湯河原・城山ハイキング 2019.10.24
年月日/2019年10月24日(木)
山地名・地域/湯河原
天候/曇り
目的/湯河原の城山に散策気分で登る。
ポイント/ダート区間が短くて殆どが舗装路歩きであることから、街歩きと同程度の装具で、靴はスニーカーにしたため、ダートに入ったら注意。
内容/
雨の日が続いて山に行く機を逃しているので、この日は雨の降っていない時間をぬって無理やり山に行こうと、昼前の数時間程度で歩けそうなところを探し、結果、湯河原の城山に行くことにした。
ネットで事前に調べたところ、殆どが舗装路歩きで、ダート区間は1kmも満たない。ということで、普通に町を歩くような普段着で出かけることにする。靴もスニーカーだ。
コースは、JR湯河原駅をスタート&ゴールとする反時計回りの周回コース。山の上り下りは舗装林道歩きになる予定だ。
自宅を7:12に出発。
最寄り駅から電車を乗り込み、乗り継ぎつつJR東海道本線・湯河原駅で下車。時刻は9:07。
GPSやカメラ等を準備したらスタート。時刻は9:13。
南口を出て、JRの線路に最も近い道を北東の方角に進む。
上と下の写真の左手の建物の向こう側はJR東海道本線の線路だ。
なので、少し歩くと、下の写真のような十字路に出て、左に線路の下をくぐるトンネルが有る。
道標に従って左折。
トンネルは幅が狭いが、車も通るので注意。
抜け出ると(下の写真は振り返って撮影)・・・。
正面の坂を登る。
城堀地区を進む。
結構急。
登りつつ、後ろを振り返ると・・・。
相模湾が見える。
海が見える高台に住むのって素敵だろうけど、この坂の上り下りは、歩きではちょっと大変そう。
城山まで60分か・・・。
道沿いの民家が途切れ、林の中へ。
どこが起点か分からないが、林道城堀線に既に入っているかも。
また後ろを振り返ってみる。
初島が見えている。
ヘアピンカーブ有り・・・。
どんどん登っていく。
分岐だ(下の写真)。
右の近道の急坂を選択。
木々が多くなってきた。
たんたんと・・・。
ひたすら・・・。
登っていく。
たまに木々の間から・・・。
海が垣間見える。
真鶴半島がチラ見される。
まだ・・・。
どんどん登ると・・・。
勾配が緩くなったところで、道標(下の写真)。
舗装林道は先に続いているが、道標が指す城山は右手のダートの先だ。
ここからダート歩きだ。
スニーカーでずんずん突き進む。
やっぱり・・・、トレッキングシューズのほうが圧倒的に歩き易いな。
今度、ローカットのお気楽ハイキング向けのシューズも買おうかな。
たんたんと・・・。
ひたすら・・・。
奥へ・・・。
入っていく。
緩々の登り勾配だったが、ちょっと登りらしい登りになった。
でもすぐにフラット。
そしてまた登り。
舗装路からは丘の上を登っていくという感覚くらいだな。
GPSでは、もうすぐ頂上だ。
結構何度か折り返しながら緩々と登っていく。
おや?
なんかあそこから出たら・・・って感じっぽい。
やはり・・・。
城山山頂に到着(下の写真)。時刻は10:17。
そこそこ広い山頂だ。そしてちょっと綺麗。
先客は無し。
標高は563m。
登頂成功のイェ~~イwww
三角点が有る。割れているようだが・・・。
三角点ゲットのイェ~~イwww
山頂には人工的に削り出されて置かれた石が多い。
土肥城址の碑が有る(下の写真)。城が有ったからか・・・、納得。
あとで調べてみると・・・。
ここは、平安時代から鎌倉時代にかけて湯河原で一大勢力を誇った豪族、土肥一族の城跡ととのこと。土肥実平(どひさねひら)は、10世紀頃から関東に勢力を伸ばした平氏の一族で、相模国土肥郷を領有していたらしい。土肥実平は源頼朝の平氏追討にも参加し(平氏なのに)、源頼朝挙兵後の石橋山の戦い(頼朝が敗けた戦ね)にも参戦したとのこと。敗戦後、土肥城の北にある「しとどの窟」に頼朝を匿ったと伝えられているそうだ。
さて、そんな城址から見える眺めは・・・。
相模湾。
曇天過ぎて残念。
初島。
伊豆半島。
木々が多くて、思っていたほど海は見えないな~~。
背後の山も・・・ガスっている(下の写真)。
ちょっとだけ・・・。
西の方角の県境付近の山が垣間見える程度。
とにかく、周りに木が多いのが残念ポイントだね。
そろそろ下山するか・・・。
案内図の地図が有る。
(↓クリックすると別ウィンドウで拡大表示できます。)
先程登場した「しとどの窟」へ下る道や、城山入口バス停へ下る道が有るが・・・(下の写真)。
湯河原駅に戻るには遠回りになるので、行かない。
舗装林道に戻り、林道歩きで下山しま~~す。
で、戻って来た(下の写真)。今度は黄色の矢印のように進む。
登りに使った舗装林道の続きを進むわけだ。それで下山できる。
つまり、冒頭で書いたように、反時計回りに周回するということ。
道標だ。
湯河原駅まで5000m・・・か。
林道の標柱も刺さっている。
登りに使った城堀林道がここで終わるということだな。
そしてここから先は宮下林道だ。終点に書かれているが、麓を起点としただけのこと。
で、ここから下り。
どんどん下る。
湧水でびしょびしょ。
ずっと濡れていたら嫌だったけど、すぐに乾いた路面になった。
どんどん・・・。
ひたすら・・・。
下っていく。
また湧水。結構な量だ。
写真では分かりにくいだろうが、脇をちょっとした沢レベルで流れてる。
スニーカーなのだから勘弁。
なんとか濡れずに突破し、民家の建ち並ぶところまで下ってきた。
道なりに下っていく。
ミカン畑。
コンクリートの建物が建っている街が見えてきた。
目線がだいぶ下がりましたな。
お・・・。
海の眺めも目線が低くなった。
湯河原の街だ。
結構、”街している”な。
真鶴半島と三ツ石が見える。
更に下っていくと・・・。
線路と湯河原駅のホームが見えてきた。
行きに抜けたトンネルに戻ってきた(下の写真)。
トンネルに入る。
トンネルを抜けると、あとは行きに使った道を進み・・・。
JR湯河原駅に到着(下の写真)。ゴール。時刻は11:36。
予定通り午前中で終了。
あとは電車に乗り込み、一路、横浜市内へ・・・。
13:29に帰宅。
こうして湯河原・城山ハイクを終えたが、感想は・・・。
城山山頂からの海の眺めは小高い木々がちょっと邪魔で視野角度が狭く、真鶴半島も殆どが木に隠れていた。落葉した冬に登れば少しマシかも知れないが、ちょっと残念。。
上述の展望の件、並びに舗装林道歩きの割合が多いので山歩きとしてはあまり面白くないと言える、フラッと散歩気分で登りたかったり、僕のようにとりあえず無理やり山行をしたい(したことにしたい)場合にはこの山は良いかもだろう。
幕山・南郷山と組み合わせるともっと山行らしくなるかも知れない(幕山・南郷山はいずれ行こう)。
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コース概略/
(自宅(7:12)→○○線・△△駅→□□線・▽▽駅・◇◇線→藤沢駅・JR東海道本線→)
JR東海道本線・湯河原駅(9:13)→城堀地区→林道城堀線→林道出合→城山山頂(10:17)(折り返し)→林道出合→林道城堀線・宮下線終点→林道宮下線→宮下地区→JR東海道本線・湯河原駅(11:36)
(→藤沢駅・◇◇線→▽▽駅・□□線→○○線・△△駅→自宅(13:29))
GPSデータ/
歩行距離/9.4km
歩行時間/2hr08min
停止時間/0hr15min
最高速度/12.5km/hr
移動平均速度/4.4km/hr
全体平均速度/3.9km/hr
標高差/539m
総上昇量/584m
最高標高/563m(城山山頂)
積算歩行距離/1651km
積算総上昇量/102142m
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