大界木山~城ヶ尾山~菰釣山ハイキング 2019.12.20
年月日/2019年12月20日(金)
山地名・地域/丹沢山地
天候/晴れ時々曇り
目的/大界木山~城ヶ尾山の甲相国境尾根を歩き、信玄平を見に行く(プランA,一部変更して達成出来ず)。
ポイント/城ヶ尾山から信玄平に下りられなければ、そのまま甲相国境尾根を歩いて山伏峠へ下山する(プランB)か、あるいはピストンで大滝橋へ戻る(プランC)。時刻や体力等を考慮しながら現地で判断する。
内容/
今回は西丹沢の中で未踏になっている信玄平に行くことにする。前々から興味が有った場所だ。
事前のネット調査で或るヤマレコ・ユーザーの方の山行記録を見たところ、信玄平~城ヶ尾峠間のトレイルのトラバース区間で崩落が有ってトレイルが消失していたとのことで、手前の支尾根を使って城ヶ尾山、甲相国境尾根に”上がれるかも”という案が有った(実行はされていない)。これを参考にし、僕は逆に城ヶ尾山から支尾根を下ることで崩落箇所をエスケープし、信玄平へ下りられるのではないかと考えた。何故逆にするかというと、地蔵平に着くまでどのルートでも結構時間がかかり、信玄平から城ヶ尾山、甲相国境尾根に首尾良く上がれても、どこかバス停が有る麓に下山する前に山中で日没してしまうリスクが有るからだ。逆の場合は、途中で日没したとしてもr729上にはいると予想され、舗装路上ならなんとかなりそうだからだ。そこで検討の結果、大滝橋バス停→マスキ嵐沢→鬼石沢→大滝峠上→畦ヶ丸避難小屋→モロクボ沢ノ頭→大界木山→城ヶ尾峠→城ヶ尾山→信玄平→地蔵平→大又沢林道→浅瀬入口という計画にする (プランA)。大界木山も未踏なので丁度良い。尚、大滝橋バス停→大滝峠上→畦ヶ丸避難小屋 は逆の下りで使ったことが有るが、登りでは初めてだ。 また、地蔵平→大又沢林道→浅瀬入口 は既知の区間だ。
ただエスケープ・ルートも考えておいたほうが良い。最大の問題箇所は城ヶ尾山→信玄平の区間で、もし、城ヶ尾山から信玄平へ下ることは困難である判断した場合、そのまま引き続き甲相国境尾根を歩き、山梨県側の山伏峠へ下山するか(プランB)、あるいはピストンで大滝橋へ戻ることにする(プランC)。この両プランならば、せめて畦ヶ丸避難小屋~大界木山~城ヶ尾山の未踏区間だけでも潰しておくことが出来る。プランの変更は時刻や体力等を考慮しながら城ヶ尾山で判断することにする(結果、どうなったかは本記事のタイトルを見ればすぐ分かるが・・・www)。
自宅を5:23に出発。
最寄り駅から電車に乗り込み、乗り換えつつ小田急・新松田駅で下車。富士急湘南バスの西丹沢ビジターセンター行きの7:15始発に乗り込む。尚、新松田駅バス停発西丹沢VC行の富士急湘南バスはこれまでと異なり、新松田駅バス停から乗車の際も中央の乗降口から乗車し、かつICカード利用の際は乗車時にタッチをすることが必要になっていた(←2019年12月20日の話ということをご理解の程www)。
約1時間バスに揺られ、大滝橋バス停で下車。時刻は8:20。ここで降りたのは僕一人。
GPSやカメラを準備したらスタート。時刻は8:22。
バス停から西丹沢VC方面へ向かってすぐ先の左手に伸びる舗装路に入る(下の写真の黄色の矢印)。r76から離れる。
すぐに次の分岐が見えてくる。
右のBは大滝キャンプ場へ向かう道(下の写真)。
大滝峠上,畦ヶ丸方面は左の登りのAだ。
Aへ。
冒頭で書いたように、こちら側から登っていくのは初めてだ。
事前のネット情報だと、この先に今年(←2019年の話)の台風19号の影響が出ていそうだが・・・。
バス停から300m程でゲート(下の写真)。ここは開放されている。
ここから大滝沢林道だ。
横から林道へ土砂が流入した箇所が有る(下の写真)。普通に乗り越えて進むことは出来る。
上の土砂崩れの斜面の様子(下の写真)。まるで新しいトレイルが出来たかのようだ。
先へ・・・。
林道区間は以前よりもガレが多くなったように思える。
分岐だ(下の写真)。
Bは屏風岩山東尾根ルートであろう。
スルーしてAを進む。
峰山橋を渡る(下の写真)。
緩い登り勾配の林道歩きが続くが・・・。
林道から離れる分岐に到着(下の写真のA)。
ここで大滝沢林道から離れてAへ。
道標に下のような注意書きが掲げられている。通れないわけではないようなので助かった。
奥へ・・・。
上の分岐から200m強くらいはダブトラのダート林道のような区間だ。
記憶だと、この先から沢沿い歩きが始まる筈。確か下の写真の道標辺りからだ。
林の中のシングルトラックに入る。
あ~~、そうそうこんな感じ。
沢よりも少し上の斜面をトラバースするように進む。
大滝沢の左岸側を進んでいく。
滝だ(下の写真)。これも記憶に有る。
滝の高低差とほぼ同じ高さ位に沢から離れた所を歩いているというわけ。
ということで、滝を過ぎれば沢の河原に出る筈。
有りました・・・。ここです(下の写真)。
あ・・・。
木橋が外れている。注意書き通りだ。
対岸にもう一本、外れた木橋が横たわっている(下の写真)。
ということで、渡渉。
この辺りが良さ気。
右岸へ渡り終えた。
案外と楽だった。
確かこのあと何度も左岸と右岸を行ったり来たりする筈。今日は渡渉が多そう。
ちょっと右岸を進むと、すぐにまた道標。
黄色の道標のおかげで渡るポイントはっきりしている。
で、ここも木橋が外れている(下の写真)。
渡渉ポイントを探そう。
木橋が有ったと思われる所で、そのまま行けそうだな。
渡り終えた。
上流側に堰堤が見える。
木道と・・・。
鎖場。
ここも記憶が有る。
再び沢から少し上を歩く。あの堰堤を通過するまでだろう。
堰堤を通過すると、また沢へ近づく。
あ・・・、ここは再び上に上がるのね。まだ渡渉はしない。細かい所は記憶に無い。
こういう所で路肩が崩れていると厄介だな。
幸い大丈夫そうだ。
ここを歩いている間に、下で支流のマスキ嵐沢が大滝沢に合流するポイントを通過している。そして僕はマスキ嵐沢側を辿っている。
そしてそのマスキ嵐沢に下りて右岸側に渡る個所に着く。沢沿い歩きになってから600m強の場所だ。
ここは木橋が外れずに架かっている。
マスキ嵐沢右岸へ・・・。
渡った所に道標(下の写真)。大滝峠上まで2.8kmか・・・。
マスキ嵐沢沿いを進む。
そのマスキ嵐沢の標識だ(下の写真)。時刻は8:59。
そのすぐ先で左の斜面へ登るように道標が指している(下の写真)。
ここでマスキ嵐沢から離れる。
ここで、先程のマスキ嵐沢が合流してくる前の大滝沢本流に移るのだ。
初めから先程の合流地点で大滝沢本流沿いを歩けば良いのにと思われるかもしれないが、あちらに登山道は無い。一旦マスキ嵐沢側から回り込む必要が有るのだ。地形図を見ると、大滝沢本流は両岸が険し過ぎてトレイルを作れないと思われる。
ここで折り返すように登る(下の写真)。
そう言えば沢歩きと沢歩きの間にこういう区間が有ったな・・・。思い出した。
明るい斜面を登っていく。
トラバース風に登っていく。
勾配は緩い。
途中で何度か折り返したりしながら斜面を登っていく。
こうして歩いている間に、地獄谷沢と鬼石沢が合流して大滝沢になるポイントを通過している。ここからは全く見えないが・・・。
何度か折り返しながら進んでいくと・・・。
土砂崩れ箇所だ。
ここは結構前から・・・、少なくとも数年前から木橋が外れていたような気がするな・・・。ちょっと記憶が曖昧。
崩れた木橋は使わずとも・・・。
鉄梯子・・・階段で進める。
再び斜面をトラバース。
明るいな・・・。
たんたんと・・・。
ひたすら・・・。
進んでいく。
路肩が崩れている箇所は木橋が架かっている。
穏やかな歩きが続く。
鬼石沢に近づいた。
まだ少し上を歩いていく。
この鉄パイプ&木橋が崩れたら、先へ行くのは大変だな。
徐々に鬼石沢との高低差が縮まってくる。
穏やかな沢だ。
鬼石という名まえなのに・・・。
どんどん進んでいくと・・・。
対岸に小屋が見える(下の写真)。
その手前の木橋は流木で倒壊寸前だが通れる。鬼石沢を渡る。
そして小屋の前に到着。一軒屋避難だ(下の写真)。時刻は9:24。
この一軒家避難小屋の前で鬼石沢とステタロー沢が合流している。
今度はそのステタロー沢沿いを進むのだ。
で、先ずはステタロー沢の右岸へ渡渉。
右岸を上流方面へ進む。
この木橋を渡りたいが、傾いていて危ないので、下を渡渉する。
先へ。
すぐにまた対岸へ・・・。
渡渉ですな・・・。
楽に渡渉してステタロー沢の右岸へ。
右岸沿いに木橋と鎖場。
ステタロー沢右岸を進む。
こういう場所・・・有ったな~。記憶に有る。
たんたんと進んでいく。
あそこでまた渡渉ですな。
大滝峠上まで1.0kmか・・・。
ここを渡渉。
行けそうだ。
行けた・・・。
先へ・・・。
ステタロー沢は今回の沢沿い歩きの最後の沢だが、渡渉回数が多い。
また渡り返さないと・・・。
まぁ、もう沢自体が細いので、靴底すら濡れずに飛び石で行ける所が多いが・・・。
沢からちょっと離れても・・・。
すぐにまた沢に近づき、渡渉。
どんどん奥へ・・・。
道標とGPSを確認しながら先へ進んでいく。
だいぶ上のほうに来たので、谷底とはいえ、明るい。
どんどん進もう。
大滝峠上まであと0.7kmか・・・。
ここは少し沢よりも上を歩く。
そろそろ沢沿い歩きも終わりなのではないかな・・・。
ここは木橋で対岸へ・・・。
木橋が無くても大丈夫だけど・・・。
右岸へ出ると、今のがラストの渡渉だった。
ここからは沢からどんどん離れていく。
奥へ・・・。
この並行して並ぶ木梯子・・・、何となく憶えている。
木梯子を登ると、もう完全に沢から離れていく。
次に目指すは、世附権現山~屏風岩山~畦ヶ丸を結ぶ尾根に出ることだ。その尾根に乗るポイントが大滝峠上というわけだ。
斜面をトラバース風に登っていく。
鞍部のような所で折り返すようにしてCからAへ(下の写真)。
Bは紛らわしい支尾根。
Aの斜面を登っていく。
直登オンリーではなく、途中でトラバース。
支尾根に乗った。
木々の間から富士山。
支尾根を進む。
登ったり下ったり・・・。
何度か繰り返される。
たんたんと・・・。
ひたすら・・・。
歩いていく。
大滝峠上の東の支尾根を歩き続ける。
もうすぐの筈。
ちょっとトラバース。
折り返して・・・。
見えた。あそこだ。
大滝峠上に到着(下の写真)。時刻は9:57。
ここには下の説明書きが掲示されている。
昔はここから信玄平に行けたわけだ。今はもう廃道扱い。数年くらい前に歩いたハイカーさんの記事がネットに有ったが、今はもう自然に帰ろうとしているところかも知れないな。
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ここ大滝峠上には今日で3回目だが、一つは世附権現山方面から屏風岩経由でここまで来た時。Bからここへ来たのだ(下の写真)。あの時はここから今日登ってきた大滝沢沿いのコースを下って大滝橋バス停へ下山した。
もう一つは畦ヶ丸ハイクの時で、畦ヶ丸から下山する時にここに下ってきた。下の写真のAからここに来た次第だ。その時も大滝沢沿いを下山した。
そして今回はその逆で、ここからAへ登っていくわけだ。
ではAへ。
ただし今日は畦ヶ丸山頂へは寄らない。そのすぐ手前の畦ヶ丸避難小屋からモロクボ沢ノ頭→大界木山→・・・へと甲相国境尾根に移るつもりだ。
どんどん登っていく。
土留め式木階段。
少し緩いと階段は無い。
たんたんと・・・。
登っていく。
前方やや左寄りの木々の向こうに大界木山が見える(下の写真)。このあとあそこを右から左へと歩くのだ・・・。
先ずは畦ヶ丸避難小屋の前まで行かんと・・・。
この辺りはまだ台風19号の影響は無さそうだな。
たんたんと・・・。
ひたすら・・・。
登っていく・・・。
快適な尾根歩きが続く。
ちょっとトラバースすることも有るが・・・。
それは急峻過ぎる区間をスルーするときだけ・・・。
殆どが尾根歩きだ。
12月の乾燥した明るい尾根道を突き進む。
殆ど登りのみ。
路面が歩き易いので今のところはまだそれ程しんどくない。
どんどん進もう。
また富士山が見える。
今日は富士山ビューハイク日和なんだな。僕のコースは違うが・・・。
短い木階段。
なかなかの急登だな。
ここを下って通った時と感じ方は全然違うな・・・。当たり前か・・・。
逆に歩くとまた新鮮。
断続的に木階段。
どんどん登っていく。
時々富士山を垣間見る。
木階段が有ると助かるな。
案外とここって勾配が有る尾根だったんだな。
平らな所に出る。
避難小屋まであと0.2kmか・・・(下の写真)。
道標に括り付けられた注意書きを見ると、この先に崩落個所が有るのか・・・。
ここは小ピークだったか・・・。
下りが有る。
下っていくと・・・。
鞍部が見えた。
痩せ尾根だ。
鞍部に着くと、目の前の登りが・・・。あら?
ここか。崩落個所は・・・。
土留め式木階段が崩壊している。
向って右の斜面に崩れた跡。
反対の左側にロープが張られたエスケープのルートが有る。
乾燥していて路面がサラサラしている滑り易い急斜面を登っていく。
回り込んで崩落個所を回避し、振り返って撮影(下の写真)。
こちらから見ると、強引にそのまま尾根を行けそうだが・・・、どうかな・・・。
そして土留め式階段を登っていく。
写真に写していないが、ここで今日初めてハイカーさんと遭遇。中年男性だ。
畦ヶ丸方面から下山してきたようで、これから大滝峠上→大滝沢→・・・と、僕とは逆に下山するプランらしく、僕にそこを通って登ってきたのかを尋ね、はいと答えると、状況を尋ねてこられた。このすぐ先の痩せ尾根で崩落が有るが、回り込んで回避できることと、大滝沢は木橋が幾つか外れているが通れることを回答。お礼を言われて下っていかれた。・・・お気をつけて~~~。
さて、僕も先へ・・・。
もうすぐの筈だ。
あぁ、あそこだな。
畦ヶ丸避難小屋の前に到着(下の写真)。時刻は10:34。
畦ヶ丸避難小屋はこのベンチの有る場所から一段低い所に有る(下の写真)。丁度ハイカーが一人入っていくところだった。
畦ヶ丸山頂はここからB(下の写真)のほうへ僅か100m先に行った所に有る。が、僕は行きません。
ここからそのままモロクボ沢ノ頭を目指す。Aへ・・・(下の写真)。
畦ヶ丸避難小屋から600m強歩けばモロクボ沢ノ頭だ。
この区間も尾根歩きだ。
ここからは暫く未踏区間。
下りだ。
どんどん進んでいく。
前方に道志山塊がちょっとだけ見える(下の写真)。
山の名まえは分からんが・・・、都留市辺りの山だろう。
あれは御正体山かな~~(下の写真)。
先へ・・・。
お、富士山だ。
良い眺め。
尾根は痩せ尾根と言うほどではないが、それ程幅は広くない。
どんどん進もう。
短いアップダウンが続く。
ここは鎖場。
木梯子の階段も有る。
ここから先の大界木山や城ヶ尾山辺りは、行ってしまうとそのあとの下山コースが少なく、麓に下山出来てもバスの本数が極端に少ないような場所だ。それを思うとちょっとスリリング。
まぁ、プランA, B, Cのどれかは大丈夫でしょう。
先ずはモロクボ沢ノ頭、そして甲相国境尾根に着くことだ。
プチ痩せ気味の鞍部。
鞍部を過ぎれば登り。
何度か短いアップダウンが繰り返される。
道標が見える。あそこだな。
モロクボ沢ノ頭に到着(下の写真)。時刻は10:53。
同時に甲相国境尾根に乗った。A←→Bが甲相国境尾根だ。
登頂成功のイェ~~イwww
周囲は木々に囲まれて眺望無し。
三角点も無し。
で、B(下の写真)が、白石峠方面への尾根。僕は白石峠~モロクボ沢ノ頭間は未踏である。それはまたいずれだ。
大界木山へはAだ(下の写真)。ここから約1.3km程先だ。
ではAへ。先ずは下る。
土嚢が埋まっている下りだ。
幅広い尾根になる。
快適だ。
ここはちょっと痩せ気味の尾根。
今度は登り。
たんたんと・・・。
ひたすら・・・。
進んでいく。
あの鞍部は痩せ尾根だね。
こういう所を歩くのは面白い。
普通に歩けば落ちることはまず無いしね。
鞍部を過ぎれば登りです。
どんどん進もう。
甲相国境尾根は好きだな。
どこがどう好きとも上手く言えないがね。
何となく・・・。
快適な尾根歩きが出来るからなのだけど・・・。
鞍部は痩せ気味な箇所が連続しているな。
鞍部を過ぎればまた幅が広くなる。
たんたんと・・・。
ひたすら・・・。
歩いていく。
明るい快適な尾根歩きだ。
それでいて丹沢の中では結構奥のほうにいる。
奥なのにこれだけリラックスして歩けるから良いな。
この辺は常緑の針葉樹と落葉した広葉樹が両サイドに分かれている。
くっきりとは分かれていないけど。概ね左が落葉樹で、右が常緑樹。
常緑針葉樹は植林帯っぽくないな。自然に近い。
そこが良い。人工っぽい植林帯よりも断然良い。
どんどん・・・。
たんたんと・・・。
ひたすら・・・。
進んでいく。
アップダウンが繰り返されているが、畦ヶ丸避難小屋~モロクボ沢ノ頭間に比べるとアップダウンの勾配は全体的に緩めの感。
どんどん進む。
ここから大界木山まで登り一辺倒だ。
大滝峠上のすぐちょっと上の場所で大界木山と甲相国境尾根の稜線が見えたが、あの時見えた稜線を今歩いている。
ついさっきだったのにな。不思議な感じ。
さて・・・、もうそろそろかも。
あそこかな。
大界木山山頂に到着(下の写真)。時刻は11:28。
標高は1246m 。
登頂成功のイェ~~イwww
何となく山名に魅かれて気になっていた山だったので、来られて満足。
周囲は木々に囲まれて眺望無し。
まぁ、良いでしょう。
大界木山山頂はトレイルの途中って感じで、山頂らしい場所では無いが・・・、これも別にいいでしょう。
では先へ。
次の中間目的地は城ヶ尾峠だ。大界木山から900m強。
本来は信玄平へ下れるルートが繋がっていた峠だ。
どんな様相の峠かな~~。ちょっと楽しみ。
おぉ、素敵な尾根道。
下りだ。
短い下りで終了。
フラットのあと・・・。
また下り。
勾配は緩いほう。
冬枯れした落葉樹の中を進む。
冬の晴れ間、明るくて乾いていて気持ち良い尾根歩きが続く。
これで今日予定通り信玄平に下りられたら最高じゃん。
たんたんと・・・。
ひたすら・・・。
進んでいく。
無心で歩くのには最適な尾根だ。
この単調さが良い。
ひたすら・・・。
無心で・・・。
たんたんと・・・。
歩いていく。
落葉したブナの木の間を・・・。
気分良く・・・。
進み続ける。
登りでも緩やかだ。
心地良い位の負荷。
そしてその先には・・・。
暫く快適なフラットな尾根道。
緩い下り。
すると・・・。あそこだな。
城ヶ尾峠に到着(下の写真)。時刻は11:49。
山頂ではないのに到達成功のイェ~~イwww
標高は1160m。
ここは十字路になっている(下の写真)。
道標は三つの方角しか示していないが・・・。
僕はCからここに来た(下の写真)。
で、右のDは善之木,神地方面への下り(下の写真)。道志村の道の駅まで行ける。
反対のB(下の写真)。道標は無いが信玄平に通じている道だ。そこがすぐ先で崩落して通行が困難になっているらしい。ロープが必要みたいだ。僕は持っていないし、扱い方を知らない。
甲相国境尾根の続きが正面のA(下の写真)。すぐ先に城ヶ尾山山頂が有る。今回はその城ヶ尾山から南へ延びる支尾根で信玄平へ行きたいのだ。
ということで、真っすぐAへ。
登っていく。
幅広い尾根の登り。
徐々に緩やかになってきた。
城ヶ尾峠から城ヶ尾山山頂まで約300m。もうすぐだ・・・。
あそこかな。
山頂と思われる広い場所の手前で・・・。
三角点だ。
城ヶ尾山の三角点をゲットのイェ~~イwww
先に三角点をゲット。
そして城ヶ尾山山頂に到着(下の山頂)。時刻は11:52。
標高は1199m。
登頂成功のイェ~~イwww
山頂は広いが、周囲は木々に囲まれている。眺望は無い。
で、南の支尾根を見たが、結構な急斜面に躊躇し、何かヤバいような雰囲気がして断念する。嫌な予感がするのでやめといた方が良い。
そういうことで用意していた別のプランのうち、甲相国境尾根を引き続き歩き、途中で山伏峠へ下山するというプランBを選択する。体力と時間からして可能であろうと判断。菰釣山まで3.5km。その手前のブナ沢乗越から先は山伏峠分岐まで1か月前に歩いたばかりだ。トレイルの雰囲気は分かっている。その時に費やした時間からして山伏峠分岐まで15:00台前半に着ける筈だ。山伏峠分岐から山伏峠までは未踏だが、恐らく16:00までには山伏峠に出られると思える。そのあとは舗装路歩きなので、途中で日没してももうその頃には山中湖平野地区の町には入っているだろう。そこまで行けばバスはそこそこ有る。ピストンで引き返すプランCよりも楽しいだろう。
そんなことを考えながら補給食を食べ、さっさと出発。
考えることに夢中で、断念した城ヶ尾山山頂から南へ下る支尾根の写真を撮ることを完全に忘れていた(なので写真は無し)。
では、引き続き甲相国境尾根。
ちなみに、予めネットで提出しておいた登山届けには、プランBもちゃんと書いておいたので大丈夫。
ここを下っている途中で、城ヶ尾山山頂の南の支尾根を撮ることを忘れていたことに気が付く・・・。が、戻りたくないので諦めて下る。
引き続き快適な尾根道が続きそう。
ブナ沢乗越までは未踏の区間だ。
そのあとも長いけどな。
まぁ、体力的には大丈夫だろう。
短い下り。
雰囲気的には大界木山~城ヶ尾山間と同じだ。
歩き易い路面。
精神的にも楽な、幅広い開放感のある尾根道。
良いですな。
ここから幾つもピークを越えないといけない・・・、割とチャレンジングなプランだが、何故か気分は楽。
どんどん進もう。
次の中間目的地は中ノ丸だ。
城ヶ尾山から1.3kmくらいだと思われる。
ひたすら・・・。
たんたんと・・・。
歩き続ける。
もうそれだけだ。
先へ・・・。
先へ・・・。
兎に角先へ・・・。
流石にあまりノンビリとはしていられないからな。
サクサクと進まないと・・・。
逆に、とどまって見るようなものも無いしね。
取り立てて眺望も無し。
変化の無い近景のトレイルを真っすぐ見据えて・・・。
ひたすら歩くのみ。
歩き重視派の僕としては文句無いがね。
アップダウンが何度も繰り返される。
今は大丈夫だが、あとでこれがジャブのように効いてこないことを祈るwww
そんなこんなを思いながら・・・。
歩いていると・・・。
いつの間にやら・・・。
中ノ丸に到着(下の写真)。時刻は12:20。
標高は1280m。
トレイルの途中って感じ。
登頂成功のイェ~~イを忘れて先へwww
中ノ丸から下る。
次の中間目的地はブナ沢ノ頭だ。
中ノ丸から600m弱のようだ。
地形図を見ると、これまでと同じような雰囲気の予想。
道標が無いが分岐っぽい所に来た(下の写真)。
右のフラットなBに行きそうだが、意図的に枝でバリケードしている感じ(下の写真)。
甲相国境尾根は左のA(下の写真)。下りだ。
ちょっと急な下り。木階段出現。
こういうところはやっぱり東海自然歩道に指定されているという感じがする。
土留め式階段に変わった。
ここはちょっと長めの下りだな。
徐々に勾配が緩くなる。
鞍部が見えた。
再び幅広くて勾配がやや緩めの尾根道に戻る。
たんたんと・・・。
ひたすら・・・。
進み続ける。
ちょっと長めの登り。
どんどん登っていく。
そして、ブナ沢ノ頭を通過(下の写真)。時刻は12:38。
特に道標無し。トレイルの途中って感じ。
標高は1229m。
下る。
次の中間目的地はブナ沢乗越だ。
ブナ沢ノ頭から600mちょっとのようだ。
ひたすら・・・。
たんたんと・・・。
進み続ける。
そう言えば、なんかちょっと曇ってきたな。
午前中はずっと快晴だったのにな。
まぁ、いいか・・・。
何となく先のほうに菰釣山が見えてきたぞ。
ということは・・・。
あ・・・、あそこだ。
ブナ沢乗越に到着(下の写真)。時刻は12:46。
これで甲相国境尾根の未踏区間は終了。
僕はCから来た。
1ヶ月ほど前に道の駅どうし側からここへB(下の写真)から来たばかりなのに・・・。
あの時は、ここブナ沢乗越に着いた時に城ヶ尾山の有るCのほうへいつか行きたいと思ったが、まさか1か月後にそうなるとは思っていなかったぜ(向きは逆だけど)。
では、次の中間目的地の菰釣山の有るAへ(下の写真)。
前回は例年に無い時期に雪が降った日の翌日のハイクだったが、今日は乾燥した日。
雰囲気が違うな・・・。色が違うといったほうが良い。前回は白の世界。今日は茶色の世界。
少し進むと菰釣山避難小屋が見えてきた。
菰釣避難小屋の前を通過(下の写真)。時刻は12:51。
避難小屋から700m程で菰釣山山頂だ。
ここからは山頂まで登りのみ。
今回は雪が無いので歩き易い。
風景としてはより荒涼としているがね。
前回は白く輝く霧氷だらけだったからな。
まぁ、その分歩きに集中できる。
どんどん登っていく。
もうすぐだな。
あの辺りの筈。
見えてきた。
菰釣山に到着(下の写真)。時刻は13:08。
1か月後にまた来ちゃった。なかなか行きにくい場所だから滅多に来られないと思っていたのにな~~。
標高は1379m。
登頂成功のイェ~~イwww
ここから富士山が見えるのだが、完全に雲に隠れている(下の写真)。午前中だったら晴れていたので見えただろうに・・・。
残念だ。
それ以外は木々に囲まれていて眺望は無い。
南に大栂,椿丸方面へ繋がる支尾根が有る(下の写真)。菰釣山の三角点もすぐ先に有るらしい。
が、今日はパス。
でも、13:00に菰釣山山頂に立てるということは、ここから大栂,椿丸へ向かい浅瀬入口まで日帰りハイクを出来るかな・・・??帰宅したら検討してみよう。
では、さっさと先へ。
今日は菰釣山で時間を割けない。
下り。
雪が無いとこんな感じなのか~~。
下っている時の正面の眺望(下の写真)。
この先の甲相国境尾根がよく見える。実はその左奥に富士山がいるのだが・・・雲隠れ。
下り終了。
ここから先は大界木山~城ヶ尾山~ブナ沢乗越区間よりもちょっとアップダウン激し目だ。特に急勾配ではないのだが、先程までよりかは激し目ということ。
そしてこれから山伏峠までいくつものピークを越えなければいけない。
そして山伏峠まで行かなければ、途中でエスケープできる下山ルートは無いのだ。強引なバリルートは有るのかもしれないが、現実今日中に帰れないような所には下りられないだろう。
とにかく・・・。
たんたんと・・・。
ひたすら・・・。
進み続けるのみ。
今回は2回目だし、雪が無いので前回よりハイペースで進める。
尾根の雰囲気は相変わらず良い感じだ。
尚、1か月前に歩いているので、この先に台風19号の被害による通行困難な箇所は無いというは分かっている。だからプランBが成立するのだ。ちなみにもうこの辺りから引き返すと、山中で日没する可能性が高い。
安心して前へ進める。
次の中間目的地はブナノ丸。
たんたんと・・・。
ひたすら・・・。
進んでいく。
菰釣山から600mの地点にブナノ丸が有る。
もうそろそろだな。
ここを登れば・・・。
ブナノ丸に到着(下の写真)。時刻は13:25。
登頂成功のイェ~~イwww
サッサと先へwww
次の中間目的地は油沢ノ頭だ。
ブナノ丸から960m位先に有る。今度はちょっと距離が空いているぞ。
歩いていれば着くさ・・・。
間違い無く。
どんどん進む。
短いがちょっと急な下り。
どんどん進もう。
小さなピークに登って・・・。
登ったら・・・。
下り。
こういうアップダウンが繰り返される。
歩くペースは悪くない。
アップダウンの繰り返しによる疲労はまだ蓄積されていない。
たんたんと・・・。
ひたすら・・・。
突き進む。
恐らく石保土山辺りが一つの目安になりそう。あそこまでで疲れていたら、山伏峠に下りられてもその後の舗装路歩きで脚が棒になるかも。
そうならないように願うだけ。
かと言って、スピードを緩めるつもりはない。
どんどん進もう。
もう何回アップダウンしたことだろう。
流石に数えてはいない。
まだまだこの先でアップダウンが繰り返されるし・・・。
有ったな~・・・、この丸太の登り。
少しトラバースして・・・。
尾根に復活。
あ、見えた。
油沢ノ頭に到着(下の写真)。時刻は13:42。
標高は13:10m。
登頂成功のイェ~~イwww
さ・・・、下ろうwww
次の中間目的地は樅ノ木沢の頭だ。
油沢ノ頭から700m程先に有る。
でもそれは実は樅ノ木沢の頭と書かれた道標が有る所であって、本当のピークは更に200m程先に有るみたいだがね。
まぁ、どうでもいいです。
ただの通過地点だから。
どんどん・・・。
進んでいく。
またまた・・・また小ピーク越え。
ちょっと急な下り。
そしてまた登り。
全体的には下りが少し長めだと思う。
しかもちょっと急。
鞍部を目指し・・・。
鞍部を過ぎたら次は登り。しかもちょっと急。
丸太階段を登っていく。
やはり大界木山~城ヶ尾山~ブナ沢乗越区間よりもちょっとアップダウン激し目だな。
こういう登りも有るし・・・。
あの小ピークを越えると・・・。
下って・・・。
すぐに登り。
すると・・・。
樅ノ木沢の頭に到着(下の写真)。時刻は14:01。
標高は1306m。
登頂成功のイェ~~イwww
では先へ。
下りだ。
次の中間目的地は西沢ノ頭だ。
木の根を越え・・・。
階段の登りにまたまた突入。
どんどん登っていく。
どんどん登る。
フラット区間で歩きながら疲労回復。
下りだ。
次の登りは短い。
登れば・・・。
下る。
ひたすらその繰り返しだ。
また少し日差しが出てきた。
冬晴れの尾根歩きのほうが良い。
また曇ったwww
ちょっと痩せ気味の尾根。
また晴れてきた。今日の天気は晴れ時々曇りってとこだな。
左手の南東の方角の山並みが見える(下の写真)。遠くに檜岳山稜や高松山が見える。
手前二つ目の左から真ん中へ下り気味の稜線は菰釣山~大栂~大椿の尾根で、途中のピークが大栂。
先へ・・・。
ちょっと登って・・・。
フラットな尾根道。
徐々に下り。
グイっと・・・。
下り。
どんどん下って・・・。
鞍部。
次の登り。
丸太階段。
ちょい長めですな。
また素敵なフラットの尾根道。
少し登りになり、その先に道標が見える。
あ・・・、ここだ。
西沢ノ頭に到着(下の写真)。時刻は14:12。
登頂成功のイェ~~イwww
道標に従ってやや直角気味に方角変更。
次の中間目的地は石保土山だ。西沢ノ頭から1kmちょっと先だ。
石保土山まで来ると山伏峠分岐が近いので、だいぶ安心感が出てくる。
たんたんと・・・。
ひたすら・・・。
進んでいく。
また曇ってきた。
どんどん進もう。
ちょっと長めの急な下り。
階段で下りていく。
下りが終わって、すぐに登り。
木階段の急な登りだ。
ただ、短いのですぐに勾配は緩くなる。
小ピークを越え・・・。
緩い下り。
長めの緩い下りだ。
次は登り。
アップダウンの繰り返しはずーーーっと続いている。
少し疲れてきたけど、まだ大丈夫。ペースは殆ど落ちていない。
登りが見える。
丸太階段を登る。
石保土山はまだ先。
ここは名無しの小ピーク。
たんたんと・・・。
ひたすら・・・。
進んでいく。
地形のほうもたんたんとアップダウンを繰り返してくれるwww
登りますよ。
そうしないと帰れないからね。
GPSで確認すると、もうすぐ石保土山だ。
この緩い登りの先だ。
あの辺りだな。
石保土山に到着(下の写真)。時刻は14:30。
標高は1297.3m。
登頂成功のイェ~~イwww
ここは三角点が有る。
三角点ゲットのイェ~~イwww
さぁ、次の中間目的地は要所小屋ノ頭だ。約980m位先だ。
下り~~。
どんどん下る。
長めの下り。
まだ続く。
鞍部に降り立った。
次の緩い短めの登り。
小ピークを抜ける。
たんたんと・・・。
ひたすら・・・。
進んでいく。
快適な尾根は続く。
左手がちょっと開けて遠景が見える(下の写真)。
先程と同じく南東の方角だ。
先へ・・・。
引き続きアップダウンが繰り返される。
登っては・・・。
下って・・・。
ひたすら繰り返される。
また日差しが出てきた。
良い感じ。
ただ、撮影の時はちょっと困る位置に太陽が・・・。
少し太陽の位置も下がってきているので、登りでは余計にレンズに飛び込んでくる。
木々も多くが落葉しているので、陽の光が入り易い。
撮影では困るが、ハイクそのものにとってはこれで良い。
どんどん進む。
太陽に向かって進んでいくかのよう。
もうすぐだな・・・。
見えた。
要所小屋ノ頭に到着(下の写真)。時刻は14:48。
僕はCから来た。
Bのほうに快適な緩い下りがあるが(上の写真の下段)、あれは大棚方面に下る西丸東丸ルートの尾根だ。いつか行ってみたいものだ。
今日は予定通りにAへ(下の写真)。次の中間目的地はいよいよ山伏峠分岐だ。0.5km先だ。
ではAへ下る。
長めの階段の下り。
どんどん下る。
結構長いな。
一旦フラットになった。
階段の無い、急な下り。
水ノ木分岐を通過。
笹薮の間のトレイルを進む。
進んでいくと・・・。
記憶に有る鉄塔。
左手が開けている(下の写真)。
手前の左のピークは西丸。
先へ・・・。
再び林の中へ。
ここは少し尾根から下がってトラバースだ。
大棚ノ頭のピークを巻く道だ。大棚ノ頭のピークは今回もスルー。
このトラバースが終わると・・・。
山伏峠分岐の筈。
正解。
山伏峠分岐に到着(下の写真)。時刻は14:56。
ほぼ15:00に着いた。良いペースだ。
Bは高指山のほうへ進む甲相国境尾根の続きだ(上の写真の下段)。一か月前のハイクではBへ進んだ。
今日は折り返すようにAの山伏峠のほうへ進む(下の写真)。甲相国境尾根とはここでおさらばだ。
ここからは未踏。
フラットに近い緩い下り。
徐々に下り勾配が出てきた。
尾根からどんどん離れていく。どんどん山梨県側へ踏み込んでいく。
なかなか良いトレイルだ。
何度か緩く折り返す。
斜面自体も緩やかなほうだな。
右手の木々の間からちょっとだけ御正体山付近の稜線が見える(下の写真)。
どんどん下る。
少し勾配が強くなった。
鉄塔の下をくぐる。
どんどん・・・。
ひたすら下っていくと。
ここで分岐(下の写真)。
まっすぐAが正解だが、何故か僕はBに入ってしまった。
下りということに魅かれてしまったというか・・・。ミス・コースしていることに気が付かないまま奥へ・・・。
案外とトレイルらしいし・・・。
まだ気が付かない。
枝がトレイルを遮る。
本来の登山道ならこういう物は片付けられるが・・・。
なんか路面の落ち枝が靴に絡みつくようになってきて、おかしいと気が付き始める。
ただ、まぁ、またこういう綺麗な所に出たので、下っていくが・・・。
流石にGPSで確認すると、結構外れている。
もう誤差程度ではない。
明らかなミス・コース。
もう山中湖村側にいるし・・・。
このまま山伏峠をスルーしてR413上に戻れるかもと思い、更にちょっと奥へ下ったが、トレイルが消えて駄目そうなので(写真は無し)引き返すことにする。
このミス・コースしたトレイルは何かの作業道だったのか・・・。
そして・・・引き返してきた(下の写真)。下の写真の右から左へ行けば良かったのだ。
正しいルートに復活。
結構タイムロスした~~。20分のロス。しかも登って戻ったので疲れた。
ここに来て疲れを感じ始めた。
すると・・・。
山伏峠に到着(下の写真)。時刻は15:29。
Bは道志山塊側へ入るトレイル(上の写真)。R413へはAだ。
どんどん下る。
もうすぐ林から出るだろう。
下っていくと・・・。
先のほうがちょっと広い。
もう林から出る。
林から出たところで、振り返って撮影(下の写真)。
そのまま開けている所を進んでいく。
舗装路が見えた。
R413だ。どうし道に出た。
舗装路出合のすぐ左手が山伏峠トンネルだ(下の写真)。時刻は15:37。
トンネルに入って道志村から山中湖村へ・・・。
山伏峠の下を抜ける(正確にはちょっとずれているけど)。
トンネルから出た。
山中湖村に入った。
あとは山中湖方面へひたすら下るのみ。
暫く道路脇に建物無し。
徐々に建物が現れてきた。
この舗装路歩きの間にこれまでの疲れが出てきた。
ひたすら歩き続ける。
クルマは時々通る程度なのでまだ楽だが・・・。
暗くなってきたな。
かなり建物が増えた。
そして平野バス停の前まで下ってきた(下の写真)。時刻は16:32。
この時間帯は暫く平野バス停から旭日丘バスターミナル方面へ向かうバスが無い。旭日丘バスターミナルに行かないと御殿場駅方面へ向かうバスは無いのだ。
平野バス停でバスを待つよりも、山中湖畔のR413を引き続き歩いて旭日丘まで行った方が早く帰れる。
ということで、まだ舗装路歩き。
だいぶ疲れてきた。
夕暮れの富士山。
なんかちょっと怖い感じ。
日が沈む~~。
夕暮れの山中湖。
日没・・・。
完全に日没した後、R413とR318の合流地点、旭日丘に到着。
R138に入り、御殿場方面への登り坂をちょっと進むと・・・。
富士急山梨バス・山中湖旭日丘バス停に到着(下の写真)。ここでゴール。
時刻は17:16。
結局山伏トンネルからここまで1時間40分の舗装路歩きになった。最後に8km強の舗装路歩きはなかなか疲れる。
暫し待っていると御殿場駅行きのバスが到着して乗り込む。途中で渋滞に巻き込まれ、御殿場駅に着くのが結構遅れた。
御殿場駅から電車に乗り込み、あとは何度か乗り継ぎつつ、一路横浜市内へ。
21:04に無事に帰宅。
さて今回の山行の感想は・・・。
当初、城ヶ尾山から先は城ヶ尾山→信玄平→地蔵平→大又沢林道→浅瀬入口というプラン(プランA)を目論んでいたが、城ヶ尾山の急な支尾根を下っていく勇気が湧かずに信玄平を断念し、そのまま甲相国境尾根を歩いて山伏峠へ下山するというプランBに切り替えたわけで、元々の最大の目標地点であった信玄平に立つことが出来なくて残念だった。
まぁ、代わりにブナ沢乗越までの甲相国境尾根の未踏区間を歩くことが出来、それはそれで良かったと思う。
また先月にブナ沢乗越以西の菰釣山や石保土山等々は歩いたばかりだったが、その時は霧氷と残雪で白い世界の中のハイクだったのに対し、今回は晩秋の11月のような感じの尾根道歩きを出来、その違いを味わえたのも良かった。ただ、結構疲れたし、一度歩いた道を何度も歩くことが好きではない僕としては、向こう数年は結構という感じwww 菰釣山も向こう数年はいいや・・・という気分だwww
未踏だった大界木山に立てたのも良かった。名まえが私の琴線に触れるような印象的なものだったからだが・・・。
総じて、展望は楽しめないコースだったが、歩き重視派の私としては西丹沢の尾根歩きを満喫出来て十分に満足。でも過去2番目に長い距離と、アップダウン連続による過去最高の総上昇量と、ちょっとウンザリ気味の山中湖畔の舗装路歩きに結構疲れたというのが本音だ。
それ故、今回をこのまま今年2019年の山行納めにするか、あるいはあと1回、もっと超低山で短い距離のハイクを散歩気分でやって山行納めとするかくらいにしたいと思う。
信玄平へはまたの機会に素直に地蔵平からアプローチすることでリベンジしたいと思う。出来ればそのまま城ヶ尾山・甲相国境尾根へ登りたいと思う。
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コース概略/
(自宅(5:23)→○○線・△△駅→□□駅・小田急小田原線→新松田駅・富士急湘南バス・新松田駅バス停→)
富士急湘南バス・大滝橋バス停(8:22)→マスキ嵐沢標識(8:59)→一軒屋避難小屋(9:24)→鬼石沢(大滝沢本流)(9:28)→大滝峠上(9:57)→畦ヶ丸避難小屋(10:34)→モロクボ沢ノ頭(10:53)→大界木山山頂(11:28)→城ヶ尾峠(サガセ峠)(11:49)→城ヶ尾山(桃ノ木ゾーリ)山頂(11:52)→中ノ丸(中丸)(12:20)→ブナ沢ノ頭(カモオキ沢ノ頭)(12:38)→ブナ沢乗越(大又コシッパ)(12:46)→菰釣避難小屋(12:51)→菰釣山山頂(13:08)→ブナノ丸(13:25)→油沢ノ頭(西沢山)(13:42)→樅ノ木沢の頭(モチハギ丸・鳥屋山)(14:01)→西沢ノ頭(西尾根丸)(14:12)→石保土山(西ノ丸)山頂(14:30)→要所小屋ノ頭(14:48)→水ノ木分岐(14:51)→山伏峠分岐分岐(14:56)→山伏峠(15:37)→R413→平野バス停(16:32)→R413→R138→富士急山梨バス・山中湖旭日丘バス停(17:16)
(→御殿場駅バスターミナル・JR御殿場線・御殿場駅→松田駅→(徒歩)→小田急小田原線・新松田駅→□□駅・○○線→△△駅→自宅(21:04))
GPSデータ/
歩行距離/26.8km
歩行時間/6hr56min
停止時間/1hr47min
最高速度/9.5km/hr
移動平均速度/3.9km/hr
全体平均速度/3.1km/hr
標高差/932m
総上昇量/2004m
最高標高/1379m(菰釣山山頂)
積算歩行距離/1773km
積算総上昇量/111171m
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