそこは平尾山と大窪山の間の鞍部だな。
鞍部は分岐になっている(下の写真)。
斜め後ろのBに、この尾根の北の忍野村に下る道があるようだ。
僕は直進のA。
階段が見えるな。
すぐ脇に舗装路(下の写真)。大窪山の斜面の家々と麓を繋げる道だ。
で、正面の階段へ。
ここも長い。
でも登り易い。
階段終了。
ほぼフラット。
完全にフラットに・・・。
このトレイルの途中のような場所が大窪山(皆形山)(下の写真)。時刻は12:33。
標柱は無い。
山中湖の眺め。
富士山の方角は、丁度木々に隠れて見えない。
逆光の山中湖。
先へ・・・。
登ったら下る。
今日お馴染みの溝状のトレイル。
フラットになって次の山、イモ山との鞍部に到着。
そして分岐(下の写真)。
背後から来るBは山中湖へ下る道。
そのまま直進してAへ。
真っすぐに伸びる尾根道。
すると階段。
次のイモ山への登りだ。
ここも長っ!
ほぼ真っすぐに伸びている。
階段終了。
フラットになりつつある。
何故か車止め。
ススキがチラホラ。
向こうに大平山が見える。
この大平山が見える所がイモ山(下の写真)。時刻は12:42。
次の大平山がはっきりと見える。
何か施設が有りそうな・・・。
先へ・・・。
次の大平山を目指し、ススキの中を抜けていく。
写真には写っていないが、途中向こうから歩いて来る外人さんとすれ違いつつ、日本語でご挨拶。
左手に山中湖。
丹沢の山が見える。三国峠界隈だ。
前にあそこを歩いたな。
先へ・・・。
階段だ。
ここも同じような階段。
登っていくと・・・。
大平山山頂に到着(下の写真)。時刻は12:49。
広い!
標高は1295.5m。
登頂成功のイェ~~イwww
その向こうに雲隠れしたままの富士山。
絶対に顔を出すつもりは無いのね。
小さな電波塔(?・・・何かの観測データを電波で飛ばしている??)らしき施設のほうへ向かう。
そのフェンスの脇に三角点。
三角点ゲットのイェ~~イwww
止まっていると風が結構肌寒い。
周りに誰もいないので、ここで汗ばんだ上半身のアンダーウェアを着替え。
そして山中湖を見ながら補給食タイム。
籠坂峠~三国峠の丹沢西端の三国山稜が良く見える。
あそこを歩いた時は、こちらは見えなかったけどな。
来月になったらまたあの辺りに行くか・・・。
東の方角(下の写真)。
遠くに見えるのは蛭ヶ岳や大室山の西丹沢~北丹沢の主脈・主稜だろう。
更に東北東に目を移すと、割と近くに石割山が見える(下の写真)。
あそこからここまで歩いてきたのか~。
その左奥、北東の方角には御正体山(下の写真)。
あそこは未踏。行きたい!
では先へ・・・。
道標に従って進む(下の写真)。花の都公園には寄らないけど・・・。
下ります。
階段の無い、緩い下り。
大平山の西の直下は緩い尾根なんだな。
どんどん下る。
冬枯れ感が出てきている。
暫くして階段。
ここはちょっと下り勾配が強め。
そして、ここも長い。
まだ下る。
まだまだ下る。
まだまだ下る~~。
ひたすら下る~~~~。
緩くなってきて階段終了。
穏やかトレイルに・・・。
黄葉が散見される。
時々見上げながら進む。
結構いいペースで来ているから、時間に余裕が有るしな。
どんどん進んでいく。
そして時々紅葉と黄葉に癒されてみる。
そこへ歩きにくい溝状のトレイルwww
長い下りが続いていたが・・・。
やっと鞍部に出る。
鞍部ではまた分岐(下の写真)。
左の階段へ進む。
次の飯盛山へ登っていく。
長い階段だが・・・。
飯盛山は大平山よりも低い。
階段終了。
勾配はグッと緩くなる。
すると・・・、飯盛山に到着(下の写真)。時刻は13:12。
標高は1191m。
登頂成功のイェ~~イwww
そそくさと先へ・・・。
下っていくと・・・。
ここの定番の階段。
長いのかと思いきや・・・。
案外とすぐに終わった。
鞍部を進む。
鞍部となると、ここは分岐(下の写真)。
Bは忍野村へ繋がる道だ。
僕はAへ。
ゆる~~い登り。
たんたんと・・・。
登っていくと・・・。
フラットな所に出る。
ここが長池山(下の写真)。本日予定のコースの最後のピークだ。時刻は13:18。
標高は1178m。
登頂成功のイェ~~イwww
富士山は・・・。
更に一層雲隠れ。
仕方が無いので、先へ。
もうピーク越えは無い。
ここから下山モード。
どんどん下る。
階段が終わり、分岐(下の写真)。
Bがここまでの道標に何度か登場していた花の都公園へ通じる道。
寄らないwww
Aへ・・・。
下っていく。
たんたんと・・・。
ひたすら・・・。
歩いていく。
またこれか。
深いな。
溝脱出。
甘い・・・。また溝。
どんどん下る。
まだ下る。
まだまだ下る。
しかもまた溝。
何やら見えてきた。
ガードレールか・・・、つまり舗装路。
ここで舗装路に出合い、山から出る。
左折してAへ。
ここから舗装路で山中湖まで下る。
クルマはごくごくたまに通る。
道沿いに家が並ぶようになってきた。
ここに永住なのか?別荘なのか?分からん・・・。
その両者だろうか・・・。
ひたすら・・・。
下っていくと・・・。
山中湖まで下りてきた(下の写真)。
r729に出合う。
ここで、右折してr729に入る。と言うか、正確にはr729と平行して走る自転車歩行者専用道路のr715に入る。
サイクリングロードだ。サイクリングロードだけど、勿論歩行者通行可。
ここから山中湖の西端に向かうのだ。
左手に山中湖を見ながら歩く。
山行のシメに良いな。
白鳥。
富士山は、相変わらず絶対に顔を出そうとはしない。
陽は射しているのにな。
まぁ、山中湖でも流しながらダラダラと歩きましょう。
あの辺りまで歩くのだな。
山中湖を見ながら・・・。
どんどん歩く。
道沿いに店が多くなってきた。
たんたんと歩き続ける。
そして何度も山中湖を写す。
そしてまた歩く。
白鳥が結構近くに・・・。
丹沢も見ながら・・・。
道沿いが賑やかになってくる。
そしてR138と出合い、折り返すようにR138に入る(下の写真の黄色の矢印)。
河口湖方面へほんのちょっとだけ歩くと・・・。
富士山山中湖(ホテルマウント富士入口)バス停に到着(下の写真は振り返って撮影)。ここでゴール。
時刻は14:02。
暫く待つと、河口湖方面から御殿場駅行きの富士急バスが到着して乗り込む。
あとは一路御殿場駅へ。御殿場駅で電車に乗り換え、横浜を目指す。
何度か乗り継ぎつつ横浜市内へ。
17:18に無事に帰宅。
さて、本日の山行の感想は・・・。
石割山までの道は、長い石段や荒れ気味のトレイルなどが程良く楽し&辛しミックス状態で、それはそれで良かった。その二つの間の穏やかな尾根道では点在する紅葉&黄葉に挟まれ、良い秋の尾根道歩きを味わえた。
残念なのは、石割山山頂から富士山が見えなかったこと。その後どこかのピークで見られれば良かったのだが、終始雲に隠れっぱなしで誠に残念だった。見えたら山中湖を前景にきっと素晴らし景色だったことであろう。
石割山以降の大平山ハイキングコースも良かった。長い階段の上り下りは有るが、緩やかな尾根道も有り、穏やか気分で歩けた。距離の割には何度もピーク越えをしたので充実感も有ったし、とても良かった。満足です。
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コース概略/
(自宅(7:00)→○○線・△△駅→□□駅・小田急小田原線→新松田駅→(徒歩)→JR御殿場線・松田駅→御殿場駅・富士急山梨バス・御殿場駅バスターミナル→山中湖旭日丘バス停→)
富士急山梨バス・石割山ハイキングコース入口バス停(10:54)→石割神社前社(10:54)→石割山登山口(11:07)→富士見平(11:15)→石割神社奥社(11:30)→石割山山頂(11:46)→一ノ砂ノ沢ノ頭(12:07)→平尾山(12:19)→大窪山(皆形山)(12:33)→イモ山(12:42)→大平山(12:49)→飯盛山(13:12)→長池山(13:18)→大平山ハイキングコース入口(13:30)→r729→R138→富士急山梨バス・富士山山中湖バス停(14:02)
(→御殿場駅バスターミナル・JR御殿場線・御殿場駅→松田駅→(徒歩)→小田急小田原線・新松田駅→□□駅・○○線→△△駅→自宅(17:18))
GPSデータ/
歩行距離/10.0km
歩行時間/2hr30min
停止時間/0hr38min
最高速度/10.7km/hr
移動平均速度/4.0km/hr
全体平均速度/3.2km/hr
標高差/416m
総上昇量/617m
最高標高/1413m(石割山山頂)
積算歩行距離/1673km
積算総上昇量/103587m
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